JPH033021Y2 - - Google Patents

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JPH033021Y2
JPH033021Y2 JP13740586U JP13740586U JPH033021Y2 JP H033021 Y2 JPH033021 Y2 JP H033021Y2 JP 13740586 U JP13740586 U JP 13740586U JP 13740586 U JP13740586 U JP 13740586U JP H033021 Y2 JPH033021 Y2 JP H033021Y2
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voice
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voice recognition
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は音声認識手段を用いて自動的にダイヤ
ル信号を送出する機能を備えたいわゆる音声認識
電話機に関する。
(ロ) 従来の技術 電話機に音声認識機能を付加することにより、
音声入力で自動的にダイヤルできる音声認識電話
機は多機能電話の一つとしてよく知られている
(特開昭58−108849号公報参照)。音声認識には、
だれの音声に対しても動作する不特定話者方式
と、あらかじめ登録した人の声に対してのみ動作
する登録方式(または特定話者方式)とがある
が、登録方式の方が一般に認識性能が良くしかも
認識語の変更も容易なので、使用者を限定できる
場合には登録方式が用いられる。この方式は、例
えば電話番号とそれに対応付けられる音声「〇〇
商店」とをあらかじめ登録しておけば、「〇〇商
店」と言うだけで登録されてある電話番号が自動
的に発信されるものである。
一方、認識語を数字だけあるいは社内の人の名
前などに限定することによつて不特定話者方式の
音声認識部を備えたものもあるが、高い認識性能
を得るためには複雑な処理が必要となるため、音
声認識部は電話機本体ではなく交換機内に置かれ
ることも多い。
第2図は従来の音声認識電話機の例で、1は送
話マイク、2はスピーカ、3はフツクスイツチ、
4は音声認識部、5はあらかじめ音声のパタンを
登録しておくための標準音声パタンメモリ、6は
該標準音声パタンメモリ5内の各パタンに対応付
けられた電話番号を登録しておくための電話番号
メモリ、7は前記音声認識部4における判定結果
を用いて前記電話番号メモリ6内の対応した電話
番号を出力する電話番号出力部、8は前記送話マ
イク1、スピーカ2および電話番号出力部7と局
線とを接続するための接続回路である。
このような従来の音声認識電話機においては、
ハンドセツトを持ち上げるとフツクスイツチ3が
オンになり接続回路8によつて外部の局線と接続
されると同時に、音声認識部4が作動し音声入力
待ちになる。次に使用者が送話マイク1より例え
ば「〇〇商店」という音声を入力すると、音声認
識部4は入力された音声から特徴を抽出して入力
音声パタンを作成し、標準音声パタンメモリ5内
にあらかじめ登録されてある標準音声パタン群と
前記入力音声パタンとを照合する。電話番号出力
部7は、その照合結果に対応した電話番号を電話
番号メモリ6内にあらかじめ登録されてある電話
番号群から選択し、接続回路8を通して局線へ発
信する。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、ハンドセツトの両端に送話マイク1と
スピーカ2が位置しているため、送話マイク1よ
り音声を入力するときにスピーカ2から出力され
る局線からの発信音等が直接耳にはいるため耳ざ
わりであるばかりでなく、大きな音が耳にはいる
と必然的に発声も大きくなるため音声の認識に悪
影響を及ぼしていた。またスピーカホンの場合に
はスピーカ2の出力が雑音として送話マイク1に
入力されやすく、やはり音声の認識に悪影響を及
ぼしていた。
一方、フツクスイツチ3がオンになつても局線
と接続せず、電話番号が送信される直前に局線と
接続する方法もあるが、確実に接続するためには
電話番号の送信を約3秒ほど保留する必要があ
り、必ずしも使い易いとは言えなかつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、入力された音声等を電気信号に変換
するための送話部と、音声等を出力するための受
話部と、該受話部から出力される音声等の音量を
調節するための音量調節回路と、入力された音声
の特徴を抽出して判定する音声認識部と、該音声
認識部の判定結果により電話番号を出力する電話
番号出力部と、前記送話部、受話部、および電話
番号出力部と局線とを接続するための接続回路と
から構成される。
(ホ) 作用 音声認識部の動作中には、音声認識部から出る
制御信号により音量調節回路を制御して受話部か
ら出力される音量が調節されるので、局線からの
発信音等が受話部から出力されることはない。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例で、第2図と同一個
所には同一符号を付して説明を省略する。なお9
は音量調節回路で、スピーカ2の出力音量を調節
することができる。
ハンドセツトを持ち上げると、フツクスイツチ
3がオンになり接続回路8によつて外部の局線と
接続されると同時に、音声認識部4が作動し音声
入力待ちになるとともに、音声認識部から制御信
号が音量調節回路9に送られスピーカ2の出力音
量を小さくするか、あるいは出力を禁止する。
使用者が送話マイク1から音声を入力すると、
音声認識部4は入力音声を取り込んで特徴を抽出
し、入力音声パタンを作成して標準音声パタンメ
モリ5内にあらかじめ登録されている標準音声パ
タン群と前記入力音声パタンとを照合する。音声
認識部4は、その結果を電話番号出力部7に送る
とともに、音声認識部からの制御信号を取り消
し、音量調節回路9はスピーカ2の出力音量を元
の大きさに戻す。電話番号出力部7では前記音声
認識部4における照合結果に対応する電話番号
を、電話番号メモリ6内にあらかじめ登録されて
いる電話番号群から選択し、接続回路8を通して
局線へ発信する。
なお、音声認識部からの制御信号の取り消し
は、入力音声の取り込み完了時点以後、電話番号
が出力されるまでに行えばよい。また、スピーカ
2からの出力を禁止する場合には、局線との接続
状態を発信音で確認することができないが、
LED等の表示によつて局線との接続を確認する
ことも可能である。
(ト) 考案の効果 以上の説明で明らかなように本考案によれば、
局線からの発信音等の影響を受けないので、音声
認識電話機の音声認識性能をより向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例のブロツク図、第2図
は従来の音声認識電話機のブロツク図である。 1……送話マイク、2……スピーカ、3……フ
ツクスイツチ、4……音声認識部、5……標準音
声パタンメモリ、6……電話番号メモリ、7……
電話番号出力部、8……接続回路、9……音量調
節回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入力された音声等を電気信号に変換するための
    送話部と、音声等を出力するための受話部と、該
    受話部から出力される音声等の音量を調節するた
    めの音量調節回路と、前記送話部から入力された
    音声信号の特徴を抽出してあらかじめ標準音声パ
    タンメモリに登録されている標準音声パタンと照
    合し判定する音声認識部と、該音声認識部の判定
    結果により電話番号を出力する電話番号出力部
    と、前記送話部、受話部および電話番号出力部と
    局線とを接続するための接続回路とを備え、 前記音声認識部の動作中には前記音声認識部か
    ら出る制御信号により前記音量調節回路を制御し
    て前記受話部から出力される音量を調節すること
    を特徴とする音声認識電話機。
JP13740586U 1986-09-08 1986-09-08 Expired JPH033021Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13740586U JPH033021Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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JP13740586U JPH033021Y2 (ja) 1986-09-08 1986-09-08

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Publication Number Publication Date
JPS6344552U JPS6344552U (ja) 1988-03-25
JPH033021Y2 true JPH033021Y2 (ja) 1991-01-25

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ID=31041425

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