JPH09172561A - 垂直水平同期信号の位相調整回路 - Google Patents
垂直水平同期信号の位相調整回路Info
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- JPH09172561A JPH09172561A JP33151395A JP33151395A JPH09172561A JP H09172561 A JPH09172561 A JP H09172561A JP 33151395 A JP33151395 A JP 33151395A JP 33151395 A JP33151395 A JP 33151395A JP H09172561 A JPH09172561 A JP H09172561A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 V-syncとH-syncを所要の位相差を設けて出力
し、H-syncをトリガにしてV-syncを取込む場合にH-sync
のジッタ等でタイミングがずれないようにする。 【解決手段】 微分回路1でV-syncaを微分し、遅延回
路2で適宜に遅延し、64CK遅延回路3で64クロック遅延
し、遅延回路よりの信号と共に切換部4に印加する。
遅延回路よりの信号を8CK遅延回路7で8クロック遅
延し、ラッチ8に印加し、64CK遅延回路よりの信号を
8CK遅延回路9で遅延し、ラッチ10に印加し、H-synce
を微分回路5で微分し、16CKパルス生成部6で16クロッ
ク幅のパルスgを生成してラッチ回路8、10に印加し、
信号と信号をウィンドウパルス生成部11に印加して
信号hを生成し、ラッチ12に印加し、微分回路5よりの
信号fでラッチし、ラッチ8、10、12よりの信号を判定
部で演算し、演算結果mにより切換部4を信号側また
は信号側に切換える。
し、H-syncをトリガにしてV-syncを取込む場合にH-sync
のジッタ等でタイミングがずれないようにする。 【解決手段】 微分回路1でV-syncaを微分し、遅延回
路2で適宜に遅延し、64CK遅延回路3で64クロック遅延
し、遅延回路よりの信号と共に切換部4に印加する。
遅延回路よりの信号を8CK遅延回路7で8クロック遅
延し、ラッチ8に印加し、64CK遅延回路よりの信号を
8CK遅延回路9で遅延し、ラッチ10に印加し、H-synce
を微分回路5で微分し、16CKパルス生成部6で16クロッ
ク幅のパルスgを生成してラッチ回路8、10に印加し、
信号と信号をウィンドウパルス生成部11に印加して
信号hを生成し、ラッチ12に印加し、微分回路5よりの
信号fでラッチし、ラッチ8、10、12よりの信号を判定
部で演算し、演算結果mにより切換部4を信号側また
は信号側に切換える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は垂直・水平同期信号の位
相調整回路に係り、垂直同期信号(V-sync)と水平同期
信号(H-sync)とを所要の位相差を持たせて出力し、後
段の信号処理回路での垂直同期信号の取込みに誤差を生
じないようにするものに関する。
相調整回路に係り、垂直同期信号(V-sync)と水平同期
信号(H-sync)とを所要の位相差を持たせて出力し、後
段の信号処理回路での垂直同期信号の取込みに誤差を生
じないようにするものに関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号をディジタル処理する回路で
は、映像信号と共に入力される同期信号を基準にして信
号処理を行うものがあり、V-syncの取込みをH-syncをト
リガにして行っているものがある。その際、V-syncの変
化点、すなわちV-syncの開始位置(立下がり/立上が
り)がトリガ付近にあった場合、同期信号の伝送状態あ
るいは装置の個体差でV-syncの取込み位置が変化し、安
定に映像信号処理を行えないケースが生じる。
は、映像信号と共に入力される同期信号を基準にして信
号処理を行うものがあり、V-syncの取込みをH-syncをト
リガにして行っているものがある。その際、V-syncの変
化点、すなわちV-syncの開始位置(立下がり/立上が
り)がトリガ付近にあった場合、同期信号の伝送状態あ
るいは装置の個体差でV-syncの取込み位置が変化し、安
定に映像信号処理を行えないケースが生じる。
【0003】すなわち、図4に示すように、水平PLL
回路31で入力H-syncを基準にして再生クロックを生成
し、この再生クロックを基準にして再生H-syncを生成
し、ラッチ回路32により、入力V-syncを再生H-syncでラ
ッチして取込用V-syncを出力するように構成した場合、
PLL(位相同期ループ)回路31の再生クロックに図5
に点線で示すようにジッタが生じた場合、このジッタに
応じて再生H-syncにもジッタ(イ←・→ロ)が生じ、入
力V-syncの変化点(V-syncの前縁)とこの再生H-syncの
立上がり(後縁)のタイミングが接近した場合、ジッタ
により出力V-syncの取込みのタイミングが1H-sync分ず
れるという問題(イの場合は次のH-syncの到来までV-sy
ncの取込みが行われない)が発生する。
回路31で入力H-syncを基準にして再生クロックを生成
し、この再生クロックを基準にして再生H-syncを生成
し、ラッチ回路32により、入力V-syncを再生H-syncでラ
ッチして取込用V-syncを出力するように構成した場合、
PLL(位相同期ループ)回路31の再生クロックに図5
に点線で示すようにジッタが生じた場合、このジッタに
応じて再生H-syncにもジッタ(イ←・→ロ)が生じ、入
力V-syncの変化点(V-syncの前縁)とこの再生H-syncの
立上がり(後縁)のタイミングが接近した場合、ジッタ
により出力V-syncの取込みのタイミングが1H-sync分ず
れるという問題(イの場合は次のH-syncの到来までV-sy
ncの取込みが行われない)が発生する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑み、遅延回路を設け、入力V-syncを所要の時間を遅
延し、遅延時間の異なる2つのV-syncを生成し、H-sync
との位相差が所要値以下のものを出力しないようにする
ことにより、後段の信号処理回路でV-syncを安定に取込
めるようにすることにある。
に鑑み、遅延回路を設け、入力V-syncを所要の時間を遅
延し、遅延時間の異なる2つのV-syncを生成し、H-sync
との位相差が所要値以下のものを出力しないようにする
ことにより、後段の信号処理回路でV-syncを安定に取込
めるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、V-syncを第1の時間を遅延する第1遅延回
路と、前記V-syncを第2の時間を遅延する第2遅延回路
と、第1遅延回路よりのV-syncと第2遅延回路よりのV-
syncとを切換える切換部と、前記第1遅延回路よりのV-
syncおよび第2遅延回路よりのV-syncとH-syncとの位相
差をそれぞれ計測する位相差計測部とからなり、前記第
1遅延回路および第2遅延回路の遅延時間の差は、線順
次走査信号の場合はH-syncの周期以下、飛越走査信号の
場合はH-syncの周期の2分の1以下に設定し、前記位相
差計測部よりの信号に基づいて切換部を切換え、H-sync
と所要値以上の位相差を有するV-syncを出力するように
した垂直水平同期信号の位相調整回路を提供するもので
ある。
決するため、V-syncを第1の時間を遅延する第1遅延回
路と、前記V-syncを第2の時間を遅延する第2遅延回路
と、第1遅延回路よりのV-syncと第2遅延回路よりのV-
syncとを切換える切換部と、前記第1遅延回路よりのV-
syncおよび第2遅延回路よりのV-syncとH-syncとの位相
差をそれぞれ計測する位相差計測部とからなり、前記第
1遅延回路および第2遅延回路の遅延時間の差は、線順
次走査信号の場合はH-syncの周期以下、飛越走査信号の
場合はH-syncの周期の2分の1以下に設定し、前記位相
差計測部よりの信号に基づいて切換部を切換え、H-sync
と所要値以上の位相差を有するV-syncを出力するように
した垂直水平同期信号の位相調整回路を提供するもので
ある。
【0006】
【作用】以上のように構成したので、本発明による垂直
水平同期信号の位相調整回路においては、遅延回路によ
り、V-syncを線順次走査信号の場合はH-syncの周期以
下、飛越走査信号の場合はH-syncの周期の2分の1以下
の時間を遅延し、この遅延したV-syncおよび遅延されな
いV-syncのH-syncとの位相差を計測し、位相差が所要値
以下のV-syncは出力しないように2つのV-syncの切換え
を行う。これにより、出力されるV-syncの変化点(V-sy
ncの前縁)とH-syncとがタイミング的に接近することが
なく、PLL回路のジッタ等に起因するH-syncのジッタ
でV-syncの取込みのタイミングが1H-sync分前後にずれ
るのを回避できる。
水平同期信号の位相調整回路においては、遅延回路によ
り、V-syncを線順次走査信号の場合はH-syncの周期以
下、飛越走査信号の場合はH-syncの周期の2分の1以下
の時間を遅延し、この遅延したV-syncおよび遅延されな
いV-syncのH-syncとの位相差を計測し、位相差が所要値
以下のV-syncは出力しないように2つのV-syncの切換え
を行う。これにより、出力されるV-syncの変化点(V-sy
ncの前縁)とH-syncとがタイミング的に接近することが
なく、PLL回路のジッタ等に起因するH-syncのジッタ
でV-syncの取込みのタイミングが1H-sync分前後にずれ
るのを回避できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による垂直水平
同期信号の位相調整回路の実施例を詳細に説明する。図
1は本発明による垂直水平同期信号の位相調整回路の一
実施例の要部ブロック図である。図において、1は微分
回路で、入力V-syncaを微分する。2は遅延回路で、微
分回路1よりの信号bを適宜の時間(映像信号との位相
関係等から必要とする時間)遅延する。3は64CK遅延回
路で、遅延回路3よりのV-syncを64クロック遅延し、
V-syncとする。4は切換部で、遅延回路2よりのV-sy
ncと64CK遅延回路3よりのV-syncとを切換える。5
は微分回路で、入力H-synceを微分する。6は16CKパル
ス生成部で、微分回路5よりの信号fをトリガにして16
クロック幅の計測パルスgを生成する。7および9はそ
れぞれ8CK遅延回路で、8CK遅延回路7は遅延回路2よ
りのV-syncを8クロック遅延し、計測タイミング信号
cとし、また8CK遅延回路9は64CK遅延回路3よりのV-
syncを8クロック遅延し、計測タイミング信号dとす
る。8および10はラッチ回路で、ラッチ回路8は16CKパ
ルス生成部6よりの計測パルスgを8CK遅延回路7より
の計測タイミング信号cにてラッチし、またラッチ回路
10は16CKパルス生成部6よりの計測パルスgを8CK遅延
回路9よりの計測タイミング信号dにてラッチする。11
はウィンドウパルス生成部で、遅延回路2よりのV-sync
から64CK遅延回路3よりのV-syncまでの幅のパルス
hを生成する。12はラッチ回路で、ウィンドウパルス生
成部11よりのパルスhを微分回路5よりの信号fにてラ
ッチする。13は判定部で、ラッチ回路8よりの信号i、
ラッチ回路10よりの信号j、およびラッチ回路12よりの
信号kに基づいてV-sync/の選択の判定を行い、判
定信号mにより切換部4を切換える。
同期信号の位相調整回路の実施例を詳細に説明する。図
1は本発明による垂直水平同期信号の位相調整回路の一
実施例の要部ブロック図である。図において、1は微分
回路で、入力V-syncaを微分する。2は遅延回路で、微
分回路1よりの信号bを適宜の時間(映像信号との位相
関係等から必要とする時間)遅延する。3は64CK遅延回
路で、遅延回路3よりのV-syncを64クロック遅延し、
V-syncとする。4は切換部で、遅延回路2よりのV-sy
ncと64CK遅延回路3よりのV-syncとを切換える。5
は微分回路で、入力H-synceを微分する。6は16CKパル
ス生成部で、微分回路5よりの信号fをトリガにして16
クロック幅の計測パルスgを生成する。7および9はそ
れぞれ8CK遅延回路で、8CK遅延回路7は遅延回路2よ
りのV-syncを8クロック遅延し、計測タイミング信号
cとし、また8CK遅延回路9は64CK遅延回路3よりのV-
syncを8クロック遅延し、計測タイミング信号dとす
る。8および10はラッチ回路で、ラッチ回路8は16CKパ
ルス生成部6よりの計測パルスgを8CK遅延回路7より
の計測タイミング信号cにてラッチし、またラッチ回路
10は16CKパルス生成部6よりの計測パルスgを8CK遅延
回路9よりの計測タイミング信号dにてラッチする。11
はウィンドウパルス生成部で、遅延回路2よりのV-sync
から64CK遅延回路3よりのV-syncまでの幅のパルス
hを生成する。12はラッチ回路で、ウィンドウパルス生
成部11よりのパルスhを微分回路5よりの信号fにてラ
ッチする。13は判定部で、ラッチ回路8よりの信号i、
ラッチ回路10よりの信号j、およびラッチ回路12よりの
信号kに基づいてV-sync/の選択の判定を行い、判
定信号mにより切換部4を切換える。
【0008】次に、本発明による垂直水平同期信号の位
相調整回路の動作を図2に示すタイムチャートおよび図
3に示す判定図を用いて説明する。なお、図2の符号a
〜mは図1のブロック図中に付した符号と一致してい
る。
相調整回路の動作を図2に示すタイムチャートおよび図
3に示す判定図を用いて説明する。なお、図2の符号a
〜mは図1のブロック図中に付した符号と一致してい
る。
【0009】入力V-syncaは微分回路1に入力し、微分
してV-sync微分波形bとなり、遅延回路2に入力し、所
要の時間を遅延し、V-syncとなり、64CK遅延回路3に
入力してさらに64クロック遅延し、V-syncとなり、V-
syncとV-syncの何方かを選択すればH-syncと必ず所
要の位相差を持った信号が得られるようにする。V-sync
とH-syncとの位相差は、出力先の処理回路のPLL回路
にジッタがあった場合でもH-syncをトリガにしてV-sync
を取込む場合に取込ミスを生じないための値に設定する
もので、例えば、8クロックとする。そして、これらV-
syncおよびV-syncを切換部4に入力し、H-synceと
の位相差が所要値以上の側に切換えて出力するようにす
る。
してV-sync微分波形bとなり、遅延回路2に入力し、所
要の時間を遅延し、V-syncとなり、64CK遅延回路3に
入力してさらに64クロック遅延し、V-syncとなり、V-
syncとV-syncの何方かを選択すればH-syncと必ず所
要の位相差を持った信号が得られるようにする。V-sync
とH-syncとの位相差は、出力先の処理回路のPLL回路
にジッタがあった場合でもH-syncをトリガにしてV-sync
を取込む場合に取込ミスを生じないための値に設定する
もので、例えば、8クロックとする。そして、これらV-
syncおよびV-syncを切換部4に入力し、H-synceと
の位相差が所要値以上の側に切換えて出力するようにす
る。
【0010】上述のH-synceとの位相差8クロック確保
のため、8CK遅延回路7で遅延回路2よりのV-syncを
8クロック遅延して計測タイミング信号cとし、ラッチ
回路8のイネーブル端子に印加し、16CKパルス生成部6
よりの計測パルスgをラッチし、また、8CK遅延回路9
で64CK遅延回路3よりのV-syncを8クロック遅延して
計測タイミング信号dとし、ラッチ回路10のイネーブル
端子に印加し、16CKパルス生成部6よりの計測パルスg
をラッチする。そして、ウィンドウパルス生成部11によ
り、遅延回路2よりのV-syncから64CK遅延回路3より
のV-syncまでの幅、すなわち64クロック幅の計測パル
スhを生成し、ラッチ回路12に印加し、微分回路5より
の信号(計測パルス)fにてラッチする。そして、これ
らラッチ回路8よりの信号(計測結果)i、ラッチ回路
10よりの信号(計測結果)j、およびラッチ回路12より
の信号(計測結果)kを判定部13に入力し、演算により
判定信号mを求め、この判定信号mにより切換部4を切
換える。なお、上記では、遅延回路2を設けてV-syncの
位相を映像信号等と相関をとることができるようにした
が、この遅延時間をゼロ(遅延を行わない)とし、単に
バッファ増幅器としてもよい。この場合も各部は上記と
同様に動作する。
のため、8CK遅延回路7で遅延回路2よりのV-syncを
8クロック遅延して計測タイミング信号cとし、ラッチ
回路8のイネーブル端子に印加し、16CKパルス生成部6
よりの計測パルスgをラッチし、また、8CK遅延回路9
で64CK遅延回路3よりのV-syncを8クロック遅延して
計測タイミング信号dとし、ラッチ回路10のイネーブル
端子に印加し、16CKパルス生成部6よりの計測パルスg
をラッチする。そして、ウィンドウパルス生成部11によ
り、遅延回路2よりのV-syncから64CK遅延回路3より
のV-syncまでの幅、すなわち64クロック幅の計測パル
スhを生成し、ラッチ回路12に印加し、微分回路5より
の信号(計測パルス)fにてラッチする。そして、これ
らラッチ回路8よりの信号(計測結果)i、ラッチ回路
10よりの信号(計測結果)j、およびラッチ回路12より
の信号(計測結果)kを判定部13に入力し、演算により
判定信号mを求め、この判定信号mにより切換部4を切
換える。なお、上記では、遅延回路2を設けてV-syncの
位相を映像信号等と相関をとることができるようにした
が、この遅延時間をゼロ(遅延を行わない)とし、単に
バッファ増幅器としてもよい。この場合も各部は上記と
同様に動作する。
【0011】判定部13は下記のように動作する。すなわ
ち、例えば、図2に示すように、H-synceの位置(位
相)が計測タイミング信号cおよびV-syncの間にあっ
た場合、ラッチ回路8の計測結果iはLレベル、ラッチ
回路10の計測結果jはLレベル、ラッチ回路12の計測結
果kはHレベルで、図3に示す判定図の(4) に該当する
ので判定部13による判定結果mはLレベルとなり、切換
部4は遅延回路2側(V-sync側)に切換わる。
ち、例えば、図2に示すように、H-synceの位置(位
相)が計測タイミング信号cおよびV-syncの間にあっ
た場合、ラッチ回路8の計測結果iはLレベル、ラッチ
回路10の計測結果jはLレベル、ラッチ回路12の計測結
果kはHレベルで、図3に示す判定図の(4) に該当する
ので判定部13による判定結果mはLレベルとなり、切換
部4は遅延回路2側(V-sync側)に切換わる。
【0012】図3の(1) はH-synceがV-syncに近接若
しくは重なり、計測タイミング信号dが計測パルスgと
重なっていた場合で、ラッチ回路8の計測結果iはLレ
ベル、ラッチ回路10の計測結果jは計測パルスgがHレ
ベルであるからHレベル、ラッチ回路12は計測パルスh
が存在しないので信号出力がなく、判定部13による判定
結果mはLレベルであり、切換部4は遅延回路2側(V-
sync側)に切換わる。
しくは重なり、計測タイミング信号dが計測パルスgと
重なっていた場合で、ラッチ回路8の計測結果iはLレ
ベル、ラッチ回路10の計測結果jは計測パルスgがHレ
ベルであるからHレベル、ラッチ回路12は計測パルスh
が存在しないので信号出力がなく、判定部13による判定
結果mはLレベルであり、切換部4は遅延回路2側(V-
sync側)に切換わる。
【0013】図3の(2) はH-synceがV-syncに近接若
しくは重なり、計測タイミング信号cが計測パルスgと
重なっていた場合で、ラッチ回路8の計測結果iは計測
タイミング信号cの位置に計測パルスgがあるのでHレ
ベル、ラッチ回路10の計測結果jはLレベル、ラッチ回
路12は計測パルスhが存在しないので計測結果出力がな
く、判定部13による判定結果mはHレベルであり、切換
部4は64CK遅延回路3側(V-sync側)に切換わる。
しくは重なり、計測タイミング信号cが計測パルスgと
重なっていた場合で、ラッチ回路8の計測結果iは計測
タイミング信号cの位置に計測パルスgがあるのでHレ
ベル、ラッチ回路10の計測結果jはLレベル、ラッチ回
路12は計測パルスhが存在しないので計測結果出力がな
く、判定部13による判定結果mはHレベルであり、切換
部4は64CK遅延回路3側(V-sync側)に切換わる。
【0014】図3の(3) はH-synceの位置(位相)が計
測タイミング信号dよりも遅れた位置にある場合(図の
右方=図示省略)で、ラッチ回路8の計測結果iはLレ
ベル、ラッチ回路10の計測結果jはLレベル、ラッチ回
路12の計測結果kもLレベルであり(計測パルスhがL
レベルになっている)、判定部13による判定結果mは継
続を示す信号で、切換部4は切換えが行われない。
測タイミング信号dよりも遅れた位置にある場合(図の
右方=図示省略)で、ラッチ回路8の計測結果iはLレ
ベル、ラッチ回路10の計測結果jはLレベル、ラッチ回
路12の計測結果kもLレベルであり(計測パルスhがL
レベルになっている)、判定部13による判定結果mは継
続を示す信号で、切換部4は切換えが行われない。
【0015】なお、計測タイミング信号cおよびdをV-
syncまたはから8クロック遅らせるのは、上述のよ
うにH-syncをトリガにしてV-syncを取込む場合に取込み
エラーを生じないための時間であるが(8クロックは充
分な値)、16CKパルス生成部6で生成する計測パルスg
の幅を16クロックとするのは、V-syncまたはの直前
8クロック以内にH-synceがある場合に計測結果iまた
は計測結果jがLレベル(H-syncありを表す)となるよ
うにするためである。また、V-syncとV-syncとの時
間差を64クロックとするのは、V-syncおよびV-sync
の間に上記計測タイミング信号c(8クロック)および
計測パルスg(16クロック)があり、なおかつ時間的に
充分な余裕を持たせる値として設定したものである。こ
のように、8クロック、16クロックおよび64クロックと
いう値は何れもこれに限定されるものではないが、8CK
遅延回路7、9の遅延時間をこれより長くする、若しく
は短くする場合は16CKパルス生成回路6のパルス幅をこ
れに比例させて増減させる必要があり、その場合、64CK
遅延回路3の遅延時間も、V-syncに計測タイミング信
号cの遅延時間および計測パルスgの時間を加え、さら
に充分な余裕時間を加えた時間となる適宜の遅延時間に
設定するようにする。
syncまたはから8クロック遅らせるのは、上述のよ
うにH-syncをトリガにしてV-syncを取込む場合に取込み
エラーを生じないための時間であるが(8クロックは充
分な値)、16CKパルス生成部6で生成する計測パルスg
の幅を16クロックとするのは、V-syncまたはの直前
8クロック以内にH-synceがある場合に計測結果iまた
は計測結果jがLレベル(H-syncありを表す)となるよ
うにするためである。また、V-syncとV-syncとの時
間差を64クロックとするのは、V-syncおよびV-sync
の間に上記計測タイミング信号c(8クロック)および
計測パルスg(16クロック)があり、なおかつ時間的に
充分な余裕を持たせる値として設定したものである。こ
のように、8クロック、16クロックおよび64クロックと
いう値は何れもこれに限定されるものではないが、8CK
遅延回路7、9の遅延時間をこれより長くする、若しく
は短くする場合は16CKパルス生成回路6のパルス幅をこ
れに比例させて増減させる必要があり、その場合、64CK
遅延回路3の遅延時間も、V-syncに計測タイミング信
号cの遅延時間および計測パルスgの時間を加え、さら
に充分な余裕時間を加えた時間となる適宜の遅延時間に
設定するようにする。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による垂
直水平同期信号の位相調整回路によれば、入力されるV-
syncを適宜の時間を遅延し、遅延時間の異なる2つのV-
syncを生成し、H-syncとの位相差が所要値以下のものを
出力しないようにするものであるから、後段の信号処理
回路がH-syncをトリガにしてV-syncを取込むように構成
されている場合にPLL回路のジッタ等によるH-syncの
ジッタでV-syncの取込みのタイミングが変動することが
なく、安定に動作させることができる。
直水平同期信号の位相調整回路によれば、入力されるV-
syncを適宜の時間を遅延し、遅延時間の異なる2つのV-
syncを生成し、H-syncとの位相差が所要値以下のものを
出力しないようにするものであるから、後段の信号処理
回路がH-syncをトリガにしてV-syncを取込むように構成
されている場合にPLL回路のジッタ等によるH-syncの
ジッタでV-syncの取込みのタイミングが変動することが
なく、安定に動作させることができる。
【図1】本発明による垂直水平同期信号の位相調整回路
の一実施例の要部ブロック図である。
の一実施例の要部ブロック図である。
【図2】本発明による垂直水平同期信号の位相調整回路
の動作のタイミングチャートである。
の動作のタイミングチャートである。
【図3】垂直同期信号の選択動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図4】V-syncの取込み回路の一例である。
【図5】従来のV-syncの取込み動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
1、5 微分回路 2 遅延回路 3 64CK遅延回路 4 切換部 6 16CKパルス生成部 7、9 8CK遅延回路 8、10、12 ラッチ回路 11 ウィンドウパルス生成部 13 判定部
Claims (7)
- 【請求項1】 垂直同期信号を第1の時間を遅延する第
1遅延回路と、前記垂直同期信号を第2の時間を遅延す
る第2遅延回路と、第1遅延回路よりの垂直同期信号と
第2遅延回路よりの垂直同期信号とを切換える切換部
と、前記第1遅延回路よりの垂直同期信号および第2遅
延回路よりの垂直同期信号と水平同期信号との位相差を
それぞれ計測する位相差計測部とからなり、前記位相差
計測部よりの信号に基づいて切換部を切換え、水平同期
信号と所要値以上の位相差を有する垂直同期信号を出力
するようにした垂直水平同期信号の位相調整回路。 - 【請求項2】 前記第1遅延回路および第2遅延回路の
遅延時間の差は、線順次走査信号の場合は水平同期信号
の周期以下、飛越走査信号の場合は水平同期信号の周期
の2分の1以下に設定してなる請求項1記載の垂直水平
同期信号の位相調整回路。 - 【請求項3】 垂直同期信号を微分する第1微分回路を
設け、第1微分回路よりの信号を前記第1遅延回路およ
び第2遅延回路に入力するようにした請求項1または請
求項2記載の垂直水平同期信号の位相調整回路。 - 【請求項4】 水平同期信号を微分する第2微分回路
と、第2微分回路よりの信号にて第3の時間の幅のパル
スを生成する第1パルス生成部と、前記第1遅延回路よ
りの信号を第4の時間を遅延する第3遅延回路と、前記
第2遅延回路よりの信号を前記第4の時間を遅延する第
4遅延回路と、前記第1遅延回路よりの信号から第2遅
延回路よりの信号までの時間の幅のパルスを生成する第
2パルス生成部と、前記第3遅延回路よりの信号にて第
1パルス生成部よりの信号をラッチする第1ラッチ回路
と、前記第4遅延回路よりの信号にて第1パルス生成部
よりの信号をラッチする第2ラッチ回路と、前記第2微
分回路よりの信号にて第2パルス生成部よりの信号をラ
ッチする第3ラッチ回路とを設け、前記第1ラッチ回路
よりの信号、第2ラッチ回路よりの信号および第3ラッ
チ回路よりの信号に基づいて前記切換部を切換えるよう
にした請求項1、請求項2または請求項3記載の垂直水
平同期信号の位相調整回路。 - 【請求項5】 前記第4の時間は前記第3の時間の2分
の1の時間に設定し、前記第3の時間は前記第1遅延回
路よりの信号から第2遅延回路よりの信号までの時間の
4分の1の時間に設定してなる請求項4記載の垂直水平
同期信号の位相調整回路。 - 【請求項6】 前記第1ラッチ回路の出力がLレベル、
第2ラッチ回路の出力がHレベルで、第3ラッチ回路よ
り信号が出力されない場合、または前記第1ラッチ回路
の出力がLレベル、第2ラッチ回路の出力がLレベル
で、第3ラッチ回路の出力がHレベルの場合は前記切換
部を第1遅延回路側に切換え、前記第1ラッチ回路の出
力がHレベル、第2ラッチ回路の出力がLレベルで、第
3ラッチ回路より信号が出力されない場合は前記切換部
を第2遅延回路側に切換え、前記第1ラッチ回路、第2
ラッチ回路および第3ラッチ回路よりの信号が全てLレ
ベルの場合は前記切換部の切換えを行わないものでなる
請求項4または請求項5記載の垂直水平同期信号の位相
調整回路。 - 【請求項7】 前記第1遅延回路の遅延時間をゼロに設
定し、第2遅延回路の遅延時間を線順次走査信号の場合
は水平同期信号の周期以下、飛越走査信号の場合は水平
同期信号の周期の2分の1以下に設定してなる請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請
求項6記載の垂直水平同期信号の位相調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33151395A JPH09172561A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 垂直水平同期信号の位相調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33151395A JPH09172561A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 垂直水平同期信号の位相調整回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09172561A true JPH09172561A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18244490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33151395A Pending JPH09172561A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 垂直水平同期信号の位相調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09172561A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0930778A1 (en) * | 1998-01-19 | 1999-07-21 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Circuit for conditioning sync signals |
JP2003015579A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Pioneer Electronic Corp | 表示位置制御装置 |
US7230615B2 (en) | 2002-10-09 | 2007-06-12 | Amtran Technology Co., Ltd. | Method and apparatus for coordinating horizontal and vertical synchronization signals |
DE10333726B4 (de) * | 2002-07-25 | 2009-08-06 | Amtran Technology Co., Ltd., Chung Ho | Verfahren und Vorrichtung zum Koordinieren horizontaler und vertikaler Synchronisierungssignale |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP33151395A patent/JPH09172561A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0930778A1 (en) * | 1998-01-19 | 1999-07-21 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Circuit for conditioning sync signals |
JP2003015579A (ja) * | 2001-07-03 | 2003-01-17 | Pioneer Electronic Corp | 表示位置制御装置 |
DE10333726B4 (de) * | 2002-07-25 | 2009-08-06 | Amtran Technology Co., Ltd., Chung Ho | Verfahren und Vorrichtung zum Koordinieren horizontaler und vertikaler Synchronisierungssignale |
US7230615B2 (en) | 2002-10-09 | 2007-06-12 | Amtran Technology Co., Ltd. | Method and apparatus for coordinating horizontal and vertical synchronization signals |
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