JP2016069861A - 目地材除去具 - Google Patents

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直人 梅崎
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Abstract

【課題】パネル材の良好な目地材除去面を得ることが可能な目地材除去具を提供する。
【解決手段】パネル材7を有する外壁2の目地部4に充填されたシーリング材6を除去する目地材除去具1である。目地材除去具1は、一対の切刃13と、切刃13が取り付けられ、切刃13同士の間隔D2を目地溝11の間隔D1に対応する間隔に保つ本体14と、本体14に取り付けられ、互いに隣接するパネル材7の面取面9に当接する円縁部23aを有すると共に、目地部4の延在方向に沿って切刃13を案内するガイドローラ23と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、パネル材を有する外壁の目地部に充填された湿式シーリング材を除去する目地材除去具に関する。
建物外壁の目地部には、防水性の確保などを目的としてシーリング材が打設されている。このシーリング材はパネル材よりも比較的経時劣化し易い。従って、既設のシーリング材を除去した後に、新たなシーリング材を充填する補修作業を行うことがある。例えば、特許文献1には、このような補修作業に利用する切削工具が記載されている。この切削工具は、切削装置本体に取り付けられた切削刃とタイヤとを備えている。切削工具を利用してパネル材の目地溝の一部をシーリング材と塗料と共に切削除去した後に、新たなシーリング材を充填すると共に塗料を塗布する。
特開2008−95347号公報
特許文献1の切削工具を用いた補修作業では、切削工具のタイヤをパネル材の表面に押し当てつつ、切削装置本体を目地部の延在方向に沿って移動させる。パネル材の表面には凹凸が形成されている場合がある。従って、切削装置本体を目地部の延在方向に沿って直線状に動かしにくく、良好な目地材除去面を得ることが困難であった。
そこで、本発明は、パネル材の良好な目地材除去面を得ることが可能な目地材除去具を提供することを目的とする。
本発明の一形態は、パネル材を有する外壁の目地部に充填された湿式シーリング材を除去する目地材除去具であって、一対の切刃と、切刃が取り付けられ、切刃同士の間隔を目地部の幅に対応する間隔に保つ保持部と、保持部に取り付けられ、互いに隣接するパネル材の表面側角部に当接する当接部を有すると共に、目地部の延在方向に沿って切刃を案内するガイド部と、を備える。
湿式シーリング材は、互いに隣り合うパネル材のそれぞれに固着している。この目地材除去具では、一対の切刃が目地部の幅に対応する間隔に保たれている。このため、目地部の一端側から他端側まで目地材除去具を押し当てて移動させることで、パネル材のそれぞれに固着した湿式シーリング材をパネル材から分離することができる。ここで、目地材除去具を目地部の延在方向に移動させるとき、切刃は、ガイド部によって延在方向に沿って案内される。このため、切刃のふらつきが抑制されるので、切刃の直進性を高めることが可能になる。従って、目地材除去具によれば、パネル材の良好な目地材除去面を得ることができる。
一方の切刃における刃先部と他方の切刃における刃先部との間隔は、一方の切刃における背部と他方の切刃における背部との間隔よりも大きくてもよい。この構成によれば、切刃は、延在方向に対して外側に傾いている。このような切刃の姿勢によれば、湿式シーリング材側に作用する力が小さくなるので、この力に対して湿式シーリング材は十分な反力を生じることができる。従って、切刃を目地部に沿って移動させたときに、切刃が徐々に湿式シーリング材側へ移動することが抑制され、切刃を目地部の延在方向に対して平行に移動させることができる。
切刃は、片刃であり、一方の切刃における刃先部の斜面は、他方の切刃における刃先部の斜面に対して対向していることとしてもよい。この構成によれば、切刃の斜面は、湿式シーリング材側に向いている。このような切刃の姿勢によれば、切刃を目地部の延在方向に沿って移動させたときに、湿式シーリング材側に作用する力が小さくなるので、この力に対して湿式シーリング材は十分な反力を生じることができる。従って、切刃を目地部に沿って移動させたときに、切刃が徐々に湿式シーリング材側へ移動することが抑制され、切刃を目地部の延在方向に対して平行に移動させることができる。
一方の切刃における切っ先部と他方の切刃における切っ先部との間隔は、一方の切刃の刃元部と他方の切刃の刃元部との間隔よりも大きくてもよい。この構成によれば、パネル材の表面側角部に面取面が形成されている場合に、パネル材の表面側角部の面取面に対する切刃の角度が垂直に近づく。この角度によれば、切刃を差し込むときの力を、効率よく伝達することが可能になる。従って、切刃を所望の位置に精度良く差し込むことができる。また、この構成によれば、切刃を出す長さを調節することにより、切刃の先端間隔を細かく調整することができる。
一方の切刃における切っ先部と他方の切刃における切っ先部との間隔は、一方の切刃の刃元部と他方の切刃の刃元部との間隔よりも小さくてもよい。この構成によれば、切刃を出す長さを調節することにより、切刃の先端間隔を細かく調整することができる。
一対の切刃の間に配置された間隔調整部を更に備え、間隔調整部は、切刃同士の間隔を調整可能であってもよい。この間隔調整部によれば、目地部の幅に対して最適な切刃の間隔に調整することが可能になる。従って、湿式シーリング材の除去における切断条件を最適な条件に設定できるので、好適な目地材除去面を得ることができる。
保持部に連結された把持部を更に備え、把持部は、切刃の延在方向と交差する方向に延びていることとしてもよい。この把持部によれば、作業者が目地材除去具を容易に保持することが可能になるので、切刃に対して力を加え易くなる。従って、除去作業の作業効率を向上させることができる。
保持部と把持部との間に設けられた連結部を更に備え、連結部は、把持部の端部を保持部に対して回動可能に連結し、把持部と延在方向とのなす角度を調整可能であってもよい。この連結部によれば、被削物に対する切刃の角度を調整することが可能になる。このため、除去作業時における作業者の体勢の変化に、切刃に対する把持部の角度を対応させることができる。従って、切刃に対して効率よく力を加えることが可能になるので、除去作業の作業効率を向上させることができる。また、作業者が無理な体勢で除去作業をする必要がなくなるので、除去作業の安全性を高めることができる。
保持部とガイド部との間に設けられたガイド位置調整部を更に備え、ガイド位置調整部は、切刃の延在方向に沿ったガイド部の位置を調整することとしてもよい。このガイド位置調整部によれば、被削物に対する切刃の角度を調整することが可能になる。このため、除去作業時における作業者の体勢の変化に、切刃に対する把持部の角度を対応させることができる。従って、切刃に対して効率よく力を加えることが可能になるので、除去作業の作業効率を向上させることができる。また、作業者が無理な体勢で除去作業をする必要がなくなるので、除去作業の安全性を高めることができる。
ガイド部は、目地部の延在方向に沿って回転しつつ移動するローラを有し、ローラは、円縁部に形成された面取部を含むこととしてもよい。このガイド部によれば、面取りがされていないパネル材であっても、その表面側の角部にローラを当接させることが可能になる。従って、切刃の直進性を確保することができる。
本発明によれば、パネル材の良好な目地材除去面を得ることが可能な目地材除去具が提供される。
本発明に係る目地材除去具の使用形態を示す図である。 目地材除去具によって目地材を除去している様子を示す斜視図である。 目地材除去具を示す側面図である。 切刃同士の相対的な位置関係を説明するための平面図である。 切刃同士の相対的な位置関係を説明するための正面図である。 目地部とガイドローラとの関係を示す断面図である。 切断時における切刃の位置を示す概略図である。 切断時における力の釣り合いを示す概略図である。 差込時における力の釣り合いを示す概略図である。 変形例に係る切刃における力の釣り合いを示す概略図である。 変形例に係る目地部とガイドローラとの関係を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2に示されるように、目地材除去具1は、外壁2の補修作業に利用される。作業者3は、目地材除去具1を利用して外壁2の目地部4に充填されたシーリング材(目地材)6を除去する。
外壁2は、複数のパネル材7を有している。このパネル材7は、一例として軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)である。パネル材7は、小口面同士が対面し、小口面の間に所定の隙間が形成されるように配置されている。図6に示されるように、パネル材7の小口面には、凹部8と面取面9とが形成されている。隣接するパネル材7は、これら凹部8同士が対向すると共に、面取面9同士が対向するように配置されている。互いに対向する一対の凹部8は、目地溝11を形成している。また、互いに対向する一対の面取面9は、面取溝10を形成している。
目地溝11には、シーリング材6が充填されている。シーリング材6としては、例えば、湿式シーリング材であるポリウレタン系樹脂を主成分とするシーリング材などが挙げられる。シーリング材6の表面6aは、面取溝10又は目地溝11内に位置している。すなわち、シーリング材6は、パネル材7の表面7aに対して窪んでいる。パネル材7の表面7aと、面取面9と、シーリング材6の表面6aとには、塗膜層12が形成されている。この塗膜層12は、塗料が固化したものであり、比較的硬質である。例えば、塗膜層12は、シーリング材6よりも硬質である。
面取面9は、パネル材7の表面側角部に形成されている。面取面9は、パネル材7の角部において、例えば、辺の長さが4mmの直角二等辺三角形で切り取って形成された斜面である。なお、以下の実施形態でいう目地部4とは、面取溝10、目地溝11及びこれら面取溝10、目地溝11と接触しているパネル材7の表面近傍により構成されているものとする。
図2に示されるように、目地材除去具1は、一対の切刃13によって目地部4からシーリング材6を取り除く。目地材除去具1は、一対の切刃13と、本体(保持部)14と、ガイド部16と、ハンドル(把持部)17と、を備えている。
切刃13は、シーリング材6を目地溝11から取り除く。具体的には、切刃13は、シーリング材6ではなく、目地溝11の壁面8a(図6参照)近傍のパネル材7を切断する。壁面8aは、その微小な凹凸にシーリング材6が入り込みいわゆる接着状態になっている。この状態において、例えば地震等によりパネル材7間の隙間の拡大又は縮小が繰り返されると、壁面8aは繰り返し荷重を受ける。従って、目地溝11の壁面8a近傍のパネル材7は、この繰り返し荷重によって劣化している。そこで、この劣化した部分を切り取ることにより、繰り返し荷重の影響を受けていない壁面を形成することができる。
図3に示されるように、切刃13は、板状のカッター刃である。本実施形態に係る切刃13は両刃である。切刃13は、長手方向において所定のピッチで複数の切れ目13sが形成されたいわゆる折る刃タイプのカッター刃である。従って、切れ味が悪くなった場合には、先端部を折り取ることができる。切刃13は、刃先部13aと、背部13bと、切っ先部13cと、刃元部13dとを有している。刃先部13aは、切刃13の切断刃が形成された部分である。背部13bは、刃先部13aとは反対側の縁部である。切っ先部13cは、刃先部13aの先端部である。刃元部13dは、刃先部13aの後端部である。
切刃13は、鞘15に収納されている。切刃13は、鞘15に対して長手方向に自由にスライドさせることができる。そして、つまみ部15aを操作することにより、切刃13の位置を固定することができる。従って、鞘15から突出する切刃13の長さを所望の長さに調整することができる。
図4に示されるように、一対の切刃13は、その板厚方向に沿って互いに離間している。切刃13同士の間隔D1は、目地溝11の間隔D2に対応している。具体的には、間隔D1は、間隔D2よりも僅かに大きい。この間隔D1によれば、切刃13は、目地部4をなす面取面9に切り込む。また、目地溝11の間隔D2は、例えば、5mm以上30mm以下である。
本体14は、切刃13及び鞘15を所定の間隔D1で保持する。本体14は、断面H形の長尺状を呈している。本体14には、間隔調整部18(図4参照)が取り付けられている。切刃13を収納した鞘15は、この間隔調整部18に取り付けられている。
図4(a)に示されるように、間隔調整部18は、切刃13の長手方向に離間して配置されている。それぞれの間隔調整部18は、円筒状のゴム体19と、一対のボルト21と、一対のナット22とを有している。ゴム体19は、一対の鞘15に挟み込まれている。ボルト21は、一方の鞘15と、ゴム体19と、他方の鞘15をこの順に貫通している。そして、他方の鞘15から突出したボルト21の先端部21aにはナット22がねじ込まれている。
このような間隔調整部18によれば、ナット22又はボルト21を締め込むことにより、ゴム体19が縮まるので、切刃13同士の間隔D1が小さくなる。逆に、ナット22又はボルト21を緩めることにより、ゴム体19の弾性力が生じる範囲において切刃13同士の間隔D1が大きくなる。更に、鞘15の間に挟み込まれた2個の間隔調整部18のそれぞれは、独立して操作することができる。従って、例えば、図4(a)に示されるように、2個の間隔調整部18におけるナット22又はボルト21の締め込み量を全て同じにすると、一方の鞘15に対して他方の鞘15が平行に近づく。すなわち、切刃13同士が平行状態を保ったまま間隔D1が狭くなる。
一方、例えば、図4(b)に示されるように、切っ先部13c側に配置された間隔調整部18の締め込み量を、刃元部13d側に配置された間隔調整部18の締め込み量よりも小さくすると、一方の鞘15に対して他方の鞘15が斜めになる。このような姿勢によれば、刃元部13dから切っ先部13cに向かって、切刃13同士の間隔D1が徐々に広くなる。具体的には、一方の切刃13における切っ先部13cと他方の切刃13における切っ先部13cとの間隔D1aは、一方の切刃13の刃元部13dと他方の切刃13の刃元部13dとの間隔D1bよりも大きい。すなわち、一対の切刃13を平面視すると、一対の切刃13はハ字状に配置されている。また、間隔D1aは、切刃13の出寸法を調整することにより、微調整することが可能である。例えば、切刃13の出寸法を大きくすると、間隔D1aは間隔D1nに広がる。
また、例えば、図4(c)に示されるように、切っ先部13c側に配置された間隔調整部18の締め込み量を、刃元部13d側に配置された間隔調整部18の締め込み量よりも大きくすると、一方の鞘15に対して他方の鞘15が斜めになる。このような姿勢によれば、一方の切刃13における切っ先部13cと他方の切刃13における切っ先部13cとの間隔D2aは、一方の切刃13の刃元部13dと他方の切刃13の刃元部13dとの間隔D2bよりも小さい。すなわち、一対の切刃13を平面視すると、一対の切刃13は図4(b)とは逆のハ字状に配置されている。また、間隔D2aは、切刃13の出寸法を調整することにより、微調整することが可能である。例えば、切刃13の出寸法を大きくすると、間隔D2aは間隔D2nに縮まる。
さらに、図5に示されるように、それぞれの間隔調整部18において、ナット22又はボルト21の締め込み量を異ならせると、一方の鞘15と他方の鞘15とが傾く。このような姿勢によれば、背部13bから刃先部13aに向かって、切刃13同士の間隔D1が徐々に広くなる。具体的には、一方の切刃13における刃先部13aと他方の切刃13における刃先部13aとの間隔D1cは、一方の切刃13における背部13bと他方の切刃13における背部13bとの間隔D1dよりも大きい。すなわち、一対の切刃13を正面視すると、一対の切刃13はハ字状に配置されている。
再び図3に示されるように、本体14の前方下部には、ガイド部16が取り付けられている。ガイド部16は、切刃13を目地部4の延在方向に沿って案内する。ガイド部16は、ガイドローラ23と、ローラブラケット24と、ガイド位置調整部26とを有している。ガイドローラ23の回転軸は、ローラブラケット24に支持されている。従って、ガイドローラ23はローラブラケット24に対して回転する。ローラブラケット24は、前端が回転軸部24aを介して本体14に連結されている。また、ローラブラケット24は、後端がガイド位置調整部26を介して本体14に連結されている。
図6に示されるように、ガイドローラ23の両端における円縁部(当接部)23aは、それぞれパネル材7の面取面(表面側角部)9に当接している。具体的には、ガイドローラ23は、その一部が目地部4に嵌り込んでいる。ガイドローラ23の幅D3は、目地溝11の間隔D2より大きく、面取溝10の幅D4よりも小さい(D2<D3<D4)。ガイドローラ23の幅D3は、例えば5mm以上20mm以下である。このような幅D3によれば、円縁部23aは、面取面9に当接する。従って、ガイドローラ23は、円縁部23aにおいてパネル材7の面取面9に当接した部分が目地部4に嵌り込んでいる。また、ガイドローラ23の直径は、例えば20mm以上60mm以下であり、切刃13の切り込み深さを担保する。また、ガイドローラ23は、硬質のポリ塩化ビニルといった硬質樹脂材料からなる。
この状態によれば、シーリング材6よりも高い硬度を有するパネル材7にガイドローラ23が当接しつつ転動するので、安定した転動状態を維持することができる。また、ガイドローラ23の一部が面取溝10に嵌り込んでいるので、ガイドローラ23の回転軸の方向に沿ったガイドローラ23の移動が規制される。すなわち、ガイドローラ23は、目地部4の延在方向、より具体的には、面取面9の延在方向に沿って、直進性を保ちながら移動可能である。また、仮にパネル材7の正面に凹凸が形成されていたとしても、ガイドローラ23は、凹凸のある正面ではなく、面取溝10に対して当接して転動し、ガイドローラ23は、直進性を保つことができる。
図3に示されるように、ローラブラケット24は、ガイド位置調整部26において、本体14とローラブラケット24の後端との間の距離を伸縮することにより、回転軸部24aを中心に所定の範囲で回動する。そして、この回動によれば、ガイドローラ23の位置が変化する。具体的には、切刃13の延在方向に沿ったガイドローラ23の位置が変化する。
ガイド位置調整部26は、本体14に対して所定角度で固定された基部26aと、基部26aから斜め方向に延在するねじ部26bと、ねじ部26bにねじ込まれるナット26cとを有している。ねじ部26bは、ローラブラケット24を貫通している。ナット26cのねじ込み量を調整することにより、本体14とローラブラケット24との間の間隔を調整することができる。
本体14の後端側には、ハンドル17が連結されている。ハンドル17は、作業者3が把持する部分である。ハンドル17は、棒状の部材であり、切刃13の延在方向に対して所定の角度をなすように連結されている。ハンドル17の一端側は、ハンドルブラケット(連結部)27を介して本体14に連結されている。ハンドルブラケット27は、ハンドル17の端部を本体14に対して回動可能に連結し、本体14とハンドル17とのなす角度を所望の角度に変更する。そして、ハンドルブラケット27は、当該角度を保持する。また、ハンドル17の他端側には、ゴムキャップ17aが嵌め込まれている。ゴムキャップ17aによれば、作業者3が把持したときの滑りが抑制され、力を効率的に伝達することができる。
ところで、パネル材7の壁面8a近傍を切断しつつシーリング材6の除去する作業において、切断に要する力と、壁面8aを基準とした切断位置との間には所定の関係があることを発明者らは見出した。具体的には、パネル材7の切断に要する力は、切断位置が壁面8aから所定の深さであるときに最も小さくなることを見出した。パネル材7の劈開強度、剛性、及び繰り返し強度の影響が及ぶ壁面8aからの深さなどといった条件、シーリング材6の弾性力、剛性、及びパネル材7の壁面8aに対する密着力といった条件、及び刃先部13aの刃先角度といった条件が相互に関係し、最小の力でパネル材7を切断し得る位置が設定されると考えられる。
このような切断における最適な位置が存在する場合、刃先部13aの位置がある程度の範囲で移動可能に構成されていると、刃先部13aの位置は自然に最適位置に収束すると考えられる。本実施形態の目地材除去具1では、鞘15から突出させた切刃13の長さをある程度確保している。従って、切刃13は、その板厚方向に撓むことができるので、刃先部13aの位置がある程度の範囲で移動可能になる。従って、目地部4の延在方向に沿って切刃13を移動させると、刃先部13aの位置は最適位置に収束するものと予想される。
この目地材除去具1では、一対の切刃13が目地溝11の間隔D2に対応する間隔D1に保たれている。このため、目地部4の一端側から他端側まで目地材除去具1を押し当てて移動させることで、パネル材7のそれぞれに固着したシーリング材6をパネル材7から分離することができる。また、切刃13の間隔D1が保たれているため、間隔D1に対応する幅をもってシーリング材6が除去される。従って、シーリング材6を除去した後の溝における寸法精度を向上させることができる。また、良好な目地材除去面を得ることができる。従って、シーリング材6の除去作業において、省力化、コストの低減、工期の短縮化を図ることができる。ここで、目地材除去具1を目地部4の延在方向に移動させるとき、切刃13は、ガイドローラ23によって延在方向に沿って案内される。このため、切刃13のふらつきが抑制されるので、切刃13の直進性を高めることが可能になる。従って、目地材除去具1によれば、パネル材7の良好な目地材除去面を得ることができる。
また、目地材除去具1は、ガイドローラ23によって直進性が高められている。このため、作業者3は、切刃13を目地部4の延在方向に沿わせて、直進性を保ちながら移動させることに要する労力を低減できる。従って、作業者3は、体重を預けるなどして切刃13に対して大きな力を与えることが可能になる。従って、シーリング材6の除去作業を省力化することができる。
また、目地材除去具1によれば、切刃13を電動により強制的に振動させることなく、パネル材7を切断している。従って、シーリング材6の除去作業における騒音の発生を抑制することができる。
ここで、切刃13は、切刃13の延在方向に沿った方向から見て、ハ字状に配置されている。この理由を詳細に説明する。
両刃である切刃13の刃先部13aを拡大すると、その断面は楔状を呈している。比較例として、図7(a)に示されるように、切刃13が、延在方向に沿った方向から見て、互いに平行に配置されているとする。この配置では、切刃13の中心軸J1は、パネル材7とシーリング材6との境界面28に対して平行である。切刃13の中心軸J1を通る先端は、シーリング材6とパネル材7との境界面28に対してパネル材7側のa点に設定されるとする(図7(b)参照)。そして、切刃13に対して背部13bから刃先部13aの方向へ向かう力H1を加える。この力H1により、切刃13がパネル材7に差し込まれる。このとき、切刃13の中心軸J1と切刃13の作用方向は、パネル材7に対して直角であり、図8(a)に示されるように刃先部13aの斜面A1,A2は、その法線方向に沿った力F1,F2をパネル材7に加える。そうすると、それぞれの力F1,F2に対応する反力R1,R2が切刃13に作用する。この反力R1,R2は、力F1,F2における切刃13の進行方向と直交する方向成分(分力F1a,F2a)と同じ大きさを有する。パネル材7は充分な剛性を有しているので、分力F1aに対応し得る反力R1を生じさせることができる。一方、シーリング材6はパネル材7に比べて剛性が低い。そうすると、分力F2aに対抗し得る反力R2を生じさせることができない場合があり得る。従って、切刃13を目地部4の延在方向に沿って移動させると切刃13は徐々にシーリング材6の方に移動する虞がある。要するに、目地材除去具1を目地部4の延在方向に沿って移動させたとしても、切刃13の移動方向は、厳密には目地部4の延在方向から僅かにずれる。その結果、図7(c)のb点に示されるように、切っ先部13cの先端は、境界面28に対してシーリング材6側に斜めに移動する。この場合、図7(d)に示されるように、目地溝11を正面視すると切刃13によって形成される切削溝の巾は徐々に狭くなる。
一方、本実施形態の切刃13は、延在方向に沿った方向から見て、ハ字状に配置されている。この配置によれば、図8(b)に示されるように、切刃13は、背部13bから刃先部13aに向かって、パネル材7側に深く切り込むような姿勢になる。パネル材7側の斜面A1は、目地部4の延在方向に対して略平行になっており、斜面A2の法線方向と目地部4の幅方向とは角度αをなしている。このような姿勢とされた切刃13を目地部4の延在方向に沿って移動させる。このとき、刃先部13aの斜面A1,A2は、その法線方向に沿った力F3,F4をパネル材7に加える。ここで、斜面A1は、目地部4の延在方向に対して略平行であるので、パネル材7側の斜面A1から作用する力F3は、比較例に係る力F1aよりも大きくなる。しかし、パネル材7は充分な剛性を有しているので、この力F3に対しても十分に対抗できる反力R3を生じさせることができる。一方、シーリング材6側の斜面A2から作用する力F4の分力F4aは、比較例に係る力F2aよりも小さくなる。これは、斜面A2の法線方向と、目地部4の幅方向とのなす角度αが大きくなるためである。そうすると、刃先部13aから加わった力F4に対抗し得る反力R4aを生じさせることができるようになる。さらに、このような配置によれば、切刃13が進行方向に対して開いている。従って、切刃13を進行させたときには切刃13をパネル材7側へ押し込む力R4bが発生する。従って、これら反力R4aと力R4bとにより、切刃13を目地部4の延在方向に沿って移動させたときに切刃13が徐々にシーリング材6の方に移動することが抑制される。なお、切刃13の中心軸J1の傾きは、斜面A1,A2の角度と、切削物の硬さによって適正値が規定される。本実施形態のようにALCパネルをカッター刃で切削する場合は、1度から12度の範囲が望ましく、6度前後がさらに望ましい。
切刃13は、目地部4の延在方向に沿った方向から見て、ハ字状に配置されている。この理由を詳細に説明する。ここで、切刃13は、目地部4の面取面9に差し込まれるものとする。
比較例として、図9(a)に示されるように、切刃13が、目地部4の延在方向に沿った方向から見て、互いに平行に配置されているとする。この配置では、切刃13と面取面9とのなす角度β1は鈍角である。この状態で、切刃13に力F5を加えると、その力F5は、面取面9に沿った分力F5aと、面取面9に直交する方向の分力F5bとに分解される。この分力F5aが大きくなると、面取面9に対する刃先部13aの滑りを生じさせ得る。従って、切刃13を所望の位置に精度良く切り込むことが難しい。
一方、図9(b)に示されるように、本実施形態の切刃13は、目地部4の延在方向に沿った方向から見て、ハ字状に配置されている。この配置では、切刃13と面取面9とのなす角度β2は角度β1よりも小さくなり、面取面9の法線方向に近づく。この状態で切刃13に力F6を加えると、その力F6は、面取面9に沿った分力F6aと、面取面9に直交する方向の分力F6bとに分解される。ここで、切刃13と面取面9とのなす角度が90度に近づいているので、面取面9に沿った方向に分解される分力F6aは小さくなる。一方、面取面9に直交する分力F6bは大きくなる。このため、切刃13に加えた力F6を効率よく、刃先部13aの切り込みに利用することができる。従って、切刃13を所望の位置に精度良く切り込むことができる。すなわち、作業開始時において、切刃13がパネル材7に入りやすくなる。
間隔調整部18によれば、目地溝11の間隔D2に対して最適な切刃13の間隔D1に調整することが可能になる。また、2枚の切刃13が平面視でハ字状に保持されているので、鞘15から突出した切刃13の長さを調整することにより、間隔D1の微調整が可能になる。このため、施工誤差やパネル材の製造誤差に起因する目地溝11の間隔D2の違いに対応することが可能になる。従って、シーリング材6の除去における切断条件を最適な条件に設定できるので、パネル材7の好適な目地材除去面を得ることができる。
ハンドル17によれば、作業者3が目地材除去具1を確実に保持することが可能になるので、切刃13に対して力を加え易くなる。従って、除去作業の作業効率を向上させることができる。
ハンドルブラケット27によれば、パネル材7に対する切刃13の角度を調整することが可能になる。このため、除去作業時における作業者3の体勢の変化に、切刃13に対するハンドル17の角度を対応させることができる。従って、切刃13に対して効率よく力を加えることが可能になるので、除去作業の作業効率を向上させることができる。また、作業者3が無理な体勢で除去作業をする必要がなくなるので、除去作業の安全性を高めることができる。
ガイド位置調整部26によれば、パネル材7に対する切刃13の角度を調整することが可能になる。このため、除去作業時における作業者3の体勢の変化に、切刃13に対するハンドル17の角度を対応させることができる。また、切断に寄与する切刃13の長さを調整することができる。従って、切刃13に対して効率よく力を加えることが可能になるので、除去作業の作業効率を向上させることができる。また、作業者3が無理な体勢で除去作業をする必要がなくなるので、除去作業の安全性を高めることができる。
<変形例>
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
上記実施形態では、刃先部13aは両刃であったが、刃先部は片刃であってもよい。図10に示されるように、片刃である刃先部29aは、一方の切刃29における刃先部29aの斜面A3が、他方の切刃29における刃先部29aの斜面A3と対向している。そうすると、刃先部29aの斜面A3がシーリング材6に向く。また、反対側の裏面A4は、目地部4の延在方向に対して略平行になる。このような刃先部29aによれば、切刃29を目地部4の延在方向に沿って移動させた場合、図8(b)と同じような力学的釣り合いが生じる。つまり、シーリング材6側の斜面A3から作用する力F8の分力F8cは、小さくなる。これは、斜面A3の法線方向と、目地部4の幅方向とのなす角度γが大きくなるためである。従って、切刃29がシーリング材6側へ移動することが抑制される。すなわち、切刃13が片刃である場合には、切刃13を切刃13の延在方向から見てハ字状に配置した場合と同じ作用を生じさせることができる。
上記実施形態では、パネル材7には面取面9が形成され、この面取面9にガイドローラ23の円縁部23aが当接していた。パネル材7とガイドローラ23との関係は、この構成に限定されることはない。例えば、図11に示されるように、面取が施されていないパネル材31に対して、面取面32aが設けられたガイドローラ32が当接する構成であってもよい。このガイドローラ32によれば、面取りがされていないパネル材31であっても、その表面側角部にガイドローラ32を当接させることが可能になる。従って、切刃13の直進性を確保することができる。
上記実施形態では、一対の切刃13の相対的な位置が調整可能であった。一対の切刃13は相対的な位置が固定されていてもよい。また、ガイド部16が本体14に対してその位置を調整可能であった。更に、ハンドル17が本体14に対してその角度を調整可能であった。ガイド部16及びハンドル17は、本体14に対して固定されていてもよい。これら構成によれば、目地材除去具1の構成を簡易にすることができる。
また、間隔調整部18、ガイド位置調整部26、及びハンドルブラケット27の構成は、上述した構成に限定されることはない。切刃13同士の間隔、ガイドローラ23の位置、ハンドル17の角度が調整可能な任意の構成を採用し得る。
また、切刃13と鞘15とは専用品である必要はなく、カッター刃とグリップとが組み合わされたいわゆるカッターナイフを利用してもよい。また、切刃13には、高速振り子型振動子又は超音波振動型の電動切刃を利用してもよい。これら電動切刃によれば、シーリング材6の除去作業をより省力化できる。
また、目地材除去具1を利用したシーリング材6の除去が可能な外壁は、パネル材7がALCパネルで構成された外壁に限定されない。例えば、サイディング材等のパネル材によって構成された外壁であってもよい。
1…目地材除去具、2…外壁、3…作業者、4…目地部、6…シーリング材、6a…表面、7,31…パネル材、8…凹部、9…面取面、10…面取溝、11…目地溝、12…塗膜層、13,29…切刃、13a,29a…刃先部、13b…背部、13c…切っ先部、13d…刃元部、14…本体、15…鞘、16…ガイド部、17…ハンドル(把持部)、17a…ゴムキャップ、18…間隔調整部、23,32…ガイドローラ、26…ガイド位置調整部、27…ハンドルブラケット(連結部)。

Claims (10)

  1. パネル材を有する外壁の目地部に充填された湿式シーリング材を除去する目地材除去具であって、
    一対の切刃と、
    前記切刃が取り付けられ、前記切刃同士の間隔を前記目地部の幅に対応する間隔に保つ保持部と、
    前記保持部に取り付けられ、互いに隣接する前記パネル材の表面側角部に当接する当接部を有すると共に、前記目地部の延在方向に沿って前記切刃を案内するガイド部と、を備えることを特徴とする目地材除去具。
  2. 一方の前記切刃における刃先部と他方の前記切刃における刃先部との間隔は、一方の前記切刃における背部と他方の前記切刃における背部との間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の目地材除去具。
  3. 前記切刃は、片刃であり、
    一方の前記切刃における刃先部の斜面は、他方の前記切刃における刃先部の斜面に対して対向していることを特徴とする請求項1又は2に記載の目地材除去具。
  4. 一方の前記切刃における切っ先部と他方の前記切刃における切っ先部との間隔は、一方の前記切刃の刃元部と他方の前記切刃の刃元部との間隔よりも大きいことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の目地材除去具。
  5. 一方の前記切刃における切っ先部と他方の前記切刃における切っ先部との間隔は、一方の前記切刃の刃元部と他方の前記切刃の刃元部との間隔よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の目地材除去具。
  6. 一対の前記切刃の間に配置された間隔調整部を更に備え、
    前記間隔調整部は、前記切刃同士の間隔を調整可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の目地材除去具。
  7. 前記保持部に連結された把持部を更に備え、
    前記把持部は、前記切刃の延在方向と交差する方向に延びていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の目地材除去具。
  8. 前記保持部と前記把持部との間に設けられた連結部を更に備え、
    前記連結部は、前記把持部の端部を前記保持部に対して回動可能に連結し、前記把持部と前記延在方向とのなす角度を調整可能であることを特徴とする請求項7に記載の目地材除去具。
  9. 前記保持部と前記ガイド部との間に設けられたガイド位置調整部を更に備え、
    前記ガイド位置調整部は、前記切刃の延在方向に沿った前記ガイド部の位置を調整することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の目地材除去具。
  10. 前記ガイド部は、前記目地部の延在方向に沿って回転しつつ移動するローラを有し、
    前記ローラは、円縁部に形成された面取部を含むことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の目地材除去具。
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