JP2581401B2 - 集積回路配線装置及び方法 - Google Patents

集積回路配線装置及び方法

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JP2581401B2 JP5193382A JP19338293A JP2581401B2 JP 2581401 B2 JP2581401 B2 JP 2581401B2 JP 5193382 A JP5193382 A JP 5193382A JP 19338293 A JP19338293 A JP 19338293A JP 2581401 B2 JP2581401 B2 JP 2581401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セル列型集積回路の自
動レイアウトにおける自動詳細配線を行う集積回路配線
装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のLSIの自動配線は、配線領域全
体をチャネルと呼ばれる複数の領域に分割し、まず各ネ
ットが使用するチャネル、すなわち概略配線経路を決定
し、次にチャネル内でのネットの詳細な配線経路を決定
するという2つの段階に分かれていた。ここで、第1段
階の処理は概略配線、第2段階の処理は詳細配線と呼ば
れる。従来のLSIの自動配線では詳細配線の段階で、
概略配線が決定した概略経路を変更して、詳細配線経路
を決定することはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のLSIの自動配線では、概略配線と詳細配線
が完全に2つの段階に分かれているため、詳細配線の段
階で生じた配線混雑度の不均一を、概略配線が決定した
概略経路を変更して解消することができないという問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、与えられた概略配線経路
を変更して配線混雑度の均一化を図りながら、より配線
領域の小さな詳細配線経路を決定する集積回路配線装置
及び方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路配線装
置は、セル列型集積回路の配置及び概略配線経路を記憶
装置に入力する配置・概略経路入力手段と、前記概略配
線経路の全ての水平線分を元の水平線分として抽出する
水平線分抽出手段と、前記元の水平線分に対して移動可
能な水平線分を全て列挙する移動水平線分列挙手段と、
全ての前記元の水平線分と全ての前記移動可能な水平線
分との中から1水平トラックに配置可能な1または複数
の水平線分を選択する水平線分選択手段と、前記水平線
分選択手段で選択された水平線分と当該選択された水平
線分に等価な水平線分とを消去する水平線分消去手段
と、前記水平線分消去手段による消去後に残った水平線
分を選択の候補として前記水平線分選択手段に選択させ
前記水平線分消去手段により全ての水平線分が消去され
た時は処理を終了させる水平線分存在判定手段とから構
成される。
【0006】
【作用】本発明によれば、まず、配置・概略経路入力手
段により、集積回路の配置と概略配線経路が記憶装置に
入力される。次に、水平線分抽出手段により、前記概略
配線経路の全ての水平線分が抽出される。次に、移動水
平線分列挙手段により、抽出された前記各水平線分に対
して移動可能な水平線分が全て列挙される。この移動可
能な水平線分に対して水平線分抽出手段により抽出した
水平線分を元の水平線分とする。次に、水平線分選択手
段により、前記全ての元の水平線分と前記全ての移動可
能な水平線分との中から、1水平トラックに配置可能な
最適水平線分群が選択される。この時の水平トラック座
標が、選択された水平線分の詳細な位置となる。水平線
分の選択は、配線領域に無駄が生じないように行なわれ
るため、詳細配線の段階で生じる可能性のある配線混雑
度の不均一を、概略経路を変更して回避することができ
る。次に、水平線分消去手段により、前記水平線分選択
手段により選択された水平線分とその選択された水平線
分に等価な水平線分が消去される。次に、水平線分存在
判定手段により、水平線分消去手段により消去されずに
残っている水平線分の有無、すなわち選択の候補となる
水平線分の有無が判定され、候補が存在する場合は、水
平線分選択装置が再び水平線分の選択を行ない、候補が
存在しない場合は処理を終了する。
【0007】
【実施例】次に、図面を参照して本発明を説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例の集積回路配線装
置の全体構成図である。図中、P1は、集積回路におけ
る各セルの配置位置と概略配線経路を記憶装置に入力す
る配置・概略経路入力手段である。P2は、入力された
概略配線経路における全ての水平線分を抽出する水平線
分抽出手段である。P3は、水平線分抽出手段P2で列
挙された各水平線分に対して移動可能な水平線分を列挙
する移動水平線分列挙手段である。ここで、元の水平線
分と移動可能な水平線分とを互いに等価な水平線分と呼
ぶ。
【0009】P4は、水平線分抽出手段P2で抽出さ
れ、移動水平線分列挙手段P3で列挙された全ての水平
線分の中から、1つの水平トラックに割当可能な最適水
平線分群を選択する水平線分選択手段である。P5は、
水平線分選択手段P4で選択された水平線分群と前記水
平線分群と等価な水平線分群を選択の候補から消去する
水平線分消去手段である。P6は、候補となる水平線分
の有無を判定する水平線分存在判定手段である。
【0010】図2は本実施例により配線領域が減少する
例を示す図である。
【0011】図2(a)は、配置・概略経路入力手段P
1により入力された概略配線経路を示す。各概略配線経
路がどの水平トラックを使用するかはまだ決定されてい
ないが、最低5つの水平トラックが必要であることが分
かる。図2(a)において、1はセル列、2は端子、3
は概略配線経路、4は水平トラック、5は水平チャネ
ル、6はフィードスルーである。
【0012】図2(a)の慨略配線経路に対して、ま
ず、水平線分抽出手段P2が図2(b)の水平線分S1
〜S6を抽出する。移動水平線分列挙手段P3が図2
(b)の水平線分S1に対してS8、S3に対してS
9、S4に対してS7、S5に対してS11、S6に対
してS10を等価な水平線分として列挙する。これは、
概略配線経路の水平線分の両端の端子が同じセル列上に
存在する、または、別のセル列上に存在しても、その向
かいに未使用のフィードスルーが存在する場合、その水
平線分を隣接する水平チャネルに移動することができる
ことを意味する。図2(b)において、S1〜S6は概
略経路の元の水平線分、S7〜S11は移動可能な水平
線分である。図2(b)では移動可能な水平線分S7〜
S11を便宜上いずれかの水平トラック上に表わしてい
るが、移動の水平線分列挙手段P3は移動可能な水平線
分及びその移動先のチャネルを決定するだけで、移動先
の水平トラックまでは決定していない。
【0013】次に、水平線分選択手段P4と水平線分消
去手段P5が、元の水平線分と移動可能な水平線分全て
を対象にして、必要な総水平トラック数が最小となるよ
うに、水平トラック単位での最適水平線分群の選択と消
去を繰り返す。すなわち、元の水平線分及び移動可能な
水平線分を含むすべての水平線分に対して、垂直方向の
重なり部分がない同一水平チャネル内の水平線分を可能
な限り多くのものをその水平チャネル内のいずれかの水
平トラックに割り当てる。ただし異なる水平線分及び異
なるセル列上の端子に接続する2つの垂直方向の配線経
路が接続されてしまうような場合は除く。このようにし
て、概略配線経路の各水平線分が属する水平チャネルと
同時に、その水平チャネル内のどの水平トラックにその
水平線分が割り当てられるかも決定される。
【0014】図2(b)の場合は、まず、水平線分S
7、S1、S2が同時に選択され、割り当てられる水平
トラックが決定される。これに応じて、水平線分S4、
S8が消去される。次に、水平線分S10、S5、S9
が同時に選択され、割り当てられる水平トラックが決定
される。これに応じて、水平線分S6、S11、S3が
消去される。この段階で、選択候補となる水平線分が存
在しなくなるため、水平線分存在判断手段により処理が
終了する。これにより、図2(c)のような配線経路が
得られる。各概略配線経路が使用する水平トラックが決
定され、2つの水平トラックで配線が実現できる。図2
(c)において、7は詳細配線経路である。
【0015】従来の詳細配線では概略配線が決定した概
略経路を変更できなかったが、本発明では概略経路の改
善を行ないながら詳細配線経路の決定を行なうことがで
きるため、配線領域のより小さいレイアウトを実現でき
る。図2の例では、従来の配線装置では5つの水平トラ
ックが必要となるが、本発明によれば2つの水平トラッ
クで配線を実現することができる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の集積回路配
線装置及び方法によれば、概略配線が決定した概略経路
を改善しながら詳細配線経路を決定することができる。
従って、詳細配線の段階で生じる配線混雑度の不均一に
よる無駄な配線領域の生成を防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の集積回路配線装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1に示す実施例で概略配線経路より配線領域
が削減される例を示す図である。
【符号の説明】
1 セル列 2 端子 3 概略配線経路 4 水平トラック 5 水平チャネル 6 フィードスルー 7 詳細配線経路 P1 配置概略経路入力手段 P2 水平線分抽出手段 P3 移動水平線分列挙手段 P4 水平線分選択手段 P5 水平線分消去手段 P6 水平線分存在判定手段 S1〜S6 元の水平線分 S7〜S11 移動可能な水平線分

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル列型集積回路の配置及び概略配線経
    路を記憶装置に入力する配置・概略経路入力手段と、前
    記概略配線経路の全ての水平線分を元の水平線分として
    抽出する水平線分抽出手段と、前記元の水平線分に対し
    て移動可能な水平線分を全て列挙する移動水平線分列挙
    手段と、全ての前記元の水平線分と全ての前記移動可能
    な水平線分との中から1水平トラックに配置可能な1ま
    たは複数の水平線分を選択する水平線分選択手段と、前
    記水平線分選択手段で選択された水平線分と当該選択さ
    れた水平線分に等価な水平線分とを消去する水平線分消
    去手段と、前記水平線分消去手段による消去後に残った
    水平線分を選択の候補として前記水平線分選択手段に選
    択させ前記水平線分消去手段により全ての水平線分が消
    去された時は処理を終了させる水平線分存在判定手段と
    を含むことを特徴とする集積回路配線装置。
  2. 【請求項2】 セル列型集積回路の全ての水平線分を元
    の水平線分として抽出し、前記元の水平線分に対して移
    動可能な水平線分を全て列挙し、全ての前記元の水平線
    分と全ての前記移動可能な水平線分とから1水平トラッ
    クに配置可能な1または複数の水平線分を選択する水平
    線分選択を行い、この水平線分選択で選択された水平線
    分と当該選択された水平線分に等価な水平線分とを消去
    する水平線分消去を行い、この水平線分消去の後に残っ
    た水平線分を選択の候補として全ての水平線分が消去さ
    れるまで前記水平線分選択及び前記水平線分消去を行う
    ことを特徴とする集積回路配線方法。
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