JP3330185B2 - 電気融着用分岐管継手の製法 - Google Patents

電気融着用分岐管継手の製法

Info

Publication number
JP3330185B2
JP3330185B2 JP9587393A JP9587393A JP3330185B2 JP 3330185 B2 JP3330185 B2 JP 3330185B2 JP 9587393 A JP9587393 A JP 9587393A JP 9587393 A JP9587393 A JP 9587393A JP 3330185 B2 JP3330185 B2 JP 3330185B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating wire
mold
electric
branch pipe
upper mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9587393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06305048A (ja
Inventor
隆一郎 中村
一徳 梅田
純雄 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP9587393A priority Critical patent/JP3330185B2/ja
Publication of JPH06305048A publication Critical patent/JPH06305048A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3330185B2 publication Critical patent/JP3330185B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
    • B29D23/001Pipes; Pipe joints
    • B29D23/003Pipe joints, e.g. straight joints
    • B29D23/005Pipe joints, e.g. straight joints provided with electrical wiring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
    • B29D23/001Pipes; Pipe joints
    • B29D23/003Pipe joints, e.g. straight joints
    • B29D23/008T-joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、略円筒状に湾曲したサ
ドルの上面から枝管が一体的に突出し、またサドルの裏
面に電熱線が所定間隔で埋設された電気融着用分岐管継
手を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の電気融着用分岐管継手
の製法は、電熱マットの成形工程と、該電熱マットを金
型内にセットする工程と、金型キャビテイ内に溶融樹脂
を射出する工程からなっている。即ち、最初の電熱マッ
トの成形工程では、略中央部に貫通孔を有する合成樹脂
シートの上面に前記貫通孔の周縁から所定間隔を持って
外周側に連続した渦巻状の溝を設け、該溝に沿って電熱
線を嵌合させると共に、電熱線の端部に導電端子を接続
する。次いで、この電熱マットを略半円筒状の湾曲面を
有する下金型上に載置し、金型キャビテイ内に溶融樹脂
を射出して成形する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来製法の場合には、電熱線の端部に接続した導電端子を
どの様にして上金型に固定するかが課題となっていた。
また、電熱マットを金型内にセットして溶融樹脂を射出
したとき、電熱線の弛んだ部分が渦巻状に巻回された電
熱線と接触したまま成形される危険性があった。
【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、電熱線の端部に接続した導電端子を上金型に簡単か
っ確実に固定できると共に、電熱線の弛んだ部分が渦巻
状に巻回された電熱線と接触して短絡する恐れが全くな
い電気融着用分岐管継手の製法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、まず略中央部
に貫通孔を有する合成樹脂シートの上面に前記貫通孔の
周縁から所定間隔をもって外周側に連続した渦巻状の溝
を設け、該溝に沿って電熱線を嵌合させると共に、渦巻
状の溝の内周部と外周部から引き出したそれぞれの電熱
線の端部に導電端子を接続して電熱マットを形成する。
次いで、前記電熱マットを略半円筒状の湾曲面を有する
下金型上に載置し、それぞれの導電端子に装着した端子
保持部材を上金型に設けた支持孔に嵌挿固定する。ま
た、電熱線の弛んだ部分を上金型に装着した支持具に引
っ掛けて上金型と下金型とを型閉めし、金型キャビテイ
内に溶融樹脂を射出して前記電熱マットと一体的に融着
させることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記の構成からなるので、電熱線の端部に接続
した導電端子は端子保持部材を介して上金型に固定され
る。また、電熱線の弛んだ部分は上金型に装着した支持
具に引っ掛けられて固定されているので、キャビテイ内
に溶融樹脂を射出したとき渦巻状に巻回された電熱線と
接触しない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本発明で使用する金型装置の一実施例を示
す断面図、図2は図1のXーX線断面図、図3は電熱マ
ットの平面図、図4は図3のYーY線拡大断面図、図5
は本発明によって得られた電気融着用分岐管継手の断面
図である。
【0008】図中1はポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリブテン等の合成樹脂からなる薄肉のシートであっ
て、該合成樹脂シート1の略中央部に貫通孔11を設け
る。次いで、この合成樹脂シート1の上面に貫通孔11
の周縁から所定間隔をもって外周側に連続した渦巻状の
溝12を設け、該溝12に沿ってニクロム線、銅ニッケ
ル線等の電熱線2を嵌め込む。
【0009】尚、前記渦巻状の溝12のピッチPは電熱
線2の線径等に応じて適宜設定することができるが、線
径が0.3〜1.5mmの電熱線2を使用する場合に
は、溝12のピッチPを0.4〜5.0mmの範囲で適
宜選択するとよい。また、溝12の幅Wは電熱線2の線
径とほぼ同一乃至はこれより若干広幅に形成し、その深
さHは電熱線2の線径より0.1〜0.5mm程度深く
なるように設定するのが好ましい。
【0010】そこで、電熱線2が嵌合させた渦巻状の溝
12の内周部と外周部から電熱線2を引き出し、それぞ
れの電熱線2の端部に導電端子3を接続する。このと
き、電熱線2の引出し長さにある程度の余裕を持たせて
おくことが肝要であって、この引出し長さが短か過ぎる
と、後述する金型の型閉めの際に導電端子3を上金型6
に固定できないという問題が起きる。
【0011】この様にして形成した電熱マット1aを下
金型5上にセットする。このとき、電熱マット1aを湾
曲させて略半円筒状の湾曲面を有する下金型5上に載置
し、該下金型5の上面中央に設けられている突起51に
電熱マット1aの貫通孔11を嵌合させて位置ずれしな
いようにセットする。そこで、電熱線2の端部に接続し
た導電端子3に端子保持部材4を嵌挿し、該端子保持部
材4を上金型6に設けた支持孔61に嵌挿すると共に、
合成樹脂等からなる支持具8を上金型6の支持孔62に
嵌挿し、該支持具8に電熱線2の弛んだ部分を引っ掛け
て固定する。
【0012】即ち、前記上金型6は半割型6a,6bと
で構成され、それぞれの半割型6a、6bの型合わせ面
に支持孔61、62が設けられているので、半割型6
a,6bを型閉めしつつ支持孔61に端子保持部材4を
挟み込むと共に、支持孔62に支持具8を挟み込んで固
定する。尚、図1には渦巻状の溝12の内周部から引き
出した電熱線2のみを支持具8に引っ掛けて固定したも
のを例示したが、渦巻状の溝12の外周部から引き出し
た電熱線2が弛んでいる場合にはこれと同様にして固定
することができる。
【0013】そこで、下金型5を上金型6で覆うと共に
コア金型7を下金型5の突起51上に垂下させ、上・下
金型5,6とコア金型7とを型閉めして形成されたキャ
ビテイ内にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
等の溶融樹脂を射出する。すると、溶融樹脂がキャビテ
イ内に充満して電熱マット1aと一体的に融着すると共
に、支持具8が溶融樹脂内に埋没する。この射出成形の
際に電熱線2の弛んだ部分は支持具8に引っ掛けられて
固定されているので、渦巻状に巻回された電熱線2と接
触して短絡することはない。
【0014】最後に、キャビテイ内に射出した溶融樹脂
が固化するのを待って上・下金型5,6とコア金型7と
を型開きする。そこで、導電端子3から端子保持部材4
を引抜き、サドル91の上面から突出している支持具8
の先端部を切除する。すると、図5に示した如く略半円
筒状に湾曲したサドル91の上面から枝管92が一体的
に突出し、またサドル91の裏面に電熱線2が所定間隔
で埋設されて該電熱線2の端部に接続した導電端子3が
プラグ端子93内に埋設された電気融着用分岐管継手が
得られる。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は電熱線の端
部に接続した導電端子を端子保持部材を介して上金型に
固定し、また電熱線の弛んだ部分を上金型に装着した支
持具に引っ掛けて弛まないように固定してからキャビテ
イ内に溶融樹脂を射出するので、電熱線の弛んだ部分が
渦巻状に巻回された電熱線と接触する恐れが全く、品質
の安定した電気融着用分岐管継手を簡単かっ確実に製造
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明で使用する金型装置の一実施例を
示す断面図である。
【図2】図2は図1のXーX線断面図である。
【図3】図3は電熱マットの平面図である。
【図4】図4は図3のYーY線拡大断面図である。
【図5】図5は本発明によって得られた電気融着用分岐
管継手の断面図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂シート 2 電熱線 3 導電端子 4 端子保持部材 5 下金型 6 上金型 7 コア金型 8 支持具 11 渦巻状の溝 1a 電熱マット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−254897(JP,A) 特開 平6−270194(JP,A) 特開 平4−312819(JP,A) 特開 平5−1796(JP,A) 特開 平6−143330(JP,A) 特開 平5−312298(JP,A) 特開 平5−50507(JP,A) 特開 平4−59319(JP,A) 特開 平2−30508(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 31/00 B29C 45/14 F16L 47/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略半円筒状に湾曲したサドルの上面から
    枝管が一体的に突出し、また前記サドルの裏面に電熱線
    が所定間隔で埋設された電気融着用分岐管継手を製造す
    るにあたり、次の、及びの各成形工程からなるこ
    とを特徴とする電気融着用分岐管継手の製法。 略中央部に貫通孔を有する合成樹脂シートの上面に前
    記貫通孔の周縁から所定間隔をもって外周側に連続した
    渦巻状の溝を設け、該溝に沿って電熱線を嵌合させると
    共に、渦巻状の溝の内周部と外周部から引き出したそれ
    ぞれの電熱線の端部に導電端子を接続して電熱マットを
    形成すること、 次いで、前記電熱マットを略半円筒状の湾曲面を有す
    る下金型上に載置すると共にそれぞれの導電端子に装着
    した端子保持部材を上金型に設けた支持孔に嵌挿固定
    し、また電熱線の弛んだ部分を上金型に装着した支持具
    に引っ掛けて上金型と下金型とを型閉めし、 金型キャビテイ内に溶融樹脂を射出して前記電熱マッ
    トに一体的に融着させること、
JP9587393A 1993-04-22 1993-04-22 電気融着用分岐管継手の製法 Expired - Fee Related JP3330185B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9587393A JP3330185B2 (ja) 1993-04-22 1993-04-22 電気融着用分岐管継手の製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9587393A JP3330185B2 (ja) 1993-04-22 1993-04-22 電気融着用分岐管継手の製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06305048A JPH06305048A (ja) 1994-11-01
JP3330185B2 true JP3330185B2 (ja) 2002-09-30

Family

ID=14149469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9587393A Expired - Fee Related JP3330185B2 (ja) 1993-04-22 1993-04-22 電気融着用分岐管継手の製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3330185B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06305048A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5697143A (en) Method of manufacturing an electrofusion coupler
JP3330185B2 (ja) 電気融着用分岐管継手の製法
JPH0731036Y2 (ja) 溶着継手
JP3325335B2 (ja) 電気融着用分岐管継手の製法
JPH1137374A (ja) 電気融着式配管部材及び電気融着式配管部材の製造方法
GB2137297A (en) Branch pipe fitting for thermoplastic pipe
JP3337552B2 (ja) 電熱マット及び分岐管継手の製法
JP3343398B2 (ja) 管路閉塞用キャップの製造方法
JP3571763B2 (ja) 電気融着用分岐管継手
JP3701153B2 (ja) 電気融着継手の成形装置
JPH07144337A (ja) 電気融着用分岐管継手の製法
JPH0727282A (ja) 電気融着継手およびその成型方法
JP3130182B2 (ja) 電気融着継手の製造方法
JP3479943B2 (ja) 電気融着用分岐管継手の製法
JPH0842773A (ja) 電熱マットの製法
JP3558360B2 (ja) 電熱マット
JPH11315987A (ja) 予備成形体及び電気融着継手の製法
JP3593426B2 (ja) 電気融着式分岐管継手の製法
JPH11141786A (ja) 電熱マット
JPH11141788A (ja) 電気融着式プラスチック管継手及びその製造方法
JPH09229282A (ja) 電気融着継手の製造方法
JPH08323802A (ja) 電気融着継手の製造方法及び製造装置
JP2929350B2 (ja) 電熱マット
JP2709363B2 (ja) プラスチックパイプの製造方法
JPH07151287A (ja) 電熱マット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees