JPH07303128A - 電話制御装置 - Google Patents

電話制御装置

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JPH07303128A
JPH07303128A JP7008180A JP818095A JPH07303128A JP H07303128 A JPH07303128 A JP H07303128A JP 7008180 A JP7008180 A JP 7008180A JP 818095 A JP818095 A JP 818095A JP H07303128 A JPH07303128 A JP H07303128A
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telephone
signal
digital
controller
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JP7008180A
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Dale E Gulick
デイル・イー・グリック
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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シングルチップディジタル応答マシン、電
話、スピーカホンおよびアナログ表示サービスインタフ
ェース制御装置回路を提供する。 【構成】 メモリへの記憶およびそこからのデータの検
索を制御するメモリインタフェース手段を含む制御手段
と、可聴入力を表わす電気信号をディジタルデータに変
換しディジタル信号を可聴出力を表わす電気信号に変換
する単一のディジタル信号プロセッサ154と、ディジ
タル信号プロセッサ154を電話回線12に結合する電
話回線インタフェース手段と、電話回線インタフェース
をスピーカとマイクロホンとに結合するユーザインタフ
ェースとを含む、電話制御装置38を含む。制御装置3
8とディジタル信号プロセッサ154と電話回線インタ
フェースとユーザインタフェースとはすべて共通の集積
回路内に集積化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】この発明は一般に、電話を制御し電話を
電話回線に結合するための電話制御装置に関する。より
特定的には、この発明は、好ましくは単一の集積回路に
作製され、電話、ディジタル留守番電話、スピーカホン
またはADSI制御装置として機能する電話製品を構成
するのに必要な資源を提供する、回路に関する。これら
の資源をすべて1つの集積回路に集積化し、単一のディ
ジタル信号プロセッサを用いてこれらの機能を提供する
ことにより、この発明はこれまで実現できなかった独自
の経済性を達成する。
【0002】電話、留守番電話およびスピーカホンのよ
うな電話製品は消費財であるため、それらはコストの問
題に特に敏感である。他の競合製品よりも安価に製造さ
れかつそれと同じまたは付加的な特性を提供することの
できるいかなる電話製品も、競合製品に対して大きな商
業上の利点を享受する。したがって、電話製品のための
コンポーネントの設計および展開においては、そのよう
なコンポーネントのコストとそのようなコンポーネント
の製造および相互接続に関連するコストとを最小限にす
ることが望ましい。
【0003】電話製品のためのコンポーネントの設計に
おいては、経済的にみて達成可能な限り多くの機能およ
び特性を提供することはさらに望ましい。独自の特性は
競合製品に対してさらなる経済的な利点を与える。さら
に、単一の電話製品または電話製品のためのコンポーネ
ントに複数の特性があれば、単にこれらの特性を活性化
または不活性化することによって、製造業者は一連の操
作的な特性を有する製品のラインを提供できる。こうし
て、製造業者は幅広い製品ラインを提供しかつ製造コス
トを最小限にすることができる。製造中にハイエンドの
製品において付加的な特性を活性化することにより、同
一のコンポーネントを用いてハイエンドおよびローエン
ドの製品を製造することができる。
【0004】広く利用可能な電話の特性の大部分を単一
の消費財としての電話製品に組込むことは商業的に好ま
しい。そのような電話製品は、ADSI機能を有する、
電話、ディジタル留守番電話およびスピーカホンを与え
る。電話はマイクロホンおよび受話口を含む受話器とダ
イヤルするためのキーパッドを最少限含む。電子電話は
発信音、話中音および呼出音を発生する必要がさらにあ
るだろう。したがって、発信音、話中音および呼出音を
含む可聴出力を発生するために、電話に伴って、ディジ
タル信号処理手段が必要となる。
【0005】アナログ表示サービスインタフェースまた
はADSIは表示ベースの電話にインタフェースするた
めの標準化されたプロトコルである。表示ベースの電話
は一般には、液晶表示のような文字表示を有する単純な
旧式の電話機(POTS)である。プロトコルは、最大
40字×33行までの、可変表示サイズをサポートす
る。電話は、プログラム可能な、パーソナルコンピュー
タのキーボードの機能キーに類似する、様々な「ソフト
キー」をさらに含む。ADSIプロトコルの下では、デ
ータは音声伝送と同じ回線を用いて電話に伝送される。
データは、受取られてディジタルデータを形成するため
にデコードされる発信音−多重周波数コードとして伝え
られる。データの一部はディスプレイ上に表示されても
よいし、データの別の部分はソフトキーのプログラミン
グを含む、電話の動作を制御してもよい。音声データは
ユーザの可聴プロンプトを与えるためにさらに伝送され
てもよい。プログラマブルソフトキーからのデータを含
む、電話からの応答はDTMFコードを用いてエンコー
ドされ、同じ電話回線を介して伝えられる。したがっ
て、DTMFコードを受取ってディジタルデータにデコ
ードし、ディジタルデータをDTMFトーンとしてエン
コードするために、ADSI制御装置に伴ってディジタ
ル信号プロセッサ手段が必要となる。
【0006】ディジタル留守番電話は従来のテープ留守
番電話と同じ機能性を提供するが、メッセージを磁気テ
ープにではなく固体メモリに記憶する。テープを送るた
めに必要とされる機械的な部分を除くことで、テープ留
守番電話よりも信頼性が増大する。さらに、ディジタル
留守番電話を実現するために必要な集積回路はテープ留
守番電話よりも必要とされる物理的空間がはるかに少な
い。ディジタル留守番電話は1つ以上の出力メッセージ
と1つ以上の入来メッセージとを記憶する。ディジタル
留守番電話はさらにメモリに記憶されるデータから音声
合成を行なってもよい。合成された音声メッセージは記
録されるメッセージのための時間および日付スタンプと
して与えられてもよい。物理的なメモリの必要条件を緩
和するために、音声データは好ましくは記憶のために圧
縮され再生のために伸張される。ディジタル留守番電話
は電話のキーパッドから受取られるキーパッドエントリ
または電話回線で遠く離れた場所から受取られるDTM
Fトーンによって制御可能であろう。したがって、アナ
ログ可聴入力をディジタルデータに変換しディジタルデ
ータをアナログ可聴出力に変換し、DTMFコードをデ
ィジタルデータに変換し、圧縮および伸張アルゴリズム
を行なうために、ディジタル留守番電話に伴ってディジ
タル信号処理手段が必要となる。
【0007】スピーカホンは手を使わないで電話を操作
することを可能にする。スピーカホンは、通話を表わす
電気信号を可聴音に変換するためのスピーカと、通話の
ような可聴入力を電気信号に変換するためのマイクロホ
ンとを含む。制御回路は、スピーカまたはマイクロホン
のいずれをも別々に可能化するために、スピーカに与え
られる電気信号とマイクロホンから受取られる電気信号
とをモニタする。スピーカホンマイクロホンとスピーカ
ホンスピーカを活性化し電話の受話器マイクロホンおよ
び受話口を不活性化するためにスピーカホンスイッチが
設けられてもよい。ディジタル留守番電話と組合せて用
いられる場合には、スピーカホンマイクロホンは出力メ
ッセージを記録するために用いられてもよく、スピーカ
ホンスピーカは記録された出力メッセージまたは入来メ
ッセージを再生するために用いられてもよい。したがっ
て、アナログ音声信号をディジタルデータに変換し、デ
ィジタルデータを圧縮し、圧縮ディジタルデータを伸張
し、ディジタルデータを音声信号に変換するために、デ
ィジタル信号処理手段が必要となる。
【0008】電話制御装置の実現には電話制御装置を電
話回線に結合するためのアナログインタフェースが必要
である。電話回線はティップ(tip)およびリング(rin
g) として広く知られる2つの線で電話信号を伝える。
呼出信号を含む電話信号は標準化される。アナログイン
タフェースは、ティップおよびリングからアナログ入力
信号を受取り、アナログ出力信号をティップおよびリン
グに与え、受話器マイクロホンから可聴入力信号を受取
り、受話器受話口に可聴出力信号を与え、側音を与えな
ければならない。側音経路は、ユーザにとってより快適
なインタフェースを提供するために、受話器受話口に出
力音声信号の一部を与える。
【0009】明らかなように、電話、ディジタル留守番
電話、スピーカホンおよびADSI制御装置の機能を果
たすために必要な構成を組合せるにはかなりのハードウ
ェアが必要である。特に、これらの装置の各々はディジ
タル信号プロセッサを必要とする。さらに、AD変換の
間におけるDTMF検出およびデータ圧縮のような、異
なる信号プロセッサによって行なわれる機能は同時に行
なわれることを必要とするだろう。さらに、組合わされ
た電話製品の異なる機能を調整するために、マイクロコ
ントローラのような制御手段が必要とされる。
【0010】さらに、頑健さ(ロバストネス) のため
に、そのような組合わされた電話製品は1つ以上の動作
モードが与えられるべきである。好ましくは、製品は回
線コードを介して与えられるAC電源で動作可能であ
る。停電の場合には、製品は、電話回線から電力供給さ
れて、電話機能を提供し続けるべきである。ディジタル
信号プロセッサおよびマイクロコントローラは命令のプ
ログラムに応答して動作するため、そのような組合わさ
れた電話製品は命令のプログラムを展開するためのイン
サーキットエミュレーションモードを含むべきである。
【0011】1つの公知の電話製品は5つの別個の集積
回路で機能する電話およびディジタル留守番電話機能を
提供する。1つのチップは音声プロセッサを含み、第2
のチップはADおよびDA変換を含むコーデックを与
え、第3のチップは電話回線に結合するためのデータア
クセス構成を与え、第4のチップは音声プロセッサのた
めのマイクロコントローラを設け、第5のチップはデー
タアクセス構成とキーボードのためのマイクロコントロ
ーラを設ける。この製品は、その1つは音声プロセッサ
チップのためであり、もう1つはDAおよびAD変換お
よびフィルタリングのためである、少なくとも2つのデ
ィジタル信号プロセッサを必要とする。
【0012】このような多重チップ設計は消費財として
の電話製品において実現するには高価である。5つの異
なる集積回路はPCボード(printed circuit board)上
にかなりの領域または「リアルエステート」を必要とす
る。装置間の多くの相互接続は製造コストおよび製造時
間を増大させ製品の信頼性を低下させる。2つのディジ
タル信号プロセッサを必要とする設計は命令の2つの別
々のプログラムの開発を必要とし、開発時間および開発
コストを増大させる。さらに、2つのディジタル信号プ
ロセッサを使用すると重複が起こり、エネルギーおよび
リアルエステートを浪費して非効率的である。
【0013】したがって、当該分野では、電話制御装
置、ディジタル留守番電話制御装置、スピーカホン制御
装置およびADSIの機能を組合せる単一の集積回路装
置が要求される。この発明はそのような装置を提供し、
それによって先行技術の装置では実現できない独自のコ
ストおよび性能の利点を提供する。単一の集積回路内に
おける集積化は電話制御装置のすべての機能を制御する
単一のディジタル信号プロセッサの使用を可能にする。
単一のチップは制御装置のディジタル機能とアナログ機
能との両方を集積化し、それによってアナログ信号経路
のノイズおよびその結果ディジタル信号に起こる不正確
さを減少させる。単一の集積回路への集積化ではすべて
のこれらの特性を組合せる電話製品を実現するのに必要
とされる部品がより少なく、ゆえに相互接続もより少な
くて済む。このことは製造コストを減少させ信頼性を増
大させる。さらに、単一チップの使用は、別個の集積回
路間で信号を駆動するのに必要な高電力出力回路を必要
としないので、電力消費が減少する。さらに、単一の集
積回路の使用は、信号減衰およびフィルタリング、呼出
検出ならびにオフフック検出のような機能のオンチップ
制御と、活性モード、低電力遮断モードおよびインサー
キットエミュレーションモードのような異なる動作モー
ドとを可能にする。
【0014】
【発明の概要】この発明は、電話を制御し、電話を電話
回線に結合するための電話制御装置を提供する。電話は
メモリと、可聴出力を与えるためのスピーカ手段と、可
聴入力を受取るためのマイクロホン手段とを含む。電話
制御装置はメモリにおける記憶とメモリからのデータの
検索とを制御するためのメモリインタフェース手段を含
む制御手段を含み、メモリ制御手段はメモリバスによっ
てメモリに結合され、メモリインタフェース手段はイン
タフェースバスに結合される。電話制御装置は、可聴入
力を表わす電気信号をディジタルデータに変換し、ディ
ジタルデータを可聴出力を表わす電気信号に変換するた
めの、ディジタル信号プロセッサをさらに含み、ディジ
タル信号プロセッサはインタフェースバスに結合されメ
モリインタフェース手段とディジタルデータを通信す
る。電話制御装置は、ディジタル信号プロセッサを電話
回線に接続して、電話回線とディジタル信号プロセッサ
との間で可聴入力および可聴出力を表わす電気信号を伝
え、ディジタル信号プロセッサからスピーカ手段に可聴
入力を表わす電気信号を伝え、マイクロホン手段からデ
ィジタル信号プロセッサへ可聴入力を表わす電気信号を
伝えるための、電話回線インタフェース手段をさらに含
む。電話制御装置は、電話回線インタフェース手段をス
ピーカ手段とマイクロホン手段とに結合するためのユー
ザインタフェース手段をさらに含む。制御手段、ディジ
タル信号プロセッサ、ならびに電話回線インタフェース
手段、ユーザインタフェース手段およびインタフェース
バスは共通の集積回路に集積化される。
【0015】この発明は電話を電話網に結合し圧縮ディ
ジタル出力メッセージと1つ以上の圧縮ディジタル入来
メッセージとを記憶するよう適合されるディジタル留守
番電話を提供するための集積化された電話制御装置を提
供する。電話網は入来電気信号と出力電気信号とを含む
電気信号を通信する。電話は、可聴入力を出力電気信号
に変換するための受話器マイクロホンを含むマイクロホ
ン手段と、入来電気信号を可聴出力に変換するための受
話器受話口を含むスピーカ手段とを有する。電話は多重
ビットポートを有するメモリ手段を含み、メモリ手段は
圧縮ディジタル出力メッセージと1つ以上の圧縮ディジ
タル入来メッセージとを記憶する。集積化された電話制
御装置は電話制御装置を電話網に結合するための電話網
インタフェース手段を含み、電話網インタフェース手段
は、電話網に結合され電話網から入来電気信号を受取る
ための電話網レシーバ手段と、電話網に結合され電話網
に出力電気信号を送信するための電話網トランスミッタ
手段とを含む。
【0016】集積化された電話制御装置は、電話網レシ
ーバ手段と受話器受話口との間に結合され入来電気信号
を受話器受話口に伝えるための受話口ドライバ手段と、
受話器マイクロホンと電話網トランスミッタ手段との間
に結合され出力電気信号を電話網トランスミッタ手段に
伝えるための受話器マイクロホンレシーバ手段とを含
む、受話器インタフェース手段をさらに含む。集積化さ
れた電話制御装置は、電話網レシーバ手段に結合されて
電話網レシーバ手段から入来電気信号を受取り入来電気
信号をディジタル入来信号に変換するための第1のAD
変換器手段と、ディジタル入来信号を圧縮して圧縮ディ
ジタル入来信号を発生する圧縮手段と、圧縮ディジタル
出力信号を伸張してディジタル出力信号を発生する伸張
手段と、伸張手段と電話網トランスミッタ手段との間に
結合されてディジタル出力信号を出力電気信号に変換し
出力電気信号を電話網トランスミッタ手段に伝えるため
の第1のDA変換器手段とを含む、プロセッサをさらに
含み、プロセッサは、圧縮ディジタル入来信号を受信
し、圧縮ディジタル出力信号を送信するための、多重ビ
ットポートを有する。
【0017】集積化された電話制御装置は多重ビットポ
ートがプロセッサ多重ビットポートに結合されるメモリ
インタフェース手段を含む制御手段をさらに含み、メモ
リインタフェース手段は、圧縮ディジタル入来信号を受
取り圧縮ディジタル入来信号を組合せて1つ以上の圧縮
ディジタル入来メッセージを形成し1つ以上の圧縮ディ
ジタル入来メッセージをメモリ手段に記憶し、メモリ手
段から圧縮ディジタル出力メッセージを受取り圧縮ディ
ジタル出力メッセージから圧縮ディジタル出力信号を形
成し圧縮ディジタル出力信号をプロセッサに伝える。集
積化された電話制御装置はプロセッサ多重ビットポート
とメモリインタフェース手段多重ビットポートとに結合
され制御手段とプロセッサとを結合するためのバス手段
をさらに含む。電話網インタフェース手段、受話器イン
タフェース手段、プロセッサ、制御手段およびバス手段
は単一の集積回路に集積化される。
【0018】新規であると信ずるところの、この発明の
特徴を前掲の特許請求の範囲に詳細に述べる。この発明
ならびにそのさらなる目的および利点は、幾つかの図に
おいては同じ参照番号は同じ要素を示す添付の図面とと
もに、以下の説明を参照することによって、最もよく理
解されるであろう。
【0019】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1はこの発明が用い
られるであろう電話装置10の図である。電話装置10
は電話回線12に結合される。電話回線12は商業目的
の電話網から入来電話信号を伝え商業目的の電話網に出
力電話信号を伝える。電話信号は通話を表わす信号とデ
ータを表わす信号とを含んでもよい。電話装置10は本
体14と、コード18によって本体14に結合される受
話器16とを含む。
【0020】本体14は第1の複数のキーを含むキーパ
ッド20を含む。本体14は好ましくはスピーカホンス
ピーカ22とスピーカホンマイクロホン24とスピーカ
ホンスイッチ26とをさらに含む。スピーカホンスイッ
チ26はユーザが手を使わずに電話装置10を操作する
ためにスピーカホンスピーカ22とスピーカホンマイク
ロホン24とを選択的に活性化させることを可能にす
る。本体14は第2の複数のキーを含む機能キーパッド
28をさらに含む。たとえば、電話装置10に予め定め
られる番号をダイヤルさせるように、これらのキーは別
々にプログラムされてもよい。代替的には、電話装置1
0がディジタル留守番電話を実現する場合には、これら
のキーは、出力メッセージ記録および入来メッセージ再
生のような、ディジタル留守番電話の機能を制御しても
よい。電話装置10がスピーカホンを実施する場合に
は、これらのキーの1つ以上は、スピーカホンスピーカ
22からの音量またはスピーカホンマイクロホン24の
感度を変えるためのプログラマブル減衰器を制御しても
よい。
【0021】本体14は好ましくはディスプレイ30と
ソフトキー32とをさらに含む。ディスプレイは、日付
および時間、出力通話のためにダイヤルされる番号また
は入来呼出の出所のような視覚的情報をユーザに提供し
てもよい。さらに、ソフトキー32に関連して、ディス
プレイ30はアナログ表示サービスインタフェース(A
DSI)プロトコルに従って情報を表示してもよい。こ
のプロトコルに従うと、データは電話回線12を介して
音声情報とともに受取られる。データはデュアルトーン
の多重周波数(DTMF)トーンの形であってもよい。
受取られたデータに応答して、電話装置10はディスプ
レイ30上にデータの一部を表示してもよい。受取られ
たデータにさらに応答して、受取られたデータによって
効果が判断される出力を生ずるよう、ソフトキー32は
プログラム可能であってもよい。
【0022】電話装置10は好ましくはラインコード3
3に結合されコンセントまたは他のソースから交流(A
C)電力を受取る。AC電力は電話装置10を動作させ
るためにDC電力に変換される。停電の場合には、電話
装置10は好ましくは電話回線12で供給される動作電
圧によって電力供給される。
【0023】電話装置10は好ましくは幾つかの動作モ
ードのうちの任意の1つで動作する。電話または留守番
電話機能が使用中のときには必ず活性モードが起こる。
電話装置10が活性状態で使用されていないときは、そ
れは遮断モードにある。POTS(「単純な旧式の電話
サービス」)モードでは、電話装置10は電話回線12
によって電力供給される。インサーキットエミュレーシ
ョンモードでは、外部のインサーキットエミュレータが
オンチップマイクロコントローラの代わりに動作する。
【0024】図2は図1の電話装置10のブロック図で
あり、この発明を実施するものである。装置10は一般
的に電話制御装置38と整流器40とループ保持回路4
2とを含む。電話装置10は、電圧レギュレータ44と
フックスイッチ46と変圧器48とリアルタイムクロッ
ク水晶発振器50とクロックジェネレータ水晶発振器5
2と音声RAM54とをさらに含む。電話装置10は、
ディスプレイ30およびソフトキー32のような他の周
辺装置に結合されてもよい。電話装置10は、受話器1
6にある、コード18によって電話制御装置38に結合
される、受話器受話口56と受話器マイクロホン58と
をさらに含む。電話装置10はキーパッド20とスピー
カホンスピーカ22とスピーカホンマイクロホン24と
をさらに含む。
【0025】整流器40と電圧レギュレータ44とは、
AC電力が利用できない場合に、DC電力を発生して電
話装置10に電力を供給する。DC電力は電圧レギュレ
ータ44の端子45で供給される。
【0026】この発明に従うと、電話制御装置38は好
ましくは単一の集積回路に作製される。電話制御装置3
8は好ましくは、呼出検出器62、リアルタイムクロッ
ク手段64、バッテリモニタ66、ウォッチドッグタイ
マ68、クロックジェネレータ70、メモリインタフェ
ース72、リードオンリメモリ74、マイクロコントロ
ーラ76、割込制御装置78、キーパッドスキャナ8
0、トライレベル入力82、ディジタル信号プロセッサ
回路84およびインタフェースバス86を含む。呼出検
出器62、リアルタイムクロック手段64、バッテリモ
ニタ66、ウォッチドッグタイマ68、クロックジェネ
レータ70、メモリインタフェース72、マイクロコン
トローラ76、割込制御装置78、キーパッドスキャナ
80、トライレベル入力82、およびディジタル信号プ
ロセッサ回路84はすべて、データおよび制御信号を送
るためにインタフェースバス86に結合される。
【0027】電話制御装置38は、出力90と92とに
結合される出力増幅器88と、プログラマブル減衰器9
4とスイッチ96とをさらに含む。スイッチ96はプロ
グラマブル減衰器94をディジタル信号プロセッサ回路
84の出力98に選択的に結合するためのCMOS転送
ゲートまたは他の素子であってもよい。スイッチ96は
インタフェースバス86を介してマイクロコントローラ
76によって与えられる制御信号に応答する。図面を過
度に複雑にしないように、これらの制御接続は図2には
示されない。
【0028】出力90および92はループ保持回路42
によって電話回線12に結合される変圧器48に結合さ
れる。こうして、出力増幅器88、プログラマブル減衰
器94およびスイッチ96は出力電気信号を電話網に伝
送するための電話網トランスミッタ手段を形成する。
【0029】変圧器48は電話制御装置38の入力10
0にさらに結合される。マイクロコントローラ76から
受取られた制御信号に応答して入力増幅器104の入力
105を入力100に選択的に結合するための入力10
0にスイッチ102が結合される。入力増幅器104は
好ましくは自動利得制御増幅器であり、自動利得制御を
与えるための入力108を含む。抵抗器またはコンデン
サを含む、自動利得制御増幅器104のためのフィード
バック網は、電話制御装置38から分離して、チップの
外に位置してもよい。電話制御装置38はフィードバッ
ク網を入力108に結合するための入力または出力接続
部をさらに含んでもよい。入力増幅器104の出力10
6はディジタル信号プロセッサ回路84の入力110に
結合される。スイッチ102と入力増幅器104とはこ
うして電話網レシーバ手段を形成して電話網から入来電
気信号を受取る。
【0030】入力増幅器104の出力106はスイッチ
112にさらに結合される。スイッチ112はマイクロ
コントローラ76から受取った制御信号に応答して入力
増幅器104をプログラマブル減衰器114に選択的に
結合する。プログラマブル減衰器114は出力増幅器1
16に結合され、それは出力118と120とに結合さ
れる。スピーカホンスピーカ22は出力118および1
20に結合される。プログラマブル減衰器114はスイ
ッチ122にさらに結合され、それはマイクロコントロ
ーラ76から受取った制御信号に応答してプログラマブ
ル減衰器をディジタル信号プロセッサ回路84の出力9
8に選択的に結合する。プログラマブル減衰器114は
スイッチ124にさらに結合され、それはプログラマブ
ル減衰器114をディジタル信号プロセッサ回路84の
出力126に選択的に結合する。出力増幅器116、プ
ログラマブル減衰器114、スイッチ122、スイッチ
112およびスイッチ124はこうしてスピーカドライ
バ手段を形成してスピーカ電気信号をスピーカホンスピ
ーカに伝える。
【0031】電話制御装置38はマイクロホン前置増幅
器128をさらに含む。マイクロホン前置増幅器128
は入力130と132とに結合され、それらはスピーカ
ホンマイクロホン24に結合される。マイクロホン前置
増幅器の出力134はスイッチ136を介して入力増幅
器104の入力105に結合される。マイクロホン前置
増幅器128とスイッチ136とはこうしてマイクロホ
ンレシーバ手段を形成してスピーカホンマイクロホンか
らのマイクロホン電気信号を電話網トランスミッタ手段
に伝える。スイッチ136はマイクロホン前置増幅器1
28の出力134をディジタル信号プロセッサ回路84
の入力154にさらに選択的に結合する。
【0032】電話制御装置38は受話口ドライバ138
をさらに含む。受話口ドライバ138の出力は出力14
0に結合される。受話器受話口56は出力140に結合
される。電話制御装置38は入力144に結合されるマ
イクロホンレシーバ142をさらに含む。受話器マイク
ロホン58は入力144に結合される。マイクロホンレ
シーバ142の出力146はスイッチ148に結合され
る。スイッチ148はマイクロホンレシーバ142の出
力146をプログラマブル減衰器94と側音ジェネレー
タ150とに選択的に結合する。側音ジェネレータ15
0と加算器152とは受話器マイクロホン58から受取
られた電気信号を電話回線12から入力増幅器104に
よって受取られた電気信号と結合し、その信号を受話口
ドライバ138に伝える。ユーザにとっての快適度を増
すために、入来電気信号に側音を加えることは当該技術
分野においては周知のことである。
【0033】この発明に従うと、ディジタル信号プロセ
ッサ回路84は単一のディジタル信号プロセッサ154
を含む。ディジタル信号プロセッサ回路84は第1のD
A変換器156と第1のAD変換器158と第2のDA
変換器160と第2のAD変換器162とをさらに含
む。
【0034】マイクロコントローラ76は好ましくは8
0C51型マイクロコントローラである。80C51型
マイクロコントローラは、当該技術分野においては周知
である、業界標準のマイクロコントローラである。80
C51型マイクロコントローラを使うことによって、重
要な利点が与えられる。80C51型マイクロコントロ
ーラは周知であるため、マイクロコントローラ76を制
御するプログラム命令の展開とさらには電話制御装置3
8を制御するプログラム命令の展開が単純化される。こ
のことによって、ともに電話装置のような消費財の開発
において重要な、マーケティングのための製品開発コス
トおよび時間が最小限に抑えられる。マイクロコントロ
ーラ76は汎用非同期送受信回路(UART)164を
含んでもよい。マイクロコントローラ76は第1のポー
ト166と第2のポート168とをさらに含む。これら
のポートは電話制御装置38のポート170と172と
にそれぞれ接続される。第1のポート166は汎用非同
期送受信回路164のための入力および出力ピンとして
働く。
【0035】マイクロコントローラ76はバス176に
よってメモリインタフェース72に結合される。メモリ
インタフェース72はマイクロコントローラ76を、イ
ンタフェースバス86と、音声RAM54と、ROM7
4と、ディスプレイ30およびソフトキー32のような
他の周辺装置とに結合する。メモリインタフェース72
は音声RAM54に対してDRAM制御装置としてさら
に働く。メモリインタフェースはメモリバス177によ
って音声RAM54に結合される。
【0036】音声RAM54は予め定められる数の機能
しない記憶位置または不良ビットを有する、商業的に入
手可能なダイナミックランダムアクセスメモリ(DRA
M)である。これらの不良ビットはそこに予め記憶され
る値と異なるデータ値を返すかもしれない。音声RAM
54に記憶されるべきデータは通話を表わすディジタル
データであり、好ましくは圧縮データである。音声RA
M54に記憶されるデータは再生時に伸張され、さらに
電話信号の帯域幅は狭いので、不正確なデータを戻す幾
つかの不良ビットが再生時に音質を大きく低下させるこ
とはない。加えて、幾つかの不良ビットを有するDRA
Mチップは完全に機能するDRAMよりも低コストで購
入できるという点で音声RAM54に音声用の品質のR
AMを使用することはコストの節約になる。このコスト
節約は、電話装置のような消費財の性能において重要で
ある。
【0037】ディジタル信号プロセッサ回路84は、通
話圧縮および伸張、トーン発生、通話合成、ならびにデ
ュアルトーン多重周波数(DTMF)トーンの検出を行
なう。ディジタル信号プロセッサ154は命令の予め定
められるプログラムに応答して好ましくは動作する。命
令のプログラムは好ましくはリードオンリメモリ176
に記憶される。通話圧縮および合成に関しては、マイク
ロプロセッサ76がメモリインタフェースモジュール7
2によって音声RAM54へのデータの移動と音声RA
M54からのデータの移動とを処理する。
【0038】AD変換器158は電話回線12から、音
声およびトーン入力を含む可聴入力を受取る。第2のA
D変換器162はスピーカホンマイクロホン24から可
聴入力を受取る。第1のAD変換器158と第2のAD
変換器162とは、当該技術においては周知の態様で、
アナログ電気信号の形の通話をディジタルデータに変換
する。
【0039】圧縮では、ディジタル信号プロセッサ15
4は、第1のAD変換器158または第2のAD変換器
162のいずれかから受取った、ディジタル化された通
話を、たとえばVSELP(ベクトル和励起線形予測
(Vector Sum Excited LinearPrediction))アルゴリ
ズムのような業界標準アルゴリズムを用いて圧縮する。
このアルゴリズムはディジタル信号プロセッサ154を
制御する命令の予め定められるプログラムとして実施さ
れる。音声RAM54が単一の4メガビットRAMチッ
プからなる場合には、VSELP圧縮アルゴリズムを用
いれば、10分ないし15分の記録時間が達成されるで
あろう。
【0040】伸張に関しては、ディジタル信号プロセッ
サ154はインタフェースバス86を介して圧縮データ
を音声RAM54から受取る。圧縮データはたとえばV
SELPアルゴリズムのような業界標準アルゴリズムに
従って伸張される。伸張データは第1のDA変換器15
6または第2のDA変換器160に与えられる。第1の
DA変換器156はディジタルデータを可聴出力を表わ
すアナログ信号に変換し、アナログ信号をスイッチ96
および122に与える。マイクロコントローラ76から
の制御信号に応答して、スイッチはアナログ信号をスピ
ーカホンスピーカ22または電話回線12に伝える。第
2のDA変換器160はディジタルデータを可聴出力を
表わすアナログ信号に変換し、アナログ信号をスイッチ
124に与え、それはアナログ信号をスピーカホンスピ
ーカ22に伝える。リードオンリメモリ136は好まし
くは、圧縮および伸張のためのアルゴリズムを実施する
ことにおいてディジタル信号プロセッサを制御するため
の命令を記憶する。
【0041】ディジタル信号プロセッサ154は好まし
くは1つ以上のトーンジェネレータ178を含む。トー
ンジェネレータ178はDTMFトーン、発信音または
話中音を与えてもよい。1つより多いトーンジェネレー
タが用いられる場合は、各トーンジェネレータは好まし
くは個々にプログラマブルな振幅出力を有する。これら
の出力は合計され、第1のDA変換器156または第2
のDA変換器160のいずれかに与えられてプログラマ
ブルなツイストを可能にしてもよい。
【0042】ディジタル信号プロセッサ154はDTM
F検出器180をさらに含む。好ましくは、DTMF検
出器は圧縮および拡張動作と同時に動作可能である。こ
のことは、電話制御装置がディジタル留守番電話として
機能しているときに、入来メッセージの記録中または出
力メッセージの再生中にDTMFトーンを検出すること
を可能にする。
【0043】ディジタル信号プロセッサ154は通話シ
ンセサイザ182をさらに含む。合成された通話はメッ
セージが記録される時間および日付を自動的に与えるた
めかまたはユーザの注意を促すために用いられてもよ
い。通話シンセサイザは通話音声を合成するためのリー
ドオンリメモリ176に記憶されるデータを用いる。
【0044】キーパッドスキャナ80はキーパッド20
に結合するための複数の入力184および複数の出力1
86を含む。キーパッド20のキーが押し下げられるか
または開放されると、キーパッドスキャナ80はインタ
フェースバス86に割込を発生して、押し下げられたキ
ーを識別するために、キーパッドスキャナ80に質問す
るようマイクロコントローラ76を促す。キーパッドス
キャナ80はキーパッド状態レジスタ184を含む。キ
ーが押し下げられると、キーパッドスキャナはキーパッ
ド状態レジスタに、押し下げられたキーを識別する独自
のコードを記憶する。このコードはインタフェースバス
86を介してマイクロコントローラ76によって読出さ
れて、どのキーが押し下げられたかを判断し適当な応答
を生じさせるだろう。
【0045】電話回線12で呼出が検出されると、呼出
検出器62はインタフェースバス86で割込信号を発生
する。呼出検出器62はティップ/リング電圧AD変換
器190を含む。ティップ/リング電圧AD変換器19
0はティップ導体34とリング導体36との間で起こり
得る差を測定しこの起こり得る差を表わすディジタルデ
ータを発生する。ディジタルデータはインタフェースバ
ス86を介してマイクロコントローラ76に与えられ
る。ディジタルデータから、マイクロコントローラは内
線がいつオフフック状態になるかを判断できる。
【0046】フックスイッチ46は受話器16がいつ持
ち上げられてオフフック状態になったかを示す。受話器
がオフフック状態にあるとき、ティップ34とリング3
6とは結合されてループを形成し、それによって電流が
ループを流れる。フックスイッチ46は出力192で制
御信号を与える。この制御信号は好ましくは電話制御装
置38のポート172に結合されて電話装置10がいつ
オフフック状態にあるかをマイクロコントローラ76に
指示する。
【0047】ループ保持回路42は受話器を電子工学的
に持ち上げてティップ導体34およびリング導体36を
接続するよう機能する。電話中央局は電話回線12をモ
ニタし、ティップ導体34およびリング導体36を流れ
るDC電流を検出して電話装置10がオフフック状態に
あることを判断する。ループ保持回路42は制御出力1
94を有し、それは好ましくは電話制御装置38のポー
ト172に結合される。
【0048】標準電話としての電話装置10の動作をこ
れより記載する。入来呼出が電話装置10によって受信
されると、呼出信号が呼出検出器回路62によって検出
されて割込がマイクロコントローラ76に発生する。予
め定められる数の呼出より前に受話器が持ち上げられた
場合には電話装置10は電話として動作する。電話回線
12はループ保持回路42を介して変圧器48に結合さ
れる。入来電気信号は電話制御装置38によって入力1
00で受取られスイッチ102を介して入力増幅器10
4に結合される。入力増幅器104は入来電気信号を加
算器152に与え、それは入来信号および側音信号を受
話口ドライバ138に与える。受話口ドライバは受話器
受話口56を駆動し、それは可聴出力を発生する。通話
のような可聴入力は受話器マイクロホン58によって出
力電気信号に変換され、それはマイクロホンレシーバ1
42に与えられる。マイクロホンレシーバ142はスイ
ッチ148によってプログラマブル減衰器94に結合さ
れる。プログラマブル減衰器94はマイクロコントロー
ラ76からの制御信号に応答して出力電気信号を選択的
に増幅または減衰する。プログラマブル減衰器94は出
力電気信号を出力増幅器88に結合し、それは出力電気
信号を変圧器48に伝えて電話回線12に結合する。側
音ジェネレータ150はスイッチ148から受取られた
出力電気信号の一部を加算器152に結合する。
【0049】出力電話呼出の場合には、電話装置10は
マイクロコントローラ76の制御の下でベーシックな電
話として動作する。受話器16が持ち上げられると、フ
ックスイッチ46は出力192で割込を発生する。マイ
クロコントローラ76から制御入力194で受取られた
制御信号に応答して、ループ保持回路42はループを保
持するよう活性化される。ユーザはキーパッドを用いて
ダイヤルし、キーパッド作業に応答して、ディジタル信
号プロセッサ154によって発生されたDTMFトーン
を電話回線12におきDTMFトーンを受話口56に伝
えるよう、マイクロプロセッサ76は適当な信号経路を
確立する。ユーザが電話を切ると、マイクロコントロー
ラ76はループ保持回路42にループを開放するよう指
示する。
【0050】入来電話呼出を受信するディジタル留守番
電話としての電話装置10の動作をこれより記載する。
電話回線12の呼出信号は呼出検出器62によって検出
され、それは割込信号をマイクロコントローラ76に伝
える。予め定められる数の呼出の前に受話器が持ち上げ
られない場合には、装置はディジタル留守番電話として
動作する。マイクロコントローラ76は制御信号をルー
プ保持回路42に与えてループ保持回路42にループを
保持させる。マイクロコントローラ76の制御の下で、
メモリインタフェース72は音声RAM54からの圧縮
ディジタル出力メッセージを検索し、それをディジタル
信号プロセッサ164に伝える。ディジタル信号プロセ
ッサ154は圧縮ディジタル出力メッセージを伸張して
ディジタル出力メッセージを発生させ、ディジタル出力
メッセージを第1のDA変換器156に伝える。第1の
DA変換器156はディジタル出力メッセージを通話を
表わす電気信号に変換する。スイッチ96は第1のDA
変換器156をプログラマブル減衰器94に結合し、そ
れは電気信号を出力増幅器88に伝え、それは出力メッ
セージを電話回線に伝える。出力メッセージが再生され
た後で、ディジタル信号プロセッサ154のトーンジェ
ネレータ178は、ユーザが入来メッセージを記録し始
めるかもしれないことを示す、電話回線に送られる、ビ
ープ音を発生する。
【0051】入来メッセージを形成する可聴入力は電話
回線12からループ保持回路42を介して変圧器48に
伝えられ入力100に伝えられる。スイッチ102は入
力100を入力増幅器104に結合し、それは入来メッ
セージを第1のAD変換器158に伝える。第1のAD
変換器は可聴入力を表わす電気信号を可聴入力を表わす
ディジタルデータに変換しディジタルデータをディジタ
ル信号プロセッサ154に伝える。ディジタル信号プロ
セッサはディジタルデータを圧縮して圧縮ディジタル入
来メッセージをつくる。メモリインタフェース72はデ
ィジタル信号プロセッサ154から圧縮ディジタル入来
メッセージを受取り圧縮ディジタル入来メッセージを音
声RAM54に記憶する。通話シンセサイザ182はデ
ィジタル入来メッセージに、同じく圧縮され音声RAM
54に圧縮ディジタル入来メッセージとともに記憶され
る時間および日付スタンプを与えてもよい。
【0052】遠隔メッセージ再生およびDTMF検出モ
ードでの電話装置10の動作をこれより記載する。この
モードでは、ユーザは遠く離れた電話から、記録された
メッセージを聞いている。入来呼出は上述のように電話
装置10によって応答される。ループ保持後の任意の時
間に、および恐らく出力メッセージの再生中に、通話者
は自分が記憶されたメッセージを聞きたいということを
示すDTMFトーンを入力するであろう。DTMFトー
ンは電話回線から入力100で受取られ、スイッチ10
2を介して入力増幅器104に結合され、AD変換器1
58に伝えられる。ディジタル信号プロセッサ154は
DTMFトーンを受取りDTMF検出器180はDTM
Fトーンを検出しそれらをディジタルデータに変換す
る。ディジタル信号プロセッサ154はディジタルデー
タをメモリインタフェース72に伝える。DTMFトー
ンは、記録されたメッセージが再生されることによって
マイクロコントローラ76が応答する予め定められるコ
ードを形成してもよい。
【0053】ローカルメッセージ再生のための電話装置
10の動作をこれより記載する。この場合は、ユーザは
記録されたメッセージを聞いている。この動作を始める
には、ユーザは、本体14(図1)の機能キーパッド2
8の一部であるかもしれないメッセージ再生スイッチを
押す。メッセージ再生スイッチはマイクロコントローラ
76に割込を発生する。マイクロコントローラ76に応
答して、メモリインタフェース72は圧縮ディジタル入
力メッセージを音声RAM54からディジタル信号プロ
セッサ154に伝える。ディジタル信号プロセッサ15
4は圧縮ディジタル入来メッセージを伸張してディジタ
ルデータをつくりディジタルデータを第2のDA変換器
160に伝える。第2のDA変換器160はディジタル
データを可聴出力を表わす電気信号に変換する。スイッ
チ124は第2のDA変換器160をプログラマブル減
衰器114に結合する。プログラマブル減衰器114は
マイクロコントローラ76から受取られる制御信号に応
答して電気信号を増幅または減衰してもよい。マイクロ
コントローラ76は、たとえば、機能キーパッド28の
1つ以上のキーの押し下げに応答して電気信号の音量ま
たはトーンを調整してもよい。プログラマブル減衰器1
14は電気信号を出力増幅器116に伝えてスピーカホ
ンスピーカ22にメッセージを再生する。
【0054】出力メッセージを記録するための電話装置
10の動作をこれより記載する。ここでは、電話装置1
0が留守番電話モードで動作しているときに、電話回線
で再生されるメッセージをユーザは記録している。この
動作を始めるためには、ユーザは、機能キーパッド28
上に位置するであろう出力メッセージ記録スイッチを押
さえ続ける。出力メッセージ記録スイッチに応答して、
マイクロコントローラに割込が発生する。通話のような
可聴入力はスピーカホンマイクロホン24によって受取
られ可聴入力を表わす電気信号に変換される。電気信号
はマイクロホン前置増幅器128によってスイッチ13
6を介して第2のAD変換器162に結合される。第2
のAD変換器162は電気信号を可聴入力を表わすディ
ジタルデータに変換しディジタルデータをディジタル信
号プロセッサ154に伝える。ディジタル信号プロセッ
サ154はディジタル信号を圧縮して圧縮ディジタル出
力メッセージをつくる。ディジタル信号プロセッサ15
4は圧縮ディジタル出力メッセージをインタフェースバ
ス86を介してメモリインタフェース72に伝え、それ
は圧縮ディジタル出力メッセージを音声RAM54に記
憶する。
【0055】ADSI情報を受取って表示し、ADSI
出力を与えるための、電話装置10の動作をこれより記
載する。この場合は、電話装置10はディスプレイ30
(図1)での表示のためのADSIデータを電話回線1
2で受取る。電話装置10は同じく音声情報をさらに受
取ってもよい。さらに、データエントリのために、ソフ
トキー32が用いられてもよく、データは電話回線を介
して遠隔地に伝えられる。
【0056】ADSIデータは入力100で受取られ、
スイッチ102を介して入力増幅器104に伝えられ
る。入力増幅器104はデータを第1のAD変換器15
8に伝え、そこでデータは可聴入力を表わす電気信号か
ら可聴入力を表わすディジタルデータに変換される。A
D変換器158はディジタルデータをディジタル信号プ
ロセッサ154に伝え、そこでDTMF検出器180は
データを形成するDTMFトーンを検出する。ディジタ
ルデータはインタフェースバス86を介してメモリイン
タフェース72に伝えられる。マイクロコントローラ7
6はデータの一部をディスプレイ30に表示することに
よってデータに応答してもよい。マイクロコントローラ
76はさらにデータの一部を音声RAM54に記憶する
ことによってデータに応答してもよい。さらに、マイク
ロコントローラ76はソフトキー32をプログラムする
ことによってデータに応答してもよい。
【0057】ソフトキー32は好ましくは、複数の出力
信号を発生する複数のプログラマブルキーである。マイ
クロコントローラ76はプログラマブルキーをプログラ
ムするときに、マイクロコントローラ76は複数の予め
定められる応答を確立し、複数の予め定められた応答の
うち各々の予め定められた応答は複数の出力信号のうち
の1つの出力信号に応答する。複数の予め定められた応
答のうちの1つ以上の応答は、電話制御装置38から電
話回線12にデータを伝えることに応答してもよい。こ
の例においては、データはメモリインタフェース72か
らインタフェースバス86を介してディジタル信号プロ
セッサ154に伝えられる。ディジタル信号プロセッサ
154のトーンジェネレータ178は電話回線12に伝
えられるべきデータに応答するDTMFトーンを発生す
る。ディジタル信号プロセッサ154はトーンデータを
第1のDA変換器156に伝える。第1のDA変換器1
56はディジタルデータを可聴出力を表わす電気信号に
変換し電気信号をスイッチ96を介してプログラマブル
減衰器94に伝え、それは信号を出力増幅器88を介し
て電話回線12に伝える。
【0058】この発明に従う電話制御装置は、システム
の便利さおよび頑健さを増す幾つかの特性を含む。電話
制御装置38はリアルタイムクロック手段64を含む。
電話制御装置が供給電圧を受取っているときには、リア
ルタイムクロック手段は電話制御装置38のための通常
の供給電圧から動作する。電力が電話制御装置から除去
される場合には、リアルタイムクロック手段は専用バッ
テリから動作する。リアルタイムクロック手段へのクロ
ック入力は、電話装置10に結合される電力線コード3
3から受取られる60Hz AC電力からかまたは好ま
しくは262.144KHzの発振周波数を有する水晶
発振器からのどちらかから来る。電話制御装置38が遮
断モードにあるときに、つまり電話および留守番電話が
活性状態で使用中でない場合に、水晶発振器はメモリイ
ンタフェースモジュール72のDRAM制御装置機能の
ためのタイミングを与える。
【0059】リアルタイムクロック手段64は、リアル
タイムクロックジェネレータ194、線周波数レシーバ
196およびリアルタイムクロック発振器198を含む
線周波数レシーバ196は、電話制御装置38の入力2
02に結合され線コード33から60Hz電力線周波数
を受取るための入力200を有する。リアルタイムクロ
ック発振器198は、電話制御装置38の入力203に
結合され、電話制御装置38からチップ外に位置するリ
アルタイムクロック水晶発振器50から発振器信号を受
取る。リアルタイムクロックジェネレータ194は、線
周波数レシーバ196から入力206で、またはリアル
タイムクロック発振器198から入力208で受取られ
る、1Hzクロックに応答して動作する。リアルタイム
クロックジェネレータ194はポート210がインタフ
ェースバス86に結合される。リアルタイムクロックジ
ェネレータ194は好ましくは、年、月、時間、分およ
び秒を二進法または二進化十進法のいずれかで報告され
るデータに与える。時間および日付は、インタフェース
バス86を介してポート210に行なわれる、リアルタ
イムクロックジェネレータ194へのソフトウェアの書
込を通して初期設定可能である。リアルタイムクロック
ジェネレータ194は、入力206または入力208の
いずれかで受取られる1Hzクロック信号に応答して、
時間および日付を1秒ごとに更新する。現在の時間およ
び日付はインタフェースバス86を介してリアルタイム
クロックジェネレータ194から呼出可能である。リア
ルタイムクロックジェネレータ194はさらに、割込制
御装置78に割込信号を与えるための割込出力212を
有する。
【0060】バッテリモニタ66は電話制御装置38の
入力214に結合される。入力214はバッテリ51の
ような消耗可能なエネルギー源に結合されるよう適合さ
れる。バッテリモニタ66は好ましくは、入力214で
受取られるバッテリ電圧を検出して受取られた電圧をデ
ィジタル値に変換するためのAD変換器216を含む。
バッテリモニタ66は検出されたバッテリ電圧を表わす
ディジタル値をインタフェースバス86に与えるための
ポート217をさらに含む。マイクロコントローラ76
はインタフェースバス86を介してディジタル値を受取
ってバッテリの電圧レベルをモニタすることができる。
AD変換器216は好ましくは4ビットのAD変換器で
ある。
【0061】電話制御装置38の頑健さはウォッチドッ
グタイマ68によってさらに強化される。ウォッチドッ
グタイマ68は、マイクロコントローラ76を制御する
プログラム命令が停止または失われているかどうかを検
出することによって、システム保全性の基準を与える。
そのような状態が検出された場合には、ウォッチドッグ
タイマ68は電話制御装置38および電話装置10の残
りの部分のハードウェアリセットを発生する。好ましく
は、ウォッチドッグタイマ68内の内部カウンタが約2
秒ごとにクリアされない場合にハードウェアリセットは
発生される。カウンタはマイクロコントローラ76がウ
ォッチドッグタイマ68内のレジスタ218に特定のコ
ードシーケンスを書込むことによってクリアされる。
【0062】ウォッチドッグタイマ68はインタフェー
スバス186に結合されるポート220と電話制御装置
38のリセット出力222に結合される出力とを含む。
ウォッチドッグタイマ68はタイムアウトするとリセッ
ト出力222でパルスの形のリセット信号を発生する。
リセット信号は電話制御装置38を予め定められた状態
に戻す。タイムアウト値は好ましくは約2秒である。タ
イムアウトを防ぐために、リセット状態後のこの2秒間
内に、つまり前の更新後2秒間内に、特定のキーシーケ
ンスがマイクロコントローラ76によってウォッチドッ
グタイマレジスタ218に書込まれなければならない。
【0063】キーシーケンスはリセットからスタートす
る2段機能である。ウォッチドッグタイマ86はステー
ジ1でスタートし、ウォッチドッグタイマレジスタ21
8への書込を待つ。マイクロコントローラ76によって
ウォッチドッグタイマレジスタ218に書込まれる値が
16進値A5のような予め定められた値でない場合に
は、ウォッチドッグタイマ68によって出力222でシ
ステムリセットが発生される。ウォッチドッグタイマレ
ジスタ218に書込まれる値が16進値A5のような予
め定められた値であった場合には、ステージ2に入る。
ステージ2で、ウォッチドッグタイマはウォッチドッグ
タイマレジスタ218への別の書込を待つ。書込が16
進値5Aのような第2の予め定められた値である場合に
は、タイム68はリセットされステージ1に再入する。
書込が第2の定められた値でない場合には、出力222
でシステムリセットが発生される。
【0064】クロックジェネレータ70はクロックジェ
ネレータ入力224に結合されクロックジェネレータ水
晶発振器52からクロッキング信号を受取る。これらの
受取られたクロッキング信号に応答して、クロックジェ
ネレータ70はシステムクロック信号を発生する。クロ
ックジェネレータ70はメモリインタフェース72に結
合されクロッキング信号をメモリインタフェース72に
与えるための出力226を含む。クロックジェネレータ
70はインタフェースバス86に結合されマイクロコン
トローラ76と通信するためのポート228をさらに含
む。好ましくは、インタフェースバス86を介する適当
な通信によって、マイクロコントローラはクロックジェ
ネレータ70により発生されるシステムクロック信号の
周波数を選択できる。マイクロコントローラは、節電の
ために、クロックジェネレータ70を遮断して電話制御
装置38を遮断モードにすることができる。
【0065】割込制御装置78は、電話制御装置38の
内部および外部の様々な割込ソースからの割込要求を集
め、マイクロコントローラ76に割込を発生するよう機
能する。割込制御装置78は、キーパッドスキャナ8
0、呼出検出器62およびリアルタイムクロック手段6
4のような、電話制御装置38の他の要素に結合される
複数の入力230を含む。入力230の1つで受取られ
た割込に応答して、割込制御装置78はレジスタ234
に、割込ソースを示す値を記憶する。割込制御装置78
はマイクロコントローラ76に結合されマイクロコント
ローラ76に割込状態の存在を示すための出力232を
さらに含む。割込状態の指示に応答して、マイクロコン
トローラ76はインタフェースバス86を介して割込状
態レジスタ234の内容を読出して割込ソースを判断す
る。トライレベル入力82は第1の入力236と第2の
入力238とを含む。これらの入力はハイ、ロー、およ
び開放回路の3つの異なる入力状態を検出することがで
きる。各々の入力の検出された状態はトライレベル入力
回路82によって割込制御装置78に報告される。たと
えば、入力236または238の1つは電話装置10の
信号器スイッチに結合されて、ハイ、ロー、およびオフ
のセッティングを含む信号器ボリュームレベルを選択し
てもよい。他の例としては、入来呼出が電話装置10に
よって自動的に応答される前に電話装置10によって与
えられる予め定められる数の呼出を選択する、電話装置
10内のスイッチに、入力238が結合されてもよい。
【0066】この発明に従う電話装置10の動作は電話
制御装置38のための多数の動作モードを提供すること
によってさらに強化される。これらは、活性モード、単
純な旧式の電話サービスまたはPOTSモード、遮断モ
ード、インサーキットエミュレーションモードおよびチ
ップ外ROMモードを含む。
【0067】クロックジェネレータが動作しているとき
は必ず電話制御装置38は活性モードにある。電話装置
10が電話または留守番電話として機能しているときは
必ず活性モードが使用される。活性モードでは、電話制
御装置38のすべての機能上のブロックはその全容量が
用いられるであろう。
【0068】電話制御装置38の電力消費は本来小さい
ものであるが、電話制御装置は好ましくは電話の電力消
費をさらに削減するよう設計される幾つかの特性を含
む。たとえば、呼出検出62、リアルタイムクロック手
段64、バッテリモニタ66、ウォッチドッグタイマ6
8、クロックジェネレータ70、キーパッドスキャナ8
0およびディジタル信号プロセッサ回路84のような、
電話制御装置38のすべての機能上のブロックを、マイ
クロコントローラ76を制御するソフトウェアコマンド
によって活性化および不活性化することが可能である。
さらに、クロックジェネレータ70によって発生される
クロック信号の周波数を変更することが可能である。よ
り遅いクロック信号は削減された電力消費に対応する。
クロックジェネレータをさらに完全にオフにすることも
可能である。さらに、マイクロコントローラ76によっ
て割込が受取られる場合に必ずクロックジェネレータ7
0を自動的にスピードアップすることも可能である。こ
のことによって、割込応答時間を犠牲にすることなし
に、アクティビティが全く起こっていないときには、非
常に遅いクロック速度が可能となる。
【0069】POTSモードは活性モードの特別な例で
あって、このモードではクロックジェネレータ70はオ
ンであるがディジタル信号プロセッサ回路84は低速度
でクロックされる。POTSモードは、AC電力が停電
の場合に電話回線12から電話装置10に電力を供給す
ることによって電話制御装置38が基本的なPOTS機
能を提供することを可能にする。このモードでは、受話
口ドライバ138とマイクロホンレシーバ142と側音
ジェネレータ150とキーパッドスキャナ80と並列ポ
ート166、168とは活性状態にあり、ディジタル信
号プロセッサ回路84は低クロック速度で動作してDT
MF発信音を与え、マイクロコントローラ76は低クロ
ック速度で活性状態にあってキーパッド、パルスダイヤ
ルおよび他の制御機能を提供する。留守番電話機能はこ
のモードでは不能化される。
【0070】遮断モードは、電話および留守番電話機能
が活性状態で使用されていないときに電話制御装置38
が置かれる通常の状態である。遮断モードでは、リアル
タイムクロック手段64およびメモリインタフェース7
2のDRAMリフレッシュ機能のみが電力を供給される
状態にある。遮断モードは、キーパッド作業または呼出
検出のような外部の割込によって、またはリアルタイム
クロック手段64からの割込によって、終了可能であ
る。
【0071】インサーキットエミュレーションモード
は、オンチップマイクロコントローラ76に代わって外
部のインサーキットエミュレータに電話制御装置38の
動作を制御させる。このモードでは、マイクロコントロ
ーラ76は不活性化され、外部のインサーキットエミュ
レータが電話制御装置38の動作を制御する。このモー
ドは、マイクロコントローラ76を制御するのに使用す
るためのソフトウェア命令を書込み、テストするのに、
役立つ。
【0072】チップ外ROMモードは、ROM74に記
憶される命令ではなく外部のメモリ装置に記憶されるプ
ログラム命令およびデータに応答してマイクロコントロ
ーラ76を動作させる。
【0073】上述のことからわかるように、この発明
は、ディジタル留守番電話、電話、スピーカホンおよび
アナログ表示サービスインタフェースとの互換性を含む
機能を提供する単一のディジタル信号プロセッサを用い
て、電話の動作を制御するための電話制御装置を提供す
る。電話制御装置は単一の集積回路内に集積化される。
単一の集積回路はゆえにディジタル制御機能および電話
回線インタフェース機能の両方を集積化する。単一ディ
ジタル信号プロセッサと単一集積回路内の集積化との利
用によって、電話制御装置のコストが削減され、アナロ
グ信号経路上のノイズおよびその結果起こる、ディジタ
ル信号の不正確さを減少させ、必要とされるコンポーネ
ントおよび相互接続をより減少させ、電力消費を削減す
る。
【0074】この発明の特定の実施例を図示し記載して
きたが、それに修正をなしてもよく、ゆえに、この発明
の真の精神および範囲内に入るすべてのそのような変更
および修正が前掲の特許請求の範囲に入ることを意図す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が用いられるであろう電話装置の図で
ある。
【図2】この発明を実施する電話装置の詳細なブロック
図である。
【符号の説明】
10 電話装置 12 電話回線 20 キーパッド 22 スピーカホンスピーカ 24 スピーカホンマイクロホン 26 スピーカホンスイッチ 28 機能キーパッド 30 ディスプレイ 32 ソフトキー 38 電話制御装置 72 メモリインタフェース 86 インタフェースバス 154 ディジタル信号プロセッサ

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話を制御し電話を電話回線に結合する
    ための電話制御装置であって、電話はメモリと可聴出力
    を与えるためのスピーカ手段と可聴入力を受取るための
    マイクロホン手段とを含み、電話制御装置は、 前記メモリにおける記憶と前記メモリからのデータの検
    索とを制御するためのメモリインタフェース手段を含む
    制御手段を備え、前記メモリインタフェース手段はメモ
    リバスによって前記メモリに結合され、前記メモリイン
    タフェース手段はインタフェースバスに結合され、電話
    制御装置はさらに、 可聴入力を表わす電気信号をディジタルデータに変換
    し、ディジタルデータを可聴出力を表わす電気信号に変
    換するための、ディジタル信号プロセッサを備え、前記
    ディジタル信号プロセッサは前記インタフェースバスに
    結合され前記ディジタルデータを前記メモリインタフェ
    ース手段と通信し、電話制御装置はさらに、 前記電話回線に前記ディジタル信号プロセッサを結合し
    て前記可聴入力と可聴出力とを表わす前記電気信号を前
    記電話回線と前記ディジタル信号プロセッサとの間で伝
    え、前記ディジタル信号プロセッサから前記スピーカ手
    段に前記可聴出力を表わす前記電気信号を伝え、前記マ
    イクロホン手段から前記ディジタル信号プロセッサへ前
    記可聴入力を表わす前記電気信号を伝えるための、電話
    回線インタフェース手段と、 前記電話回線インタフェース手段を前記スピーカ手段と
    前記マイクロホン手段とに結合するためのユーザインタ
    フェース手段とを備え、 前記制御手段と前記ディジタル信号プロセッサと前記電
    話回線インタフェース手段と前記ユーザインタフェース
    手段と前記インタフェースバスとは共通の集積回路に集
    積化される、電話制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル信号プロセッサは前記電
    話回線インタフェース手段と前記マイクロホン手段とか
    ら前記可聴入力を表わす前記電気信号を受取って前記可
    聴入力を表わす前記受取った電気信号を前記可聴入力を
    表わすディジタルデータに変換し、前記ディジタル信号
    プロセッサは前記可聴入力を表わす前記ディジタルデー
    タを前記インタフェースバスに伝え、前記メモリインタ
    フェース手段は前記可聴入力を表わす前記ディジタルデ
    ータを受取って前記可聴入力を表わす前記ディジタルデ
    ータを前記メモリに記憶する、請求項1に記載の電話制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル信号プロセッサは、前記
    可聴入力を表わす前記ディジタルデータを圧縮して圧縮
    データをつくり、前記圧縮データを前記インタフェース
    バスに伝えるための圧縮手段をさらに含み、前記メモリ
    インタフェース手段は前記インタフェースバスから前記
    圧縮データを受取り、前記制御手段は前記メモリインタ
    フェース手段に結合され前記圧縮データを組合せて圧縮
    メッセージを形成するためのプロセッサ手段を含み、前
    記メモリインタフェース手段は前記圧縮メッセージを前
    記メモリに記憶する、請求項2に記載の電話制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ディジタル信号プロセッサは前記圧
    縮メッセージを伸張して再生メッセージをつくるための
    伸張手段をさらに含み、前記メモリインタフェース手段
    は前記メモリから前記圧縮メッセージを受取り前記圧縮
    メッセージを伸張のために前記ディジタル信号プロセッ
    サへ伝える、請求項3に記載の電話制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ディジタル信号プロセッサは前記電
    話回線から受取られるDTMFトーンを検知するための
    DTMF検知手段を含む、請求項4に記載の電話制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ディジタル信号プロセッサはトーン
    を発生するためのトーンジェネレータ手段を含み、前記
    電話回線インタフェース手段は前記ディジタル信号プロ
    セッサから前記電話回線に前記トーンを伝える、請求項
    4に記載の電話制御装置。
  7. 【請求項7】 前記トーンジェネレータ手段はDTMF
    トーンと発信音と話中音とを発生する、請求項6に記載
    の電話制御装置。
  8. 【請求項8】 前記ディジタル信号プロセッサは合成さ
    れた通話信号を発生するための通話シンセサイザ手段を
    含み、前記電話回線インタフェース手段は前記合成され
    た通話信号を前記ディジタル信号プロセッサから前記ユ
    ーザインタフェース手段に伝える、請求項5に記載の電
    話制御装置。
  9. 【請求項9】 電話は受話器と本体とを含み、前記マイ
    クロホン手段は前記受話器の受話器マイクロホンと前記
    本体のスピーカホンマイクロホンとを含み、前記スピー
    カ手段は前記受話器の受話器受話口と前記本体のスピー
    カホンスピーカとを含み、前記電話は電話制御装置に結
    合されるスピーカホンスイッチをさらに含み、前記ユー
    ザインタフェース手段は前記スピーカホンスイッチに応
    答して、前記受話器マイクロホンと前記受話器受話口と
    を前記電話回線インタフェース手段に結合し、前記スピ
    ーカホンマイクロホンと前記スピーカホンスピーカとを
    前記電話回線インタフェース手段に結合する、請求項4
    に記載の電話制御装置。
  10. 【請求項10】 電話は視覚的表示を提供するための表
    示手段を含み、前記電話回線インタフェース手段は前記
    電話回線から表示情報を表わす電気信号を受取り、前記
    電話回線インタフェース手段は表示情報を表わす前記電
    気信号を前記ディジタル信号プロセッサに伝え、前記デ
    ィジタル信号プロセッサは表示情報を表わす前記受取ら
    れた電気信号を表示情報を表わすディジタルデータに変
    換して表示情報を表わす前記ディジタルデータを前記イ
    ンタフェースバスに伝え、前記メモリインタフェース手
    段は前記インタフェースバスから表示情報を表わす前記
    ディジタルデータを受取って表示情報を表わす前記ディ
    ジタルデータを表示のために前記表示手段に伝える、請
    求項9に記載の電話制御装置。
  11. 【請求項11】 前記ディジタル信号プロセッサは前記
    ディジタルデータを前記出力を表わす前記電気信号に変
    換するためのDA変換器手段を含み、前記DA変換器手
    段は第1の出力を有する第1のDA変換器と第2の出力
    を有する第2のDA変換器とを含み、前記電話回線イン
    タフェース手段は前記制御手段に結合され、前記電話回
    線インタフェース手段は前記制御手段に応答して前記第
    1の出力を前記電話回線に結合するための第1のスイッ
    チ手段と前記制御手段に応答して前記第2の出力を前記
    スピーカホンスピーカに結合するための第2のスイッチ
    手段とを含む、請求項9に記載の電話制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ディジタル信号プロセッサは前記
    入力を表わす前記電気信号を前記ディジタルデータに変
    換するためのAD変換器手段を含み、前記AD変換器手
    段は第1の入力を有する第1のAD変換器と第2の入力
    を有する第2のAD変換器とを含み、前記電話回線イン
    タフェース手段は前記制御手段に応答して前記第1の入
    力を前記電話回線に結合するための第3のスイッチ手段
    と前記制御手段に応答して前記第2の入力を前記スピー
    カホンマイクロホンに結合するための第4のスイッチ手
    段とを含む、請求項11に記載の電話制御装置。
  13. 【請求項13】 電話回線は前記可聴入力を表わす電気
    信号と表示情報を表わす電気信号との両方を通信し、電
    話は視覚的表示を提供する表示手段をさらに含み、前記
    第3のスイッチ手段は前記第1のAD変換器を前記電話
    回線インタフェース手段に結合して表示情報を表わす前
    記電気信号を受取り、前記第1のAD変換器は表示情報
    を表わす前記電気信号を表示情報を表わす表示データに
    変換して前記表示データを前記表示手段に伝え、前記表
    示手段は前記表示データの一部を表示する、請求項12
    に記載の電話制御装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は前記第1のAD変換器
    から前記表示データを受取って前記メモリに前記表示デ
    ータを記憶する、請求項13に記載の電話制御装置。
  15. 【請求項15】 電話は複数のプログラマブルキーをさ
    らに含み、前記制御手段は前記表示データに応答して前
    記プログラマブルキーをプログラムする、請求項14に
    記載の電話制御装置。
  16. 【請求項16】 前記複数のプログラマブルキーは複数
    の出力信号を発生し、前記制御手段は複数の予め定めら
    れる応答を確立することによって前記プログラマブルキ
    ーをプログラムし、前記複数の予め定められた応答のう
    ち各々の予め定められた応答は前記複数の出力信号の1
    つの出力信号に対応する、請求項15に記載の電話制御
    装置。
  17. 【請求項17】 前記電話回線の呼出信号を検出するた
    めの呼出検出器手段をさらに備え、前記呼出検出器手段
    は前記インタフェースバスに結合され前記呼出信号を検
    出したことに応答して前記制御手段に呼出指示を伝え、
    前記呼出検出器手段は前記共通の集積回路に集積化され
    る、請求項2に記載の電話制御装置。
  18. 【請求項18】 前記呼出検出器手段は、前記電話回線
    の電圧を検出し、前記電圧が予め定められるしきい値を
    超えない場合には前記制御手段にオフフック指示を与え
    る、テップ/リング(tip/ring) AD変換器手段を含
    む、請求項17に記載の電話制御装置。
  19. 【請求項19】 電話は複数のキーを有するキーパッド
    をさらに含み、電話制御装置は前記複数のキーのうちの
    1つ以上のキーが押し下げられたことを示すキーパッド
    信号を発生するための前記キーパッドに結合するための
    キーパッドスキャナ手段を含み、前記キーパッドスキャ
    ナ手段は前記インタフェースバスに結合され前記キーパ
    ッド信号を前記メモリインタフェース手段に伝える、請
    求項2に記載の電話制御装置。
  20. 【請求項20】 報時信号を発生するためのリアルタイ
    ムクロック手段をさらに備え、前記リアルタイムクロッ
    ク手段は前記インタフェースバスに結合され前記報時信
    号を前記制御手段に伝え、前記リアルタイムクロック手
    段は前記共通の集積回路に集積化される、請求項2に記
    載の電話制御装置。
  21. 【請求項21】 電話は周期的ライン電圧によって電力
    供給され、前記リアルタイムクロック手段は前記周期的
    ライン電圧から前記報時信号を発生するためのライン手
    段を含む、請求項20に記載の電話制御装置。
  22. 【請求項22】 電話は周期信号を発生するための水晶
    手段を含み、前記リアルタイムクロック手段は前記周期
    信号から前記報時信号を発生するための発振器手段をさ
    らに含む、請求項21に記載の電話制御装置。
  23. 【請求項23】 前記電話制御装置は第1の消耗可能な
    エネルギー源によって電力供給され、前記第1の消耗可
    能なエネルギー源は前記電話制御装置に第1の供給電圧
    を与え、電話は第2の供給電圧を供給するための消耗可
    能なバックアップエネルギー源をさらに含み、前記リア
    ルタイムクロック手段は前記第1の供給電圧の振幅を検
    出し、前記振幅が予め定められるしきい値より大きい場
    合は前記リアルタイムクロック手段は前記第1の供給電
    圧に応答して動作し、前記振幅が前記予め定められるし
    きい値にあるかまたはそれより小さい場合には前記リア
    ルタイムクロック手段は前記第2の供給電圧に応答して
    動作する、請求項22に記載の電話制御装置。
  24. 【請求項24】 前記制御手段は前記報時信号に応答し
    て時間および日付情報を発生し、前記時間および日付情
    報を前記可聴入力を表わす前記ディジタルデータと組合
    せて記憶されるメッセージを形成し、前記メモリインタ
    フェース手段は前記記憶されるメッセージを前記メモリ
    手段に記憶する、請求項20に記載の電話制御装置。
  25. 【請求項25】 予め定められる期間のタイミングをと
    り、前記予め定められる期間の経過後に前記集積化され
    た電話制御装置をリセットするためのリセット信号を発
    生するためのウォッチドッグタイマ手段をさらに備え、
    前記ウォッチドッグタイマ手段は前記バス手段に結合さ
    れ前記リセット信号を前記制御手段に伝え、前記ウォッ
    チドッグタイマ手段は前記共通の集積回路に集積化され
    る、請求項2に記載の電話制御装置。
  26. 【請求項26】 電話制御装置は消耗可能なエネルギー
    源によって電力供給され、前記消耗可能なエネルギー源
    はバッテリ電圧を発生し、前記電話制御装置は前記バッ
    テリ電圧を検出してバッテリ電圧信号を発生するための
    バッテリレベル検出器手段をさらに含み、前記バッテリ
    レベル検出器手段は前記インタフェースバスに結合され
    前記バッテリ電圧信号を前記制御手段に伝え、前記バッ
    テリレベル検出器手段は前記共通の集積回路に集積化さ
    れる、請求項2に記載の電話制御装置。
  27. 【請求項27】 前記バッテリレベル検出器手段は前記
    バッテリ電圧を検出して前記バッテリ電圧信号を発生す
    るためのバッテリレベルAD変換器を含む、請求項26
    に記載の電話制御装置。
  28. 【請求項28】 電話制御装置は前記制御手段に結合さ
    れる汎用入力/出力ポートをさらに含む、請求項2に記
    載の電話制御装置。
  29. 【請求項29】 前記制御手段は汎用非同期送受信回路
    を含み、前記汎用入力/出力ポートは前記汎用非同期送
    受信回路に結合される入力と出力とを含む、請求項28
    に記載の電話制御装置。
  30. 【請求項30】 電話を電話網に結合し、圧縮ディジタ
    ル出力メッセージと1つ以上の圧縮ディジタル入来メッ
    セージとを記憶するように適合されるディジタル留守番
    電話を提供するための、集積化された電話制御装置であ
    って、電話網は入来電気信号と出力電気信号とを含む電
    気信号を通信し、前記電話は可聴入力を前記出力電気信
    号に変換するための受話器マイクロホンを含むマイクロ
    ホン手段と前記入来電気信号を可聴出力に変換するため
    の受話器受話口を含むスピーカ手段とを有し、前記電話
    は多重ビットポートを有するメモリ手段を含み、前記メ
    モリ手段は前記圧縮ディジタル出力メッセージと前記1
    つ以上の圧縮ディジタル入来メッセージとを記憶し、集
    積化された電話制御装置は、 前記電話網に電話制御装置を結合するための電話網イン
    タフェース手段を備え、前記電話網インタフェース手段
    は前記電話網に結合され前記電話網から前記入来電気信
    号を受取るための電話網レシーバ手段と前記電話網に結
    合され前記出力電気信号を前記電話網に送信するための
    電話網トランスミッタ手段とを含み、集積化された電話
    制御装置はさらに、 前記電話網レシーバ手段と前記受話器受話口との間に結
    合され前記入来電気信号を前記受話器受話口に伝えるた
    めの受話口ドライバ手段、および前記受話器マイクロホ
    ンと前記電話網トランスミッタ手段との間に結合され前
    記出力電気信号を前記電話網トランスミッタ手段に伝え
    るための受話器マイクロホンレシーバ手段を含む、受話
    器インタフェース手段と、 前記電話網レシーバ手段に結合されて前記電話網レシー
    バ手段から前記入来電気信号を受取り前記入来電気信号
    をディジタル入来信号に変換するための第1のAD変換
    器手段、前記ディジタル入来信号を圧縮して圧縮ディジ
    タル入来信号を発生するための圧縮手段と圧縮ディジタ
    ル出力信号を伸張してディジタル出力信号を発生するた
    めの伸張手段とを含むディジタル信号プロセッサ、およ
    び前記ディジタル信号プロセッサと前記電話網トランス
    ミッタ手段との間に結合されて前記ディジタル出力信号
    を前記出力電気信号に変換し前記出力電気信号を前記電
    話網トランスミッタ手段に伝えるための第1のDA変換
    器手段を含む、プロセッサとを備え、前記プロセッサ
    は、前記圧縮ディジタル入来信号を受信し前記圧縮ディ
    ジタル出力信号を送信するための多重ビットポートを有
    し、集積化された電話制御装置はさらに、 多重ビットポートが前記プロセッサ多重ビットポートに
    結合されるメモリインタフェース手段を含む制御手段を
    備え、前記メモリインタフェース手段は、前記圧縮ディ
    ジタル入来信号を受取り前記圧縮ディジタル入来信号を
    結合して前記1つ以上の圧縮ディジタル入来メッセージ
    を形成し前記1つ以上の圧縮ディジタル入来メッセージ
    を前記メモリ手段に記憶し、さらに前記メモリインタフ
    ェース手段は前記メモリ手段から前記圧縮ディジタル出
    力メッセージを受取り前記圧縮ディジタル出力メッセー
    ジから前記圧縮ディジタル出力信号を形成し前記圧縮デ
    ィジタル出力信号を前記プロセッサに伝え、集積化され
    た電話制御装置はさらに、 前記プロセッサ多重ビットポートと前記メモリインタフ
    ェース手段多重ビットポートとに結合され前記制御手段
    と前記プロセッサとを結合するためのバス手段を備え、 前記電話網インタフェース手段と前記受話器インタフェ
    ース手段と前記プロセッサと前記制御手段と前記バス手
    段とは単一の集積回路に集積化される、集積化された電
    話制御装置。
  31. 【請求項31】 前記マイクロホン手段はスピーカホン
    マイクロホンをさらに含み、前記スピーカ手段はスピー
    カホンスピーカをさらに含み、集積化された電話制御装
    置はスピーカホンインタフェース手段をさらに含み、前
    記スピーカホンインタフェース手段は前記スピーカホン
    マイクロホンと前記電話網トランスミッタ手段との間に
    結合され前記スピーカホンマイクロホンから前記電話網
    トランスミッタ手段にマイクロホン電気信号を伝えるた
    めのマイクロホンレシーバ手段を含み、前記スピーカホ
    ンインタフェース手段は前記電話網レシーバ手段と前記
    スピーカホンスピーカとの間に結合されスピーカ電気信
    号を前記スピーカホンスピーカに伝えるためのスピーカ
    ドライバ手段をさらに含む、請求項30に記載の集積化
    された電話制御装置。
  32. 【請求項32】 前記スピーカホンインタフェース手段
    は前記制御手段からの制御信号に応答して前記マイクロ
    ホンレシーバ手段を前記第1のAD変換器手段に選択的
    に結合し、前記第1のAD変換器手段は前記マイクロホ
    ン電気信号をマイクロホンデータに変換し、前記メモリ
    インタフェース手段は前記第1のAD変換器手段から前
    記マイクロホンデータを受取り前記メモリ手段に前記マ
    イクロホンデータを記憶する、請求項31に記載の集積
    化された電話制御装置。
  33. 【請求項33】 前記圧縮手段は前記マイクロホンデー
    タを圧縮して圧縮マイクロホンデータをつくり、前記メ
    モリインタフェース手段は前記圧縮マイクロホンデータ
    を受取り前記メモリ手段に前記圧縮マイクロホンデータ
    を記憶する、請求項32に記載の集積化された電話制御
    装置。
  34. 【請求項34】 前記圧縮ディジタル出力メッセージは
    前記マイクロホンデータの一部を含む、請求項33に記
    載の集積化された電話制御装置。
  35. 【請求項35】 前記マイクロホンレシーバ手段は前記
    出力電気信号を増幅するためのマイクロホン増幅器手段
    を含む、請求項31に記載の集積化された電話制御装
    置。
  36. 【請求項36】 前記電話網インタフェース手段は、増
    幅器手段と、前記増幅器手段を前記マイクロホン増幅器
    手段に選択的に結合し前記出力電気信号を増幅するかま
    たは前記電話網に選択的に結合し前記入来電気信号を増
    幅するためのスイッチ手段とをさらに含む、請求項35
    に記載の集積化された電話制御装置。
  37. 【請求項37】 前記スピーカドライバ手段は前記入来
    電気信号を増幅するためのスピーカ増幅器手段を含む、
    請求項31に記載の集積化された電話制御装置。
  38. 【請求項38】 前記電話はスピーカホンスイッチを含
    み、前記スピーカホンインタフェース手段は前記電話網
    インタフェース手段と前記第1のDA変換器手段とを前
    記スピーカドライバ手段に選択的に結合するためのスイ
    ッチ手段をさらに含み、前記スイッチ手段は前記スピー
    カホンスイッチに応答する、請求項37に記載の集積化
    された電話制御装置。
  39. 【請求項39】 前記電話網インタフェース手段は前記
    第1のDA変換器手段と前記受話器マイクロホンレシー
    バ手段とを前記電話網トランスミッタ手段に選択的に結
    合するためのスイッチ手段を含み、前記スイッチ手段は
    前記スピーカホンスイッチに応答する、請求項38に記
    載の集積化された電話制御装置。
  40. 【請求項40】 前記受話器インタフェース手段は、第
    1の入力が前記電話網トランスミッタ手段に結合され、
    第2の入力が前記電話網レシーバ手段に結合され、出力
    が前記受話口ドライバ手段に結合され、前記受話器受話
    口に側音信号を与えるための、側音手段を含む、請求項
    39に記載の集積化された電話制御装置。
  41. 【請求項41】 前記入来電気信号は音声信号と表示信
    号とを含み、前記電話は視覚的表示を提供するための表
    示手段を含み、前記プロセッサは前記表示信号を受取っ
    て前記表示信号から表示データをつくるための第2のA
    D変換器手段をさらに含み、前記制御手段は前記表示デ
    ータを受取って前記表示データの一部を前記表示手段に
    伝える、請求項31に記載の集積化された電話制御装
    置。
  42. 【請求項42】 前記表示手段は複数のプログラマブル
    キーを含み、前記制御手段は前記表示データに応答して
    前記プログラマブルキーをプログラムする、請求項41
    に記載の集積化された電話制御装置。
  43. 【請求項43】 前記複数のプログラマブルキーは複数
    の出力信号を発生し、前記制御手段は複数の予め定めら
    れる応答を確立することによって前記プログラマブルキ
    ーをプログラムし、前記複数の予め定められる応答の各
    々の予め定められる応答は前記複数の出力信号の1つの
    出力信号に対応する、請求項42に記載の統合された電
    話制御装置。
  44. 【請求項44】 電話は複数のキーを含むキーパッド手
    段と押し下げられたキーを示すキーパッド信号を発生す
    るためのキーパッド信号手段とをさらに含み、前記集積
    化された電話制御装置は前記キーパッド信号を受取るた
    めのキーパッドインタフェース手段をさらに備え、前記
    キーパッドインタフェース手段は前記バス手段に結合さ
    れ前記キーパッド信号を前記制御手段に伝え、前記キー
    パッドインタフェース手段は前記単一の集積回路に集積
    化される、請求項31に記載の集積化された電話制御装
    置。
  45. 【請求項45】 報時信号を発生するためのリアルタイ
    ムクロック手段をさらに備え、前記リアルタイムクロッ
    ク手段は前記バス手段に結合され前記報時信号を前記制
    御手段に伝え、前記リアルタイムクロック手段は前記単
    一の集積回路に集積化される、請求項31に記載の集積
    化された電話制御装置。
  46. 【請求項46】 前記集積化された電話制御装置は第1
    の消耗可能なエネルギー源によって電力供給され、前記
    第1の消耗可能なエネルギー源は前記電話制御装置に第
    1の供給電圧を与え、電話は第2の供給電圧を供給する
    ための消耗可能なバックアップエネルギー源をさらに含
    み、前記リアルタイムクロック手段は前記第1の供給電
    圧の振幅を検出し、前記振幅が予め定められるしきい値
    よりも大きい場合には前記リアルタイムクロック信号は
    前記第1の供給電圧に応答して動作し、前記振幅が前記
    予め定められるしきい値にあるかまたはそれより小さい
    場合には前記リアルタイムクロック手段は前記第2の供
    給電圧に応答して動作する、請求項45に記載の集積化
    された電話制御装置。
  47. 【請求項47】 電話は周期信号を発生するための水晶
    手段を含み、前記リアルタイムクロック手段は前記周期
    信号から前記報時信号を発生するための発振器手段をさ
    らに含む、請求項46に記載の集積化された電話制御装
    置。
  48. 【請求項48】 前記リアルタイムクロック手段は前記
    周期的ライン電圧の振幅を検出し、前記振幅が予め定め
    られるしきい値より上である場合には前記ライン手段は
    前記報時信号を発生し、前記振幅が前記予め定められる
    しきい値にあるかまたはそれより下である場合には前記
    発振器手段は前記報時信号を発生する、請求項47に記
    載の集積化された電話制御装置。
  49. 【請求項49】 前記制御手段は前記報時信号に応答し
    て時間および日付情報を発生し前記時間および日付情報
    を前記圧縮ディジタル信号と結合して前記メモリ手段に
    記憶するための1つ以上の圧縮ディジタル入来メッセー
    ジを形成する、請求項45に記載の集積化された電話制
    御装置。
  50. 【請求項50】 予め定められる期間のタイミングをと
    り前記予め定められる期間の経過後に前記集積化された
    電話制御装置をリセットするためのリセット信号を発生
    するためのウォッチドッグタイマ手段をさらに備え、前
    記ウォッチドッグタイマ手段は前記バス手段に結合され
    前記リセット信号を前記制御手段に伝え、前記ウォッチ
    ドッグタイマ手段は前記単一の集積回路に集積化され
    る、請求項31に記載の集積化された電話制御装置。
  51. 【請求項51】 集積化された電話制御装置は消耗可能
    なエネルギー源によって電力供給され、前記消耗可能な
    エネルギー源はバッテリ電圧を発生し、集積化された電
    話制御装置は前記バッテリ電圧を検出しバッテリ電圧信
    号を発生するためのバッテリレベル検出器手段をさらに
    備え、前記バッテリレベル検出器手段は前記バス手段に
    結合され前記バッテリ電圧信号を前記制御手段に伝え、
    前記バッテリレベル検出器手段は前記共通の集積回路に
    集積化される、請求項31に記載の集積化された電話制
    御装置。
  52. 【請求項52】 前記バッテリレベル検出器手段は前記
    バッテリ電圧を検出し前記バッテリ電圧信号を発生する
    ためのバッテリレベルAD変換器を含む、請求項51に
    記載の集積化された電話制御装置。
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