JP2534383Y2 - 自転車におけるポスト類の締付け固定構造 - Google Patents
自転車におけるポスト類の締付け固定構造Info
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- B62K19/24—Screwed joints
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/08—Frames for saddles; Connections between saddle frames and seat pillars; Seat pillars
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B62K21/00—Steering devices
- B62K21/12—Handlebars; Handlebar stems
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- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20576—Elements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハンドルポスト、シー
トポストなど自転車の構成部品であるポスト類を固定す
る締付け固定構造に関するものである。
トポストなど自転車の構成部品であるポスト類を固定す
る締付け固定構造に関するものである。
【0002】
【従来技術および課題】自転車を構成するポスト類を固
定する構造としては、例えば、図4に示すようなハンド
ルポストのポスト部(12) やハンドルバーの締付け固定
構造が知られている。同図に示すハンドルポスト(1)
は、ポスト部(12) と、ハンドルバー取付金具(1a)とか
ら構成され、このハンドルバー取付金具(1a)は、腕(13)
の両端にハンドルバー用の取付筒(11) とポスト部用の
取付筒(10) とを具備させた構成である。
定する構造としては、例えば、図4に示すようなハンド
ルポストのポスト部(12) やハンドルバーの締付け固定
構造が知られている。同図に示すハンドルポスト(1)
は、ポスト部(12) と、ハンドルバー取付金具(1a)とか
ら構成され、このハンドルバー取付金具(1a)は、腕(13)
の両端にハンドルバー用の取付筒(11) とポスト部用の
取付筒(10) とを具備させた構成である。
【0003】このハンドルポスト(1) のポスト部(12)の
固定構造を例に採ると、ポスト部(12)を固定する取付筒
(10)は、ポスト部(12)に外嵌しており、該取付筒(10)
の側壁に開削したスリット(17)を挟んで位置する締付片
(16)(16)が対向配設されている。 このものでは、図5
に示すように、取付筒(10)の側壁に前記スリット(17)が
設けてあるから、締付片(16)(16)をボルト(14)とナット
(15)で締付けるとスリット(17)が縮小する。
固定構造を例に採ると、ポスト部(12)を固定する取付筒
(10)は、ポスト部(12)に外嵌しており、該取付筒(10)
の側壁に開削したスリット(17)を挟んで位置する締付片
(16)(16)が対向配設されている。 このものでは、図5
に示すように、取付筒(10)の側壁に前記スリット(17)が
設けてあるから、締付片(16)(16)をボルト(14)とナット
(15)で締付けるとスリット(17)が縮小する。
【0004】このスリット(17)の縮小によって、取付筒
(10) の直径が収縮してその内部のポスト部(12)を圧迫
する事となる。この事によって、ポスト部(12)が、取付
け対象の取付筒(10)に締付け固定される。しかしなが
ら、このものでは、ボルト(14)およびナット(15)が経時
的に緩んでポスト部(12)を固定する際の結合力が低下す
るという問題があった。
(10) の直径が収縮してその内部のポスト部(12)を圧迫
する事となる。この事によって、ポスト部(12)が、取付
け対象の取付筒(10)に締付け固定される。しかしなが
ら、このものでは、ボルト(14)およびナット(15)が経時
的に緩んでポスト部(12)を固定する際の結合力が低下す
るという問題があった。
【0005】このポスト部(12)の締付け固定構造におい
ては、締付片(16)(16)に作用させるボルト(14)とナット
(15)の締付けの方向と該ボルト(14)の軸方向とが平行で
あることから、自転車が走行する際に生じる振動等によ
って取付筒(10) によるポスト部(12)の締付けを緩ませ
る力が作用した場合に、その力の向きがボルト(14)の軸
方向と一致することによってボルト(14)が緩みやすくな
るからである。
ては、締付片(16)(16)に作用させるボルト(14)とナット
(15)の締付けの方向と該ボルト(14)の軸方向とが平行で
あることから、自転車が走行する際に生じる振動等によ
って取付筒(10) によるポスト部(12)の締付けを緩ませ
る力が作用した場合に、その力の向きがボルト(14)の軸
方向と一致することによってボルト(14)が緩みやすくな
るからである。
【0006】なお、以上では、ハンドルポスト(1) にお
けるハンドルバー取付金具(1a)とポスト部(12)との取付
けの場合を例示したが、車体フレームとシートポストの
固定等にも同様の構造が採用されているから、この場合
も上記と同様の問題がある。本考案はかかる点に鑑み、
『自転車におけるポスト類をフレームパイプなどの取付
筒(10)に挿入して、これら両者の嵌合部をボルト(14)の
締付けによって圧接させるようにした締付け固定構造』
において、ボルト(14)とナット(15)が緩みにくくして、
取付筒とこれに内挿されたポスト類の結合力が経時的に
低下するのを抑えるようにすることをその課題とする。
けるハンドルバー取付金具(1a)とポスト部(12)との取付
けの場合を例示したが、車体フレームとシートポストの
固定等にも同様の構造が採用されているから、この場合
も上記と同様の問題がある。本考案はかかる点に鑑み、
『自転車におけるポスト類をフレームパイプなどの取付
筒(10)に挿入して、これら両者の嵌合部をボルト(14)の
締付けによって圧接させるようにした締付け固定構造』
において、ボルト(14)とナット(15)が緩みにくくして、
取付筒とこれに内挿されたポスト類の結合力が経時的に
低下するのを抑えるようにすることをその課題とする。
【0007】
【技術的手段】上記課題を解決するための本考案の技術
的手段は、『取付筒(10) の側壁から突出させた膨出部
(21)と、この膨出部(21)の両側壁から取付筒(10) 内に
向けて対向接近するように傾斜姿勢で穿設した一対の貫
通孔(24)(24)と、該貫通孔(24)(24)に装填され且つ前記
傾斜方向に移動自在に設けられた入れ子(5)(5)とを具備
させ、該入れ子(5)(5)を相互に接近させる方向にボルト
(14)で締付けるようにした』ことである。
的手段は、『取付筒(10) の側壁から突出させた膨出部
(21)と、この膨出部(21)の両側壁から取付筒(10) 内に
向けて対向接近するように傾斜姿勢で穿設した一対の貫
通孔(24)(24)と、該貫通孔(24)(24)に装填され且つ前記
傾斜方向に移動自在に設けられた入れ子(5)(5)とを具備
させ、該入れ子(5)(5)を相互に接近させる方向にボルト
(14)で締付けるようにした』ことである。
【0008】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。先ず、
ポスト類を取付筒(10) に挿入し、取付筒(10) の側壁
の膨出部(21)に設けた貫通孔(24)(24)に装填した入れ子
(5)(5)を、ボルト(14)で対向接近する方向へ締め付け
る。
ポスト類を取付筒(10) に挿入し、取付筒(10) の側壁
の膨出部(21)に設けた貫通孔(24)(24)に装填した入れ子
(5)(5)を、ボルト(14)で対向接近する方向へ締め付け
る。
【0009】このとき、貫通孔(24)(24)は、取付筒(1
0) 内に向かって対向接近するように穿設されているか
ら、入れ子(5)(5)は上記ボルト(14)の締付けに伴って貫
通孔(24)(24)に案内されながら、ポスト類の側に移動し
てこれを押圧する。これにより、ポスト類を取付筒(1
0) に締付け固定できる。次に、自転車の振動などで、
上記取付筒(10) とポスト類との結合部にこれらの結合
を緩ませる力が作用したとき、この力によって入れ子
(5)(5)が締付け前の位置へ向けて移動しようとする。
0) 内に向かって対向接近するように穿設されているか
ら、入れ子(5)(5)は上記ボルト(14)の締付けに伴って貫
通孔(24)(24)に案内されながら、ポスト類の側に移動し
てこれを押圧する。これにより、ポスト類を取付筒(1
0) に締付け固定できる。次に、自転車の振動などで、
上記取付筒(10) とポスト類との結合部にこれらの結合
を緩ませる力が作用したとき、この力によって入れ子
(5)(5)が締付け前の位置へ向けて移動しようとする。
【0010】ところが、該入れ子(5)(5)の移動しようと
する方向はこれらがポスト類の側壁からその装填部たる
貫通孔(24)(24)に沿って離反する方向、即ち、貫通孔(2
4)(24)の軸線方向となるから、入れ子(5)(5)が移動しよ
うとする方向とこれらを締付けるボルト(14)の軸とが非
平行となる。ポスト類の側壁から入れ子(5) に作用する
上記入れ子(5)(5)を移動させようとする力のうちで、ボ
ルト(14)の軸と平行な方向の成分のみが該ボルト(14)を
緩ませるように作用する。
する方向はこれらがポスト類の側壁からその装填部たる
貫通孔(24)(24)に沿って離反する方向、即ち、貫通孔(2
4)(24)の軸線方向となるから、入れ子(5)(5)が移動しよ
うとする方向とこれらを締付けるボルト(14)の軸とが非
平行となる。ポスト類の側壁から入れ子(5) に作用する
上記入れ子(5)(5)を移動させようとする力のうちで、ボ
ルト(14)の軸と平行な方向の成分のみが該ボルト(14)を
緩ませるように作用する。
【0011】従って、前記入れ子(5)(5)を移動させよう
とする力の全てが、ボルト(14)を緩める力として作用す
る場合に比べてボルト(14)が緩みにくくなる。
とする力の全てが、ボルト(14)を緩める力として作用す
る場合に比べてボルト(14)が緩みにくくなる。
【0012】
【効果】入れ子(5)(5)を締付けるボルト(14)が緩みにく
くなるから、ポスト類に取付けられた取付筒(10) の結
合状態が自転車の走行等に関わらず良好に維持される。
くなるから、ポスト類に取付けられた取付筒(10) の結
合状態が自転車の走行等に関わらず良好に維持される。
【0013】
【実施例】次に、上記した本考案の実施例を図面に従っ
て詳述する。本考案の実施例のものは、従来例と同様、
ハンドルポストのポスト部(12)をハンドルバー取付金具
(1a)の取付筒(10) に固定するものであり、図1に示す
ように、上記ポスト部(12)に外嵌する取付筒(10)を締付
けるボルト(14)とナット(15)を具備させ、該ボルト(14)
・ナット(15)による締付けによって入れ子(5)(5)を相互
に接近させるように構成されている。
て詳述する。本考案の実施例のものは、従来例と同様、
ハンドルポストのポスト部(12)をハンドルバー取付金具
(1a)の取付筒(10) に固定するものであり、図1に示す
ように、上記ポスト部(12)に外嵌する取付筒(10)を締付
けるボルト(14)とナット(15)を具備させ、該ボルト(14)
・ナット(15)による締付けによって入れ子(5)(5)を相互
に接近させるように構成されている。
【0014】取付筒(10)には、連結部(13)が突設されて
おり、連結部(13)の先端には、ハンドルバー(A) を保持
する保持筒(11)が設けられている。一方、取付筒(10)
の膨出部(21)には、その両側壁から取付筒(10)の内周面
にかけて入れ子(5)(5)挿入用の貫通孔(24)(24)を穿設し
ている。また、上記入れ子(5)(5)挿入用の貫通孔(24)(2
4)は前記膨出部(21)の両側壁において同じ高さに位置さ
せて穿設してある( 図2参照)。
おり、連結部(13)の先端には、ハンドルバー(A) を保持
する保持筒(11)が設けられている。一方、取付筒(10)
の膨出部(21)には、その両側壁から取付筒(10)の内周面
にかけて入れ子(5)(5)挿入用の貫通孔(24)(24)を穿設し
ている。また、上記入れ子(5)(5)挿入用の貫通孔(24)(2
4)は前記膨出部(21)の両側壁において同じ高さに位置さ
せて穿設してある( 図2参照)。
【0015】このとき、貫通孔(24)(24)は、前記取付筒
(10)内に進むに従って、互いに接近するように形成され
ているとともに、これら貫通孔(24)(24)の先端側は、一
部連通状態になっており、該部分を後述のボルト(14)が
挿通するようになっている。又、入れ子(5)(5)には、貫
通孔(24)(24)に装填した状態にあるこれら相互を締付け
るボルト(14)挿通用の透孔(23)(23)が穿設してある( 図
2、図3参照)。
(10)内に進むに従って、互いに接近するように形成され
ているとともに、これら貫通孔(24)(24)の先端側は、一
部連通状態になっており、該部分を後述のボルト(14)が
挿通するようになっている。又、入れ子(5)(5)には、貫
通孔(24)(24)に装填した状態にあるこれら相互を締付け
るボルト(14)挿通用の透孔(23)(23)が穿設してある( 図
2、図3参照)。
【0016】前記入れ子(5)(5)は、図2、図3に示すよ
うに、挿入方向の先端に、取付筒(10)の円筒内周面(25)
と同一曲率の円筒面(51)を有するとともに、略円柱形状
を呈し、その上面は、円柱体を斜めに切断して形成した
傾斜面(52)になっており、下面は上記傾斜面(52)と同様
な傾斜面(53)と前記円筒面(51)とで構成されている(図
2、図3参照)。
うに、挿入方向の先端に、取付筒(10)の円筒内周面(25)
と同一曲率の円筒面(51)を有するとともに、略円柱形状
を呈し、その上面は、円柱体を斜めに切断して形成した
傾斜面(52)になっており、下面は上記傾斜面(52)と同様
な傾斜面(53)と前記円筒面(51)とで構成されている(図
2、図3参照)。
【0017】次に、上記したポスト部(12)の取付け作業
について詳述する。取付筒(10)の内周にポスト部(12)を
挿入し、膨出部(21)の貫通孔(24)(24)から、入れ子(5)
(5)をその円筒面(51)とポスト部(12)の円筒面(25)とが
連続する位置まで挿入する。すると、貫通孔(24)(24)
が、膨出部(21)の両側壁において同じ高さに位置させて
穿設してあるから、ボルト(14)挿入用の透孔(23)(23)が
相互にずれを生じること無く、前記入れ子(5)(5)の円筒
面(51)とポスト部(12)の円筒面(25)とが連続する状態と
なる。
について詳述する。取付筒(10)の内周にポスト部(12)を
挿入し、膨出部(21)の貫通孔(24)(24)から、入れ子(5)
(5)をその円筒面(51)とポスト部(12)の円筒面(25)とが
連続する位置まで挿入する。すると、貫通孔(24)(24)
が、膨出部(21)の両側壁において同じ高さに位置させて
穿設してあるから、ボルト(14)挿入用の透孔(23)(23)が
相互にずれを生じること無く、前記入れ子(5)(5)の円筒
面(51)とポスト部(12)の円筒面(25)とが連続する状態と
なる。
【0018】次に、貫通孔(24)に装填した上記入れ子
(5)(5)の透孔(23)(23)にボルト(14)を挿入し、これとそ
の先端部に螺合するナット(15)によって入れ子(5)(5)を
締付ける。すると、入れ子(5)(5)は貫通孔(24)(24)に案
内されてポスト部(12)側に移動して該ポスト部(12)の側
壁に押圧される。
(5)(5)の透孔(23)(23)にボルト(14)を挿入し、これとそ
の先端部に螺合するナット(15)によって入れ子(5)(5)を
締付ける。すると、入れ子(5)(5)は貫通孔(24)(24)に案
内されてポスト部(12)側に移動して該ポスト部(12)の側
壁に押圧される。
【0019】これにより、ポスト部(12)が取付筒(10)
に締付け固定できる。このとき、取付筒(10) を締付け
る入れ子(5)(5)の挿抜の方向( 貫通孔(24)(24)の軸線の
方向) がボルト(14)の軸と平行でないから、自転車の走
行時の振動などによって上記入れ子(5)(5)を締付け前の
位置へ向けて緩ませる力が作用しても、ボルト(14)とナ
ット(15)はそれに余り影響されることがないから、ポス
ト部(12)と取付筒(10) の締付けが緩む心配が少なくな
る。
に締付け固定できる。このとき、取付筒(10) を締付け
る入れ子(5)(5)の挿抜の方向( 貫通孔(24)(24)の軸線の
方向) がボルト(14)の軸と平行でないから、自転車の走
行時の振動などによって上記入れ子(5)(5)を締付け前の
位置へ向けて緩ませる力が作用しても、ボルト(14)とナ
ット(15)はそれに余り影響されることがないから、ポス
ト部(12)と取付筒(10) の締付けが緩む心配が少なくな
る。
【0020】なお、このポスト類の締付け固定構造は、
実施例に例示したハンドルポスト(1) のポスト部(12)
の固定だけでなく、シートポストやハンドルバーの固定
などあらゆるポスト類の固定に用いることができる。ま
た、上記実施例では、ポスト部(12)を挿入した後で、貫
通孔(24)(24)に入れ子(5)(5)を挿入・固定する方法を採
ったが、先に入れ子(5)(5)を挿入するとともに、取付筒
(10) 内に、ポスト部(12)の嵌入余裕を残した状態でボ
ルト(14)とナット(15)で入れ子(5)(5)の仮止めを行い、
その後、取付筒(10) に前記ポスト部(12)を嵌入し、固
定する方法を採用してもよい。
実施例に例示したハンドルポスト(1) のポスト部(12)
の固定だけでなく、シートポストやハンドルバーの固定
などあらゆるポスト類の固定に用いることができる。ま
た、上記実施例では、ポスト部(12)を挿入した後で、貫
通孔(24)(24)に入れ子(5)(5)を挿入・固定する方法を採
ったが、先に入れ子(5)(5)を挿入するとともに、取付筒
(10) 内に、ポスト部(12)の嵌入余裕を残した状態でボ
ルト(14)とナット(15)で入れ子(5)(5)の仮止めを行い、
その後、取付筒(10) に前記ポスト部(12)を嵌入し、固
定する方法を採用してもよい。
【0021】又、入れ子(5)(5)の案内用の貫通孔(24)(2
4)を、ボルト(14)挿入用の透孔(23)(23)と交差する位置
に設けるのであれば、他に制約のないかぎり、上記した
入れ子(5)(5)の挿抜の方向とボルト(14)の軸方向がなす
角度は、非平行の任意の角度に設定してもよい。
4)を、ボルト(14)挿入用の透孔(23)(23)と交差する位置
に設けるのであれば、他に制約のないかぎり、上記した
入れ子(5)(5)の挿抜の方向とボルト(14)の軸方向がなす
角度は、非平行の任意の角度に設定してもよい。
【図1】本考案の実施例の説明図
【図2】そのX−X断面図
【図3】入れ子の斜視図
【図4】従来例の説明図
【図5】そのY−Y断面図
(10)・・取付筒 (21)・・膨出部 (24)・・貫通孔 (5) ・・入れ子
Claims (1)
- 【請求項1】自転車におけるポスト類をフレームパイプ
などの取付筒(10)に挿入して、これら両者の嵌合部をボ
ルト(14)の締付けによって圧接させるようにした締付け
固定構造において、取付筒(10) の側壁から突出させた
膨出部(21)と、この膨出部(21)の両側壁から取付筒(1
0) 内に向けて対向接近するように傾斜姿勢で穿設した
一対の貫通孔(24)(24)と、該貫通孔(24)(24)に装填され
且つ前記傾斜方向に移動自在に設けられた入れ子(5)(5)
を具備し、該入れ子(5)(5)を相互に接近させる方向にボ
ルト(14)で締付けるようにした自転車におけるポスト類
の締付け固定構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991095269U JP2534383Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自転車におけるポスト類の締付け固定構造 |
US07/977,854 US5299467A (en) | 1991-11-20 | 1992-11-17 | Apparatus for binding post members in a bicycle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991095269U JP2534383Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自転車におけるポスト類の締付け固定構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544786U JPH0544786U (ja) | 1993-06-15 |
JP2534383Y2 true JP2534383Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=14133054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991095269U Expired - Lifetime JP2534383Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 自転車におけるポスト類の締付け固定構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5299467A (ja) |
JP (1) | JP2534383Y2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5437208A (en) * | 1994-02-10 | 1995-08-01 | Kalloy Industrial Co., Ltd. | Engaging device for securing a handlebar stem of a bicycle |
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