JPH0729618B2 - ゴルフカー - Google Patents

ゴルフカー

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JPH0729618B2
JPH0729618B2 JP4021871A JP2187192A JPH0729618B2 JP H0729618 B2 JPH0729618 B2 JP H0729618B2 JP 4021871 A JP4021871 A JP 4021871A JP 2187192 A JP2187192 A JP 2187192A JP H0729618 B2 JPH0729618 B2 JP H0729618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフカー等の小型車
両に関し、詳細には専用の支持部材を必要とすることな
くバックレストの強固な支持を可能とし、かつ荷物の積
み降ろしを容易にできるようにしたリヤピラーの形状,
配置位置等の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】小型車両には、従来から例えばゴルフ場
で使用するゴルフカーがあり、これはゴルフバッグを積
んでゴルファー等が運転して走行する。この種のゴルフ
カーとして従来例えば特開昭62−253524号公報
に開示されたものがあり、これは座席の上方をルーフで
覆い、該座席の後方にゴルフバッグを積載するように構
成されている。そして上記座席は、着座用シートクッシ
ョンの後端部に背もたれ用バックレストを起立状態に取
り付けた構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記ゴルフカ
ーの座席は、シートクッションにバックレストを自立さ
せる一体型の構造であるから、このバックレストの支持
強度を十分に確保するにはシートクッションとバックレ
ストとの接続金具が大型化し、また両者の接続構造が複
雑化する懸念がある。一方、バックレストをシートクッ
ションと分離した構造とし、これを車体フレーム等から
延びる支持部材で支持する構造を採用すれば、構造が複
雑化することなく上記強度を向上できる。しかしこの場
合は、専用のバックレスト支持部材が必要となる。
【0004】また上記従来のゴルフカーの場合、ルーフ
を支持する4本の支柱を、座席を囲むように配置し、後
側の支柱間付近にゴルフバッグを積載する構造を採用し
ている。そのため、ゴルフバッグの積み降ろしは、上記
支柱が邪魔になることから常に車両後方から行う必要が
あり、取り扱い上の制約がある。
【0005】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、専用の支持部材を必要とすることなくバック
レストを強固に取り付けることができ、またゴルフバッ
グ等の積み降ろし方向の自由度が高い小型車両を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、座席の上方を
ルーフで覆い、該ルーフの後部をリヤピラーの上部で支
持し、該リヤピラーの下部を車体フレームに固定し、該
リヤピラーの後方にゴルフバッグを載置する荷台を配設
したゴルフカーにおいて、上記リヤピラーの下部を車体
フレームの座席後側部分に固定し、該リヤピラーの高さ
方向途中部分の前面にバックレストを取り付け、該リヤ
ピラーを背面視で上記バックレストの車幅方向外側端よ
り車幅方向内側に位置させるとともに、該リヤピラーを
側面視で下部が上部より前方に位置するように傾斜さ
せ、上記荷台を上記座席の後方にかつ該座席に近接して
配設し、該荷台を、側面視でゴルフバッグが後部ほど上
方に位置するように斜め上方に傾斜して載置されるよう
に形成し、上記座席を車幅方向に複数人が着座可能の形
状に形成したことを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明に係るゴルフカーによれば、ルーフを支
持するリヤピラーの高さ方向途中部分の前面にバックレ
ストを取り付けたので、専用の支持部材を必要とするこ
となくバックレストを強固に支持することができる。
【0008】またバックレストを支持するリヤピラー
を、バックレストの背面に位置させ、かつバックレスト
の外側端より車幅方向内方に位置させたので、荷物の積
みおろし時にリヤピラーが邪魔になることはなく、該作
業が容易である。また車両後方からだけでなく、車両側
方からも積みおろしが可能であり、取り扱い上の自由度
が高い。さらにまた座席に着座したままで座席後方のゴ
ルフバッグの小物を出し入れできる。
【0009】またリヤピラーの前面にバックレストを取
り付けるとともに、該リヤピラーを下側が前方に位置す
るように傾斜させたので、その分だけ荷台を座席に接近
させて、つまり車両前側に配置できるので、荷台の後方
はみ出し長さが短くて済み、結果的に車両の前後方向長
さをコンパクト化できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1ないし図10は本発明の一実施例による
ゴルフカーを説明するための図であり、図1,図2,図
3はその側面図,平面図,背面図、図4,図5,図6は
車体フレームの側面図,平面図,正面図、図7,図8は
それぞれルーフ,バックレストの取付状態を示す側面
図,背面図、図9は図8のIX−IX線断面図、図10
は図2のX−X線断面図である。
【0011】図において、100はゴルフカーであり、
これの車体フレーム1の前部左,右には前輪2,2が、
後部左,右には後輪3,3がそれぞれ配設され、中央部
にはフロア4が配設されている。また上記車体フレーム
1の側部,後側はそれぞれサイドシル5,リヤカウル6
で覆われ、前側はフロントカウル7及びフロントパネル
8で覆われている。
【0012】上記車体フレーム1は、図4ないし図6に
示すように、車両前後方向に配置された左,右一対のメ
インフレーム9,9の前部,中央部,及び後部同士を、
それぞれクロスパイプ10,11,12,13及びクロ
スフレーム14,15を架け渡して溶接して連結し、上
記各メインフレーム9の上記クロスフレーム14,クロ
スパイプ12間部分に、補助ブラケット16を車幅方向
外方に突出して設けた構造となっている。
【0013】また上記フロア4は、上記メインフレーム
9の中央部,クロスフレーム14,クロスパイプ12,
及び補助ブラケット16を覆うように架け渡され、これ
らに溶接して固定されている。そしてこのフロア4の中
央部には前側を開放した切欠部17が形成されている。
また該フロア4の周縁には、これの周縁部分を下方に折
り曲げてなる縁立部4aが形成されており、さらに該フ
ロア4の下面には上記切欠部17を囲むように補強板1
8が溶接接続されている。これにより平面状のフロア4
を補強している。
【0014】上記フロア4にはマット19が取り付けら
れ、さらに車体フレーム1の前輪2と後輪3との間には
図1及び図2に示すように、サイドシル5がフロア4の
両側部及びメインフレーム9の下方に溶接された補助フ
レーム20にねじ21で締め付け固定されている。上記
サイドシル5はアルミニウムの押し出し材で成形されて
いる。
【0015】上記フロア4の後方にはメインフレーム9
に溶接された支持フレーム22及び支持ブラケット23
が位置している。この支持フレーム22及び支持ブラケ
ット23にはループ状のシートフレーム24が溶接され
ており、このシートフレーム24には座席25が載置さ
れている。この座席25はヒンジ26を支点として前側
に開閉可能になっており、この座席25の下方に位置す
るように燃料タンク27が車体フレーム1に載置固定さ
れている。この燃料タンク27のキャップ28は座席2
5の下方位置にあり、座席25を前側に倒して燃料の注
入が行われる。また、燃料計29は座席25の後方位置
でリヤカウル6の窓部分に設けられ、外部から見えるよ
うになっている。
【0016】上記メインフレーム9の支持ブラケット2
3には、図7に示すように、左,右一対のリヤピラー3
0の下端部がボルト31で締めつけ固定されている。ま
た上記メインフレーム9の前側上方に配置された支持パ
イプ33のブラケット34には左,右一対のルーフピラ
ー32の下端部がビス35で締め付け固定されている。
上記支持パイプ33は、図4ないし図6及び図10に示
すように、車幅方向に延び、その途中部分が連結パイプ
36を介してメインフレーム9の前側に固定されてい
る。
【0017】ここで上記ルーフピラー32の取付は以下
の手順で行う。まず該ルーフピラー32の下部をブーツ
37に挿通するとともに、該ブーツ37から突出した部
分を連結パイプ36のブラケット34にビス35で固定
し、フロントカウル7の合わせ部7aと、フロントパネ
ル8の合わせ部8aをブーツ37の溝部37aに係合さ
せる。これによりフロントカウル7の合わせ部7aと、
フロントパネル8の合わせ部8aがそれぞれ切欠で形成
され、しかも両者が突合わせでブーツ37に係合し、簡
単に取り付けることができる。
【0018】上記ルーフピラー32の上部には、図2な
いし図7に示すように、ルーフフレーム38の前側がボ
ルト39で締めつけ固定されている。また上記リヤピラ
ー30の上部にはブラケット40がボルト41で固定さ
れており、このブラケット40に上記ルーフフレーム3
8の後側がボルト42で締めつけ固定されている。また
上記ルーフフレーム38の前側にはブラケット44がボ
ルト45で締めつけ固定されており、このブラケット4
4にルーフ43がビス46で固定されている。このルー
フ43の後側は上記ルーフフレーム38にボルト42で
締めつけ固定されたブラケット47に当てがわれ、さら
にルーフ43の側部がビス48でルーフフレーム38に
締めつけ固定されている。
【0019】上記ルーフピラー32の上部には、手持ち
49がボルト50,51で締めつけ固定されている。上
記ボルト51は上記手持ち49とフロントウインド52
の上部を共締めしており、このフロントウインド52の
下部はボルト53でルーフピラー32に締め付け固定さ
れている。上記フロントウインド52は透明樹脂製プレ
ートからなり、上記左,右のルーフピラー32,32間
に架け渡されている。
【0020】上記各リヤピラー30の下方にはアームレ
スト54,55の一端部54a,55aが固定されてお
り、該アームレストの他端部54b,55bは車体フレ
ーム1のシートフレーム24に固定されている。これに
よりリヤピラー30を補強して取付け強度を向上させて
いる。上記補助席側のアームレスト55は運転席側のア
ームレスト54より高くなっており、これにより補助席
側の乗員が手で容易に持てるようにしている。
【0021】上記左,右のリヤピラー30のアームレス
ト上側部分にはそれぞれバックレスト56が取り付けら
れている。また上記各リヤピラー30のバックレスト5
6より上側部分は車幅方向の略中央に位置するよう内方
に屈曲されており、この中央に位置する中央部30a同
士はボルト57で締めつけ固定されている。
【0022】上記バックレスト56は、図8及び図9に
示すように、基板58の前面にクッション材59を貼り
着し、これを外皮60で覆った構造のものである。上記
基板58には取付板61がボルト62で締めつけ固定さ
れている。この取付板61はリヤピラー30の屈曲部3
0bを覆っており、この取付板61とリヤピラー30と
はボルト66,67で締めつけ固定されている。また上
記取付板61には支持板63が溶接固定されており、こ
の支持板63には裏板64がビス65で締めつけ固定さ
れている。この裏板64はバックレスト56の裏側を覆
っている。これにより上記バックレスト56のリヤピラ
ー30への取付部が外部から見えないようにして外観品
質の向上が図られている。
【0023】上記車体フレーム1の前側に配置された支
持パイプ33とフロア4との間には補助板78が溶接さ
れている。図2及び図10に示すように、上記補助板7
8にはフロントパネル8がビス79で取り付けられてお
り、該パネル8は座席25側を向く傾斜面をなし、かつ
左右の前輪2及びその間を覆っている。また上記左右の
前輪2の間の部分に凹部8bが設けられており、該凹部
8bはビス80で固定されている。上記フロントパネル
8の斜面にはマット81,82が配設されており、これ
はフーフレストとなっている。
【0024】上記フロントパネル8の凹部8b内には、
図10に示すように、車両の側面視でフートレストより
下方に位置するようにブレーキペダル83、パーキング
ペダル84及びアクセルペダル85が配置されている。
上記ブレーキペダル83は車体フレーム1に固定された
ブラケット86に支持軸87を支点として回動可能に支
持されている。このブレーキペダル83を踏み込むと、
ブレーキワイヤ88が引かれてブレーキ操作が行われ
る。ブレーキペダル83にはパーキングペダル84が支
持軸89を介して回動可能になっており、このブレーキ
ペダル84はロッド90を介して爪部材91に連結さ
れ、この爪部材91はブレーキペダル83に支持ピン9
2を介して回動可能に設けられている。上記ブレーキペ
ダル83を踏み込んだ状態でパーキングペダル84を前
側に回動すると、爪部材91がブラケット86に固定さ
れたストッパ93に係合して保持され、パーキングブレ
ーキがかかるようになっている。
【0025】上記アクセルペダル85は車体フレーム1
に固定されたブラケット94に支持軸95を支点として
回動可能に設けられ、このアクセルペダル85の回動で
車体フレーム1に支持部材96で支持されたアクセルワ
イヤ97を操作するようになっている。
【0026】また上記車体フレーム1の前部にはハンド
ルポスト76aが上記フロントウインド52と略平行に
かつ該フロントウインド52との間に間隔をあけて立設
されており、該ポスト76aの上端にはハンドル76が
装着されている。
【0027】上記ハンドルポスト76aと上記フロント
ウインド52との間の空間aには、収納ボックス77が
配設されている。この収納ボックス77は、針金をかご
状に折り曲げ成形したものであり、上記左,右のルーフ
ピラー32,32間と略等しい車幅方向長さを有してい
る。またこの収納ボックス77は、側面から見ると、略
垂直の前壁77aと、上記ハンドルポスト76aと略平
行の後壁77bと、両壁の底部を結ぶ底壁77cとから
なる台形をなしており、その上端は開口している。そし
て上記フロントウインド52の下端縁52aは、上記上
端開口77dより下方に位置している。
【0028】また上記底壁77cには左,右一対の取付
ブラケット77eが固着されており、該取付プラケット
77eは車体側の支持ブラケット33aにビス33bで
締めつけ固定されている。なお、上記支持ブラケット3
3aは上記支持パイプ33の連結パイプ36,補助プレ
ート78間部分に溶接固着されている。
【0029】また上記収納ボックス77の左,右両側面
には補助ボックス77fが固着されている。この補助ボ
ックス77fは上記収納ボックス77より小径の針金
を、同じく上端が開口する籠状に折り曲げ成形したもの
であり、例えば缶ジュース等を収容する。
【0030】そして上記バックレスト56の後側にはゴ
ルフバック73を車幅方向に4個平行に載置可能の荷台
69が配設されている。この荷台69は、略L字状をな
し、後方斜め上方に傾斜するように配置された左,右一
対のサポート70,70の底部,及び上端部に受け台7
0c,70dを車幅方向に架け渡して固定し、この受け
台70c、70dの下面中央部間に筒状のパターケース
74を前後方向に架け渡して固定した構造のものであ
る。なお、70eは上記左,右のサポート70の前部7
0a間に架け渡されたストッパプレート、75は例えぼ
傘等の棒状体75aを支持する支持部材であり、これは
リング状のものでステー72に固着されている。
【0031】また上記各サポート70の前部70aの上
端部は、上記リヤピラー30にボルト67で締めつけ固
定された取付金具68内に挿入されており(図8,図9
参照)、この取付金具68と上記前部70aの上端部と
はボルト71,71で締めつけ固定されている。これに
より上記荷台69の前部は上記リヤピラー30にの高さ
方向途中部分で固定支持されている。
【0032】また上記荷台69のサポート70の後部7
0bには上記ステー72の上部がボルト締め固定されて
いる。このステー72の下端部は車体フレーム1の後端
のクロスフレーム15の上面にブラケット15aを介し
て固定されている。このようにして上記荷台69はサポ
ート70の底部がリヤカウル6に形成された凹部6aに
接触しないように浮いた状態で取り付けられている。
【0033】次に本実施例の作用効果を説明する。本実
施例では、ルーフ43を支持するリヤピラー30の高さ
方向途中部分を内方に屈曲させ、この屈曲部30bにバ
ックレスト56を取り付けたので、専用の支持部材を設
けることなくバックレスト56を強固に支持できる。
【0034】また本実施例のリヤピラー30の下部はバ
ックレスト56の車幅方向略中央部、つまり該バックレ
スト56の外側端より内側に位置し、上部は車幅方向中
央に位置しており、バックレスト56の上方に空間が形
成されている。さらに上記荷台69は上記リヤピラー3
0と側面視でラップすることなく配置されている。従っ
てゴルフバックの積み降ろし時にリヤピラー30が邪魔
になることはなく、該作業を容易に行うことができる。
また上記積み降ろし作業は車両の後方からだけでなく、
左,右側方からも可能であり、上記従来構造の場合のよ
うなリヤピラーによって積み降ろし方向に制約が生じる
ことはない。さらにまた、座席に着座したままで座席後
方のゴルフバックの小物を出し入れできる。
【0035】また本実施例では、リヤピラー30を側面
視で下部が前方に位置する傾斜状に配置し、このリヤピ
ラー30の屈曲部30bに荷台69のサポート70の前
部70aを固定したので、荷台69を座席25に近接し
て、つまり可能な限り車両の前側に配置でき、それだけ
荷台69の後方はみ出し量が少なくて済み、その結果、
車両の前後方向長さをコンパクト化できる。また荷台6
9のサポート70をL字状にするとともに、後方斜め上
方に傾斜させて配置したので、この点からも車両の前後
方向の長さが短縮されて小型になっている。
【0036】また、リヤピラー30の中央部30aが車
幅方向の中央に位置しており、外方が開放されているか
ら、座席25に座ったとき乗員に開放感を与え乗り心地
が良い。
【0037】なお、上記実施例では、左,右のリヤピラ
ー30のバックレストより上側部分が車幅方向中央にて
互いに接合されている場合を説明したが、本発明のリヤ
ピラーは、必ずしも中央にて接合する必要はない。要は
リヤピラーをバックレストの外側端より内方に位置させ
ればよく、例えばリヤピラーをバックレスト30の幅方
向略中央位置にてそのままルーフ43まで延長してもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明に係るゴルフカーに
よれば、ルーフを支持するリヤピラーの前面にバックレ
ストを取り付けたので、専用の支持部材を必要とするこ
となくバックレストを強固に支持できる効果があり、ま
たリヤピラーをバックレストの外側端より車幅方向内方
に位置させたので、荷物の積み降ろし時にリヤピラーが
邪魔になることはなく、該作業が容易であり、また積み
降ろし方向上の自由度を拡大でき、また座席に着座した
ままで座席後方のゴルフバックの小物を出し入れできる
効果がある。さらにまたリヤピラーを傾斜させたので、
その分だけ荷台を車両前側に配置でき、荷台の後方はみ
出し長さが短くて済む分だけ車両の前後方向長さをコン
パクト化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるゴルフカーを示す側面
図である。
【図2】上記ゴルフカーの平面図である。
【図3】上記ゴルフカーの背面図である。
【図4】上記ゴルフカーの車体フレームの側面図であ
る。
【図5】上記車体フレームの平面図である。
【図6】上記車体フレームの正面図である。
【図7】上記ゴルフカーのルーフ取付状態を示す側面図
である。
【図8】上記ゴルフカーのバックレストの取付状態を示
す背面図である。
【図9】図8のIX-IX 線断面図である。
【図10】図2のX-X 線断面図である。
【符号の説明】
1 車体フレーム 25 座席 30 リヤピラー 30b 屈曲部(高さ方向途中部分) 43 ルーフ 56 バックレスト 69 荷台 100 ゴルフカー(小型車両)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の上方をルーフで覆い、該ルーフの
    後部をリヤピラーの上部で支持し、該リヤピラーの下部
    を車体フレームに固定し、該リヤピラーの後方に荷台を
    配設した小型車両において、上記リヤピラーの下部を車
    体フレームの座席後側部分に固定し、該リヤピラーの高
    さ方向途中部分の前面にバックレストを取り付け、該リ
    ヤピラーを背面視で上記バックレストの車幅方向外側端
    より車幅方向内側に位置させるとともに、該リヤピラー
    を側面視で下部が上部より前方に位置するよう傾斜させ
    たことを特徴とする小型車両。
JP4021871A 1992-01-10 1992-01-10 ゴルフカー Expired - Lifetime JPH0729618B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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