JPH07296019A - 配線経路決定方式 - Google Patents

配線経路決定方式

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JPH07296019A
JPH07296019A JP6089413A JP8941394A JPH07296019A JP H07296019 A JPH07296019 A JP H07296019A JP 6089413 A JP6089413 A JP 6089413A JP 8941394 A JP8941394 A JP 8941394A JP H07296019 A JPH07296019 A JP H07296019A
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JP
Japan
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wiring
clearance
route
information
wiring route
Prior art date
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Pending
Application number
JP6089413A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kikuchi
恒男 菊池
Akio Sasaki
秋雄 佐々木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は配線毎のクリアランス情報記録手段、
及びそのクリアランス情報を利用し配線設計を行う手段
を提供することにある。 【構成】配線をグループに分け、そのグループ毎にクリ
アランス情報の指示を入力する手段102、及び、その
情報を記録する手段113を持ち、配線経路決定を行な
う各配線毎にクリアランス情報検索手段103よりクリ
アランス情報を検索。検索された情報をもとに配線状態
表示手段106が表示装置上に表示されている配線経路
及び、ラッツネストの表示を変化させる。または検索さ
れたクリアランス情報よりクリアランス領域計算手段1
04がクリアランスを取らなければならない領域を計算
する。及び、クリアランス領域表示手段107がその領
域を表示装置上に表示する。これらのことを配線、対話
配線時に行なうことにより、配線経路を決定する。 【効果】本発明により、プリント基板上に特性の異なる
複数種類の配線が存在した場合でも、配線効率良く、電
気的影響を与えない基板の設計を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板の配線設
計に用いられる配線方式に係り、特に、特性の異なる配
線が複数種類混在し、その各々に異なるクリアランス指
示のある基板に好適な配線方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クリアランスを考慮した配線方式
としては、例えば、特開平5−128211号公報に記
載されている方法がある。この配線方式は基板全体のク
リアランスを複数個定め、配線経路探索を行なうとき、
配線毎にそのクリアランス値の大きなものから配線経路
が決定できるまで順々に小さく設定し経路探索を行なう
ことにより、大きなクリアランスを持った配線経路を探
索する方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の配線経
路決定方式は、1つの基板内に電圧値の異なる配線や、
配線経路の線幅の異なる配線や、アナログ/デジタルの
信号が混在するなど、特性の異なる複数種類の配線が存
在するときについて考慮していないので、外部に対し電
気的に強い影響力を与える配線と外部からの電気的影響
力に弱い配線が隣あった場合を考え上述方式のクリアラ
ンス値の最小値を大きく設定し配線すると基板全体の配
線率が低下し、また、クリアランス値を小さく設定し配
線すると配線経路間に電気的影響が出る可能性がある。
【0004】本発明の目的は1つの基板内に特性の異な
る複数種類の配線が混在した場合でも、配線効率を低下
させず、配線経路間に電気的影響が出ないように配線設
計することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板の
配線経路決定方式は、配線をグループに分け、そのグル
ープに属する配線間のクリアランス値、及び他のグルー
プ毎にそのグループに属する配線と自グループに属する
配線との間のクリアランス値を入力、登録、及び検索す
る手段と、検索されたクリアランス情報に対応して、既
配線経路及びラッツネストの表示を変化させる手段と、
検索されたクリアランス情報をもとに、既配線経路の周
りにクリアランスとして間隔を取らなければならない領
域を計算する手段と、その計算された領域を、配線禁止
領域として扱い、配線経路探索する手段と、その領域を
既配線経路の周りに表示する手段を備えることを特徴と
する。
【0006】
【作用】本発明の配線経路決定方式では、配線をグルー
プに分け、そのグループに属する配線間のクリアランス
値、及び他グループ毎にそのグループに属する配線経路
との間のクリアランス値を入力、登録することにより、
基板全体に1つでなく、複数のクリアランス情報を設定
することができる。
【0007】配線時において、配線経路探索を行う配線
を選択すると、その配線に対する既配線経路のクリアラ
ンス情報を検索し、既配線経路の周りのクリアランスを
取らなければならない領域を計算し、その領域を配線禁
止領域として扱い、配線経路探索を行う。このことを各
配線毎に繰り返すことにより、配線効率良く、配線間に
電気的影響のない配線経路決定を行うことができる。
【0008】対話配線時においては、利用者が配線経路
決定を行う配線を指定すると、その配線に対する他配線
のクリアランス情報を検索し、既配線経路、ラッツネス
トの表示を変化させることにより、利用者にその配線が
確保しなければならない各配線経路周りのクリアランス
を認識させる。また、これから引く配線のクリアランス
を考慮させる。その後に利用者による対話配線を行う。
これを各配線毎にくり返すことにより、配線効率良く、
配線経路間で電気的影響のない対話配線を行うことがで
きる。
【0009】また、対話配線時におけるもう一つの方式
として、利用者より配線経路決定を行う配線が指定され
ると、その配線に対する既配線経路のクリアランス情報
を検索。既配線経路の周りのクリアランスを取らなけれ
ばならない領域を計算、その領域を表示し、利用者にそ
の配線が取らなければならないクリアランス領域を認識
させる。その後に利用者による対話配線を行う。これを
各配線毎にくり返すことにより、配線効率良く、配線経
路同士の電気的影響のない対話配線を行うことができ
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る配線経路
決定方式の構成を示すブロック図である。本実施例の配
線経路決定方式は、配線経路決定処理の全体を制御する
制御手段101と、クリアランス情報を取り込み、クリ
アランス情報記録手段113に登録するクリアランス情
報入力手段102と、クリアランス情報記録手段113
より対象配線のクリアランス情報を検索するクリアラン
ス情報検索手段103と、クリアランス情報検索手段1
03により検索されたクリアランス情報より配線経路の
周りにクリアランスを取らなければならない領域を計算
するクリアランス領域計算手段104と、部品の配置状
態を表示する配置状態表示手段105と、配線経路及び
ラッツネストを表示する配線状態表示手段106と、ク
リアランス領域計算手段104によって計算されたクリ
アランスを取らなければならない領域を表示するクリア
ランス領域表示手段107と、配線経路探索、決定処理
を行なう配線手段108と、利用者との対話形式による
配線経路決定を行なう対話配線手段109と、基板の配
線領域他基板の情報を記録する基板情報記録手段110
と、基板上部品の配置位置、ピン位置等を記録する配置
情報記録手段111と、ネットの構成、及び配線経路の
位置を記録する配線情報記録手段112と、配線のグル
ープ分けと各配線のグループのクリアランス情報を記録
するクリアランス情報記録手段113より構成されてい
る 図2は本発明の配線経路決定方式の処理フローである。
処理201では利用者からの指示により配線をグループ
に分ける。処理202では利用者によりグループ毎に、
そのグループに属する配線間のクリアランス値の入力、
及び他のグループ毎にそのグループに属する配線と自グ
ループに属する配線とのクリアランス値の入力を行う。
処理201、202はクリアランス情報入力手段102
によって処理され、クリアランス情報記録手段113に
登録される。その後、対話配線を行なわず、配線処理を
行なう場合は処理204に進む。処理204では配線手
段108により、配線経路探索を行なう毎にクリアラン
ス情報検索手段103がクリアランス情報記録手段11
3よりクリアランス情報を検索し、クリアランス領域計
算手段104が既配線経路の周りにクリアランスを取ら
なければならない領域を計算し、その領域を配線禁止領
域として扱い、その後に配線経路探索を行なう。また、
対話配線処理を行なう場合は処理205にて配線経路入
力が行なわれる配線が指定される毎に、クリアランス情
報検索手段103がクリアランス情報記録手段113よ
りクリアランス情報を検索し、配線状態表示手段105
が配線の表示を変更する。または、検索されたクリアラ
ンス情報より、クリアランス領域計算手段104が既配
線経路の周りにクリアランスを取らなければならない領
域を計算し、クリアランス領域表示手段107がその領
域を表示する。その後に対話配線を行う。この配線処理
204、または対話配線処理205を配線終了までくり
返す。
【0012】図3は本発明による配線経路決定方式の一
実施例を示す図である。図3は、部品301、302、
303、ネット311〜316によって構成されてい
る。ここで、ネット312、313、316は既に配線
経路が決定しており、ネット311、314、315は
未決定のため、ラッツネスト表示となっている。本例で
は配線経路の決定している配線において、現在配線対象
としている層上の配線経路を実線、他配線層上の配線経
路を破線で示している。しかし、実際の表示装置上では
線種、線の太さの他に、色、点滅等多くの表示方法があ
り、表示装置に合わせ、マン−マシン性を考慮し、判り
易い表示が可能である。配線311〜313は配線のグ
ループAに属し、配線314〜316は配線のグループ
Bに属する。グループBには、グループBに属する配線
間のクリアランス値は2配線格子、グループAに属する
配線とのクリアランス値は4配線格子と登録されている
ものとする。ここで、ネット315の対話配線処理を行
なう場合の例を説明する。
【0013】この対話配線処理109には配線経路入力
を行う配線とクリアランスを2配線格子離さなければな
らない配線を一点鎖線表示、4配線格子離さなければな
らない配線を二点鎖線表示との指示がされているものと
する。ネット315の配線経路入力を行なうことが利用
者により指示されると、クリアランス情報検索手段10
3が、ネット315に対する他配線とのクリアランス情
報を検索し、本例では、ネット311〜313とは4配
線格子、ネット314、316とは2配線格子のクリア
ランスを取らなければならないことが検索される。図4
に示すように、現在配線対象としている層上の配線経
路、及びラッツネストの表示を、ネット311〜313
を二点鎖線、ネット314、316を一点鎖線に表示を
変化させ、利用者がネット315の配線経路を探索する
にあたり、既配線経路との間のクリアランス、及びこれ
から引く配線のクリアランスを考慮させ、正しく配線す
ることが出来る。
【0014】また、対話配線時における他の実施例とし
て図5に示すように、クリアランス情報を検索した後
に、クリアランス領域計算手段104により既配線経路
の周りのクリアランスを取らなければならない領域を計
算し、配線経路312、313の配線経路周りに4配線
格子の大きさを持つ領域501、同様に配線経路316
の周りに2配線格子の大きさを持つ領域502を表示す
る。このことにより、利用者がネット315の配線経路
を探索するにあたり、他配線経路とのクリアランスを取
らなければならない領域を正確に認識させ、正しく配線
することが出来る。
【0015】また、以上対話配線経路決定方法について
配線経路を決定する配線毎に表示を変化させる方法を2
種類述べたが、これらは単独で行うだけでなく、同時に
行うことも可能である。これにより利用者は配線315
を配線効率良く、既に配線経路を決定している配線経路
の周りのクリアランスを取らなければならない領域、及
びこれから配線経路決定を行なう配線のクリアランスを
考慮した配線経路の予定を考慮しながら正しく配線する
ことができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればプリ
ント基板上の配線経路間のクリアランス情報を基板全体
に1つでなく、配線をグループに分け、そのグループ毎
にクリアランス情報を記録する手段を持つことにより、
配線時、及び対話配線時に配線効率良く、電気的影響を
与えない配線経路の決定が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】配線経路決定方式の構成を示す図である。
【図2】配線経路決定方式の全体フローを示す図であ
る。
【図3】配線経路決定方式の一実施例を示す図である。
【図4】対話配線の一実施例による表示を示す図であ
る。
【図5】対話配線の他の実施例による表示を示す図であ
る。
【符号の説明】
102…クリアランス情報入力手段、 103…クリアランス情報検索手段、 104…クリアランス領域表示手段、 106…配線状態表示手段、 107…クリアランス領域表示手段、 108…配線手段、 109…対話配線手段、 113…クリアランス情報記録手段、 311、314、315…ラッツネスト、 312、313、316…配線経路、 501、502…クリアランス領域。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板上に設けられた部品ピン間を
    結線するための配線に対して、その配線経路と他の配線
    経路との間隔(以降クリアランスという)に制限が加え
    られたネットを含む基板の配線を行う配線経路決定装置
    において、 配線をグループ分けし、その各グループ毎に異なるクリ
    アランスの情報を入力する手段と、その情報を記録する
    手段を持つことを特徴とする配線経路決定方式。
  2. 【請求項2】請求項1の手段により登録したクリアラン
    ス情報を利用し、配線経路探索を行おうとする配線毎
    に、他の配線経路に対するクリアランス情報を検索する
    手段と、本配線が入り込めない既配線経路周りのクリア
    ランス領域を計算する手段と、それを配線禁止領域とし
    て扱い、配線経路探索を行う手段を持つことを特徴とす
    る配線経路決定方式。
  3. 【請求項3】請求項2に対し、利用者が配線経路を決め
    るために指定した配線に対し、既配線経路及びラッツネ
    スト(配線する部品のピン同士を直線で結んだもの)の
    配線表示状態を変化させる手段と、対話配線を行なう手
    段を持つことを特徴とする配線経路決定方式。
  4. 【請求項4】請求項3に対し、本配線が入り込めない既
    配線経路周りのクリアランス領域を表示する手段と、対
    話配線を行なう手段を持つことを特徴とする配線経路決
    定方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6502228B1 (en) 1999-06-16 2002-12-31 Nec Toppan Circuit Solutions, Inc. Route determination support device, route determination support method and storage medium storing therein program for executing method thereof, and printed substrate wiring method
JP2016184261A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 株式会社メガチップス 半導体集積回路の設計支援装置及び設計支援方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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