JP7293947B2 - 研削盤 - Google Patents
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Description
研削盤1の構成について、図1を参照して説明する。研削盤1は、工作物Wを支持した状態で、砥石車16を回転させながら工作物Wに対して相対的に接近離間させることで、工作物Wの外周面を研削する。研削盤1は、砥石台トラバース型の研削盤、テーブルトラバース型の研削盤などを適用可能である。また、研削盤1は、円筒研削盤、カム研削盤などを適用可能である。なお、本例においては、研削盤1は、砥石台トラバース型の円筒研削盤を例にあげる。
第一主軸装置12の構成について、図2を参照して説明する。第一主軸装置12は、ベッド11の上面に配置されている。第一主軸装置12は、第一主軸台本体12c、第一ラム軸12d、第一主軸12e、第一センタ部材12a、第一駆動装置12b、第一ボールねじ12g、第一ナット12h、第一スライド駆動装置12fを備える。
第二支持装置13の第一例としての第二主軸装置の構成について、図3を参照して説明する。第二支持装置13は、ベッド11の上面に配置されている。ここで、図3には、第二支持装置13が、第二主軸装置を構成する場合を図示する。
第二支持装置13の第二例としての心押装置は、図3に示す、第二支持装置13の第一例としての第二主軸装置において、少なくとも第二駆動装置13bを備えない構成からなる。なお、第二駆動装置13bを不要とすることから、第二支持装置13における第二支持軸13eの長さ及び形状等を変更することも可能である。
第二支持装置13の第一例(図3に示す)として第二主軸装置を適用する場合の研削盤1による支持構造において、図4を参照して工作物Wの回転振れについて説明する。上述したように、第一センタ部材12aは、第一駆動装置12bにより回転駆動され、第二センタ部材13aは、第二駆動装置13bにより回転駆動される。
第一センタ部材12a及び第二センタ部材13aの一例について、図6を参照して説明する。上述したように、第一センタ部材12aは、第一主軸12eの軸方向の先端側の端面に固定されている(図2に示す)。第二センタ部材13aは、第二支持軸13eの軸方向の先端側の端面に固定されている(図3に示す)。ここで、本例においては、第一センタ部材12aと第二センタ部材13aは、同一に構成されている。以下において、第一センタ部材12a及び第二センタ部材13aを、総称として、センタ部材12a,13aと称する。
工作物Wの第一センタ穴H1及び第二センタ穴H2の一例について、図6を参照して説明する。第一センタ穴H1は、工作物Wの軸方向の第一端の中心に形成されており、第二センタ穴H2は、工作物Wの軸方向の第二端の中心に形成されている。ここで、本例においては、第一センタ穴H1と第二センタ穴H2は、同一に構成されている。以下において、第一センタ穴H1及び第二センタ穴H2を、総称して、センタ穴H1,H2と称する。
センタ部材12a,13aとセンタ穴H1,H2との接触態様について、図6及び図7を参照して説明する。図6においては、センタ穴H1,H2が高精度に形成されており、センタ穴H1,H2の中心軸が、工作物Wの中心軸に一致する。つまり、センタ穴H1,H2の中心軸が工作物Wの中心軸に対して傾いていない。
ここで、比較例として、センタ部材112a,113aとセンタ穴H1,H2との接触態様について、図8を参照して説明する。比較例としてのセンタ部材112a,113aは、センタ部材本体112a1,113a1と、先端部材112a2,113a2とを備える。センタ部材本体112a1,113a1は、本例におけるセンタ部材本体12a1,13a1と実質的に同一である。先端部材112a2,113a2は、球体形状ではなく、円錐形状に形成されている。先端部材112a2,113a2は、先端側(工作物W側)が細くなるように、センタ部材本体112a1,113a1に、図示しないろう付けにより接合されている。
本例においては、センタ部材12a,13aの先端が、球面状に形成されているため、センタ穴H1,H2の傾きに関わりなく、センタ部材12a,13aとセンタ穴H1,H2との接触が線接触となり、局所的に接触することを防止できる。一方、比較例においては、センタ部材112a,113aの先端が、円錐形状に形成されているため、センタ穴H1,H2の傾き角度によっては、センタ部材112a,113aとセンタ穴H1,H2とが点接触となり、局所的な接触となる。
Claims (7)
- 工作物の軸方向の第一端の第一センタ穴を支持し且つ前記第一センタ穴との摩擦力により前記工作物と一体的に回転する第一センタ部材、及び、前記第一センタ部材を回転駆動する第一駆動装置を備える第一主軸装置と、
前記工作物の軸方向の第二端の第二センタ穴を支持し且つ前記第二センタ穴との摩擦力により前記工作物と一体的に回転する第二センタ部材を備える第二支持装置と、
回転可能に設けられ、前記工作物の外周面を研削する砥石車と、
前記工作物に対して前記砥石車を接近離間させる送り装置と、
を備え、
前記第一センタ部材は、前記第一センタ穴に接触する部位を球面状に形成され、
前記第二センタ部材は、前記第二センタ穴に接触する部位を球面状に形成された、研削盤。 - 前記第二支持装置は、前記第二センタ部材、及び、前記第二センタ部材を回転駆動する第二駆動装置を備える第二主軸装置であり、
前記工作物は、前記第一駆動装置及び前記第二駆動装置のみの回転駆動力により回転駆動される、請求項1に記載の研削盤。 - 前記第二支持装置は、自由回転可能な前記第二センタ部材を備える心押装置であり、
前記工作物は、前記第一駆動装置のみの回転駆動力により回転駆動される、請求項1に記載の研削盤。 - 前記第一センタ部材と前記第一センタ穴との接触、及び、前記第二センタ部材と前記第二センタ穴との接触は、線接触である、請求項1-3の何れか1項に記載の研削盤。
- 前記第一センタ部材及び前記第二センタ部材は、前記工作物を両端から軸方向に押圧した状態で、前記工作物が撓んでいる場合には前記工作物に回転力を伝達することにより前記工作物を縄跳び状に回転させる、請求項1-4の何れか1項に記載の研削盤。
- 前記第一駆動装置及び前記第二駆動装置は、モータである、請求項2に記載の研削盤。
- 前記第一センタ部材及び前記第二センタ部材は、
回転可能に設けられたセンタ部材本体と、
前記センタ部材本体の先端にろう付けされ球体形状に形成された先端部材と、
を備える、請求項1-6の何れか1項に記載の研削盤。
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