JPS6228360Y2 - - Google Patents

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JPS6228360Y2
JPS6228360Y2 JP7283383U JP7283383U JPS6228360Y2 JP S6228360 Y2 JPS6228360 Y2 JP S6228360Y2 JP 7283383 U JP7283383 U JP 7283383U JP 7283383 U JP7283383 U JP 7283383U JP S6228360 Y2 JPS6228360 Y2 JP S6228360Y2
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JP
Japan
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JP7283383U
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JPS59176735U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薄肉円筒状工作物の内径旋削加工時に
生じるビビリを止める装置に関する。
工作物の旋削加工時に発生するビビリを防止す
る手段として、本出願人は先にチヤツク面にビビ
リ止め片を回動自在に取付け、旋削時チヤツクが
回動したとき遠心力にて工作物端面に押し当てる
内容のものを提示した(実公昭47−9435)。とこ
ろで薄肉円筒状の工作物を旋削する場合には工作
物の形状及び回転数に応じてビビリ止め片の圧接
力を微調整しなければならない。しかし上記従来
のものではビビリ防止片を単に遠心力にて工作物
端面に圧接せしめるのみで、押圧力の調整が不可
能なため薄肉円筒状の工作物に対しては効果がな
かつた。
本考案は上記欠点を解消して薄肉円筒状の工作
物に適したビビリ防止装置を提供するものであつ
て、遠心力により工作物に押し付けられるビビリ
止め片内に位置調整可能に重錘としてビスを取付
ける。また常に工作物にビビリ止め片を圧接する
ようにばねを取付ける。更に工作物に対しては取
付け位置から遠い円筒部にビビリ止め片を接触さ
せるようにしてビビリ防止の効果を大きくしてい
る。
以下に本考案の実施態様について図面にもとず
き説明する。1は工作物取付治具、2は中空状を
なした治具本体、3は治具本体2のテーパシヤン
ク部で旋盤主軸或いは治具取付台4に嵌着され
る。5は治具本体2のフランジ部で図示しない搬
送装置によつて把持されるV溝6を有している。
7は前記テーパシヤンク部3の後端に取付けられ
たプルスタツドで貫通穴8が穿設されている。9
は前記フランジ部5の前面に固着されたブロツ
ク、10はこのブロツク9に支承された工作物保
持体で、前部に工作物Wとかみ合つて保持するね
じ11を有し、後部は前記貫通穴8を通つてプル
スタツド7から後方へ突出するピン部12を有し
ている。13は前記工作物保持体10の中央軸部
に固着されたストツパ、14はこのストツパ13
と前記ブロツク9との間に張られたばねである。
15は前記ブロツク9の外周に嵌め合わされて取
付けられたリングで円周3ケ所に軸線方向に伸び
る支持部16を有している。17はこの3ケ所の
支持部に植え込まれた枢軸、18はこの枢軸に回
転自在に取付けられたビビリ止め片である。19
は工作物Wの先端近傍に接触するように前記ビビ
リ止め片18の先端に取付けられた弾性材のパツ
ドである。20は前記ビビリ止め片18の後端部
に重錘として位置調整可能に取付けられた2個の
ビスで、位置調整後ロツクされて、位置ずれを防
いでいる。21は前記ブロツク9とビビリ止め片
18との間に張られたばねで、各ビビリ止め片1
8が閉止するように付勢しパツド19を常に工作
物に圧接させるように作用する。22は前記フラ
ンジ部5に軸線方向に移動自在に取付けられたピ
ンで前方に押されたときビビリ止め片18の後端
面に作用してばね21に抗してビビリ止め片18
を開かせる。
次に作用について説明する。通常上記の工作物
取付治具1は治具取付台4に多数取付けられてい
て、第1図に示すようにピン22が取付台4によ
つて前方に押されビビリ止め片18が開いた状態
にさせられている。この状態で工作物Wを保持体
10のねじ部11にねじ込み取付ける。このとき
ビス20は工作物Wに適した位置に調整位置決め
されているものとする。その後図示しない搬送装
置によつてフランジ部5のV溝6を把持して治具
1を取付台4からはずし旋盤の主軸へ装着する。
このときばね14によつてビビリ止め片18が閉
ざされてパツド19が工作物Wに圧接させられ
る。旋盤主軸の前端面には第1図の仮想線にて示
すような溝23が設けられていて、ピン22を前
方へ押し出すことがなく、ビビリ止め片18は工
作物Wに圧接させられた状態を保つ。旋盤にて工
作物Wの内径を旋削中には遠心力にてパツド19
が工作物Wを最適の力にて押圧してビビリを防
ぐ。旋削完了後は前記図示しない搬送装置にて再
び治具1が取付台4に戻され、取付台4の前端面
にてピン22が前方に押されてビビリ止め片18
を開ける。そして取付台4に設けられている図示
しないプツシヤによつてピン部12が前方に押さ
れて工作物保持体10がばね14に抗して前進さ
せられる。これによつて旋削加工時の旋削力によ
る工作物Wのねじ部11及びブロツク9との喰い
付きが解かれて工作物Wの取外しが容易となる。
以上詳述したように本考案では旋削加工時に遠
心力によつて工作物に押し付けられるビビリ止め
片内に位置調整可能にビスを設けたので工作物に
最適の押し付け力を容易に得ることが出来て、安
定した切削を行なうことができ、製品の精度を向
上させることが可能となつた。また工作物取付治
具が治具取付台に収容されているときにはビビリ
止め片を開らくようにしたので工作物の取付け取
外しが容易となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施態様の断面図、第2図は
第1図の−視図である。 2……本体、9……ブロツク、10……工作物
保持体、18……ビビリ止め片、20……ビス、
21……ばね、22……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 旋盤主軸に取付け可能な形状を有する本体と、
    該本体の前面に固着されたブロツクと、該ブロツ
    クに軸線方向に移動可能に取付けられた工作物保
    持体と、前記ブロツクの外周部円周上複数個所に
    て前記本体の半径方向に回動自在に設けられたビ
    ビリ止め片と、該ビビリ止め片のそれぞれに位置
    調整可能に取付けられた重錘と、前記ビビリ止め
    片を常に閉じる状態に付勢しているばねと、前記
    ビビリ止め片を開いた状態になさしめる手段とを
    備えたことを特徴とする薄肉円筒状工作物用のビ
    ビリ防止装置。
JP7283383U 1983-05-14 1983-05-14 ビビリ防止装置 Granted JPS59176735U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283383U JPS59176735U (ja) 1983-05-14 1983-05-14 ビビリ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7283383U JPS59176735U (ja) 1983-05-14 1983-05-14 ビビリ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176735U JPS59176735U (ja) 1984-11-26
JPS6228360Y2 true JPS6228360Y2 (ja) 1987-07-21

Family

ID=30202971

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7283383U Granted JPS59176735U (ja) 1983-05-14 1983-05-14 ビビリ防止装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0822482B2 (ja) * 1985-03-23 1996-03-06 日立精機株式会社 工作物保持装置

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Publication number Publication date
JPS59176735U (ja) 1984-11-26

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