JPH07298090A - 同期取り込み回路 - Google Patents

同期取り込み回路

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JPH07298090A
JPH07298090A JP8207194A JP8207194A JPH07298090A JP H07298090 A JPH07298090 A JP H07298090A JP 8207194 A JP8207194 A JP 8207194A JP 8207194 A JP8207194 A JP 8207194A JP H07298090 A JPH07298090 A JP H07298090A
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signal
internal
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clock
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Satoru Kondo
悟 近藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部同期信号と内部クロックの位相の如何に
係わらず、パルス幅の安定した内部VDを発生する同期
取り込み回路を提供することを目的とする。 【構成】 外部HD信号に同期してクロック信号と内部
HD信号を発生するPLL回路1と、前記内部HDを1
クロック分遅延する1クロック遅延回路2と、前記内部
HD信号と遅延HD信号とを切り換える手段3と、外部
VD信号を前記クロック信号と前記切り換えるHD信号
により内部VD信号を発生する内部VD発生手段4と、
前記内部VD信号のパルス幅を検出するパルス幅検出手
段5と、該検出するパルス幅の変化を検出するパルス幅
変化検出手段6と、該変化の回数を数え、所定の変化数
を数えると出力信号を反転するカウント手段7とを備
え、前記カウント手段の出力信号により切り換え手段を
制御するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】映像処理技術に係わり、特に、デ
ジタル映像処理装置における外部同期信号の取り込み回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期信号の取り込み回路は、図3
に示すように、外部より入力する外部HD信号S1に同
期してクロック信号S2と内部HD信号S3を発生する
PLL回路1と、外部より入力する外部VD信号S5を
前記クロック信号S2と内部HD信号S3によりラッチ
して内部VD信号S6を発生する内部VD発生手段4
と、内部VD信号S6と位相を合わせた内部HD信号S
7を発生する内部HD発生回路8とで構成し、内部HD
信号7と内部VD信号6を作っていた。しかし、このよ
うな構成では、図4に示すタイミングチャートに示すよ
うに、内部HD信号3でゲートされるクロック信号S2
の立ち上がり位相の近傍に外部HD信号S5の変化部分
(立ち上がりまたは立ち下がり)がたまたまきたとする
と、この位相で外部VD信号S5を取り込んだり取り込
まなかったりするため、発生する内部VD信号S6のパ
ルス幅が、1H分狭くなったり、広くなったり変化する
という問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、外部HD信号と内部クロックとの位相関
係がいかにあろうとも、パルス幅の安定した内部VD信
号を発生することのできる同期取り込み回路を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、外部より入力する外部HD信号に同期して
クロック信号と内部HD信号を発生するPLL回路と、
前記内部HDを1クロック分遅延する1クロック遅延回
路と、前記PLL回路よりの内部HD信号と1クロック
遅延回路よりの遅延HD信号を切り換える切り換え手段
と、外部より入力する外部VD信号を前記クロック信号
と切り換え手段よりのHD信号により内部VD信号を発
生する内部VD発生手段と、前記内部VD信号のパルス
幅を検出するパルス幅検出手段と、該検出するパルス幅
を毎回記憶し、前回のVDのパルス幅との変化を検出す
るパルス幅変化検出手段と、該変化の回数を数え、所定
の変化数を数えると出力信号を反転するカウント手段と
を備え、前記カウンと手段の出力信号により切り換え手
段を制御するようにしている。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明の同期取り
込み回路によれば、外部VD信号を内部HD信号とクロ
ック信号によりラッチして発生する内部VD信号のパル
ス幅の変化を検出し、該変化が多い時は、前記内部HD
信号を1クロック遅らせた内部HD信号と切り換え、該
内部HDによりゲートするクロックに同期して外部VD
信号を取り込むようにしている。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による同期取り
込み回路を詳細に説明する。図1は本発明による同期取
り込み回路の一実施例を示す要部ブロック図である。図
において、1はPLL回路で、外部より入力する外部H
D信号に同期してクロック信号と内部HD信号を発生し
ている。2は1クロック遅延回路で、前記PLL回路で
発生する内部HDD信号を一端ラッチし、つぎのクロッ
クで読み出すことにより、内部HDD信号を1クロック
遅延している。3は切り換え手段で、前記PLL回路よ
りの内部HDD信号と1クロック遅延回路よりの遅延H
D信号とを切り換えている。4は内部VD発生手段で、
外部より入力する外部VD信号を前記切り換え手段より
入力するHD信号によりゲートするクロック信号でラッ
チして内部VD信号を発生している。5はパルス幅検出
手段で、前記内部VD発生手段よりの信号を微分する微
分回路5aと、前記切り換え手段3よりのHD信号を数
えるHDカウント手段5bとで構成し、前記微分回路5
aよりの微分パルスによりHDカウント手段5bをセッ
ト,リセットして、前記内部VD発生手段よりのVD信
号中のHDの数を数えることにより、内部VD信号のパ
ルス幅を検出している。6はパルス幅変化検出手段で、
前記パルス幅検出手段5よりのVD信号のパルス幅検出
信号をラッチする幅ラッチ回路6aと、前記パルス幅検
出手段5よりのVDパルス幅検出信号と、幅ラッチ回路
6aよりの1V前のVDのパルス幅検出信号とを比較す
るパルス幅比較手段と、該比較結果を記憶する変化ラッ
チ回路6cとで構成し、VDパルス幅の変化を検出して
いる。7はカウント手段で、例えば4ビットのカウンタ
で構成し、前記パルス幅変化検出手段6よりの変化検出
信号を入力し、変化の回数を数え、8回になると最大ビ
ットの出力信号を反転している。8は内部HD発生手段
で、前記切り換え手段3よりのHD信号を遅延してVD
との立ち上がり位相を合わせ、該内部HD信号を内部の
HD信号として使用している。尚、入力される外部同期
ドライブ信号(HD,VD信号)が、インターレス信号
の場合は、前記PLL回路1よりの内部HD信号は2倍
の周波数とし、内部HD発生手段8で、1/2に分周す
ることにより対応している。
【0007】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図2は本発明による同期取り込み回路の各部の
信号のタイミングを示すタイミングチャートである。図
2を参照しながら動作を説明する。S1は外部よりPL
L回路1に入力する外部HD信号で、PLL回路1で
は、外部HDS1に同期したクロック信号S2と、内部
HD信号S3を発生し、クロック信号S2は内部VD発
生手段4に入力され、内部HD信号S3は1クロック遅
延回路2および、切り換え手段3に入力している。1ク
ロック遅延回路2では前記内部HD信号S3を1クロッ
ク遅延する遅延HD信号S4を発生し、切り換え手段3
に入力している。切り換え手段3では前記内部HD信号
S3と遅延HD信号S4とを切り換え、切り換えるHD
信号(S3またはS4)を内部VD発生手段4およびパ
ルス幅検出手段5に入力している。内部VD発生手段4
では、前記切り換えるHD信号(S3またはS4)でク
ロック信号S2をゲートし、該ゲートするクロック信号
S2gをトリガーとして、外部より入力する外部VD信
号S5をラッチし、内部VD信号S6を発生し、該内部
VD信号S6は内部の信号処理用に使用される一方、パ
ルス幅検出手段5に入力されている。パルス幅検出手段
5では、微分回路5aが前記内部VD信号S6を微分し
て、立ち下がりパルスと立ち上がりパルスを作り、立ち
下がりパルスでHDカウント手段5bをリセットして前
記入力する切り換えるHD信号(S3またはS4)を数
え始め、立ち上がりパルスでHDカウント手段5bをセ
ットして内部VD信号S6のパルス幅内に含まれるHD
信号(S3またはS4)を数え、そのHD数Nをパルス
幅変化検出手段6に入力している。パルス幅変化検出手
段6では、HD数Nを幅ラッチ回路6aに入力して、前
記立ち下がりパルスのタイミングでラッチし、該ラッチ
するHD数Nと1V後に入力するHD数Nを比較手段6
bで比較し、HD数の変化を検出し、その結果を変化ラ
ッチ6cに記憶し、該変化ラッチ信号S9はカウント手
段7に入力している。カウント手段7では、前記変化ラ
ッチ信号S9が反転する回数をカウントし、最大ビット
信号S10を前記切り換え手段の制御入力端子に入力
し、切り換え制御している。例えば、外部VD信号が、
図2のタイミングチャートに示すS5aとS5bのよう
に外部HD信号との位相がずれている場合、S5aの場
合は、S3の内部HDを、S5bの場合は、S4の遅延
HDを使用するように制御して、内部VD信号S6aま
たはS6bを発生するため、従来のように、内部VD信
号のパルス幅が1H分変化することがない。尚、内部で
使用するHDは、前記切り換えるHD信号(S3または
S4)を内部HD発生回路8に入力し、内部VD信号と
位相を合わせた内部HD信号S7を発生している。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による同期
取り込み回路によれば、外部VD信号を内部HD信号と
クロック信号によりラッチして発生する内部VD信号の
パルス幅の変化を検出し、該変化が多い時は、前記内部
HD信号を1クロック遅らせた内部HD信号と切り換
え、該内部HDによりゲートするクロックに同期して外
部VD信号を取り込むようにしているので、外部HD信
号と内部クロックとの位相関係がいかにあろうとも、パ
ルス幅の安定した内部VD信号を発生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同期取り込み回路の一実施例を示
す要部ブロック図である。
【図2】本発明による同期取り込み回路の一実施例を示
すタイミングチャートである。
【図3】従来の同期取り込み回路を示す要部ブロック図
である。
【図4】従来の同期取り込み回路のタイミングチャート
である。
【符号の説明】
1 PLL回路 2 1クロック遅延回路 3 切り換え手段 4 内部VD発生手段 5 パルス幅検出手段 5a微分回路 5bHDカウント手段 6 パルス幅変化検出手段 6a幅ラッチ回路 6b比較手段 6c変化ラッチ回路 7 カウント手段 8 内部HD発生手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部より入力する外部HD信号に同期し
    てクロック信号と内部HD信号を発生するPLL回路
    と、前記内部HDを1クロック分遅延する1クロック遅
    延回路と、前記PLL回路よりの内部HD信号と1クロ
    ック遅延回路よりの遅延HD信号を切り換える切り換え
    手段と、外部より入力する外部VD信号を前記クロック
    信号と切り換え手段よりのHD信号により内部VD信号
    を発生する内部VD発生手段と、前記内部VD信号のパ
    ルス幅を検出するパルス幅検出手段と、該検出するパル
    ス幅を毎回記憶し、前回のVDのパルス幅との変化を検
    出するパルス幅変化検出手段と、該変化の回数を数え、
    所定の変化数を数えると出力信号を反転するカウント手
    段とを備え、前記カウンと手段の出力信号により切り換
    え手段を制御するようにしていることを特徴とする同期
    取り込み回路。
  2. 【請求項2】 前記PLLの発生する内部HDは、外部
    HDの2倍の周波数として、前記内部VD発生手段に入
    力していることを特徴とする請求項1記載の同期取り込
    み回路。
  3. 【請求項3】 前記パルス幅検出手段は、内部VD信号
    を微分する微分回路と、内部VDの幅の中の内部HDの
    数を数えるHDカウント手段とにより構成し、HDの数
    によりパルス幅を検出していることを特徴とする請求項
    1記載の同期取り込み回路。
  4. 【請求項4】 前記パルス幅変化検出手段は、前記パル
    ス幅検出手段よりのパルス幅を毎回ラッチするラッチ回
    路と、該ラッチ回路の出力と前記パルス幅検出手段の出
    力とを比較する比較手段と、該比較信号を記憶する変化
    ラッチ回路とで構成し、パルス幅の変化を検出している
    ことを特徴とする請求項1記載の同期取り込み回路。
  5. 【請求項5】 前記カウント手段は、前記パルス幅変化
    検出手段よりの変化検出信号をカウントするカウンタ回
    路として、最大ビット出力を前記切り換え手段の制御用
    に使用していることを特徴とする請求項1記載の同期取
    り込み回路。
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