JPH07293002A - 昇降式移動組立型枠機 - Google Patents

昇降式移動組立型枠機

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JPH07293002A
JPH07293002A JP6106282A JP10628294A JPH07293002A JP H07293002 A JPH07293002 A JP H07293002A JP 6106282 A JP6106282 A JP 6106282A JP 10628294 A JP10628294 A JP 10628294A JP H07293002 A JPH07293002 A JP H07293002A
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elevating
screw
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G19/00Auxiliary treatment of forms, e.g. dismantling; Cleaning devices
    • E04G19/003Arrangements for stabilising the forms or for moving the forms from one place to another

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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立分解作業効率がきわめて高く、省力化、
省資源、コストダウン、施工期間の短縮、高い精度及び
安全性等を確保すること。 【構成】 基礎手段と、下柱手段と、上柱手段と、上柱
手段を昇降させる昇降支持手段と、パネル支持枠手段と
からなる。基礎手段には移動手段及びジャッキ手段が装
着されている。昇降支持手段は、ねじ部材と、ねじ部材
を回転させる駆動手段と、ねじ部材の回転によりねじ部
材に沿って昇降移動される昇降支持部材とを含んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリートスラブ
型枠用としてのみならず、重量物の昇降手段として、あ
るいはイベント等のステージ形成用の基礎として適用さ
れる昇降式移動組立型枠機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば一階建のコンクリート製
建築物のスラブは、コンクリート土間上の所定の位置に
型枠が組み立て形成された後、その型枠に従ってコンク
リートが打ち込まれることにより形成される。この型枠
(スラブ枠)は、パイプサポートを振れ止めパイプを介
して所定の位置に配し、その上端部に大引きである角パ
イプ(端太角)を設け、この角パイプの上に根太である
丸パイプをそれに直交して組み付け、この丸パイプの上
にベニヤを配置することにより組み立てられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上、概略的に説明し
た上記従来の型枠は、バラバラに分解された多数かつ多
種類の部材(角パイプ及び丸パイプ、緊結具、パイプサ
ポート、ベニヤ等)を、施工毎にいちいちゼロから組み
立てることにより行われる。また施工後には、組み立て
られた型枠をバラバラに分解しなければならない。した
がって、上記従来の型枠は、次のような解決すべき課題
を有している。
【0004】(1)部品点数、組立及び分解(解体)工
数がきわめて多く、作業工程が複雑であり、多くの人手
及び時間を要する。その分、施工期間も長くなる。また
安全性にも問題がある。 (2)型枠として必要な精度を得るためには、その組立
作業に高い熟練度(スキル)が要求される。したがって
特別な人材が要求され、人件費が高くなる。 (3)消耗品であるベニヤが使用されているが、ベニヤ
はコンクリートの水分を吸収するため、その繰り返し使
用回数が少なく(3回ないし5回)、強度を確保するた
めに釘により打ちつけられた角材(桟木)と共に使い捨
ての習慣を余儀無くされ、資源の浪費・無駄を生じてい
る。またベニヤを使用した場合、その表面が粗いために
打ち込まれたコンクリートの表面は必ずしも滑らかな仕
上がりとならない。更にベニヤはコンクリートからの離
れが悪く、離れを良くするために剥離剤を使用している
ので作業性が悪い上、作業工程が多くなる。 (4)全体として型枠の組立及び分解作業効率が悪く、
人件費あるいは部品の消耗費等のアップにより、型枠の
組み立て費用が高くなる。また安全性にも問題がある。
【0005】この発明の主目的は、組立分解作業効率が
きわめて高く、省力化、省資源、コストダウン、施工期
間の短縮、高い精度及び安全性等が確保される、昇降式
移動組立型枠機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記主目的を達成するた
め、この発明によれば、載置面上に載置される基礎手段
と、下端が該基礎手段の中央部に着脱自在に連結されて
鉛直に延びる下柱手段と、該下柱手段に着脱自在に支持
される上柱手段と、該下柱手段に設けられかつ該上柱手
段を該下柱手段に対し鉛直方向に昇降自在に支持する昇
降支持手段と、該上柱手段の上端に中央部が着脱自在に
連結されるパネル支持枠手段とを含み、該基礎手段には
移動手段及び該載置面に対して伸縮自在のジャッキ手段
が装着され、該基礎手段は、該移動手段を介して該載置
面上に移動可能に載置できると共に該ジャッキ手段を伸
長させることにより該ジャッキ手段を介して該載置面上
に移動できないよう載置でき、該下柱手段は下パイプ部
材を含み、該下パイプ部材にはその軸方向に直線状に延
びるスリットが形成され、該上柱手段は上パイプ部材を
含み、該上パイプ部材は該下パイプ部材に移動自在に嵌
合されるようその外径寸法が規定され、該昇降支持手段
は、該下パイプ部材に平行に延びるよう該下パイプ部材
の外側に回転自在に支持されたねじ部材と、駆動手段が
着脱自在に連結され該駆動手段の駆動力を該ねじ部材に
伝達して該ねじ部材を回転させる入力軸を備えた駆動力
伝達手段と、該ねじ部材に係合されて該ねじ部材の回転
により該ねじ部材に沿って昇降移動される昇降支持部材
とを含み、該昇降支持部材は、該ねじ部材に係合された
係合部と、該下パイプ部材内に配置された受部と、該係
合部と該受部とを一体に連結する連結部とを含み、該連
結部は該スリットを貫通するよう位置付けられ、該上パ
イプ部材が該下パイプ部材に嵌合された状態において、
該上パイプ部材の下端は該受部上に載置されることを特
徴とする昇降式移動組立型枠機、が提供される。
【0007】
【作用】本発明における昇降式移動組立型枠機は、実質
上、基礎手段と、下柱手段と、上柱手段と、パネル支持
枠手段の4つの構成要素から構成されている(昇降支持
手段は下柱手段に設けられている)。各構成要素はそれ
ぞれユニットとして予め製造することができるので、そ
れ自体の精度及びこれらを組み立てることにより完成す
る昇降式移動組立型枠機の精度を容易に向上させること
ができる。使用現場においては、実質上これら4つの構
成要素を着脱自在に連結するだけの作業により昇降式移
動組立型枠機を組み立てることができる。したがって、
部品点数、組立及び分解工数が著しく減少し、作業工程
が大幅に簡略化されるので、組立及び分解作業効率が著
しく向上する。その結果、大幅な省力化が達成され、作
業時間が著しく短縮され、施工期間も大幅に短縮され
る。また施工費用も著しく削減される。また各連結部は
共通の連結具によりワンタッチで連結することも可能で
あるので、前記効果が促進されると共に安全性も十分確
保される。組立前の状態においては、これら4つの構成
要素毎に運搬及び保管ができ、有利である。基礎手段に
設けられたジャッキ手段を操作するのみで、基礎手段
は、ジャッキ手段を介して載置面に移動できないように
載置できると共に移動手段を介して載置面上に移動可能
に載置できる。したがって使用現場における昇降式移動
組立型枠機の移動あるいは位置決め作業を容易に行うこ
とができ、作業効率が著しく向上する。
【0008】ジャッキ手段を操作するのみで基礎手段、
ひいてはパネル支持枠手段上面のレベルがきわめて容易
に調整できる。更に昇降支持手段の入力軸に駆動手段を
着脱自在に連結し、ねじ部材を回転させる操作により、
パネル支持枠手段の高さを簡単に調整することができ
る。したがって型枠として必要な精度を得るために、特
別高度のスキルを必要とせず、きわめて容易に十分な精
度を確保することができる。したがって特別な人材を必
要としなくなったので、人件費が大幅に削減される。
【0009】パネル支持枠手段の上面に合成樹脂製のパ
ネルを装着することが可能である。したがって消耗品で
あるベニヤを使用する必要がなくなるので、著しい省資
源化を図ることができる。また消耗費も削減される。剥
離剤を塗布する必要がないので作業性が向上する。合成
樹脂製のパネルを使用した場合には、コンクリートとの
離れが良くなり、作業効率が向上する。またスラブ型枠
表面の汚れもきれいに落とすことができる。更にコンク
リート表面の仕上がりも従来以上に滑らかとなる。前記
パネルが透明な合成樹脂により構成された場合には、コ
ンクリートの充填の状況を下方から目視できるので、コ
ンクリートの打設中に不具合を早期に発見でき、直ちに
修正することができる。その結果、品質の高いスラブを
確実かつ迅速に形成することが可能である。
【0010】コンクリートスラブ型枠を形成するには、
複数の昇降式移動組立型枠機を載置面上に隣接して載置
する。各昇降式移動組立型枠機のパネル支持枠手段同士
を相互に密接して配列し、かつ相互に着脱自在に連結す
る。各パネル支持枠手段上に予めパネルが装着されてい
る場合には、この状態で平坦なスラブ型枠面が形成され
る。各パネル支持枠手段上に予めパネルが装着されてい
ない場合には、各パネル支持枠手段上に形成される平坦
な面上に複数のパネルが相互に密接して敷き詰められ
る。各パネルにより形成される平坦な面上にコンクリー
トを打設することにより所定の厚さのコンクリートスラ
ブが形成される。各パネルは合成樹脂製、特に透明な合
成樹脂製であることが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、この発明に
従って改良された昇降式移動組立型枠機を、実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0012】図1〜図3を参照して、全体を番号2で示
す昇降式移動組立型枠機は、載置面上に載置される基礎
手段4と、下端が基礎手段4の中央部に着脱自在に連結
されて鉛直に延びる下柱手段6と、下柱手段6に着脱自
在に支持される上柱手段8と、下柱手段6に設けられか
つ上柱手段8を下柱手段6に対し鉛直方向に昇降自在に
支持する昇降支持手段10と、上柱手段8の上端に中央
部が着脱自在に連結されるパネル支持枠手段12とを含
んでいる。基礎手段4の中央部には基礎パイプ部材14
が鉛直に延びるよう設けられ、基礎パイプ部材14の上
端には連結フランジ16が設けられている。基礎パイプ
部材14は円形のパイプ部材からなり、連結フランジ1
6は円板部材からなる。連結フランジ16には複数の連
結孔17が形成されている。基礎手段4は中央部の基礎
パイプ部材14から相互に90°の角度をおいて水平方
向四方に延びるフレーム部材18を備えている。各フレ
ーム部材18は円形のパイプ部材から形成されている。
各フレーム部材18上には補強プレート19がそれぞれ
固定され、それぞれの一端は基礎パイプ部材14に固定
されている。各フレーム部材18の先端部付近にはそれ
ぞれ実質上共通部品であるねじ型ジャッキ部材20が装
着されている。各ねじ型ジャッキ部材20は載置面に対
して伸縮自在のジャッキ手段を構成し、それぞれフレー
ム部材18を貫通する形態でねじ係合されている。各ね
じ型ジャッキ部材20の下端には載置面上に当接される
ベース22が回転自在にかつ軸方向には移動できないよ
う設けられ、上端には角形の回転操作部が形成されてい
る。各フレーム部材18の、ねじ型ジャッキ部材20の
装着部より中央部寄りの位置にはそれぞれ実質上共通部
品である自在キャスタ24が装着されている。各自在キ
ャスタ24は基礎手段4の移動手段を構成する。
【0013】基礎手段4は、各自在キャスタ24を介し
て載置面上に移動可能に載置できると共に各ねじ型ジャ
ッキ部材20を伸長させることにより各ねじ型ジャッキ
部材20を介して載置面上に移動できないよう載置でき
る。すなわち、各ねじ型ジャッキ部材20の上端にある
回転操作部により各ねじ型ジャッキ部材20をそれぞれ
一方に回転させるとその下端のベース22が載置面から
浮上し、基礎手段4は、各自在キャスタ24を介して載
置面上に移動可能に載置される。各ねじ型ジャッキ部材
20をそれぞれ他方に回転させるとその下端のベース2
2が載置面に当接し、更に回転させると、各自在キャス
タ24が載置面から浮上し、基礎手段4は、各ねじ型ジ
ャッキ部材20を介して載置面上に移動できないよう載
置される。各ねじ型ジャッキ部材20は、その載置状態
において、基礎手段4、ひいては後述するパネル支持枠
手段12のレベル調整の機能をも有していることは容易
に理解できよう。
【0014】下柱手段6は下パイプ部材26を含んでい
る。下パイプ部材26は円形のパイプ部材からなる。下
パイプ部材26は基礎パイプ部材14に軸方向に移動自
在に嵌合されるようその外径寸法が規定されている。下
パイプ部材26の、基礎パイプ部材14に嵌合する下端
部分を残した位置には、該嵌合時に連結フランジ16に
重合される連結フランジ28が設けられている。連結フ
ランジ28はその外径が連結フランジ16と実質上同一
の円板部材からなる。連結フランジ28には該重合時に
連結フランジ16の各連結孔17と整合される複数の連
結孔29が形成されている。下パイプ部材26の前記下
端部分を基礎パイプ部材14に嵌合した状態(差し込ん
だ状態)で、相互に重合される連結フランジ16及び2
8を連結孔17及び29を介して図示しない連結具によ
り着脱自在に連結することにより、下柱手段6は基礎手
段4に着脱自在に連結される。
【0015】連結フランジ16と連結フランジ28とを
着脱自在に連結する連結具としては、周知のボルト・ナ
ットが挙げられる。このボルト・ナットは連結の確実性
において優れているが、作業の迅速性という面で難点が
ある。この連結具としては、作業効率上ワンタッチで連
結及び連結解除できることが望まれる。この要求に応ず
ることができる連結具の一例を図11〜13を参照して
説明する。連結具30は一本の丸棒部材より折り曲げ形
成されてなるもので、その一端部には差込ピン部30a
がまた他端部には一端が開放されるよう折返し形成され
たフック状の緊結部30bがそれぞれ形成されている。
連結具30は差込ピン部30aの軸方向に見て鈍角状に
折り曲げられている。このような連結具30は、アサヒ
工業株式会社から商品名「Uクリップ」として市販され
ているものを使用することができる。連結具30による
連結フランジ16と連結フランジ28間の連結方法を説
明する。図14及び図15を参照して、基礎手段4の連
結フランジ16に下柱手段6の連結フランジ28が重合
され、双方の連結孔17と29とがそれぞれ整合され
る。この重合状態において、連結具30の差込ピン部3
0aを相互に整合された連結孔17と29に挿入し、差
込ピン部30a回りに回転させて緊結部30bを連結フ
ランジ16及び28の重合された縁部から圧入する。こ
れにより連結フランジ16及び28は相互に圧接状態に
保持されて連結される。このような連結は各連結孔17
及び29についてそれぞれ行われる。なお他の連結具に
ついては図17〜図20に示されているが、これについ
ては後述する。
【0016】図4、図5、図8及び図9を参照して、下
柱手段6の下パイプ部材26にはその軸方向に直線状に
延びるスリット32が形成されている。上柱手段8は上
パイプ部材34を含んでいる。上パイプ部材34は円形
のパイプ部材からなる。上パイプ部材34は下パイプ部
材26に軸方向に移動自在に嵌合されるようその外径寸
法が規定されている。前記昇降支持手段10は、下パイ
プ部材26に平行に延びるよう下パイプ部材26の外側
に回転自在に支持されたねじ部材36と、操作ハンドル
38が着脱自在に連結され操作ハンドル38の駆動力を
ねじ部材36に伝達してねじ部材36を回転させる入力
軸40を備えたギヤ機構42と、ねじ部材36に係合さ
れてねじ部材36の回転によりねじ部材36に沿って昇
降移動される昇降支持部材44とを含んでいる。操作ハ
ンドル38は駆動手段を構成し、ギヤ機構42は駆動力
伝達手段を構成する。ねじ部材36の上端部は下パイプ
部材26の上方外側に設けられたギヤボックス46に回
転自在にかつ軸方向に移動できないよう支持され、下端
部は下パイプ部材26の連結フランジ28の上側に回転
自在にかつ軸方向に移動できないよう支持されている。
下パイプ部材26の外側のギヤボックス46と連結フラ
ンジ28間には、ねじ部材36を覆うようなカバー48
が設けられている。ねじ部材36のギヤボックス46内
に突出した上端には出力ギヤを構成するベベルギヤ50
が固定されている。ギヤボックス46には入力軸40が
ねじ部材36に直交して回転自在に支持され、入力軸4
0には入力ギヤを構成する他のベベルギヤ52が固定さ
れている。ベベルギヤ52はベベルギヤ50に噛み合わ
されている。入力軸40の一端はギヤボックス46の外
方に突出している。入力軸40の突出端には角形の係合
部が形成され、操作ハンドル38の端部にはこの係合部
に相対回転できないよう着脱自在に係合しうる角孔が形
成されている。なお駆動手段としては、操作ハンドル3
8の外に、エアドリル、電動ドリル、電動モータ等を挙
げることができる。
【0017】昇降支持部材44は、ねじ部材36に係合
された係合部54と、下パイプ部材26内に配置された
受部56と、係合部54と受部56とを一体に連結する
連結部58とを含んでいる。係合部54は円筒状をなし
ている。受部56は、円筒状の本体部と、その内部にお
いて軸心を通り内周部間を連結するよう一体に設けられ
たプレート状部から構成されている。受部56の外径
は、下パイプ部材26内を軸方向に移動できるよう、下
パイプ部材26の内径より小さく規定されている。受部
56の上面は一つの平坦な面上に位置付けられている。
連結部58はプレート状をなし、その厚さは下パイプ部
材26のスリット32に沿って移動できるよう、スリッ
ト32の幅より小さく規定されている。連結部58はス
リット32を貫通するよう位置付けられている。上パイ
プ部材34が下パイプ部材26に嵌合された状態におい
て、上パイプ部材34の下端は受部56上に載置・支持
される。
【0018】図1〜図4及び図10を参照して、パネル
支持枠手段12は実質上等角四角形をなしている。等角
四角形は、正方形と長方形が含まれるが、図示の実施例
では正方形をなしている。パネル支持枠手段12は正方
形をなす外枠体62と、外枠体62の中央部において鉛
直に延びるよう設けられたパネル支持枠パイプ部材64
と、パネル支持枠パイプ部材64の外周部から半径方向
外方に延びる複数の梁部材66を含んでいる。各梁部材
66の先端部は外枠体62に連結されている。パネル支
持枠パイプ部材64は円形のパイプ部材からなる。パネ
ル支持枠手段12の上面(パネル支持枠パイプ部材64
の上面、各梁部材66の上面及び外枠体62の上面)は
平坦な一つの面上に位置付けられている。外枠体62は
L形断面形状をなし、その外周面を構成する垂直部には
複数の連結孔68が形成されている。パネル支持枠手段
12の上面には、この実施例では、合成樹脂製のパネル
70が着脱自在に装着されている。パネル70は外枠体
62の大きさと実質上同じ大きさの正方形をなし、平坦
な上面を有している。パネル70は、例えば、塩化ビニ
ル、アクリル樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポ
リカーボネート、ポリスチレン等の合成樹脂により成形
される。そして透明であることが望ましい。ここで透明
とは、ガラスのような透明度の高いもののみならず、乳
白色あるいは他の色であっても、例えばその上面にコン
クリートが打設されたとき、下面側からその充填状態が
目視できる程度の透明度を有するものをも含むものであ
る。外枠体62の上面には複数の取付孔72が形成さ
れ、パネル70には各取付孔72と整合する位置におい
て下方に突出する複数の突起74が一体に形成されてい
る。これらの突起74が対応する取付孔72に嵌合され
ることにより、パネル70はパネル支持枠手段12上に
着脱自在に装着される。パネル70の上面はスラブコン
クリートの型枠面を構成する。
【0019】パネル支持枠手段12のパネル支持枠パイ
プ部材64の下端には連結フランジ76が設けられてい
る。連結フランジ76は円板部材からなる。連結フラン
ジ76には複数の連結孔77が形成されている。パネル
支持枠パイプ部材64は上パイプ部材34に軸方向に移
動自在に嵌合されるようその内径寸法が規定されてい
る。上パイプ部材34の、パネル支持枠パイプ部材64
が嵌合する上端部分を残した位置には、該嵌合時に連結
フランジ76に重合される連結フランジ78が設けられ
ている。連結フランジ78はその外径が連結フランジ7
6と実質上同一の円板部材からなる。連結フランジ78
には該重合時に連結フランジ76の各連結孔77と整合
される複数の連結孔79が形成されている。パネル支持
枠パイプ部材64を上パイプ部材34の上端部分に嵌合
した状態で、相互に重合される各連結フランジ76及び
78を各連結孔77及び79を介して図示しない連結具
により着脱自在に連結することにより、パネル支持枠手
段12は上柱手段8に着脱自在に連結される。連結具と
しては、ボルト・ナットの外に、先に説明した連結具3
0が使用される。
【0020】図5〜図7を参照して、下パイプ部材26
の上端には、下パイプ部材26に嵌合されかつ下端が昇
降支持部材44の受部56上に載置される上パイプ部材
34のためのブレ防止手段80が設けられている。ブレ
防止手段80は、下パイプ部材26と実質上共通の軸線
を有しかつ上端に設けられた円筒部82と、円筒部82
において各々半径方向の軸線を有しかつ円筒部82を貫
通するよう形成された複数のねじ孔84と、各々の先端
部が円筒部82の内周面から半径方向内方に突出しうる
ようねじ孔84の各々に係合された調整ねじ86とを含
んでいる。円筒部82の内径寸法は、少なくとも上パイ
プ部材34の外径寸法より大きく規定されている。円筒
部82は円筒部材88からなり、下パイプ部材26の上
端から突出するよう下パイプ部材26の上端に溶接によ
り固定されている。ねじ孔84及び調整ねじ86は、円
筒部材88の軸方向上方の同一のレベルにおける円周上
において相互に等しい角度(この実施例では90°の角
度)を置いた4箇所及び軸方向下方の同一のレベルにお
ける円周上において相互に等しい角度(この実施例では
90°の角度)を置いた4箇所にそれぞれ設けられてい
る。ねじ孔84及び調整ねじ86は、少なくとも、円筒
部材88の軸方向上方の同一のレベルにおける円周上に
おいて、相互に等しい角度を置いた複数箇所(3箇所以
上)に設けられることが重要である。したがって、ねじ
孔84及び調整ねじ86は、円筒部材88の軸方向中央
部の同一のレベルにおける円周上において、相互に等し
い角度を置いた複数箇所に設けられ例も考えられる。
【0021】図2、図4及び図5を参照して、昇降式移
動組立型枠機2の組立手順の一例を説明する。ねじ型ジ
ャッキ部材20を収縮した状態で基礎手段4を自在キャ
スタ24を利用して所定の位置に移動する。各ねじ型ジ
ャッキ部材20を操作してその下端のベース22を載置
面に当接させ、各自在キャスタ24を載置面から浮上さ
せる。基礎手段4は、各ねじ型ジャッキ部材20を介し
て載置面上に移動できないよう載置される。同時に基礎
手段4のレベルを調整する。下パイプ部材26の下端部
分を基礎手段4の基礎パイプ部材14に嵌合する(差し
込む)。下パイプ部材26の連結フランジ28を基礎パ
イプ部材14の連結フランジ16に重合し、各連結孔2
9及び17を整合させた状態で例えば連結具30により
連結フランジ28を連結フランジ16に連結する。これ
により下柱手段26が基礎手段4に連結される。上パイ
プ部材34を円筒部材88を介して下パイプ部材26に
嵌合する。上パイプ部材34の下端は、下パイプ部材2
6内に位置する昇降支持部材44の受部56上に載置さ
れる。昇降支持部材44は図4の2点鎖線で示すように
最下方位置に位置付けられている。これにより上柱手段
8が下柱手段6に昇降自在に支持される。
【0022】パネル支持枠手段12のパネル支持枠パイ
プ部材64を上パイプ部材34の上端部に嵌合する。パ
ネル支持枠パイプ部材64の連結フランジ76を上パイ
プ部材34の連結フランジ78に重合し、各連結孔77
及び79を整合させた状態で例えば連結具30により連
結フランジ76を連結フランジ78に連結する。これに
よりパネル支持枠手段12が上柱手段8に連結される
(図4の2点鎖線位置参照)。操作ハンドル38を入力
軸40の端部に係合し所定の方向に回転させる。入力軸
40の回転はベベルギヤ52及び50を介してネジ部材
36に伝達され、ねじ部材36が所定の方向に回転し、
昇降支持部材44がねじ部材36に沿って上昇する。昇
降支持部材44の上昇に伴って、上パイプ部材34が下
パイプ部材26内を上方に移動するので、その上端に連
結されたパネル支持枠手段12も同時に上昇する。以上
の操作によりパネル支持枠手段12は所定の高さまで上
昇される(図4の実線位置参照)。パネル支持枠手段1
2の上面(パネル70の上面)は実質上平坦な水平面上
に位置付けられる。この状態でパネル支持枠手段12の
上面のレベル調整が必要な場合には、各ねじ型ジャッキ
部材20を操作すればよい。次いでブレ防止手段80を
操作する。すなわち、円筒部材88の各調整ねじ86を
回転操作することにより、それぞれの先端部を円筒部材
88の内周面から半径方向内方に突出させ、円筒部材8
8内に位置する上パイプ部材34の外周面に当接させ
る。これにより上パイプ部材34の外周部が各調整ねじ
86の先端部によりしっかりと保持される。上パイプ部
材34の半径方向のブレが防止され、上パイプ部材34
は安定して支持されるので、パネル支持枠手段12の上
面のレベルが確実に保持され、型枠としての精度が保証
される。以上の操作により昇降式移動組立型枠機2が所
定の位置にセットされる。なお、図3に示すように上パ
イプ部材34に複数個の孔35を形成しておけば、この
孔35を利用して、上パイプ部材34とパネル支持枠手
段12との間にサポート(筋かい)37(図3の2点鎖
線参照)を装着することができる。これにより、パネル
支持枠手段12が比較的大きい場合、その端部が一層安
定して支持される。
【0023】前記のようにして組み立てられた昇降式移
動組立型枠機2において、パネル支持枠手段12に作用
する荷重は、上柱手段8の上パイプ部材34、昇降支持
部材44を介してねじ部材36で受けられる。この荷重
によりねじ部材36が回転することはないので、ねじ部
材36に対する特別な回転止め(ストッパ)を設けるこ
となく、パネル支持枠手段12は安定して支持される。
基礎手段4と下柱手段6との連結は、下柱手段6の下パ
イプ部材26の下端部分が基礎手段4の基礎パイプ部材
14に差し込まれた形態で行なわれ、下柱手段6と上柱
手段8との接続は、上柱手段8の上パイプ部材34の下
端部分が下柱手段6の下パイプ部材26の上端部に差し
込まれた形態で行なわれ、パネル支持枠手段12と上柱
手段8との連結は、上柱手段8の上パイプ部材34の上
端部分がパネル支持枠手段12のパネル支持枠パイプ部
材64に差し込まれた形態で行なわれるよう構成されて
いる。したがって前記各部の連結及び連結解除の作業効
率が向上し、荷重に対する安定性が確保される。
【0024】なお、基礎手段4を自在キャスタ24を介
して移動自在に載置した状態で、下柱手段6、上柱手段
8及びパネル支持枠手段12を前記のように連結するこ
とによって昇降式移動組立型枠機2を組み立ててもよ
い。この場合、昇降式移動組立型枠機2全体を自在キャ
スタ24を介して所定の位置に移動させることができ、
作業効率が一層向上する。移動に際してはパネル支持枠
手段12を最下降位置(図4の2点鎖線位置参照)の状
態としておくことが好ましい。昇降式移動組立型枠機2
を所定の位置に移動させた後、前記と同様な操作によ
り、昇降式移動組立型枠機2を所定の位置に移動できな
いように載置し、パネル支持枠手段12を所定の高さま
で上昇させる。
【0025】図16を参照して、コンクリートスラブ型
枠を形成するには、複数の昇降式移動組立型枠機2を載
置面上に隣接して載置する。各昇降式移動組立型枠機2
のパネル支持枠手段12同士は相互に密接して配列され
る。すなわち、各昇降式移動組立型枠機2における外枠
体62の各側面を形成する垂直部は、相互に隣接する他
の昇降式移動組立型枠機2における外枠体62の各側面
を形成する垂直部と相互に密接(重合)して配列され
る。互いに重合する垂直部の各連結孔68は相互に整合
される。相互に重合される外枠体62の垂直部同士を各
連結孔68を介して図示しない連結具により着脱自在に
連結することにより、各パネル支持枠手段12同士は着
脱自在に連結される。連結具としては、ボルト・ナッ
ト、前記連結具30の外に図17〜図20に示す連結具
90を使用することが好ましい。連結具30又は連結具
90が使用される場合には、相互に重合される外枠体6
2の垂直部の下端縁が利用される。この連結具90につ
いては後述する。各パネル支持枠手段12上に予めパネ
ル70が装着されている場合には、この状態で平坦なス
ラブ型枠面が形成される(図16に示す形態)。各パネ
ル支持枠手段12上に予めパネル70が装着されていな
い場合には、各パネル支持枠手段12上に形成される平
坦な面上に複数の図示しないパネルが相互に密接して敷
き詰められる。各パネル70により形成される平坦な面
上にコンクリートを打設することにより所定の厚さのコ
ンクリートスラブCが形成される。すなわち昇降式移動
組立型枠機2はコンクリートスラブCの型枠として使用
することができるのである。
【0026】コンクリートが打ち込まれてから所定期間
経過後、形成されたコンクリートスラブCから昇降式移
動組立型枠機2の取り外し作業が行なわれる。各昇降式
移動組立型枠機2同士を連結している前記連結具を先ず
取り外して、各昇降式移動組立型枠機2同士の連結を解
除する。一つの昇降式移動組立型枠機2において、操作
ハンドル38を入力軸40の端部に係合し前記所定の方
向と反対方向に回転させる。ねじ部材36が所定の方向
と反対方向に回転し、昇降支持部材44がねじ部材36
に沿って降下する。昇降支持部材44の降下に伴って、
上パイプ部材34が下パイプ部材26内を下方に移動す
るので、その上端に連結されたパネル支持枠手段12も
同時に降下する。パネル支持枠手段12の上面に合成樹
脂製のパネル70が装着されている場合には、コンクリ
ートスラブCから容易に離される。以上の操作によりパ
ネル支持枠手段12は所定の高さまで降下される(図4
の2点鎖線で示す位置)。ねじ型ジャッキ部材20を操
作して上昇させ、その下端のベース22を載置面から浮
上させる。昇降式移動組立型枠機2は自在キャスタ24
を介して載置面上に移動自在に載置されるので、所定の
位置から他の任意の場所へ容易に移動させることができ
る。他の昇降式移動組立型枠機2についても同様な操作
によりコンクリートスラブCから取り外すことができ
る。
【0027】次に図17〜図20を参照して、互いに隣
接する外枠体62の垂直部63同士を連結するのに適用
される連結具90について説明する。連結具90は、全
体としてL形をなし、この実施例においては一つのプレ
ート部材から一体に形成されている。そして連結具90
は、レバー部分92と、レバー部分92の先端部(一端
部)においてその一側方に突出するよう設けられた差込
ピン94と、レバー部分92の先端部から差込ピン94
の半径方向に延びる突出部96と、突出部96に形成さ
れた締付部98とを含んでいる。レバー部分92は略一
定の幅で直線状に延びるよう形成されている。突出部9
6はレバー部分92の先端部からその横方向に延びるよ
う形成されている。締付部98は、突出部96の前記一
側方側であってレバー部分92の他端方向側の端部に形
成されたU形部からなる。一方の外枠体62の垂直部6
3と他方の外枠体62の垂直部63とはそれぞれ相互に
重合され、各垂直部63に形成された連結孔68の各々
は互いに整合されている。各垂直部63の連結は、それ
らの重合時において、連結具90の差込ピン94を相互
に整合された連結孔68に挿入し、連結具90をレバー
部分92を利用して差込ピン94回りに回転させること
により、締付部98を各垂直部63の縁部から圧入して
それらを圧接状態に保持することにより行なわれる。し
たがって、各垂直部63の連結は、レバー部分92を回
転操作するだけのワンタッチ操作によりきわめて容易に
行なうことができる。各垂直部63の連結解除は、前記
と逆の操作により行なわれることは容易に理解できよ
う。
【0028】なおこの連結具90は、基礎手段4と下柱
手段6及び上柱手段8とパネル支持枠手段12における
各連結部においても適用されることが好ましい。すなわ
ち基礎手段4と下柱手段26との連結は次のようにして
行なわれる。図2を参照して、基礎手段4側の連結フラ
ンジ16と下柱手段26側の連結フランジ28とが重合
されかつそれぞれの連結孔17と29とが整合された状
態において、相対する連結フランジ16及び28の各々
の連結は、連結具90の差込ピン94を相互に整合され
た連結孔17及び29に挿入し、連結具90を差込ピン
94回りに回転させることにより、締付部98を連結フ
ランジ16及び28の各々の縁部から圧入してそれらを
圧接状態に保持することにより行なわれる。また上柱手
段8とパネル支持枠手段12との連結は次のようにして
行なわれる。上柱手段8側の連結フランジ78とパネル
支持枠手段12側の連結フランジ76とが重合されかつ
それぞれの連結孔79と77とが整合された状態におい
て、相対する連結フランジ78及び76の各々の連結
は、連結具90の差込ピン94を相互に整合された連結
孔79及び77に挿入し、連結具90を差込ピン94回
りに回転させることにより、締付部98を連結フランジ
78及び76の各々の縁部から圧入してそれらを圧接状
態に保持することにより行なわれる。昇降式移動組立型
枠機2における各連結部及び昇降式移動組立型枠機2同
士の各連結部に連結具90が適用された場合には、全て
の連結及び連かつ解除がレバー部分92を回転操作する
だけのワンタッチ操作によりきわめて容易に行なうこと
ができ、作業効率は著しく向上される。省力化、コスト
ダウン、施工期間の短縮等に大きく寄与するものであ
る。
【0029】次に、図21〜図35を参照して、本発明
の他の実施例である昇降式移動組立型枠機100につい
て説明する。なお昇降式移動組立型枠機100が昇降式
移動組立型枠機2と相違するところは、パネル支持枠手
段102の構成だけであって、その他の構成は昇降式移
動組立型枠機2と実質上同一である。したがって、図2
1〜図35において、図1〜図20と同一部分は同一符
号で示し、説明は省略する。図21〜図23を参照し
て、パネル支持枠手段102は、実質上等角四角形をな
しかつ水平上面を有する中央部パネル支持枠104と、
中央部パネル支持枠104の両側部に配置されかつ水平
上面を有する側部パネル支持枠106及び108とを含
んでいる。中央部パネル支持枠104は図示の実施例で
は正方形をなしている。中央部パネル支持枠104は正
方形をなす外枠体110と、外枠体110の中央部にお
いて鉛直に延びるよう設けられたパネル支持枠パイプ部
材64と、パネル支持枠パイプ部材64の外周部から半
径方向外方に延びる複数の梁部材66とを含んでいる。
各梁部材66の先端部は外枠体110に連結されてい
る。また梁部材66にクロスするよう補強部材112も
設けられている。中央部パネル支持枠104の上面(パ
ネル支持枠パイプ部材64の上面、各梁部材66、補強
部材112の上面及び外枠体110の上面)は平坦な一
つの面上に位置付けられている。外枠体110の互いに
向き合った側部114及び116はチャンネル形部材か
らなり、また他の側部118及び120はL形断面形状
をなしている。側部118及び120の垂直部にはそれ
ぞれ複数の連結孔68が形成されている。側部114及
び116の上下方向寸法は側部118及び120のそれ
より大きく規定されている。パネル支持枠パイプ部材6
4の下端には連結フランジ76が設けられている。パネ
ル支持枠パイプ部材64が上パイプ部材34の上端に嵌
合され、連結フランジ76が上パイプ部材34の連結フ
ランジ78に重合される形態で、中央部パネル支持枠1
04は上柱手段8に着脱自在に連結される。この連結部
の構成も、昇降式移動組立型枠機2におけるパネル支持
枠手段12と上柱手段8との連結部の構成と実質上同一
である。
【0030】側部パネル支持枠106及び108は、各
水平上面が中央部パネル支持枠104の水平上面に当接
する折畳位置(図25参照)と、各水平上面が中央部パ
ネル支持枠104の水平上面と実質上同一な水平面上に
位置付けられる使用位置(図23参照)とに選択的に位
置付けられるよう、側部パネル支持枠106及び108
の各側部が、複数の実質上同一のジョイント手段140
を介して、中央部パネル支持枠104の対応する側部1
14及び116にそれぞれ連結される。側部パネル支持
枠106及び108が使用位置にあるとき、パネル支持
枠手段102は全体として実質上矩形をなす。側部パネ
ル支持枠106及び108を中央部パネル支持枠104
上に折り畳むことにより、水平方向のスペースが縮小さ
れるので、昇降式移動組立型枠機2を移動させる場合に
便利である(例えば建物のドア用開口部からの移動が可
能となる)。後述するジョイント手段140は、この実
施例においては、各側部の連結にそれぞれ4個使用され
ている。側部パネル支持枠106及び108は実質上同
一の構成を有しているので、ここでは側部パネル支持枠
108の構成について説明する。なお側部パネル支持枠
106において、側部パネル支持枠108と同一部分は
同一符号で示し説明は省略する。
【0031】側部パネル支持枠108は、ジョイント手
段140を介して中央部パネル支持枠104の側部11
6に連結された状態において、中央部パネル支持枠10
4の側部116に平行に延びる端部枠122と、端部枠
122の両端から側部116に向かって直角に延びる側
部枠124及び126と、側部枠124及び126間に
おいて端部枠122から側部116に向かって直角に延
びる中間部枠128及び130とから構成されている。
端部枠122はL形断面形状をなし、外側を規定する垂
直部には複数の連結孔123が設けられている。側部枠
124及び126、中間部枠128及び130は、それ
ぞれ断面がチャンネル形状をなし、それぞれの開放部が
下方に向くよう位置付けられている。側部枠124及び
126、中間部枠128及び130の、中央部パネル支
持枠104の側部116に面した端部は、溶接により固
定された矩形のプレート部材125(図26参照)によ
り規定されている。側部枠124及び126の外側を規
定する垂直部には複数の連結孔123が設けられてい
る。端部枠122の外側から、側部枠124及び12
6、中間部枠128及び130の各端部までの長さは実
質上同一である。側部パネル支持枠108の上面(端部
枠122の上面、側部枠124及び126の上面、及
び、中間部枠128及び130の上面)は平坦な一つの
面上に位置付けられている。側部枠124及び126、
中間部枠128及び130の各端部は、側部パネル支持
枠108の一側部を規定する。側部枠124及び12
6、中間部枠128及び130の各端部と、中央部パネ
ル支持枠104の側部116とが、それぞれジョイント
手段140を介して連結されている。
【0032】次にジョイント手段140について説明す
る。なお説明の便宜上、中央部パネル支持枠104の側
部116と側部パネル支持枠108の側部枠126との
連結部について説明する。図26〜図28を参照して、
ジョイント手段140は、中央部パネル支持枠104の
側部116から側方に突出するよう後端部が固定された
第1の支持部材142と、側部パネル支持枠108の側
部枠126の端部から側方に突出するよう後端部が固定
されかつ第1の支持部材142と実質上同一の構成を有
する第2の支持部材144と、第1及び第2の支持部材
142及び144をそれぞれ第1及び第2のピン部材1
46及び148を介して回転自在に連結するジョイント
プレート部材150とを含んでいる。第1及び第2のピ
ン部材146及び148は、中央部パネル支持枠104
の側部116に実質上平行かつ水平に延びる軸線(図2
6の表裏方向)を有するよう位置付けられている。
【0033】第1及び第2の支持部材142及び144
は実質上同一の構成を有しているので、ここでは第1の
支持部材142の構成について説明する。なお第2の支
持部材144において、第1の支持部材142と同一部
分は同一符号で示す。図26〜図28と共に図29〜図
32を参照して、第1の支持部材142は、間隔を置い
て平行に延びる支持プレート部152及び154を有し
ている。支持プレート部152及び154の後端部には
互いに反対方向に直角に延びるフランジ部156及び1
58が形成されている。フランジ部156及び158に
はそれぞれ取付孔156a及び158aが形成されてい
る。支持プレート部152及び154の略中央部には共
通の軸線を有するピン孔152a及び154aがそれぞ
れ形成されている。支持プレート部152及び154の
後端部上方位置には、支持プレート部152及び154
を一体に連結する連結部でもある第1のストッパ160
が設けられている。したがって第1のストッパ160
は、ピン孔152a及び154aより後端部寄りの上方
位置に設けられている。第1のストッパ160は側方か
らみて断面が矩形をなしている。支持プレート部152
及び154、フランジ部156及び158、及び、第1
のストッパ160は一体に形成されている。支持プレー
ト部152及び154は、中央部パネル支持枠104の
水平上面と実質上同一な水平面上に位置する上端面16
2と、上端面162に連続して形成された前端面164
とを有している。前端面164は実質上垂直であり、上
端面162と前端面164とは、ピン孔152a及び1
54aの軸線を中心とする円弧面166により連続して
いる。第1の支持部材142は、フランジ部156及び
158を介して中央部パネル支持枠104の側部116
に着脱自在に取り付けられる。その場合、側部116に
は取付孔156a及び158aに整合する図示しない貫
通孔が設けられ、ボルト・ナットを利用して連結され
る。もちろん溶接により連結してもよい。
【0034】略矩形状をなすジョイントプレート部材1
50には、ピン孔150a及び150bが形成されてい
る。ジョイントプレート部材150は、支持プレート部
152及び154間において、そのピン孔150aがピ
ン孔152a及び154aに整合された形態で位置付け
られ、第1のピン部材146により相対回転自在に連結
される。第1のピン部材146は割りピン146aによ
りその抜けが防止される。第1のストッパ160は、ジ
ョイントプレート部材150の一端部における上側面が
当接して第1の支持部材142及びジョイントプレート
部材150の第1のピン部材146回りの当接方向の相
対回動(図26において、第1の支持部材142は反時
計方向の回動、ジョイントプレート部材150は時計方
向の回動)を阻止する下面160aを備えている。
【0035】第2の支持部材144も同様にして第2の
ピン部材148を介してジョイントプレート部材150
に相対回転自在に連結される。第2のピン部材148は
割りピン148aによりその抜けが防止される。第2の
支持部材144は、フランジ部156及び158を介し
て側部パネル支持枠108の側部枠126の端部に着脱
自在に取り付けられる。その場合、側部枠126の端部
には取付孔156a及び158aに整合する図示しない
貫通孔が設けられ、ボルト・ナットを利用して連結され
る。もちろん溶接により連結してもよい。第2の支持部
材144の上端面162は側部パネル支持枠108の水
平上面と実質上同一な水平面上に位置する。第2の支持
部材144の第2のストッパ160は、ジョイントプレ
ート部材150の他端部における上側面が当接して第2
の支持部材144及びジョイントプレート部材150の
第2のピン部材148回りの当接方向の相対回動(図2
6において、第2の支持部材144は時計方向の回動、
ジョイントプレート部材150は反時計方向の回動)を
阻止する下面160aを備えている。
【0036】図26、図32及び図33を参照して、第
1のストッパ160の下面160a及び第2のストッパ
160の下面160aがそれぞれジョイントプレート部
材150の上側面に当接した状態において、第1の支持
部材142及び第2の支持部材144の各々の前端面1
64が相互に向き合って位置付けられると共に第1の支
持部材142及び第2の支持部材144の各々の上端面
162は相互に実質上同一な水平面上に位置付けられる
ことにより側部パネル支持枠108の使用位置が規定さ
れる。なお図21〜23も同じ状態を示している。
【0037】図26、図34及び図35を参照して、第
1のストッパ160の下面160a及び第2のストッパ
160の下面160aがそれぞれジョイントプレート部
材150の上側面に当接した状態から、第1の支持部材
142及び第2の支持部材144はそれぞれジョイント
プレート部材150に対し第1のピン部材146及び第
2のピン部材148回りに当接方向と反対方向に相対回
動して第1の支持部材142の上端面162と第2の支
持部材144の上端面162とが重合することができる
よう、第1のストッパ160及び第2のストッパ160
の各々の先端面160bの位置及び第1の支持部材14
2及び第2の支持部材144の各々における上端面16
2と前端面164間の形状(この実施例では前記円弧面
166)が規定されている。第2の支持部材144の上
端面162が第1の支持部材142の上端面162上に
重合されることにより側部パネル支持枠108の折畳位
置が規定される(図25及び図35参照)。なお図24
は、側部パネル支持枠108が使用位置(図26及び図
33参照)と前記折畳位置との中間位置にある状態を示
している。
【0038】第1のストッパ160の下面160a及び
第2のストッパ160の下面160aがそれぞれジョイ
ントプレート部材150の上側面に当接した状態(図2
6及び図33参照)において、第1の支持部材142及
び第2の支持部材144の各々の前端面164は、第1
及び第2のピン部材146及び148の各々の軸心を結
ぶ線を実質上上方に越えない位置において、相互に実質
上当接して位置付けられる。この構成は、側部パネル支
持枠108の荷重を一層安定して支持する上で効果的で
ある。
【0039】図26及び図33を参照して、第1のスト
ッパ160の下面160a及び第2のストッパ60の下
面160aがそれぞれジョイントプレート部材150の
上側面に当接した状態において、ジョイントプレート部
材150の一端部における下側面には下方に延びる支持
部材170が設けられている。支持部材170はプレー
ト部材からなり、ジョイントプレート部材150に直交
する形態で固定されている。支持部材170には実質上
水平方向(図26及び図33の左右方向)の軸線を有す
るねじ孔172が貫通して形成され、ねじ孔172には
調整ボルト174が係合されている。調整ボルト174
の先端は中央部パネル支持枠104の側部116に当接
した状態で軸線方向に移動される。調整ボルト174を
側部116に当接した状態で側部116方向にねじ込む
ことにより、ジョイントプレート部材150、第2の支
持部材144及び側部パネル支持枠108が第1のピン
部材146回りに図の反時計方向に回動させられる。ま
た調整ボルト174を側部116に当接した状態で側部
116から離れる方向に回転させることにより、ジョイ
ントプレート部材150、第2の支持部材144及び側
部パネル支持枠108が第1のピン部材146回りに図
の時計方向に回動させられる。以上のようにして側部パ
ネル支持枠108上面のレベルが調整される。調整ボル
ト174の先端を側部116に当接させることにより、
側部パネル支持枠108の荷重は一層安定して支持され
る。
【0040】ジョイント手段140は、中央部パネル支
持枠104に対して、側部パネル支持枠106及び10
8を、中央部パネル支持枠104上に折り畳みできるよ
う連結すると共に、側部パネル支持枠106及び108
の上面を中央部パネル支持枠104の上面と実質上同一
面上に保持した状態で側部パネル支持枠106及び10
8の荷重を支持することができる。ジョイント手段14
0は更に、調整ボルト174を回転操作するのみの簡単
な操作により、側部パネル支持枠106及び108の上
面のレベルを調整することもできる。ジョイント手段1
40は、以上のような優れた機能を有しながら、その構
成はきわめて簡単であり、製作及び組み付けも容易であ
る。
【0041】次に図36を参照して、本発明の更に他の
実施例である昇降式移動組立型枠機200について説明
する。なお昇降式移動組立型枠機200が昇降式移動組
立型枠機2及び100と相違するところは、パネル支持
枠手段202の構成だけであって、その他の構成は昇降
式移動組立型枠機2と実質上同一である。したがって、
図36において、図1〜図35と同一部分は同一符号で
示し、説明は省略する。図36を参照して、パネル支持
枠手段202は、実質上正方形をなしかつ水平上面を有
する中央部パネル支持枠204と、中央部パネル支持枠
204の4つの側部に配置されかつ水平上面を有する側
部パネル支持枠206、208、210及び212とを
含んでいる。側部パネル支持枠206、208、210
及び212は、一辺が中央部パネル支持枠204の各側
部と実質上同一の長さを有する実質上正三角形をなして
いる。側部パネル支持枠206、208、210及び2
12は、各々の水平上面が中央部パネル支持枠204の
水平上面に当接する折畳位置と、各々の水平上面が中央
部パネル支持枠204の水平上面と実質上同一な水平面
上に位置付けられる使用位置とに選択的に位置付けられ
るよう、各側部パネル支持枠206、208、210及
び212の一側部が、複数の実質上同一のジョイント手
段140を介して、中央部パネル支持枠204の対応す
る一側部にそれぞれ連結されている。側部パネル支持枠
206、208、210及び212を、中央部パネル支
持枠204に対して使用位置とした場合には、パネル支
持枠手段202は全体として実質上正方形をなす。
【0042】以上、この発明を、実施例に基づいて詳細
に説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内において、さまざまな変形
あるいは修正ができるものである。
【0043】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて説明したこの発
明による昇降式移動組立型枠機によれば、主として次の
ような効果が得られる。 (1)本発明における昇降式移動組立型枠機は、実質
上、基礎手段と、下柱手段と、上柱手段と、パネル支持
枠手段の4つの構成要素から構成されている。各構成要
素はそれぞれユニットとして予め製造することができる
ので、それ自体の精度及びこれらを組み立てることによ
り完成する昇降式移動組立型枠機の精度を容易に向上さ
せることができる。使用現場においては、実質上これら
4つの構成要素を着脱自在に連結するだけの作業により
昇降式移動組立型枠機を組み立てることができる。した
がって部品点数はもちろんのこと、組立及び分解工数が
著しく少なくなり、作業工程が大幅に削減されるので、
組立及び分解作業効率が著しく高くなる。その結果、大
幅な省力化が達成され、作業時間が著しく短縮され、施
工期間も大幅に短縮される。また施工費用も著しく削減
される。また各連結部は共通の連結具によりワンタッチ
で連結することも可能であるので、前記効果が促進され
ると共に安全性も十分確保される。更に運搬、保管上も
有利である。 (2)型枠として必要な精度を得るために、特別高度の
スキルを必要とせず、きわめて容易に組立作業を行うこ
とができるとともに、十分な精度を確保することができ
る。したがって特別な人材を必要としなくなったので、
人件費が大幅に削減される。 (3)消耗品であるベニヤを使用することなく、例えば
合成樹脂製のパネルを使用することが可能であるため、
著しい省資源化を図ることができる。また作業性が向上
されると共に消耗費が削減される。合成樹脂製のパネル
を使用した場合には、コンクリートとの離れが良くな
り、作業効率が向上する。またスラブ型枠表面の汚れも
きれいに落とすことができる。更にコンクリート表面の
仕上がりも従来以上に滑らかとなる。前記パネルが透明
な合成樹脂により構成された場合には、コンクリートの
充填の状況を下方から目視できるので、コンクリートの
打設中に不具合を早期に発見でき、直ちに修正すること
ができる。その結果、品質の高いスラブを確実かつ迅速
に形成することが可能である。 (4)昇降式移動組立型枠機をコンクリートスラブ型枠
として使用した場合には、コンクリートスラブ型枠の組
立分解作業効率が著しく向上し、省力化、省資源、コス
トダウン、施工期間の短縮、高い精度及び安全性等が確
保される。また昇降式移動組立型枠機をコンクリートス
ラブ型枠用としてのみならず、重量物の昇降手段とし
て、あるいはイベント等のステージ形成用の基礎として
適用することもでき、汎用性の高い多機能を有するもの
である。 (5)基礎手段は必要に応じて移動可能に構成されてい
るので、使用現場での作業効率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って改良された昇降式移動組立型枠
機の一実施例を示す斜視概略図であって、一部を破断し
て示す。
【図2】図1に示す昇降式移動組立型枠機を分解して示
す斜視概略図であって、一部を破断して示す。
【図3】図1に示す昇降式移動組立型枠機の正面図。
【図4】図3に示す昇降式移動組立型枠機の一部を破断
して示す図。
【図5】図4の一部を拡大して示す図。
【図6】図5の上端部を示す斜視図。
【図7】図5のA矢視図。
【図8】図7のB部斜視概略図。
【図9】図5のC−C矢視断面図であって、一部を省略
した図。
【図10】パネル支持枠手段にパネル部材が装着された
状態の一例を示す部分断面図。
【図11】連結具の一実施例を示す上面図。
【図12】図11に示す連結具の正面図。
【図13】図12の下面図。
【図14】下柱部材の連結フランジと基礎手段の連結フ
ランジとの連結具による連結状態を説明するための図で
あって、一部を破断して示す上面図。
【図15】図14の側面図。
【図16】図1に示す昇降式移動組立型枠機の使用状態
を示す側面図。
【図17】連結具の他の実施例を示す側面図。
【図18】図17を右方から見た側面図。
【図19】図17の他の状態を示す図。
【図20】図17の斜視図。
【図21】本発明に従って改良された昇降式移動組立型
枠機の他の実施例を示す斜視概略図。
【図22】図21に示す昇降式移動組立型枠機に備えら
れたパネル支持枠手段の上面図。
【図23】図22の正面図。
【図24】図21に示すパネル支持枠手段に含まれる側
部パネル支持枠が折り畳まれる過程の一状態を示す正面
図。
【図25】図21に示すパネル支持枠手段に含まれる側
部パネル支持枠が折り畳まれた状態を示す正面図。
【図26】側部パネル支持枠が中央部パネル支持枠にジ
ョイント手段を介して連結された状態を示す正面概略図
であって、一部を破断して示す図。
【図27】図26に示すジョイント手段を分解して示す
斜視図。
【図28】図27に示すジョイント手段の組付斜視図。
【図29】ジョイント手段に含まれる第1の支持部材の
正面図。
【図30】図29を左から見た側面図。
【図31】図29の上面図。
【図32】図31のD−D矢視断面図。
【図33】ジョイント手段の一作動状態を示す正面図。
【図34】図33の他の作動状態図。
【図35】図33の更に他の作動状態図。
【図36】本発明に従って改良された昇降式移動組立型
枠機の更に他の実施例を示す斜視概略図であって、その
一部を作動状態で示す図。
【符号の説明】
2 昇降式移動組立型枠機 4 基礎手段 6 下柱手段 8 上柱手段 10 昇降支持手段 12 パネル支持枠手段 20 ねじ型ジャッキ部材 24 自在キャスタ 26 下パイプ部材 32 スリット 34 上パイプ部材 38 操作ハンドル 40 入力軸 42 ギヤ機構 44 昇降支持部材 54 係合部 56 受部 58 連結部 90 連結具 140 ジョイント手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 載置面上に載置される基礎手段と、下端
    が該基礎手段の中央部に着脱自在に連結されて鉛直に延
    びる下柱手段と、該下柱手段に着脱自在に支持される上
    柱手段と、該下柱手段に設けられかつ該上柱手段を該下
    柱手段に対し鉛直方向に昇降自在に支持する昇降支持手
    段と、該上柱手段の上端に中央部が着脱自在に連結され
    るパネル支持枠手段とを含み、 該基礎手段には移動手段及び該載置面に対して伸縮自在
    のジャッキ手段が装着され、該基礎手段は、該移動手段
    を介して該載置面上に移動可能に載置できると共に該ジ
    ャッキ手段を伸長させることにより該ジャッキ手段を介
    して該載置面上に移動できないよう載置でき、 該下柱手段は下パイプ部材を含み、該下パイプ部材には
    その軸方向に直線状に延びるスリットが形成され、該上
    柱手段は上パイプ部材を含み、該上パイプ部材は該下パ
    イプ部材に移動自在に嵌合されるようその外径寸法が規
    定され、 該昇降支持手段は、該下パイプ部材に平行に延びるよう
    該下パイプ部材の外側に回転自在に支持されたねじ部材
    と、駆動手段が着脱自在に連結され該駆動手段の駆動力
    を該ねじ部材に伝達して該ねじ部材を回転させる入力軸
    を備えた駆動力伝達手段と、該ねじ部材に係合されて該
    ねじ部材の回転により該ねじ部材に沿って昇降移動され
    る昇降支持部材とを含み、該昇降支持部材は、該ねじ部
    材に係合された係合部と、該下パイプ部材内に配置され
    た受部と、該係合部と該受部とを一体に連結する連結部
    とを含み、該連結部は該スリットを貫通するよう位置付
    けられ、 該上パイプ部材が該下パイプ部材に嵌合された状態にお
    いて、該上パイプ部材の下端は該受部上に載置されるこ
    とを特徴とする昇降式移動組立型枠機。
  2. 【請求項2】 該基礎手段は、該中央部から相互に90
    °の角度をおいて水平方向四方に延びるフレーム部材を
    備え、該ジャッキ手段は実質上共通部品である4個のね
    じ型ジャッキ部材から構成されると共にそれぞれ該フレ
    ーム部材の各々の先端部付近に装着され、該移動手段は
    実質上共通部品である4個の自在キャスタから構成され
    る共にそれぞれ該フレーム部材の各々の、該ねじ型ジャ
    ッキ部材の装着部より該中央部寄りの位置に装着されて
    いる、請求項1記載の昇降式移動組立型枠機。
  3. 【請求項3】 該基礎手段の該中央部には、基礎パイプ
    部材が鉛直に延びるよう設けられ、該基礎パイプ部材の
    上端には連結フランジが設けられ、該下パイプ部材は該
    基礎パイプ部材に移動自在に嵌合されるようその外径寸
    法が規定され、該下パイプ部材の、該基礎パイプ部材に
    嵌合する下端部分を残した位置には、該嵌合時に該連結
    フランジに重合される連結フランジが設けられ、該連結
    フランジの各々には該重合時に整合される複数の連結孔
    が形成され、該下パイプ部材の該下端部分を該基礎パイ
    プ部材に嵌合した状態で、相互に重合される該連結フラ
    ンジの各々を該連結孔を介して連結具により着脱自在に
    連結することにより、該下柱手段は該基礎手段に着脱自
    在に連結され、 該パネル支持枠手段の該中央部には鉛直に延びるパネル
    支持枠パイプ部材が設けられ、該パネル支持枠パイプ部
    材の下端には連結フランジが設けられ、該パネル支持枠
    パイプ部材は該上パイプ部材に移動自在に嵌合されるよ
    うその内径寸法が規定され、該上パイプ部材の、該パネ
    ル支持枠パイプ部材が嵌合する上端部分を残した位置に
    は、該嵌合時に該連結フランジに重合される連結フラン
    ジが設けられ、該連結フランジの各々には該重合時に整
    合される複数の連結孔が形成され、該パネル支持枠パイ
    プ部材を該上パイプ部材の該上端部分に嵌合した状態
    で、相互に重合される該連結フランジの各々を該連結孔
    を介して連結具により着脱自在に連結することにより、
    該パネル支持枠手段は該上柱手段に着脱自在に連結され
    る、請求項1記載の昇降式移動組立型枠機。
  4. 【請求項4】該下パイプ部材の上端には、該下パイプ部
    材に嵌合されかつ該下端が該受部上に載置された該上パ
    イプ部材のためのブレ防止手段が設けられ、 該ブレ防止手段は、該下パイプ部材と実質上共通の軸線
    を有しかつ該上端に設けられた円筒部と、該円筒部にお
    いて各々半径方向の軸線を有しかつ該円筒部を貫通する
    よう形成された複数のねじ孔と、各々の先端部が該円筒
    部の内周面から半径方向内方に突出しうるよう該ねじ孔
    の各々に係合された調整ねじとを含み、該円筒部の内径
    寸法は、少なくとも該上パイプ部材の該外径寸法より大
    きく規定された、請求項1又は請求項3記載の昇降式移
    動組立型枠機。
  5. 【請求項5】該基礎手段と該下柱手段及び該上柱手段と
    該パネル支持枠手段とはそれぞれ連結具により着脱自在
    に連結されるよう構成され、 該連結具は、レバー部分と、該レバー部分の先端部にお
    いてその一側方に突出するよう設けられた差込ピンと、
    該レバー部分の先端部から該差込ピンの半径方向に延び
    る突出部と、該突出部に形成された締付部とを含み、該
    締付部は該突出部の該一側方側に形成されたU形部から
    なり、 該基礎手段と該下柱手段及び該上柱手段と該パネル支持
    枠手段における各連結部には、それぞれ相互に重合され
    うる連結フランジが設けられ、該連結フランジの各々に
    は該重合時に整合される複数の連結孔が形成され、各連
    結部において相対する該連結フランジの各々の連結は、
    それらの該重合時において、該連結具の該差込ピンを相
    互に整合された該連結孔に挿入し、該連結具を該差込ピ
    ン回りに回転させることにより、該締付部を該連結フラ
    ンジの各々の縁部から圧入してそれらを圧接状態に保持
    することにより行なわれるよう構成された、請求項1又
    は請求項3記載の昇降式移動組立型枠機。
  6. 【請求項6】 該駆動力伝達手段は、該下パイプ部材に
    回転自在に支持された該入力軸と、該入力軸に固定され
    た入力ギヤと、該ねじ部材に固定されかつ該入力ギヤに
    噛み合わされた出力ギヤとを含み、該入力軸の一端部は
    該駆動手段に着脱自在に連結されて回転駆動されうる係
    合部を備えた、請求項1記載の昇降式移動組立型枠機。
  7. 【請求項7】 該パネル支持枠手段は、実質上等角四角
    形をなしかつ水平上面を有する中央部パネル支持枠と、
    該中央部パネル支持枠の両側部に配置されかつ水平上面
    を有する側部パネル支持枠とを含み、該側部パネル支持
    枠の各々は、各々の該水平上面が該中央部パネル支持枠
    の該水平上面に当接する折畳位置と、各々の該水平上面
    が該中央部パネル支持枠の該水平上面と実質上同一な水
    平面上に位置付けられる使用位置とに選択的に位置付け
    られるよう、該側部パネル支持枠の各々の一側部が、複
    数の実質上同一のジョイント手段を介して、該中央部パ
    ネル支持枠の対応する一側部にそれぞれ連結され、 該ジョイント手段の各々は、該中央部パネル支持枠の該
    一側部から側方に突出するよう後端部が固定された第1
    の支持部材と、該側部パネル支持枠の各々における対応
    する該一側部から側方に突出するよう後端部が固定され
    かつ該第1の支持部材と実質上同一の構成を有する第2
    の支持部材と、該第1及び第2の支持部材をそれぞれ第
    1及び第2のピン部材を介して回転自在に連結するジョ
    イントプレート部材とを含み、 該第1及び第2のピン部材は、該中央部パネル支持枠の
    対応する一側部に実質上平行かつ水平に延びる軸線を有
    するよう位置付けられ、 該第1の支持部材は、該中央部パネル支持枠の該水平上
    面と実質上同一な水平面上に位置する上端面と、該上端
    面に連続して形成された前端面と、該第1のピン部材よ
    り該後端部寄りの上方位置に設けられ該ジョイントプレ
    ート部材の一端部における上側面が当接して該第1の支
    持部材及び該ジョイントプレート部材の該第1のピン部
    材回りの該当接方向の相対回動を阻止する下面を備えた
    第1のストッパとを備え、 該第2の支持部材は、対応する該側部パネル支持枠の該
    水平上面と実質上同一な水平面上に位置する上端面と、
    該上端面に連続して形成された前端面と、該第2のピン
    部材より該後端部寄りの上方位置に設けられ該ジョイン
    トプレート部材の他端部における上側面に当接して該第
    2の支持部材及び該ジョイントプレート部材の該第2の
    ピン部材回りの該当接方向の相対回動を阻止する下面を
    備えた第2のストッパとを備え、 該第1のストッパの該下面及び該第2のストッパの該下
    面がそれぞれ該ジョイントプレート部材の該上側面に当
    接した状態において、該第1の支持部材及び該第2の支
    持部材の各々の該前端面が相互に向き合って位置付けら
    れると共に該第1の支持部材及び該第2の支持部材の各
    々の該上端面は相互に実質上同一な該水平面上に位置付
    けられることにより該側部パネル支持枠の各々の該使用
    位置が規定され、 該第1のストッパの該下面及び該第2のストッパの該下
    面がそれぞれ該ジョイントプレート部材の該上側面に当
    接した状態から、該第1の支持部材及び該第2の支持部
    材はそれぞれ該ジョイントプレート部材に対し該第1の
    ピン部材及び第2のピン部材回りに該当接方向と反対方
    向に相対回動して該第1の支持部材の該上端面と該第2
    の支持部材の該上端面とが重合することができるよう、
    該第1のストッパ及び該第2のストッパの各々の先端面
    の位置及び該第1の支持部材及び該第2の支持部材の各
    々における該上端面と該前端面間の形状が規定され、該
    第2の支持部材の該上端面が該第1の支持部材の該上端
    面上に重合されることにより該側部パネル支持枠の各々
    の該折畳位置が規定される、請求項1記載の昇降式移動
    組立型枠機。
  8. 【請求項8】 該第1のストッパの該下面及び該第2の
    ストッパの該下面がそれぞれ該ジョイントプレート部材
    の該上側面に当接した状態において、該第1の支持部材
    及び該第2の支持部材の各々の該前端面は、該第1及び
    第2のピン部材の各々の軸心を結ぶ線を実質上上方に越
    えない位置において、相互に実質上当接して位置付けら
    れる、請求項7記載の昇降式移動組立型枠機。
  9. 【請求項9】 該第1のストッパの該下面及び該第2の
    ストッパの該下面がそれぞれ該ジョイントプレート部材
    の該上側面に当接した状態において、該ジョイントプレ
    ート部材の該一端部における下側面には下方に延びる支
    持部材が設けられ、該支持部材には実質上水平方向の軸
    線を有するねじ孔が貫通して形成され、該ねじ孔には調
    整ボルトが係合され、該調整ボルトの先端は該中央部パ
    ネル支持枠の対応する該一側部に当接した状態で該軸線
    方向に移動される、請求項7記載の昇降式移動組立型枠
    機。
  10. 【請求項10】 該パネル支持枠手段の上面には合成樹
    脂製のパネル部材が装着されたことを特徴とする請求項
    1記載の昇降式移動組立型枠機。
  11. 【請求項11】 該パネル部材は透明であることを特徴
    とする請求項10記載の昇降式移動組立型枠機。
  12. 【請求項12】実質上同一の構成を有する複数の昇降式
    移動組立型枠機が載置面上に隣接して配置され、 該昇降式移動組立型枠機の各々は、載置面上に載置され
    る基礎手段と、下端が該基礎手段の中央部に着脱自在に
    連結されて鉛直に延びる下柱手段と、該下柱手段に着脱
    自在に支持される上柱手段と、該下柱手段に設けられか
    つ該上柱手段を該下柱手段に対し鉛直方向に昇降自在に
    支持する昇降支持手段と、該上柱手段の上端に中央部が
    着脱自在に連結されるパネル支持枠手段とを含み、 該基礎手段には移動手段及び該載置面に対して伸縮自在
    のジャッキ手段が装着され、該基礎手段は、該移動手段
    を介して該載置面上に移動可能に載置できると共に該ジ
    ャッキ手段を伸長させることにより該ジャッキ手段を介
    して該載置面上に移動できないよう載置でき、 該下柱手段は下パイプ部材を含み、該下パイプ部材には
    その軸方向に直線状に延びるスリットが形成され、該上
    柱手段は上パイプ部材を含み、該上パイプ部材は該下パ
    イプ部材に移動自在に嵌合されるようその外径寸法が規
    定され、 該昇降支持手段は、該下パイプ部材に平行に延びるよう
    該下パイプ部材の外側に回転自在に支持されたねじ部材
    と、駆動手段が着脱自在に連結され該駆動手段の駆動力
    を該ねじ部材に伝達して該ねじ部材を回転させる入力軸
    を備えた駆動力伝達手段と、該ねじ部材に係合されて該
    ねじ部材の回転により該ねじ部材に沿って昇降移動され
    る昇降支持部材とを含み、該昇降支持部材は、該ねじ部
    材に係合された係合部と、該下パイプ部材内に配置され
    た受部と、該係合部と該受部とを一体に連結する連結部
    とを含み、該連結部は該スリットを貫通するよう位置付
    けられ、 該上パイプ部材が該下パイプ部材に嵌合された状態にお
    いて、該上パイプ部材の下端は該受部上に載置され、 該パネル支持枠手段は実質上等四角形の外枠体を含み、
    該外枠体はL形断面形状をなすと共にその外周面を構成
    する垂直部には複数の連結孔が形成され、 相互に隣接する該昇降式移動組立型枠機において、該パ
    ネル支持枠手段の該外枠体における相互に隣接する該垂
    直部同士は、相互の該連結孔の各々が整合して位置付け
    られると共にそれぞれ連結具により着脱自在に連結され
    るよう構成され、 該連結具は、レバー部分と、該レバー部分の先端部にお
    いてその一側方に突出するよう設けられた差込ピンと、
    該レバー部分の先端部から該差込ピンの半径方向に延び
    る突出部と、該突出部に形成された締付部とを含み、該
    締付部は該突出部の該一側方側に形成されたU形部から
    なり、 相対する該垂直部の連結は、該連結具の該差込ピンを相
    互に整合された該連結孔に挿入し、該連結具を該差込ピ
    ン回りに回転させることにより、該締付部を該該垂直部
    の各々の縁部から圧入してそれらを圧接状態に保持する
    ことにより行なわれるよう構成されたことを特徴とする
    複数の昇降式移動組立型枠機。
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