JP2912170B2 - 切削幅表示部が形成された鉋 - Google Patents

切削幅表示部が形成された鉋

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JP2912170B2
JP2912170B2 JP6262486A JP26248694A JP2912170B2 JP 2912170 B2 JP2912170 B2 JP 2912170B2 JP 6262486 A JP6262486 A JP 6262486A JP 26248694 A JP26248694 A JP 26248694A JP 2912170 B2 JP2912170 B2 JP 2912170B2
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晴之 田辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明に係る切削幅表示部が形成
された鉋は、切削幅を容易かつ確実に視認することがで
きる構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は手持ち式電気鉋の側面図である。
手持ち式電気鉋は、ハウジング4内に鉋刃が形成された
鉋胴2を備えており、この鉋胴2は前方ベース30と後
方ベース31との間から露出している。そして、鉋胴2
がハウジング4内のモータ(図示せず)の駆動を受けて
回転することによって、木材10等の切削対象物を切削
する。
【0003】図5は従来の手持ち式電気鉋の平面図であ
る。ハウジング4の両側面には、それぞれカバー6a、
6bが取り付けられている。切削作業を行なう場合、作
業者はハンドル部4Hを握り、手持ち式電気鉋を矢印9
0方向へ移動させる。手持ち式電気鉋を移動させること
によって、切削幅S2の範囲で材木10を帯状に切削す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の手持ち式電気鉋
には次のような問題があった。切削作業を行なう場合、
作業者はハンドル部4Hを握り、手持ち式電気鉋の上方
から切削位置を目視して矢印90方向へ移動させる。
【0005】ところが、ハウジング4は鉋胴2両端の軸
支部やモータを覆って設けられているため、一般に図5
に示すように、切削幅S2よりもハウジング4の幅S8
の方が大きい。さらに、上記のようにハウジング4の両
側面にはカバー6a、6bが取り付けられており、ハウ
ジング4の幅S8よりもカバー6a、6bの幅S9は大
きくなっている。
【0006】このため図5に示すように、手持ち式電気
鉋を上方から目視した場合、切削幅S2、ハウジング4
の幅S8、カバー6a、6bの幅S9の段差によって、
外形全体が凹凸になっている。このような外形の凹凸が
障害となって、作業者は切削幅S2を正確に把握するこ
とが難しく、作業性が悪くなるという問題がある。
【0007】そこで本発明は、切削幅を容易かつ確実に
認識することによって、切削作業の効率を高め、作業性
を向上させることができる切削幅表示部が形成された鉋
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段を以下に説明する。
【0009】請求項1に係る切削幅表示部が形成された
鉋は、筐体、 筐体に固定されており、切削対象物の切削
面に対して接触するベース、 筐体に回転可能に軸支され
た切削部であって、切削刃を有しており、当該切削刃が
ベースから露出可能に位置して、所定の切削幅をもって
切削を行なう切削部、 前記切削幅の両端とほぼ同一幅の
線上に沿って筐体に形成された切削幅表示部、 を備えて
おり、前記筐体はハウジングおよびカバーによって構成
されており、前記切削幅表示部は、ハウジングにカバー
を取り付けることによって形成される境界ラインであ
る、ことを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明における作用を以下に説明する。
【0011】請求項1に係る切削幅表示部が形成された
鉋においては、切削幅の両端とほぼ同一幅の線上に沿っ
て、筐体に切削幅表示部が形成されており、この切削幅
表示部は、ハウジングにカバーを取り付けることによっ
て形成される境界ラインによって構成されている。
【0012】このように、境界ラインによって構成され
る切削幅表示部は切削幅の両端とほぼ同一幅の線上に沿
って形成されている。このため、境界ラインを目視する
ことによって、切削作業中に、切削対象物が切削幅内に
あるか否かを容易かつ確実に認識することができる。
【0013】た、ハウジングにカバーを取り付けるだ
けで切削幅表示部を形成することができる。
【0014】
【実施例】図4は手持ち式電気鉋の全体側面図である。
ハウジング4内には、切削刃である鉋刃が形成された切
削部としての鉋胴2が回転可能に軸支されており、この
鉋胴2の鉋刃は前方ベース30と後方ベース31との間
から露出している。そして、鉋胴2がハウジング4内の
モータ(図示せず)の駆動を受けて回転することによっ
て、木材10等の切削対象物を切削する。
【0015】作業者はハンドル部4Hを握り、前方ベー
ス30と後方ベース31とを木材10の切削面に接触さ
せた状態で、手持ち式電気鉋を矢印90方向へ移動させ
て切削作業を行なう。ハンドル部4Hに設けられている
スイッチ24を押し込むことによってモータは駆動し、
鉋胴2が回転して切削が行なわれる。なお、モータ駆動
等のための電力はケーブル22を通じて供給される。ま
た、調整つまみ20は切削深さの調整を行なうためのつ
まみである。
【0016】[第1の実施例]本発明に係る切削幅表示
部が形成された鉋の第1の実施例を図1に基づいて説明
する。図1は、図4に示した手持ち式電気鉋の平面図で
ある。図1に示すようにハウジング4の両側面には、そ
れぞれカバー6a、6bが取り付けられている。ハウジ
ング4とカバー6a、6bが本発明における筐体であ
る。
【0017】鉋胴2(図4)の回転によって木材10を
切削した場合、切削幅S2の範囲で材木10は帯状に切
削される。本実施例においては前方ベース30、後方ベ
ース31の幅と切削幅S2とはほぼ同じである。
【0018】切削幅S2の両端とほぼ同一幅の両端ライ
ンL1、L2上に沿って、ハウジング4には切削幅表示
部としての基準ライン8a、8bが形成されている。す
なわち、図1に示すように、作業者が手持ち式電気鉋を
上方から見た場合、切削幅S2の両端ラインL1、L2
と基準ライン8a、8bとはほぼ同一直線上に位置する
ようになっている。
【0019】このため、鉋の外形全体に切削幅S2が示
されることになり、作業者は切削幅S2を容易かつ確実
に認識することができ、切削作業の効率を高め、作業性
を向上させることができる。たとえば、切削幅S2より
も幅の広い木材10を直線的に切削しようとする場合
は、木材10の端部に対して基準ライン8aまたは8b
を位置合わせしながら矢印90方向に移動させる。これ
によって、木材10が鉋胴2から外れることなく、容易
かつ確実に切削を行なうことができる。
【0020】基準ライン8a、8bは、ライン状にペイ
ント処理を施して形成してもよく、直線的な凹部または
凸部をハウジング4表面にライン状に施して形成しても
よい。
【0021】[第2の実施例]図2に、本発明に係る切
削幅表示部が形成された鉋の第2の実施例を示す。この
実施例ではハウジング4に地色と異なる色彩が塗装され
ており、切削幅S2の両端とほぼ同一幅の両端ラインL
1、L2上に沿うように色彩境界ライン7a、7b(切
削幅表示部)が形成されている。図2において、斜線部
分がハウジング4の地色と異なる色彩が塗装されている
部分である。
【0022】このため本実施例においても、鉋の外形全
体に切削幅S2が示されることになり、作業者は切削幅
S2を容易かつ確実に認識することができ、切削作業の
効率を高め、作業性を向上させることができる。その他
の部分は第1の実施例と同様である。
【0023】なお、本実施例ではハウジング4の地色、
およびこの地色と異なる色彩の2種を用いて色彩境界ラ
イン7a、7bを形成しているが、同一色彩の色調(ト
ーン)を変化させ、その色調の境界で切削幅表示部を形
成してもよい。
【0024】[第3の実施例]図3に、本発明に係る切
削幅表示部が形成された鉋の第3の実施例を示す。この
実施例では、ハウジング4の両側を部分的に覆ってカバ
ー6a、6bが取り付けられている。そして、ハウジン
グ4とカバー6a、6bとの境界ライン9a、9bを、
切削幅S2の両端とほぼ同一幅の両端ラインL1、L2
上に沿うように位置させている。
【0025】このため本実施例においても、鉋の外形全
体に切削幅S2が示されることになり、作業者は切削幅
S2を容易かつ確実に認識することができ、切削作業の
効率を高め、作業性を向上させることができる。その他
の部分は第1の実施例と同様である。
【0026】[その他の実施例]上記各実施例では手持
ち式電気鉋を例に掲げているが、他の鉋に本発明を適用
してもよい。また、たとえばハウジング4とカバー6
a、6bとの境界ライン9a、9bを切削幅S2の両端
とほぼ同一幅の両端ラインL1、L2上に沿うように位
置させ(第3の実施例)、かつハウジング4とカバー6
a、6bとを異なる色で塗り分ける(第2の実施例)
等、上記の各実施例の組み合わせを採用することもでき
る。
【0027】さらに上記各実施例では、切削幅S2と前
方ベース30、後方ベース31とがほぼ同一の幅である
例を示した。これに対して、前方ベース30、後方ベー
ス31の幅が切削幅S2よりも大きい場合は、前方ベー
ス30、後方ベース31にも切削幅表示部を形成するこ
とができる。
【0028】本発明は上記の実施例に限定されるもので
なく、切削幅の両端とほぼ同一幅の線上に沿って切削幅
表示部が形成されているものであれば他の構成を採用し
てもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明における効果を以下に説明する。
【0030】請求項1に係る切削幅表示部が形成された
鉋においては、切削幅の両端とほぼ同一幅の線上に沿っ
て、筐体に切削幅表示部が形成されており、この切削幅
表示部は、ハウジングにカバーを取り付けることによっ
て形成される境界ラインによって構成されている。
【0031】このように、境界ラインによって構成され
る切削幅表示部は切削幅の両端とほぼ同一幅の線上に沿
って形成されている。このため、境界ラインを目視する
ことによって、切削作業中に、切削対象物が切削幅内に
あるか否かを容易かつ確実に認識することができる。
【0032】たがって、切削作業の効率を高め、作業
性を向上させることができる。
【0033】また、ハウジングにカバーを取り付けるだ
けで切削幅表示部を形成することができる。したがっ
て、別途、切削幅表示部を形成する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切削幅表示部が形成された鉋の第
1の実施例を示す平面図である。
【図2】本発明に係る切削幅表示部が形成された鉋の第
2の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明に係る切削幅表示部が形成された鉋の第
3の実施例を示す平面図である。
【図4】手持ち式電気鉋の側面図である。
【図5】従来の手持ち式電気鉋の平面図である。
【符号の説明】
2・・・・・鉋胴 4・・・・・ハウジング 6a、6b・・・・・カバー 7a、7b・・・・・色彩境界ライン 8a、8b・・・・・基準ライン 9a、9b・・・・・境界ライン L1、L2・・・・・両端ライン S2・・・・・切削幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B27C 1/10 B25F 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体、 筐体に固定されており、切削対象物の切削面に対して接
    触するベース、 筐体に回転可能に軸支された切削部であって、切削刃を
    有しており、当該切削刃がベースから露出可能に位置し
    て、所定の切削幅をもって切削を行なう切削部、 前記切削幅の両端とほぼ同一幅の線上に沿って筐体に形
    成された切削幅表示部、を備えており、 前記筐体はハウジングおよびカバーによって構成されて
    おり、 前記切削幅表示部は、ハウジングにカバーを取り付ける
    ことによって形成される境界ラインである、 とを特徴とする切削幅表示部が形成された鉋。
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