JPH087713Y2 - ディジタル電話機の着信音発生回路 - Google Patents

ディジタル電話機の着信音発生回路

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JPH087713Y2
JPH087713Y2 JP1988141399U JP14139988U JPH087713Y2 JP H087713 Y2 JPH087713 Y2 JP H087713Y2 JP 1988141399 U JP1988141399 U JP 1988141399U JP 14139988 U JP14139988 U JP 14139988U JP H087713 Y2 JPH087713 Y2 JP H087713Y2
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ring tone
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ringing tone
unit
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JP1988141399U
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敏 永井
靖 仲渡
朋生 小林
大 吉田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は交換機またはディジタル網との間で音声、
データをディジタル多重伝送するディジタル電話機に関
し、特に着信音発生回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば特開昭61−189054号公報に示された従
来のディジタル電話機であり、図において(1)(2)
は交換機からのディジタル多重信号を入力、出力する信
号端子、(3)は交換機との間の伝送フレーム信号(網
制御信号(4)、音声信号(5)、データ信号(6))
を多重、分離するフレーム多重分離部、(7)は音声を
A/D、D/A変換するコーデック、(8)はフレーム多重分
離部(3)からの網制御信号(4)をデコードし、例え
ばそれが着信を示すものであれば着信音信号生成部
(9)から着信信号を生成するよう制御する処理部、ま
たは処理部(8)は発信時においてダイヤルスイッチ
(10)からの情報を取り込みそれをエンコードしてフレ
ーム多重分離部(3)へ送出するよう動作し、マイクロ
コンピュータ等で構成される。(11)はコーデック
(8)からのアナログ信号(受話音声信号)を増幅して
レシーバ(12)を駆動するレシーバアンプであり、(1
3)はマイク(14)からの送話音声信号を増幅してコー
デック(7)に送出するマイクアンプである。(15)は
着信音信号生成部(9)によって生成した着信音信号を
増幅してスピーカ(16)を駆動するスピーカアンプであ
る。(17)はフレーム多重分離部(3)からのデータ信
号(6)を入出力しデータ端末とのインタフェース回路
を構成するデータ端末インタフェース部である。処理部
(8)から出力するパワーダウン信号(18)はコーデッ
ク(7)に入力され、コーデック(7)を用いない時に
非活性状態にする。(19)は処理部に入力するフックス
イッチで、レシーバ(12)とマイク(14)によって構成
されるハンドセット(20)を取り上げるとフックスイッ
チ(19)の接点がONとなる。
次に動作について説明する。交換機から着信があると
処理部(8)はフレーム多重分離部(3)からの網制御
信号(4)でそれを認識し着信音信号生成部(9)で着
信音信号が生成されるよう制御する。生成された着信音
信号はスピーカアンプ(15)で増幅され、スピーカ(1
6)を駆動する。そして、スピーカ(16)からは着信音
が出力する。通常、着信音が鳴ればハンドセット(20)
を取り上げ、このことによりフックスイッチ(19)の接
点がONとなり、処理部(8)はフックスイッチ(19)の
ON状態を入力するとパワーダウン信号(18)によってコ
ーデック(7)を活性化するとともに、着信音信号生成
部(9)へ着信音信号の生成を停止するよう制御する。
コーデック(7)が動作状態になれば、フレーム多重/
分離部(3)からの音声信号(5)はコーデック(7)
でA/D、D/A変換され、A/D変換された受話信号はレシー
バアンプ(11)で増幅されレシーバ(12)から受話音声
として出力される。同時にマイク(14)からの音声はマ
イクアンプ(13)で増幅後コーデック(7)でD/A変換
され多重分離部(3)へ送出され通話状態になる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来,キャチホンサービス等で第2着信信号を入力し
た場合,使用者に着信を知らせるためにハンドセットか
ら相手の音声に重畳して着信音を鳴らすものと,ボタン
電話機などは第1の着信音と同様にスピーカから着信音
を出力する。
通常、電話機は電話機から離れた人へも着信が認識で
きるような音量の着信音を鳴らす。従来のディジタル電
話機は以上のように構成されているので第1の着信信号
入力後ハンドセットを用いて通話中に、キャチホンサー
ビス等でさらに第2着信信号を入力した場合に電話機の
そばに使用者がいるにもかかわらず、第1の着信信号入
力時と同じ音量出力の着信音を鳴らすため喧しいという
問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、第2の着信に対しては着信音を小さく出力
できるディジタル電話機を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るディジタル電話機は、着信音信号の生
成する回路の出力経路に抵抗分圧回路を設け、その分圧
回路の分圧比をコーデックの消費電力を制御するパワー
ダウン信号で同時に制御し、通話中の着信音は待機時の
着信音よりレベルを低下したものである。
〔作用〕
この考案におけるディジタル電話機は、コーデックの
パワーダウン信号で着信信号生成回路の出力を小さくす
ることにより、通話中の着信においては通常着信より小
さい音量の着信音を出力する。
〔考案の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(21)は抵抗分圧回路で抵抗(21a),
(21b),(21c)および(21d)から成る。着信音信号
生成部(9)の出力は抵抗(21a)の一端に入力され、
抵抗(21a)の他端は抵抗(21c)を介してスピーカアン
プ(15)および抵抗(21d)に、また抵抗(21b)を介し
て処理部(8)から出力するパワーダウン信号(18)に
接続される。抵抗(21d)のもう一端はグランド(“Lo
w"レベル)に接続される。
(1)から(20)は、従来の技術で述べたものと同様
につき、説明を省略する。
次に動作を説明する。交換機から着信があると従来と
同様に処理部(8)はフレーム多重分離部(3)からの
網制御信号(4)でそれを認識し着信音信号生成部
(9)で着信音信号が生成するよう制御する。この時、
処理部(8)から出力するパワーダウン信号はコーデッ
ク(7)を非活性状態に制御しているため“High"レベ
ルである。この状態では抵抗分圧回路(21)内の抵抗
(21b)は接続されていないと同じになり、着信音信号
生成部(9)からの着信音信号は抵抗(21a)および抵
抗(21c)の直列抵抗値と抵抗(21d)の抵抗値の比に分
圧されスピーカアンプ(15)に入力する。そして、スピ
ーカ(16)から着信音が出力する。この時のスピーカ
(16)からの音量が従来と同じになるよう、着信音信号
が前記の分圧で減少した分スピーカアンプ(15)の利得
を増加するよう設定される。その後、ハンドセット(2
0)を取り上げると処理部(8)はフックスイッチ(1
9)のON状態を入力してコーデック(7)を動作状態に
設定するようパワーダウン信号(18)を“Low"にすると
ともに着信音信号の生成を停止する。コーデック(7)
が動作状態になれば、コーデック(7)でD/A変換され
た受話音声信号はレシーバアンプ(11)で増幅されレシ
ーバ(12)から出力する。また、マイク(14)からの音
声はマイクアンプ(13)で増幅されて後、コーデック
(7)でA/D変換され通話状態となる。
この通話状態時にまた新らたな着信があった場合、処
理部(8)はそれを認識し再び着信音信号生成部(9)
で着信音信号を生成するよう制御する。この時は、パワ
ーダウン信号(18)が“Low"であるため着信音信号生成
部(9)からの出力は抵抗分圧回路(21)内の抵抗(21
a)の抵抗値と抵抗(21b)の抵抗値の比に分圧され、そ
の分圧された着信音信号はさらに抵抗(21c)の抵抗値
と抵抗(21d)の抵抗値の比に分圧され、スピーカアン
プ(15)に入力される。この時発生する着信音量を電話
機のそばで聞いていて耳ざわりのないレベルになるよう
抵抗(21a)と抵抗(21b)の抵抗比を設定すれば、スピ
ーカ(16)からは小さな音量の着信音が出力される。
第2の着信がキャッチホンサービスであるならばフッ
クスイッチ(19)を用いてフッキング動作し、フッキン
グ信号を交換機に送ることで相手話者が切替わる。
なお、上記実施例では着信音生成回路の出力を分圧す
るのにすべて抵抗を用いているが、抵抗(21b)の替り
にダイオードでも良く、ダイオードの順方向降下電圧を
利用しても同様の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば着信音信号生成回路
の出力に安価な構成が可能な抵抗による分圧回路を設
け、この分圧回路を従来から用いているコーデックへの
パワーダウン信号で制御するようにしたので、キャッチ
ホンサービス等の通話中着信に対して、電話機のそばに
いるであろう使用者に喧しさを感じさせない小さい音量
で知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるディジタル電話機の
ブロック図、第2図は従来のディジタル電話機のブロッ
ク図である。 図中符号(3)はフレーム多重分離部、(4)は網制御
信号、(5)は音声信号、(6)はデータ信号、(7)
はコーデック、(8)は処理部、(9)は着信音信号生
成部、(18)はパワーダウン信号、(21)は抵抗分圧回
路。 なお図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声をコーデックによりディジタル化した
    信号とデータ端末用ディジタルデータ信号と網制御用の
    制御信号を交換機または網との間で送受するフレーム多
    重分離部と、このフレーム多重分離部との間で前記網制
    御用の制御信号を入出力する処理部とを備えたディジタ
    ル電話機において、着信時に前記処理部からの指令によ
    り着信音信号を生成する着信音生成部と、この着信音生
    成部からの着信信号を増幅してスピーカを駆動するスピ
    ーカアンプと、前記着信音生成部とこのスピーカアンプ
    とを接続する着信音信号経路と、この着信音信号経路と
    はそれぞれ別個に設けられたハンドセットのレシーバと
    前記コーデックとを接続する受話音声信号経路と、前記
    ハンドセットのマイクと前記コーデックとを接続する送
    話音声信号経路と、前記着信音生成部と前記スピーカア
    ンプと間の前記着信音信号経路に、前記処理部が出力し
    前記コーデックの消費電力を制御するパワーダウン信号
    により分圧比が制御され、通話中の着信音は待機時の着
    信音よりレベル低下させる抵抗分圧回路とを設けたこと
    を特徴とするディジタル電話機の着信音発生回路。
JP1988141399U 1988-10-28 1988-10-28 ディジタル電話機の着信音発生回路 Expired - Lifetime JPH087713Y2 (ja)

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JPH0262859U JPH0262859U (ja) 1990-05-10
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61189054A (ja) * 1985-02-15 1986-08-22 Mitsubishi Electric Corp デイジタル電話機の可聴音発生回路
JPS6361515A (ja) * 1986-09-01 1988-03-17 Fujitsu Ltd 自動車電話装置における音量可変方式

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