JPH0729085Y2 - 巻取用エアーシャフトの落下防止装置 - Google Patents

巻取用エアーシャフトの落下防止装置

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JPH0729085Y2
JPH0729085Y2 JP7994588U JP7994588U JPH0729085Y2 JP H0729085 Y2 JPH0729085 Y2 JP H0729085Y2 JP 7994588 U JP7994588 U JP 7994588U JP 7994588 U JP7994588 U JP 7994588U JP H0729085 Y2 JPH0729085 Y2 JP H0729085Y2
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JP
Japan
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shaft
air
air shaft
removal
jig
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JP7994588U
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賢次 林
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Toppan Inc
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、印刷工場等で使用される巻取用エアーシャフ
トの落下防止装置に関するものである。
[従来の技術] 印刷工場等においては、第4図に示すように輪転紙aの
巻き取りにエアーシャフトbが用いられ、このエアーシ
ャフトは両端部が支持用のシャフトc,dによって軸支さ
れ、その一方のシャフトdは、エアーシャフトbに挿脱
自在に形成されると共に、圧縮エアーeを供給出来るよ
うにしてある。
[考案が解決しようとする課題] 前記エアーシャフトbは、印刷時即ち回転時に前記シャ
フトdが挿着されて圧縮エアーが供給され、かつこの状
態でエアーシャフトbを軸支するようになっているが、
停電したり或いはコンプレッサーfが故障したりすると
エアーシャフトbへの圧縮エアーの供給が断たれること
になる。
このような事態が生じると、第5図に示すようにコンプ
レッサーf側のシャフトdが引っ込んでエアーシャフト
bから外れ、エアーシャフトbが輪転紙aと共に落下し
て極めて危険である。
本考案は、上記のような従来の危険を排除するためにな
され、コンプレッサーの故障や停電時にシャフトが引っ
込んでも、エアーシャフトが落下しないようにした巻取
用エアーシャフトの落下防止装置を提供することを技術
的課題としたものである。
[課題を解決するための手段] この課題を解決するための手段として、本考案は、輪転
紙等の巻取用エアーシャフトに圧縮エアーを供給すると
共に、このエアーシャフトを軸支する挿脱用シャフトを
備え、この挿脱用シャフトに溝を形成し、かつ先端部が
前記溝に嵌着し、後端部が前記挿脱用シャフトの支持部
材に適宜のクリアランスで対向するほぼ筒状の治具を着
脱可能に取り付けたことを要旨とするものである。
[作用] コンプレッサーの故障や停電時に、圧縮エアーの供給が
断たれて前記挿脱用シャフトが引っ込もうとしても、前
記治具が挿脱用シャフトの支持部材に当接して挿脱用シ
ャフトの後退が阻止され、これによりエアーシャフトは
外れることなく、その落下が未然に防止される。
[実施例] 以下、図示の実施例により本考案をさらに詳しく説明す
る。
1はエアーシャフトであり、輪転紙2を巻いた芯ロール
3に挿脱され、圧縮エアーが供給されると芯ロールに密
着固定されるようになっている。前記エアーシャフト1
は、一方の端部がシャフト4により、他方の端部が挿脱
用シャフト5によりそれぞれ軸支されることにより印刷
時に回転されるようになっている。前記挿脱用シャフト
5は圧縮機6のプランジャー6aの先端に取り付けられ、
かつ支持部材7によって軸受けされ、前記エアーシャフ
ト1に挿脱自在に形成されると共に、圧縮機6からの圧
縮エアーを供給できるようにしてある。8はほぼ筒状の
治具であり、前記挿脱用シャフト5に形成された溝5aに
嵌着して取り付けられ、その後端部は前記支持部材7に
適宜のクリアランスGを保持して対向するようになって
いる。
前記治具8は第2図に詳しく示すように、前記挿脱用シ
ャフト5の溝5aに嵌合する内向きフランジ8aを有する治
具本体が軸線方向に沿って2つ割りされると共に、ヒン
ジ8bを介して開閉自在に形成され、固定用のプレート8c
を止めねじ8dで締め付けることにより閉状態を保持でき
るようにしてある。9は治具8の後部に嵌合した円筒状
のクリアランス調整部材であり、前記治具8と同様に軸
線方向に沿って2つ割りされると共に、ヒンジを介して
開閉自在に形成され、側壁には長孔9aが軸線方向に2個
並設され、第3図に示すようにこの孔に差し込んだ止め
ねじ9bを前記治具8に形成された孔8eに挿通して前記挿
脱用シャフト5に締め付け、かつ固定用のプレート9cを
止めねじ9cで締め付けることにより固定できるようにな
っている。
このクリアランス調整部材9は、前記止めねじ9bを緩め
れば前記長孔9aを利用して前記治具8の軸線方向にそっ
て若干スライドさせることが出来、前記支持部材7との
クリアランスGを微調整できるようにしてある。尚、こ
のクリアランス調整部材9を用いないで、前記治具8の
みでその長さ寸法を予め適正に定めて実施することも可
能である。
本考案に係る落下防止装置は上記のように構成され、前
記圧縮機6により前記挿脱用シャフト5をエアーシャフ
ト1に挿入し、圧縮エアーを供給して前記シャフト4と
共にエアーシャフト1を軸支した後、前記治具8を前記
シャフト5の溝5aに嵌着して前記固定用プレート8cで固
定すれば、第3図に示すように支持部材7との間に適宜
のクリアランスGを保持することが出来る。必要に応じ
ては、前記調整部材9を治具8の後部に前記の要領にて
固定して使用することが出来る。
このようにして治具8を取り付けておけば、前記圧縮機
6が故障し、或いは停電事故が生じて前記挿脱用シャフ
ト5が引っ込もうとしたときに、前記治具8又は調整部
材9が前記支持部材7に当接してストッパーの作用をな
し、挿脱用シャフト5の後退が阻止される。この結果、
挿脱用シャフト5が前記エアーシャフト1から外れない
ので、エアーシャフト1の脱落が未然に防止される。
一方、所定の印刷作業が終了した後には、前記止めねじ
8dを緩めて固定用プレート8cを外せば、治具8を開いて
挿脱用シャフト5から外すことが出来、クリアランス調
整部材9も同様に外すことができる。この後、通常の作
業時と同様に前記圧縮機6により挿脱用シャフト5を後
退させれば、エアーシャフト1から外すことが出来る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、印刷時に挿脱用
シャフトをエアーシャフトに挿着した後、その挿脱用シ
ャフトに戻り防止用の治具を嵌着固定したので、圧縮機
の故障または停電時に挿脱用シャフトが戻ろうとして
も、前記治具が支持部材にぶつかってストッパー作用を
なし、挿脱用シャフトの後退が阻止されてエアーシャフ
トから外れることはなく、これによりエアーシャフトの
落下事故を完全に防止する効果を奏する。
また、治具(調整部材も)の着脱は簡単に出来るので、
取り扱いやすく印刷作業能率を低下させるようなことは
ないので好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略断面図、第2図はク
リアランス調整部材を付けた治具の斜視図、第3図は使
用状態での概略断面図、第4図は従来例を示す説明図、
第5図は挿脱用シャフトの引っ込みによりエアーシャフ
トが落下する状態を示す説明図である。 1……エアーシャフト、2……輪転紙 3……芯ロール、4……シャフト 5……挿脱用シャフト、5a……溝 6……圧縮機、6a……プランジャー 7……支持部材、8……治具 9……クリアランス調整部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】輪転紙等の巻取用エアーシャフトに圧縮エ
    アーを供給すると共に、このエアーシャフトを軸支する
    挿脱用シャフトを備え、この挿脱用シャフトに溝を形成
    し、かつ先端部が前記溝に嵌着し、後端部が前記挿脱用
    シャフトの支持部材に適宜のクリアランスで対向するほ
    ぼ筒状の治具を着脱可能に取り付けたことを特徴とする
    巻取用エアーシャフトの落下防止装置。
JP7994588U 1988-06-16 1988-06-16 巻取用エアーシャフトの落下防止装置 Expired - Lifetime JPH0729085Y2 (ja)

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JP7994588U JPH0729085Y2 (ja) 1988-06-16 1988-06-16 巻取用エアーシャフトの落下防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH022339U JPH022339U (ja) 1990-01-09
JPH0729085Y2 true JPH0729085Y2 (ja) 1995-07-05

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