JPH07300984A - 電動目地材剥ぎ取り機 - Google Patents

電動目地材剥ぎ取り機

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JPH07300984A
JPH07300984A JP11608794A JP11608794A JPH07300984A JP H07300984 A JPH07300984 A JP H07300984A JP 11608794 A JP11608794 A JP 11608794A JP 11608794 A JP11608794 A JP 11608794A JP H07300984 A JPH07300984 A JP H07300984A
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JP
Japan
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joint material
joint
motor
stripping
rotary cutter
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Pending
Application number
JP11608794A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Osaka
敏治 大坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】目地の両側壁と目地材との接着を自動回転する
回転カッターで切り離しながら、その目地内の目地材を
安全,簡単かつ確実に剥ぎ取ること。 【構成】目地cの底面と目地材c′との間に押入する剥
ぎ取り刃9と、この剥ぎ取り刃9の前方において目地c
の両側壁面と目地材c′との間に押入する左右一対の回
転カッター11,11′と、これら回転カッター11,
11′を回転するモーター15と、上記回転カッター1
1,11′の前方において目地材c′の表面に係合する
突起19′を有する歩進輪19と、これら回転カッタ
ー、モーターおよび歩進輪とその周辺部材の全体を、上
記回転カッターを外方から目視できる切欠部23,2
3′を有するケーシング22で覆っていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーテンウォールのパ
ネル相互間、タイル相互間、サッシュまわり等に形成さ
れた凹溝である目地に充填され固化している目地材を剥
ぎ取るのに使用する電動目地材剥ぎ取り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、目地に充填され固化している目地
材の剥ぎ取りは、その目地の両側壁面に沿って手でカッ
ターナイフ等の刃物による切れ目を入れ(図4)、所要
の手段で持ち上げた先端側を手で掴んで手元側へ手で引
っ張ることにより行う(図5)とか、鋭利な刃先を有す
るいわゆるケレン用具を使用して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法では、かなり慣れないと目地材が寸断してしまい
作業能率が悪いとともに、特に刃物を直接手で把持して
使用するのは危険をともない、また、目地の両側壁面に
沿って切れ目を途切れることなく入れることが案外難し
く、したがって、目地材を部分的に残してしまう。
【0004】そこで本発明は、安全にしかも簡単かつ確
実に目地材を剥ぎ取ることができるようにすることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明電動目地材剥ぎ取
り機は、目地cの底面と目地材c′との間に押入する剥
ぎ取り刃9と、この剥ぎ取り刃9の前方において目地c
の両側壁面と目地材c′との間に押入する左右一対の回
転カッター11,11′と、これら回転カッター11,
11′を回転するモーター15と、上記回転カッター1
1,11′の前方において目地c内の目地材c′の表面
に係合する突起19′を有する歩進輪19とからなる。
【0006】上記歩進輪19は、本機全体を把っ手24
等で引くのにともなって回転するいわば手動回転するも
のてもよいが、該歩進輪19は、回転カッター11,1
1′と同じように、モーターで自動回転するようにする
と、本機は把っ手24で支えているだけで走行すること
になり目地材剥ぎ取り作業を一層容易に行うことができ
好適である。また、基板aの後側に連結した剥ぎ取り刃
挿着枠bに、上記剥ぎ取り刃9を着脱自在に装着すると
ともに、基板aに、上記回転カッター11,11′、モ
ーター15および歩進輪19、あるいはさらに該歩進輪
19を回転するモーターを搭載設置することは、全体を
コンパクトにまとめることができて有益である。
【0007】さらに、回転カッター11,11′、モー
ター15および歩進輪19、あるいはさらに該歩進輪1
9を回転するモーターとその周辺部材の全体を、ケーシ
ング22で覆い、かつ、そのケーシング22に、上記回
転カッター11,11′を外方から目視できる切欠部2
3,23′を設けておくと、作業の実際において便利で
ある。
【0008】
【作用】目地材剥ぎ取り作業は、回転カッターを自動回
転させるとともに、固化した目地材を充填している目地
の所要位置の両側壁の内面に沿って、その回転カッター
を押入し、また、剥ぎ取り刃を、該剥ぎ取り刃で目地材
の所要位置を横断するようにして押入し、しかも、歩進
輪の突起を目地材の表面に係合し、本機全体をゆっくり
と手元(図2右方)に引くことにより、歩進輪が回転
し、目地材と目地の両側壁面との間に一対の回転カッタ
ーが押入してその接着を切り、かつ、同じく目地材と目
地の底面との間に剥ぎ取り刃が押入してその接着を切
り、目地材は先端側を剥ぎ取り刃に沿いながら上方に出
てくる。
【0009】
【実施例】以下図示の実施例について詳しく説明する。
aは、平面長方形状の平板1の所要両側部分に設けた左
右の切欠部2,2′によって形成した縦長幅狭部3の長
手方向前側を幅広方形部4とするとともに後側を横細長
部5としてなる基板である。bは、左右側壁6,6′と
前後側壁7,7′とで窓孔8を囲繞してなる平面長方形
状の剥ぎ取り刃挿着枠で、この剥ぎ取り刃挿着枠bは、
その前側壁7を上記横細長部5に固着することにより基
板aの後側に一体に連結している。
【0010】9は剥ぎ取り刃で、それは、刃先所要長さ
を下方に突出させ、かつ、その突出した刃先側を前方
(図2,3右方)にするとともに頭端側を後方(同各図
左方)にした斜設状態で上記挿着枠bの窓孔8に挿入さ
れていて、左右側壁6,6′および該剥ぎ取り刃9に貫
通したボルト10とナット10′で剥ぎ取り刃挿着枠体
bにしっかりと取り付けられている。
【0011】11,11′は、基板aの上記縦長幅狭部
3に設けたブラケット12,12′に回転自在に軸支し
た横架軸13の左右両側に取り付けられ、その各下周部
分を上記切欠部2,2′を通じ下方に突出させている回
転カッターで、これら両回転カッター11,11′の間
隔は当該目地cの幅員に一致するように適宜調整設定で
きるようにしてある。14は上記横架軸13の中央に固
着したウォームホイール、15は基板aの幅広方形部4
に設けたステー16上に搭載支持したモーターで、その
出力軸17の先端のウォーム18をウォームホイール1
4に噛合させ、これによって、モーター15を駆動し回
転カッター11,11′を所要の方向(図2の矢印方
向)に回転できるようにしている。
【0012】19は、基板aの上記幅広方形部4に設け
たブラケット20,20′に回転自在に軸支した横架軸
21の中央部分に取り付けた歩進輪で、外周に突起1
9′を列設し、少なくとも下周に達したその突起19′
の先端を、幅広方形部4の細窓孔4′を通じて下方に突
出させ、該突起19′を上記目地c内の目地材c′の上
面に係合しながら回転するものである。
【0013】22は、回転カッター11,11′、モー
ター15および歩進輪19とその周辺部材の全体を覆う
無底のケーシングで、左右両側面にほぼ半円形の切欠部
23,23′を有し、かつ、上面に把っ手24を有し、
その把っ手24に上記モーター15の電源スイッチ25
を設置している。このケーシング22は、基板aに対
し、互いの各隅角部分をねじ止めすることにより取外し
自在に装架固定され、上記切欠部23,23′が基板a
の切欠部2,2′に一致し、回転カッター11,11′
を外方から看取できる状態にしている(図1,2)。
【0014】目地材剥ぎ取り作業は、電源スイッチ25
を入れて回転カッター11,11′を自動回転させると
ともに、固化した目地材c′を充填している目地cの所
要位置の両側壁の内面に沿って、その回転カッター1
1,11′を押入し、また、剥ぎ取り刃9を、該剥ぎ取
り刃9で目地材c′の所要位置を横断するようにして押
入し、しかも、歩進輪19の突起19′を目地材c′の
表面に係合し、これによって、本機を当該目地cの表面
を覆うように位置させ、目地材c′の遊端側26を上記
窓孔8を通じその下方から上方に引き出す(図2)。こ
の場合、回転カッター11,11′の押入作業は、切欠
部23,23′を通じてその回転カッター11,11′
の刃先を目視できるので、正確かつ容易に行えるもので
ある。
【0015】そして、把っ手24により本機全体をゆっ
くりと手元(図2右方)に引くことにより、歩進輪19
が回転し、目地材c′と目地cの両側壁面との間に回転
カッター11,11′が押入してその接着を切り、か
つ、同じく目地材c′と目地cの底面との間に剥ぎ取り
刃9が押入してその接着を切り、目地材c′は先端側2
6を剥ぎ取り刃9に沿いながら窓孔8から上方に出てく
る。
【0016】この実施例では、上記のように歩進輪19
を本機全体を把っ手24で引くのにともない回転するい
わば手動回転するものとしたが、該歩進輪19は、回転
カッター11,11′と同じように、モーターで自動回
転するようにすることもできること明らかで、その場合
には、本機は把っ手24で支えているだけで走行するこ
とになり、目地材剥ぎ取り作業を一層容易に行うことが
できるものである。
【0017】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなとおり、
本発明によれは次の効果を奏する。目地の両側壁面と目
地材との間に回転カッターを押入位置させるとともに、
同じく目地の底面と目地材との間に剥ぎ取り刃の刃先を
押入位置させ、そのまま基台をゆっくりと手元に引く
と、カッターが目地材と目地両側壁面との接着を切ると
ともに、剥ぎ取り刃が同じく目地材と目地の底面との接
着を切り、目地材は先端側を剥ぎ取り刃に沿わせながら
上方に出てくる。
【0018】すなわち、本発明によれば、回転カッター
を電動回転させることにより、目地の両側壁面と目地材
との間を簡単かつ確実に、すなわち、従来のように特に
熟練を要することなく初心者においても、目地材を寸断
させることなく、能率よく安全にしかも簡単かつ確実に
目地材を剥ぎ取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電動目地材剥ぎ取り機の実施例の斜視図
である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上のケーシングを取り除いて示す平面図であ
る。
【図4】従来の目地材剥ぎ取り作業を示すもので、カッ
ターナイフで目地の両側壁面に沿って切れ目を入れてい
る状態を示す説明図である。
【図5】同上において、目地材を手元側へ手で引っ張っ
ている状態の説明図である。
【符号の説明】 a 基板 b 剥ぎ取り刃装着枠 c 目地 c′ 目地材 9 剥ぎ取り刃 11 回転カッター 11′ 回転カッター 15 モーター 19 歩進輪 19′ 突起 22 ケーシング 23 切欠部 23′ 切欠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目地の底面と目地材との間に押入する剥ぎ
    取り刃と、この剥ぎ取り刃の前方において目地の両側壁
    面と目地材との間に押入する左右一対の回転カッター
    と、これら回転カッターを回転するモーターと、これら
    回転カッターの前方において目地内の目地材の表面に係
    合する突起を有する歩進輪とからなることを特徴とする
    電動目地材剥ぎ取り機。
  2. 【請求項2】目地の底面と目地材との間に押入する剥ぎ
    取り刃と、この剥ぎ取り刃の前方において目地の両側壁
    面と目地材との間に押入する左右一対の回転カッター
    と、これら回転カッターを回転するモーターと、これら
    回転カッターの前方において目地内の目地材の表面に係
    合する突起を有する歩進輪と、この歩進輪を回転するモ
    ーターとからなることを特徴とする電動目地材剥ぎ取り
    機。
  3. 【請求項3】基板の後側に剥ぎ取り刃挿着枠を一体に連
    結し、その剥ぎ取り刃挿着枠に上記剥ぎ取り刃を着脱自
    在に装着するとともに、基板に、上記回転カッター、モ
    ーターおよび歩進輪、あるいはさらに該歩進輪を回転す
    るモーターを搭載設置してなることを特徴とする電動目
    地材剥ぎ取り機。
  4. 【請求項4】上記回転カッター、モーターおよび歩進
    輪、あるいはさらに該歩進輪を回転するモーターとその
    周辺部材の全体を覆う無底のケーシングを、基板に対
    し、互いの各隅角部分をねじ止めすることにより取外し
    自在に装架固定してなること特徴とする請求項1,2ま
    たは3記載の電動目地材剥ぎ取り機。
  5. 【請求項5】上記ケーシングが、上記回転カッターを外
    方から目視できる切欠部を有することを特徴とする請求
    項4記載の電動目地材剥ぎ取り機。
JP11608794A 1994-05-06 1994-05-06 電動目地材剥ぎ取り機 Pending JPH07300984A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11608794A JPH07300984A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 電動目地材剥ぎ取り機

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JP11608794A JPH07300984A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 電動目地材剥ぎ取り機

Publications (1)

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JPH07300984A true JPH07300984A (ja) 1995-11-14

Family

ID=14678395

Family Applications (1)

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JP11608794A Pending JPH07300984A (ja) 1994-05-06 1994-05-06 電動目地材剥ぎ取り機

Country Status (1)

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JP (1) JPH07300984A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000066858A1 (en) * 1999-05-03 2000-11-09 Margarete De Jesus Fernandes Machine to remove joint seal cement of tiles, floors and similar
JP2002331517A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Tokyo Ootomakku Kk 目地用カッター
DE10360820B3 (de) * 2003-12-23 2005-09-15 Institut für Fertigteiltechnik und Fertigbau Weimar e.V. Gerät zum Entfernen von Fugendichtstoffen
JP2011149167A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Asahi Kasei Homes Co シーリング材切除補助具及びシーリング材の切除方法
JP2016069861A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 旭化成ホームズ株式会社 目地材除去具

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000066858A1 (en) * 1999-05-03 2000-11-09 Margarete De Jesus Fernandes Machine to remove joint seal cement of tiles, floors and similar
JP2002331517A (ja) * 2001-05-11 2002-11-19 Tokyo Ootomakku Kk 目地用カッター
DE10360820B3 (de) * 2003-12-23 2005-09-15 Institut für Fertigteiltechnik und Fertigbau Weimar e.V. Gerät zum Entfernen von Fugendichtstoffen
JP2011149167A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Asahi Kasei Homes Co シーリング材切除補助具及びシーリング材の切除方法
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