JP2001025932A - 工具ホルダ把持機構 - Google Patents

工具ホルダ把持機構

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JP2001025932A
JP2001025932A JP11197519A JP19751999A JP2001025932A JP 2001025932 A JP2001025932 A JP 2001025932A JP 11197519 A JP11197519 A JP 11197519A JP 19751999 A JP19751999 A JP 19751999A JP 2001025932 A JP2001025932 A JP 2001025932A
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tool holder
piston
pressure
air
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JP11197519A
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Hirobumi Kanbara
博文 神原
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧を利用せず空圧のみによっても動作させ
る。空圧を大きく増圧させずにピストン部材を十分に動
作させてクランプ力を発揮させる。 【解決手段】 圧力源により移動されるピストン部材2
によりドローバー部材3を移動させ工具を保持した工具
ホルダを把持するようにした工具ホルダ把持機構1に、
圧力源により移動される副ピストン部材4をピストン部
材2に対して移動可能に設けるとともに副ピストン部材
4の動きをピストン部材2に伝達する連結部材5を設
け、連結部材5を増力機構により構成する。連結部材5
を回転可能なリンク部材6にて構成する場合は、増力機
構を、リンク部材6の回動支点7をピストン部材2側に
位置させることにより、副ピストン部材4の動きを増力
させてピストン部材に伝達することが好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具ホルダ把持機
構に関する。さらに詳述すると、本発明は工具ホルダを
クランプ(把持)し、あるいはアンクランプするときに
動く機構への動力の作用のし方の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の工具を自動的に交換しながらワー
クの加工を行うマシニングセンタでは、図3に示すよう
に工具111を保持する工具ホルダ106を装着するた
めのスピンドル103と、このスピンドル103を回転
させるスピンドル駆動装置101を有している。スピン
ドル駆動装置101は、モータ102とスピンドル10
3との間をプーリ104およびベルト105により連結
して、モータ102の回転駆動をスピンドル103に伝
達している。
【0003】このスピンドル駆動装置101は、スピン
ドル103が工具ホルダ106を保持するクランプ位置
および工具ホルダ106の保持を解除するアンクランプ
位置に移動するドローバー部材107と、ドローバー部
材107の位置をクランプ位置またはアンクランプ位置
に変更するピストン部材109と、油等の圧力媒体を圧
力室108に注入してピストン部材109の位置をクラ
ンプ位置またはアンクランプ位置に変更する圧力付与手
段(図示せず)と、ドローバー部材107をクランプ位
置側に付勢する多数の皿ばね110などからなる工具ホ
ルダの把持機構を有している。
【0004】このスピンドル駆動装置101に装着した
工具ホルダ106を交換する際は、圧力付与手段を作動
させてピストン部材109をアンクランプ位置に移動さ
せる。ピストン部材109は、皿ばね110の抗力を受
けながらドローバー部材107をアンクランプ位置に移
動させる。これにより、スピンドル103のコレット1
12を緩めて工具ホルダ106のプルスタッド113を
解放して工具ホルダ106を取り外すことができる。そ
して、次に使用する工具111を保持する工具ホルダ1
06をスピンドル103に差し入れてから、圧力付与手
段を作動させてピストン部材109をクランプ位置に移
動させる。ピストン部材109の移動により、皿ばね1
10が解放されてドローバー部材107をクランプ位置
に移動させる。これにより、スピンドル103のコレッ
ト112を締めて工具ホルダ106のプルスタッド11
3をチャックして工具ホルダ106を保持することがで
きる。
【0005】そして、ピストン部材109のスピンドル
103側(先端側)の圧力室108を形成する先端側壁
114とスピンドル103との間には、これら先端側壁
114とスピンドル103とを引き離す際に引っ掛かっ
てこれらが離れることを防止するストッパ115および
フック部材116が取り付けられている。これにより、
ピストン部材109をアンクランプ位置側(先端側)に
移動させるときにピストン部材とドローバー部材107
との間で生じた反力は、基端側壁117とシリンダ周壁
118と先端側壁114とフック部材116とストッパ
115とにより受けることができる。
【0006】また、ピストン部材109がクランプ位置
にあるときには、ピストン部材109をクランプ位置側
(基端側)に維持するためにスピンドル103側の圧力
室108に若干の油圧を作用させている。このため、ピ
ストン部材109とドローバー部材107との間に隙間
S7を設けることができる。
【0007】さらに、ピストン部材109がクランプ位
置にあるときに、基端側壁117とシリンダ周壁118
と先端側壁114とは、圧縮コイルスプリングから成る
付勢ばね119によりスピンドル103側に付勢されて
いる。このため、フック部材116とストッパ115と
の間に隙間S8を設けることができる。
【0008】このように、工具ホルダ把持機構を備えた
マシニングセンタは、駆動源として油圧ピストンを利用
し、クランプには皿ばね110などの付勢力を利用して
いるものが多い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年環
境問題に対して非常に関心が高く、油による切削水の汚
染、工場の油による汚れ、劣化した油の処理等環境に対
してユーザーサイドの意識が高まってきつつあり、今後
の製品は環境に対する配慮が必要不可欠である。よっ
て、環境を汚さないようにするため、油以外の媒体を使
用することが望ましい。
【0010】また、油圧を利用するには油圧ポンプユニ
ットが必要となるが、マシニングセンタの周辺装置に油
圧を使用していないような場合には、工具ホルダの把持
機構のためだけに油圧装置を設置するという状況になっ
てしまう。このため、空圧を利用した場合と比べてコス
トが高くなるという問題がある。
【0011】さらに、空圧でアンクランプを行う場合は
一般にコンプレッサ使用圧力が低く(例えば0.4MP
a程度)、増圧しても大きな直径のピストンが必要とな
り、構造的に大きくクランプ力が弱くなるという問題が
ある。また、増圧する場合でも頻繁に工具交換を行う場
合は空圧の大きな増圧機を必要とし、費用や効率の面で
も悪いという問題もある。
【0012】そこで、本発明は、油圧を利用せず空圧の
みによっても動作し、しかも空圧を大きく増圧させずに
ピストン部材を十分に動作させてクランプ力を発揮する
ことができる工具ホルダ把持機構を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、圧力源により移動されるピ
ストン部材によりドローバー部材を移動させ、工具を保
持した工具ホルダを把持するようにした工具ホルダ把持
機構において、圧力源により移動される副ピストン部材
をピストン部材に対して移動可能に設けるとともに副ピ
ストン部材の動きをピストン部材に伝達する連結部材を
設け、連結部材を増力機構により構成したものである。
【0014】この工具ホルダ把持機構では、空気を注入
して圧力をかけると副ピストン部材がその圧力を受けて
移動する。このとき、副ピストン部材の動きは連結部材
によってピストン部材に増力された後に伝達される。し
たがって、空気を注入して空圧をかけると、ピストン部
材にはこれまでと同様に力が直接に作用するほか、副ピ
ストン部材の増力された動きが加えられ、移動のための
力が十分に作用して所定位置まで移動する。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の工
具ホルダ把持機構において、連結部材を回転可能なリン
ク部材にて構成するとともに、増力機構を、リンク部材
の回動支点をピストン部材側に位置させることにより、
副ピストン部材の動きを増力させてピストン部材に伝達
するようにしたものである。
【0016】すなわち、リンク部材の支点から力点まで
の長さが支点から作用点までよりも長くなるように形成
することで、力点が受ける力を増幅して作用させること
ができる。したがってこの場合、回動支点の位置を設定
することによって増幅の程度を適宜決定することがで
き、副ピストン部材が空圧を受けて移動したときに受け
る力を大きくしてピストン部材を作動させることができ
る。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の工具ホルダ把持機構において、圧力源を空圧と
し、副ピストン部材が移動を行うための空気室を設け、
増力機構を工具ホルダのアンクランプ時に動作させるよ
うにしたものである。したがって、クランプ状態からア
ンクランプ状態へと変化させる場合は、空気室に空気を
注入することによって増力機構を作動させ、ピストン部
材に力を作用させることができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項3記載の工
具ホルダ把持機構において、ピストン部材に、空圧によ
る力を受けるピストン体を固定し、アンクランプ時には
ピストン体と副ピストン部材との間に空圧を注入するよ
うにしたものである。この場合、空圧が作用すると、ピ
ストン体はピストン部材を移動させるように直接作用
し、一方の副ピストン部材はその動きを増力機構によっ
て増幅させた後ピストン部材を同方向に移動させるよう
間接的に作用する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図面に示す
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0020】図1に、本発明の工具ホルダ把持機構1の
一実施形態を示す。この工具把持機構1は、図示しない
圧力源により移動されるピストン部材2によりドローバ
ー部材(以下、本実施形態では「ロッド」ともいう」)
3を移動させ、工具を保持した工具ホルダを把持するも
のである。そして本実施形態では、このピストン部材2
に加えて副ピストン部材4と連結部材5を設け、これら
両ピストン部材2,4を移動させることで増力機構を構
成させるようにしている。なお、本実施形態中で先端側
Tといえばロッド3の長手方向に関して符号Tで示した
側(図中ではスピンドル10のある右側)を、また基端
側といえば先端側Tとは反対側となる符号Bで示した側
を意味している。
【0021】この工具ホルダ把持機構1は、工具ホルダ
を保持するクランプ位置(中心線より下側に示すように
クランプ部材2などが基端側Bに寄った状態)および工
具ホルダの保持を解除するアンクランプ位置(中心線よ
り上側に示すようにクランプ部材2などが先端側Tに寄
った状態)に移動するロッド3、ロッド3の位置をクラ
ンプ位置またはアンクランプ位置に変更するピストン部
材2、空気などの圧力媒体を空気室8に注入してピスト
ン部材2の位置をクランプ位置またはアンクランプ位置
に変更する圧力付与手段(図示せず)などを備えて形成
したものである。
【0022】この工具ホルダ把持機構1は、ロッド3な
どを先端側Tに移動させたとき工具ホルダを把持したり
離したりできるアンクランプ状態となり、また基端側B
に移動させれば把持した工具の抜き取りが不可能なクラ
ンプ状態となる。図1は中心線を含んだ縦断面による断
面図であるが、このクランプ位置およびアンクランプ位
置がわかりやすくなるように中心線より上側と下側とで
工具ホルダ把持機構1の異なる状態を示している。この
場合、上側がアンクランプ状態、下側がクランプ状態で
ある。
【0023】まず、ピストン部材2は、ボス部11を備
えた円環形状の部材をロッド3との間に隙間S1を有す
るように構成したもので、ロッド3が回転してもピスト
ン部材2との間で摩擦を生じないようにしている。この
ピストン部材2が先端側Tすなわちアンクランプ位置側
に移動することにより、図1に示すようにボス部11の
先端側Tがスリーブ12を介してロッド3の拡径部13
を押圧し、この拡径部13よりも先端側Tに設けられる
第1ばね手段(図示省略)の抗力に反してロッド3を先
端側Tに移動させる。また、ピストン部材2が基端側B
すなわちクランプ位置側に移動することにより、図示す
るようにボス部11とスリーブ12とが離隔して隙間S
2を形成する。このため、クランプ時にスピンドル10
が回転しても、回転しないボス部11との間で摩擦を生
ずるのを防止することができる。
【0024】そして、本実施形態の工具ホルダ把持機構
1では、上述のピストン部材2に加えてさらに副ピスト
ン部材4と連結部材5を設け、増力機構を構成するよう
にしている。副ピストン部材4は、上述のピストン部材
2に対して移動可能に設けた円環状の部材で、その外周
はシールリング14を介してシリンダ周壁15と、また
内周は別のOリング16を介してピストン部材2とそれ
ぞれ接している。これらは外周、内周をそれぞれ気密に
接触させていて、この副ピストン部材4が軸方向に移動
しても気体の漏れがないようにしている。したがってこ
の副ピストン部材4は、ピストン部材2に固定したピス
トン体9との間で気密な空気室8を形成している。な
お、図示するようにこの副ピストン部材4は中央に溝部
17が形成されているが、気密を保ちながら移動可能で
ある限りにおいて形状はこのようなものに限定されるこ
とはない。
【0025】また、このように副ピストン部材4とピス
トン体9との間に形成される空気室8の周壁には、アン
クランプ空気入口18を設けている。このアンクランプ
空気入口18は、空気室8を高圧にするような空気供給
が可能で、空気室8を高圧とすることでピストン部材2
と副ピストン部材4を移動させることができる。したが
ってこの工具ホルダ把持機構1における圧力源は空圧で
あり、特に図示していないが増力機構と両ピストン部材
2,4を作動させるのに十分な圧力を付与するコンプレ
ッサを用いて空気を注入している。
【0026】連結部材5は、上述の副ピストン部材4の
軸方向基端側Bに隣り合わせて設けた部材で、副ピスト
ン部材4の動きをピストン部材2に伝達するものであ
る。例えば本実施形態では、この連結部材5を図示する
ような棒状のリンク部材6を回動支点7を中心としてロ
ッド3の移動方向に回動可能に設けることで構成してい
る。
【0027】この連結部材5は、図示するようにその中
心よりもロッド3側に寄った点を回動支点7として回動
可能に設けられている。連結部材5の内側端部はピスト
ン部材2と係合する突起状の係合部19であり、ピスト
ン部材2上の溝部20内に位置している。この場合、係
合部19は当接面を丸みを帯びた形状とし、溝部20と
滑らかに係合し合うようにすることが好ましい。
【0028】また、連結部材5の外側端部は、副ピスト
ン部材4の端面と滑らかに摺接し合うように形成する。
本実施形態では、図示するように回転可能なローラ体2
1を設け、連結部材5が副ピストン部材4の動きに伴い
滑らかに回動運動し得るようにしている。ただし、外側
端部は、このようなローラ体21を備えて構成するほ
か、例えば内側端部と同様に丸みを帯びた形状とするな
どとしても構わない。
【0029】さらに、この連結部材5は、ロッド3寄り
に設けた回動支点7を中心として回動するリンク部材6
によって増力機構として機能するように構成したもので
ある。したがって連結部材5は、ローラ体21を備えた
外側端部を大きく揺動させ、てこの作用でピストン部材
2に動きを増力して伝達することができる。すなわち、
リンク部材6は、副ピストン部材4が基端側Bに移動し
たときその端面に押圧されて揺動し、ピストン部材2を
先端側Tへと移動させ得る。ここで、本実施形態では外
側端部から回動支点7までの長さを回動支点7から内側
端部までの長さの3倍程度に設定することにより、リン
ク部材6に大きなトルクがかかるようにしている。
【0030】また本実施形態においては、図中想像線で
示すように3つの連結部材5,5,5をロッド3を中心
として周方向等間隔に配置し、ピストン部材2に動きを
伝達する際のバランスをとるようにしている。この場
合、連結部材5の個数は特に3つに限定されることはな
いが、バランスの取りやすさと構造の簡素化の観点から
は多すぎないようにすることが好ましい。
【0031】ピストン体9は、空圧による力をピストン
部材2に伝達するようピストン部材2に固定したもので
あり、図示するように中心に孔を有した円環形状に形成
されている。このピストン体9はシールリング39を有
し、副ピストン部材4、ピストン部材2およびシリンダ
周壁15とともに空気室8を気密に仕切っている。そし
てこの空気室8は、アンクランプ時に空圧が注入される
ことによってピストン部材2などに圧力を付与し、所定
のアンクランプ位置に移動させる。一方、このピストン
体9の先端側Tには気密に仕切られた別の空気室22を
設けている。この空気室22にはクランプ空気入口23
を設けていて、ここから空気を注入することによって圧
力を付与し、ピストン体9を介してピストン部材2をク
ランプ位置まで移動させることができる。
【0032】上述のアンクランプ空気入口18から空気
を注入した場合、圧力を受けたピストン体9は先端側T
へ、また副ピストン部材4は基端側Bへそれぞれ移動
し、空気室8は体積を増大させる。このとき、ピストン
体9がピストン部材2を先端側Tへ一体に移動させるこ
とに加え、副ピストン部材4の動きに伴い増力機構とし
て作用するリンク部材6がピストン部材2にさらに先端
側T方向への力を付与している。このため、ピストン部
材2は大きな力を受け、ロッド3を介してスピンドル1
0を先端側Tへ押し出し、チャック部をアンクランプ可
能な状態へと変化させる。
【0033】一方、クランプ空気入口23から別の空気
室22に空気注入した場合、圧力を受けたピストン部材
9は逆に基端側Bへ移動し、ピストン部材2も一体とな
って移動する。これに伴いリンク部材6は回転し、ロー
ラ体21を介して副ピストン部材4を先端側Tへ押し出
すように移動させる。この結果、ピストン部材2などは
図1の中心線より下に示すクランプ状態となり、空気室
8からは空気が排出される。なお、アンクランプ空気入
口18とクランプ空気入口23のいずれか一方から空気
を注入するときは、他方の空気入口は導通可能状態とな
るようにバルブを開けておくことはいうまでもない。
【0034】以上は増力機構を中心とした構成について
の説明であるが、以下においては、本実施形態の工具ホ
ルダ把持機構1の別の構成についても説明する。この工
具ホルダ把持機構1は、上述のほかにも、もっとも先端
側Tに設けられた工具チャック部(図示省略)、スピン
ドル10を回転させる回転駆動部(図示せず)、ロッド
3を先端側Tと基端側Bとに移動させるクランプ動作部
24、最も基端側Bに配置されてロッド3および工具ホ
ルダを介して工具にクーラントを供給するクーラント供
給部(図示せず)などを備えている。
【0035】副ピストン部材4およびピストン体9の外
周には、シリンダ周壁15が取り付けられている。この
シリンダ周壁15の先端側Tに先端側壁25が配置され
るとともに基端側Bに基端側壁26が配置されている。
そして、これら基端側壁26とシリンダ周壁15と先端
側壁25とがボルト27により一体化されてケーシング
28に対して摺動可能とされている。さらに、これらシ
リンダ周壁15と先端側壁25と基端側壁26とが、副
ピストン部材4やピストン体9を収容する空気室8,2
2を形成している。また、シリンダ周壁15と先端側壁
25との接合部分にはOリング29を介在させていると
ともに、ボス部11と先端側壁25の摺接部分にもOリ
ング30が用いられているので、空気室8,22は高い
気密性を有している。
【0036】また、回転駆動部は、モータと、該モータ
とスピンドル10とを連結するプーリおよびベルト(図
示せず)とを備えたものである。
【0037】ロッド3は、チャック部からクーラント供
給部まで連通するよう、円管形状のスピンドル10の内
部に摺動可能に収容されている。ロッド3の中心部に
は、クーラント供給部からのクーラントを工具ホルダに
流通させる貫通孔から成るクーラント流通孔31を形成
している。スピンドル10は、チャック部からピストン
部材2の近傍まで連通するとともに、ケーシング28に
対して回転可能に軸受により支持されている。
【0038】ロッド3とスピンドル10との間には多数
の皿ばねからなる第1ばね手段を嵌合している。また、
第1ばね手段の基端側Bはカラーを介してロッド3の拡
径部13に当接している。この拡径部13は、スピンド
ル10の内径より僅かに小さい外径を有するよう形成さ
れている。
【0039】そして、上述のロッド3にピストン部材2
による外力が作用していない場合は第1ばね手段はチャ
ック部を引き込んでいる(クランプ状態)。一方、ピス
トン部材2によりロッド3が先端側Tに移動した場合は
第1ばね手段の全体の長さが圧縮されて畜勢される。こ
のとき、第1ばね手段はロッド3を基端側Bすなわちク
ランプ位置側に付勢している。また、第1ばね手段がロ
ッド3およびスピンドル10の周方向に摩擦を有するよ
うにしている。このため、スピンドル10の回転により
ロッド3も同時に回転する。
【0040】また、拡径部13の基端側Bには、ロッド
3に対して摺動可能なスリーブ12と、ロッド3に対し
て相対回転および摺動可能なピストン部材2とが設けら
れている。スリーブ12の周囲には固定スリーブ32が
設けられている。この固定スリーブ32の周囲にはスト
ッパ33が取り付けられている。ストッパ33はスピン
ドル10の基端側Bの端部にねじ止めされている。固定
スリーブ32はストッパ33によってスピンドル10に
固定されている。固定スリーブ32の内周面にはOリン
グ34が装着されて、スリーブ12の軸方向への摺動を
制動している。このため、拡径部13が勢い良く基端側
Bに移動してから停止するとスリーブ12も直ぐ停止す
るので、スリーブ12がピストン部材2に当接すること
を防止できる。
【0041】クランプ動作部24は、先端側Tと基端側
Bとに移動可能なピストン部材2と、ピストン体9の先
端側Tに空気室22を形成する先端側壁25と、副ピス
トン部材4の基端側Bに室35を形成する基端側壁26
と、先端側壁25に形成されて空気室22と工具ホルダ
把持機構1の外部とを連通するクランプ空気入口23
と、空気室8と工具ホルダ把持機構1の外部とを連通す
るアンクランプ空気入口18と、先端側壁25および基
端側壁26を固定するケーシング28と、第2ばね手段
36の付勢力を受けてピストン部材2を先端側Tに付勢
する付勢部材37とを備えている。
【0042】第2ばね手段36は、断面矩形状のワイヤ
を巻回した角形の圧縮コイルばねからなるものとしてい
る。このため、容積の小さい割に強力なばねとすること
ができる。ただし、角形の圧縮コイルばねに限られない
のはもちろんである。ここで、第2ばね手段36のばね
力は第1ばね手段のばね力よりも小さく設定してある。
このため、第2ばね手段36と第1ばね手段とが付勢部
材37とピストン部材2とスリーブ12とロッド3とを
介して押し合った場合は、ロッド3は基端側B(クラン
プ位置)に位置する。
【0043】また、これら第1ばね手段および第2ばね
手段36のばね力は、第1ばね手段によるロッド3のク
ランプ位置側への移動時間と、ピストン部材2および第
2ばね手段36によるロッド3のアンクランプ位置側へ
の移動時間とが同等となるように設定することが好まし
い。これにより、ロッド3のアンクランプ位置側への移
動時間をクランプ位置側への移動時間と同等に高速化す
ることができる。
【0044】そして、各空気入口18,23には、圧力
付与手段である高圧空気噴出ノズル(図示せず)が取り
付けられている。また、副ピストン部材4に溝部17を
設けていることから、この副ピストン部材4が基端側B
(クランプ位置)にあるときにアンクランプ空気入口1
8に高圧空気を吹き込むと、高圧空気が副ピストン部材
4の基端側Bの溝部17の全体に回り込むので副ピスト
ン部材4を先端側Tに容易に移動させることができる。
このとき、第2ばね手段36が付勢部材37を介してピ
ストン部材2を先端側Tに押圧するので、ピストン部材
2のアンクランプ位置への移動速度を高速化することが
できる。一方、ピストン部材2が先端側T(アンクラン
プ位置)にあるときにクランプ空気入口23に高圧空気
を吹き込むと、高圧空気が空気室22に流れ込みピスト
ン体9を基端側Bに容易に移動させることができる。
【0045】さらに、先端側壁25の先端側Tにはフッ
ク部材38がボルト27により固定されている。このフ
ック部材38は、ストッパ33の外周に対して僅かな隙
間S3を有して設置され、ストッパ33に対して相対摺
動および相対回転可能とされている。ストッパ33のフ
ランジ部は、先端側壁25の円形状の凹部に径方向の隙
間S4を有して収容されている。このため、ストッパ3
3とフック部材38および先端側壁25とは軸方向の位
置に拘わらず径方向には常に隙間S3,S4を有してい
る。また、スピンドル10およびストッパ33が先端側
Tへ付勢されて先端側壁25およびフック部材38が基
端側Bへ付勢される場合は、ストッパ33のフランジ部
とフック部材38とが軸方向に当接して軸方向の隙間S
5がなくなって相対移動が制限される。
【0046】一方、クランプ時には、第2ばね手段36
によりピストン部材2と先端側壁25とフック部材38
とが先端側Tに付勢されるので、ストッパ33のフラン
ジ部とフック部材38との間に軸方向の隙間S5を生ず
るとともにストッパ33と先端側壁25との間に軸方向
の隙間S6を生ずる。このため、隙間S3,S4,S
5,S6があるので、スピンドル10が回転しても回転
部材と非回転部材との間で接触することを防止できる。
【0047】また、スピンドル10の回転停止時にアン
クランプ空気入口18に高圧空気を吹き込むと、ピスト
ン体9が先端側Tへ付勢される。このため、ボス部11
とスリーブ12とロッド3と第1ばね手段とスピンドル
10とストッパ33とに、先端側Tへの付勢力が作用す
る。これと同時に、アンクランプ空気入口18に高圧空
気を吹き込むことにより、副ピストン部材4とシリンダ
周壁15には基端側Bへの反力が作用する。そして、こ
れら逆方向への付勢力は、ストッパ33とフック部材3
8との引っ張り合いにより相殺される。
【0048】上述した工具ホルダ把持機構1の動作を説
明すると、以下のようになる。
【0049】チャック部に保持した工具により加工作業
を行う場合はモータを駆動する。これにより、スピンド
ル10が回転してチャック部および工具を回転させる。
このとき、ロッド3と第1ばね手段とストッパ33と固
定スリーブ32とスリーブ12も同時に回転する。
【0050】ここで、回転しないボス部11と回転する
スリーブ12との接触を避けるために、ボス部11を基
端側Bに位置させる必要がある。このため、クランプ空
気入口23に高圧空気を吹き込んでピストン部材2を基
端側Bに位置させる。このとき、ピストン部材2は第2
ばね手段36の抗力を受けるので、高圧空気の圧力は第
2ばね手段36よりも若干大きくする。
【0051】また、スリーブ12はOリング34により
軸方向への動きに制動をかけられているので、回転時に
軸方向に移動してしまうことはない。これにより、スリ
ーブ12とボス部11との衝突を防止することができ
る。また、工具の回転時に、クーラント供給部からクー
ラントが噴出されてロッド3のクーラント流通孔31と
チャック部の貫通孔(図示省略)を流通して工具に供給
される。これにより、工具を冷却するとともに加工の際
の摩擦を低減できる。
【0052】そして、チャック部を交換する際は、工具
の回転を停止させてから、クランプ空気入口23への高
圧空気の供給を停止する。この場合、高圧空気が吹くピ
ストン部材4を移動させるとともにリンク部材6を回転
させ、また第2ばね手段36が付勢部材38を介してピ
ストン部材2を先端側Tに押圧して移動させる。このた
め、空気室8に次に吹き込まれる高圧空気を引き込むこ
とができる。
【0053】一方、クランプ空気入口23への高圧空気
の供給を停止すると同時に、アンクランプ空気入口18
に高圧空気を供給するように切り換える。ここで、高圧
空気の供給対象の切り換えに当たり初期応答遅れによる
タイムラグが発生するが、その間に第2ばね手段36が
ピストン部材2を先端側Tに移動させるので時間の無駄
が無く立ち上がり時間を短縮してロッド3の先端側Tへ
の移動の高速化を図ることができる。また、ロッド3を
先端側Tのアンクランプ位置に移動させる際は、ロッド
3は副ピストン部材4およびピストン体9に作用する空
気圧と第2ばね手段36の付勢力との合力により移動す
る。このため、従来のようにロッド3をピストン部材2
に作用する空気圧のみにより移動するよりもアンクラン
プ力を大きくできるので、ロッド3の先端側Tへの移動
の高速化を図ることができる。このため、工具ホルダ把
持機構1でのチャック部のアンクランプ動作を高速化し
てマシニングセンタでの工具交換を高速化することがで
きるので、ワーク加工の効率を向上させることができ
る。
【0054】そして、ピストン部材2は、第1ばね手段
の抗力に反しながらスリーブ12およびロッド3を先端
側Tに移動させる。ここで、第1ばね手段の先端側Tの
端部はカラーを介してスピンドル10の係止段部に係止
しているので、スピンドル10とストッパ33とに先端
側Tへの押圧力が作用する。これに対し、空気室8で生
じた基端側Bへの反力を受けて副ピストン体9とシリン
ダ周壁15とフック部材38とには基端側Bへの反力が
生じている。このため、ピストン部材2とスピンドル1
0との間で生じた反力はストッパ33とフック部材38
との間の引っ張り応力になる。このため、スピンドル1
0を支持する軸受に軸方向への負担を掛けることがな
い。
【0055】一方、ロッド3の先端側Tの端部ではコレ
ットが先端側Tに押し出されるため、チャック部のプル
スタッドが解放される。これにより、チャック部を取り
外すことができる。このとき、プルスタッドが占位する
空間に連通された開口部に接続された高圧空気噴出ノズ
ルから高圧空気が噴出されて空間に吹き込まれる。これ
により、テーパシャンクの周囲から空気が外部に吹き出
され、ごみ取りを行うことができる。
【0056】そして、このチャック部を次の加工に使用
する工具を保持するチャック部に交換してから、空気室
22のクランプ空気入口23に高圧空気を吹き込む。こ
れにより、ピストン体9が基端側Bに移動して第1ばね
手段が解放されるので、ロッド3が基端側Bに移動す
る。このため、コレットが基端側Bに移動してチャック
部のプルスタッドがチャックされてチャック部が保持さ
れる。これと同時に、ロッド3の拡径部13がスリーブ
12を基端側Bに移動させる。
【0057】さらにピストン部材2を移動させる。ここ
で、ピストン部材2には第2ばね手段36の反力が作用
しているので、これより若干大きい付勢力を得られる空
気圧を空気室22に供給する。このとき、ボス部11と
スリーブ12とが互いに離隔して隙間S2を生ずるの
で、モータが駆動してスピンドル10が回転する際にこ
れらの部材の間で摩擦を生ずることはなく発熱等を考慮
する必要がない。このため、容易に高速回転を行うこと
ができる。
【0058】しかも、クランプ時には、第1ばね手段と
第2ばね手段36とが押し合うことはないので、第1ば
ね手段の付勢力を全てチャック部のチャックのために利
用することができる。また、クランプ時には、第2ばね
手段36によりピストン部材2と先端側壁25とフック
部材38とが先端側Tに付勢されるので、フック部材3
8とストッパ33との軸方向の隙間S5を確実に確保す
ることができる。
【0059】なお、上述の実施形態は本発明の好適な実
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能で
ある。例えば本実施形態ではリンク部材6をおよそ3対
1に分割する点に回動支点7を設けることで押圧力を3
倍程度とし、従来のピストン部材2に加わる力と合わせ
てこれまでの4倍程度の押圧力を発揮させるようにした
がこの態様は一例に過ぎず、回動支点7の位置を適宜変
えることによって増力値を変化させることが可能であ
る。したがって、アンクランプ位置からクランプ位置ま
での移動距離が少ない場合は、長さの比をさらに大きく
してより大きな押圧力を付与することも可能である。
【0060】また、本実施形態では従来からのピストン
部材2やピストン体9という構成に、副ピストン部材4
や連結部材5を加えることで増力機構を構成するように
したが、増力機構の構成は特に上述のものに限定される
ことはない。例えば、図2に示すように、ピストン体を
設けず、空気室8を仕切らないで1室とした構成とする
こともできる。このとき、空気入口を1つにまとめるよ
うにしてもよい。この空気室8に空気を注入すると、副
ピストン部材4が基端側Bに移動し、リンク部材6が回
動してロッド3を先端側Tへ移動させる。この場合、本
実施形態のようなピストン体9の作用を得てはいない
が、この例のよう連結部材5を利用した増力機構のみで
もロッド3に大きな力を付与することが可能である。
【0061】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、請求項
1記載の工具ホルダ把持機構は副ピストン部材と連結部
材を設け、連結部材を増力機構により構成したことか
ら、副ピストン部材の動きを連結部材によってピストン
部材に伝達し、移動するように作用させることができ
る。したがってこの工具ホルダ把持機構によれば、油圧
を利用せず空圧のみによって動作させることができる
し、しかも空圧を大きく増圧させなくてもピストン部材
に力を十分に作用させて確実に動作させることができ
る。
【0062】また請求項2記載の工具ホルダ把持機構に
よると、連結部材を回転可能なリンク部材で構成し、増
力機構によって副ピストン部材の動きを増力させてピス
トン部材に伝達するようにしたことから、回動支点の位
置を設定することによって増幅の程度を適宜決定するこ
とができ、副ピストン部材が空圧を受けて移動したとき
に受ける力を大きくしてピストン部材を作動させること
ができる。
【0063】さらに請求項3記載の工具ホルダ把持機構
によれば、クランプ状態からアンクランプ状態へと変化
させる場合に、空気室に空気を注入することによって増
力機構を作動させピストン部材に力を作用させることが
できる。
【0064】また請求項4記載の工具ホルダ把持機構に
よると、ピストン部材にピストン体を固定し、アンクラ
ンプ時にはピストン体と副ピストン部材との間に空圧を
注入するようにしたため、空圧を作用させることで、ピ
ストン体によりピストン部材を直接移動させるよう直接
作用させ、さらに副ピストン部材によりピストン部材を
同方向に移動させるよう間接的に作用させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の工具ホルダ把持機構の一実施形態を示
す縦断面図である。
【図2】本発明の別の実施形態を示す縦断面図である。
【図3】従来の工具ホルダ把持機構を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 工具ホルダ把持機構 2 ピストン部材 3 ロッド(ドローバー部材) 4 副ピストン部材 5 連結部材 6 リンク部材 7 回動支点 8 空気室 9 ピストン体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源により移動されるピストン部材に
    よりドローバー部材を移動させ、工具を保持した工具ホ
    ルダを把持するようにした工具ホルダ把持機構におい
    て、上記圧力源により移動される副ピストン部材を上記
    ピストン部材に対して移動可能に設けるとともに上記副
    ピストン部材の動きを上記ピストン部材に伝達する連結
    部材を設け、上記連結部材を増力機構により構成したこ
    とを特徴とする工具ホルダ把持機構。
  2. 【請求項2】 上記連結部材を回転可能なリンク部材に
    て構成するとともに、上記増力機構を、上記リンク部材
    の回動支点を上記ピストン部材側に位置させることによ
    り、上記副ピストン部材の動きを増力させて上記ピスト
    ン部材に伝達するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の工具ホルダ把持機構。
  3. 【請求項3】 上記圧力源は空圧であり、上記副ピスト
    ン部材が上記移動を行うための空気室が設けられてお
    り、上記増力機構を上記工具ホルダのアンクランプ時に
    動作させるようにしたことを特徴とする請求項1または
    2記載の工具ホルダ把持機構。
  4. 【請求項4】 上記ピストン部材に、上記空圧による力
    を受けるピストン体を固定し、アンクランプ時には上記
    ピストン体と上記副ピストン部材との間に上記空圧を注
    入するようにしたことを特徴とする請求項3記載の工具
    ホルダ把持機構。
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