JPH0322934Y2 - - Google Patents

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JPH0322934Y2
JPH0322934Y2 JP18552384U JP18552384U JPH0322934Y2 JP H0322934 Y2 JPH0322934 Y2 JP H0322934Y2 JP 18552384 U JP18552384 U JP 18552384U JP 18552384 U JP18552384 U JP 18552384U JP H0322934 Y2 JPH0322934 Y2 JP H0322934Y2
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panel
speaker cabinet
cabinet
bent portion
recess
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JP18552384U
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JPS61100183U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、音響機器等の樹脂製のキヤビネツト
にパネルを取付ける場合等に用いられる、パネル
取付装置に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来樹脂製のスピーカキヤビネツトに、周辺全
域に折曲部を有する金属製のパネルを溶着して取
付けた装置は、実公昭59−27627号公報に示され
るようによく知られている。
上記従来装置においては、パネルを熱板で加熱
すると共に加圧して、スピーカキヤビネツトの表
面に設けた溝の内部で樹脂の溶解した部分にパネ
ルの折曲部が喰い込みながら侵入して埋没する。
パネルの折曲部の侵入深さは、熱板の下降のスト
ロークで管理しているため、パネルの高さのバラ
ツキ、キヤビネツトの取付部厚さのバラツキ及び
ストロークのバラツキ等の要因により必ずしも一
定しない。
従つて侵入深さが小であれば、パネルがスピー
カキヤビネツトの表面から浮き、はなはだしい場
合にはパネルがスピーカキヤビネツトから外れる
おそれもあり、また外観上も見苦しい。また、逆
に侵入深さが大であれば、パネルがスピーカキヤ
ビネツト表面に対し沈みすぎて外観上問題が生じ
ることになる。
ところが上記従来装置においては、侵入深さが
適正であるか否かをチエツクする手段が全くない
ため、パネルの侵入状態に問題があつても直ちに
対策をとることができない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は上記問題点、即ちパネルのスピーカキ
ヤビネツトに対する浮きや外観上の問題を解決す
るもので、パネルのスピーカキヤビネツトに対す
る侵入深さを一定にするために、パネルの侵入状
態を容易に目視確認するようにしたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、周辺全域に折曲部を有するパネル表
面に溶着する樹脂製のキヤビネツトの裏面におい
て、パネルの折曲部に対応した個所にパネルの侵
入状態を目視確認できる凹所を設けたものであ
る。
(ホ) 作用 キヤビネツト裏面の溶着されるパネルの折曲部
に対応した箇所に凹所を設けたので、パネルの侵
入状態をキヤビネツト裏面より容易に目視確認で
きる。
(ヘ) 実施例 以下本考案を第1図〜第3図に従つて説明す
る。第1図は金属製のパネル1を樹脂製(例えば
スチロール樹脂)のスピーカキヤビネツト2に溶
する前の状態を示す断面図である。
スピーカキヤビネツト2の裏面2bには円形の
パネル1の周辺全域に設けられた折曲部1aに対
応して、円周上の3個所に凹所2cが設けられて
いる。パネル1上には治具3が配設され、治具3
によりパネル1は押圧され、高周波溶着によりス
ピーカキヤビネツト2の表面2aにパネル1の折
曲部1aが侵入し埋設される。
第2図は溶着後の状態を示す断面図、第3図は
同じく下面図である。
パネル1の折曲部1aの先端1bは、スピーカ
キヤビネツト2の裏面2bに設けた凹所2cの底
面2dより突出し、第3図に示すようにスピーカ
キヤビネツト1の裏面2bに設けた凹所2cから
目視により確認できる。
従つて、パネル1の折曲部1aが、スピーカキ
ヤビネツト2の表面2aにどの程度侵入したか
は、凹所2cの底面2bからパネル1の折曲部1
aの先端1bがどの程度突出しているかを目視で
確認することによりきわめて容易にできる。
また凹所2cをパネル1の折曲部1aに対応し
て、円周上の3個所に設けたので、3個所の凹所
2cの底面1bから突出する量を比較することに
より、パネル1の折曲部1aのスピーカキヤビネ
ツト2に対する侵入深さが不ぞろいであるか否か
をチエツクできる。
このようにパネル1の折曲部1aの突出に問題
があることを確認した際には、直ちに治具3のス
トロークを調整したり、パネル1のスピーカキヤ
ビネツト2に対する傾きを修正して、パネル1を
スピーカキヤビネツト2に適正に溶着することが
できる。
なおスピーカキヤビネツト2の凹所2cは、1
個であつてもパネル1の折曲部1aの突出量を十
分目視で確認することができるので、侵入深さに
問題があれば直ちに治具3のストロークを調整す
るなどの対策を購じることができることはいうま
でもない。
また本考案は、高周波溶着に限ることなく超音
波溶着、熱板による溶着等の種々の方法において
も、同様の効果をあげることができる。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上説明したように、簡単な構造によ
り金属製パネルの樹脂製キヤビネツトに対する溶
着時の侵入状態を容易に目視確認できるので、侵
入状態に問題があれば直ちに対策を購じることが
できる。
従つてパネルの侵入深さを一定にすることがで
きるので、品質が安定すると共に外観も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の溶着前の状態を示す
側断面図、第2図は同じく溶着後の状態を示す側
断面図、第3図は同じく下面図である。 1……パネル、1a……折曲部、2……スピー
カキヤビネツト、2a……表面、2b……裏面、
2c……凹所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 周辺全域に折曲部を有する金属製のパネルを
    樹脂製のキヤビネツト表面に溶着したパネル取
    付装置において、 前記キヤビネツト裏面の該パネルの折曲部に
    対応した箇所に前記パネルの侵入状態を目視確
    認する凹所を設けたことを特徴とするパネル取
    付装置。 (2) 前記凹所は複数個であることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のパネル取付
    装置。
JP18552384U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0322934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18552384U JPH0322934Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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JP18552384U JPH0322934Y2 (ja) 1984-12-06 1984-12-06

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Publication Number Publication Date
JPS61100183U JPS61100183U (ja) 1986-06-26
JPH0322934Y2 true JPH0322934Y2 (ja) 1991-05-20

Family

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JPS61100183U (ja) 1986-06-26

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