JPH0728781B2 - 天板の製造方法 - Google Patents
天板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0728781B2 JPH0728781B2 JP60064135A JP6413585A JPH0728781B2 JP H0728781 B2 JPH0728781 B2 JP H0728781B2 JP 60064135 A JP60064135 A JP 60064135A JP 6413585 A JP6413585 A JP 6413585A JP H0728781 B2 JPH0728781 B2 JP H0728781B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- top plate
- corner portion
- shaped
- water tank
- cooking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は平面略L形状の調理用天板、あるいはコーナ部
に水槽、コンロなどを装備する天板の製造方法に関する
ものである。
に水槽、コンロなどを装備する天板の製造方法に関する
ものである。
従来の技術 従来、この種の天板として、たとえば第4図に示すよう
なL形の調理用天板7あるいは第5図に示すようにL形
天板7′のコーナ部前縁8を直線形成し、コーナ部上面
に水槽9を装備したL形水槽付天板が存在している。そ
してこれらの天板はそれぞれ専用の成形金型により製造
されている。
なL形の調理用天板7あるいは第5図に示すようにL形
天板7′のコーナ部前縁8を直線形成し、コーナ部上面
に水槽9を装備したL形水槽付天板が存在している。そ
してこれらの天板はそれぞれ専用の成形金型により製造
されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような製造方法では、それぞれ専用の大き
な金型は必要であり、多大の金型投資金額が必要となっ
て、商品コストを高くするという問題があった。
な金型は必要であり、多大の金型投資金額が必要となっ
て、商品コストを高くするという問題があった。
そこで本発明は、前記のような異種天板を金型投資を少
なくして製造できるようにすることを目的とするもので
ある。
なくして製造できるようにすることを目的とするもので
ある。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
内角部と外角部を有するL形天板を成型し、次いで上記
内角部に、同内角部と隣接する天板縁部の交差線を鈍角
状つなぐ補添部材を取付け、一体化することを特徴とす
るものである。
内角部と外角部を有するL形天板を成型し、次いで上記
内角部に、同内角部と隣接する天板縁部の交差線を鈍角
状つなぐ補添部材を取付け、一体化することを特徴とす
るものである。
作用 上記本発明方法によれば、内角部と外角部を有するL形
天板をそのまま採用することも、あるいは、外角部と隣
接する天板縁部の交差線を鈍角状つなぐ補添部材を取付
ければ、内角部を鈍角となした天板とすることもでき、
天板の共用化が図れる。
天板をそのまま採用することも、あるいは、外角部と隣
接する天板縁部の交差線を鈍角状つなぐ補添部材を取付
ければ、内角部を鈍角となした天板とすることもでき、
天板の共用化が図れる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面にもとずいて説明す
る。
る。
第1図は製造工程を示すもので、その製造工程を説明す
ると、まず金型、溶接等でAのような前後縁に隆起部a,
bを有するL型の金属製調理用天板2を形成し、次に切
断機などでBのように天板2のコーナー前部2aに平面コ
字状の切欠き部3を形成し、そして、この切欠き部3に
Bの矢印のように切欠き部3と合致する大きさの補添部
材4を挿嵌した後、Cのように溶接して天板2を形成
し、次にこの天板2にCの想像線で示す位置にDのよう
に水槽取付用穴5を切抜き、この穴5周縁の裏面にDの
矢印のように金属製の水槽6のフランジ6aを当接して溶
接し、そして溶接部の表面を研磨仕上げすることにより
L型の水槽付天板1が製作できるものである。
ると、まず金型、溶接等でAのような前後縁に隆起部a,
bを有するL型の金属製調理用天板2を形成し、次に切
断機などでBのように天板2のコーナー前部2aに平面コ
字状の切欠き部3を形成し、そして、この切欠き部3に
Bの矢印のように切欠き部3と合致する大きさの補添部
材4を挿嵌した後、Cのように溶接して天板2を形成
し、次にこの天板2にCの想像線で示す位置にDのよう
に水槽取付用穴5を切抜き、この穴5周縁の裏面にDの
矢印のように金属製の水槽6のフランジ6aを当接して溶
接し、そして溶接部の表面を研磨仕上げすることにより
L型の水槽付天板1が製作できるものである。
この結果、L型の水槽付天板1はL型の調理天板2を利
用して製作できることとなり、専用の金型投資が必要な
く、その分、金型投資金額を少なくできるものである。
用して製作できることとなり、専用の金型投資が必要な
く、その分、金型投資金額を少なくできるものである。
なお、上記実施例では、天板2の材質をステンレス等の
金属製としたが、これに限定されるものではなく、天板
の材質をレジンコンクリート,メラミン化粧板貼木質等
でも前記同様の効果が期待できるものである。なお接合
手段として、接着性を有するウレタン樹脂等を使用する
ことが好しいが、連結具で一体連結するものであっても
よいものである。
金属製としたが、これに限定されるものではなく、天板
の材質をレジンコンクリート,メラミン化粧板貼木質等
でも前記同様の効果が期待できるものである。なお接合
手段として、接着性を有するウレタン樹脂等を使用する
ことが好しいが、連結具で一体連結するものであっても
よいものである。
また上記実施例では、調理用天板2より水槽付天板1を
製造する例でもって説明したが、これに限定されるもの
ではなく、たとえば調理用天板2より異形の調理用天板
を製造する。すなわち第1図Cの工程までとして表面仕
上げしたもの、あるいは第1図Dの工程までとして表面
仕上げし、開口5にコンロを組込むタイプの天板を製造
するものであってもよいものである。
製造する例でもって説明したが、これに限定されるもの
ではなく、たとえば調理用天板2より異形の調理用天板
を製造する。すなわち第1図Cの工程までとして表面仕
上げしたもの、あるいは第1図Dの工程までとして表面
仕上げし、開口5にコンロを組込むタイプの天板を製造
するものであってもよいものである。
さらにまた上記実施例では、調理用天板2に補添部材4
を取付ける際、切欠き部3を形成し、この切欠き部3に
補添部4を挿着して一体化する構成としたが、これは天
板2の前縁に隆起部aを形成しているために、この隆起
部aを排除することがねらいであり、天板2の前縁に隆
起部aが形成されていないものにあっては、天板2に切
欠き部3を形成することなく、たとえば、第3図に示す
ように天板2のコーナ前縁に平面三角状の補添部4を取
付けて天板前縁の交差線を鈍角状とするものでもよいの
である。
を取付ける際、切欠き部3を形成し、この切欠き部3に
補添部4を挿着して一体化する構成としたが、これは天
板2の前縁に隆起部aを形成しているために、この隆起
部aを排除することがねらいであり、天板2の前縁に隆
起部aが形成されていないものにあっては、天板2に切
欠き部3を形成することなく、たとえば、第3図に示す
ように天板2のコーナ前縁に平面三角状の補添部4を取
付けて天板前縁の交差線を鈍角状とするものでもよいの
である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、1つの調理用天板より、
大きな成型金型を要することなく、異形の天板を製造で
き、この結果、製品コストの低減化が可能となる等の効
果を奏するものである。
大きな成型金型を要することなく、異形の天板を製造で
き、この結果、製品コストの低減化が可能となる等の効
果を奏するものである。
第1図a〜Eは本発明の一実施例を示す製造方法の工程
図、第2図はその工程より製作されたL型水槽付天板の
外観斜視図、第3図は本発明の他実施例を示す外観斜視
図、第4,第5図は従来例を示す斜視図、第4図はL型調
理用天板、第5図は水槽付L型天板である。 2……天板、2a……コーナ前縁、4……補添部材。
図、第2図はその工程より製作されたL型水槽付天板の
外観斜視図、第3図は本発明の他実施例を示す外観斜視
図、第4,第5図は従来例を示す斜視図、第4図はL型調
理用天板、第5図は水槽付L型天板である。 2……天板、2a……コーナ前縁、4……補添部材。
Claims (1)
- 【請求項1】内角部と外角部を有するL形天板を成型
し、次いで上記内角部に、同内角部と隣接する天板縁部
の交差線を鈍角状つなぐ補添部材を取付け、一体化する
ことを特徴とする天板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60064135A JPH0728781B2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 天板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60064135A JPH0728781B2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 天板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61222409A JPS61222409A (ja) | 1986-10-02 |
JPH0728781B2 true JPH0728781B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=13249328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60064135A Expired - Lifetime JPH0728781B2 (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 天板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728781B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731825A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-20 | Matsushita Electric Works Ltd | Counter |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP60064135A patent/JPH0728781B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61222409A (ja) | 1986-10-02 |
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