JPH0728846U - サンドイッチ包装用袋体 - Google Patents
サンドイッチ包装用袋体Info
- Publication number
- JPH0728846U JPH0728846U JP9364592U JP9364592U JPH0728846U JP H0728846 U JPH0728846 U JP H0728846U JP 9364592 U JP9364592 U JP 9364592U JP 9364592 U JP9364592 U JP 9364592U JP H0728846 U JPH0728846 U JP H0728846U
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- JP
- Japan
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- edge
- film material
- plastic film
- bag
- joint
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 開封作業と、サンドイッチの取り出しとを迅
速に行うことができるサンドイッチ包装用袋体の提供。 【構成】 上部狭幅部12と下部広幅部13との間が対
面合致する一側プラスチックフィルム材21と他側プラ
スチックフィルム材31とのうち、他側フィルム材31
の下縁部32には、一側フィルム材21の側から突出さ
せた下縁突部32aを設け、これらのフィルム材21,
31における上辺重合部を上辺接合部15とし、左右の
側縁重合部のそれぞれを側縁接合部17とすることで下
辺に開口部14を有する袋体11を形成し、前記一側フ
ィルム材31の上側開放端縁22と上辺接合部15との
間に形成される抓み片部23における前記側縁接合部1
7のいずれか一方の近傍には、この側縁接合部17の接
合方向に平行させて上側開放端縁22から上辺接合部1
5へと向かう一条の切込み部24を設けて広面部26と
狭面部27とに分割した。
速に行うことができるサンドイッチ包装用袋体の提供。 【構成】 上部狭幅部12と下部広幅部13との間が対
面合致する一側プラスチックフィルム材21と他側プラ
スチックフィルム材31とのうち、他側フィルム材31
の下縁部32には、一側フィルム材21の側から突出さ
せた下縁突部32aを設け、これらのフィルム材21,
31における上辺重合部を上辺接合部15とし、左右の
側縁重合部のそれぞれを側縁接合部17とすることで下
辺に開口部14を有する袋体11を形成し、前記一側フ
ィルム材31の上側開放端縁22と上辺接合部15との
間に形成される抓み片部23における前記側縁接合部1
7のいずれか一方の近傍には、この側縁接合部17の接
合方向に平行させて上側開放端縁22から上辺接合部1
5へと向かう一条の切込み部24を設けて広面部26と
狭面部27とに分割した。
Description
【0001】
本考案はサンドイッチ包装用袋体に係り、さらに詳しくは、サンドイッチを収 納した後の開封作業と、開封後のサンドイッチの取り出しとを迅速に行うことが できるサンドイッチ包装用袋体に関する。
【0002】
近時、コンビニエンスストア等の各種店舗においては、サンドイッチが販売さ れており、多くの場合、主に保健衛生上の要請からプラスチックフィルム材を用 いて形成された袋体により包装されている。
【0003】 図4は、このようなサンドイッチ包装用の袋体の従来構造を示すものであり、 この場合における袋体1は、上部狭幅部2と下部広幅部3との間で略截頭二等辺 三角形状を呈して対面合致する二枚のプラスチック延伸フィルム材4,5のうち 、一側プラスチック延伸フィルム材4の上下両縁部は、他側プラスチック延伸フ ィルム材5の側からその延長方向へと突出させた上縁突部4aと下縁突部4bと を備え、これらプラスチック延伸フィルム材4,5の上辺重合部は上辺接合部6 とし、左右の側縁重合部はそれぞれ側縁接合部7とすることで下辺に開口部8を 設けて形成されている。
【0004】 また、前記一側プラスチック延伸フィルム材4には、その上端縁から上辺接合 部6に直交するようにして二条の切込み部9,9が相互に平行となって中央部位 に配設され、抓み片部10を形成している。
【0005】 このため、サンドイッチSを収納した状態にある前記袋体1を開封するに際し ては、図5に示すように抓み片部10を手指にて抓み、その切り込み方向へと引 き上げることにより、サンドイッチSを取り出すための開封部10aを形成する ことができるようになっている。
【0006】
ところで、図4に示す構造の袋体1を用いてもその開封作業を容易に行うこと はできる。
【0007】 しかし、開封状態を示す図5からも明らかなように、開封部10aを形成する ことはできても、その幅が狭いことから直ちにサンドイッチSを取り出すことは できず、この開封部10aを手掛かりとしてさらに両手で引き開く作業が必要に なり、サンドイッチSの取り出し作業が煩雑になる不都合があった。
【0008】
本考案は、従来構造にみられた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構 成上の特徴は、少なくとも上部狭幅部と下部広幅部との間が略截頭二等辺三角形 状を呈して対面合致する一側プラスチックフィルム材と他側プラスチックフィル ム材とのうち、他側プラスチックフィルム材の少なくとも下縁部には、一側プラ スチックフィルム材の側からその延長方向へと突出させた下縁突部を設け、これ らのプラスチックフィルム材における上辺重合部を上辺接合部とし、左右の側縁 重合部のそれぞれを側縁接合部とすることで下辺に開口部を有する袋体を形成す るとともに、前記一側プラスチックフィルム材の上側開放端縁と上辺接合部との 間に形成される抓み片部における前記側縁接合部のいずれか一方の近傍には、こ の側縁接合部の接合方向に平行させて上側開放端縁から上辺接合部へと向かう一 条の切込み部を設けて広面部と狭面部とに分割したことにある。
【0009】
このため、一側プラスチックフィルム材は、切込み部により二分割される抓み 片部のうちの広面部を抓みながらこれを引き上げることで、二方向から破断され ることになる。
【0010】 すなわち、その一方向は、抓み片部の引上げ開始と同時に、広面部側に位置す る側縁接合部に沿って破断され、他方向は、狭面部を残しながら切込み部を介し てその切込み方向へと破断が開始され、その延長線上に位置する側縁接合部へと 到達し、この側縁接合部に沿って破断されることになる。
【0011】 したがって、サンドイッチを収納した袋部の開封は、上記二方向に形成される 破断線により画成される開封部を介して行われることになるので、この開封部に より袋部の上面側にサンドイッチを露出させることができ、この部分からサンド イッチを直ちに取り出すことができる。
【0012】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
【0013】 図1は、本考案の一実施例を示す平面図であり、その全体は単層のポリプロピ レンフィルム材などからなる一側プラスチックフィルム材21と他側プラスチッ クフィルム材31との二枚を用いて構成されている。
【0014】 これら二枚のプラスチックフィルム材21,31は、少なくとも上部狭幅部1 2と下部広幅部13との間が略截頭二等辺三角形状を呈して対面合致するように して形成されている。
【0015】 また、他側プラスチックフィルム材31の下縁部32には、一側プラスチック フィルム材21の側からその延長方向へと突出させた下縁突部32aが形成され ている。
【0016】 さらに、これらプラスチックフィルム材21,31相互は、その上辺重合部を 上辺接合部15とし、左右の側縁重合部をそれぞれ側縁接合部16,17とする ことで下辺に開口部14を有する袋体11を形成している。
【0017】 また、前記一側プラスチックフィルム材21の上側開放端縁22と上辺接合部 15との間に形成される抓み片部23における一方の側縁接合部16又は17の 近傍には、この側縁接合部16又は17の接合方向に平行させて上側開放端縁2 2を始端25とし、この始端25から上辺接合部15へと向かう一条の切込み部 24が設けられており、この切込み部24を介して抓み片部23が広面部26と 狭面部27とに分割されている。
【0018】 この場合、広面部26と狭面部27との少なくともいずれか一方の側の切込み 部24近傍に位置する抓み片部23には、切込み部24の存在を教示するための 目印部28を表示しておくのが望ましい。
【0019】 なお、他側プラスチックフィルム材31の下縁突部32aには、袋体11を多 数枚重ね合わせた際、図示しない支杆を挿通して固定的に支持させるための通孔 33が左右方向に対となって穿設されており、また、同図中の符号34は、その 際の多数枚の袋体11相互を各別に離脱可能な状態のもとで溶着させた溶着部3 4を示す。
【0020】 また、図示例においては、下面に位置する他側プラスチックフィルム材31の 上縁部35が上面に位置する一側プラスチックフィルム材21の上部開放端縁2 2から突出する上縁突部35aを有して形成されている場合が示されているが、 必要により上縁突部35aを形成することなく一側プラスチックフィルム材21 と対面合致する形状のものを用いることもできる。
【0021】 さらに、図示例においては、袋体11の下部広幅部13に続く部位が切除され て非接合部18,19を設けた場合が示されているが、必要に応じ、上記部位を 特に切除することなくその全体で截頭二等辺三角形状を呈するものとすることも できる。
【0022】 本考案はこのようにして構成されているので、開口部14の側からサンドイッ チを入れ、下部広幅部13の側を封着することで図2に示すように袋体11内に サンドイッチSを収納することができる。
【0023】 また、このようにして収納したサンドイッチSを袋体11から取り出す際には 、袋体11における一側プラスチックフィルム材21の切込み部24により二分 割されている抓み片部23のうち、広面部26を抓みながらこれを引き上げるこ とで、袋体11を二方向から破断することができる。
【0024】 すなわち、その一方向の破断は、抓み片部23の引上げ開始と同時に、広面部 26側に位置する側縁接合部17に沿って行われることになる。
【0025】 また、他方向の破断は、狭面部27を残しながら切込み部24を介してその切 込み方向へと開始され、その延長線上に位置する側縁接合部16へと到達し、こ の側縁接合部16に沿って行われることになる。
【0026】 したがって、サンドイッチSを収納した袋体11の開封は、図3に示すように 、上記二方向に形成される破断線により破断切除部20を形成しながら行われる ことになる。
【0027】 このため、袋体11には、広い面積のもとで開封部20aを形成することがで き、この開封部20aからサンドイッチSの上部を露出させ、容易に取り出すこ とができる。
【0028】 なお、他側プラスチックフィルム材31に上縁突部35aが形成されている場 合には、一側プラスチックフィルム材21の抓み片部23をより容易に抓むこと ができるので、開封作業をより容易化することができる。
【0029】 また、抓み片部23に目印部28が表示されている場合には、この目印部28 を介して切込み部24の存在をより明確に確認することができ、開封作業の円滑 化に寄与させることができる。
【0030】
以上述べたように本考案によれば、一側プラスチックフィルム材は、切込み部 により二分割される抓み片部のうちの広面部を抓みながらこれを引き上げること で、二方向から破断することができ、しかも、その際に袋体に形成される開封部 は、その面積を大きく取ることができるので、この開封部からサンドイッチの上 部を露出させて直ちに取り出すことができ、開封作業の迅速容易化と円滑化とを 同時に達成することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1に示す実施例を用いてサンドイッチを包装
した状態を示す全体斜視図である。
した状態を示す全体斜視図である。
【図3】図2の包装状態のもとでこれを開封する際の破
断状態を示す全体斜視図である。
断状態を示す全体斜視図である。
【図4】従来からある袋体の一例を示す平面図である。
【図5】図4の袋体によりサンドイッチを包装した際の
開封時における破断状態を示す全体斜視図である。
開封時における破断状態を示す全体斜視図である。
11 袋体 12 上部狭幅部 13 下部広幅部 14 開口部 15 上辺接合部 16 側縁接合部 17 側縁接合部 18 非接合部 19 非接合部 20 破断切除部 20a 開封部 21 一側プラスチックフィルム材 22 上側開放端縁 23 抓み片部 24 切込み部 25 始端 26 広面部 27 狭面部 28 目印部 31 他側プラスチックフィルム材 32 下縁部 32a 下縁突部 33 通孔 34 溶着部 35 上縁部 35a 上縁突部 S サンドイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも上部狭幅部と下部広幅部との
間が略截頭二等辺三角形状を呈して対面合致する一側プ
ラスチックフィルム材と他側プラスチックフィルム材と
のうち、他側プラスチックフィルム材の少なくとも下縁
部には、一側プラスチックフィルム材の側からその延長
方向へと突出させた下縁突部を設け、これらのプラスチ
ックフィルム材における上辺重合部を上辺接合部とし、
左右の側縁重合部のそれぞれを側縁接合部とすることで
下辺に開口部を有する袋体を形成するとともに、前記一
側プラスチックフィルム材の上側開放端縁と上辺接合部
との間に形成される抓み片部における前記側縁接合部の
いずれか一方の近傍には、この側縁接合部の接合方向に
平行させて上側開放端縁から上辺接合部へと向かう一条
の切込み部を設けて広面部と狭面部とに分割したことを
特徴とするサンドイッチ包装用袋体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093645U JPH086753Y2 (ja) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | サンドイッチ包装用袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992093645U JPH086753Y2 (ja) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | サンドイッチ包装用袋体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728846U true JPH0728846U (ja) | 1995-05-30 |
JPH086753Y2 JPH086753Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14088110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992093645U Expired - Lifetime JPH086753Y2 (ja) | 1992-12-31 | 1992-12-31 | サンドイッチ包装用袋体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086753Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6254940U (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-06 | ||
JPH0410040U (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-28 |
-
1992
- 1992-12-31 JP JP1992093645U patent/JPH086753Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6254940U (ja) * | 1985-09-26 | 1987-04-06 | ||
JPH0410040U (ja) * | 1990-05-14 | 1992-01-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086753Y2 (ja) | 1996-02-28 |
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