JPH0728969B2 - ミシンの被加工物送り出し装置 - Google Patents

ミシンの被加工物送り出し装置

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JPH0728969B2
JPH0728969B2 JP60026632A JP2663285A JPH0728969B2 JP H0728969 B2 JPH0728969 B2 JP H0728969B2 JP 60026632 A JP60026632 A JP 60026632A JP 2663285 A JP2663285 A JP 2663285A JP H0728969 B2 JPH0728969 B2 JP H0728969B2
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shaft
feed
bending lever
groove
connecting rod
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JP60026632A
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JPS60194983A (ja
Inventor
フランコ・マルチエシ
Original Assignee
ロツクウエル‐リモルデイ・エス・ピー・エー
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/02Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements
    • D05B27/08Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements with differential feed motions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は縫製ミシンの被加工物送り出し装置、特に差
動送りスライド(differential feed glide)の移動量
を調整するための装置に関する。
差動送り装置(differential feed device)を有するミ
シンは公知であり、揺動送り軸は湾曲レバーと一体であ
り、この湾曲レバーに滑動部材が、一端が前記差動送り
スライドに枢着される小連結杆の他端とともに枢着され
ている。小連結杆の揺動の幅、したがって、前記差動送
り装置の揺動の幅の調整は、やはり、前記差動送りスラ
イドに枢着された1つのレバーによって作動され、滑動
部材が前記1つのレバーに沿って移動する位置に対応し
た位置に固定される。
上記技術の具体例は基本的に次の2つの欠点がある。
1.質量、すなわち滑動部材を有する揺動レバーの慣性
は、レバーの大部分が上記軸から突出しているから、滑
動部材が揺動送り軸の軸に近接して位置していても相当
なものである。
これにより機構全体に相当な損耗と遊びが出る。
2.実際、滑動部材は、滑動部材が位置するレバーの揺動
軸と調整レバーの揺動の中心軸とからなる2つの揺動軸
を有し、その結果として、滑動部材はレバーに沿って連
続した交互の動きを受け、差動送りスライドに枢着され
た小連結杆の動きのパターンに連続的な変化を生じ、そ
の結果送りの調整が不正確となる。
さらに送り調整部材は、連続して応力を受け、最終的に
は破損することもある。
上述の欠点を有する送り出し装置は、例えば、米国特許
第1,884,489号と同第2,341,448号に示されている。
この発明の目的と技術的課題は、上記のような問題点の
ない、むしろ全体として機構が軽いという利点を有する
送り装置を提供するものであり、小連結杆の枢着ピンは
揺動の中心が一つだけであり、送り調整部材にかかる垂
直負荷は零である。
図面について説明すると、この発明は、かかり縫いタイ
プの工業用ミシンに適用されるものである。
第1図についてミシンはベース1に、潤滑用のタンク
2、ベース1上に設けられた支持部3および縫製される
べき被加工物送り出し面4を有するハウジングよりな
る。ハウジングは、内部が中空で、ミシンの操作に必要
なすべての機構を適切に内側に支持している。特に主軸
5は、ベース1の内側に回転自在に支持されており、そ
の外方端部に、通常の駆動用モータ(図示しない)に連
結される適当な溝付きプーリー7を備える手動輪6を有
している。主軸5の他端は、室8内にあり、それ自体は
既によく知られているので詳細な説明は省略する被加工
物を送り出すための装置9を支持している。前記の被加
工物送り出し装置9は、公知のように、主軸5によって
回転される作動カム10が、揺動連結ロッド11(第2図参
照)を有し、この連結ロッド11は、スリーブ13と一体の
腕12に軸着され、前記スリーブ13は、揺動送り軸14を包
囲しネジ15によって前記腕12に固定されている。
前記揺動送り軸14には、前記腕12と同様な他の腕16が設
けられ、この腕16は、小さな連結ロッド17(第2図)を
介して歯付きローラ18に連結されており、その自由端に
主送り歯19が装着されている。
この主送り歯19の装着位置はは、ハウジングの外側の領
域に位置しており、隔壁20により室8から離間してい
る。針21も、ミシンの外部において作用を行うようにな
っており、ルーパー22、23とで構成されるミシンの下方
の公知の縫製部材と共動する。
被加工物送り出し面4の上方には、縫製作業が行われる
間、主送り歯19と共動して被加工物送り出す公知の押さ
え脚24が設けられている。
押さえ脚24が押し付けられている公知のニードルプレー
ト25は、被加工物の送り出し面4上の外方領域と送り歯
19が作用する下方領域の間に設けられている。送り装置
9は、主送り歯付きスライド18に略々水平方向の運動を
付与し、この水平運動は、主軸5にキー止めされ、前記
スライド18の直下に位置するスライドブロック26′内で
主軸5と係合するカム26によって生じる他の略々垂直方
向の運動と連動している。これらの2つの運動は互いに
対して直角をなしており、公知の態様で合成され、送り
歯19を、これがニードルプレート25を越えて突出するま
で、先ず、上方に動かし、次いで縫製の施された被加工
物を送り出すためにミシンの後方に動き、さらに、送り
歯19は、ニードルプレートの下方に下がり、最終的にこ
のサイクルを繰り返すために、再びミシンの前方に動
く。
上述した形のミシンは差動送りを有するから、差動送り
スライド27を設けている。このスライド27は、前記の主
送り歯付きスライド18に沿って配設され、主送り歯19と
一直線になるように第2の送り歯28を有しいる。差動送
りスライド27は、小連結杆30の一端に29で枢着され、こ
の連結杆の他端は、この発明による新規な態様で、揺動
送り軸14に連結された湾曲レバー32にピン31で枢着され
ている。送り軸14は、湾曲レバー32の溝33内へ挿入さ
れ、ハンドル35により中空の送り軸14内を軸方向に移動
し得る押圧杆34などからなるロック手段を介して、レバ
ー32にロックされる。押圧杆34は、切頭円錐形の端部を
有し、それによって、複数個の小さな球36が、軸14の外
側に向かって押され、軸14の径方向にあけられた適宜の
孔を介して、押圧杆のロック位置にある溝33の壁を押圧
する。軸14と湾曲レバー32は、ハンドル35を操作して、
押圧杆34を反対側の位置に移動することによって解放さ
れるので、小球36が円錐部の小径の部分に位置すること
となり、押圧杆34の切頭円錐部は、もはや小球36を押圧
しない。このようにして、湾曲レバー32は、溝33ととも
に軸14に対して略垂直に動き、軸14と一体の滑動部材37
にレバーの外方部分が沿った状態で動く。かくして、軸
14から解放されたレバー32は、レバーが動くことによっ
て、軸14から、それ以前の状態として比較して多少突出
する。このメカニズムによって、湾曲レバー32は、小さ
な連結杆30および揺動の幅を変える差動送りスライド27
の種々の動きに対して、以下に説明するように、種々の
位置において軸14にロックされることが可能となる。
湾曲レバー32の移動は、差動送りを調整するための部材
38によって作動され、部材38の一端は、ピン31により小
連結杆30に枢着され、その他端38′は、ハンドル35の近
傍のミシンの外側い突出している調整レバー41に連結さ
れたレバー40の二股状部39に係合している。
上記スライドブロック26′は、主送り歯付きスライド18
と差動送りスライド27とを支持しているから、両スライ
ドの上昇は、カム26によって作動される。公知の態様に
おいては、カム10の、鳩尾状溝(dovetail groove)43
を設けた部材42と一体であり、この溝43はカラー43′に
支えられる同様の案内に連結されディスク44と一体の主
軸5に固定されている。
リング45が、主軸5にルーズい嵌合され、径方向の溝46
(第1図)を備えている。そしてボタン48を復帰バネ49
に抗して押すと、ボタン48(第2図)の端部47が、この
溝46(第1図)内に挿入され得る。
オペレーターが、揺動連結ロッド11すなわち軸14の揺動
の幅を変えたいときは、ボタン48を押圧して、その端部
47を径方向の前記溝46内に挿入する。したがって、ここ
に図示説明をしていない公知の部材により、ミシンの手
動輪6による主軸5の回転の結果、カム10と一体の部材
42(第1、2図)は、溝43に沿って主軸5に対し偏心し
ている位置に移動する。これらの各位置は、スライド2
7、18に、それぞれ、送り作動を与える揺動連結ロッド1
1すなわち小連結杆30、17(第1図)の特別の揺動幅に
対応している。
上記の実施例によれば、次のような効果が得られる。
1.湾曲レバー32は、差動スライド27の対応する移動に対
して要求される量、したがって最小の量だけ送り軸14か
ら突出するだけであり、公知のスライドを除去したので
全体が軽量である。
2.小連結杆30と調整部材38とを枢着しているピン31は、
揺動送り軸14よりなる単一の軸の周りに揺動するから、
上記部材38上の垂直の負荷は零であり、部材38は自由で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の送り出し装置を有するミシンの正面
図、第2図は第1図のII−II線に沿う断面図で第3図は
この発明の装置の斜視図である。 14…送り軸、27…差動送りスライド、30…小連結杆、32
…湾曲レバー、38…送り調整部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線のまわりに揺動する送り軸(14)と、 一側を上記軸(14)に連結し、他側を差動送りスライド
    (27)に枢着されている小連結杆(30)に連結した湾曲
    レバー(32)と、 上記小連結杆(30)の揺動の幅を変化するための送り調
    整部材(38)とよりなり、 送り軸(14)に対して、上記湾曲レバー(32)をロック
    しまた解放するための手段(34,35,36,37)を設け、送
    り調整部材(38)は、一端においては自由であり、また
    他端においては上記湾曲レバー(32)および上記小連結
    杆(30)が枢着されるピン(31)と結合し、したがって
    上記送り軸(14)から解放された上記湾曲レバー(32)
    は、上記調整部材(38)によって移動し、この部材(3
    8)は、上記湾曲レバー(32)を上記軸(14)から多少
    突出し、対応する位置で上記軸(14)に上記湾曲レバー
    (32)をロックしてなるミシンの被加工物送り出し装
    置。
  2. 【請求項2】上記湾曲レバー(32)は、その内側に上記
    軸(14)が挿入される溝(33)を有し、この溝(33)
    は、上記軸(14)に対して略垂直に滑動するようになっ
    ており、上記軸(14)と溝(33)との間に挿入される上
    記ロック手段(34,36,37)によって上記軸(14)にロッ
    クされることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    装置。
  3. 【請求項3】上記ロック手段(34,36,37)とは、解放手
    段であるハンドル(35)によって上記軸(14)内を軸線
    方向に移動し、1個以上の小球(36)が接触する切頭円
    錐形の端部(34)を有する押圧杆よりなり、 押圧杆のロック位置においては、前記小球(36)が、上
    記軸(14)内にあけられた適当な径方向の孔を介して、
    溝の壁に対して押圧され、 一方解放位置においては、小球(36)は溝の壁に対して
    押圧されることなく小径の切頭円錐部分(34)と上記孔
    との間に位置してなる特許請求の範囲第2項記載の装
    置。
  4. 【請求項4】上記湾曲レバー(32)の滑動案内部材(3
    7)は、上記軸(14)に固定してなる特許請求の範囲第
    2項記載の装置。
JP60026632A 1984-02-28 1985-02-15 ミシンの被加工物送り出し装置 Expired - Lifetime JPH0728969B2 (ja)

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IT19824/84A IT1173394B (it) 1984-02-28 1984-02-28 Dispositivo di trasporto del lavoro in macchina per cucire a trasporto differenziale
IT19824A/84 1984-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS60194983A JPS60194983A (ja) 1985-10-03
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