JPH07154636A - 映像機器 - Google Patents

映像機器

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JPH07154636A
JPH07154636A JP5323257A JP32325793A JPH07154636A JP H07154636 A JPH07154636 A JP H07154636A JP 5323257 A JP5323257 A JP 5323257A JP 32325793 A JP32325793 A JP 32325793A JP H07154636 A JPH07154636 A JP H07154636A
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JP
Japan
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signal
circuit
synchronization
synchronizing signal
sync
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JP5323257A
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Naohiko Tsuchide
直彦 土手
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3値同期信号と2値同期信号との、どちらの
同期信号によっても同期がかかる映像機器を提供する。 【構成】 外部機器2からの同期信号を極性反転し、所
定のスレッショールドレベルと比較することにより、第
1の出力同期信号を得る第1の同期分離回路13と、外
部機器2からの同期信号と、第2のスレッショールドレ
ベルとを比較して第2の出力同期信号を得る第2の同期
分離回路14とを設ける。第1及び第2の出力同期信号
の一方を選択的に取り出す選択手段11,12を設け
る。外部機器2からの同期信号が3値同期信号であると
きには、第1の出力同期信号を選択し、外部機器2から
の同期信号が2値同期信号である場合に、第2の出力同
期信号を選択するように選択手段11,12を回路20
により制御する。選択手段からの同期信号をPLL回路
30に供給して、この同期信号に位相ロックする信号を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばVTR、ビデ
オカメラ等の映像機器に関し、特に、その同期分離回路
あるいは同期信号発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイビジョン方式のコンポーネント信号
中には、水平及び垂直の同期信号を合成した複合同期信
号が含まれている。図10は、ハイビジョン用のコンポ
ーネント信号の一例である。図10において、Svはビ
デオ信号、SYNCは同期信号である。この図10から
明らかなように、ハイビジョン方式では、同期信号SY
NCを図のように正・負にピーク値を持つ3値同期信号
波形とし、ペデスタルレベルのクロス点Prefを同期
位相とすることにより、映像信号の同期精度を高くする
ことが推奨されている。
【0003】このように、ハイビジョン用の映像機器で
は、一般に3値同期信号を用いることが行なわれている
ので、外部機器に外部同期をかける場合には、この3値
同期信号を用いて同期をかけることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、3値同期信号の基準位相は、負ピークのパルスか
ら正ピークのパルスに切り換わる時の部分であるため、
この3値同期信号を外部同期信号として受けたとき、正
しく各種のタイミング信号を、この3値同期信号に同期
したクロックとして発生させることができない機器が存
在する。
【0005】すなわち、従来のNTSC方式用などの映
像機器では、負ピークパルスのみの2値同期信号を基準
としてPLL(フェーズロックループ)を利用して同期
信号に同期したタイミング信号を形成するようにしてい
る。しかし、前述のように3値同期信号は、負ピークか
ら正ピークになる時を位相基準とするため、基準がずれ
てしまうものである。
【0006】このため、外部同期をかけようとした時
に、現状の3値同期信号のみを同期信号として出力する
映像機器の場合には、直接接続することができる映像機
器が限られてしまうことになる。
【0007】また、映像機器としてこれに対して外部同
期がかけられる場合、その外部同期のための同期信号が
3値同期信号にのみ限定される場合には、同様に、シス
テムとして直接接続することができる機器が限られてし
まうことになる。
【0008】この発明は、以上の点にかんがみ、外部機
器からの同期信号によって外部同期がかけられる場合
に、3値同期信号であっても、2値同期信号であっても
同期がかかるようにする映像機器を提供することを第1
の目的とする。
【0009】また、この発明は、映像機器により外部同
期をかける場合、同期をかける相手装置が3値同期信号
によりロックがかかる機器か、2値同期信号でのみしか
ロックがかからないかにかかわらず、外部同期をかける
ことができるようにすることを第2の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明による映像機器
は、上記第1の目的を達成するために、後述する図1の
実施例の参照符号を対応させると、外部機器2からの同
期信号を極性反転し、所定のスレッショールドレベルと
比較することにより、第1の出力同期信号を得る第1の
同期分離回路13と、上記外部機器2からの同期信号
と、第2のスレッショールドレベルとを比較して第2の
出力同期信号を得る第2の同期分離回路14と、上記第
1及び第2の出力同期信号の出力の一方を選択的に取り
出す選択手段12と、上記外部機器2からの同期信号が
3値同期信号であるときには、上記第1の出力同期信号
を選択し、上記外部機器からの同期信号が2値同期信号
である場合に、上記第2の出力同期信号を選択するよう
に上記選択手段を制御する回路20と、上記選択手段か
らの同期信号に位相ロックする信号を形成する回路30
とを備えることを特徴とする。
【0011】また、第2の目的を達成するために、この
発明による映像機器は、後述の図6の実施例の参照符号
を対応させると、正及び負の同期パルスを備える3値同
期信号を発生する回路60と、正または負の一方の同期
パルスを備える2値同期信号を発生する第2の同期信号
発生回路60と、上記第1の同期信号発生回路からの上
記3値同期信号と、上記第2の同期信号発生回路からの
上記2値同期信号とのいずれかを出力とする選択手段7
2と、この選択手段72に上記第1及び第2の同期信号
のいずれを出力するかの選択制御信号を供給する制御手
段73とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記の構成のこの発明による映像機器において
は、外部同期をかける相手機器に応じて、3値同期信号
と2値同期信号とを選択的に切り換えて出力することが
できる。
【0013】また、この発明による映像機器が外部機器
から同期をかけられる場合、外部機器が2値同期信号を
出力する場合であっても、また3値同期信号を出力する
場合であっても、第1及び第2の同期分離回路を入力外
部同期信号に応じて切り換えることにより、必ず適切な
外部同期をかけることができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明による映像機器の実施例を、
図を参照しながら説明する。
【0015】図1において、1はこの発明の一実施例の
映像機器である。また、2は外部機器である。図1は、
この外部機器2から映像機器1に対して外部同期をかけ
る場合の実施例であって、外部機器2からは、同期信号
のみ、あるいはビデオ信号と同期信号とが混合された複
合信号が映像機器1に対して入力される。
【0016】この例の映像機器1は、同期分離回路10
と、2値,3値モード設定回路20と、同期分離回路1
0からの同期信号に同期したクロック信号を得るPLL
回路30と、PLL回路30からのクロック信号に基づ
き、各種のタイミング信号を発生するタイミング信号発
生回路40とを備えている。
【0017】同期分離回路10は、切り換え回路11及
び12と、3値→2値変換同期分離回路13と、2値同
期分離回路14とを備えている。切り換え回路11及び
12は、モード設定回路20からの切り換え信号SWに
よって連動して切り換えられる。この例においては、外
部機器2からの同期信号が2値同期信号であるか、ある
いは3値同期信号であるかにより、オペレーターがモー
ドスイッチ20Sを切り換えることにより、2値同期信
号モードか3値同期信号モードかを切り換えるものであ
る。
【0018】モード設定回路20は、このオペレーター
によるモード設定に応じた切り換え信号SWを出力す
る。そして、3値モードが選択された時には、切り換え
回路11及び12が図の状態に切り換えられて、3値→
2値変換同期分離回路13が同期分離回路10として選
択される。また、オペレーターにより、2値同期信号モ
ードが設定された時は、切り換え信号SWにより、切り
換え回路11及び12は図の状態とは逆に切り換えら
れ、同期分離回路10としては、2値同期分離回路14
が動作する状態とされる。
【0019】図2は同期分離回路10の3値→2値変換
同期分離回路13及び2値同期分離回路14の一実施例
の具体例を示すものである。
【0020】すなわち、3値→2値変換同期分離回路1
3は、反転アンプ131と、ゲート回路132と、比較
回路133と、アンプ134と、比較回路135と、ウ
インドーパルス形成回路136とからなる。この3値→
2値変換同期分離回路13の構成を、その動作とともに
さらに説明する。
【0021】今、例えば、外部機器2がハイビジョン機
器であって、切り換え回路11を通じて図3Aに示すよ
うなハイビジョン信号が入力されたとする。このハイビ
ジョン信号は図から明らかなように、ビデオ信号と3値
同期信号とが複合化された状態の信号である。この入力
信号は、反転アンプ131により、図3Bに示すような
状態に極性反転される。この反転アンプ131の出力信
号は、ゲート回路132に供給される。
【0022】切り換え回路11を通じた入力信号は、ま
た、アンプ134で適当に増幅された後、比較回路13
5に供給され、ペデスタルレベルより若干低いスレッシ
ョールドレベルth1と比較され、図3Aに示すように、
レベルth1により負ピークの同期信号が検出される。
【0023】この比較回路135の出力信号C1(図3
C)は、ウインドーパルス形成回路136に供給され
る。このウインドーパルス形成回路136は、例えば単
安定マルチバイブレータで構成され、比較回路135の
出力信号C1の立ち下がりによりトリガされ、図3Aの
入力信号の同期信号区間のみでハイレベルとなるウイン
ドーパルスW1(図3D)を発生する。そして、このウ
インドーパルスW1が、ゲート回路132にゲート信号
として供給され、そのハイレベル区間でのみ、このゲー
ト回路を開状態とする。
【0024】したがって、このゲート回路132から
は、図3Eに示すように、入力信号から3値同期信号の
みが抽出された信号G1が得られる。このゲート回路1
32からの信号G1は、比較回路133に供給され、ス
レッショールドレベルth2と比較される。このスレッシ
ョールドレベルth2も、ペデスタルレベルより若干低い
同期分離用の信号である。ただし、ゲート回路132か
らの信号G1は、入力信号が反転アンプ31により反転
された信号であるため、3値同期信号の正ピークが反転
されて負ピークになった部分が検出されることになる。
こうして比較回路133からは、3値同期信号の負ピー
クから正ピークに切り換わる時点の情報を立ち下がりと
して含む同期信号HS3(図3F)が得られる。
【0025】次に、2値同期分離回路14は、非反転ア
ンプ141と、比較回路142とで構成される。そし
て、切り換え回路11を通じて、例えば図4Aに示すよ
うな2値同期信号を含むビデオ信号が供給されると、非
反転アンプ141で適当に増幅された後、比較回路14
2において、ペデスタルレベルより低い同期分離用のス
レッショールドレベルth3と比較される。これにより、
比較回路142からは、図4Bに示すような同期信号H
S2が分離されて取り出される。
【0026】前述したように、モード設定回路20から
の切り換え信号によって、入力同期信号が3値同期信号
である時には、3値→2値変換同期分離回路13が選択
され、同期分離回路10からは、2値同期信号の形式と
なる信号HS3が、切り換え回路12より出力同期信号
HSとして得られる。また、入力同期信号が2値同期信
号である時には、2値同期分離回路14が選択され、同
期分離回路10からは、同期信号HS2が切り換え回路
12を介して出力同期信号HSとして得られるものであ
る。
【0027】この出力同期信号HSは、PLL回路30
の位相比較回路33に供給される。PLL回路30で
は、水晶可変周波数発振器31の出力信号が分周器32
によって、同期信号HSと同じ周波数の信号に分周され
る。そして、この分周器32の出力信号が位相比較回路
33に供給されて同期信号HSと位相比較される。そし
て、その位相比較誤差信号がローパスフィルタ34を介
して水晶可変周波数発振器31に供給され、この可変周
波数発振器31の発信周波数が制御されて、この可変周
波数発振器31の出力クロックが、同期信号HSに同期
した位相となるようにされる。
【0028】こうしてPLL回路30からは、同期信号
HSに同期した信号が得られ、これがタイミング信号発
生回路40に供給される。これにより外部機器2に同期
したタイミング信号が、このタイミング信号発生回路4
0から得られることになる。すなわち、外部同期がかか
ることになる。
【0029】なお、図1において、外部機器2からの入
力信号が、ビデオ信号とは分離された同期信号のみであ
る場合には、3値→2値変換同期分離回路13のウイン
ドーパルス形成回路136及びゲート回路132は、必
要がなくなる。つまり、ビデオ信号がないため、同期信
号部分のみ着目する必要がないからである。
【0030】以上の例は、2値同期信号が入力された
か、あるいは3値同期信号が入力されたかは、オペレー
ターによる手動によるモード設定によって選択するよう
にした場合の例である。図5は、これに対して2値同期
信号が入力されたか、あるいは3値同期信号が入力され
たかを自動的に判別することができるようにした場合の
例である。
【0031】すなわち、図5に示すように、この例にお
いては、2値,3値自動モード判定回路200が設けら
れる。この自動モード判定回路200は、ゲート回路2
1と、比較回路22及び23と、2値/3値判定回路2
4と、アンプ25と、比較回路26と、ウインドーパル
ス形成回路27とで構成される。
【0032】そして、外部機器2からの入力信号がゲー
ト回路21に供給されるとともに、アンプ25により、
適当に増幅された後、比較回路26において、前述のス
レッショールドレベルth1と等しいレベルth1と比較さ
れる。そして、その比較出力により単安定マルチバイブ
レータからなるウインドーパルス形成回路27がトリガ
され、ウインドーパルスW1と同じウインドーパルスW
2がこれより得られ、これがゲート回路21にゲート信
号として供給される。
【0033】この説明からわかるように、アンプ25、
比較回路26、ウインドーパルス形成回路27の部分
は、3値→2値変換同期分離回路13のアンプ134、
比較回路135、ウインドーパルス形成回路136と全
く同一の構成である。そこで、アンプ25、比較回路2
6、ウインドーパルス形成回路27を設ける代わりに、
ウインドーパルス形成回路136からのウインドーパル
スW1を、ゲート回路21に供給するようにすること
も、もちろんできる。
【0034】こうして、ゲート回路21からは、前述の
回路13におけるゲート回路132と同様にして、外部
機器2からの信号のうちの同期信号部分のみが得られ
る。このゲート回路21からの同期信号部分は、比較回
路22及び23に供給され、それぞれスレッショールド
レベルth4と、スレッショールドレベルth5と比較され
る。
【0035】スレッショールドレベルth4は、同期信号
の負ピークのパルスを検出するためのものである。ま
た、スレッショールドレベルth5は、同期信号の正ピー
クを検出するためのものである。したがって、これら比
較回路22及び23の入力信号が2値同期信号であれ
ば、比較回路22においてのみ、パルスが検出される。
また3値同期信号であれば、比較回路22及び23の両
方において、パルスが検出されることになる。
【0036】これら比較回路22及び23の比較検出出
力は、2値/3値判定回路24に供給され、これら2つ
の比較出力信号から、入力信号が2値同期信号か、3値
同期信号かが判定され、その判定結果に応じて、同期分
離回路10の切り換え回路11及び12の切り換え信号
SWaが形成される。つまり、この切り換え信号SWa
により、入力信号が3値同期信号が2値同期信号かに応
じて切り換え回路11及び12が自動的に切り換えられ
る。
【0037】次に、この発明による映像機器により外部
機器に対して同期をかける場合の構成について説明す
る。
【0038】図6は、その一実施例のブロック図であ
る。この例は、映像機器がハイビジョンカメラの場合の
実施例である。すなわち、51は撮像素子であって、こ
れより得られた撮像信号は、信号処理回路52に供給さ
れ、ハイビジョン信号処理がなされた後、合成回路53
に供給される。
【0039】一方、60は、同期信号合成回路であっ
て、これよりは、後述するように、2値同期信号と3値
同期信号のいずれかの同期信号HSが得られ、この同期
信号HSが、レベル変換回路74により信号処理回路5
2からのビデオ信号と合成するのに適したレベルに変換
された後、合成回路53に供給されて合成され、その合
成信号がドライバー54を介して出力端子55に導出さ
れる。
【0040】同期信号合成回路60は、3値同期信号の
ときの正ピークの先頭値レベルE1を発生する直流レベ
ル発生回路61と、正ピークの先頭値レベルE2を発生
する直流レベル発生回路62と、これら直流レベル発生
回路61及び62からの直流レベルの一方を選択するた
めのスイッチ回路63と、このスイッチ回路63からの
直流レベルと、0レベルとのいずれかを選択するための
スイッチ回路64とからなる。そして、スイッチ回路6
3及び64は、パルス発生回路72からのパルスP2及
びP1により切り換えられる。
【0041】パルス発生回路72には、水晶可変周波数
発振器71から、信号処理回路52の出力ビデオ信号
に、同期信号を合成するタイミングの信号が発生し、こ
れがパルス発生回路72に供給される。また、モード設
定スイッチ73Sによって、3値同期信号を発生させる
か、あるいは2値同期信号を発生させるかの選択が可能
な2値,3値モード設定回路73からのモード設定信号
が、パルス発生回路72に供給される。
【0042】モード設定回路73において、3値同期信
号を発生させるモードに設定された時には、パルス発生
回路72からは、図7Aに示すようなパルスP1と、図
7Bに示すようなパルスP2が得られる。図7Aのパル
スP1は、3値同期信号の負ピーク及び正ピークのパル
ス幅の合計のパルス幅区間を有するパルスである。ま
た、図7BのパルスP2は、負ピークから正ピークに反
転するタイミングを形成するためのパルスである。
【0043】パルスP2によりスイッチ回路63が切り
換えられることにより、3値同期信号の負ピークから正
ピークに切り換わる時点において、スイッチ回路63が
切り換えられる。そして、このスイッチ回路63の出力
と、0レベルとがスイッチ回路64でパルスP1により
切り換えられることにより、出力信号HSとしては、図
7Cに示すような、負ピーク及び正ピークを有する3値
同期信号が得られる。
【0044】また、モード設定回路73において、2値
同期信号を発生させるモードが選択されたときには、図
8Aに示すように、パルスP1は、2値同期信号のパル
ス幅の信号が、そのまま得られる。一方、パルスP2
は、図8Bに示すように常にローレベルの信号とされ、
このときには、負ピークのレベルE2がスイッチ回路6
3よりは得られることになる。したがって、スイッチ回
路64がパルスP1により切り換えられることにより、
先頭値レベルE2となる負ピークの2値同期信号が、図
8Cに示すように同期信号合成回路60の出力信号HS
として得られるものである。
【0045】図6の例は、ビデオ信号に合成して同期信
号HSを出力し、その合成信号中の同期信号により外部
機器に対して外部同期をかける場合の例である。これに
対して、ビデオ信号と同期信号を別々に出力端子を設け
て出力する構成とすることもできる。
【0046】図9は、その場合の構成の一実施例であ
る。すなわち、図9に示すように、この例の場合には、
信号処理回路52からのビデオ信号は、ドライバー54
を通じて出力端子55に導出される。一方、同期信号合
成回路60で得られた2値同期信号、あるいは3値同期
信号は、レベル変換回路74及びドライバー75を通じ
て同期信号出力端子76に導出される。この例の場合に
は、外部同期がかけられる機器は、端子76からの同期
信号を外部同期用の信号として受けることになる。
【0047】なお、図6及び図9の実施例では、3値同
期信号と2値同期信号とを共通の同期信号合成回路60
で構成したことにより、回路構成を簡略化することがで
きる。もちろん、3値同期信号の発生回路と2値同期信
号の発生回路とを、それぞれ別個に設けるとともに、こ
れら発生回路の出力信号を切り換え選択する切り換え回
路を設け、この切り換え回路をモード設定回路からの選
択信号により切り換えるようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、外部機器から外部同期を受ける場合に、外部機器か
らの同期信号が、3値同期信号かあるいは2値同期信号
かに応じて同期分離回路を切り換え、3値同期信号であ
る場合には、2値同期信号と同様な信号に変換した同期
信号を用いて、同期クロックを形成するようにしたの
で、外部機器として接続する装置に対する自由度は大き
くなる。
【0049】また、この発明による映像機器によって、
外部同期を他の機器にかけようとした場合には、その機
器が2値同期信号により同期がかかる機器か、あるいは
3値同期信号により同期がかかる機器かに応じて、発生
させる同期信号を切り換えることができるようにしたの
で、外部同期をかけることができる他装置の自由度が大
きくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による映像機器の一実施例のブロック
図である。
【図2】図1の実施例の要部の具体例のブロック図であ
る。
【図3】図2の例の説明のための波形図である。
【図4】図2の例の説明のための波形図である。
【図5】この発明による映像機器の他の実施例の要部の
ブロック図である。
【図6】この発明による映像機器の他の一実施例のブロ
ック図である。
【図7】図6の実施例の説明のための波形図である。
【図8】図6の実施例の説明のための波形図である。
【図9】この発明による映像機器の他の実施例のブロッ
ク図である。
【図10】ハイビジョン信号を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 映像機器 2 外部機器 10 同期分離回路 13 3値→2値変換同期分離回路 14 2値同期分離回路 20 2値、3値モード設定回路 30 PLL回路 40 タイミング信号発生回路 131 反転アンプ 133 比較回路 141 非反転アンプ 142 比較回路 60 同期信号合成回路 72 パルス発生回路 73 2値、3値モード設定回路 11、12 切り換え回路 61、62 直流レベル発生回路 63、64 スイッチ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からの同期信号を極性反転し、
    所定のスレッショールドレベルと比較することにより、
    第1の出力同期信号を得る第1の同期分離回路と、 上記外部機器からの同期信号と、第2のスレッショール
    ドレベルとを比較して第2の出力同期信号を得る第2の
    同期分離回路と、 上記第1及び第2の出力同期信号の一方を選択的に取り
    出す選択手段と、 上記外部機器からの同期信号が3値同期信号であるとき
    には、上記第1の出力同期信号を選択し、上記外部機器
    からの同期信号が2値同期信号である場合に、上記第2
    の出力同期信号を選択するように上記選択手段を制御す
    る回路と、 上記選択手段からの同期信号に位相ロックする信号を形
    成する回路とを備える映像機器。
  2. 【請求項2】 上記外部機器からの同期信号は、映像信
    号に複合化されたものであり、上記第1の同期分離回路
    は、上記複合映像信号の同期信号区間近傍でのみ、上記
    第1のスレッショールドレベルとの比較を行なうように
    されてなる請求項1に記載の映像機器。
  3. 【請求項3】 正及び負の同期パルスを備える3値同期
    信号を発生する第1の同期信号発生回路と、 正または負の一方の同期パルスを備える2値同期信号を
    発生する第2の同期信号発生回路と、 上記第1の同期信号発生回路からの上記3値同期信号
    と、上記第2の同期信号発生回路からの上記2値同期信
    号とのいずれかを選択する選択手段と、 この選択手段に第1及び第2の同期信号のいずれを出力
    するかの選択制御信号を供給する制御手段とを備えてな
    る映像機器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の映像機器において、 上記第1の同期信号発生回路と、上記第2の同期信号発
    生回路とが、一つの同期信号合成回路で構成され、 この同期信号合成回路は、 基準レベルより低い第1のレベルの発生手段と、 上記基準レベルより高いレベルの第2のレベルを発生す
    る第2のレベル発生手段と、 上記第1及び第2のレベル発生手段の出力の一方を選択
    的に取り出す第1の切り換え回路と、 この第1の切り換え回路の出力と、上記基準レベルとの
    いずれかを選択的に取り出す第2の切り換え回路とから
    なり、 上記選択手段は、 上記第1及び第2の切り換え回路を切り換え制御する第
    1及び第2のパルスを発生するパルス発生回路で構成さ
    れ、 上記制御手段からの選択制御信号に応じて、上記選択手
    段は、上記同期信号合成回路に供給する上記第1及び第
    2のパルスを、2値同期信号を出力する時と、3値同期
    信号を出力する時とで切り換えてなる請求項3に記載の
    映像機器。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の映像機器において、 上記選択手段からの出力同期信号とビデオ信号とを合成
    する合成回路が設けられ、その合成信号が、出力端子よ
    り導出されてなる映像機器。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の映像機器において、 上記選択手段からの同期信号は、ビデオ信号の出力端子
    とは別の同期信号出力端子より導出されるようにされて
    なる映像機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002077664A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2値/3値同期信号検出装置

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JP2002077664A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2値/3値同期信号検出装置

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