JP3288182B2 - 電気融着継手の製造方法 - Google Patents

電気融着継手の製造方法

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JP3288182B2
JP3288182B2 JP21701794A JP21701794A JP3288182B2 JP 3288182 B2 JP3288182 B2 JP 3288182B2 JP 21701794 A JP21701794 A JP 21701794A JP 21701794 A JP21701794 A JP 21701794A JP 3288182 B2 JP3288182 B2 JP 3288182B2
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賢司 水川
泰男 山部
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
    • B29D23/001Pipes; Pipe joints
    • B29D23/003Pipe joints, e.g. straight joints
    • B29D23/005Pipe joints, e.g. straight joints provided with electrical wiring

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形法により、タ
ーミナルが開口された電気融着継手を製造する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内周面に樹脂管の端部が装着可能
とされるとともに、通電によって発熱するコイルが埋設
されたような電気融着継手が知られている。このような
電気融着継手には、コイルに電力を供給するためのター
ミナル(接点)が設けられるが、通常、ターミナルは、
コイルの端部の被覆線の被覆層をはぎ取り、その部分に
端子を取り付け、その端子をターミナルピンに取り付け
ることにより形成される。
【0003】そして、電気融着継手の製造方法として
は、例えば、特開平5─261757号公報に記載の如
く、予め円筒状態に巻回したコイルを作製し、このコイ
ルを、縮径状態としたコアにセットし、コアを拡径して
コイルをコアの外周面にしっかりと固定させ、蓋型と被
覆型とを型閉じし、コアと金型との間隙に樹脂材料を射
出成形した後、型開きし、コアを縮径させて脱型し、製
品を取り出す方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この電
気融着継手の製造方法では、その製造工程中で、通常の
方法により、巻回したコイルの端部にターミナルピンを
取り付けておいても、射出成形時にターミナルピンが樹
脂で覆われてしまって、ターミナルを開口させることが
難しいので、射出成形後に二次加工によりターミナルを
形成する必要があり、製造工程が煩雑となるだけではな
くて、ターミナルが固定できないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の如き従来の問題点を解消
し、ターミナルを開口させた電気融着継手を射出成形に
より一時に製造する方法を提供することを目的としてな
されたものである。
【課題を解決するための手段】本発明1は、筒状に形成
されており、その内周面に樹脂管の端部が装着可能とな
されるとともに、通電によって発熱するコイルが埋設さ
れ、コイルのターミナルが開口された電気融着継手の製
造方法であって、巻回したコイルの端部にターミナルピ
ンを連結し、そのターミナルピンの周囲をターミナルが
開口するようにブロックにて固定してブロック付きコイ
ルを作製する工程、ブロック付きコイルをターミナルの
開口部を型面に密着するように金型にセットする工程、
金型内に樹脂を射出して、その樹脂にてブロック付きコ
イルのコイル部を埋設するとともにブロック部を固定す
る工程からなる電気融着継手の製造方法である。
【0006】本発明2は、弧状片に分岐管が形成されて
おり、その弧状片の内周面に樹脂管の分岐管形成部が装
着可能となされるとともに、通電によって発熱する渦巻
きマットが埋設され、渦巻きマットのターミナルが開口
された電気融着継手の製造方法であって、渦巻きマット
の端部にターミナルピンを連結し、そのターミナルピン
の周囲をターミナルが開口するようにブロックにて固定
してブロック付き渦巻きマットを作製する工程、ブロッ
ク付き渦巻きマットをターミナルの開口部を型面に密着
するように金型にセットする工程、金型内に樹脂を射出
して、その樹脂にてブロック付き渦巻きマットの渦巻き
マット部を埋設するとともにブロック部を固定する工程
からなる電気融着継手の製造方法である。
【0007】本発明3は、本発明1又は2のブロック
が、射出成形用樹脂と同系の樹脂材料からなる2分割以
上のブロック片から構成されており、1つのブロック片
にてコイル又は渦巻きマットの端部のターミナルピンを
連結してターミナルを形成した後、残りのブロック片に
て固定する電気融着継手の製造方法である。
【0008】
【作用】本発明1の電気融着継手の製造方法は、巻回し
たコイルの端部にターミナルピンを連結し、そのターミ
ナルピンの周囲をターミナルが開口するようにブロック
にて固定してブロック付きコイルを作製する工程、ブロ
ック付きコイルをターミナルの開口部を型面に密着する
ように金型にセットする工程、金型内に樹脂を射出し
て、その樹脂にてブロック付きコイルのコイル部を埋設
するとともにブロック部を固定する工程からなることに
より、筒状に形成されており、その内周面に樹脂管の端
部が装着可能となされるとともに、通電によって発熱す
るコイルが埋設され、コイルのターミナルが開口された
電気融着継手を、射出成形により一時に製造することが
できる。
【0009】本発明2の電気融着継手の製造方法は、渦
巻きマットの端部にターミナルピンを連結し、そのター
ミナルピンの周囲をターミナルが開口するようにブロッ
クにて固定してブロック付き渦巻きマットを作製する工
程、ブロック付き渦巻きマットをターミナルの開口部を
型面に密着するように金型にセットする工程、金型内に
樹脂を射出して、その樹脂にてブロック付き渦巻きマッ
トの渦巻きマット部を埋設するとともにブロック部を固
定する工程からなることにより、弧状片に分岐管が形成
されており、その弧状片の内周面に樹脂管の分岐管形成
部が装着可能となされるとともに、通電によって発熱す
る渦巻きマットが埋設され、渦巻きマットのターミナル
が開口されたサドル型の電気融着継手を、射出成形によ
り一時に製造することができる。
【0010】本発明3の電気融着継手の製造方法は、本
発明1又は2のブロックが、射出成形用樹脂と同系の樹
脂材料からなる2分割以上のブロック片から構成されて
おり、1つのブロック片にてコイル又は渦巻きマットの
端部のターミナルピンを連結してターミナルを形成した
後、残りのブロック片にて固定することにより、ターナ
ルを開口させるための作業が容易であり、且つ、ターミ
ナルを開口させたブロックを同系の射出成形用樹脂にて
成形時に強固に固定させた電気融着継手を製造すること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例により図面を参照して
説明する。まず、本発明1の電気融着継手の製造方法の
例を図面を参照して説明する。図1〜図3は、本発明1
の電気融着継手の製造方法に用いる金型の一例を示す説
明図であり、図1はその横断面図、図2はその可動型の
拡縮径状態を示す横断面図、図3は図2のA−A線に沿
う断面図である。
【0012】金型1は、開閉自在とされた可動型11と
固定型12とからなり、閉型状態において、可動型11
と固定型12との間に、電気融着継手を成形するキャビ
ティ13が形成され、キャビティ13に通じるランナー
14が形成されている。固定型12には、図示しないノ
ズルからの溶融樹脂をランナー14を経てキャビティ1
3に射出するスプルー131が設けられている。可動型
11は、その一部が拡縮径するコア111と、コア11
1の一端部を片持ち支持する可動側型板112と、スト
リッパー113とを備えている。コア111は、固定コ
ア111aと、拡縮径する一対のスライドコア111
d,111dとを備え、スライドコア111d,111
dが拡径したとき、外面形状が円柱状を形成するように
されている。
【0013】スライドコア111d,111dの拡縮径
は次の機構により行われる。即ち、固定コア111aの
周方向に相対する位置に、長手方向に沿って先端方向に
向かうにつれて次第に軸芯に接近するような傾斜底面を
有する一対の凹溝111b,111bが設けられ、更に
凹溝111b,111bの底部に連通するように、長手
方向に沿って先端方向に向かうにつれて次第に軸芯に接
近するような傾斜底面を有する断面形状が逆T字状の複
溝111c,111cが設けられている。スライドコア
111d,111dの底部には、それに対応する傾斜底
面と逆T字状の突起111e,111eが設けられてい
る。スライドコア111d,111dの傾斜底面及び逆
T字状の突起111e,111eが固定コア111aの
凹溝111b,111bの傾斜底面及び複溝111c,
111cに係合状態にて摺動することができるようにさ
れている。
【0014】スライドコア111d,111dは、スト
リッパー112により固定コア111の先端方向に押し
出される際に縮径状態とされ、型締めの際に固定型12
に当接して固定コア111の基端部に押し込まれたとき
拡径状態とされる。尚、上記のコアに限定されることな
く、コア全体が拡縮径するようなものであっても何ら差
し使えなく適宜使用することができる。
【0015】ストリッパー112には、中央に貫通孔1
12aが設けられ、その貫通金型112aの固定コア1
11aに対応する部分が固定コア111aの外周面と略
同径とされ、スライドコア111d,111dに対応す
る部分がスライドコア111d,111dの外周面より
小径とされている。ストリッパー112は、ロッド11
4により進退可能とされている。
【0016】上記の金型1を用いた、本発明1の電気融
着継手の製造方法の例を、図4〜図15を参照して説明
する。まず、図4に示す如く、回転する芯型2上に、図
示しない巻線機によりワイヤ31を巻回してボビン状の
コイル32を作製する。芯型2より脱型したコイル32
の両端部のワイヤ31の被覆層を剥がして図5に示す如
く端子33を接続する。次に図6に示す如く、この端子
33をターミナルピン34の基端のスリット部に差し込
んでその部分をかしめるようにして端子33をターミナ
ルピン34に接続して、図7に示す如きターミナルピン
付きコイル3′を作製する。
【0017】尚、コイル32が一重巻きの場合には、図
8(a)に示す如く、他方のターミナルピン34を折り
返すようにして一方の端部のターミナルピン34の方に
集める。又、コイル32が二重巻きの場合には、図8
(b)に示す如く、2つのターミナルピンが一端部に集
められている。コイル32の巻回重数は、一重巻き、二
重巻きのいずれであってもよく、3重巻き以上であって
も差しつかえない。
【0018】ターミナルピン34,34の周囲をターミ
ナルが開口するようにブロック35′にて固定して、図
9に示す如き、ターミナル36,36が側面に開口した
ブロック付きコイル3を作製する。ブロック部35のタ
ーミナル36,36の開口方向の肉厚は金型1のブロッ
ク付きコイル3を装着するキャビティ13の間隙寸法と
合致させ、金型1を閉型時にブロック部35のターミナ
ル36,36の開口部が型面に密着するようにする。
【0019】尚、ブロック付きコイルのターミナルの開
口部の配列方向は特に限定されることがなく、必要に応
じて任意に選択することができる。又、ブロックの材質
としては、射出成形樹脂と同系の合成樹脂が好ましい
が、合成ゴム、無機質材料等の絶縁性材料も適宜使用す
ることができる。
【0020】ブロック付きコイル3を作製するには、ブ
ロックとして、雄片と雌片とをターミナルピンが開口す
るようにワンタッチ嵌め込むことができる構造のものを
使用するのが好ましいが、適宜ねじ止め方式のものを用
いたり、速硬性の無機質材料製のものであっても構わな
い。
【0021】次に、図10に示す如く、開型状態の可動
型11のスライドコア111d,111dを縮径状態
(先端方向に押し出した状態)のまま、ロッド114,
114を後退させてストリッパー112を固定コア11
1aの基端まで後退させる。この状態のコア111上
に、補助具4を用いてコイル32が楕円形となるように
変形させたブロック付きコイル3を、ブロック部35の
端面をストリッパー112に当接させるようにして装着
する。
【0022】図11に示す如く、補助具4を除去した
後、図12及び図13に示す如く、スライドコア111
d,111dを拡径状態(固定コア111aの基端側に
後退させた状態)とさせて、ブロック部35の端面をス
トリッパー112に当接させた状態を保持させたまま、
ブロック付きコイル3のコイル32が円形となるように
して、その円筒状をなすコア111上にコイル部分が円
形となるように密着した状態にて装着する。
【0023】次に、図14に示す如く、金型1を閉型状
態にする。このとき、ブロック付きコイル3はブロック
部35のターミナル36が開口する面が固定型12の型
面に密着するようにしてセットされる。即ち、ブロック
付きコイル3のブロック部35のターミナル36の開口
方向の肉厚は、上記の如く金型1のキャビティ13の間
隙寸法と合致させるようにされているので、ブロック付
きコイル3はブロック部35のターミナル36の開口部
を固定型12の型面に密着させることができる。
【0024】この状態の金型1のキャビティ13内に、
溶融状態の樹脂をスプルー131、ランナー14を経て
キャビティ13内に射出する。樹脂の硬化後、開型し
て、スライドコア111d,111dを縮径状態として
脱型し、図15及び図16に示す如く、ブロック部35
のターミナル36、36が側面に開口した状態にてブロ
ック付きコイル3のコイル部32が埋設されブロック部
35が固定された電気融着継手4を得る。
【0025】この電気融着継手4は、図17に示す如
く、直管5の端部に受口を形成するよにうして受口を形
成して、この中に、特に図示しいなが、接続管5の差口
を装着して受口付き管を形成し、コイル32に通電する
ことにより、接続部を融着するようにして使用する。
【0026】次に、本発明2の電気融着継手の製造方法
の例を、図18〜図23を参照して説明する。図18
は、本発明2の電気融着継手の製造方法に使用する金型
6の一例を説明する縦断面図である。金型6は、可動型
61と、固定型62と、可動型61内をスライド自在に
設けられたインコア63とからなる。
【0027】金型6内には、閉型状態において、可動型
61と固定型62とインコア63との間に、成形すべき
サドル型の電気融着管継手の外面形状に対応する内面形
状を備えたキャビティが64が形成されている。固定型
62には、溶融樹脂をキャビティ64内に射出するスプ
ルー621が設けられている。
【0028】まず、図19に示す如く、渦巻き巻回機1
0を回転させることにより、ワイヤを中心に空隙を有す
るような渦巻き状に巻回して渦巻きマットを作製する。
次に、図20に示す如く、この渦巻きマットの被覆線の
両端部のワイヤの被覆層をはがして端子33を接続し、
図21に示す如く、端子73をターミナルピン74接続
し、図21に示す如く、ターミナルピン74の周りをブ
ロック75′により固定して、ターミナル76,76が
側面に表出したブロック付き渦巻きマット7を作製す
る。尚、ブロック付き渦巻きマット7のブロック部75
のターミナル76,76の開口方向の肉厚は、金型6の
ブロック付き渦巻きマット7のブロック部75を装着す
る部分のキャビティ64の間隙寸法と合致させておく。
【0029】次に、図23に示す如く、ブロック付き渦
巻きマット7を、ブロック部75の端面及び底面を固定
型62に密着するようにして装着する。この状態にて、
図24に示す如く、閉型して、ブロック付き渦巻きマッ
ト7のブロック部75のターミナル76の開口部を可動
型61の型面に密着するようにしてセットする。この状
態のキャビティ64内にスプルー621を経て溶融樹脂
を射出して、ブロック付き渦巻きマット7の渦巻きマッ
ト部72を埋設するとともにブロック部75を固定す
る。
【0030】樹脂の硬化後、開型し脱型して、図25に
示す如く、ブロック部75のターミナル76,76が開
口した状態にて渦巻きマット部72が埋設されたサドル
型の電気融着継手8を得る。
【0031】図26は、本発明3の電気融着継手の製造
方法に使用するブロック9の一例を示す正面図である。
ブロック9は、射出成形用樹脂と同じか又は同系の樹脂
材料からなり、2分割とされた雌ブロック片91と雄ブ
ロック片92とから構成されている。雌ブロック片91
には、両端部にターミナルピン74,74の嵌着孔91
1,911が設けられ、中央部の幅方向に並ぶように係
止部912,912が設けられている。雄ブロック片9
2には、雌ブロック片91の係止部912,912に対
応する部位に突起部921,921が設けられている。
【0032】図27に示す如く、雌ブロック91の嵌着
孔911,911に、図7に示すターミナルピン付きコ
イルのターミナルピン34,34を嵌着した後、雄ブロ
ック片92の突起部921,921を雌ブロック片91
の係止部912,912に係止するようにして固定し
て、その一面にターミナルが開口した樹脂ブロック付き
コイルを作製する。この樹脂ブロック付きコイルを用い
て、本発明1と同様にして電気融着継手を得る。
【0033】尚、図7に示すターミナルピン付きコイル
の代わりに、図21に示すターミナルピン付き渦巻きを
用いて、上記と同様にして樹脂ブロック付き渦巻きマッ
トを作製し、この樹脂ブロック付き渦巻きマットを用い
て、本発明2と同様にして、サドル型の電気融着継手を
得る。
【0034】
【発明の効果】本発明1の電気融着継手の製造方法は上
記の如き構成とされているので、通電によって発熱する
コイルが埋設され、コイルのターミナルが開口された電
気融着継手を、射出成形により一時に製造することがで
きる。
【0035】本発明2の電気融着継手の製造方法は上記
の如き構成とされているので、通電によって発熱する渦
巻きマットが埋設され、渦巻きマットのターミナルが開
口されたサドル型の電気融着継手を、射出成形により一
時に製造することができる。
【0036】本発明3の電気融着継手の製造方法は上記
の如き構成とされているので、ターナルを開口させるた
めの作業が容易であり、且つ、ターミナルを開口させた
ブロックを同系の射出成形用樹脂にて成形時に強固に固
定させた電気融着継手を製造することができる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明1の電気融着継手の製造方法に用いる金
型の例の横断面図である。
【図2】図1の金型の可動型の拡縮径状態を示す横断面
図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】回転する芯型上にワイヤを巻回してコイルを形
成する状態を示す縦断面図である。
【図5】コイルの両端部のワイヤに端子を接続した状態
を示す縦断面図である。
【図6】端子にターミナルピンを接続する状態を示す正
面図である。
【図7】ターミナルピン付きコイルを示す縦断面図であ
る。
【図8】(a)は一重巻きコイルのターミナルピンを状
態を説明する斜視図であり、(b)は二重巻きコイルの
ターミナルピンを状態を説明する斜視図である。
【図9】ブロック付きコイルを示す斜視図である。
【図10】可動型のコアーにブロック付きコイルを装着
する前半の工程を示す一部切欠き正面図である。
【図11】可動型のコアーにブロック付きコイルを装着
する中間の工程を示す一部切欠き正面図である。
【図12】可動型のコアーにブロック付きコイルを装着
する後半の工程を示す一部切欠き正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】キャビティ内に樹脂を射出する状態を示す縦
断面図である。
【図15】電気融着継手の一部を示す側面図である。
【図16】電気融着継手を示す斜視図である。
【図17】電気融着継手を用いて受口を形成した状態を
示す縦断面図である。
【図18】本発明2の電気融着継手の製造に用いる金型
の一例を示す縦断面図である。
【図19】渦巻き巻回機にワイヤを巻回して渦巻きマッ
トを得る状態を示す縦断面図である。
【図20】渦巻きマットの両端部のワイヤに端子を接続
した状態を示す平面図である。
【図21】端子にターミナルピンを接続した状態を示す
正面図である。
【図22】ターミナルピンをブロックで固定した状態を
示す正面図である。
【図23】固定型にブロック付き渦巻きマットを装着し
た状態を示す正面図である。
【図24】金型のキャビティ内に樹脂を射出した状態を
示す縦断面図である。
【図25】本発明2により得られたサドル型の電気融着
継手を示す斜視図である。
【図26】本発明3の電気融着継手の製造方法に用いる
ブロックを示す斜視図である。
【図27】本発明3の電気融着継手の製造方法におい
て、ブロック付きコイルを得る状態を説明する斜視図で
ある。
【符号の簡単な説明】
1,6 金型 2,10 芯型 3 ブロック付きコイル 3′ ターミナルピン付きコイル 4,8 電気融着継手 7 ブロック付き渦巻きマット 9 ブロック 11,61 可動型 12,62 固定型 13,64 キャビティ 32 コイル部 35,75 ブロック部 72 渦巻きマット部 34,74 ターミナル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成されており、その内周面に樹
    脂管の端部が装着可能となされるとともに、通電によっ
    て発熱するコイルが埋設され、コイルのターミナルが開
    口された電気融着継手の製造方法であって、巻回したコ
    イルの端部にターミナルピンを連結し、そのターミナル
    ピンの周囲をターミナルが開口するようにブロックにて
    固定してブロック付きコイルを作製する工程、ブロック
    付きコイルをターミナルの開口部を型面に密着するよう
    に金型にセットする工程、金型内に樹脂を射出して、そ
    の樹脂にてブロック付きコイルのコイル部を埋設すると
    ともにブロック部を固定する工程からなることを特徴と
    する電気融着継手の製造方法。
  2. 【請求項2】 弧状片に分岐管が形成されており、その
    弧状片の内周面に樹脂管の分岐管形成部が装着可能とな
    されるとともに、通電によって発熱する渦巻きマットが
    埋設され、渦巻きマットのターミナルが開口された電気
    融着継手の製造方法であって、渦巻きマットの端部にタ
    ーミナルピンを連結し、そのターミナルピンの周囲をタ
    ーミナルが開口するようにブロックにて固定してブロッ
    ク付き渦巻きマットを作製する工程、ブロック付き渦巻
    きマットをターミナルの開口部を型面に密着するように
    金型にセットする工程、金型内に樹脂を射出して、その
    樹脂にてブロック付き渦巻きマットの渦巻きマット部を
    埋設するとともにブロック部を固定する工程からなるこ
    とを特徴とする分岐管を有する電気融着継手の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のブロックが、射出成形
    用樹脂と同系の樹脂材料からなる2分割以上のブロック
    片から構成されており、1つのブロック片にてコイル又
    は渦巻きマットの端部のターミナルピンを連結してター
    ミナルを形成した後、残りのブロック片にて固定するこ
    とを特徴とする電気融着継手の製造方法。
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