JP3090725U - 食品用包装袋 - Google Patents
食品用包装袋Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 袋の開封作業を容易、かつ円滑に行なえる食
品用包装袋を提供する。 【解決手段】 略台形形状に形成した食品用包装袋にお
いて、二枚のプラスチックフィルム1,2の両側縁3,
4を溶着すると共に一端側に挿入口5が形成され、他端
部側はシール部6で閉塞された袋本体7と、両フィルム
1,2をシール部から一体的に延設して形成した突出片
8,9とを有し、シール部6の一端側には突出片の側縁
方向に向けた傾斜角度を持たせて突出片8,9に形成し
た傾斜シール部6aをシール部6と延長して設ける。傾
斜シール部6aに挿入口5方向へ向けて形成したミシン
目状の切込み線10a等よりなるフィルム切り裂き用の
ガイド線10を設ける。
品用包装袋を提供する。 【解決手段】 略台形形状に形成した食品用包装袋にお
いて、二枚のプラスチックフィルム1,2の両側縁3,
4を溶着すると共に一端側に挿入口5が形成され、他端
部側はシール部6で閉塞された袋本体7と、両フィルム
1,2をシール部から一体的に延設して形成した突出片
8,9とを有し、シール部6の一端側には突出片の側縁
方向に向けた傾斜角度を持たせて突出片8,9に形成し
た傾斜シール部6aをシール部6と延長して設ける。傾
斜シール部6aに挿入口5方向へ向けて形成したミシン
目状の切込み線10a等よりなるフィルム切り裂き用の
ガイド線10を設ける。
Description
【0001】
本考案は食品用の包装袋、さらに詳しくは、例えばサンドイッチ,菓子パン, シュガートースト,カステラ等の食品を収容して包装するのに適した食品用包装 袋に関するものである。
【0002】
従来、この種の食品用包装袋として図8に示す包装袋が一般に知られている。
【0003】 前記従来の包装袋は同図に示すように、重ね合わせた二枚のプラスチックフィ ルム31,32の両側縁33,34を溶着すると共に両フィルム31,32の一 端側は開口されて挿入口35が形成され、他端側は先細になるように形成され、 かつ、他端部側はシール部36で閉塞された袋本体37と、袋本体37の前記シ ール部36から両フィルム31,32が延設され、この両延設フィルム部で形成 された突出片38,39とを有している。
【0004】 前記突出片38,39のうち、一方の突出片38(図示ではフィルム31から 延設された突出片)を他方の突出片39より長く形成し、この長い方の突出片3 8に、前記袋本体37に向かって開封する際の開裂起点となる二本の略平行な切 断線40,41を形成して摘み片42を設けてなるものである。
【0005】 従来の包装袋は上記のように構成され、袋本体37の挿入口35を開けてサン ドイッチその他の食品43を袋内に収容し、挿入口35を封鎖して包装するもの である。
【0006】 そして、包装袋を開封する際には、突出片38,39を一方の手で持ち、他方 の手で摘み片42を摘持してフィルム31を帯状に引き裂くことにより、図8b に示すように、袋本体37を開裂44して開封するように構成したものである。
【0007】 しかし、従来の包装袋は次のような点において問題を有している。(1)袋は 薄いプラスチックフィルムで構成され、かつ、突出片38,39同士がくっつい て離れ難くなっていることがあるため、摘み片42を容易に摘持することができ ない場合が生じる。(2)摘み片42は突出片38の先端からシール部36にか けて形成した二本の切断線40,41で構成されている。そのため、食品を収容 して包装した状態で持ち運び、或いは店頭に並べる際等における取扱作業中に、 不用意に摘み片を摘持して袋本体のフィルムを切り裂く恐れがある。
【0008】
本考案は上記のような実情に鑑み、袋の開封作業を容易、かつ円滑に行なえる と共に、取扱作業中に不用意に袋本体のフィルムを切り裂くのを防止した食品用 包装袋を提供することを目的とするものである。
【0009】
前記目的を達成するため本考案のうち請求項1記載の考案は、重ね合わせた二 枚のプラスチックフィルムの両側縁が溶着されていると共に前記両フィルムの一 端側は開口されて挿入口が形成され、かつ、前記両フィルムは一端側から他端側 に向けて巾狭となるように形成されていると共に他端部側はシール部で閉塞され ている袋本体と、前記袋本体の前記シール部から前記両フィルムが延設され、こ の両延設フィルム部で形成された突出片とを有し、前記袋本体の前記シール部の 一端側には、前記突出片の側縁方向に向けた傾斜角度を持たせて前記突出片に形 成した傾斜シール部が前記シール部に延長させて設けてあり、前記傾斜シール部 には、前記挿入口方向へ向けて形成したフィルム切り裂き用のガイド線が設けて あることを特徴とする。
【0010】 上記のように構成した本考案によれば、突出片を一方の手で持ち、他方の手で 突出片のガイド線の下側部を掴んで引っ張ることにより、突出片はガイド線に沿 って容易に切り裂かれると共に、さらに引っ張ることにより、袋本体のフィルム が切り裂かれて開封される。また、袋の開封部は切り裂き用のガイド線を設けて 構成してあるので、取扱作業中に不用意に袋本体のフィルムが切り裂かれるのを 防止できる。
【0011】 本考案において、前記ガイド線は請求項2記載の考案のように、ミシン目状の 切り込み線で構成することができる。また、突出片の前記傾斜シール部が位置す る側縁には、請求項3記載の考案のように、ガイド線と延長させて形成したノッ チを設けることもできる。前記ノッチを設けることにより、開封作業を一層容易 に行なうことができる。
【0012】
以下、図面を参照して本考案の実施の形態の一例を説明する。図1は本考案の 食品用包装袋の一実施の形態(実施の形態1)を示す表面図aと裏面図b、図2 は同上袋の一部を拡大して示す表面図、図3は同上袋の切り裂き用のガイド線の 作用を説明するために示す説明図、図4は食品を収容して包装した状態を示す斜 視図、図5は開封する状態を示す説明図である。
【0013】 上記図1ないし図5において、この実施の形態1の食品用包装袋は、重ね合わ せた二枚のプラスチックフィルム1,2の両側縁3,4が溶着されていると共に 両フィルム1,2の一端側は開口されて挿入口5が形成され、両フィルム1,2 の他端部側はシール部6で閉塞されている袋本体7と、袋本体7のシール部6か ら前記両フィルム1,2が一体的に延設され、この延設フィルム部1a,2aで 形成された突出片8,9とを有している。
【0014】 前記両フィルム1,2は一端側(挿入口5側)から他端側に向けて巾狭となる 略台形形状に形成されている。また、実施の形態1のシール部6は適当な巾の帯 状に形成したシール部で形成されている。
【0015】 前記フィルム1,2としては一軸又は二軸延伸フィルムを採用するのが好まし いが、無延伸フィルムを採用することもできる。なお、一軸延伸フィルムを採用 した場合には両フィルム1,2の方向性を図1において上下方向に向けるように して配置する。前記フィルム1,2は任意のプラスチックを使用できるが、例え ばポリエチレン、ポリスチレン,アクリルスチレン,ポリプロピレン,ポリアミ ドその他の熱可塑性樹脂等を例示(但し、これらに限定するものではない)でき る。
【0016】 前記袋本体のシール部6の一端側には、突出片8,9の側縁方向に向けた傾斜 角度を持たせて両突出片7,8に形成した傾斜シール部6aが前記シール部6に 延長させて設けてある。これにより、両フィルム1,2の他端部側は前記両シー ル部6,6aにより閉塞されている。実施の形態1の傾斜シール部6aは適当な 巾の帯状に形成したシール部で形成されている。
【0017】 前記傾斜シール部6aには、前記袋本体7の挿入口5方向へ向けて形成した切 り裂き用のガイド線10が設けてある。この実施の形態1のガイド線10は両突 出片8,9に共通して刻設したミシン目状の切込み線10aで構成してある。こ れにより、突出片8,9を一方の手で持ち、他方の手で突出片のガイド線10の 下側部分を掴んで引っ張ると、両突出片8,9は図3に示すように、ガイド線1 0に沿って容易に切り裂かれるように構成されている。
【0018】 また、実施の形態1では、前記ガイド線10を傾斜シール部6aと略平行の方 向に形成してあるが、ガイド線10は傾斜シール部6aと角度を付けて設けても よいものである。
【0019】 なお、実施の形態1の包装袋は袋本体7の一方のフィルム1を他方のフィルム 2より長く形成してある。これは挿入口5を開け易くするために上記構成を採用 したもので、両フィルム1,2を同一長さに形成することもできる。また、前記 突出片8,9のうち一方の突出片9を、前記両フィルム1,2の長さの差と対応 させて他方の突出片8より長く形成してあるが、これは袋の製造工程上等の関係 で上記のように構成されているもので、両突出片8,9を同一長さに形成しても よいこと勿論である。
【0020】 実施の形態1の食品用包装袋は上記のように構成され、従来と同様に袋本体7 の挿入口5を開けてサンドイッチその他の食品11を袋内に収容し、挿入口5を 封鎖して包装するものである(図4参照)。
【0021】 そして、袋を開封する際には突出片8,9を一方の手で持ち、他方の手で突出 片8,9のガイド線10の下側部分を掴んで引っ張ることにより、突出片8,9 はガイド線10に沿って容易に切り裂かれると共に、袋本体7のフィルムが切り 裂かれて開封される(図5参照)。これにより袋内の食品11を袋から簡単に取 り出すことができる。
【0022】 図6は本考案の食品用包装袋の他の実施の形態(実施の形態2)の要部を示す 表面図である。この実施の形態2は傾斜シール部の構成に特徴がある。
【0023】 即ち、実施の形態2では傾斜シール部6bはシール部6の一端部に延長させて 略三角形状に施したシール部で構成されている。他の構成は実施の形態1と同様 であるため、同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0024】 実施の形態2の食品用包装袋は上記のように構成し、実施の形態1の包装袋と 全く同様に使用するもので、作用効果についても同様である。
【0025】 図7は本考案の食品用包装袋のさらに他の実施の形態(実施の形態3)の要部 を示す表面図である。この実施の形態3はガイド線の先端にノッチを設けた構成 に特徴がある。
【0026】 即ち、実施の形態3の包装袋は前記突出片8,9の前記傾斜シール部6aが位 置する側縁に、前記ガイド線10と延長させて形成したノッチ12(切れ目)が 設けてある。このノッチ12の形成手段は任意の方法を採用できるが、例えばガ イド線10aをミシン目状の切込み線10aで形成し、この切込み線10aの外 端の切れ目を突出片8,9の側縁に位置させて刻設すること等により形成しても よい。他の構成は実施の形態1と同様であるため、同一構成部分には同一符号を 付して説明を省略する。
【0027】 実施の形態3の食品用包装袋は上記のように構成し、実施の形態1の包装袋と 全く同様に使用するものである。この実施の形態3のように構成すると開封作業 を一層容易に行なうことができる。
【0028】
本考案によれば袋の開封作業を容易、かつ円滑に行なえると共に、取扱作業中 等において不用意に袋本体のフィルムを切り裂くのを防止することができる。
【図1】本考案の食品用包装袋の一実施の形態を示す表
面図aと裏面図b。
面図aと裏面図b。
【図2】同上包装袋の一部を拡大して示す表面図。
【図3】同上包装袋の切り裂き用のガイド線の作用を説
明するために示す説明図。
明するために示す説明図。
【図4】食品を収容して包装した状態を示す斜視図。
【図5】同上包装袋を開封する状態を示す説明図であっ
て、同図aは開封途中を示す図、同図bは開封終了近く
の状態を示す図。
て、同図aは開封途中を示す図、同図bは開封終了近く
の状態を示す図。
【図6】本考案の食品用包装袋の他の実施の形態の要部
を示す表面図。
を示す表面図。
【図7】本考案の食品要包装袋のさらに他の実施の形態
の要部を示す表面図。
の要部を示す表面図。
【図8】従来の食品用包装袋を示す図であって、同図a
は表面図、同図bは袋を開封する状態を示す説明図。
は表面図、同図bは袋を開封する状態を示す説明図。
1,2…プラスチックフィルム、3,4…側縁、5…挿
入口、6…シール部、6a…傾斜シール部、7…袋本
体、8,9…突出片、10…フィルム切り裂き用のガイ
ド線、10a…ミシン目状の切込み線
入口、6…シール部、6a…傾斜シール部、7…袋本
体、8,9…突出片、10…フィルム切り裂き用のガイ
ド線、10a…ミシン目状の切込み線
Claims (3)
- 【請求項1】 重ね合わせた二枚のプラスチックフィル
ムの両側縁が溶着されていると共に前記両フィルムの一
端側は開口されて挿入口が形成され、かつ、前記両フィ
ルムは一端側から他端側に向けて巾狭となるように形成
されていると共に他端部側はシール部で閉塞されている
袋本体と、 前記袋本体の前記シール部から前記両フィルムが延設さ
れ、この両延設フィルム部で形成された突出片とを有
し、 前記袋本体の前記シール部の一端側には、前記突出片の
側縁方向に向けた傾斜角度を持たせて前記突出片に形成
した傾斜シール部が前記シール部に延長させて設けてあ
り、 前記傾斜シール部には、前記挿入口方向へ向けて形成し
たフィルム切り裂き用のガイド線が設けてあることを特
徴とする。食品用包装袋。 - 【請求項2】 前記ガイド線はミシン目状の切り込み線
で構成されているこ特徴とする、請求項1記載の食品用
包装袋。 - 【請求項3】 前記突出片の前記傾斜シール部が位置す
る側縁には前記ガイと延長させて形成したノッチが設け
てあることを特徴とする、請求項1又は2記載の食品用
包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004440U JP3090725U (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | 食品用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004440U JP3090725U (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | 食品用包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090725U true JP3090725U (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=43241930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004440U Expired - Fee Related JP3090725U (ja) | 2002-06-13 | 2002-06-13 | 食品用包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090725U (ja) |
-
2002
- 2002-06-13 JP JP2002004440U patent/JP3090725U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |