JPS646165Y2 - - Google Patents

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JPS646165Y2
JPS646165Y2 JP323183U JP323183U JPS646165Y2 JP S646165 Y2 JPS646165 Y2 JP S646165Y2 JP 323183 U JP323183 U JP 323183U JP 323183 U JP323183 U JP 323183U JP S646165 Y2 JPS646165 Y2 JP S646165Y2
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JP
Japan
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pipe
drill
knob
counterbore
fixture
Prior art date
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JP323183U
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English (en)
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JPS59109404U (ja
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  • Drilling And Boring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパイプの内径側から座ぐり付横孔を加
工するための穿孔機に関する。
例えば地中に埋設したガス管あるいは水道管等
のパイプにカツプリングを用いて別のパイプを接
続する場合にパイプに対してカツプリングが軸方
向にずれないようにするために一般にスピゴツト
ボルト等のストツパ手段がパイプ外周上に数ケ所
取付けられる。そのためパイプにはこれらスピゴ
ツトボルトを挿通するための横孔が円周方向に数
ケ所形成される。スピゴツトボルトはパイプ内径
側からこれら横孔に挿通せしめられパイプ外周に
突出する外端にナツトが螺着せしめられる。ボル
ト頭がパイプ内径側に突出しているとパイプ内径
をクリーニングする際あるいはガス漏洩テストの
際にパイプ内でふくらませるテスト用風船を出し
入れするときに邪魔になる等々の理由により一般
には上記横孔は穴ぐり加工あるいは皿もみ加工さ
れ、ボルト頭がパイプ内径側に突出しないように
している。
本考案はこのような穴ぐり加工あるいは皿もみ
加工をするための穿孔機に関するものである。尚
本考案においては穴ぐり加工あるいは皿もみ加工
等を総称して座ぐり加工と呼ぶことにする。
従来の斯かる座ぐり加工用穿孔機は座ぐり孔深
さを一定にするための装置を具えていないため作
業者の勘に頼らざるを得ず、従つて座ぐり孔深さ
が不十分な場合には再度座ぐり加工をやり直した
りあるいは座ぐり孔深さが深すぎる場合にはボル
ト先端がパイプ外周に突出しすぎたりあるいはそ
の部分のパイプ肉厚が強度的に不十分になるなど
の不都合があつた。
そこで本願出願人は先に座ぐり孔深さを一定に
するための装置を具えた穿孔機を提案したがこの
先行出願に係る座ぐり加工用穿孔機は機械本体を
パイプに取り付けてドリル加工する際の加工基準
面がパイプ内径面を基準としていたためにドリル
深さをパイプ肉厚に応じて調整する必要があつ
た。
本考案はこれとは逆に加工基準面をパイプ外径
面にすることにより異なるパイプ肉厚に対しても
ドリル深さを調整することなく座ぐり加工し得る
ようにしたものである。
以下、図面を参照して説明する。
第1図は上述の先行出願に係る座ぐり加工用穿
孔機の概要を示すものであるがまず初めにこれに
ついて簡単に説明する。
ワークピースたるパイプPの先端に挿着すべき
取付具(本体)3は図示の如く断面コ字状の先端
部を形成する腕3A,3Bを有し、その凹底部3
Cがパイプ先端に当接するまでさし込む。尚第1
図においてパイプPは上面が内径側である。即ち
腕3AがパイプPの外周面側、腕3BがパイプP
の内周面側に夫々位置する。腕3Aにはノブ5を
有するボルト7が螺入せしめられ、該ボルト7を
締め付けることによりボルト先端と腕3Bとの間
でパイプPを締め付ける。ボルト7は座ぐり加工
完了時にドリル10が突入するのを可能ならしめ
るために中空となつている。一方、腕3Bもドリ
ル10の通過を可能ならしめるべく孔を有する。
座ぐりドリル10は座ぐり加工用の特殊電気ドリ
ルモータ11により回転駆動せしめられる。取付
具3はモータ11のハウジングに取付けられるラ
ツク軸13のラツク15に螺合せしめられるピニ
オン17を有し、ピニオン17に固着した外部ハ
ンドルレバー21を回すことによりモータ11を
従つてドリル10を下降させることができる。ド
リル10の送り量、即ち座ぐり深さはアジヤスト
円板23の周上に設けたストツパピン25A,2
5B,25C,25D,…によつて制御される。
ストツパピン25A,25B…は円板23の周面
に等角度おきに配置されかつ円板23の周面から
の高さが夫々相異している。円板23は取付具3
に固着されるストツパ軸29に対して回転自在に
支承され、ストツパピン25A,25B…をラツ
ク軸13の下方に選択的にもたらすことができ
る。その結果ラツク軸13とストツパピンとの間
の距離Dが変化するのでラツク軸13のストロー
クを変化させることができる。こうしてラツク軸
13をストツパピンに当接するまでハンドルレバ
ー21により押し下げることによりドリル10の
送り量、即ちざぐり孔深さhをDに対応した値に
一定とすることができる。
扨て上述の如き構成においてはパイプPの肉厚
tが変化するとざぐり孔深さhを一定にするため
にはストツパピン25A,25B…の位置を変え
てざぐり孔100のざぐり深さ(t−h)をそれ
に応じて変化させなければならない。何となれば
例えばパイプPが図示のものより肉厚が大きくな
るともしストツパピン25Aよりも高さの小さな
ストツパピン25B,25Cあるいは25D等に
変えなければ座ぐりドリル10はパイプPをつつ
きれなくなるであろうしあるいはざぐり孔深さh
が大きくなりすぎスピゴツトボルト(図示せず)
をざぐり孔100に挿入したときにその頭部が座
ぐり孔から突出しなくなるであろうためである。
従つてパイプ肉厚tが異なるとストツパピンを適
当に選択してドリル10の送り量を変化させt−
hを変化させることによりhを一定にするのであ
る。
以上の如くパイプ肉厚に応じて座ぐり深さを調
整する必要があるのは第1図の装置がパイプ内周
面側を加工基準面(腕3Bの下面)としているた
めである。本考案はこれとは逆にパイプ外周面側
を加工基準面とすることにより上述の如き調整作
業を一切不要とすることを目的とするものであ
る。
本考案(第2図〜第4図)に係る穿孔機も第1
図の場合と同様に特殊ドリルモータ11にブラケ
ツト2,4を介して固着されるラツク軸13のラ
ツク15に取付具3のピニオン17を係合させ、
ピニオン17のハンドルレバー21を回転させる
ことによりドリル10の送りを行うようになつて
いる。ピニオン17は取付具3を貫通して延びる
軸18に固着され、ドリルの送りを行う第2作動
部材を形成する。取付具3にはラツク軸13が往
復動可能に延びる中空ノブ51が回転自在に取付
けられる。ノブ51のボアはそのめねじ部55に
螺入されるおねじアジヤストキヤツプ53により
蓋をされる。ラツク軸13の下端には抜け止めキ
ヤツプ57がスクリユー59により固着されラツ
ク軸13がノブ51の中空ボアから抜け出ないよ
うになつている。アジヤストキヤツプ53はスク
リユー59との距離Sを調整するためのものでこ
のSによりラツク軸13のストロークが決定され
る。スクリユー74は押し片75でアジヤストキ
ヤツプ53のねじのゆるみ止めを行つている。ノ
ブ51の外周にはおねじ61が形成され、ここに
上下一対のフレーム部材63A,63Bからなる
枠体が取り付けられる。即ちフレーム部材63B
に形成した内周ねじ65がノブ51の外周ねじ6
1に螺合せしめられる。フレーム部材63A,6
3Bは該両者間に延びるポスト67,67により
一体化される。ノブ51を回すと枠体63A,6
3B,67がねじ61,65のかみ合いにより第
2図において上下方向に往復動する。従つてパイ
プPの先端が取付具3の肩部4に当接するまで取
付具3の支承平面6に沿つてパイプを取付具3内
にさし込んでからノブ51を回せばパイプPは支
承平面6とフレーム部材63Aとの間にしつかり
と締め付け保持される。この意味においてフレー
ム部材63AはパイプPを内周側から保持する押
当部材を形成し、ノブ51はその押当部材を締め
付けるための第1作動部材を形成する。取付具3
に形成される盲孔73,73内にはフレーム部材
63Aとの間に復帰ばね71,71が設けられ、
ノブ51を逆転して取付具3をパイプPから解放
するときにノブ51と取付具3との境接面間に隙
間ができないように常にフレーム部材63A、即
ちノブ51を取付具3に押し付けている。
本考案によれば取付具3に形成される支承平面
6が加工基準面を形成する。即ち加工基準面(正
確には加工基準線)は第1図の場合とは逆にパイ
プ外周面に形成される。支承平面6には加工終了
時にドリル10の進入を可能ならしめるための孔
8が形成される。
本考案によれば上述の如くパイプPの外径側が
加工基準面となつているのでパイプ肉厚tが変化
しても座ぐり孔100の座ぐり孔深さhは常に一
定である。即ち、本考案によればパイプPの肉厚
に応じて座ぐり深さ(t−h)が変化するだけで
ありhは不変である。
尚、アジヤストキヤツプ53はパイプPの肉厚
に応じてその都度Sを調整するためのものではな
く、初めにhを設定するためのものであり従つて
hが一旦設定されればパイプ肉厚が変化してもア
ジヤストキヤツプ53は何ら操作する必要はな
い。従つてhの値がすべてのパイプPについて共
通ならばアジヤストキヤツプ53は本来不要のも
のである。この意味において第1図におけるスト
ツパピン25A,25B,…とは全く別異のもの
である。
第5図は本考案の別の実施例を示すもので第2
図と相異する点だけを簡単に説明する。
第5図においては枠体はフレーム部材63A
(押当部材)のみを有し、このフレーム部材63
Aはノブ51の内周ねじ81に螺合せしめられる
ボルト83に固着される。従つてノブ51を回す
ことによりボルト83が上下動し、フレーム部材
63AはパイプPに押し付けられ支承平面6との
間でパイプPをしつかりと挾持することができ
る。またhを設定するドリル10の送り量はノブ
51の肩部51Aとラツク軸13の下端に取り付
けたアジヤストボルト59との距離Sによつて決
定される。
第5図に示す実施例においても加工基準面はパ
イプPの外周面側に設けられるので第2〜4図に
示す実施例と全く同様の作用をする。
以上の如く本考案によれば加工基準面をパイプ
の外周面側に設けることによりパイプPの肉厚の
変化には関係なく種々のパイプに一定の座ぐり孔
深さを有する座ぐり孔を加工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願出願人の先願に係る座ぐり加工用
穿孔機を示す図解図、第2図は本考案に係る座ぐ
り加工用穿孔機を示す第1図と同様の図、第3図
は第2図の−線断面図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は本考案の別の実施例を示
す第2図と同様の図。 3……取付具、6……加工基準面、10……ド
リル、13……ラツク軸、17……ピニオン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ先端に取付けてパイプ周上に所定の座ぐ
    り横孔を加工するための穿孔機であつて、パイプ
    外周面に押し当てられて加工基準面を形成する支
    承平面を具えた、パイプに取付けるための取付具
    と、該取付具に対しパイプ半径方向に可動に支承
    されかつパイプ内径側から上記支承平面との間で
    パイプを締付挾持する押当部材と、該押当部材を
    取付具に対して相対的にパイプ半径方向に作動せ
    しめる第1の作動部材と、上記取付具に対しパイ
    プ半径方向に可動に支承されかつ回転駆動源に連
    結される座ぐりドリルと、該ドリルをパイプ半径
    方向に送るための第2の作動部材とを有する座ぐ
    り加工用穿孔機。
JP323183U 1983-01-17 1983-01-17 座ぐり加工用穿孔機 Granted JPS59109404U (ja)

Priority Applications (1)

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JP323183U JPS59109404U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 座ぐり加工用穿孔機

Applications Claiming Priority (1)

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JP323183U JPS59109404U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 座ぐり加工用穿孔機

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Publication Number Publication Date
JPS59109404U JPS59109404U (ja) 1984-07-24
JPS646165Y2 true JPS646165Y2 (ja) 1989-02-16

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ID=30134856

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JP323183U Granted JPS59109404U (ja) 1983-01-17 1983-01-17 座ぐり加工用穿孔機

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JP6277857B2 (ja) * 2014-05-19 2018-02-14 株式会社Ihi 切削加工装置及び切削加工方法

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JPS59109404U (ja) 1984-07-24

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