JPH07302669A - コネクタの端子検出具 - Google Patents

コネクタの端子検出具

Info

Publication number
JPH07302669A
JPH07302669A JP6095083A JP9508394A JPH07302669A JP H07302669 A JPH07302669 A JP H07302669A JP 6095083 A JP6095083 A JP 6095083A JP 9508394 A JP9508394 A JP 9508394A JP H07302669 A JPH07302669 A JP H07302669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
terminal
receiving portion
connector receiving
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6095083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3038113B2 (ja
Inventor
Sakai Yagi
境 八木
Masanori Tsuji
将典 辻
Yoshihisa Kashiyama
誠久 樫山
Ryukichi Endo
隆吉 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP6095083A priority Critical patent/JP3038113B2/ja
Priority to US08/432,426 priority patent/US5586900A/en
Publication of JPH07302669A publication Critical patent/JPH07302669A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038113B2 publication Critical patent/JP3038113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/66Testing of connections, e.g. of plugs or non-disconnectable joints
    • G01R31/68Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board
    • G01R31/69Testing of releasable connections, e.g. of terminals mounted on a printed circuit board of terminals at the end of a cable or a wire harness; of plugs; of sockets, e.g. wall sockets or power sockets in appliances

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタや、コネクタの後端部に係止される
係止部材を破損させることのないコネクタの端子検出具
を提供する。 【構成】 本発明は、端子35の抜けを阻止するリヤホ
ルダ65が後端部に係止された雌型コネクタ49を支持
するコネクタ受部39と、このコネクタ受部39に接離
自在に対向・配置されると共に、前記端子35の先端部
35aと当接して導通を検査する導通検査ピン89が内
蔵された検出器本体41とを備えたコネクタの端子検出
具33において、前記導通検査時に、前記端子35と前
記導通検査ピン89とが当接した後に、コネクタ49の
前端部と当接してコネクタ49を前記係止部材65と共
に前記コネクタ受部39側へ押圧する当接部83を前記
検出器本体41に設けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタに収容された
端子の導通を検査する端子検出具に関し、特に端子が突
設された嵌合フード部を有するコネクタに好適なコネク
タ端子検出具に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、特開平2−5383号公報に
記載のコネクタ端子検出具1を示す。このコネクタ端子
検出具1は、雄型コネクタ3の端子収容室5内に収容さ
れた端子金具の導通を検査する。コネクタ端子検出具1
は、L字状の台盤7の一側に、雄型コネクタ3を支持す
るコネクタ受部9が形成され、このコネクタ受部9に接
離自在に検出器本体11が対向・配置されている。
【0003】検出器本体11は、案内シャフト13によ
り、コネクタ受部9に対して接離自在に台盤7上に支持
されており、カムレバー15の操作により、コネクタ受
部9側に移動したり、コネクタ受部9から離間する。こ
の検出器本体11のコネクタ受部9側には、雄型コネク
タ3が嵌合する嵌合凹部17が形成されている。嵌合凹
部17内には、端子導通テスト用の複数本の導通検査ピ
ン19が並設されている。
【0004】また、検出器本体11とコネクタ受部9の
側部には、検知部21が設けられている。この検知部2
1は、雄型コネクタ3の側面に装着されて端子を端子収
容室内に係止する係止用スペーサ(係止部材)23の装
着状態を検知する。
【0005】検知部21には、取付板25にピン27を
介してロックアーム29が回動自在に支持されている。
取付板25はコネクタ受部9の側壁に固定されている。
ロックアーム29のコネクタ受部9側はコネクタ受部9
の側壁を貫通し受部内に突出した検知ピンと当接し、先
端部側は検出器本体11の側壁に向けて屈曲されたロッ
ク片29aが形成されている。また、このロックアーム
29は、ピン27に取付られたねじコイルばねにより、
ロック片29aが検出器本体11から離れる方向へ付勢
されている。また、検出器本体11の側壁には、アーム
受31が設けられている。
【0006】そして、コネクタ受部9に装着されたコネ
クタ3に係止用スペーサ23が正規な状態で装着されて
いる場合には、検知ピンをコネクタ受部9の外側に押し
出すことがないので、ロックアーム29が回動すること
がなく、ロック片29aがアーム受31に当接すること
がない。
【0007】しかし、係止用スペーサ23がコネクタ3
の側壁に不完全に装着している場合には、検知ピンをコ
ネクタ受部9の外側に押し出すため、ロックアーム29
がねじりコイルばねの付勢力に抗して回動し、ロック片
29aが検出器本体11に近接する。このため、ロック
片29aがアーム受31に当接するので、検出器本体1
1をコネクタ受部9側に移動させることが出来ない。こ
れにより、コネクタ3への係止用スペーサ23の装着の
良否を検出することが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記コ
ネクタ端子検出具において、係止用スペーサ23のコネ
クタ3からの浮き出し量は非常に小さく、この小さな変
化を検知してロックアーム29を回動させ、アーム受3
1にロック片29aを当接させるには、検知部21の出
来上り寸法が正確である必要がある。このため、機構が
複雑になり製造コストが高いという問題がある。また、
このような検知部21は、係止用スペーサ23が後端部
にある場合には、用いることが出来ない。
【0009】さらに、係止用スペーサ23がコネクタ3
の側壁に不完全に装着しているにもかかわらず、これを
検知することが出来ず、検出器本体11をコネクタ受部
9側へ移動すると、コネクタ3や係止用スペーサ23を
破損してしまうという問題がある。
【0010】そこで、本発明は、コネクタの後端部に係
止される係止部材やコネクタを破損させることなくコネ
クタの端子を検査することが出来るコネクタの端子検出
具の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、端子の抜けを阻止する係止部材
が後端部に係止されたコネクタを支持するコネクタ受部
と、このコネクタ受部に接離自在に対向・配置されると
共に、前記端子の先端部と当接して導通を検査する導通
検査ピンが内蔵された検出器本体とを備えたコネクタの
端子検出具において、コネクタの前端部と当接してコネ
クタを前記係止部材と共に前記コネクタ受部側へ押圧す
る当接部を前記検出器本体に設けたことを特徴としてい
る。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、係止部材を受けるコネクタ受部の受面に弾
性部材を設けたことを特徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明であって、導通検査時にコネクタの嵌合フード部内に
嵌合されると共に、嵌合フード部内に突出した端子が挿
入される端子収容室を有する嵌合検査部の周囲に当接部
を設けたことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の発明によれば、後端部に係止部材が
係止されたコネクタを、コネクタ受部と検出器本体との
間に配置し、検出器本体をコネクタ受部側に移動させ
る。検出器本体をコネクタ受部側に移動させると、検出
器本体の導通検査ピンがコネクタの端子と当接する。さ
らに、検出器本体をコネクタ受部側に移動させると検出
器本体の当接部がコネクタの前端部に当接して、コネク
タをコネクタ受部側へ移動させる。
【0015】このとき、コネクタの後端部の係止部材が
コネクタに正規に係止されていない場合、すなわち、係
止部材がコネクタの後端部から突出している場合には、
検出器本体をコネクタ受部側に移動させることで係止部
材がコネクタ受部の受面に押され、コネクタの後端部に
完全に挿入される。これにより係止部材をコネクタに対
して正規な位置に係止することが出来る。
【0016】また、コネクタの後端部の係止部材がコネ
クタに正規に係止されている場合には、検出器本体のコ
ネクタ受部側への移動により、係止部材はコネクタと共
に移動して、コネクタ受部に支持される。
【0017】請求項2の発明によれば、コネクタの後端
部の係止部材がコネクタに正規に係止されていない場
合、すなわち、係止部材がコネクタの後端部から突出し
ている場合には、検出器本体をコネクタ受部側に移動さ
せることで係止部材がコネクタ受部の受面の弾性体に当
接し、コネクタの後端部側に均一に押圧される。これに
より係止部材はコネクタの後端部の正規な位置に挿入・
係止される。
【0018】また、コネクタの後端部の係止部材がコネ
クタに正規に係止されている場合には、検出器本体のコ
ネクタ受部側への移動により、コネクタと共に移動し
て、コネクタ受部の弾性体に柔軟に、かつがたつきなく
当接し、均一に押圧される。この場合、コネクタの寸法
のばらつきを弾性部材で吸収することが出来る。
【0019】請求項3の発明によれば、検出器本体とコ
ネクタ受部との間にコネクタを装着し、検出器本体をコ
ネクタ受部側に移動すると、コネクタの嵌合フード部内
に、嵌合検査部が嵌合して、嵌合フード部内に突出した
端子の先端部が導通検査ピンに当接する。これと共に、
嵌合検査部の周囲の当接部がコネクタの嵌合フード部の
前端部に当接し、コネクタをコネクタ受部側へ押圧す
る。
【0020】この場合、コネクタの後端部の係止部材が
コネクタに正規に係止されておらず、コネクタの後端部
から突出している場合には、検出器本体をコネクタ受部
側に移動させることで係止部材がコネクタ受部の受面に
押されてコネクタの後端部に挿入され正規な位置に係止
される。また、コネクタの後端部の係止部材がコネクタ
に正規に係止されている場合には、検出器本体のコネク
タ受部側への移動により、コネクタと共に移動して、コ
ネクタ受部に支持される。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係るコネクタの端子検出具
(以下「端子検出具」という)の実施例について説明す
る。図1は、本実施例の端子検出具33を示す斜視図、
図2(a)、(b)は端子検出具33により検査される
雌型コネクタ49を示す斜視図、図3は、雌型コネクタ
49の内部を示す断面図である。
【0022】最初に本実施例の端子検出具33により導
通が検査される雌型コネクタ49について、図2、図3
を用いて説明する。雌型コネクタ49は、端子35が収
容される端子収容室30が形成されたハウジング55
と、端子35の先端部が突出する嵌合フード部51とか
らなり、ハウジング55と嵌合フード部51との間には
段部63が形成されている。また、ハウジング55の後
端部(電線引き出し側)には、リヤホルダ(係止部材)
65が装着されて、端子収容室30内の端子35の抜け
が阻止されている。この雌型コネクタ49は、端子検出
具33によりその導通が検査される。
【0023】図1に示すように、端子検出具33は、L
字状の台盤37の一側に設けられたコネクタ受部39
と、このコネクタ受部39に対して接離自在に台盤37
上に配置された検出器本体41とからなる。コネクタ受
部39は、平板状の台盤37の一側が折り曲げられた起
立片部43にねじ45で固定されている。このコネクタ
受部39の中心部には、前後方向に貫通したコネクタ嵌
合溝47が形成されている。
【0024】コネクタ嵌合溝47は、検出器本体41側
に、雌型コネクタ49の嵌合フード部51が挿入される
嵌合フード部挿入部53が形成され、検出器本体41の
反対側に、嵌合フード部51と一体に形成されたハウジ
ング55が挿入されるハウジング挿入部57が連続して
形成されている。また、嵌合フード部挿入部53とハウ
ジング挿入部57との連結部分には受段部59が形成さ
れ、ハウジング挿入部57の後端部には、リヤホルダ後
端当接部61が形成されている。
【0025】リヤホルダ後端部当接部61の受面61a
には、ゴム製の弾性部材67が貼着されている。受段部
59には、雌型コネクタ49の嵌合フード部51とハウ
ジング55との間に形成された段部63が当接し、リヤ
ホルダ後端当接部61には、雌型コネクタ49に装着さ
れたリヤホルダ65の後端部が弾性部材67を介して当
接する。
【0026】一方、検出器本体41は、本体69と、本
体69のコネクタ受部39側にねじ71で固定された検
査板部73とで形成されている。この検出器本体41
は、台盤37上に固定されたL字状の支持板75と起立
片部43との間に掛け渡された2本の案内シャフト7
9、79に、コネクタ受部39に対して接離自在に支持
されている。案内シャフト79、79は、コネクタ受部
39を貫通して起立片部43に固定されている。案内シ
ャフト79には、コネクタ受部39と検査板部73との
間に圧縮コイルばね81が装着されており、コネクタ受
部39から離間する方向に検出器本体41を付勢してい
る。検査板部73のコネクタ受部39側はハウジング前
端部と当接する当接部83となっており、当接部83の
中心部からは、嵌合検査部85が突設されている。この
嵌合検査部85は、コネクタ受部39に支持された雌型
コネクタ49の嵌合フード部51内に嵌合するように、
その外径形状、大きさが設定されている。
【0027】嵌合検査部85には、複数個の収容室87
が形成されている。この収容室87は、図5(a)、
(b)に示すように、本体69に設けた貫通孔77と連
通されている。これらの収容室87と貫通孔77の内部
に導通検査ピン89がそれぞれ収容されている。収容室
87のコネクタ受部39側の開口縁部は、コネクタ受部
39側に向けて次第に傾斜するすりばち状の傾斜面91
が形成されている。また、貫通孔77内の導通検査ピン
89には、圧縮コイルばね81が装着されている。この
圧縮コイルばね81は、一端が導通検査ピン89の中間
部に形成されたストッパ93に当接し、他端が貫通孔7
7の内壁に設けた段部95に当接している。また、スト
ッパ93は、収容室87の貫通孔77の開口縁部87a
に当接している。また、貫通孔77内には、導通検査ピ
ン89の後端部と所定の間隔をあけて後方検査ピン97
の先端部が位置している。この後方検査ピン97は本体
69を貫通して先端部が本体69の貫通孔77内に突設
され、後端部は本体69の後方に突出している。さら
に、後端部は端子99と接続されている。この端子99
は、図示しない導通検査装置と接続された電線の端末に
接続されている。
【0028】導通検査ピン89は圧縮コイルばね81の
付勢力でコネクタ受部39側に常時付勢されている。そ
して、導通検査ピン89の後端部は、雌型コネクタ49
の端子35と当接して収容室87、貫通孔77の奥方に
押圧されて、後方検査ピン97の先端部と当接する。
【0029】また、検出器本体41の一側には、リンク
101の一端が回転自在に連結されている。このリンク
101の他端は操作レバー103に回転自在に連結され
ている。操作レバー103は、台盤37の幅方向の一側
が折り曲げられた側壁105に回転自在に連結されてい
る。そして、この操作レバー103を回動・操作するこ
とにより、リンク101を介して検出器本体41がコネ
クタ受部39に対して接離する。
【0030】このような端子検出具33により雌型コネ
クタ49の端子35の導通を検査するには、図4に示す
状態からコネクタ受部39のコネクタ嵌合溝47内に雌
型コネクタ49を挿入する。この状態では、図6に示す
ように弾性部材67との間にクリアランスCがある。次
に、図7に示すように、操作レバー103を回動させて
検出器本体41をコネクタ受部39側に移動させると、
嵌合検査部85が雌型コネクタ49の嵌合フード部51
内に、挿入・嵌合され、図8に示すように、嵌合フード
部51内に突設された端子35が、収容室87内に挿入
される。さらに、検出器本体41をコネクタ受部39側
に移動させると、端子35の先端部35aが、導通検査
ピン89の端面に当接し、圧縮コイルばね81の付勢力
に抗して導通検査ピン89を後方側へ移動させ、後端部
を後方検査ピン97の先端部に当接させる。
【0031】この場合、嵌合フード部51内に突設され
た端子35の突設方向が正規な方向に対して傾斜してい
る場合には、端子35の先端部35aは、傾斜面91に
当接・摺動して、導通検査ピン89の端面に向けて案内
される。
【0032】また、端子35が雌型コネクタ49の端子
収容室30内に正規の状態で係止されていないときは、
リヤホルダ65は雌型コネクタ49に完全に装着するこ
とが出来ず、図9に示すように、ハウジング55の後端
からクリアランスC内に突出している。このような雌型
コネクタ49をコネクタ嵌合溝47に挿入した後、レバ
ー103を操作して検出器本体41をコネクタ受部39
側に移動させると、図10に示すように嵌合検査部85
が嵌合フード部51内に挿入し、導通検査ピン89が正
規に挿入されている端子35の先端部35aに当接す
る。さらに、嵌合検査部85を嵌合フード部51内に挿
入すると、嵌合フード部51の開口縁部が当接部83に
当接し、雌型コネクタ49がコネクタ受部39側へ移動
する。そして、リヤホルダ65がリヤホルダ後端当接部
61に当接した後にさらに検出器本体41を移動させる
と、図8に示すように、リヤホルダ65が雌型コネクタ
49内に完全に装着される。これにより、端子35を雌
型コネクタ49の端子収容室内に正規の状態で係止する
ことが出来る。
【0033】導通検査装置により端子35の導通検査が
終了した後は、操作レバー103を逆方向に回動させ
て、検出器本体41をコネクタ受部39から離間させ
る。検出器本体41をコネクタ受部39から離間させる
と、端子35の先端部35aが導通検査ピン89の端面
から離れると共に、嵌合検査部85が、雌型コネクタ4
9の嵌合フード部51内から抜き出る。
【0034】このように、本実施例では、リヤホルダ6
5が雌型コネクタ49の後端部に正規な状態で係止され
ていなくても、破損させることはない。また、検出器本
体41をコネクタ受部39側に移動させれば、リヤホル
ダ65を正規な状態で係止させることが出来るので、雌
型コネクタ49の確実な導通検査を行うことが出来る。
【0035】また、コネクタ受部39に弾性部材67を
設けたことにより、雌型コネクタ49がコネクタ受部3
9側に押された際に、リヤホルダ65が均一に押圧さ
れ、正規な状態で雌型コネクタ49に係止することが出
来る。また、雌型コネクタ49の長さ寸法がばらついて
いても、弾性部材67により吸収することが出来、雌型
コネクタ49をコネクタ受部39にがたつきなく固定す
ることが出来る。
【0036】なお、上記実施例では、雌型コネクタ49
の導通を検査する端子検出具について説明したが、本発
明は、雄型コネクタの導通を検査する端子検出具にも適
用することが出来る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、導通検査時に、端子と導通検査ピンとが当接した
後に、コネクタの前端部と当接してコネクタを係止部材
と共にコネクタ受部側へ押圧する当接部を検出器本体に
設けたことにより、コネクタや、コネクタの後端部に係
止される係止部材を破損させることなくコネクタの端子
を検査することが出来る。
【0038】請求項2の発明によれば、コネクタ受部の
係止部材の受面に弾性部材を設けたことにより、検出器
本体をコネクタ受部側に移動させると、係止部材がコネ
クタ受部の受面の弾性体に当接し均一に押圧されて、コ
ネクタの後端部に挿入され正規な位置に係止される。
【0039】請求項3の発明によれば、導通検査時にコ
ネクタの嵌合フード部内に嵌合されると共に、嵌合フー
ド部内に突出した端子が挿入される端子収容室を有する
嵌合検査部の周囲に当接部を設けたことにより、係止部
材がコネクタの後端部から突出していても、検出器本体
をコネクタ受部側に移動させれば、コネクタ受部の受面
側にコネクタが押されて、係止部材がコネクタの後端部
に挿入され正規な位置に係止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの端子検出具を示す斜視
図である。
【図2】本発明に係るコネクタの端子検出具により検査
されるコネクタを示し、(a)はリヤホルダがコネクタ
に正規な状態で装着されていない状態を示す斜視図、
(b)はリヤホルダがコネクタに正規な状態で装着され
ている状態を示す斜視図である。
【図3】コネクタの内部を示す断面図である。
【図4】コネクタの端子検出具を示す平面図である。
【図5】検出器本体の内部を示し、(a)は導通検査ピ
ンがコネクタの端子と当接していない状態を示す断面
図、(b)は導通検査ピンがコネクタの端子と当接した
状態を示す断面図である。
【図6】端子検出具にコネクタを装着した状態を示す断
面図である。
【図7】コネクタ受部に装着されたコネクタ側に検出器
本体を移動させた状態を示す断面図である。
【図8】コネクタ受部に装着されたコネクタ側に検出器
本体を移動させ、導通検査ピンにコネクタの端子を当接
させた状態を示す断面図である。
【図9】コネクタの後端部に正規な状態で係止部材が装
着されていない状態で、コネクタ受部にコネクタを装着
した状態を示す断面図である。
【図10】コネクタの後端部に正規な状態で係止部材が
装着されていない状態で、コネクタ受部にコネクタを装
着し、コネクタ受部側に検出器本体を移動させた状態を
示す断面図である。
【図11】従来のコネクタの端子検出具を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
33 コネクタの端子検出具 35 端子 35a 先端部 39 コネクタ受部 41 検出器本体 49 雌型コネクタ 51 嵌合フード部 61a 受面 65 リヤホルダ 67 弾性部材 83 当接部 85 嵌合検査部 89 導通検査ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 隆吉 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子の抜けを阻止する係止部材が後端部
    に係止されたコネクタを支持するコネクタ受部と、この
    コネクタ受部に接離自在に対向・配置されると共に、前
    記端子の先端部と当接して導通を検査する導通検査ピン
    が内蔵された検出器本体とを備えたコネクタの端子検出
    具において、コネクタの前端部と当接してコネクタを前
    記係止部材と共に前記コネクタ受部側へ押圧する当接部
    を前記検出器本体のコネクタ受部側に設けたことを特徴
    とするコネクタの端子検出具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、前記係止
    部材を受ける前記コネクタ受部の受面に弾性部材を設け
    たことを特徴とするコネクタの端子検出具。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、導通検査
    時に前記コネクタの嵌合フード部内に嵌合されると共
    に、前記嵌合フード部内に突出した端子が挿入される端
    子収容室を有する嵌合検査部の周囲に前記当接部を設け
    たことを特徴とするコネクタの端子検出具。
JP6095083A 1994-05-09 1994-05-09 コネクタの端子検出具 Expired - Fee Related JP3038113B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6095083A JP3038113B2 (ja) 1994-05-09 1994-05-09 コネクタの端子検出具
US08/432,426 US5586900A (en) 1994-05-09 1995-04-27 Connector terminal test jig

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6095083A JP3038113B2 (ja) 1994-05-09 1994-05-09 コネクタの端子検出具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07302669A true JPH07302669A (ja) 1995-11-14
JP3038113B2 JP3038113B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=14128056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6095083A Expired - Fee Related JP3038113B2 (ja) 1994-05-09 1994-05-09 コネクタの端子検出具

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5586900A (ja)
JP (1) JP3038113B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105182139A (zh) * 2015-09-29 2015-12-23 苏州达恩克精密机械有限公司 连接器检测机

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5614820A (en) * 1994-03-10 1997-03-25 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector examination device for determining a connection in a connector
FR2726368B3 (fr) * 1994-11-02 1996-12-27 Amp France Appareil de controle de l'assemblage de bornes
JP3048116B2 (ja) * 1995-04-13 2000-06-05 矢崎総業株式会社 コネクタ端子検査器
JPH0922765A (ja) * 1995-07-06 1997-01-21 Yazaki Corp コネクタ導通検査器及びコネクタ導通検査時の端子係止方法
JPH09138261A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Furukawa Electric Co Ltd:The コネクタの雄端子検査治具
US5915986A (en) * 1995-12-04 1999-06-29 Yazaki Corporation Low coupling force connector
US5857868A (en) * 1996-07-24 1999-01-12 Universal Recovery Systems, Inc. Coaxial terminator assembly
US5946186A (en) * 1996-08-30 1999-08-31 Texas Instruments Incorporated Latch apparatus and attachment system
US5903154A (en) * 1997-04-08 1999-05-11 Zhang; Chaojiong Battery test contact assembly
DE60011443T2 (de) * 1999-07-28 2005-06-23 Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi Vorrichtung zum Anzeigen der Drahteinführung
JP3794608B2 (ja) * 1999-12-01 2006-07-05 矢崎総業株式会社 コネクタ導通検査具
US6660950B2 (en) * 2001-07-24 2003-12-09 Danilo E. Fonseca Data line switch
JP2003255013A (ja) * 2002-02-28 2003-09-10 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの導通検査ユニット
US6981313B2 (en) * 2002-07-09 2006-01-03 Emerson Electric Co. Apparatus for connecting electric terminal to connector blocks
TWI221654B (en) * 2003-10-06 2004-10-01 Asustek Comp Inc Pin-mending fixture of chip adapting board
JP2006244709A (ja) * 2005-02-02 2006-09-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ、コネクタ検査装置およびコネクタ検査方法
CN108760281B (zh) * 2018-08-14 2024-03-29 富加宜连接器(东莞)有限公司 一种端子测试用夹具结构

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140160A (ja) * 1983-12-27 1985-07-25 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタの端子検査器
JPH025383A (ja) * 1988-06-24 1990-01-10 Yazaki Corp コネクタ端子検出具
JP2871332B2 (ja) * 1992-09-03 1999-03-17 住友電装株式会社 コネクタ検査装置
JPH0688850A (ja) * 1992-09-07 1994-03-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ検査装置
JPH0682582U (ja) * 1993-05-07 1994-11-25 矢崎総業株式会社 コネクタ端子検査器
JP2575406Y2 (ja) * 1993-08-24 1998-06-25 住友電装株式会社 コネクタ検査装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105182139A (zh) * 2015-09-29 2015-12-23 苏州达恩克精密机械有限公司 连接器检测机

Also Published As

Publication number Publication date
US5586900A (en) 1996-12-24
JP3038113B2 (ja) 2000-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07302669A (ja) コネクタの端子検出具
JP2871332B2 (ja) コネクタ検査装置
JP2921721B2 (ja) コネクタ端子検査具
JPH0256786B2 (ja)
JPH0757841A (ja) コネクタ端子検査具
JPH07220847A (ja) 嵌合フード部を有するコネクタの端子検出具
JPH08334542A (ja) コネクタ検査具およびコネクタ
JP3976117B2 (ja) コネクタ検査器
JP2001159654A (ja) コネクタ導通検査具
JPH09138261A (ja) コネクタの雄端子検査治具
JP3804432B2 (ja) 検査ユニットおよびそれを用いたコネクタ検査装置
JP3575375B2 (ja) 導通検査装置
JP3743305B2 (ja) コネクタ検査装置
JP3247027B2 (ja) コネクタ端子検出具及びコネクタ端子検出方法
JP2011008989A (ja) リテーナ嵌合状態検査用装置
JP3744387B2 (ja) コネクタ検査装置
JPH08320355A (ja) コネクタ検査装置
JP3743310B2 (ja) コネクタ検査装置
JP3744429B2 (ja) 防水栓組付機能付コネクタ検査装置
JP2000156272A (ja) コネクタ検査装置
JP3211671B2 (ja) コネクタ検査方法および装置
JP3449033B2 (ja) コネクタ検査装置
JPH0896923A (ja) 端子半挿入検知構造及びコネクタ端子検出具
JP2563069Y2 (ja) コネクタの端子検査器
JP3180556B2 (ja) コネクタ検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees