JP3479943B2 - 電気融着用分岐管継手の製法 - Google Patents

電気融着用分岐管継手の製法

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、略半円弧状に湾曲した
サドルの上面から枝管が一体的に突出し、またサドルの
裏面に電熱線が所定間隔で渦巻状に埋設された電気融着
用分岐管継手の製法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来からガス用配管、給湯用配管等で
は、図6に断面図で示した如く、略半円弧状に湾曲した
サドル81の上面から枝管82が一体的に突出し、また
サドル81の裏面に電熱線2が所定間隔で渦巻状に埋設
された電気融着用分岐管継手8が使用されている。とこ
ろで、この分岐管継手を製造する場合、合成樹脂シート
に貫通孔を設けると共に、該貫通孔を中心にして設けた
渦巻状の溝に沿って電熱線2を嵌合した電熱マット1a
を準備し、該電熱マット1aを金型内にセットしたの
ち、金型キャビテイ内に溶融樹脂を射出していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この射
出成形の際に金型内にセットした合成樹脂シートと、キ
ャビテイ内に射出した溶融樹脂との馴染みが悪いため、
両者が完全に融着接合しないことがあった。この様な欠
陥がある電気融着用分岐管継手を用いて配管施工を行な
ったとき、合成樹脂シートと溶融樹脂との境界部に極め
て微細なクラックが発生することがあり、図6に示した
如く貫通孔の周縁部bで合成樹脂シートと溶融樹脂との
境界部にクラックが発生すると、このクラックを起点と
して渦巻状の溝と電熱線との間にできた隙間を伝って管
内流体が染出したり、漏洩することがあった。 【0004】本発明はかかる課題を解決したものであっ
て、合成樹脂シートとキャビテイ内に射出した溶融樹脂
とが強固に融着接合して管内流体が染出したり、漏洩す
ることのない電気融着用分岐管継手の製法を提供するも
のである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明では、まず合成樹
脂シートに貫通孔を設けると共に、該貫通孔を中心にし
てシートの表面に渦巻状の溝を設け、該渦巻状の溝に沿
って電熱線を嵌合した電熱マットを準備する。そこで、
前記電熱マットを金型内にセットしたのち金型キャビテ
イ内に溶融樹脂を射出して略半円弧状に湾曲したサドル
の上面から枝管が一体的に突出し、またサドルの裏面に
電熱線が渦巻状に所定間隔で埋設された電気融着用分岐
管継手を製造するにあたり、金型キャビテイ内に溶融樹
脂を射出するとき、又は溶融樹脂を射出した後で合成樹
脂シートの貫通孔の周縁部を加熱して合成樹脂シートと
サドルを構成する合成樹脂とを一体的に融着接合したこ
とを特徴とする。 【0006】 【作用】金型キャビテイ内に溶融樹脂を射出するとき、
又は溶融樹脂を射出して管継手を成形したのち合成樹脂
シートの貫通孔の周縁部を加熱すると、溶融した合成樹
脂シートとサドルを構成する合成樹脂とが一体的に融着
接合する。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面にて詳細に説明
する。図1は本発明で使用する電熱マットの平面図、図
2は図1のXーX線断面図、図3は端子ピンの一実施例
を示す拡大断面図、図4は電熱マットを金型内にセット
した状態の断面図、図5は図4のYーY線断面図であ
る。図中1はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン等の合成樹脂からなる肉薄シート、2は電熱線、3は
端子ピンであって、1aは電熱マットである。 【0008】合成樹脂シート1はポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリブテン等の肉薄シートからなるものであ
って、そのほぼ中央には貫通孔11が設けられており、
該貫通孔11を中心にしてシート1の表面に渦巻状の溝
12が設けられている。電熱マット1aは前記渦巻状の
溝12に沿ってニクロム線等の電熱線2が嵌合すると共
に、該溝12の内周端及び外周端から引き出した電熱線
2の両端部に端子ピン3を接続したものである。尚、図
3には電熱線2の端部がカシメ固定される下端部に蛇腹
状の伸縮部31を設けた端子ピン3を例示したが、この
端子ピン3を用いると、伸縮部31が衝撃等を吸収する
と共に伸縮するので、電熱線2の端部が端子ピン3から
脱出するのを未然に防止できるという利点がある。 【0009】また、前記渦巻状の溝12のピッチは電熱
線2の線径等に応じて適宜設定することができる。例え
ば、線径が0.3〜1.5mmの電熱線2を使用する場
合には、溝12のピッチを0.6〜5.0mmの範囲で
適宜設定し、溝12の幅及び深さを電熱線2の線径とほ
ぼ同一乃至はこれより若干大き目に形成するとよい。そ
して、渦巻状の溝12に沿って電熱線2を嵌合してから
ヒータ等で溝12の開口部を溶融して部分的に閉塞して
おくと、電熱線2が溝12内から脱出して電熱線2同志
が短絡するのを未然に防止できる。 【0010】この電熱マット1aを用いて電気融着用分
岐管継手を射出成形するとき、電熱マット1aを略半円
弧状の湾曲面を有する下金型5上に載置する。前記下金
型5の湾曲した上面には突起51が設けられており、該
突起51に合成樹脂シート1の貫通孔11を嵌挿して電
熱マット1aが位置ずれしないようにセットする。 【0011】そこで、下金型5を上金型6で覆うと共
に、電熱線2の両端部に接続した端子ピン3に端子保持
プラグ4を装着し、それぞれの端子保持プラグ4,4を
上金型6に設けた保持孔61に嵌挿する。前記上金型6
は図4に示した如く割型6a,6bからなる半割構造と
なっており、該割型6a、6bの型合わせ面に設けた保
持孔61に端子保持プラグ4を挟み込んで固定する。 【0012】この様にして下金型5と上金型6との間に
電熱マット1aをセットし、コア金型7を垂下すると共
に、その下端部を下金型5の突起51に押し付けて型閉
めする。そこで、ゲート62からキャビテイ内にポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン等の溶融樹脂を射
出すると共に、下金型5の突起51内に内蔵した温調装
置51aを発熱させて合成樹脂シート1の貫通孔11の
周縁部を加熱して溶融させる。すると、貫通孔11の周
縁部のシート1と、キャビテイ内に射出された溶融樹脂
とが一体的に融着接合する。 【0013】最後に、キャビテイ内に射出した溶融樹脂
が固化するのを待って金型5,6とコア金型7を型開き
し、端子ピン3から端子保持プラグ4を引き抜くと、略
半円弧状に湾曲したサドルの上面から枝管が一体的に突
出し、またサドルの裏面に電熱線が所定間隔で渦巻状に
埋設された電気融着用分岐管継手が得られる。 【0014】尚、前記実施例では、金型キャビテイ内に
溶融樹脂を射出するとき、合成樹脂シート1の貫通孔1
1の周縁部を加熱溶融するものを例示したが、溶融樹脂
を射出して管継手を成形してから合成樹脂シートの貫通
孔の周縁部を加熱溶融してもよい。この場合は、合成樹
脂シートと貫通孔の周囲に電熱線を別個に埋設してお
き、該電熱線を発熱させてシートとサドルを構成する合
成樹脂とを一体的に融着接合してもよい。また、管継手
を成形してから別に準備した加熱型を貫通孔の周縁部に
押し付けて一体的に融着接合するようにしてもよい。 【0015】 【発明の効果】以上詳述した如く、本発明は金型キャビ
テイ内に溶融樹脂を射出するとき、又は溶融樹脂を射出
して管継手を成形したのち合成樹脂シートの貫通孔の周
縁部を加熱し、溶融した合成樹脂シートとサドルを構成
する合成樹脂とを一体的に融着接合するので、合成樹脂
シートと溶融樹脂との融着不良によって微細なクラック
が発生することもなく、従来の電気融着用分岐管継手で
発生していた微細なクラックを起点とする管内流体の染
出し、漏洩事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明で使用する電熱マットの平面図で
ある。 【図2】図2は図1のXーX線断面図である。 【図3】図3は端子ピンの一実施例を示す拡大断面図で
ある。 【図4】図4は電熱マットを金型内にセットした状態の
断面図である。 【図5】図5は図4のYーY線断面図である。 【図6】図6は電気融着用分岐管継手の断面図である。 【符号の説明】 1a 電熱マット 1 合成樹脂シート 11 貫通孔 12 渦巻状の溝 2 電熱線 3 端子ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−320570(JP,A) 特開 平6−305048(JP,A) 特開 平1−281907(JP,A) 特開 昭60−253517(JP,A) 特開 平4−5006(JP,A) 特開 平2−274516(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 65/00 - 65/82 B29C 45/14

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 合成樹脂シート(1)に貫通孔(11)
    を設けると共に、該貫通孔(11)を中心にしてシート
    の表面に渦巻状の溝(12)を設け、該渦巻状の溝(1
    2)に沿って電熱線(2)を嵌合した電熱マット(1
    a)を準備し、該電熱マット(1a)を金型内にセット
    したのち金型キャビテイ内に溶融樹脂を射出して略半円
    弧状に湾曲したサドルの上面から枝管が一体的に突出
    し、またサドルの裏面に電熱線(2)が渦巻状に所定間
    隔で埋設された電気融着用分岐管継手を製造するにあた
    り、金型キャビテイ内に溶融樹脂を射出するとき、又は
    溶融樹脂を射出して管継手を成形したのち合成樹脂シー
    ト(1)の貫通孔(11)の周縁部を加熱して合成樹脂
    シート(1)とサドルを構成する合成樹脂とを一体的に
    融着接合したことを特徴とする電気融着用分岐管継手の
    製法。
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