JPH0329055Y2 - - Google Patents

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JPH0329055Y2
JPH0329055Y2 JP1985161863U JP16186385U JPH0329055Y2 JP H0329055 Y2 JPH0329055 Y2 JP H0329055Y2 JP 1985161863 U JP1985161863 U JP 1985161863U JP 16186385 U JP16186385 U JP 16186385U JP H0329055 Y2 JPH0329055 Y2 JP H0329055Y2
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JP
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main shaft
rod
press
unclamping
spindle
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は工作機械のモータと直結した主軸先端
テーパ穴に、工具ホルダのテーパ部を引き込み保
持するコレツト爪とプルスタツト(クランプ部
材)のアンクランプ装置に関する。
「従来技術と問題点」 駆動源のモータ軸と主軸とを直結した直結主軸
においては、アンクランプ装置を主軸上に装備さ
せることが難しく、実開昭59−109436号に見るよ
う主軸頭の横に併設したシリンダアクチユエータ
により押圧レバーを介してドローバーのアンクラ
ンプ操作を行わせる構成を採用している。このア
ンクランプ装置は、押圧レバーの中腹を支持して
その両端がシリンダアクチユエータのピストン
と、主軸連結部に蛙股で連係させており、またこ
のアンクランプ時に別設のレバーに内装したエア
ノズルをスピンドル内に連絡し、主軸テーパー面
を清掃する様に成つている。
上記アンクランプ装置の問題点は、押圧レバー
の主軸連結部に蛙股で連係する部分の摩耗による
アンクランプ動作不良とアンクランプ時に別設の
レバーに内装したエア通孔をスピンドル内に連絡
して主軸テーパー面を清掃する機能の不完全さで
ある。即ち、主軸連結部の蛙股の摩耗に対する微
調整機能の欠如と、アンクランプ完結動作時期に
制限されたエアの供給である。
「本考案が解決する課題と手段」 本考案は前記従来装置の問題点に鑑み、主軸連
結部の蛙股の摩耗に対する微調整機能を付加する
と共に、アンクランプ完結動作時期に関係しない
エアの供給手段とを備える直結主軸のアンクラン
プ装置を提供することを課題とする。
その手段は、定位置停止する主軸の尾端とモー
タ回転軸との連結部材の近傍であつて、前記主軸
内に挿通したコレツト爪の引込棒の尾端にピン棒
を付設し、このピン棒の両端に対してアクチユエ
ータに連結する押圧レバー体の中腹蛙股部に調節
自在に設けた押圧ボルトの先端で主軸前方に押圧
する構成となし、前記押圧レバー体がピン棒を押
動時に引込棒をアンクランプするほか、前記連結
部材には主軸頭に固設したエアの供給部材がエア
圧でノズル筒を前進して圧接する通孔を設けた直
結主軸のアンクランプ装置としたものである。
これで、主軸連結部のアンクランプ用の押圧レ
バー体の蛙股摩耗に対しても、蛙股に備える調節
ボルトにより微調整でき、確実且つ正確なアンク
ランプ作用を行える。また、アンクランプ動作の
タイミングに関係なくエアの供給が主軸停止時に
行える。
「実施例」 本考案である直結主軸のアンクランプ装置を図
面の実施例で説明する。筒状のハウジング1の下
端内筒1aには、主軸2を挿通承持させる筒体3
が嵌着(圧入固着)され、この主軸2は筒体3内
に数個のベアリング4…で承持された回転自在の
構成となつている。他方、ハウジング1の中腹内
壁の突座リング1bには、駆動源となるモータM
のフランジ5が数本のボルト6…によつて垂下姿
勢に固着されている。上記モータMの回転軸(シ
ヤフト)7は、その先端(下端面)7aを前記主
軸2の後端(上端面)2c内に挿入した押動軸、
筒体9の上面9aと接近させて突き合わせ(第2
図参照)、ここに両軸の連結部材10を備えてい
る。上記連結部材10の構成は、次のようになつ
ている。主軸2の後端側外周には、ベアリング4
の内輪押えを兼ねたフランジ体8がキー11によ
つて嵌着している。尚、12…のバネは、ベアリ
ング4の外輪のガタを取るもので、浮上力が付与
されている。13は長身な軸筒13aをもつフラ
ンジ体で、キー14によつてモータMの回転軸7
と連結され、外径を膨大させた下端のフランジ環
13bを前記主軸側のフランジ体8の上面と当接
し、ボルト15…によつて連結(カツプリング)
されている。また、主軸2は、フランジ体13の
下端空間Sに露出するその後端に、螺合するナツ
ト16により、前記フランジ体8に適度の押圧力
を与え、これがベアリング4の内輪押圧力となつ
ている。そして、17は下端に工具ホルダのプル
スタツトを引き込むコレツト爪等を備えた引込棒
で、この上端が前記軸筒体9と螺結されており、
主軸2との空間内(リング状空間)S1に圧装した
皿バネ18…によつて、強力な引込力が付与され
ている。上記引込棒17は、エアブロー用のセン
ター孔17aが明けられており、軸筒体9及びフ
ランジ体13に貫通させた通孔a1,a2を介して圧
縮空気が吹き込まれ、主軸下端のテーパ穴2aを
工具交換時に吹き付け清掃する。上記通孔a1に圧
縮空気を主軸停止時に圧入する供給部材20は、
次のように構成されている。ハウジング1の外壁
に穿つた孔部1cには、シリンダ体21が貫通さ
れ、この外側の鍔体22とボルト23…で固定さ
れている。上記シリンダ体21内には、摺動ノズ
ル筒24が嵌入し、バネ25によつてシリンダ体
21内へ没入されている。従つて、ノズル筒24
は、配管26からノズル筒24の空間S3内へ圧入
される圧縮空気Aでバネ25が圧縮され、ノズル
筒24を前進動させてフランジ体13の外側面に
圧接される。このとき、ノズル筒24のノズル孔
a0が通孔a1と一致連結し、上記圧縮空気Aを引込
棒17のセンタ孔17aへ供給する。しかして、
上記主軸2には、定位置停止機能(オリエンテー
シヨン)が付加されており、その停止位置の検出
はフランジ体8上のマグネツト27とハウジング
上に固設した近接センサ28とで行う公知手段を
採つている。
最後に、本考案アンクランプ装置ACに関し、
引込棒17の頂端に螺着した軸筒体9の頂部近く
に、この軸筒体9の軸芯方向と直交する水平姿勢
のピン棒30が貫設され、止めネジ31によつて
固定されている。上記ピン棒30は、フランジ体
13の両側壁に穿つた上下方向の長孔13c,1
3cを挿通し、その両端を外部へ露出している。
このピン棒30を強力に下方へ押圧すると、皿バ
ネ18…を圧縮させて、工具ホルダをアンクラン
プすることになる。その押圧手段は、図示の如く
(主に第1図)、鍔体22から約90゜位置をずらし
たハウジング1の側壁に螺着する支持体32のピ
ン35に、フランジ体13の左右両側を横断する
2本の押圧レバー体33を枢支させている。この
押圧レバー体33,33は、その自由先端に設け
た凹溝33aをアクチユエータCのロツド36に
水平姿勢で貫通するピン37と係合している。こ
れで、アクチユエータCのロツド36が下降動す
ると、押圧レバー体33,33が破線位置33′
まで降下し、この中腹蛙股部に設けた押圧ボルト
34,34がピン棒30を上側から下方へ押動す
る関係になつている。これで、ピン棒30は実質
的に長孔13c内を上下動し、その降下時に引込
棒17を押し下げてアンクランプする。前記押圧
ボルト34,34は、その先端の突出量がロツク
ナツト付きで微調整出来るため、各々ピン棒30
への当接間隙をアンクランプのタイミングや引込
棒17の押戻し量や更に摩耗による間隙増大に対
応して調節され、常に最良の状態に保たれる。
なお、上記アクチユエータCは、ハウジング1
の側壁に付設したハウジングボツクス1dに垂下
姿勢で載着されている。そして、押圧ボルト3
4,34は上下方向の位置調節ができるように、
ロツクナツトで押圧レバー体上に固設されてい
る。
本考案直結主軸のアンクランプ装置ACは、上
述の如く構成されたものであり、図示の如く工具
ホルダのクランプ時には、押圧レバー体33,3
3の押圧ボルト34,34がピン棒30から離返
しており、主軸2はモータMによつて自由に高速
回転する。次に、工具ホルダ(図示なし)の交換
のため回転している主軸2は、マグネツト27を
近接センサ28が検出して、定位置停止される。
主軸2の停止後に、エアの供給部材20へ圧縮空
気Aが供給されると、そのノズル筒24がバネ2
5に抗して突出し、ノズル孔a0から通孔a1,a2
介して引込棒17のセンタ孔17aへ圧縮空気A
を送り込み、テーパ穴2a及びその周辺の各部材
を清掃する。上記作用と同時期に、アクチユエー
タCが働いて押圧レバー体33,33を破線位置
まで降下させることで、ピン棒30と一体の引込
棒17を皿ばね18に抗して押し下げ、アンクラ
ンプとする。このアンクランプ時に工具交換を行
い、新しい工具ホルダ(図示なし)がテーパ穴へ
挿入されたところで、アクチユエータCのロツド
36を上昇すると、皿バネ18の弾発力で引込棒
17が上昇し、クランプする。
「効果」 本考案直結主軸のアンクランプ装置によるとき
は、上述のように構成したから、主軸連結部のア
ンクランプ用の押圧レバー体の蛙股部の摩耗に対
して、蛙股に備える押圧ボルトはその先端の突出
量がロツクナツト付きで微調整出来るため、ピン
棒への当接間隙をアンクランプのタイミングや引
込棒の押戻し量や更に摩耗による間隙増大に対応
して調節され、常に最良の状態に保たれ、確実且
つ正確なアンクランプ作用を保証する。また、ア
ンクランプ動作のタイミングに関係なく主軸テー
パ穴へのエア吹き込みがエア供給作用のみで主軸
停止時に自由に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案アンクランプ装置を備えた直
結主軸の断面図、第2図は90゜方向が異なる側か
ら見た一部切欠の拡大断面図である。 1……ハウジング、2……主軸、2a……テー
パ穴、7……回転軸、8,13……フランジ体、
13c……長孔、9……押動軸筒体、10……連
結部材、17……引込棒、17a……センタ孔、
a1,a2……通孔、a0……ノズル孔、20……供給
部材、24……摺動ノズル筒、27……マグネツ
ト、28……近接センサ、A……圧縮空気、AC
……アンロツク装置、M……モータ、30……ピ
ン棒、32……支持体、33……押圧レバー体、
33a……凹溝、C……アクチユエータ、34…
…押圧ボルト、36……ロツド、37……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 定位置停止する主軸の尾端とモータ回転軸との
    連結部材の近傍であつて、前記主軸内に挿通した
    コレツト爪の引込棒の尾端にピン棒を付設し、こ
    のピン棒の両端に対してアクチユエータに連結す
    る押圧レバー体の中腹蛙股部に調節自在に設けた
    押圧ボルトの先端で主軸前方に押圧する構成とな
    し、前記押圧レバー体がピン棒を押動時に引込棒
    をアンクランプするほか、前記連結部材には主軸
    頭に固設したエアの供給部材がエア圧でノズル筒
    を前進して圧接する通孔を設けてなる直結主軸の
    アンクランプ装置。
JP1985161863U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0329055Y2 (ja)

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JP1985161863U JPH0329055Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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JPS6268741U JPS6268741U (ja) 1987-04-30
JPH0329055Y2 true JPH0329055Y2 (ja) 1991-06-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59109436U (ja) * 1983-01-11 1984-07-24 株式会社日平トヤマ ツ−ル交換装置

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JPS6268741U (ja) 1987-04-30

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