JP4236727B2 - 細径金属配管相互の接続継手 - Google Patents

細径金属配管相互の接続継手 Download PDF

Info

Publication number
JP4236727B2
JP4236727B2 JP09411898A JP9411898A JP4236727B2 JP 4236727 B2 JP4236727 B2 JP 4236727B2 JP 09411898 A JP09411898 A JP 09411898A JP 9411898 A JP9411898 A JP 9411898A JP 4236727 B2 JP4236727 B2 JP 4236727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
joint
nut
sleeve
sheet member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09411898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11270761A (ja
Inventor
比呂志 羽田
一儀 滝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Usui Co Ltd
Original Assignee
Usui Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Usui Co Ltd filed Critical Usui Co Ltd
Priority to JP09411898A priority Critical patent/JP4236727B2/ja
Publication of JPH11270761A publication Critical patent/JPH11270761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4236727B2 publication Critical patent/JP4236727B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L19/00Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
    • F16L19/04Joints in which sealing surfaces are pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts using additional rigid rings, sealing directly on at least one pipe end, which is flared either before or during the making of the connection
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket
    • F16L21/02Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings
    • F16L21/04Joints with sleeve or socket with elastic sealing rings between pipe and sleeve or between pipe and socket, e.g. with rolling or other prefabricated profiled rings in which sealing rings are compressed by axially-movable members

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に自動車あるいは各種の機械、装置等に給油、給気の供給路として配設される管径20m/m程度以下の比較的細径からなる金属配管相互の接続継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の配管相互の接続継手としては、例えば図9に示すごとく、軸芯内部に連通孔13−1並びに該連通孔の周りの内部底壁に位置して両側に突起した傾斜状の受圧面13−2、13−3を一体に設けた筒状継手本体13を使用し、接続端部にフレアーを形成したそれぞれの管体11、12の接続頭部11−1、12−1を前記筒状継手本体13の左右の凹部に挿入して前記受圧面13−2、13−3に当接した状態で、それぞれの締付けナット14、15による押圧面14−1、15−1によりこれらナットの前記継手本体への螺合締付けによって両接続頭部11−1、12−1を挟圧して接続、構成するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術においては、前記受圧面13−2、13−3を切削加工により、しかも小径からなる左右の内部底壁に一体に設ける継手本体13によって、凹部でのこれら成形加工を極めて複雑となして加工性を著しく阻害することとなり、また製品形状を概して太径となす継手本体13自体の構造と、ナット14、15による両側からの螺合締付けによる接続部全体のなす軸芯方向への長尺構造とによって、総じて製品重量を増して狭い場所での使用上の制限を余儀なくされることとなった。さらに、前記両側での螺合締付けによってその接続、取外し時に作業上の煩わしさを招く問題を有するものであった。
【0004】
本発明は、従来技術の前記問題を解決すべくなされたもので、通常の継手本体での凹部における受圧座面の切削加工を不要となすとともに、シート部材単体の内装構造と、ナット相互の直接的もしくは間接的な螺合締付けによる該シート部材の挟圧構造とにより、接続部全体をコンパクトとなして狭い場所での接続、配設を容易となしてその適応性を高めると共に、接続、取外し時の作業上の煩わしさをなくし、迅速かつ確実に接続することができ、さらに接続部を相手部材に容易に固定可能となして使用時の揺動や振れによる接続部の損傷を防止することができる細径金属配管相互の接続継手を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明の第1の実施態様は、接続端部にそれぞれフレアーを形成した管体の接続頭部の対向面間に、軸芯部に連通孔を貫設して両側面を傾斜受圧面となす算盤珠状のシート部材を、前記頭部の一方側に組込まれた袋ナットに内装した状態をもって、それぞれの接続頭部を前記シート部材のなす傾斜受圧面と、袋ナットおよび他方側の締付けナットのなす傾斜押圧面により、これらナット相互の螺合締付けに伴って一括挟圧して接続、構成する接続継手において、前記傾斜受圧面が交差する最外周の薄肉の尖端状頂部の直径dが下記条件を満足する算盤珠状のシート部材を用いる細径金属配管相互の接続継手を特徴とするものである。
<d<D
d:算盤珠状シート部材の直径(mm)
:袋ナットの雌ねじの山径(mm)
D:袋ナットの雌ねじの谷径(mm)
【0006】
また本発明の第2の実施態様は、接続端部にそれぞれフレアーを形成した管体の接続頭部の対向面間に、軸芯部に連通孔を貫設して両側面を傾斜受圧面となす算盤珠状のシート部材を、前記頭部に組込まれた一対のフレアーナットが螺合されるスリーブに内装した状態をもって、それぞれの接続頭部を前記シート部材のなす傾斜受圧面と、一対のフレアーナットのなす傾斜押圧面により、これらフレアーナットの前記スリーブへの相互の螺合締付けに伴って一括挟圧して接続、構成する接続継手において、前記傾斜受圧面が交差する最外周の薄肉の尖端状頂部の直径dが下記条件を満足する算盤珠状のシート部材を用いる細径金属配管相互の接続継手を特徴とするものである。
<d<D
d:算盤珠状シート部材の直径(mm)
:スリーブの雌ねじの山径(mm)
D:スリーブの雌ねじの谷径(mm)
【0007】
さらに本発明は前記条件を
d−D≦0.5、
好ましくは
d−D≦0.3
としたことを特徴とし、また前記袋ナットまたはスリーブと一体的に固定用ブラケットを設け、該ブラケットを介して接続継手を相手部材にボルト・ナット方式にて固定する構造となしたことを特徴とするものである。
【0008】
本発明において、袋ナットと締付けナットまたは一対のフレアーナットに内装する算盤珠状のシート部材の直径dを袋ナットまたはスリーブの雌ねじの山径より大きく、同雌ねじの谷径より小さい寸法に限定したのは、以下に示す理由による。すなわち、
<d<D
d:算盤珠状シート部材の直径(mm)
:袋ナットまたはスリーブの雌ねじの山径(mm)
D:袋ナットまたはスリーブの雌ねじの谷径(mm)
としたのはシート部材の挿入が可能で、挿入後抜出すことがないからで、また好ましくは
d−D≦0.5
とした理由は挿入力は大きいが、抜けに対する信頼性が高いからで、さらに好ましくは
d−D≦0.3
とした理由は小さな挿入力でセット可能となるからである。
【0009】
本発明でこのような構成を有するために、袋ナットまたはスリーブの端部よりシート部材を挿入するときに、シート部材の最外周の薄肉の尖端状頂部および雌ねじの螺旋状の谷部の頂部は接触しても主として弾性変形して僅かな押込み力で挿入できるとともに、前記弾性変形は挿入後に回復して振動などによってはシート部材が抜出すことがないからである。
【0010】
また、袋ナットまたはスリーブに設けたブラケットにて接続継手を相手部材に固定する手段を講じたのは、該接続継手使用時における振れや揺動を防止するためであり、これにより接続継手の損傷や配管の変形、損傷を防ぐことができる。
【0011】
以上のように本発明では、直径dが上記条件を満足する算盤珠状のシート部材の作用と、該シート部材を介在したナット相互の直接的または間接的な螺合締付けによりシート部材の受圧面と両ナットの押圧面とにより管体のフレアーを挟圧する構造とによって、接続部全体のコンパクト化がはかられるとともに、接続、取外し作業を簡易迅速に行うことができ、さらに狭い場所にあっても配設を簡便となしてその適応性を高めることができることとなる。また、接続継手はブラケットを介して相手部材に固定することができるので、接続継手使用時における振れや揺動を皆無となして継手部材の耐久性を確保することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る細径金属配管相互の接続継手の一構造例を一部切欠いて示す縦断側面図、図2は同上の接続継手における袋ナットを示す拡大縦断側面図、図3は同上の接続継手におけるシート部材単体を示す図で、(a)は拡大正面図、(b)は同上のシート部材単体の拡大側面図、図4は本発明に係る細径金属配管相互の接続継手の他の構造例を示す図で、(a)は一部切欠いて示す縦断側面図、(b)は(a)で用いたスリーブの縦断面図、図5〜図8は同上の接続継手におけるブラケット付き袋ナットあるいはスリーブを例示したもので、図5はナット本体と一体成型したブラケットを有する袋ナットあるいはスリーブを示す斜視図、図6はナット本体に溶接またはろう付けにて取付けたブラケットを有する袋ナットあるいはスリーブを示す斜視図、図7はナット本体に着脱可能に外嵌したL字形のブラケットを有する袋ナットあるいはスリーブを示す斜視図、図8はナット本体に一体的に外嵌したクランプ形のブラケットを有する袋ナットあるいはスリーブを示す斜視図であり、1、2は管径20m/m程度以下の比較的細径からなる金属管体、1−1、2−1はフレアーからなる接続頭部、3は算盤珠状のシート部材、3−1は連通孔、3−2、3−3は傾斜受圧面、4は袋ナット、5は締付けナット、6−1〜6−4はブラケット、7はスリーブ、8a、8bは一対のフレアーナットである。
【0013】
金属管体1、2は、それぞれ接続端部にフレアーからなる接続頭部1−1、2−1を形成したもので、この両金属管体1、2の接続頭部1−1、2−1のなす対向面間に、軸芯部に連通孔3−1を貫設してその両側面を傾斜受圧面3−2、3−3となす算盤珠状のシート部材3を、前記接続頭部1−1側に組込まれた袋ナット4の内側底部付近に内装する。
【0014】
袋ナット4は、図2に拡大して示すごとく、軸芯部に金属管体1の挿入孔4−1と、締付けナット5のねじ孔4−2が貫設され、かつ挿入孔4−1とねじ孔4−2の間には前記接続頭部1−1の傾斜押圧面4−4が形成されている。ここで、ねじ孔4−2の雌ねじ4−3は、特に限定するものではないが、算盤珠状のシート部材3の大きさとの関係で切削ねじよりも転造ねじとすると、ねじ山の頂部に切削によるバリがなくて好ましい。
【0015】
算盤珠状のシート部材3は、図3に拡大して示すごとく、直径dを前記袋ナットの雌ねじ4−3の山径より大きく、同雌ねじの谷径より小さい寸法とする。このシート部材3は、前記接続頭部1−1側に組込まれた袋ナット4の内側底部付近に内装した状態で、それぞれの接続頭部1−1、2−1をシート部材の傾斜受圧面3−2、3−3と、袋ナット4および他方側の締付けナット5のなす押圧面4−4、5−1により、これらナット相互の直接の螺合締付けによって各管体1、2の接続頭部1−1、2−1を一括挟圧して接続するものである。
【0016】
図1〜図3は袋ナット4と締付けナット5との相互の直接の螺合締付けによって各管体1、2の接続頭部1−1、2−1を一括挟圧して接続する例を示したが、本発明はこのような例に限らず図4のような構成にも適用できる。
図4においては、図1と同様に構成された金属管体1、2の接続頭部1−1、2−1のなす対向面間に、図3と同様に構成されたシート部材3を、例えば接続頭部1−1側に組込まれた一方のフレアーナット8aの傾斜押圧面8a−4およびシート部材3の傾斜受圧面3−2と当接するよう該フレアーナット8aをその一端に螺合したスリーブ7に内装する。なお該スリーブ7の内周面には前記袋ナットと同様に転造ねじなどによる雌ねじ7−3が形成されている。
【0017】
一方金属管体2の接続頭部2−1側に組込まれた他方のフレアーナット8bをスリーブ7の他端に螺合し、その傾斜押圧面8b−4をシート部材3の傾斜受圧座面3−3に当接してこれらフレアーナット8a、8bをスリーブ7にさらに螺合締付けることによって各管体1、2の接続頭部1−1、2−1を一括挟圧して接続するものである。
なお図4に示す例では一対のフレアーナット8a、8bを必要とするが、スリーブ7の雌ねじ7−3は貫通孔部分に形成するために図1および図2に示す袋ナット4に雌ねじを形成する場合に比べて加工性は優れている。
【0018】
つぎに、接続継手を相手部材に固定する手段としては、図5〜図8に例示したごとく、袋ナット4またはスリーブ7と一体的に固定用ブラケット6−1〜6−4を設け、該ブラケットを介して接続継手を相手部材にボルト・ナット方式にて固定する手段を用いる。すなわち、図5に示す固定手段は、袋ナット4はたはスリーブ7とブラケット6−1を一体成型し、ブラケット6−1に穿設したボルト孔6−1aに締結ボルト(図示せず)を挿入して相手部材に固定する構造となしたものである。つぎに図6に示す固定手段は、ボルト孔6−2aを穿設したブラケットを袋ナット4またはスリーブ7に溶接またはろう付けにて取付けた構造となしたものである。また図7に示す固定手段は、断面L字形のブラケット6−3の垂直片部を袋ナット4またはスリーブ7に着脱可能に外嵌固定し、水平片部に穿設したボルト孔6−3aに締結ボルトを挿入して相手部材に固定する構造となしたものである。さらに図8に示す固定手段は、一枚の金属板を折曲げて形成したクランプ形構造のブラケット6−4を袋ナット4またはスリーブ7に着脱可能に外嵌固定し、ボルト孔6−4aに締結ボルトを挿入して相手部材に固定する構造となしたものである。なお各ブラケットに穿設するボルト孔6−1a〜6−4aは相手部材のボルト孔との位置決めを容易にするために長孔としてもよい。
【0019】
そして本発明では図2〜図4に詳細に示すように袋ナット4と締付けナット5またはスリーブ7に内装する算盤珠状のシート部材3の直径dを袋ナット4またはスリーブ7の雌ねじの山径Dより大きく、同雌ねじの谷径Dより小さい寸法に限定したのは前述の通り、シート部材3の袋ナット4またはスリーブ7への挿入が可能で、挿入後僅かな振動などによって袋ナット4またはスリーブ7からのシート部材3の抜出しが起こらないからである。なお
d−D≦0.5
とすることが好ましく、さらに好ましくは
d−D≦0.3
とすることである。
【0020】
本発明でシート部材3と袋ナット4またはスリーブ7の寸法を上記のように規定することにより、袋ナット4またはスリーブ7の端部よりシート部材3を挿入するときに、シート部材3の最外周の薄肉の尖端状頂部および雌ねじの谷部における螺旋状頂部は接触しても主に弾性変形して僅かな押込み力で挿入できるとともに、前記変形は挿入後に弾性回復し振動などによっては抜出すことがないからである。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る細径金属配管相互の接続継手は、大きさを特定した算盤珠状のシート部材単体の内装構造と、袋ナット、締付けナット相互の直接螺合締付けあるいはスリーブへのフレアーナット相互の間接螺合締付けによる前記シート部材を介在した一括挟圧構造とにより構成されるため、継手本体を不要となして接続部全体をコンパクトとなすことができ、したがって狭い場所での接続、配設を容易となしてその適応性を高めることができるとともに、接続、取外し時の作業上の煩わしさをなくし、着脱作業を簡易迅速に行うことができ、また該接続継手はブラケットを介して相手部材に固定することができるので、接続継手使用時における振れや揺動を皆無となして継手部材の耐久性を確保することができる等、多くの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る細径金属配管相互の接続継手の構造例を一部切欠いて示す縦断側面図である。
【図2】 同上の接続継手における袋ナットを示す拡大縦断側面図である。
【図3】 同上の接続継手におけるシート部材単体を示す図で、(a)はシート部材単体の拡大正面図、(b)はシート部材単体の拡大側面図である。
【図4】 本発明の対象とする従来の接続継手の構造例を示す図で、(a)は一部切欠いて示す縦断側面図、(b)は(a)で用いたスリーブの縦断面図である。
【図5】 ナット本体と一体成型したブラケットを有する袋ナットまたはスリーブを示す斜視図である。
【図6】 ナット本体に溶接またはろう付けにて取付けたブラケットを有する袋ナットまたはスリーブを示す斜視図である。
【図7】 ナット本体に着脱可能に外嵌したL字形のブラケットを有する袋ナットまたはスリーブを示す斜視図である。
【図8】 ナット本体に一体的に外嵌したクランプ形のブラケットを有する袋ナットまたはスリーブを示す斜視図である。
【図9】 本発明の対象とする従来の接続継手の構造例を一部切欠いて示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1、2 金属管体
1−1、2−1 接続頭部
3 シート部材
3−1 連通孔
3−2、3−3 傾斜受圧面
4 袋ナット
4−3 雌ねじ
5 締付けナット
6−1〜6−4 ブラケット
7 スリーブ
7−3 雌ねじ
8a、8b 一対のフレアーナット
8a−4、8b−4 傾斜押圧面

Claims (5)

  1. 接続端部にそれぞれフレアーを形成した管体の接続頭部の対向面間に、軸芯部に連通孔を貫設して両側面を傾斜受圧面となす算盤珠状のシート部材を、前記頭部の一方側に組込まれた袋ナットに内装した状態をもって、それぞれの接続頭部を前記シート部材のなす傾斜受圧面と、袋ナットおよび他方側の締付けナットのなす傾斜押圧面により、これらナット相互の螺合締付けに伴って一括挟圧して接続、構成する接続継手において、前記傾斜受圧面が交差する最外周の薄肉の尖端状頂部の直径dが下記条件を満足する算盤珠状のシート部材を用いることを特徴とする細径金属配管相互の接続継手。
    <d<D
    d:算盤珠状シート部材の直径(mm)
    :袋ナットの雌ねじの山径(mm)
    D:袋ナットの雌ねじの谷径(mm)
  2. 接続端部にそれぞれフレアーを形成した管体の接続頭部の対向面間に、軸芯部に連通孔を貫設して両側面を傾斜受圧面となす算盤珠状のシート部材を、前記頭部に組込まれた一対のフレアーナットが螺合されるスリーブに内装した状態をもって、それぞれの接続頭部を前記シート部材のなす傾斜受圧面と、一対のフレアーナットのなす傾斜押圧面により、これらフレアーナットの前記スリーブへの相互の螺合締付けに伴って一括挟圧して接続、構成する接続継手において、前記傾斜受圧面が交差する最外周の薄肉の尖端状頂部の直径dが下記条件を満足する算盤珠状のシート部材を用いることを特徴とする細径金属配管相互の接続継手。
    <d<D
    d:算盤珠状シート部材の直径(mm)
    :スリーブの雌ねじの山径(mm)
    D:スリーブの雌ねじの谷径(mm)
  3. 前記条件を
    d−D≦0.5
    としたことを特徴とする請求項1または2記載の細径金属配管相互の接続継手。
  4. 前記条件を
    d−D≦0.3
    としたことを特徴とする請求項3記載の細径金属配管相互の接続継手。
  5. 前記袋ナットまたはスリーブと一体的に固定用ブラケットを設け、該ブラケットを介して接続継手を相手部材にボルト・ナット方式にて固定する構造となしたことを特徴とする請求項1または2記載の細径金属配管相互の接続継手。
JP09411898A 1998-03-23 1998-03-23 細径金属配管相互の接続継手 Expired - Fee Related JP4236727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09411898A JP4236727B2 (ja) 1998-03-23 1998-03-23 細径金属配管相互の接続継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09411898A JP4236727B2 (ja) 1998-03-23 1998-03-23 細径金属配管相互の接続継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11270761A JPH11270761A (ja) 1999-10-05
JP4236727B2 true JP4236727B2 (ja) 2009-03-11

Family

ID=14101523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09411898A Expired - Fee Related JP4236727B2 (ja) 1998-03-23 1998-03-23 細径金属配管相互の接続継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4236727B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0015867D0 (en) * 2000-06-28 2000-08-23 Pegler Limited Tube coupling
JP5984538B2 (ja) * 2012-03-05 2016-09-06 理研軽金属工業株式会社 アイスリンク用床構造体
DE202012101058U1 (de) * 2012-03-23 2012-04-03 Ti Automotive (Heidelberg) Gmbh Schraubverbindungsvorrichtung zur Verbindung gebördelter Rohrenden zweier Rohre

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11270761A (ja) 1999-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0484175B1 (en) Pipe connecting structure for a pipe-type modular wiper apparatus
AU1590297A (en) Seal for a threaded hydraulic connector consisting of a hollow bolt and a ring sleeve
JP4236727B2 (ja) 細径金属配管相互の接続継手
JP2009014049A (ja) ボルトナット及びボルト加工方法
JPH07248079A (ja) 細径金属配管相互の接続装置およびその接続方法
JP2007056816A (ja) 分岐接続管の接続構造
KR100739228B1 (ko) 관 연결용 소켓
JP2001032978A (ja) 管継手構造
JP3658015B2 (ja) 排水管継手
JP3215319B2 (ja) プラグブリーザ
JP3100368B2 (ja) 管継手
JP3021704U (ja) パイプ支持金具
JP2000081168A (ja) パイプ取付け具
CN220186169U (zh) 空调用铜管三通
JP2528088Y2 (ja) ホース取付金具
KR100444059B1 (ko) 전기자동차의 에어컨 컴프레서와 전동모터의 결합구조
JP4858372B2 (ja) 食い込み式管接続構造、弁、食い込み式管継手及び冷凍装置
JP2702069B2 (ja) 銅管などの可塑性管の接手装置
JP3736167B2 (ja) ホース用金具およびブレーキホース
JPS5838944Y2 (ja) ク−ラ−用コンデンサの配管構造
JPS6133345Y2 (ja)
JPH0135107Y2 (ja)
JP2592908Y2 (ja) 分岐管用継手
JPS59231127A (ja) エンジンの排気管連結装置
JP2556783Y2 (ja) 自動車用排気系に於ける排気管の取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050317

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081216

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111226

Year of fee payment: 3

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121226

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131226

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees