JPS63203064A - ビデオカメラの同期信号発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ′〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はビデオカメラの同期信号発生装置に関する。

（従来の技術） 従来、ビデオカメラを外部信号に同期させるためにビデ
オカメラ内部で発生させた同期パルスと外部信号から分
離した同期パルスとを位相比較し、その比較出力でもっ
てカメラ内部のＶＣＯ（電圧制御発振器）にフィードバ
ックするＰＬＬ　（フェーズ・ロックド・ループ）回路
が設けられている。

上記■ＣＯは制御電圧を変化させることにより、周波数
が変化する。しかしながら、ＰＬＬを働かせる必要のな
いとき（外部同期をかける必要のないとき（以下、内部
モードという））でも、制御電圧を加えてやる必要があ
る。このため、従来の同期信号発生装置においては外部
信号に内部同期パルスを同期させる必要があるとき（以
下、外部モードという）と、内部モード時とを判別して
、外部モード時にはｖＣＯにＰＬＬがかかるように、内
部モード時にはＰＬＬが外れるようにするためのモード
検出回路とモード切換回路が必要であった。

第２図に上記従来の同期信号発生装置の一例をブロック
図で示す。ここで、（１）は外部信号入力端子、（２）
は（水平）同期分離回路、（３）は位相比較回路、（４
）はローパスフィルタ（ＬＰＦ）、（５）はモード切換
スイッチ、（６）はｖＣＯｌ（力は（水平）同期信号発
生回路であり、（８）は外部入力検出回路、（９）は電
圧設定回路である。次に第２図の装置の動作を簡単に説
明する。端子（１）に外部入力があるときは位相比較回
路（３）では、同期分離回路（２）で同期分離された信
号と同期信号発生回路（力からの（水平）同期信号が位
相比較され、比較出力がＬＰＦ　（４）に入力される。

ＬＰＦ　（４）で平滑化された信号は外部入力検出回路
（８）の出力によってその切換が制御されるスイッチ（
５）を介してＶＣＯ（６）に入力され、ＶＣＯ（６）で
は位相比較出力によりその発振周波数が制御される。

ＶＣＯ（６）の出力はビデオカメラの同期信号発生回路
（力に入力されて、ここから外部信号に同期した（水平
）同期信号が出力される。端子（１）から外部信号が入
力されないときは外部入力検出回路（８）の出力により
スイッチ（５）がＩＮＴ側に接続され、電圧設定回路（
９）の電圧がＶＣＯ（６）に入力される。これにより同
期信号発生回路（７）からは外部信号がないときでも所
定の周波数の同期信号が出力される。

上述した従来の同期信号発生回路においては外部信号が
入力されたかどうかを検出する回路とモード切換回路と
が必要で回路が複雑であった。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したように従来の同期信号発生装置はモードの切換
えを自動的に行おうとすると、回路が複雑となってしま
うという欠点があった。

本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、簡単
な構成でモード切換えを自動的に行うことのできる同期
信号発生装置を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明においては、外部信号入力がないときはビデオカ
メラ内部の同期信号発生回路の出力にもとづいた信号を
位相比較回路から出力させるようにし、さらにこの位相
比較回路の出力をＶＣＯに与えて、所定の周波数の信号
をｖＣＯから発生させる。そしてこのｖＣＯ出力にもと
づいて前記同期信号発生回路から同期信号を発生させる
ように構成した。

（作用） 上述した構成により、ビデオカメラを外部信号に同期さ
せる必要がないときには自動的にＶＣＯが所定の周波数
で発振するだめの出力（＝ＶＣＯの入力）を位相比較回
路から出力するようになる。

（実施例） 以下、本発明になるビデオカメラの同期信号発生装置の
一実施例につき第１図を用いて説明する。

第１図において、（１１）は外部信号の入力端子、住り
は同期信号分離回路、α階は位相比較回路であり、この
場合、排他的論理和回路で構成されている。

ＩはＬＰＦ　１（ハ）はＶＣＯ，＜ｌＥ９は同期信号発
生回路である。

次に上記装置の動作につき説明する。

ビデオカメラを外部信号に同期させるときには外部端子
−から外部信号が入力され、この信号は同期分離回路α
渇に入力されて水平同期信号が分離される。回路Ｑ３か
ら出力される水平同期パルスは位相比較回路（Ｉ：１に
て同期信号発生回路（ｔＱからの水平同期信号と位相比
較される。位相比較回路α□□□の出力（位相比較出力
）はＬＰＦ　（１４）で平滑化され、ＶＣＯ（ｌ！９に
入力されてｖｃｏ（ｔＱの発振周波数を制御する。

これにより、ＶＣＯ（１５）の出力信号にもとづいて同
期信号発生回路σｅからは外部信号に同期した水平同期
信号が出力されるようになる。ここまでの動作は従来と
変わるところはない。

ビデオカメラを外部信号に同期させる必要がないときは
端子（１）には外部信号が入力されない。従。

って、同期分離回路ＣＩりからは出力がなくなる。しか
しながら本実施例の場合、位相比較回路０■は排他的論
理和回路を用いて構成されているため、この場合同期信
号発生回路（１６）からの出力水平同期信号にもとづい
た信号を出力する。この出力はＬＰＦ（１４）で平滑さ
れ、ｖｃｏ（ｔ５に入力される。このＶＣＯ（Ｌ！１９
は外部入力信号がないときにＬＰＦ　（１４）から出力
された制御電圧で所定の標準周波数を発生するように構
成されている。従って、同期信号発生回路ｒＬｅはこの
ｖｃｏ　（１５１からのクロック出力にもとづいて水平
同期信号を発生することができる。

以上述べたように本実施例によれば、外部モード、内部
モードの切換えを自動的に行うにあたり、従来の外部信
号が入力されたかどうかの検出回路及びＶＣＯに印加す
る電圧を切換える回路が不要となり、装置の構成が簡易
となる。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、ビデオカメラを外部
信号に同期させるかさせないかのモード切換えを簡単な
構成で自動的に行うことのできる同期信号発生装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になるビデオカメラの同期信号発生装置
の一実施例を示すブロック図、第２図は従来の同期信号
発生装置の一例を示すブロック図である。 １２・・・同期分離回路、 １３・・・位相比較回路、 １５・・・ＶＣＯ。 １６・・・同期信号発生回路。 代理人　弁理士　　則　近　憲　缶 周　　　宇治　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力された外部信号から同期信号を分離する同期分離回
   路と、ビデオカメラ用の同期信号を発生する同期信号発
   生回路と、同期分離回路の出力信号と同期信号発生回路
   の出力とを位相比較し、かつ同期分離回路からの出力が
   ないときは同期信号発生回路の出力にもとづいた信号を
   出力する位相比較回路と、この位相比較回路の出力にも
   とづいた周波数の信号を発生してこの信号を同期信号発
   生回路に出力し、かつ位相比較回路の出力が同期信号発
   生回路の出力にもとづいた信号のときにはこの出力にも
   とづき所定の周波数の信号を発生する電圧制御発振器と
   を具備したことを特徴とするビデオカメラの同期信号発
   生装置。