JPH07290201A - 双ドラム式薄板連続鋳造用始動板及びその製造方法 - Google Patents
双ドラム式薄板連続鋳造用始動板及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH07290201A JPH07290201A JP8314094A JP8314094A JPH07290201A JP H07290201 A JPH07290201 A JP H07290201A JP 8314094 A JP8314094 A JP 8314094A JP 8314094 A JP8314094 A JP 8314094A JP H07290201 A JPH07290201 A JP H07290201A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 双ドラム式薄板連続鋳造機の始動時に用いる
始動板であって、鋳片の最ボトム部を安定して後面搬送
設備に誘導可能な始動板を提供する。 【構成】 始動板の先端部の鋳造初期に鋳造金属によっ
て鋳包まれる部分について小孔を打抜く。その際、母材
と切り放すことなく一部がつながった形で打抜き成型加
工を行い、打ち抜いて残っている部分は折り返すことな
く、外力によって母材の元の位置に収まるように成型す
る。 【効果】 鋳片のボトム部が破断することなく円滑に後
面の搬送装置へ誘導可能な始動板を安価に製作する事が
できる。
始動板であって、鋳片の最ボトム部を安定して後面搬送
設備に誘導可能な始動板を提供する。 【構成】 始動板の先端部の鋳造初期に鋳造金属によっ
て鋳包まれる部分について小孔を打抜く。その際、母材
と切り放すことなく一部がつながった形で打抜き成型加
工を行い、打ち抜いて残っている部分は折り返すことな
く、外力によって母材の元の位置に収まるように成型す
る。 【効果】 鋳片のボトム部が破断することなく円滑に後
面の搬送装置へ誘導可能な始動板を安価に製作する事が
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】金属薄板の連続鋳造、特に双ドラ
ム式薄板連続鋳造に関する。
ム式薄板連続鋳造に関する。
【０００２】
【従来の技術】双ドラム式連続鋳造機の始動に当たって
ダミーバー域はダミーシートと呼ばれる金属薄板の始動
板を用いることは、実開昭６０−１２１４４１号公報及
び特開昭６３−２２４８４７号公報等によって公知であ
る。これらの始動板は、何れも鋳造開始時に鋳造金属に
より鋳包まれる部分に切り欠き又は孔部を設けた金属
板、複数の小幅帯薄板、複数の針金、或はこれらを組合
せた構造としている。これらの始動板を用いると、金属
薄板の連続鋳造始動時に、鋳造する溶融金属が始動板の
周囲を充分に取り囲み始動板を鋳包むので、鋳片と始動
板とがつながって、鋳片を後面へ搬送することが出来る
としている。
ダミーバー域はダミーシートと呼ばれる金属薄板の始動
板を用いることは、実開昭６０−１２１４４１号公報及
び特開昭６３−２２４８４７号公報等によって公知であ
る。これらの始動板は、何れも鋳造開始時に鋳造金属に
より鋳包まれる部分に切り欠き又は孔部を設けた金属
板、複数の小幅帯薄板、複数の針金、或はこれらを組合
せた構造としている。これらの始動板を用いると、金属
薄板の連続鋳造始動時に、鋳造する溶融金属が始動板の
周囲を充分に取り囲み始動板を鋳包むので、鋳片と始動
板とがつながって、鋳片を後面へ搬送することが出来る
としている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】双ドラム式薄板連続鋳
造機では、溶融金属が各々の冷却ドラムの表面で冷却さ
れて凝固殻を生成し、ドラムのキス点を通過するときに
各ドラム表面で生成した凝固殻が一体となって鋳片を形
成する。しかしながら、従来のごとく切り欠き、孔部、
或は針金等を有する始動板を使用すると、鋳造初期に
は、始動板で冷却されることによって始動板を鋳包む鋳
造金属の凝固殻の厚みが不均一になり、始動板の隙間に
相当する部分に未凝固の鋳造金属を含んだまま、両ドラ
ム表面で生成した凝固殻に挟み込まれて鋳片ボトムとな
る。このように未凝固部を含んだ鋳片ボトムは、ドラム
のキス点を通過した後ドラムからの冷却を受けないの
で、未凝固部の凝固潜熱により凝固部分の温度が上昇す
るいわゆる復熱現象が生じて強度が低下する。その結
果、始動板の製作工程が複雑であり始動板の製作費用が
多大となるにもかかわらず、キス点通過後に自重によっ
て破断することがある。
造機では、溶融金属が各々の冷却ドラムの表面で冷却さ
れて凝固殻を生成し、ドラムのキス点を通過するときに
各ドラム表面で生成した凝固殻が一体となって鋳片を形
成する。しかしながら、従来のごとく切り欠き、孔部、
或は針金等を有する始動板を使用すると、鋳造初期に
は、始動板で冷却されることによって始動板を鋳包む鋳
造金属の凝固殻の厚みが不均一になり、始動板の隙間に
相当する部分に未凝固の鋳造金属を含んだまま、両ドラ
ム表面で生成した凝固殻に挟み込まれて鋳片ボトムとな
る。このように未凝固部を含んだ鋳片ボトムは、ドラム
のキス点を通過した後ドラムからの冷却を受けないの
で、未凝固部の凝固潜熱により凝固部分の温度が上昇す
るいわゆる復熱現象が生じて強度が低下する。その結
果、始動板の製作工程が複雑であり始動板の製作費用が
多大となるにもかかわらず、キス点通過後に自重によっ
て破断することがある。
【０００４】本発明は、このような鋳片最ボトム部の破
断を防止するべく、始動板の形状を特定し、始動板の安
価な製作方法を提案するものである。
断を防止するべく、始動板の形状を特定し、始動板の安
価な製作方法を提案するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、始動板周辺に
鋳造金属が回り込んで鋳片ボトムと始動板とのつながり
を確保しながら、鋳片ボトム部における未凝固金属の残
留を排除するため、始動板の打ち抜き部分を完全に切り
離すことなくその一部が母材の始動板に付いたまま打抜
いて折り曲げ成型加工を加えるものである。
鋳造金属が回り込んで鋳片ボトムと始動板とのつながり
を確保しながら、鋳片ボトム部における未凝固金属の残
留を排除するため、始動板の打ち抜き部分を完全に切り
離すことなくその一部が母材の始動板に付いたまま打抜
いて折り曲げ成型加工を加えるものである。
【０００６】すなわち、本発明の双ドラム式薄板連続鋳
造用始動板は、金属薄板からなり、双ドラム式薄板連続
鋳造を開始する際に鋳造金属により鋳包まれる部分に、
複数個の小孔を、その一部が金属薄板母材に付いたまま
となるように打抜成型加工したことを特徴とする。特
に、鋳造を開始する際に鋳造金属により鋳包まれる部分
の先端部の厚みに勾配を設ける。
造用始動板は、金属薄板からなり、双ドラム式薄板連続
鋳造を開始する際に鋳造金属により鋳包まれる部分に、
複数個の小孔を、その一部が金属薄板母材に付いたまま
となるように打抜成型加工したことを特徴とする。特
に、鋳造を開始する際に鋳造金属により鋳包まれる部分
の先端部の厚みに勾配を設ける。
【０００７】また、本発明の双ドラム式薄板連続鋳造用
始動板の製造方法は、金属薄板から双ドラム式薄板連続
鋳造開始に用いる始動板を製造する際に、鋳造金属によ
り鋳包まれる部分に、打抜きにより複数の小孔を形成す
るに当たり、小孔を完全には打抜かず、その一部が金属
薄板母材に付いたままとなるように打抜成型加工するこ
とを特徴とする。
始動板の製造方法は、金属薄板から双ドラム式薄板連続
鋳造開始に用いる始動板を製造する際に、鋳造金属によ
り鋳包まれる部分に、打抜きにより複数の小孔を形成す
るに当たり、小孔を完全には打抜かず、その一部が金属
薄板母材に付いたままとなるように打抜成型加工するこ
とを特徴とする。
【０００８】
【実施例】図１は双ドラム式連続鋳造開始時の状態を示
す模式図であって、溶湯注入流が始動板の開孔部から裏
側に回り込み、始動板を鋳包んでいる状態を示したもの
である。図２及び図３は、本発明による始動板の先端部
であって、鋳造開始時に鋳造金属で鋳包まれる部分を示
す。図のように始動板はＵ字状に打ち抜かれ、完全には
母材から切り離されず、母材から若干の距離を置き交互
に母材の両側に折り曲げられている。打ち抜いて残って
いる部分の折り曲げに際しては、折り返さずに曲げ角が
９０度以内となるようにし、ドラムキス点で両側から押
されたときに母材の元の部分に納まるようにする。この
ような形状の始動板を使用すると、鋳造初期に双ドラム
式薄板連続鋳造機の湯溜り部に供給された溶融金属は始
動板の開口部から裏側に回り込み、始動板を充分に鋳包
みながら始動板周辺及び両方のドラム表面で最ボトム片
となる初期の凝固殻を生成する。ここで、始動板表面に
生成する凝固殻を見ると、凝固殻は始動板母材及び打ち
抜いた小孔の周囲で生成し、ドラムのキス点を通過する
ときに両ドラム表面で生成した凝固殻と共に圧着され
る。この時打抜いて残っている部分は容易に元の母材の
中に戻るので、最ボトム部への未凝固金属の残留を防止
出来、復熱による鋳片最ボトム部の破断を防止できる。
す模式図であって、溶湯注入流が始動板の開孔部から裏
側に回り込み、始動板を鋳包んでいる状態を示したもの
である。図２及び図３は、本発明による始動板の先端部
であって、鋳造開始時に鋳造金属で鋳包まれる部分を示
す。図のように始動板はＵ字状に打ち抜かれ、完全には
母材から切り離されず、母材から若干の距離を置き交互
に母材の両側に折り曲げられている。打ち抜いて残って
いる部分の折り曲げに際しては、折り返さずに曲げ角が
９０度以内となるようにし、ドラムキス点で両側から押
されたときに母材の元の部分に納まるようにする。この
ような形状の始動板を使用すると、鋳造初期に双ドラム
式薄板連続鋳造機の湯溜り部に供給された溶融金属は始
動板の開口部から裏側に回り込み、始動板を充分に鋳包
みながら始動板周辺及び両方のドラム表面で最ボトム片
となる初期の凝固殻を生成する。ここで、始動板表面に
生成する凝固殻を見ると、凝固殻は始動板母材及び打ち
抜いた小孔の周囲で生成し、ドラムのキス点を通過する
ときに両ドラム表面で生成した凝固殻と共に圧着され
る。この時打抜いて残っている部分は容易に元の母材の
中に戻るので、最ボトム部への未凝固金属の残留を防止
出来、復熱による鋳片最ボトム部の破断を防止できる。
【０００９】更に始動板の最先端部の厚みに勾配を付与
することによって、始動板と鋳片との境目にも未凝固金
属を残留させることがなく、始動板と鋳片との接続部の
強度を充分な大きさに保ちながら、鋳片を後面の搬送設
備に誘導することが出来る。打抜く小孔の大きさは、溶
湯が裏側に回り込めるだけの大きさであればよく、０．
３〜１cm2 程度、母材と接合する舌状の部分の長さは、
取扱い時に内側に折り曲げた箇所が外れないように有る
程度の強度を持たせることと、鋳造時にドラムキス点で
小さな力で元に戻るように３〜１０mm程度とすることが
実用的である。本発明で打ち抜いて残っている部分の形
状は、本実施例のＵ字形に限定するものではなく、半円
状、コの字状、馬蹄形状、Ｖ字状等その一部が母材につ
ながっている形状であればよい。折り曲げ形状について
も本図のような曲線状に限定するものではなく、直線状
でも本発明の目的とするようなドラムのキス点通過時に
始動板の両面から押されて元の部分に納まると言う効果
を発揮することが出来る。実際の打ち抜き加工に当たっ
ては始動板周辺に生成する凝固殻の厚みを考慮して、切
断線に沿って凝固厚み相当分だけ糸状に切除すること、
また、双ドラム式連続鋳造機に始動板をセットしたと
き、始動板の打ち抜いた部分の母材との接続箇所が下側
になるように配置することは有効である。又、始動板先
端部を２枚とし、その間に溶湯の注入流を受ける場合で
あっても本発明は有効である。
することによって、始動板と鋳片との境目にも未凝固金
属を残留させることがなく、始動板と鋳片との接続部の
強度を充分な大きさに保ちながら、鋳片を後面の搬送設
備に誘導することが出来る。打抜く小孔の大きさは、溶
湯が裏側に回り込めるだけの大きさであればよく、０．
３〜１cm2 程度、母材と接合する舌状の部分の長さは、
取扱い時に内側に折り曲げた箇所が外れないように有る
程度の強度を持たせることと、鋳造時にドラムキス点で
小さな力で元に戻るように３〜１０mm程度とすることが
実用的である。本発明で打ち抜いて残っている部分の形
状は、本実施例のＵ字形に限定するものではなく、半円
状、コの字状、馬蹄形状、Ｖ字状等その一部が母材につ
ながっている形状であればよい。折り曲げ形状について
も本図のような曲線状に限定するものではなく、直線状
でも本発明の目的とするようなドラムのキス点通過時に
始動板の両面から押されて元の部分に納まると言う効果
を発揮することが出来る。実際の打ち抜き加工に当たっ
ては始動板周辺に生成する凝固殻の厚みを考慮して、切
断線に沿って凝固厚み相当分だけ糸状に切除すること、
また、双ドラム式連続鋳造機に始動板をセットしたと
き、始動板の打ち抜いた部分の母材との接続箇所が下側
になるように配置することは有効である。又、始動板先
端部を２枚とし、その間に溶湯の注入流を受ける場合で
あっても本発明は有効である。
【００１０】なお、本発明の始動板の先端部の打抜成型
加工をする範囲は、鋳片と始動板が繋がって鋳片を搬送
するのに必要な所要の長さであればよい。また、その打
抜成型加工方法として具体的には、プレス型のポンチ・
ダイスを用いてせん断加工を行なう穴抜き加工、プレス
型で多数の穴を同時にあける多数穴抜き加工、ポンチや
ダイスをプレスに取り付けて所要の形を打抜いた板を得
る打抜き加工等による方法またはそれらを組み合わせた
加工方法が適している。しかしながら、本発明は特に上
記のような打抜加工方法を限定するものではなく、要は
前述の各種タイプの打抜加工により生成した突起状の打
抜部分が母材にくっついたままの状態に仕上げる加工方
法であればよい。
加工をする範囲は、鋳片と始動板が繋がって鋳片を搬送
するのに必要な所要の長さであればよい。また、その打
抜成型加工方法として具体的には、プレス型のポンチ・
ダイスを用いてせん断加工を行なう穴抜き加工、プレス
型で多数の穴を同時にあける多数穴抜き加工、ポンチや
ダイスをプレスに取り付けて所要の形を打抜いた板を得
る打抜き加工等による方法またはそれらを組み合わせた
加工方法が適している。しかしながら、本発明は特に上
記のような打抜加工方法を限定するものではなく、要は
前述の各種タイプの打抜加工により生成した突起状の打
抜部分が母材にくっついたままの状態に仕上げる加工方
法であればよい。
【００１１】
【発明の効果】本発明によって、鋳造開始時に始動板周
辺に鋳造金属が回り込み、鋳片ボトムと始動板との接続
を確保しながら、鋳片ボトム部における未凝固金属の残
留を排除し、復熱による鋳片の強度低下を防止して鋳片
が破断しないようにすることが出来る。更に、金属薄板
の打ち抜き折り曲げ加工だけで始動板を作ることが出来
るので、始動板の製造が簡単になり、大量の金属薄板鋳
片を生産する場合の始動板の製造費を低減することが可
能である。
辺に鋳造金属が回り込み、鋳片ボトムと始動板との接続
を確保しながら、鋳片ボトム部における未凝固金属の残
留を排除し、復熱による鋳片の強度低下を防止して鋳片
が破断しないようにすることが出来る。更に、金属薄板
の打ち抜き折り曲げ加工だけで始動板を作ることが出来
るので、始動板の製造が簡単になり、大量の金属薄板鋳
片を生産する場合の始動板の製造費を低減することが可
能である。
【図１】鋳造開始時の状態の模式図である。
【図２】本発明による始動板の先端部を示す図である。
【図３】図２を横から見た図である。
【図４】特開昭６３−２２４８４７号公報で提案された
始動板先端構造を示す図である。
始動板先端構造を示す図である。
１，１′…鋳造ドラム ２…始動板 ２′…打ち抜き部分 ３…注入ノズル ４…溶湯注入流
Claims (3)
- 【請求項１】 金属薄板からなり、双ドラム式薄板連続
鋳造を開始する際に鋳造金属により鋳包まれる部分に、
複数個の小孔を、その一部が金属薄板母材に付いたまま
となるように打抜成型加工することを特徴とする双ドラ
ム式薄板連続鋳造用始動板。 - 【請求項２】 鋳造を開始する際に鋳造金属により鋳包
まれる部分の先端部の厚みに勾配を設けたことを特徴と
する請求項１記載の双ドラム式薄板連続鋳造用始動板。 - 【請求項３】 金属薄板から双ドラム式薄板連続鋳造開
始に用いる始動板を製造する際に、鋳造金属により鋳包
まれる部分に、打抜きにより複数の小孔を形成するに当
たり、小孔を完全には打抜かず、その一部が金属薄板母
材に付いたままとなるように打抜成型加工することを特
徴とする双ドラム式薄板連続鋳造用始動板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314094A JPH07290201A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 双ドラム式薄板連続鋳造用始動板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8314094A JPH07290201A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 双ドラム式薄板連続鋳造用始動板及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07290201A true JPH07290201A (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13793907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8314094A Withdrawn JPH07290201A (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | 双ドラム式薄板連続鋳造用始動板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07290201A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1575723A1 (en) * | 2002-12-23 | 2005-09-21 | Posco Co., Ltd. | A method of startup procedure of strip in the twin roll strip casting process |
| CN109849107A (zh) * | 2019-02-26 | 2019-06-07 | 浙江新天力容器科技有限公司 | 一种杯盖卡齿的冲切模具 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP8314094A patent/JPH07290201A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1575723A1 (en) * | 2002-12-23 | 2005-09-21 | Posco Co., Ltd. | A method of startup procedure of strip in the twin roll strip casting process |
| EP1575723A4 (en) * | 2002-12-23 | 2006-08-16 | Posco Co Ltd | METHOD FOR STARTING A BELT IN A DOUBLE ROLL BANDGING PROCESS |
| CN109849107A (zh) * | 2019-02-26 | 2019-06-07 | 浙江新天力容器科技有限公司 | 一种杯盖卡齿的冲切模具 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010703 |