JPH07290493A - 電気融着継手の製造方法 - Google Patents

電気融着継手の製造方法

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Publication number
JPH07290493A
JPH07290493A JP6091253A JP9125394A JPH07290493A JP H07290493 A JPH07290493 A JP H07290493A JP 6091253 A JP6091253 A JP 6091253A JP 9125394 A JP9125394 A JP 9125394A JP H07290493 A JPH07290493 A JP H07290493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
inner member
mold
core
heating wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP6091253A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kurata
隆司 倉田
Atsushi Orino
厚志 折野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Publication of JPH07290493A publication Critical patent/JPH07290493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
    • B29D23/001Pipes; Pipe joints
    • B29D23/003Pipe joints, e.g. straight joints
    • B29D23/005Pipe joints, e.g. straight joints provided with electrical wiring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、重量のあるマンドレルを取り扱わ
ずに製造できる製造方法を提供するものである。 【構成】 コアにスリーブを外挿して金型のマンドレル
とし、金型キャビテイ内でスリーブの外面に内方部材を
射出成型し、次に金型を開いてコアからスリーブ付の内
方部材を取り出し、スリーブ付の内方部材の外周面に電
熱線を巻き付け、電熱線を巻き付けたスリーブ付の内方
部材をコアに外挿して別のキャビテイ部で内方部材の外
面に外方部材を射出成型し、金型を開いてコアからスリ
ーブ付の成型品を取り出し、その後成型品からスリーブ
を分離する工程からなる製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱可塑性プラスチック管
を融着接続するのに用いられる電気融着継手の製造方法
に関するもので、詳しくは内方部材(予備成型物)を成
型して、この内方部材の外面に電熱線を巻き付け、更に
この外面に外方部材(外皮成型層)を成型して内周面に
電熱線を埋設した電気融着継手を得る製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特公平3−75795号公報で開
示された図7、図8で説明する電気融着継手の製造方法
がある。この方法は、射出成型金型2内に円筒状マンド
レル1を嵌込んで湯道4から熱可塑性樹脂をキャビテイ
3内に注入して予備成型物5を注入する。その後予備成
型物5の薄い内周面にマンドレル1が嵌まった状態で、
予備成型物5の円筒状外周面に加熱した抵抗導線7を巻
き付ける。その後このマンドレル1が嵌まった状態の予
備成型物5を金型8に嵌入し、外皮6を射出成型する。
次いで金型8から成型層6付のマンドレル1を取り出し
て自然放冷した後、マンドレル1から成型層6を取り出
して電気融着継手を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に溶融樹脂を金型
内に射出して成型する射出成型は、成型品が大きくなる
ほど大きな樹脂の射出圧力を必要とし、またこの射出圧
力に耐えて変形しない様に、金型及び金型内でコアとし
て用いるマンドレルの肉厚も十分大きくして強度を持た
せたものが用いられる。従ってマンドレル1の重量が重
く、取り扱いが大変なものである。
【0004】上記従来技術では、この重量のあるマンド
レル1に成型品5又は6が付いた状態で、金型内への挿
入取り出しや導線の巻き付け作業を行う。このため作業
者の負担が非常に大きく、特に大口径の継手では危険を
伴い、作業補助具が必要で、また作業取り扱い時間も多
くかかって製造が困難であった。本発明は上記の課題を
解消して、重量のあるマンドレルを取り扱わずに製造で
きる製造方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、継手本
体の内周面に抵抗加熱電熱線を埋設した電気融着継手を
製造する方法であって、樹脂射出成型用分割金型内に設
けられるコアの外面に金属製の薄肉スリーブを外挿自在
に設け、まずコアにスリーブを外挿して金型のマンドレ
ルとし、金型キャビテイ内でスリーブの外面に継手の内
周部を形成する内方部材を射出成型する工程、次に金型
を開いて前記コアからスリーブ付の内方部材を取り出す
工程、該スリーブ付の内方部材の外周面に電熱線を巻き
付ける工程、該電熱線を巻き付けたスリーブ付の内方部
材をコアに外挿して別のキャビテイ部で内方部材の外面
に外方部材を射出成型する工程、金型を開いて前記コア
からスリーブ付の成型品を取り出す工程、その後成型品
からスリーブを分離する工程、からなることを特徴とす
る電気融着継手の製造方法である。本発明に係かる継手
はソケット、エルボ、チーズ等が適用でき、エルボ、チ
ーズは2方向あるいは3方向に分割されたコアとスリー
ブで成型される。
【0006】
【作用】本発明は上記構成のごとく、コアの外面に薄肉
のスリーブを挿入することにより、金型のマンドレルと
して作用し、射出成型が行われる。また射出成型された
成型品はコアから外したスリーブ付で取り扱いされる。
スリーブの内周はコアによって支持されているので、薄
肉であっても全体がマンドレルとしての十分な強度を持
つ。このためスリーブは軽量であり、スリーブ付成型品
の取り扱いが従来に比べて大幅に軽減され、作業が容易
になる。
【0007】成型品の内周面はスリーブによって支持さ
れているので、成型品が冷却収縮する際の変形がなく、
また内方部材の外周面に電熱線を巻き付ける工程におい
ても、スリーブの支持によって破れたり変形する様な問
題がなくなる。更にコアを金型内に残してスリーブが外
されるので、従来不可能であったマンドレルの水冷却が
可能になり、成型品の内側からも冷却することによって
品質の向上や成型時間の短縮が図れる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1ないし図6に基
づいて説明する。図1はソケット継手を成型する金型2
0の一実施例を示す平面図で、Aは前工程の内方部材
を、Bは後工程の外方部材を成型するキャビテイ部分
で、全体が上下に2分割されて開閉する構造となってい
る。キャビテイA、B、に対して両側にスライド可能に
したコアを支持するコア支持部21、21を設けてあ
り、図1はコアが開いた状態を示す。以下作業の工程順
に説明するが、実際の作業では金型20内のキャビテイ
A、Bでは同時に平行して成型作業が行われている。
【0009】まず図1の金型キャビテイA部分に金属製
の薄肉スリーブ22を挿入して、両側のコア23、23
を閉じ、図2のごとくスリーブ22をコア23に外挿す
る。この状態で金型の湯道24から溶融樹脂を射出し、
外周面に電熱線巻き付け用の溝25を螺旋状に形成した
内方部材26を得る。
【0010】上記射出成型した内方部材26が凝固した
ら金型20とコア23を開いてスリーブ22付内方部材
26を金型20内から取り出す。次にこのスリーブ付内
方部材26の外周面の溝25に電熱線27が巻回しされ
る。電熱線27は巻き線機によって内方部材外周面の溝
25に緩みがないように巻かれ、端部はコネクターピン
28、28に固定される。この状態を図3に示す。
【0011】この電熱線を巻き付けたスリーブ付内方部
材26を次に金型20のキャビテイ部Bに挿入して、両
側のコア23、23を閉じ、図4のごとくスリーブ付内
方部材26をコア23、23に外挿させる。この状態で
上記内方部材の成型と同様に湯道24から溶融樹脂を射
出して、電熱線27が巻回しされた内方部材26の外周
面に外方部材29が成型される。この際、外方部材29
の射出溶融樹脂によって内方部材26と外方部材29は
熱融着されて一体化する。
【0012】上記射出成型した外方部材29が凝固した
ら、金型20とコア23を開いて、図5のスリーブ付成
型品を取り出す。取り出した後、図6のごとく成型品3
0からスリーブ22を外して図6の内周面に電熱線を埋
設した電気融着継手30を得る。
【0013】上記実施例において、重量のあるコア23
は金型20内に残し、薄肉金属製スリーブ22付の状態
で取り扱いされるので、取り扱いが容易に行われる。ま
たコア23を作業者が取り扱わないので、コアの内面に
冷却孔を設けることができ、内側からも水冷却して成型
時間を短縮することが出来る。尚、本実施例では上下に
分割する水平割り金型についての一実施例を示したが、
左右に分割する垂直割り金型を用いた場合であっても良
く、またコア23や金型20の分割移動方向が種々異な
る金型であっても同様である。
【0014】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、大幅に取り
扱い重量が軽減され作業が容易になり、成型時間が大幅
に短縮される。また電熱線を巻回し作業する際も、軽量
で且つ内方部材の内周が支持されているので、内方部材
が壊れたり、変形したりしない。このため全体として、
品質の良い電気融着継手を容易に得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の金型の平面図である。
【図2】 キャビテイAでコア23にスリーブ22を外
挿した状態を示す平面図である。
【図3】 内方部材26に電熱線を巻き付けた断面図で
ある。
【図4】 内方部材26をキャビテイBに装着した図で
ある。
【図5】 スリーブ22付の成型品30を示す図であ
る。
【図6】 成型品30からスリーブ22を外した状態を
示す図である。
【図7】 従来技術の内方部材を成型する状態を示す図
である。
【図8】 従来技術の内方部材の外面に外方部材を成型
する状態を示す図である。
【符号の説明】
20 金型 21 支持部 22 スリーブ 23 コア 24 湯道 25 溝 26 内方部材 27 電熱線 28 コネクターピン 29 外方部材 30 成型品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継手本体の内周面に抵抗加熱電熱線を埋
    設した電気融着継手を製造する方法であって、 樹脂射出成型用分割金型内に設けられるコアの外面に金
    属製の薄肉スリーブを外挿自在に設け、 まずコアにスリーブを外挿して金型のマンドレルとし、
    金型キャビテイ内でスリーブの外面に継手の内周部を形
    成する内方部材を射出成型する工程、 次に金型を開いて前記コアからスリーブ付の内方部材を
    取り出す工程、 該スリーブ付の内方部材の外周面に電熱線を巻き付ける
    工程、 該電熱線を巻き付けたスリーブ付の内方部材をコアに外
    挿して別のキャビテイ部で内方部材の外面に外方部材を
    射出成型する工程、 金型を開いて前記コアからスリーブ付の成型品を取り出
    す工程、 その後成型品からスリーブを分離する工程、からなるこ
    とを特徴とする電気融着継手の製造方法。
JP6091253A 1994-04-28 1994-04-28 電気融着継手の製造方法 Pending JPH07290493A (ja)

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