JP7235937B1 - ドローチューブ駆動機構、主軸ユニット、および、工作機械 - Google Patents

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    • B23Q1/70Stationary or movable members for carrying working-spindles for attachment of tools or work

Abstract

ドローチューブ駆動機構は、回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体に対して、第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、第1ピンと、第2ピンと、第3ピンと、第4ピンと、第1ピンを介して移動体に接続される第1リンクと、第2ピンを介して第1リンクに接続され、第4ピンを介して支持体に接続される第2リンクと、第3ピンを介して第1リンクに接続され、移動体から第1リンクを介して受ける力をドローチューブに伝達する第3リンクと、を具備する。第1ピン、第2ピン、および、第3ピンは、第1方向および第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置される。第1ピンと第2ピンとの間の距離、および、第2ピンと第3ピンとの間の距離の各々は、第2ピンと第4ピンとの間の距離と実質的に等しい。

Description

本発明は、ドローチューブ駆動機構、主軸ユニット、および、工作機械に関する。
チャック開閉等のためにドローチューブを移動させる技術が知られている。
関連する技術として、特許文献1には、NC旋盤の主軸台のコレットチャック開閉装置が開示されている。特許文献1に記載のコレットチャック開閉装置は、チューブと、チューブに固定されたスリーブと、スリーブの外周面に配置されたクランパと、略リング状のリンクと、リンクの中央部に設けられクランパに遊嵌されたシフターと、を有する。特許文献1に記載のコレットチャック開閉装置では、略リング状のリンクをピンまわりに傾動させることにより、チューブを前進、後退させることができる。
特開2006-110639号公報
本発明の目的は、回転体の回転時における振動、騒音、および、熱の発生を抑制可能なドローチューブ駆動機構、主軸ユニット、および、工作機械を提供することである。
いくつかの実施形態におけるドローチューブ駆動機構は、回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、第1ピンと、第2ピンと、第3ピンと、第4ピンと、前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと、を具備する。前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在する。前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置される。前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい。
いくつかの実施形態における主軸ユニットは、保持対象物を保持する回転体と、前記回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体と、前記回転体を前記第1軸まわりに回転させる回転駆動装置と、前記支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、第1ピンと、第2ピンと、第3ピンと、第4ピンと、前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと、を具備する。前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在する。前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置される。前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい。
いくつかの実施形態における工作機械は、ワーク保持装置と、工具を保持する加工ヘッドと、前記加工ヘッドを移動させる加工ヘッド駆動装置と、を具備する。前記ワーク保持装置は、ワークを保持する回転シャフトと、前記回転シャフトを第1軸まわりに回転可能に支持する支持体と、前記回転シャフトを前記第1軸まわりに回転させる回転駆動装置と、前記支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、第1ピンと、第2ピンと、第3ピンと、第4ピンと、前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと、を備える。前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在する。前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置される。前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい。
本発明により、回転体の回転時における振動、騒音、および、熱の発生を抑制可能なドローチューブ駆動機構、主軸ユニット、および、工作機械を提供することができる。
図1は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図2は、第1の実施形態における主軸ユニットの一部分を模式的に示す概略断面図である。 図3は、第1の実施形態における主軸ユニットの一部分を模式的に示す概略断面図である。 図4は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略正面図である。 図5は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略正面図である。 図6は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略背面図である。 図7は、第1の実施形態における主軸ユニットを模式的に示す概略正面図である。 図8は、第1の実施形態における主軸ユニットを模式的に示す概略平面図である。 図9は、第1の実施形態における主軸ユニットを模式的に示す概略側面図である。 図10は、図1におけるD-D矢視断面図である。 図11は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図12は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図13は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図14は、第1の実施形態における主軸ユニットを模式的に示す概略側面図である。 図15は、第1の実施形態における主軸ユニットを模式的に示す概略側面図である。 図16は、第1の実施形態の第1変形例における主軸ユニットの一部分を模式的に示す概略断面図である。 図17は、第1の実施形態の第1変形例における主軸ユニットの一部分を模式的に示す概略断面図である。 図18は、第1の実施形態の第2変形例における主軸ユニットの一部分を模式的に示す概略断面図である。 図19は、第1の実施形態の第3変形例における主軸ユニットの一部分を模式的に示す概略正面図である。 図20は、第2の実施形態における工作機械を模式的に示す概略正面図である。 図21は、第2の実施形態における工作機械を模式的に示す概略側面図である。 図22は、第2の実施形態の変形例における工作機械を模式的に示す概略平面図である。
以下、図面を参照して、実施形態におけるドローチューブ駆動機構1、主軸ユニット10、および、工作機械100について説明する。なお、以下の実施形態の説明において、同一の機能を有する部位、部材については同一の符号を付し、同一の符号が付された部位、部材についての繰り返しとなる説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1乃至図19を参照して、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1、および、主軸ユニット10について説明する。図1は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1の一部分を模式的に示す概略断面図である。なお、図1は、図10において矢印E-Eで示される面における断面図である。図2および図3は、第1の実施形態における主軸ユニット10の一部分を模式的に示す概略断面図である。図4および図5は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1の一部分を模式的に示す概略正面図である。図6は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1の一部分を模式的に示す概略背面図である。図7は、第1の実施形態における主軸ユニット10を模式的に示す概略正面図である。図8は、第1の実施形態における主軸ユニット10を模式的に示す概略平面図である。図9は、第1の実施形態における主軸ユニット10を模式的に示す概略側面図である。図10は、図1におけるD-D矢視断面図である。図11乃至図13は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1の一部分を模式的に示す概略断面図である。なお、図11は、図1の一部分を拡大した図である。図11は、トグル50の被押圧部52aが拡張状態である様子を示し、図12は、トグル50の被押圧部52aが収縮状態である様子を示す。また、図13は、調整部材91によって支持スリーブ57の位置を調整可能である様子を示す。図14および図15は、第1の実施形態における主軸ユニット10を模式的に示す概略側面図である。なお、図14は、移動体35が操作レバー93によって第2方向DR2に移動される前の状態を示し、図15は、移動体35が操作レバー93によって第2方向DR2に移動された後の状態を示す。図16および図17は、第1の実施形態の第1変形例における主軸ユニット10の一部分を模式的に示す概略断面図である。図18は、第1の実施形態の第2変形例における主軸ユニット10の一部分を模式的に示す概略断面図である。図19は、第1の実施形態の第3変形例における主軸ユニット10の一部分を模式的に示す概略正面図である。なお、図19において、第3リンク46の内部の構造、および、駆動装置31の内部の構造を把握し易くするために、主軸ユニット10の一部が切り欠かれている。
図2に例示されるように、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1は、ドローチューブ2と、駆動装置31と、第1ピンP1、第2ピンP2と、第3ピンP3と、第4ピンP4と、第1リンク41と、第2リンク44と、第3リンク46と、を備える。
ドローチューブ2は、第1軸AXに平行な第1方向DR1に移動可能である。より具体的には、ドローチューブ2は、回転体6を第1軸AXまわりに回転可能に支持する支持体75に対して、第1軸AXに平行な第1方向DR1に移動可能である。
なお、部品の製造時に、製造誤差が生じ得る。また、互いに相対移動する2つの部材間には、クリアランスが存在する。よって、本明細書において、多少の誤差は許容されるものとする。例えば、本明細書において、「平行」、「垂直」には、それぞれ、実質的な平行、実質的な垂直が包含される。
駆動装置31は、第1方向DR1に垂直な第2方向DR2に移動体35を移動させる。
第1リンク41は、第1ピンP1を介して移動体35に接続される。第1リンク41は、第1ピンP1の中心軸まわりに、移動体35に対して傾動可能である。
第2リンク44は、第2ピンP2を介して第1リンク41に接続される。また、第2リンク44は、第4ピンP4を介して支持体75に接続される。第2リンク44は、第2ピンP2の中心軸まわりに、第1リンク41に対して傾動可能である。また、第2リンク44は、第4ピンP4の中心軸まわりに、支持体75に対して傾動可能である。
第3リンク46は、第3ピンP3を介して第1リンク41に接続される。第3リンク46は、移動体35から第1リンク41を介して受ける力をドローチューブ2に伝達する。第1リンク41は、第3ピンP3の中心軸まわりに、第3リンク46に対して傾動可能である。
図2に記載の例において、移動体35が第2方向DR2に移動するとき、第1リンク41は、第1ピンP1の中心軸まわりに第1回転方向R1に傾動し、第2リンク44は、第4ピンP4の中心軸まわりに傾動する。また、第1リンク41が第1ピンP1の中心軸まわりに第1回転方向R1に傾動すると、第3リンク46は、第1軸AXに平行な第1方向DR1に移動する(図3を参照。)。他方、図3に記載の例において、移動体35が第2方向DR2とは反対の第5方向DR5に移動するとき、第1リンク41は、第1ピンP1の中心軸まわりに第2回転方向R2に傾動し、第2リンク44は、第4ピンP4の中心軸まわりに傾動する。また、第1リンク41が第1ピンP1の中心軸まわりに第2回転方向R2に傾動すると、第3リンク46は、第1方向DR1とは反対の第4方向DR4に移動する(図2を参照。)。
図4および図5を参照して、第3リンク46が、第1方向DR1(または、第4方向DR4)に移動するメカニズムについて、より詳細に説明する。
図4に記載の例において、第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、および、第4ピンP4の各々は、第1方向DR1および第2方向DR2の両方に垂直な第3方向DR3に沿って延在している。第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、および、第4ピンP4は、第3方向DR3に沿って配置された互いに平行な複数のピンである。
第1ピンP1、第2ピンP2、および、第3ピンP3は、第3方向DR3に沿う方向にみて、一直線上に配置されている。図4に記載の例では、第1ピンP1、第2ピンP2、および、第3ピンP3は、第3方向DR3に沿う方向にみて、完全に1つの直線SL上に配置されている。なお、3つのピンを一直線上に配置する意図で部品の製造が行われる場合でも、製造誤差、あるいは、ピンとリンクとの間のクリアランスに起因して多少のずれが生じることがあり得る。よって、第1の実施形態において、第1リンク41、第2リンク44、および、第3リンク46の円滑な動きが妨げられない限りにおいて、第1ピンP1、第2ピンP2、および、第3ピンP3は、第3方向DR3に沿う方向にみて、実質的に1つの直線SL上にあればよい。
図4に記載の例において、第1ピンP1は、第1リンク41の第1端部411に配置され、第3ピンP3は、第1リンク41の第2端部412に配置されている。また、第2ピンP2は、第1ピンP1と第3ピンP3との間に配置されている。
図4に記載の例において、第2ピンP2は、第2リンク44の第1端部441に配置され、第4ピンP4は、第2リンク44の第2端部442に配置されている。
図4に例示されるように、第1ピンP1と第2ピンP2との間の距離L1(より具体的には、第1ピンP1の中心軸と第2ピンP2の中心軸との間の距離)は、第2ピンP2と第4ピンP4との間の距離L3(より具体的には、第2ピンP2の中心軸と第4ピンP4の中心軸との間の距離)と等しい。なお、距離L1と距離L3とを等しくする意図で部品の製造が行われる場合でも、製造誤差、あるいは、ピンとリンクとの間のクリアランスに起因して多少のずれが生じることがあり得る。よって、第1の実施形態において、第1リンク41、第2リンク44、および、第3リンク46の円滑な動きが妨げられない限りにおいて、距離L1と距離L3とは、実質的に等しければよい。
図4に例示されるように、第2ピンP2と第3ピンP3との間の距離L2(より具体的には、第2ピンP2の中心軸と第3ピンP3の中心軸との間の距離)は、第2ピンP2と第4ピンP4との間の距離L3(より具体的には、第2ピンP2の中心軸と第4ピンP4の中心軸との間の距離)と等しい。なお、距離L2と距離L3とを等しくする意図で部品の製造が行われる場合でも、製造誤差、あるいは、ピンとリンクとの間のクリアランスに起因して多少のずれが生じることがあり得る。よって、第1の実施形態において、第1リンク41、第2リンク44、および、第3リンク46の円滑な動きが妨げられない限りにおいて、距離L2と距離L3とは、実質的に等しければよい。
第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、第4ピンP4、第1リンク41、第2リンク44、第3リンク46間において上述の幾何学的関係が満たされているため、第1ピンP1が第2方向DR2に移動するとき、第3ピンP3および第3リンク46は、第2方向DR2に垂直な第1方向DR1に移動するように構成される(図5を参照。)。また、第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、第4ピンP4、第1リンク41、第2リンク44、第3リンク46間において上述の幾何学的関係が満たされているため、第1ピンP1が第5方向DR5に移動するとき、第3ピンP3および第3リンク46は、第5方向DR5に垂直な第4方向DR4に移動するように構成される(図4を参照。)。
より具体的には、第1ピンP1、第2ピンP2、および、第4ピンP4を頂点とする三角形は、第1ピンP1および第2ピンP2の位置に関わらず、第2ピンP2を頂点とする第1の二等辺三角形T1である。また、第2ピンP2、第3ピンP3、および、第4ピンP4を頂点とする三角形は、第2ピンP2および第3ピンP3の位置に関わらず、第2ピンP2を頂点とする第2の二等辺三角形T2である。更に、第1ピンP1、第2ピンP2、および、第3ピンP3は、一直線上に配置されている。以上のことから、第1の二等辺三角形T1の1つの底角の値と、第2の二等辺三角形T2の1つの底角の値との合計値αは、常に、90度となる。こうして、第1ピンP1が第2方向DR2に移動するとき、第3ピンP3および第3リンク46は、第2方向DR2に垂直な第1方向DR1に移動することが保証される。また、第1ピンP1が第5方向DR5に移動するとき、第3ピンP3および第3リンク46は、第5方向DR5に垂直な第4方向DR4に移動することが保証される。
図4に記載の例では、第1ピンP1が第2方向DR2に移動するとき、第3ピンP3から第3リンク46には、第1方向DR1への力以外の力が実質的に作用しない。また、第1ピンP1が第2方向DR2に移動するとき、第3ピンP3から第3リンク46には、第3リンク46を傾動させるモーメントが実質的に作用しない。このため、第3リンク46が、第1軸AXまわりに傾動することが抑制される。以上のことから、第1の実施形態では、回転体6の回転時に、第3リンク46の傾動に起因して振動、騒音、および、熱が発生することが抑制される。
また、図2および図3に例示されるように、第1の実施形態では、移動体35の第2方向DR2への移動が、第3リンク46の第1方向DR1への移動に変換されるため、駆動装置31の配置の自由度が大きい。よって、設置スペースに制約がある場合において、駆動装置31を含むドローチューブ駆動機構1の全体を当該設置スペース内に配置するのが容易である。
更に、第1の実施形態では、複数のピン(P1、P2、P3、P4)と、複数のリンク(41、44、46)との間の幾何学的な関係によって、第3リンク46の第1方向DR1への移動が実現される。この場合、ピンの各々と複数のリンクの各々との間のクリアランスが過大でない限り、第3リンク46がガタツキにくい。
続いて、第1の実施形態における主軸ユニット10について説明する。
図7に例示されるように、主軸ユニット10は、回転体6と、支持体75と、回転駆動装置77と、ドローチューブ2と、駆動装置31と、第1ピンP1と、第2ピンP2と、第3ピンP3と、第4ピンP4と、第1リンク41と、第2リンク44と、第3リンク46と、を備える。
ドローチューブ2、駆動装置31、第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、第4ピンP4、第1リンク41、第2リンク44、第3リンク46については、説明済みであるため、これらの構成についての繰り返しとなる説明は省略する。
回転体6は、ワーク等の保持対象物を保持する。支持体75は、回転体6を第1軸AXまわりに回転可能に支持する。回転駆動装置77は、回転体6を第1軸AXまわりに回転させる。
図7に記載の例では、回転駆動装置77は、支持体75に配置されるステータ77aと、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)に配置されるロータ77bとを有する。回転駆動装置77は、電磁気的作用によって回転体6を回転させる装置である。代替的に、回転駆動装置77は、伝動ベルト等を用いて回転体6を回転させる装置であってもよい。
回転体6(より具体的には、回転シャフト61)と支持体75との間には、複数の軸受13が配置される。
第1の実施形態における主軸ユニット10は、上述のドローチューブ駆動機構1の各構成要素を備えるため、第1の実施形態における主軸ユニット10は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1と同様の効果を奏する。
(任意付加的な構成)
続いて、図1乃至図19を参照して、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1、および、主軸ユニット10において採用可能な任意付加的な構成について説明する。
(駆動装置31、および、移動体35)
図2に記載の例において、駆動装置31は、移動体35を第2方向DR2に移動させることが可能である。また、図3に記載の例において、駆動装置31は、移動体35を第2方向DR2とは反対の第5方向DR5に移動させることが可能である。
図2に記載の例では、駆動装置31は、移動体35を、第2方向DR2、および/または、第5方向DR5に移動させるシリンダ310である。シリンダ310は、エアシリンダであってもよいし、油圧シリンダであってもよい。図2に記載の例では、駆動装置31は、1つのシリンダ310によって構成されている。代替的に、駆動装置31は、複数のシリンダ310を含んでいてもよい。
駆動装置31(より具体的には、シリンダ310)は、直接的または間接的に、支持体75に固定される。駆動装置31は、支持体75に対して移動不能なように支持体75に固定されることが好ましい。
図2に記載の例では、移動体35は、シリンダ310によって駆動されるピストン36である。ピストン36は、シリンダ310のシリンダ室311内に配置されるピストン本体361と、ピストン本体361と第1ピンP1とを連結する連結体363とを有する。
駆動装置31は、移動体35を、第2方向DR2(および、第5方向DR5)に移動させることが可能な限りにおいて、どのような装置であってもよい。駆動装置31は、モータを含んでいてもよい。例えば、駆動装置31は、モータ、および、当該モータによって駆動されるボールねじを含んでいてもよい。また、移動体35は、ボールねじに螺合するナットを含んでいてもよい。
図2に記載の例では、駆動装置31(より具体的には、シリンダ310)は、ドローチューブ2よりも高い位置に配置されている。この場合、駆動装置31が、ドローチューブ2よりも下方の空間に配置された部材に干渉することがない。例えば、支持体75を水平面に平行な方向に移動させる支持体移動装置が設けられる場合において、駆動装置31が、当該支持体移動装置に干渉しない。
図2に記載の例では、駆動装置31(より具体的には、シリンダ310)は、ドローチューブ2の鉛直上方に配置されている。ドローチューブ2の鉛直上方に駆動装置31が配置される場合、平面視におけるドローチューブ駆動機構1あるいは主軸ユニット10のサイズをコンパクトにすることができる。
図2に記載の例では、第2方向DR2は、鉛直方向に平行である。第2方向DR2が鉛直方向に平行であることは、移動体35の移動ストロークの方向が鉛直方向に平行であることを意味する。この場合、第1軸AXに沿う方向におけるドローチューブ駆動機構1あるいは主軸ユニット10のサイズをコンパクトにすることができる。
図8に例示されるように、本明細書において、第3方向DR3とは反対の方向を第6方向DR6と定義する。また、支持体75の第3方向DR3側の端をとおり、第1軸AXに平行な鉛直面を第1平面PL1と定義し、支持体75の第6方向DR6側の端をとおり、第1軸AXに平行な鉛直面を第2平面PL2と定義する。図8に記載の例では、駆動装置31の全体(より具体的には、シリンダ310の全体)が、第1平面PL1と第2平面PL2との間に配置されている。この場合、第3方向DR3に沿う方向における主軸ユニット10のサイズをコンパクトにすることができる。
図9に記載の例では、移動体35(より具体的には、ピストン36)は、中央部分35Mと、左アーム35Lと、右アーム35Rとを有する。左アーム35Lは、中央部分35Mから左方向に延在する。右アーム35Rは、中央部分35Mから右方向に延在する。なお、本明細書において、「左側」とは、平面視且つ第1方向DR1に沿う方向に見て第1軸AXよりも左側を意味し、「右側」とは、平面視且つ第1方向DR1に沿う方向に見て第1軸AXよりも右側を意味するものとする。
(第1リンク41)
図9に記載の例では、第1リンク41は、左側第1リンク41Lと、右側第1リンク41Rとを含む。第1ピンP1は、左側第1ピンP1-Lと、右側第1ピンP1-Rとを含む。また、第3ピンP3は、左側第3ピンP3-Lと、右側第3ピンP3-Rとを含む。
左側第1リンク41Lは、平面視且つ第1方向DR1に沿う方向にみて、第1軸AXよりも左側に配置される。左側第1リンク41Lの第1端部411Lは、左アーム35Lに対して回動可能なように、左側第1ピンP1-Lを介して左アーム35Lに接続される。左側第1リンク41Lの第2端部412Lは、第3リンク46に対して回動可能なように、左側第3ピンP3-Lを介して第3リンク46に接続される。
右側第1リンク41Rは、平面視且つ第1方向DR1に沿う方向にみて、第1軸AXよりも右側に配置される。右側第1リンク41Rの第1端部411Rは、右アーム35Rに対して回動可能なように、右側第1ピンP1-Rを介して右アーム35Rに接続される。右側第1リンク41Rの第2端部412Rは、第3リンク46に対して回動可能なように、右側第3ピンP3-Rを介して第3リンク46に接続される。
(第2リンク44)
図6に記載の例では、第2リンク44は、左側第2リンク44Lを含む。第2ピンP2は、左側第2ピンP2-Lを含む。また、第4ピンP4は、左側第4ピンP4-Lを含む。
左側第2リンク44Lは、平面視且つ第1方向DR1に沿う方向にみて、第1軸AXよりも左側に配置される。左側第2リンク44Lの第1端部441Lは、左側第1リンク41Lに対して回動可能なように、左側第2ピンP2-Lを介して左側第1リンク41Lに接続される。また、左側第2リンク44Lの第2端部442Lは、支持体75に対して回動可能なように、左側第4ピンP4-Lを介して支持体75に接続される。
図5に記載の例では、第2リンク44は、右側第2リンク44Rを含む。第2ピンP2は、右側第2ピンP2-Rを含む。また、第4ピンP4は、右側第4ピンP4-Rを含む。
右側第2リンク44Rは、平面視且つ第1方向DR1に沿う方向にみて、第1軸AXよりも右側に配置される。右側第2リンク44Rの第1端部441Rは、右側第1リンク41Rに対して回動可能なように、右側第2ピンP2-Rを介して右側第1リンク41Rに接続される。また、右側第2リンク44Rの第2端部442Rは、支持体75に対して回動可能なように、右側第4ピンP4-Rを介して支持体75に接続される。
(第3リンク46)
図2に記載の例では、第3リンク46は、複数の部品のアセンブリによって構成される。第3リンク46は、第1部分47aと、第2部分47bと、第1部分47aと第2部分47bとの間に配置される軸受47cとを有する。
第1部分47aは、第3ピンP3を介して第1リンク41に接続される。
第2部分47bは、第1部分47aによって第1軸AXまわりに回転可能に支持される。第2部分47bは、第1部分47aの内側に配置される環状体である。第1部分47aの内周面と第2部分47bの外周面との間には、軸受47cが配置される。
図3に記載の例において、第2部分47bは、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)とともに第1軸AXまわりに回転する。また、ドローチューブ2は、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)とともに第1軸AXまわりに回転する(図3における矢印R3を参照。)。更に、ドローチューブ2は、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)に対して第1軸AXに平行な方向に相対移動可能である。
図2および図3に記載の例において、第3リンク46が第1方向DR1に移動するとき、第3ピンP3から第3リンク46には、第1方向DR1への力以外の力が実質的に作用せず、また、第3ピンP3から第3リンク46には、第3リンク46を傾動させるモーメントが実質的に作用しない。この場合、第3リンク46の第1方向DR1への移動に起因して、第1部分47a、第2部分47b、および、軸受47cを含む第3リンク46が、第1軸AXに対して傾動しにくい。よって、第3リンク46の第1方向DR1への移動後、回転体6が、ドローチューブ2および第3リンク46の第2部分47bとともに回転するときに、第3リンク46の傾動に起因して振動、騒音、および、熱が発生することが抑制される。
また、図3に記載の例では、複数のピン(P1、P2、P3、P4)と、複数のリンク(41、44、46)との間の幾何学的な関係によって、回転体6の回転時に、第2方向DR2に沿う方向における第3ピンP3の中心軸の位置が維持される。その結果、第3ピンP3および第3リンク46が、第2方向DR2に沿う方向に振動することが防止される。また、第3リンク46の第2部分47bが第1軸AXまわりに回転する際に、当該第2部分47bに調心力が作用する。以上のことから、回転体6の回転時に、振動、騒音、および、熱が発生することがより一層効果的に抑制される。
なお、図3に記載の例では、第2方向DR2に沿う方向における第3ピンP3の中心軸の位置(より具体的には、第3ピンP3の中心軸の高さ)は、第2方向DR2に沿う方向における第1軸AXの位置(より具体的には、第1軸AXの高さ)と一致している。
図9に記載の例では、第3リンク46は、左側第1リンク41Lに接続される左側接続部49Lと、右側第1リンク41Rに接続される右側接続部49Rと、左側接続部49Lと右側接続部49Rとの間に配置される中央部分49Mとを有する。中央部分49Mは、リング形状を有する。換言すれば、中央部分49Mは、貫通孔部49hを有する。ドローチューブ2は、当該貫通孔部49hを横切るように配置されてもよい。
図9に記載の例では、第3リンク46は、左側第1リンク41L(より具体的には、左側第1リンク41Lの第2端部412L)と、右側第1リンク41R(より具体的には、右側第1リンク41Rの第2端部412R)とを連結する。左側第1リンク41Lと右側第1リンク41Rとが、第3リンク46を介して連結される場合、左側第1リンク41Lおよび右側第1リンク41Rの傾動運動が安定化される。
付加的に、左側第1リンク41L(より具体的には、左側第1リンク41Lの第1端部411L)と、右側第1リンク41R(より具体的には、右側第1リンク41Rの第1端部411R)とが、第3リンク46とは別の部材(例えば、移動体35)を介して連結されてもよい。代替的に、左側第1リンク41Lと右側第1リンク41Rとが一体的に形成されていてもよい。これらの場合、左側第1リンク41Lおよび右側第1リンク41Rの傾動運動が更に安定化される。
また、左側第2リンク44Lと右側第2リンク44Rとが連結部材を介して連結されていてもよい。代替的に、左側第2リンク44Lと右側第2リンク44Rとが一体的に形成されていてもよい。これらの場合、左側第2リンク44Lおよび右側第2リンク44Rの傾動運動が安定化される。
(第2部分47b、トグル50、および、支持スリーブ57)
図2に記載の例では、ドローチューブ駆動機構1は、第3リンク46の第2部分47bによって押圧されることにより支点54まわりに回動するトグル50と、トグル50の支点54を支持する支持スリーブ57と、を有する。また、トグル50は、第3リンク46の第2部分47bによって押圧される被押圧部52aと、支点54と、作用点56とを有する。図2に記載の例では、被押圧部52aは、トグル50の端部から第1軸AXから離れる方向に突出する突出部52によって構成されている。
図2に記載の例において、作用点56は、被押圧部52aが第3リンク46の第2部分47bによって押圧されることに応じて、ドローチューブ2を、第1方向DR1とは反対の第4方向DR4に押圧する。
より具体的には、図2に記載の例において、駆動装置31(より具体的には、シリンダ310)が、移動体35を第2方向DR2に移動させると、移動体35に接続された第1リンク41は、第3リンク46を第1方向DR1に移動させる。第3リンク46が第1方向DR1に移動すると、第3リンク46の第2部分47bは、トグル50の被押圧部52aを、第1軸AXに近づく方向に押圧する。その結果、被押圧部52aは、第1軸AXに近づく方向に移動する(図3を参照。)。被押圧部52aが第1軸AXに近づく方向に移動すると、トグル50は支点54まわりに回動し、トグル50の作用点56は第1方向DR1とは反対の第4方向DR4に移動する。第4方向DR4に移動する作用点56は、ドローチューブ2を第4方向DR4に押圧する。こうして、ドローチューブ2が第4方向DR4に移動する。図3に記載の例では、第4方向DR4に移動するドローチューブ2は、付勢部材67の付勢力に抗して、コレットスリーブ66を第4方向DR4に移動させる。その結果、ワークW等の保持対象物がコレット68によって保持される。
図10に記載の例では、ドローチューブ駆動機構1は、第1軸AXまわりに等角度間隔で配置された3個のトグル50を備える。なお、ドローチューブ駆動機構1が備えるトグル50の数が、3個に限定されないことは言うまでもない。
図11に記載の例では、第3リンク46の第2部分47bは、トグル50の被押圧部52aを押圧する押圧面48bを有する。押圧面48bは、第1方向DR1に向かうにつれて内径が拡大する第1押圧面481b(換言すれば、テーパ状押圧面)を有していてもよい。また、押圧面48bは、トグル50の被押圧部52aを収縮状態に維持する第2押圧面482bを有していてもよい。なお、収縮状態とは、被押圧部52aが第1軸AXに相対的に近づいた状態を意味し、拡張状態とは、収縮状態と比較して、被押圧部52aが第1軸AXから相対的に離れた状態を意味するものとする。図11に記載の例では、被押圧部52aが、第1方向DR1に移動する第1押圧面481bによって押圧されることにより、当該被押圧部52aは、第1軸AXに近づく。その結果、被押圧部52aの状態が、拡張状態(図11を参照。)から収縮状態(図12を参照。)に変更される。
図11に記載の例では、トグル50は、第1軸AXに沿って延在する第1アーム51と、第1軸AXから離れる方向に延在する第2アーム53と、第1アーム51と第2アーム53とを連結する連結部55とを有する。
第1アーム51は、支持スリーブ57のフランジ58に形成された溝58vを通過するように配置されている。また、第1アーム51の端部には、被押圧部52aが配置されている。
第2アーム53には、支点54が配置されている。また、連結部55には、作用点56が配置されている。
図11に記載の例では、支持スリーブ57は、トグル50が支点54まわりに回動可能なように、トグル50の支点54を支持する。支持スリーブ57は、トグル50の支点54を支持するフランジ58と、第1軸AXに沿って延在するスリーブ部59とを有する。図11に記載の例では、支持スリーブ57(より具体的には、スリーブ部59)は、調整部材91に接触する端部59aを有する。
(調整部材91)
図13に記載の例では、ドローチューブ駆動機構1は、第1軸AXに沿う方向における、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)に対する支持スリーブ57の相対位置を調整する調整部材91を備える。図13に記載の例では、調整部材91は、回転体6の端部(より具体的には、回転シャフト61の第1方向DR1側の端部)に螺合するナット91aを含む。
図13に記載の例において、調整部材91が第4方向DR4に移動すると、調整部材91によって押圧される支持スリーブ57が第4方向DR4に移動する。支持スリーブ57が第4方向DR4に移動すると、フランジ58に押圧されるトグル50の全体が第4方向DR4に移動する。
図2に記載の例において、支持スリーブ57の第1軸AXに沿う方向における位置が調整されることにより、保持体65から保持対象物に作用する保持力を調整することができる。
図2に記載の例では、第3リンク46の位置が維持された状態において、調整部材91は、第1軸AXに沿う方向における、第3リンク46に対する支持スリーブ57の相対位置を調整可能である。調整部材91の位置が調整された後、移動体35が第2方向DR2に移動されることにより、保持体65から保持対象物(例えば、ワークW)に作用する保持力の程度を確認することができる。移動体35は、手動で、第2方向DR2に移動可能なように構成されることが好ましい。この場合、オペレータは、上述の保持力の程度を速やかに確認することができる。
(操作レバー93)
図14に記載の例では、ドローチューブ駆動機構1は、移動体35を操作する操作レバー93を備える。操作レバー93は、移動体35を第2方向DR2に移動させることができ、移動体を第2方向DR2とは反対の第5方向DR5に移動させることができる。操作レバー93は、移動体35および支持体75の両方に着脱可能である。
図14に記載の例では、操作レバー93は、オペレータによって操作される操作部931と、移動体35に係合可能な第1係合部933と、支持体75に係合可能な第2係合部935とを備える。
図14に記載の例では、移動体35は、第1の係合突起358を備え、支持体75は、第2の係合突起758を備える。また、操作レバー93の第1係合部933は、第1の係合突起358に係合可能な第1係合溝933vを含み、第2係合部935は、第2の係合突起758に係合可能な第2係合溝935vを含む。図14に記載の例では、第2の係合突起758は、第1の係合突起358よりも低い位置に配置され、第1の係合突起358よりも第3方向DR3側に配置されている。
図14に記載の例では、第1係合部933が第1の係合突起358に係合し、第2係合部935が第2の係合突起758に係合した状態で、操作部931が、第2の係合突起758まわりに、第1操作方向MR1に操作されることにより、移動体35が第2方向DR2に移動する。こうして、手動で、ドローチューブ2を第1方向DR1に移動させることができる。図14に記載の例では、第1操作方向MR1は、下方向である。この場合、オペレータは、操作部931に力を加えやすい。特に、ドローチューブ2を第1方向DR1に移動させることにより、ワークW等の保持対象物に保持力が付加されるように構成される場合、操作部931には相対的に大きな力が付与される必要がある。第1操作方向MR1が下方向である場合、オペレータは、操作部931に、相対的に大きな力を付与し易い。
図15に記載の例では、第1係合部933が第1の係合突起358に係合し、第2係合部935が第2の係合突起758に係合した状態で、操作部931が、第2の係合突起758まわりに、第1操作方向MR1とは反対の第2操作方向MR2に操作されることにより、移動体35が第5方向DR5に移動する。こうして、手動で、ドローチューブ2を第4方向DR4に移動させることができる。図15に記載の例では、第2操作方向MR2は、上方向である。
(ドローチューブ2)
ドローチューブ2は、第1方向DR1に移動可能であり、第1方向DR1とは反対の第4方向DR4に移動可能である。図1に記載の例では、ドローチューブ2は、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)の内側に配置されている。また、ドローチューブ2は、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)と同軸である。
図1に記載の例では、ドローチューブ2の先端部2aおよび後端部2bの各々は、回転体6(より具体的には、回転シャフト61)の内側に配置されている。また、ドローチューブ2の一部は、複数のトグル50によって囲まれている。
図1に記載の例では、ドローチューブ2が、トグル50の作用点56によって第4方向DR4に押圧されるとドローチューブ2は、第4方向DR4に移動する。他方、図3に記載の例において、トグル50の作用点56が第1方向DR1に移動すると、付勢部材67の付勢力によって、ドローチューブ2は、第1方向DR1に移動する。
図1に例示されるように、ドローチューブ2は、作用点56によって第4方向DR4に押圧されるフランジ21を有していてもよい。また、ドローチューブ2は、保持体65(例えば、コレットスリーブ66)を押圧する押圧面2sを有していてもよい。
(回転体6)
図2に記載の例では、主軸ユニット10の回転体6は、回転駆動装置77(必要であれば、図7を参照。)の駆動力によって、支持体75に対して第1軸AXまわりに相対回転される。
回転体6は、回転駆動装置77によって第1軸AXまわりに回転される回転シャフト61と、回転シャフト61の内側に配置された保持体65とを有していてもよい。回転シャフト61は、第1軸AXに沿って延在する。保持体65は、ワークW等の保持対象物を保持する。
保持体65は、ドローチューブ2(より具体的には、ドローチューブ2の押圧面2s)から受ける押圧力を、ワークW等の保持対象物を保持する保持力に変換する。
図1に記載の例では、保持体65は、コレットチャックである。保持体65は、コレットスリーブ66と、コレット68とを含む。付加的に、保持体65は、付勢部材67を含んでいてもよい。
コレットスリーブ66は、ドローチューブ2によって第4方向DR4に押圧される。コレット68は、コレットスリーブ66の内側に配置される。コレット68は、保持対象物(例えば、ワークW)を保持する保持面68sを有する。
図1に記載の例では、コレットスリーブ66がドローチューブ2によって第4方向DR4に押圧されると、コレットスリーブ66は、第4方向DR4に移動する。コレットスリーブ66の内面は、第1方向DR1に向かうにつれて第1軸AXに近づく第1傾斜面66cを有し、コレット68の外面は、第1方向DR1に向かうにつれて第1軸AXに近づく第2傾斜面68cを有する。よって、コレットスリーブ66が第4方向DR4に移動すると、コレットスリーブ66の第1傾斜面66cは、コレット68の第2傾斜面68cを第1軸AXに向かう方向に押圧する。こうして、コレット68の内側に配置されたワークW等の保持対象物が、コレット68を介して、コレットスリーブ66によって保持される。
図1に記載の例では、回転体6(より具体的には、回転体6の保持体65)は、付勢部材67を有する。付勢部材67は、コレットスリーブ66を第1方向DR1に付勢する。付勢部材67は、例えば、ばね部材である。図1に記載の例では、付勢部材67は、コレット68とコレットスリーブ66との間に配置されている。
図3に記載の例において、駆動装置31(より具体的には、シリンダ310)が、移動体35を第2方向DR2とは反対の第5方向DR5に移動させると、移動体35に接続された第1リンク41は、第3リンク46を第1方向DR1とは反対の第4方向DR4に移動させる。第3リンク46が第4方向DR4に移動すると、第3リンク46の第2部分47bの押圧面48bは、トグル50の被押圧部52aから離れる方向に移動し、被押圧部52aは第1軸AXから離れる方向に移動する。被押圧部52aが第1軸AXから離れる方向に移動すると、トグル50は支点54まわりに回動し、トグル50の作用点56は第1方向DR1に移動する。トグル50の作用点56が第1方向DR1に移動すると、付勢部材67の付勢力によって、コレットスリーブ66およびドローチューブ2は、第1方向DR1に移動する。こうして、ワークW等の保持対象物がコレット68から受ける保持力が解除される。
(保持体65の第1変形例)
図16に記載の例では、保持体65は、ハイドロチャックである。保持体65は、保持対象物(例えば、ワークW)に保持力を付加する第1ダイアフラム691と、液体で満たされる空間692と、被押圧部695とを有する。被押圧部695は、第2ダイアフラム695aであってもよいし、ピストンであってもよい。
図16に記載の例では、駆動装置31が移動体35を第2方向DR2に移動させると、第3リンク46は、移動体35から第1リンク41を介して受ける力をドローチューブ2に伝達する。その結果、ドローチューブ2が第4方向DR4に移動する。
より具体的には、駆動装置31(例えば、シリンダ310)が、移動体35を第2方向DR2に移動させると、移動体35に接続された第1リンク41は、第3リンク46を第1方向DR1に移動させる。第3リンク46が第1方向DR1に移動すると、第3リンク46の押圧面48bは、トグル50の被押圧部52aを、第1軸AXに近づく方向に押圧する。その結果、被押圧部52aは、第1軸AXに近づく方向に移動する(図17を参照。)。被押圧部52aが第1軸AXに近づく方向に移動すると、トグル50は支点54まわりに回動し、トグル50の作用点56は第4方向DR4に移動する。第4方向DR4に移動する作用点56は、ドローチューブ2を第4方向DR4に押圧する。こうして、ドローチューブ2が第4方向DR4に移動する。
第4方向DR4に移動するドローチューブ2は、被押圧部695(例えば、第2ダイアフラム695a)を押圧する。被押圧部695(例えば、第2ダイアフラム695a)が、ドローチューブ2によって押圧されると、空間692内の圧力を増加する。その結果、第1ダイアフラム691が保持対象物に向かって膨張し、保持対象物が第1ダイアフラム691によって保持される。
図17に記載の例において、駆動装置31(より具体的には、シリンダ310)が、移動体35を第2方向DR2とは反対の第5方向DR5に移動させると、移動体35に接続された第1リンク41は、第3リンク46を第1方向DR1とは反対の第4方向DR4に移動させる。第3リンク46が第4方向DR4に移動すると、第3リンク46の押圧面48bは、トグル50の被押圧部52aから離れる方向に移動し、被押圧部52aは第1軸AXから離れる方向に移動する。被押圧部52aが第1軸AXから離れる方向に移動すると、トグル50は支点54まわりに回動し、トグル50の作用点56は第1方向DR1に移動する。トグル50の作用点56が第1方向DR1に移動すると、第1ダイアフラム691の形状が元の形状に戻る。その結果、第1ダイアフラム691による保持対象物の保持が解除される。
(ドローチューブ2の移動方向)
図2あるいは図16に記載の例では、第3リンク46が第1方向DR1に移動するとき、トグル50の被押圧部52aが、第3リンク46の押圧面48bによって押圧される。また、被押圧部52aが、押圧面48bによって押圧されることに応じて、トグル50の作用点56が、ドローチューブ2を第4方向DR4に押圧する。その結果、ドローチューブ2が第4方向DR4に移動する。
代替的に、図18に例示されるように、第3リンク46が第1方向DR1に移動するとき、ドローチューブ2が第1方向DR1に移動するように構成されてもよい。図18に記載の例では、第3リンク46が第1方向DR1に移動するとき、トグル50の被押圧部52aが、第3リンク46の押圧面48bによって押圧される。また、被押圧部52aが、押圧面48bによって押圧されることに応じて、トグル50の作用点56が、ドローチューブ2を、第1方向DR1に押圧する。その結果、ドローチューブ2が第1方向DR1に移動する。また、ドローチューブ2が第1方向DR1に移動することにより、保持体65は、保持対象物(例えば、ワークW)を保持する。より具体的には、ドローチューブ2およびコレット68が第1方向DR1に移動することにより、コレット68は、保持対象物(例えば、ワークW)を保持する。
図2、図16、図18に記載の例では、第3リンク46は、トグル50を介して、ドローチューブ2に力を伝達する。代替的に、図19に例示されるように、トグル50は省略されてもよい。
図2、図16、図18、図19に記載の例では、保持体65によって保持される保持対象物は、加工対象物であるワークWである。代替的に、保持体65によって保持される保持対象物は、工具(例えば、ワークを加工する工具、あるいは、任意の物理量の計測する計測工具)であってもよい。
(第2の実施形態)
図1乃至図22を参照して、第2の実施形態における工作機械100について説明する。図20は、第2の実施形態における工作機械100を模式的に示す概略正面図である。図21は、第2の実施形態における工作機械100を模式的に示す概略側面図である。図22は、第2の実施形態の変形例における工作機械100を模式的に示す概略平面図である。
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。他方、第2の実施形態では、第1の実施形態で説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。したがって、第2の実施形態において、明示的に説明をしなかったとしても、第1の実施形態において説明済みの事項を第2の実施形態に適用できることは言うまでもない。
図20に例示されるように、第2の実施形態における工作機械100は、ワーク保持装置10Aと、工具101を保持する加工ヘッド102と、加工ヘッド102を移動させる加工ヘッド駆動装置104と、を具備する。加工ヘッド駆動装置104は、加工ヘッド102を、第1軸AXに近づく方向(あるいは、第1軸AXから遠ざかる方向)に移動させることが可能である。加工ヘッド駆動装置104は、加工ヘッド102を、三次元的に移動させることが可能な装置であってもよい。
ワーク保持装置10Aは、(1)ワークWを保持する回転シャフト61と、(2)回転シャフト61を第1軸AXまわりに回転可能に支持する支持体75と、(3)回転シャフト61を第1軸AXまわりに回転させる回転駆動装置77と、を備える。
また、図20に例示されるように、ワーク保持装置10Aは、(4)支持体75に対して、第1軸AXに実質的に平行な第1方向DR1に移動可能なドローチューブ2と、(5)第1方向DR1に実質的に垂直な第2方向DR2に移動体35を移動させる駆動装置31と、(6)第1ピンP1と、(7)第2ピンP2と、(8)第3ピンP3と、(9)第4ピンP4と、(10)第1ピンP1を介して移動体35に接続される第1リンク41と、(11)第2ピンP2を介して第1リンク41に接続され、第4ピンP4を介して支持体75に接続される第2リンク44と、(12)第3ピンP3を介して第1リンク41に接続され、移動体35から第1リンク41を介して受ける力をドローチューブ2に伝達する第3リンク46と、を備える。(13)第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、および、第4ピンP4の各々は、第1方向DR1および第2方向DR2の両方に実質的に垂直な第3方向DR3に沿って延在する。(14)第1ピンP1、第2ピンP2、および、第3ピンP3は、第3方向DR3に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置される。図4に例示されるように、(15)第1ピンP1と第2ピンP2との間の距離L1、および、第2ピンP2と第3ピンP3との間の距離L2の各々は、第2ピンP2と第4ピンP4との間の距離L3と実質的に等しい。
回転シャフト61、支持体75、回転駆動装置77、ドローチューブ2、駆動装置31、第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、第4ピンP4、第1リンク41、第2リンク44、第3リンク46については、第1の実施形態において説明済みである。よって、これらの構成についての繰り返しとなる説明は省略する。
第2の実施形態における工作機械100は、第1の実施形態におけるドローチューブ駆動機構1と同様の効果を奏する。
(任意付加的な構成)
続いて、図1乃至図22を参照して、第2の実施形態における工作機械100において採用可能な任意付加的な構成について説明する。
(支持体移動装置80)
図20に記載の例では、工作機械100は、支持体移動装置80を備える。支持体移動装置80は、支持体75を、水平面に平行な方向に移動させる。支持体移動装置80は、支持体75をガイドするガイドレール81と、支持体75をガイドレール81に沿って移動させるモータ82とを有していてもよい。
(ベース105、および、カバー107)
図20に記載の例では、工作機械100は、ベース105と、支持体75の移動に伴って伸縮する多段のカバー107(より具体的には、テレスコピックカバー)とを有する。ベース105は、ガイドレール81を介して支持体75を支持する。カバー107は、支持体75を支持するベース105と支持体75との間に、ワークWから生じる切屑、塵埃等が進入することを防止する。カバー107の第1端部107aは、例えば、支持体75を支持するベース105に接続され、カバー107の第2端部107bは、例えば、支持体75に接続される。
図20および図21に記載の例では、第3リンク46の鉛直下方に、カバー107が配置され、第3リンク46よりも上方に駆動装置31が配置されている。よって、駆動装置31とカバー107とが干渉することがない。また、駆動装置31が第3リンク46よりも上方に配置されているため、カバー107を配置する空間の確保が容易である。換言すれば、第3リンク46よりも下方の空間を利用して、カバー107を配置することができる。
図20に記載の例では、正面視で、駆動装置31と、回転シャフト61と、カバー107とが一直線上に配置されている。また、図21に記載の例では、側面視で、駆動装置31と、回転シャフト61およびドローチューブ2と、カバー107とが一直線上に配置されている。
(第2カバー108)
図20に例示されるように、工作機械100は、支持体75の少なくとも一部と、駆動装置31の全体とを覆う第2カバー108を有していてもよい。
(ドア109)
図22に記載の例では、工作機械100は、オペレータOPがワーク保持装置10Aにアクセスすることを許容するドア109を有する。図22に記載の例では、ドア109を介して、オペレータOPがワーク保持装置10Aにアクセスするのが容易である。
より具体的には、図21に記載の例では、駆動装置31の全体(より具体的には、シリンダ310の全体)が、第1平面PL1と第2平面PL2との間に配置されているため、ワーク保持装置10Aをドア109から近い位置に配置することができる。その結果、ドア109を介して、オペレータOPがワーク保持装置10Aにアクセスするのが容易である。
図22に記載の例では、工作機械100は、ワーク保持装置10Aに加え、第2のワーク保持装置10Bを有する。第2のワーク保持装置10Bは、ワーク保持装置10Aと比較して、ドア109から遠い位置に配置されている。
第2のワーク保持装置10Bは、ワーク保持装置10Aと同様の構成を有する。例えば、第2のワーク保持装置10Bは、(1)第2ワークを保持する第2回転シャフト61Bと、(2)第2回転シャフト61Bを第1軸AXに平行な第2軸AX2まわりに回転可能に支持する第2支持体75Bと、(3)第2回転シャフト61Bを第2軸AX2まわりに回転させる第2回転駆動装置77Bと、(4)第2支持体75Bに対して、第1方向DR1に移動可能な第2ドローチューブ2Bと、(5)第2方向DR2に第2移動体35Bを移動させることにより複数のリンク4Bを介して第2ドローチューブ2Bに力を伝達する第2駆動装置31B(より具体的には、第2シリンダ310B)と、を備える。
本明細書において、第2支持体75Bの第3方向DR3側の端をとおり、第2軸AX2に平行な鉛直面を第3平面PL3と定義し、第2支持体75Bの第6方向DR6側の端をとおり、第2軸AX2に平行な鉛直面を第4平面PL4と定義する。図22に記載の例では、第2駆動装置31Bの全体(より具体的には、第2シリンダ310Bの全体)が、第3平面PL3と第4平面PL4との間に配置されている。よって、第3方向DR3に沿う方向における第2のワーク保持装置10Bのサイズがコンパクトである。このため、第2のワーク保持装置10Bとドア109との間の距離が過大にならない。よって、ドア109を介して、オペレータOPが第2のワーク保持装置10Bにアクセスするのが容易である。
本発明は上記各実施形態または各変形例に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態または各変形例は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、各実施形態または各変形例で用いられる種々の技術は、技術的矛盾が生じない限り、他の実施形態または他の変形例にも適用可能である。さらに、各実施形態または各変形例における任意付加的な構成は、適宜省略可能である。
1…ドローチューブ駆動機構、2…ドローチューブ、2B…第2ドローチューブ、2a…ドローチューブの先端部、2b…ドローチューブの後端部、2s…押圧面、4B…リンク、6…回転体、10…主軸ユニット、10A…ワーク保持装置、10B…第2のワーク保持装置、13…軸受、21…フランジ、31…駆動装置、31B…第2駆動装置、35…移動体、35B…第2移動体、35L…左アーム、35M…第2移動体の中央部分、35R…右アーム、36…ピストン、41…第1リンク、41L…左側第1リンク、41R…右側第1リンク、44…第2リンク、44L…左側第2リンク、44R…右側第2リンク、46…第3リンク、47a…第3リンクの第1部分、47b…第3リンクの第2部分、47c…軸受、48b…押圧面、49L…左側接続部、49M…第3リンクの中央部分、49R…右側接続部、49h…貫通孔部、50…トグル、51…第1アーム、52…突出部、52a…被押圧部、53…第2アーム、54…支点、55…連結部、56…作用点、57…支持スリーブ、58…フランジ、58v…溝、59…スリーブ部、59a…支持スリーブの端部、61…回転シャフト、61B…第2回転シャフト、65…保持体、66…コレットスリーブ、66c…第1傾斜面、67…付勢部材、68…コレット、68c…第2傾斜面、68s…保持面、75…支持体、75B…第2支持体、77…回転駆動装置、77B…第2回転駆動装置、77a…ステータ、77b…ロータ、80…支持体移動装置、81…ガイドレール、82…モータ、91…調整部材、91a…ナット、93…操作レバー、100…工作機械、101…工具、102…加工ヘッド、104…加工ヘッド駆動装置、105…ベース、107…カバー、107a…カバーの第1端部、107b…カバーの第2端部、108…第2カバー、109…ドア、310…シリンダ、310B…第2シリンダ、311…シリンダ室、358…第1の係合突起、361…ピストン本体、363…連結体、411、411L、411R…第1リンクの第1端部、412、412L、412L…第1リンクの第2端部、441、441L、441R…第2リンクの第1端部、442、442L、442R…第2リンクの第2端部、481b…第1押圧面、482b…第2押圧面、691…第1ダイアフラム、692…液体で満たされる空間、695…被押圧部、695a…第2ダイアフラム、758…第2の係合突起、931…操作部、933…第1係合部、933v…第1係合溝、935…第2係合部、935v…第2係合溝、AX…第1軸、AX2…第2軸、OP…オペレータ、P1…第1ピン、P1-L…左側第1ピン、P1-R…右側第1ピン、P2…第2ピン、P2-L…左側第2ピン、P2-R…右側第2ピン、P3…第3ピン、P3-L…左側第3ピン、P3-R…右側第3ピン、P4…第4ピン、P4-L…左側第4ピン、P4-R…右側第4ピン、W…ワーク

Claims (15)

  1. 回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、
    前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、
    第1ピンと、
    第2ピンと、
    第3ピンと、
    第4ピンと、
    前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、
    前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと
    を具備し、
    前記第3リンクは、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続される第1部分と、
    前記第1部分によって前記第1軸まわりに回転可能に支持され、前記回転体とともに回転する第2部分と、
    前記第1部分と前記第2部分との間に配置される軸受と
    を有し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置され、
    前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい
    ドローチューブ駆動機構。
  2. 記ドローチューブは、前記回転体とともに前記第1軸まわりに回転し、前記回転体に対して前記第1軸に平行な方向に相対移動可能である
    請求項1に記載のドローチューブ駆動機構。
  3. 前記第2部分によって押圧されることにより支点まわりに回動するトグルを更に具備し、
    前記トグルは、
    前記第2部分によって押圧される被押圧部と、
    前記支点と、
    前記被押圧部が押圧されることに応じて、前記ドローチューブを、前記第1方向または前記第1方向とは反対の第4方向に押圧する作用点と
    を有する
    請求項2に記載のドローチューブ駆動機構。
  4. 前記第1リンクは、
    平面視且つ前記第1方向に沿う方向にみて、前記第1軸よりも左側に配置される左側第1リンクと、
    平面視且つ前記第1方向に沿う方向にみて、前記第1軸よりも右側に配置される右側第1リンクと
    を含み、
    前記左側第1リンクと前記右側第1リンクとが、前記第3リンクを介して連結されている
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載のドローチューブ駆動機構。
  5. 前記第3リンクは、
    前記左側第1リンクに接続される左側接続部と、
    前記右側第1リンクに接続される右側接続部と、
    前記左側接続部と前記右側接続部との間に配置される中央部分と
    を有し、
    前記中央部分には、前記ドローチューブが横切る貫通孔部が形成されている
    請求項4に記載のドローチューブ駆動機構。
  6. 前記駆動装置は、前記ドローチューブよりも高い位置に配置され、
    前記第2方向は、鉛直方向に実質的に平行である
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のドローチューブ駆動機構。
  7. 前記移動体を前記第2方向に移動させる操作レバーを更に具備し、
    前記操作レバーは、前記移動体および前記支持体の両方に着脱可能である
    請求項1乃至のいずれか一項に記載のドローチューブ駆動機構。
  8. 保持対象物を保持する回転体と、
    前記回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体と、
    前記回転体を前記第1軸まわりに回転させる回転駆動装置と、
    前記支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、
    前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、
    第1ピンと、
    第2ピンと、
    第3ピンと、
    第4ピンと、
    前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、
    前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと
    を具備し、
    前記第3リンクは、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続される第1部分と、
    前記第1部分によって前記第1軸まわりに回転可能に支持され、前記回転体とともに回転する第2部分と、
    前記第1部分と前記第2部分との間に配置される軸受と
    を有し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置され、
    前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい
    主軸ユニット。
  9. 前記回転体は、
    回転シャフトと、
    前記回転シャフトの内側に配置され、前記保持対象物を保持する保持体と
    を有し、
    前記保持体は、前記ドローチューブから受ける押圧力を、前記保持対象物を保持する保持力に変換する
    請求項8に記載の主軸ユニット。
  10. 前記保持体は、コレットチャック、または、ハイドロチャックを含む
    請求項9記載の主軸ユニット。
  11. 前記第3方向とは反対の方向を第6方向と定義し、前記支持体の前記第3方向側の端をとおり、前記第1軸に平行な鉛直面を第1平面と定義し、前記支持体の前記第6方向側の端をとおり、前記第1軸に平行な鉛直面を第2平面と定義するとき、前記駆動装置の全体が、前記第1平面と前記第2平面との間に配置される
    請求項9または請求項10に記載の主軸ユニット。
  12. ワーク保持装置と、
    工具を保持する加工ヘッドと、
    前記加工ヘッドを移動させる加工ヘッド駆動装置と
    を具備し、
    前記ワーク保持装置は、
    ワークを保持する回転シャフトと、
    前記回転シャフトを第1軸まわりに回転可能に支持する支持体と、
    前記回転シャフトを前記第1軸まわりに回転させる回転駆動装置と、
    前記支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、
    前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、
    第1ピンと、
    第2ピンと、
    第3ピンと、
    第4ピンと、
    前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、
    前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと
    を備え、
    前記第3リンクは、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続される第1部分と、
    前記第1部分によって前記第1軸まわりに回転可能に支持され、前記回転シャフトとともに回転する第2部分と、
    前記第1部分と前記第2部分との間に配置される軸受と
    を有し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置され、
    前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい
    工作機械。
  13. 前記支持体を移動させる支持体移動装置と、
    前記支持体を支持するベースと、
    前記支持体の移動に伴って伸縮するカバーと
    を更に具備し、
    前記カバーは、前記第3リンクの鉛直下方に配置され、
    前記駆動装置は、前記第3リンクよりも上方に配置される
    請求項12に記載の工作機械。
  14. 回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、
    前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、
    第1ピンと、
    第2ピンと、
    第3ピンと、
    第4ピンと、
    前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、
    前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと
    を具備し、
    前記第1リンクは、
    平面視且つ前記第1方向に沿う方向にみて、前記第1軸よりも左側に配置される左側第1リンクと、
    平面視且つ前記第1方向に沿う方向にみて、前記第1軸よりも右側に配置される右側第1リンクと
    を含み、
    前記左側第1リンクと前記右側第1リンクとが、前記第3リンクを介して連結され、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置され、
    前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい
    ドローチューブ駆動機構。
  15. 回転体を第1軸まわりに回転可能に支持する支持体に対して、前記第1軸に実質的に平行な第1方向に移動可能なドローチューブと、
    前記第1方向に実質的に垂直な第2方向に移動体を移動させる駆動装置と、
    第1ピンと、
    第2ピンと、
    第3ピンと、
    第4ピンと、
    前記第1ピンを介して前記移動体に接続される第1リンクと、
    前記第2ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記第4ピンを介して前記支持体に接続される第2リンクと、
    前記第3ピンを介して前記第1リンクに接続され、前記移動体から前記第1リンクを介して受ける力を前記ドローチューブに伝達する第3リンクと、
    前記移動体を前記第2方向に移動させる操作レバーと
    を具備し、
    前記操作レバーは、前記移動体および前記支持体の両方に着脱可能であり、
    前記第1ピン、前記第2ピン、前記第3ピン、および、前記第4ピンの各々は、前記第1方向および前記第2方向の両方に実質的に垂直な第3方向に沿って延在し、
    前記第1ピン、前記第2ピン、および、前記第3ピンは、前記第3方向に沿う方向にみて、実質的に一直線上に配置され、
    前記第1ピンと前記第2ピンとの間の距離、および、前記第2ピンと前記第3ピンとの間の距離の各々は、前記第2ピンと前記第4ピンとの間の距離と実質的に等しい
    ドローチューブ駆動機構。
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