JP3306080B2 - 留守番電話装置 - Google Patents

留守番電話装置

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JP3306080B2
JP3306080B2 JP27402091A JP27402091A JP3306080B2 JP 3306080 B2 JP3306080 B2 JP 3306080B2 JP 27402091 A JP27402091 A JP 27402091A JP 27402091 A JP27402091 A JP 27402091A JP 3306080 B2 JP3306080 B2 JP 3306080B2
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switch
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嘉之 清水
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、応答メッセージの録音
が可能な留守番電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、電話装置の多機能化が急速に進
み、多機能化の先駆であった留守番電話機能は今ではご
く一般的な機能となっている。
【0003】このような留守番電話装置では、留守番モ
ード時に相手側からの呼び出しがあると、予め録音して
おいた応答メッセージを相手側に送出し、その後相手側
からの用件メッセージを録音部に録音するようになって
いる。
【0004】このとき送出する応答メッセージは、留守
番電話装置に備えられているマイクから使用者自身が音
声によって入力することにより、D−RAM等の録音部
に録音されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな応答メッセージの録音は、必ずしも静かな所で行え
るとは限らず、また静かな所で録音していても、録音中
に不測の外部雑音が混入することがある。また、機器固
有のノイズが録音時に発生して応答メッセージとともに
録音されることがある。
【0006】特に、近時では、応答メッセージや用件メ
ッセージの録音方式も、従来のテープ録音同士の組み合
わせから、IC録音とテープ録音との組み合わせ、IC
録音同士の組み合わせへと変化しているが、特にIC録
音方式においては、ノイズの発生は避けることの出来な
い問題となっている。
【0007】本発明は係る実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、応答メッセージの録音に際し、保留音
をバックグランドとして同時に録音することにより、こ
のような外部雑音の混入や機器固有のノイズの混入を防
止し、不快感のない応答メッセージを相手側に送出する
ことのできる留守番電話装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の留守番電話装置は、マイクに入力された音
声を応答メッセージとして録音部に録音する一方、録音
部に録音された応答メッセージを電話回線に送出する録
音再生回路と、保留音を出力する保留音出力回路と、保
留音出力回路から出力された保留音とマイクに入力され
た音声とを混合する混合回路と、録音スイッチが操作さ
れたとき、マイクに入力された音声を応答メッセージと
して録音部に録音させ、録音スイッチと保留設定スイッ
チとが操作されたとき、混合回路によって混合された音
声を応答メッセージとして録音部に録音させ、保留設定
スイッチが操作されたとき、装置全体を保留モードに設
定するとともに、保留音出力回路から出力された保留音
を電話回線に送出させる制御回路とを備えた構成とする
ものである。
【0009】
【作用】応答メッセージの録音時、使用者は録音スイッ
と保留設定スイッチとを操作する。これにより、マイ
に入力される音声による応答メッセージと本電話装置
に内蔵されている保留音出力回路から出力される保留音
とが混合回路によって適当なレベルで混合され、録音再
生回路を介して録音部に録音される。つまり、保留音が
応答メッセージのバックグランドとして半導体メモリか
らなる録音部に録音されるため、外部雑音の混入や機器
固有のノイズの混入が抑圧されることになる。また、
話装置に一般的に内蔵されている保留音出力回路から出
力される保留音をバックグランドとして録音部に録音す
るため、新たな音源を設けることなく応答メッセージに
BGMを録音させることができるとともに、BGM等の
外部信号をバックグランドとして直接録音する場合に比
べて回路規模が小さく、装置も大型化しないといった利
点がある。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は、本発明の留守番電話装置の電気的
構成を示すブロック図である。
【0012】同図において、相手側電話装置との接続を
行う電話回線1には、回線制御回路2、整流回路3を介
して通話回路4が双方向性に接続されており、通話回路
4には、送受話器5が双方向性に接続されている。ま
た、通話回路4には、保留音出力回路9の出力が導かれ
ているとともに、応答メッセージを送出するOGM録音
再生回路10の出力が導かれている。
【0013】また、応答メッセージの音声による入力を
行うビルドインマイク11の出力は、アナログスイッチ
12、録音アンプ13を介してOGM録音再生回路10
に導かれており、入力された応答メッセージは、OGM
録音再生回路10と双方向性に接続されたD−RAM等
の半導体メモリからなる録音部14に録音されるように
なっている。
【0014】また、録音アンプ13には、保留音出力回
路9の出力が、アナログスイッチ16及びミキシング抵
抗17を介して導かれている。ミキシング抵抗17の抵
抗値は、保留音のレベルがバックグランドとして適正な
レベルになるように設定されている。
【0015】一方、電話回線1には、リンガー回路6が
接続されており、リンガー回路6の出力は、着信検出回
路7に導かれている。そして、着信検出回路7の出力
は、本留守番電話装置全体の動作制御を行う制御回路8
に導かれている。
【0016】制御回路8には、装置全体を留守番モード
に設定する留守設定スイッチ21、応答メッセージの録
音部14への録音を行う録音スイッチ22及び装置全体
を保留モードに設定する保留設定スイッチ23がそれぞ
れ接続されている。また、制御回路8から回線制御回路
2、保留音出力回路9及び各アナログスイッチ12,1
6に対してそれぞれ制御信号が出力されているととも
に、制御回路8とOGM録音再生回路10とは双方向性
の接続となっている。
【0017】制御回路8は、留守設定スイッチ21がオ
ン操作されると、装置全体を留守番モードに設定すると
ともに、この状態において相手側電話装置からの着信が
あると、回線制御回路2を制御してオフフックとし、次
にOGM録音再生回路10を再生状態として録音部14
に録音された応答メッセージを再生させ、電話回線1に
送出させる制御を行う。また、制御回路8は、録音スイ
ッチ22がオン操作されると、アナログスイッチ12を
制御してオン状態とするとともに、続いて保留設定スイ
ッチ23がオン操作されると、アナログスイッチ16を
制御してオン状態とし、さらにOGM録音再生回路10
を録音状態として、録音部14に応答メッセージと保留
音とを録音させる制御を行う。また、制御回路8は、保
留設定スイッチ23のみがオン操作されると、装置全体
を保留モードに設定するとともに、保留音出力回路9を
動作状態とし、保留音出力回路9から電話回線1に保留
音を送出させる制御を行うようになっている。このと
き、アナログスイッチ16もオン状態となるが、OGM
録音再生回路10は録音状態ではないことから、保留音
の録音部14への録音は行われない。
【0018】上記構成において、アナログスイッチ16
とミキシング抵抗17とによって混合回路を構成してい
る。また、図中の符号30はフックスイッチである。
【0019】次に、上記構成の留守番電話装置の動作を
説明する。
【0020】(1) 応答メッセージを録音する場合。
【0021】応答メッセージを録音する場合、使用者は
録音スイッチ22をオン操作し、続いて保留設定スイッ
チ23をオン操作する。制御回路8は、このオン信号を
検出すると、各アナログスイッチ12,16に対して制
御信号を出力し、各アナログスイッチ12,16をオン
状態とする。また、制御回路8は、保留音出力回路9に
制御信号を出力して保留音出力回路9を動作状態とし、
保留音出力回路9から保留音を出力させる。
【0022】これにより、ビルドインマイク11から入
力される使用者自身の音声による応答メッセージと、保
留音出力回路9から出力される保留音とが適当なレベル
で混合され、録音アンプ13において必要なレベルまで
増幅された後、OGM録音再生回路10に与えられる。
そして、OGM録音再生回路10おいて記録可能な信号
に処理された後、D−RAMからなる録音部14に録音
される。つまり、保留音が応答メッセージのバックグラ
ンドとして録音されることになる。
【0023】なお、保留音を応答メッセージのバックグ
ランドとして録音しない場合には、録音スイッチ22の
オン操作時に保留設定スイッチ23を操作しなければよ
い。
【0024】(2) 相手側からの着信があった場合。
【0025】電話回線1より呼び出し信号が印加される
と、この呼び出し信号はリンガー回路6を介して着信検
出回路7に入力され、着信検出回路7から着信検出信号
が制御回路8に与えられる。制御回路8では、この着信
検出信号を所定回数検出すると、回線制御回路2に対し
て制御信号を出力し、回線制御回路2をオフフック状態
とする。制御回路8は、次にOGM録音再生回路10を
再生状態として録音部14に録音された応答メッセージ
を再生させる。この応答メッセージは、通話回路4、整
流回路3、回線制御回路2を介して電話回線1に送出さ
れる。
【0026】(3) 通話中に保留状態とする場合。
【0027】通話中に保留状態とする場合、使用者は保
留設定スイッチ23をオン操作する。制御回路8は、こ
のオン信号に基づいて装置全体を保留モードに設定する
とともに、保留音出力回路9に制御信号を出力して、保
留音出力回路9を動作状態とする。
【0028】これにより、保留音出力回路9から出力さ
れた保留音は、通話回路4、整流回路3、回線制御回路
2を介して電話回線1に送出されるとともに、通話回路
4を介して送受話器5の受話部から送出される。
【0029】
【発明の効果】本発明の留守番電話装置は、応答メッセ
ージ録音モードに設定する録音スイッチと装置全体を保
留モードに設定する保留設定スイッチとが操作されたと
き、本電話装置に内蔵されている保留音出力回路から出
力される保留音を、マイクに入力される音声による応答
メッセージのバックグランドとして半導体メモリからな
る録音部に録音するように構成したので、外部雑音の混
入や機器固有のノイズの混入が防止され、不快感のない
応答メッセージを相手側に送出することができる。ま
た、電話装置に一般的に内蔵されている保留音出力回路
から出力される保留音をバックグランドとして録音部に
録音するため、新たな音源を設けることなく応答メッセ
ージにBGMを録音させることができるとともに、BG
M等の外部信号をバックグランドとして直接録音する場
合に比べて回路規模が小さく、装置も大型化しないとい
った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の留守番電話装置の電気的構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
8 制御回路 9 保留音出力回路 10 OGM録音再生回路 11 ビルドインマイク 12,16 アナログスイッチ 14 録音部 17 ミキシング抵抗

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクに入力された音声を応答メッセー
    ジとして録音部に録音する一方、録音部に録音された応
    答メッセージを電話回線に送出する留守番電話装置にお
    いて、保留音を出力する保留音出力回路と、 保留音出力回路から出力された保留音とマイクに入力さ
    れた音声とを混合する混合回路と、 録音スイッチが操作されたとき、マイクに入力された音
    声を応答メッセージとして録音部に録音させ、録音スイ
    ッチと保留設定スイッチとが操作されたとき、混合回路
    によって混合された音声を応答メッセージとして録音部
    に録音させ、保留設定スイッチが操作されたとき、装置
    全体を保留モードに設定するとともに、保留音出力回路
    から出力された保留音を電話回線に送出させる制御回路
    とを備えた ことを特徴とする留守番電話装置。
JP27402091A 1991-10-22 1991-10-22 留守番電話装置 Expired - Lifetime JP3306080B2 (ja)

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JPH05114936A JPH05114936A (ja) 1993-05-07
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