JPH0729053A - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
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- JPH0729053A JPH0729053A JP19697593A JP19697593A JPH0729053A JP H0729053 A JPH0729053 A JP H0729053A JP 19697593 A JP19697593 A JP 19697593A JP 19697593 A JP19697593 A JP 19697593A JP H0729053 A JPH0729053 A JP H0729053A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- commodity
- showcase
- rotating frame
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品の補充作業を容易に行うことができるシ
ョーケースを提供することを目的としている。 【構成】 商品Aを加温または冷却して販売するショー
ケース2であって、前面に商品取出し開口13を有する
商品収納部6と、商品収納部6内に、商品取出し開口1
3の左右いずれかの端部近傍に位置する鉛直軸線を中心
として回動自在に取り付けられた回動フレーム14と、
回動フレーム14に取り付けられ、複数の商品Aを商品
収納部6内に前後方向に並べて陳列する商品陳列装置8
とを備え、商品陳列装置8が、回動フレーム14の回動
により、商品取出し開口13を介して、商品収納部6に
出入り可能に構成されているものである。
ョーケースを提供することを目的としている。 【構成】 商品Aを加温または冷却して販売するショー
ケース2であって、前面に商品取出し開口13を有する
商品収納部6と、商品収納部6内に、商品取出し開口1
3の左右いずれかの端部近傍に位置する鉛直軸線を中心
として回動自在に取り付けられた回動フレーム14と、
回動フレーム14に取り付けられ、複数の商品Aを商品
収納部6内に前後方向に並べて陳列する商品陳列装置8
とを備え、商品陳列装置8が、回動フレーム14の回動
により、商品取出し開口13を介して、商品収納部6に
出入り可能に構成されているものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料などの商品を加温
または冷却して販売するのに用いられるショーケースに
関し、特に、駅の売店などに設置される卓上用の小型シ
ョーケースに関するものである。
または冷却して販売するのに用いられるショーケースに
関し、特に、駅の売店などに設置される卓上用の小型シ
ョーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のショーケースは、前面に
商品取出し開口を有する商品収納庫と、商品収納庫内に
固定された商品収納棚と、商品収納庫の商品取出し開口
を開閉するドアとを備えて、構成されている。そして、
同種の多数の商品を商品収納棚上に前後方向に整列さ
せ、適温に加温または冷却して、販売待機状態とすると
ともに、購入者の注文に応じ、ドアを開いて、注文の商
品を手前側のものから順に取り出し、販売するようにな
っている。
商品取出し開口を有する商品収納庫と、商品収納庫内に
固定された商品収納棚と、商品収納庫の商品取出し開口
を開閉するドアとを備えて、構成されている。そして、
同種の多数の商品を商品収納棚上に前後方向に整列さ
せ、適温に加温または冷却して、販売待機状態とすると
ともに、購入者の注文に応じ、ドアを開いて、注文の商
品を手前側のものから順に取り出し、販売するようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなショーケー
スでは、商品の補充直後においても、適温に加温または
冷却された商品を優先的に販売することが好ましい。一
方、この従来のショーケースでは、商品の取出し・補充
が、正面の商品取出し開口から行われる。このため、こ
のショーケースでは、商品の補充の際、すでに加温また
は冷却された残りの商品を商品収納庫から一旦、取り出
し、加温または冷却されていない補充商品を商品収納庫
の奥側に入れた後に、残りの商品を商品収納庫の手前側
に戻すという作業が必要となり、この補充作業が非常に
面倒で手間がかかるという問題がある。一方、このよう
なショーケースを利用し、コイン解放装置を用いて、商
品を自動販売するような場合には、商品を整列させてお
く必要があり、この場合も、商品を、商品収納庫の奥側
から行う必要が生じる。
スでは、商品の補充直後においても、適温に加温または
冷却された商品を優先的に販売することが好ましい。一
方、この従来のショーケースでは、商品の取出し・補充
が、正面の商品取出し開口から行われる。このため、こ
のショーケースでは、商品の補充の際、すでに加温また
は冷却された残りの商品を商品収納庫から一旦、取り出
し、加温または冷却されていない補充商品を商品収納庫
の奥側に入れた後に、残りの商品を商品収納庫の手前側
に戻すという作業が必要となり、この補充作業が非常に
面倒で手間がかかるという問題がある。一方、このよう
なショーケースを利用し、コイン解放装置を用いて、商
品を自動販売するような場合には、商品を整列させてお
く必要があり、この場合も、商品を、商品収納庫の奥側
から行う必要が生じる。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、商品の補充作業を容易に行う
ことができるショーケースを提供することを目的として
いる。
めになされたものであり、商品の補充作業を容易に行う
ことができるショーケースを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、商品を加温または冷却して販売するショ
ーケースであって、前面に商品取出し開口を有する商品
収納部と、商品収納部内に、商品取出し開口の左右いず
れかの端部近傍に位置する鉛直軸線を中心として回動自
在に取り付けられた回動フレームと、回動フレームに取
り付けられ、複数の商品を商品収納部内に前後方向に並
べて陳列する商品陳列装置とを備え、商品陳列装置が、
回動フレームの回動により、商品取出し開口を介して、
商品収納部に出入り可能に構成されていることを特徴と
している。
め、本発明は、商品を加温または冷却して販売するショ
ーケースであって、前面に商品取出し開口を有する商品
収納部と、商品収納部内に、商品取出し開口の左右いず
れかの端部近傍に位置する鉛直軸線を中心として回動自
在に取り付けられた回動フレームと、回動フレームに取
り付けられ、複数の商品を商品収納部内に前後方向に並
べて陳列する商品陳列装置とを備え、商品陳列装置が、
回動フレームの回動により、商品取出し開口を介して、
商品収納部に出入り可能に構成されていることを特徴と
している。
【0006】
【作用】このショーケースでは、回動フレームが、商品
収納部前面の商品取出し開口の左右いずれかの端部近傍
に位置する鉛直軸線を中心として、回動自在に取り付け
られ、商品陳列装置は、回動フレームに取り付けられる
とともに、回動フレームの回動により、商品取出し開口
を介して、商品収納部に出入り可能に構成されている。
したがって、回動フレームを手前側に引くことにより、
商品陳列装置は、回動フレームとともに、上記鉛直軸線
を中心として回動し、商品取出し開口を介して、商品収
納部から完全に引き出され、その後端部が開放される。
収納部前面の商品取出し開口の左右いずれかの端部近傍
に位置する鉛直軸線を中心として、回動自在に取り付け
られ、商品陳列装置は、回動フレームに取り付けられる
とともに、回動フレームの回動により、商品取出し開口
を介して、商品収納部に出入り可能に構成されている。
したがって、回動フレームを手前側に引くことにより、
商品陳列装置は、回動フレームとともに、上記鉛直軸線
を中心として回動し、商品取出し開口を介して、商品収
納部から完全に引き出され、その後端部が開放される。
【0007】その結果、この開放された後端部から、商
品を商品陳列装置に入れることが可能となり、商品の補
充の際、商品陳列装置に残っている商品の出し入れが不
要となるので、補充作業を容易に行うことができる。
品を商品陳列装置に入れることが可能となり、商品の補
充の際、商品陳列装置に残っている商品の出し入れが不
要となるので、補充作業を容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を、図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明を適用したショー
ケース型自動販売機を概略的に示す斜視図である。この
ショーケース型自動販売機(以下、単に「自動販売機」
という)1は、既存のショーケースを改造するととも
に、これにコイン解放装置を一体に組み込んで、ドリン
ク飲料などのびん飲料を自動販売できるように構成した
ものである。自動販売機1は、同図に示すように、ショ
ーケース2と、ショーケース2の側部に取り付けた販売
装置部3とによって構成されている。
照しながら説明する。図1は、本発明を適用したショー
ケース型自動販売機を概略的に示す斜視図である。この
ショーケース型自動販売機(以下、単に「自動販売機」
という)1は、既存のショーケースを改造するととも
に、これにコイン解放装置を一体に組み込んで、ドリン
ク飲料などのびん飲料を自動販売できるように構成した
ものである。自動販売機1は、同図に示すように、ショ
ーケース2と、ショーケース2の側部に取り付けた販売
装置部3とによって構成されている。
【0009】ショーケース2は、ショーケース本体5
と、ショーケース本体5の商品収納庫6を開閉するドア
7と、商品収納庫6内に設けられた商品陳列装置8とに
よって構成されている。ショーケース本体5は、下部に
ベース部9を有するとともに、上半部に前記商品収納庫
6が形成されている。商品収納庫6は、販売装置部3の
側面、ベース部9の上面、ならびに上板10、背板11
および左側板12によって画成され、その前面に商品取
出し開口13が形成される。また、ベース部9には、冷
却ユニット(図示せず)が内蔵されており、この冷却ユ
ニットによって、商品収納庫6の温度が適温に冷却され
るようになっている。
と、ショーケース本体5の商品収納庫6を開閉するドア
7と、商品収納庫6内に設けられた商品陳列装置8とに
よって構成されている。ショーケース本体5は、下部に
ベース部9を有するとともに、上半部に前記商品収納庫
6が形成されている。商品収納庫6は、販売装置部3の
側面、ベース部9の上面、ならびに上板10、背板11
および左側板12によって画成され、その前面に商品取
出し開口13が形成される。また、ベース部9には、冷
却ユニット(図示せず)が内蔵されており、この冷却ユ
ニットによって、商品収納庫6の温度が適温に冷却され
るようになっている。
【0010】ドア7は、ベース部9の上面と上板10と
の間に回動自在に取り付けられ、商品収納庫6の左前端
を中心として、開き戸形式で商品取出し開口13を開閉
する。ドア7、背板11および左側板12は、商品収納
庫6内に収納された商品A(びん飲料)を外部から見る
ことができるように、例えば透明のプラスチックで作ら
れている。
の間に回動自在に取り付けられ、商品収納庫6の左前端
を中心として、開き戸形式で商品取出し開口13を開閉
する。ドア7、背板11および左側板12は、商品収納
庫6内に収納された商品A(びん飲料)を外部から見る
ことができるように、例えば透明のプラスチックで作ら
れている。
【0011】商品陳列装置8は、回動フレーム14に、
左右に3列に並んで取り付けられた3つの商品保持レー
ル15、16、17によって構成されている。
左右に3列に並んで取り付けられた3つの商品保持レー
ル15、16、17によって構成されている。
【0012】回動フレーム14は、図2に示すように、
回動の軸となる回動シャフト部18と、商品保持レール
15、16、17を取り付ける取付けシャフト部19と
を一体にして構成されている。回動シャフト部18は、
商品収納庫6の左前端部に鉛直方向に配置され、ベース
部9の上面と上板10との間に、上下一対の軸受20、
20を介して、回動自在に取り付けられている。取付け
シャフト部19は、前後のシャフト21、22と、両シ
ャフト21、22を互いに連結する中間シャフト23と
によって、U字状に構成されている。取付けシャフト部
19は、前シャフト21と中間シャフト23との接合部
分で、回動シャフト部18に接合され、回動シャフト部
18から直角かつ水平に延びている。また、商品収納庫
6の左側板12には、回動フレーム14の図3の反時計
方向への回動を規制するストッパ金具24が設けられて
いる(図3参照)。
回動の軸となる回動シャフト部18と、商品保持レール
15、16、17を取り付ける取付けシャフト部19と
を一体にして構成されている。回動シャフト部18は、
商品収納庫6の左前端部に鉛直方向に配置され、ベース
部9の上面と上板10との間に、上下一対の軸受20、
20を介して、回動自在に取り付けられている。取付け
シャフト部19は、前後のシャフト21、22と、両シ
ャフト21、22を互いに連結する中間シャフト23と
によって、U字状に構成されている。取付けシャフト部
19は、前シャフト21と中間シャフト23との接合部
分で、回動シャフト部18に接合され、回動シャフト部
18から直角かつ水平に延びている。また、商品収納庫
6の左側板12には、回動フレーム14の図3の反時計
方向への回動を規制するストッパ金具24が設けられて
いる(図3参照)。
【0013】商品保持レール15、16、17は、商品
Aを吊り下げて保持するものであり、回動フレーム14
の前後のシャフト21、22の下面に、これらの間に渡
すようにして、取り付けられている。これらの商品保持
レールのうち、左側および中央の商品保持レール15、
16は、回動フレーム14に直接、ねじ止めされ、固定
レールとして構成されているのに対し、右側の商品保持
レール17は、後述する移動機構25を介して回動フレ
ーム14に取り付けられ、回動フレーム14に対して前
後方向に移動可能な可動レールとして構成されている。
Aを吊り下げて保持するものであり、回動フレーム14
の前後のシャフト21、22の下面に、これらの間に渡
すようにして、取り付けられている。これらの商品保持
レールのうち、左側および中央の商品保持レール15、
16は、回動フレーム14に直接、ねじ止めされ、固定
レールとして構成されているのに対し、右側の商品保持
レール17は、後述する移動機構25を介して回動フレ
ーム14に取り付けられ、回動フレーム14に対して前
後方向に移動可能な可動レールとして構成されている。
【0014】商品保持レール15、16、17の各々
は、図4に示すように、前後方向に延びる左右一対のレ
ール部26、26を有する2連構造のものである。各レ
ール部26は、前後方向に連続的に延びる通路27と、
通路27の両側下端部に、通路27に沿って形成された
左右一対の爪28、28とから成り、一対の爪28、2
8の間は開放されている。また、商品保持レールの1
5、16、17の前面には、商品選択ボタン43が設け
られ、前端部には、レール部26の通路27を開閉し
て、商品Aの取出しを規制するための取出し規制機構
(図示せず)が設けられるとともに、各通路27の後端
は開口され、商品投入口29となっている。さらに、可
動レールである商品保持レール17には、その移動を案
内するための上下一対の案内フランジ30、30が設け
られている(図2参照)。
は、図4に示すように、前後方向に延びる左右一対のレ
ール部26、26を有する2連構造のものである。各レ
ール部26は、前後方向に連続的に延びる通路27と、
通路27の両側下端部に、通路27に沿って形成された
左右一対の爪28、28とから成り、一対の爪28、2
8の間は開放されている。また、商品保持レールの1
5、16、17の前面には、商品選択ボタン43が設け
られ、前端部には、レール部26の通路27を開閉し
て、商品Aの取出しを規制するための取出し規制機構
(図示せず)が設けられるとともに、各通路27の後端
は開口され、商品投入口29となっている。さらに、可
動レールである商品保持レール17には、その移動を案
内するための上下一対の案内フランジ30、30が設け
られている(図2参照)。
【0015】このような構成により、商品Aは、その頭
部が、商品保持レール15、16、17の各通路27
に、商品投入口29から通され、頭部と首部との間の段
部が一対の爪28、28に引っかかるようにして、各レ
ール部26から吊り下げられて保持される。そして、商
品Aを、商品投入口29からレール部26に順次挿入
し、レール部26に沿って前方にスライドさせることに
よって、多数の商品Aが前後方向に整列される。
部が、商品保持レール15、16、17の各通路27
に、商品投入口29から通され、頭部と首部との間の段
部が一対の爪28、28に引っかかるようにして、各レ
ール部26から吊り下げられて保持される。そして、商
品Aを、商品投入口29からレール部26に順次挿入
し、レール部26に沿って前方にスライドさせることに
よって、多数の商品Aが前後方向に整列される。
【0016】移動機構25は、商品保持レール17の移
動を案内する左右一対の案内部材31、31と、商品保
持レール17を前方に付勢するコイルばね32などから
構成されている。各案内部材31は、断面L字状の型材
から成り、その短辺部が、回動フレーム14の前後のシ
ャフト21、22の下面に、これらの間に渡されるよう
にして、ねじ止めされている。また、各案内部材31の
長辺部の内側面には複数のローラ33が設けられてお
り、商品保持レール17は、上下の案内フランジ30、
30がこれらのローラ33をまたぐようにして、案内部
材31に取り付けられている。コイルばね32は、一端
が、回動フレーム14の前シャフト21に掛止めされる
とともに、他端が、商品保持レール17の上案内フラン
ジ28の上面にねじ止めされた、断面U字状の掛止め部
材34に掛止めされ、商品保持レール17を常時、前方
に付勢している。また、商品保持レール17の右前端部
には、係止突起35が側方に突出して形成されている。
動を案内する左右一対の案内部材31、31と、商品保
持レール17を前方に付勢するコイルばね32などから
構成されている。各案内部材31は、断面L字状の型材
から成り、その短辺部が、回動フレーム14の前後のシ
ャフト21、22の下面に、これらの間に渡されるよう
にして、ねじ止めされている。また、各案内部材31の
長辺部の内側面には複数のローラ33が設けられてお
り、商品保持レール17は、上下の案内フランジ30、
30がこれらのローラ33をまたぐようにして、案内部
材31に取り付けられている。コイルばね32は、一端
が、回動フレーム14の前シャフト21に掛止めされる
とともに、他端が、商品保持レール17の上案内フラン
ジ28の上面にねじ止めされた、断面U字状の掛止め部
材34に掛止めされ、商品保持レール17を常時、前方
に付勢している。また、商品保持レール17の右前端部
には、係止突起35が側方に突出して形成されている。
【0017】一方、販売装置部3には、係止突起35に
対応する位置に、これを係止するためのストッパ36が
設けられている。このストッパ36は、販売装置部3の
前面に設けられた鍵37に一体に取り付けられた板状の
ものであり、常時は、商品収納庫6内に臨む係止位置を
とり、係止突起35に当接して商品保持レール17を係
止する一方、鍵37を外す(回す)ことにより、商品収
納庫6から退避した係止解除位置をとり、係止突起33
から外れて、商品保持レール17の係止を解除するよう
になっている。図1に示すように、販売装置部3にはこ
の他、コイン投入口38、投入金額の表示部39、返却
レバー40、コイン返却口41、コインメカニズムや、
販売動作を制御する販売制御部(いずれも図示せず)な
どが設けられている。
対応する位置に、これを係止するためのストッパ36が
設けられている。このストッパ36は、販売装置部3の
前面に設けられた鍵37に一体に取り付けられた板状の
ものであり、常時は、商品収納庫6内に臨む係止位置を
とり、係止突起35に当接して商品保持レール17を係
止する一方、鍵37を外す(回す)ことにより、商品収
納庫6から退避した係止解除位置をとり、係止突起33
から外れて、商品保持レール17の係止を解除するよう
になっている。図1に示すように、販売装置部3にはこ
の他、コイン投入口38、投入金額の表示部39、返却
レバー40、コイン返却口41、コインメカニズムや、
販売動作を制御する販売制御部(いずれも図示せず)な
どが設けられている。
【0018】次に、上記構成の自動販売機1の動作を説
明する。まず、販売動作について簡単に説明すると、コ
イン投入口38から所定金額の硬貨が投入されたとき、
販売制御部は、これを検知して、ドア7のロック状態を
解除する。この状態で、購入者が、ドア7を開いて、好
みの商品Aの商品選択ボタン43を押すことにより、該
当する商品保持レール15、16、17の取出し規制機
構の規制状態が解除され、選択した商品Aが取出し可能
な状態となる。この状態で、購入者が、商品Aを取り出
すことにより、商品が販売される。販売制御部は、商品
Aの取出し後、取出し規制機構を規制状態に復帰させる
とともに、購入者がドア7を閉じたときに、ドア7をロ
ック状態にして、自動販売機1を販売待機状態に復帰さ
せる。このような販売動作によって、商品Aは、確実に
1個ずつ販売される。
明する。まず、販売動作について簡単に説明すると、コ
イン投入口38から所定金額の硬貨が投入されたとき、
販売制御部は、これを検知して、ドア7のロック状態を
解除する。この状態で、購入者が、ドア7を開いて、好
みの商品Aの商品選択ボタン43を押すことにより、該
当する商品保持レール15、16、17の取出し規制機
構の規制状態が解除され、選択した商品Aが取出し可能
な状態となる。この状態で、購入者が、商品Aを取り出
すことにより、商品が販売される。販売制御部は、商品
Aの取出し後、取出し規制機構を規制状態に復帰させる
とともに、購入者がドア7を閉じたときに、ドア7をロ
ック状態にして、自動販売機1を販売待機状態に復帰さ
せる。このような販売動作によって、商品Aは、確実に
1個ずつ販売される。
【0019】次に、販売者が商品を補充する際には、ま
ずドア7を開き、次いで鍵37を回して、ストッパ36
を係止解除位置に移動させる。これにより、ストッパ3
6が、商品保持レール17の係止突起35から外れ、商
品保持レール17は、コイルばね32の付勢力によっ
て、前方に移動する。この移動は、掛止め部材34が回
動フレーム14の前シャフト21に当接することによっ
て停止し、その結果、商品保持レール17は、図3の実
線位置から破線位置まで、距離Lだけ移動する。また、
この商品保持レール17の移動は、上下の案内フランジ
30、30がローラ33上を転動することにより、円滑
に行われる。
ずドア7を開き、次いで鍵37を回して、ストッパ36
を係止解除位置に移動させる。これにより、ストッパ3
6が、商品保持レール17の係止突起35から外れ、商
品保持レール17は、コイルばね32の付勢力によっ
て、前方に移動する。この移動は、掛止め部材34が回
動フレーム14の前シャフト21に当接することによっ
て停止し、その結果、商品保持レール17は、図3の実
線位置から破線位置まで、距離Lだけ移動する。また、
この商品保持レール17の移動は、上下の案内フランジ
30、30がローラ33上を転動することにより、円滑
に行われる。
【0020】次いで、回動フレーム14を手前に引くこ
とにより、回動フレーム14に取り付けられた商品保持
レール15、16、17が、回動シャフト部18を中心
として、図3の時計方向に回動し、商品取出し開口13
を介して、商品収納庫6から完全に引き出され、その後
端の商品投入口29が完全に開放される。この場合、商
品保持レール17がすでに前方の破線位置まで移動して
いるので、商品保持レール17の後部(図3の斜線部)
が、商品収納庫6の右側壁と干渉することはなく、商品
保持レール15、16、17の引出しを支障なく行うこ
とができる。次に、解放された商品保持レール15、1
6、17の各商品投入口29から、商品Aを投入し、レ
ール部26に沿って前方にスライドさせて、商品Aを補
充する。
とにより、回動フレーム14に取り付けられた商品保持
レール15、16、17が、回動シャフト部18を中心
として、図3の時計方向に回動し、商品取出し開口13
を介して、商品収納庫6から完全に引き出され、その後
端の商品投入口29が完全に開放される。この場合、商
品保持レール17がすでに前方の破線位置まで移動して
いるので、商品保持レール17の後部(図3の斜線部)
が、商品収納庫6の右側壁と干渉することはなく、商品
保持レール15、16、17の引出しを支障なく行うこ
とができる。次に、解放された商品保持レール15、1
6、17の各商品投入口29から、商品Aを投入し、レ
ール部26に沿って前方にスライドさせて、商品Aを補
充する。
【0021】次に、回動フレーム14を押して、回動フ
レーム14および商品保持レール15、16、17を、
中間シャフト23がストッパ金具24に当接するまで、
反時計方向に回動させ、商品保持レール15、16、1
7を商品収納庫6内に戻す。そして、商品保持レール1
7を押し、コイルばね32の付勢力に抗して、後方へ移
動させた状態で、鍵37を掛ける。これにより、ストッ
パ36が係止位置に戻り、係止突起35に当接して、商
品保持レール17を係止する。最後に、ドア7を閉じる
ことにより、補充作業が完了し、自動販売機1は販売待
機状態に復帰する。
レーム14および商品保持レール15、16、17を、
中間シャフト23がストッパ金具24に当接するまで、
反時計方向に回動させ、商品保持レール15、16、1
7を商品収納庫6内に戻す。そして、商品保持レール1
7を押し、コイルばね32の付勢力に抗して、後方へ移
動させた状態で、鍵37を掛ける。これにより、ストッ
パ36が係止位置に戻り、係止突起35に当接して、商
品保持レール17を係止する。最後に、ドア7を閉じる
ことにより、補充作業が完了し、自動販売機1は販売待
機状態に復帰する。
【0022】以上のように、本実施例によれば、回動フ
レーム14の回動により、商品保持レール15、16、
17を商品収納庫6から完全に引き出して、商品保持レ
ール15、16、17の後端の商品投入口29を完全に
開放し、この開放された各商品投入口29から、商品A
を投入することができる。したがって、商品の補充作業
を、商品保持レール15、16、17に残っている商品
を出し入れすることなく、容易に行うことができる。ま
た、商品保持レール15、16、17の引出しに先立
ち、回動フレーム14の回動軸から最も遠い商品保持レ
ール17を、回動フレーム14に対して前方に移動させ
るようにしているので、商品保持レール15、16、1
7の引出し時、商品保持レール17の後部が商品収納庫
6の側壁と干渉するのを回避することができる。したが
って、商品保持レール15、16、17を円滑に引き出
すために、商品保持レール17の長さを短くしたりする
必要がなくなり、商品の収納本数を維持することができ
る。
レーム14の回動により、商品保持レール15、16、
17を商品収納庫6から完全に引き出して、商品保持レ
ール15、16、17の後端の商品投入口29を完全に
開放し、この開放された各商品投入口29から、商品A
を投入することができる。したがって、商品の補充作業
を、商品保持レール15、16、17に残っている商品
を出し入れすることなく、容易に行うことができる。ま
た、商品保持レール15、16、17の引出しに先立
ち、回動フレーム14の回動軸から最も遠い商品保持レ
ール17を、回動フレーム14に対して前方に移動させ
るようにしているので、商品保持レール15、16、1
7の引出し時、商品保持レール17の後部が商品収納庫
6の側壁と干渉するのを回避することができる。したが
って、商品保持レール15、16、17を円滑に引き出
すために、商品保持レール17の長さを短くしたりする
必要がなくなり、商品の収納本数を維持することができ
る。
【0023】なお、本発明は、上述した実施例に限られ
ることなく、種々の態様で実施することができる。例え
ば、実施例では、自動販売可能に構成したショーケース
について説明したが、本発明は、このような機能をもた
ない通常のショーケースにももちろん適用できる。ま
た、実施例のショーケースは、びん飲料を吊り下げて保
持し、冷却して販売するタイプのものであるが、商品の
種類や収納の形式は適宜変更することができ、例えば、
缶飲料あるいは飲料以外の商品を載置して収納する棚式
のショーケースにも本発明を適用できる。さらに、実施
例では、3つの商品保持レールを設け、回動軸から最も
遠い商品保持レールのみを移動自在に構成しているが、
商品保持レールを一体とし、商品保持レール全体を移動
自在に構成してもよい。
ることなく、種々の態様で実施することができる。例え
ば、実施例では、自動販売可能に構成したショーケース
について説明したが、本発明は、このような機能をもた
ない通常のショーケースにももちろん適用できる。ま
た、実施例のショーケースは、びん飲料を吊り下げて保
持し、冷却して販売するタイプのものであるが、商品の
種類や収納の形式は適宜変更することができ、例えば、
缶飲料あるいは飲料以外の商品を載置して収納する棚式
のショーケースにも本発明を適用できる。さらに、実施
例では、3つの商品保持レールを設け、回動軸から最も
遠い商品保持レールのみを移動自在に構成しているが、
商品保持レールを一体とし、商品保持レール全体を移動
自在に構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のショーケ
ースは、商品の補充作業を容易に行うことができるなど
の効果を有するものである。
ースは、商品の補充作業を容易に行うことができるなど
の効果を有するものである。
【図1】本発明を適用したショーケース型自動販売機を
概略的に示す斜視図である。
概略的に示す斜視図である。
【図2】図1の自動販売機図1の回動フレームおよび商
品保持レールの移動機構を示す分解斜視図である。
品保持レールの移動機構を示す分解斜視図である。
【図3】図1の回動フレームおよび商品保持レールの動
作を示す図である。
作を示す図である。
【図4】商品保持レールを、商品を保持した状態で示す
正面断面図および側面断面図である。
正面断面図および側面断面図である。
2 ショーケース 6 商品収納庫 8 商品陳列装置 13 商品取出し開口 14 回動フレーム 17 商品保持フレーム 18 回動シャフト部 25 移動機構 A 商品
Claims (1)
- 【請求項1】 商品を加温または冷却して販売するショ
ーケースであって、前面に商品取出し開口を有する商品
収納部と、当該商品収納部内に、前記商品取出し開口の
左右いずれかの端部近傍に位置する鉛直軸線を中心とし
て回動自在に取り付けられた回動フレームと、当該回動
フレームに取り付けられ、複数の商品を前記商品収納部
内に前後方向に並べて陳列する商品陳列装置とを備え、
当該商品陳列装置が、前記回動フレームの回動により、
前記商品取出し開口を介して、前記商品収納部に出入り
可能に構成されていることを特徴とするショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19697593A JPH0729053A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19697593A JPH0729053A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ショーケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729053A true JPH0729053A (ja) | 1995-01-31 |
Family
ID=16366759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19697593A Withdrawn JPH0729053A (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | ショーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011022708A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Kaoru Umeno | ペットボトル送出装置 |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP19697593A patent/JPH0729053A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011022708A (ja) * | 2009-07-14 | 2011-02-03 | Kaoru Umeno | ペットボトル送出装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |