JP2511962Y2 - 壁面せん孔機のジグ - Google Patents

壁面せん孔機のジグ

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JP2511962Y2
JP2511962Y2 JP4234492U JP4234492U JP2511962Y2 JP 2511962 Y2 JP2511962 Y2 JP 2511962Y2 JP 4234492 U JP4234492 U JP 4234492U JP 4234492 U JP4234492 U JP 4234492U JP 2511962 Y2 JP2511962 Y2 JP 2511962Y2
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良造 三宅
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良造 三宅
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリートなどの壁
面をせん孔するせん孔機のジグ、特に、コア型ビット
が、ねじカップリング付きで、そのカップリングを片持
型横向きのスピンドル先端のねじ部にねじ込んで、これ
に締結されるタイプの壁面せん孔機のためのジグに関す
る。
【0002】この種の壁面せん孔機は、ビットが、ビッ
トチップ、チューブと通称されている筒形ビット本体及
びねじカップリングの一体化されたアセンブリの形をし
ており、そのアセンブリの形で、ビットの前記ねじ込み
が手作業により行なわれる。そのねじ込みには、スピン
ドルに対しビットのねじカップリングを同一線上に合致
させる必要がある。これを人手で行なうには、アセンブ
リが径の小さいビットでも約15Kgと相当に重いた
め、困難である。
【0003】一方、スピンドル先端にアセンブリを結合
すると、スピンドルが片持型の横向きであるため、アセ
ンブリの大なる重量がスピンドルに先端偏荷重となって
加わる。このため、コンクリートなどの壁面に対するビ
ットの切り込み始めに、ビットに振れを生じ、これに支
障を来たす傾向がある。この傾向は、特に口径が大きい
ビットの場合、強い。
【0004】せん孔でビットが壁を貫通したとき、ビッ
ト内のせん孔コアの重量が該ビットに負荷されて、壁の
せん孔のインバート部にビット下周部が接触する。その
ため、前記貫通直後もなお、ビットが強い回転抵抗下の
態勢となる。即ち、スピンドル自動送り系のトルクセン
サがせん孔開通に応仂せずに、スピンドル自動送りが続
くという誤動作を生ずる。
【0005】
【従来の技術】従来、前述したタイプの壁面せん孔機に
おいて、上に挙げた諸問題は、解消されていない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、従来未解決の前示問題点の解消にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
考案は、コア型のビットが、ねじカッブリング付きで、
該カップリングを片持型横向きのスピンドル失端のねじ
部にねじ込んで、これに締結される型の壁面せん孔機の
ためのジグであって、それが、基端側を相互にヒンジ結
合された半円を少し超える半環状の第1の枠体、及びこ
れと合して環をなす半環状の第2の枠体による環タイプ
であり、前記第1の枠体の先端に、これと結合された且
つ該枠体の内側向きに口の開いた溝形で、その溝にせん
孔機のポールが内嵌め可能な形のあご体と、これの溝形
辺に付設された締付けねじによるクランプが取り付けら
れ、第2の枠体の先端に、締め具により前記あご体と締
結されるラグが形成され、前記第1、2の枠体に、前記
スピンドル先端のビット外周面に接触して、その周りに
円形に並ぶ配置下に、複数のロールが取り付けられてい
ることを特徴としている。
【0008】
【実施例】次に、本考案の態様例を示す図面を参照し
て、本考案を説明する。
【0009】図で1がコンクリートなどの壁面Wをせん
孔するせん孔機であり、該せん孔機1はビット2及びこ
れを先端に締結するスピンドル3を有する。ビット2は
コア型であり、またねじカップリング21付きで、更に
ビットチップ22、チューブと呼ばれている筒形のビッ
ト本体23及び前記ねじカップリング21の一体化され
たアセンブリの形であり、そのアセンブリの形で、ねじ
カップリング21をスピンドル3先端のねじ部(図では
見えない)にねじ込んで、これに締結されるようになっ
ている。スピンドル3は、所定方向に延在する、せん孔
機1のポール4上のせん孔機ヘッド5から前方へ突出し
て、該ヘッド5に片持ち横向き下に支持されている。ス
ピンドル3とポール4は相互に平行である。
【0010】6がジグであり、該ジグ6は、基端側を相
互にヒンジ7結合された半環状の第1の枠体61及び第
2の枠体62による開閉可能な環タイプになっている。
第1の枠体61は、半円を少し超える形のものであり、
第2の枠体62は、枠体61と合して環をなす形のもの
である。
【0011】第1の枠体61の先端には、クランプ8が
取り付けられている。該クランプ8は、枠体61先端に
固定された溝形のあご体81と、該あご体81の溝形辺
811に付設された締付けねじ82によるものである。
前記クランプあご体81の溝形は、前記ポール4が内篏
めとなる形で、その溝の口が枠体61の内側向き、より
好ましくは、枠体61の環中心と正対して開いた形であ
る。第2の枠体62の先端には、前記あご体81に対
し、締め具9により締結されるラグ10が形成されてい
る。前記締付けねじ82は、これを付設する溝形片81
1のそれぞれにつき、ジグ6の軸線方向つまりスピンド
ル3の縦線方向に複数個が配置されている。前記締め具
9には、ボルト・ナットによるものを充てればよい。
【0012】ジグ6の第1、2の枠体61及び62に
は、ローラ11が複数、スピンドル3先端のビット2外
周面に接触して、その周りに円形に並ぶ配置下に取り付
けられている。
【0013】本考案においては、ジグ6のクランプあご
体81が上側を占めるようにして、これを、壁面Wに装
備されたせん孔機1の横向きになっているポール4に吊
架すると、あご体81の所定の溝形に従い、あご体81
で画成されたされた溝にポール4がジグ6のほぼ半径線
上を占めて内篏めとなる態勢下に、ジグ6がポール4に
付設されることになる。
【0014】従って、ポール4に対するジグ6の上記の
吊架をスピンドル3先端より前方側で行い、ジグ6の第
1の枠体61にビット2を載せれば、ビット2はスピン
ドル3の先端側でこれと平行の態勢となる。また、あご
体81のジグ6中心に対するジグ半径方向の関係位置
を、設計的にあらかじめ然るべく定めておくことによ
り、第1の枠体61上のビット2はスピンドル3とほぼ
同一線上に位置する。この場合、第1の枠体61が半円
を少し超える半環状になっているため、該枠体61の側
方に開いた口からこれにジグ2を載せるのに支障がない
だけでなく、該枠体61がビット2のため安定したハン
ガーとして寄与する。
【0015】第1の枠体61上のビット2は、第2の枠
体62を閉じ、締め具9により第1、2の枠体61、6
2を締結することによって、ジグ6内に安定して載架さ
れる。
【0016】あご体81の溝形辺811には、締付けね
じ82が付設されている。この構成は、該ねじ82によ
りジグ6を微調整的に心出しすること可能にする。しか
も、ビット2の外周面にはローラ11が接触していて、
ビット2はジグ6上で回転させることができるので、ね
じカップリング21をスピンドル3先端のねじ部に容易
にねじ込み得る。
【0017】ジグ6はビット2の回転時心振れを防止
し、壁面Wへのビット2の初期切り込みを確実にする。
【0018】ビット2はジグ6を通じ、ポール4に支架
されている。このため、せん孔が貫通しても、ビット2
内のせん孔コアの重量の影響で、せん孔のインバート部
にビット2下周部が擦れることはない。従って、スピン
ドル3が自動送りの場合には、その自動送り系のトルク
センサをせん孔開通に応仂させ、せん孔が開通したとき
のスピンドル送りの自動停止を的確にする。
【0019】
【考案の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本考案は冒頭に述べたタイプの壁面せん孔機におい
て、スピンドル先端のねじ部に対するビットのねじカッ
プリングのねじ込みを容易にする、壁面へのビットの初
期切り込みを確実にする、スピンドルが自動送りの場合
には、せん孔が開通したときのスピンドル自動送り系の
トルクセンサの応仂を的確にする効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るジグの一例を、せん孔機に取り付
けた状態で示す側面図である。
【図2】図1のジグの斜視図を示す。
【図3】同ジグの正面図である。
【符号の説明】
1 壁面せん孔機 2 ビット 3 スピンドル 4 ポール 6 ジグ 7 ヒンジ 8 クランプ 9 締め具 10 ラグ 11 ローラ 61 第1の枠体 62 第2の枠体 81 あご体 82 締付けねじ 811 溝形辺 W 壁面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コア型のビットが、ねじカップリング付
    きで、該カップリングを片持型横向きのスピンドル先端
    のねじ部にねじ込んで、これに締結される型の壁面せん
    孔機のためのジグであって、それが、基端側を相互にヒ
    ンジ結合された半円を少し超える半環状の第1の枠体、
    及びこれと合して環をなす半環状の第2の枠体による環
    タイプであり、前記第1の枠体の先端に、これと結合さ
    れた且つ該枠体の内側向きに口の開いた溝形で、その溝
    にせん孔機のポールが内嵌め可能な形のあご体と、これ
    の溝形辺に付設された締付けねじによるクランプが取り
    付けられ、第2の枠体の先端に、締め具により前記あご
    体と締結されるラグが形成され、前記第1、2の枠体
    に、前記ピスンドル先端のビット外周面に接触して、そ
    の周りに円形に並ぶ配置下に、複数のローラが取り付け
    られている壁面せん孔機のジグ。
JP4234492U 1992-06-19 1992-06-19 壁面せん孔機のジグ Expired - Lifetime JP2511962Y2 (ja)

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JPH063610U JPH063610U (ja) 1994-01-18
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