JPH07287468A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH07287468A JPH07287468A JP6080667A JP8066794A JPH07287468A JP H07287468 A JPH07287468 A JP H07287468A JP 6080667 A JP6080667 A JP 6080667A JP 8066794 A JP8066794 A JP 8066794A JP H07287468 A JPH07287468 A JP H07287468A
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- JP
- Japan
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- fixing
- roller
- signal
- fixing device
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】定着率分布の均一な、紙カール、紙シワの少な
い印字用紙12を印字開始1枚目から得ることの出来る
定着装置を提供すること。 【構成】 本発明の電子写真記録装置の定着装置は、内
部に熱源を設けた定着ローラ2と、概定着ローラに圧接
する加圧ローラ3と、前記2つのローラを回転させる駆
動手段よりなる定着装置において、前記定着ローラ2と
前記加圧ローラ1が入力コネクタ15より入力される印
字信号21の入力と同時に回転を開始することによって
定着ローラ2と加圧ローラ1の温度差と、加圧ローラ1
の円周方向表面温度差をなくすようにしている。
い印字用紙12を印字開始1枚目から得ることの出来る
定着装置を提供すること。 【構成】 本発明の電子写真記録装置の定着装置は、内
部に熱源を設けた定着ローラ2と、概定着ローラに圧接
する加圧ローラ3と、前記2つのローラを回転させる駆
動手段よりなる定着装置において、前記定着ローラ2と
前記加圧ローラ1が入力コネクタ15より入力される印
字信号21の入力と同時に回転を開始することによって
定着ローラ2と加圧ローラ1の温度差と、加圧ローラ1
の円周方向表面温度差をなくすようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録装置の定
着装置に関する。
着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置を用いた電子写真記録装
置の主要側断面図とブロック図を第7図に示す。メイン
モータ11から定着駆動ベルト4と、感光ドラム駆動ベ
ルト14によって感光ドラム11と定着ローラ2と加圧
ローラ1が同時に回転する構造であり、印字動作信号2
2が出力された時すなわち印字を開始する時と同時に定
着ローラ2と加圧ローラ1が回転を開始するものであ
る。
置の主要側断面図とブロック図を第7図に示す。メイン
モータ11から定着駆動ベルト4と、感光ドラム駆動ベ
ルト14によって感光ドラム11と定着ローラ2と加圧
ローラ1が同時に回転する構造であり、印字動作信号2
2が出力された時すなわち印字を開始する時と同時に定
着ローラ2と加圧ローラ1が回転を開始するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術による定着装置では、加圧ローラ1はゴム材質である
ため一般的に熱伝動性が悪く、定着ローラ2からの熱が
伝わりにくく加圧ローラ1の定着ローラ2と接する部分
は局部的に加熱される。従って加圧ローラ1の円周方向
表面温度分布に大きな温度差を生ずる。
術による定着装置では、加圧ローラ1はゴム材質である
ため一般的に熱伝動性が悪く、定着ローラ2からの熱が
伝わりにくく加圧ローラ1の定着ローラ2と接する部分
は局部的に加熱される。従って加圧ローラ1の円周方向
表面温度分布に大きな温度差を生ずる。
【0004】以上から印字開始1枚目の定着ローラ2と
加圧ローラ1の間を通過する印字用紙12は、上記の要
因により表裏の水分蒸発率に差が生じ、この水分蒸発差
によって表裏の収縮に差を生ずるため紙カールを生ず
る。また、印字用紙12の通過中加圧ローラ1に定着ロ
ーラ2の熱が奪われることによって、印字用紙12に与
えられる熱量も減少するためトナー13の定着率が悪化
し、定着性の悪いトナー13が印字用紙12を汚染す
る。更に加圧ローラ1の円周方向に温度差を生ずること
によって、印字用紙12上でも水分蒸発率に差が生じ、
排出された印字用紙12表面へのトナー13の定着率分
布は極めて大きくなる。従って定着性の悪いトナー13
が排出後に印字用紙12を汚染することになる。また、
加圧ローラ1の円周方向表面温度分布差によって印字用
紙12の収縮に差が生ずることにより、加圧ローラ1の
円周ピッチで紙シワを生ずる。
加圧ローラ1の間を通過する印字用紙12は、上記の要
因により表裏の水分蒸発率に差が生じ、この水分蒸発差
によって表裏の収縮に差を生ずるため紙カールを生ず
る。また、印字用紙12の通過中加圧ローラ1に定着ロ
ーラ2の熱が奪われることによって、印字用紙12に与
えられる熱量も減少するためトナー13の定着率が悪化
し、定着性の悪いトナー13が印字用紙12を汚染す
る。更に加圧ローラ1の円周方向に温度差を生ずること
によって、印字用紙12上でも水分蒸発率に差が生じ、
排出された印字用紙12表面へのトナー13の定着率分
布は極めて大きくなる。従って定着性の悪いトナー13
が排出後に印字用紙12を汚染することになる。また、
加圧ローラ1の円周方向表面温度分布差によって印字用
紙12の収縮に差が生ずることにより、加圧ローラ1の
円周ピッチで紙シワを生ずる。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、定着率分布の均一
な、紙カール、紙シワの少ない印字用紙12を印字開始
1枚目から得ることの出来る定着装置を提供するところ
にある。
もので、その目的とするところは、定着率分布の均一
な、紙カール、紙シワの少ない印字用紙12を印字開始
1枚目から得ることの出来る定着装置を提供するところ
にある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明の電子写真記録装置
の定着装置は、内部に熱源を設けた定着ローラと、概定
着ローラに圧接する加圧ローラと、前記2つのローラを
回転させる駆動手段よりなる定着装置において、前記定
着ローラと前記加圧ローラが入力コネクタより入力され
る印字信号の入力と同時に回転を開始することによって
定着ローラと加圧ローラの温度差と、加圧ローラの円周
方向表面温度差をなくすようにしたものである。
の定着装置は、内部に熱源を設けた定着ローラと、概定
着ローラに圧接する加圧ローラと、前記2つのローラを
回転させる駆動手段よりなる定着装置において、前記定
着ローラと前記加圧ローラが入力コネクタより入力され
る印字信号の入力と同時に回転を開始することによって
定着ローラと加圧ローラの温度差と、加圧ローラの円周
方向表面温度差をなくすようにしたものである。
【0007】
【実施例】第1図は本発明による定着装置の一実施例の
主要側断面図とブロック図である。加熱手段3を内蔵し
た定着ローラ2と、この定着ローラ2に接触して回転す
るよう配置された加圧ローラ1と、定着モータ5の回転
を定着ローラ2に伝達する定着器駆動ベルト4と、定着
ローラ2を定着器駆動ベルト4を介して回転させる定着
モータ5と、印字時に出力される印字動作信号22と、
入力コネクタ15より入力される印字コードや制御信号
などの印字信号21の入力開始により定着モータ5を駆
動し印字動作信号22の停止により定着モータ5の駆動
を停止する定着器駆動手段6より構成される。定着ロー
ラ2は内部にハロゲンランプ等の加熱手段3が内蔵され
ており、加熱手段3に通電することによりその熱で定着
ローラ2を加熱する。印字動作信号22は印字開始と共
に出力され印字終了時に停止する。定着器駆動手段6は
入力コネクタ15より入力される印字信号21の開始を
捕えこれを保持して定着モータ5に通電して駆動させ定
着モータ5の回転は定着器駆動ベルト4によって定着ロ
ーラ2と加圧ローラ1を回転させる。また、定着器駆動
手段6は印字動作信号22の入力停止により定着モータ
5を停止させて定着ローラ2と加圧ローラ1の回転を停
止する。
主要側断面図とブロック図である。加熱手段3を内蔵し
た定着ローラ2と、この定着ローラ2に接触して回転す
るよう配置された加圧ローラ1と、定着モータ5の回転
を定着ローラ2に伝達する定着器駆動ベルト4と、定着
ローラ2を定着器駆動ベルト4を介して回転させる定着
モータ5と、印字時に出力される印字動作信号22と、
入力コネクタ15より入力される印字コードや制御信号
などの印字信号21の入力開始により定着モータ5を駆
動し印字動作信号22の停止により定着モータ5の駆動
を停止する定着器駆動手段6より構成される。定着ロー
ラ2は内部にハロゲンランプ等の加熱手段3が内蔵され
ており、加熱手段3に通電することによりその熱で定着
ローラ2を加熱する。印字動作信号22は印字開始と共
に出力され印字終了時に停止する。定着器駆動手段6は
入力コネクタ15より入力される印字信号21の開始を
捕えこれを保持して定着モータ5に通電して駆動させ定
着モータ5の回転は定着器駆動ベルト4によって定着ロ
ーラ2と加圧ローラ1を回転させる。また、定着器駆動
手段6は印字動作信号22の入力停止により定着モータ
5を停止させて定着ローラ2と加圧ローラ1の回転を停
止する。
【0008】第2図は本発明による定着器駆動手段6の
一実施例の論理回路である。印字信号21の入力開始を
保持する記憶手段16と、印字動作信号22の停止を捕
え記憶手段16を初期化する論理否定回路17及び記憶
手段18と、記憶手段16の出力により定着モータ5を
駆動するトランジスタ20と、記憶手段16の出力によ
り記憶手段18を初期化する遅延回路19により構成さ
れる。記憶手段16は印字信号21の開始を捕えて保持
しトランジスタ20をオンして定着モータ5を駆動させ
る。論理否定回路17及び記憶手段18は印字動作信号
22の入力停止を捕え保持して記憶手段16を初期化
し、トランジスタ20をオフして定着モータ5の駆動を
停止させる。遅延回路19は記憶手段16の出力の終了
を遅延し記憶手段18を初期化して記憶手段18の出力
を停止させ前記記憶手段16が次の頁の印字信号21の
開始を捕え保持できるようにする。
一実施例の論理回路である。印字信号21の入力開始を
保持する記憶手段16と、印字動作信号22の停止を捕
え記憶手段16を初期化する論理否定回路17及び記憶
手段18と、記憶手段16の出力により定着モータ5を
駆動するトランジスタ20と、記憶手段16の出力によ
り記憶手段18を初期化する遅延回路19により構成さ
れる。記憶手段16は印字信号21の開始を捕えて保持
しトランジスタ20をオンして定着モータ5を駆動させ
る。論理否定回路17及び記憶手段18は印字動作信号
22の入力停止を捕え保持して記憶手段16を初期化
し、トランジスタ20をオフして定着モータ5の駆動を
停止させる。遅延回路19は記憶手段16の出力の終了
を遅延し記憶手段18を初期化して記憶手段18の出力
を停止させ前記記憶手段16が次の頁の印字信号21の
開始を捕え保持できるようにする。
【0009】第3図は本発明による定着装置を用いた電
子写真機録装置の一実施例の主要側断面図とブロック図
である。加熱手段3を内蔵した定着ローラ2と、この定
着ローラ2に接触して回転するよう配置された加圧ロー
ラ1と、定着モータ5の回転を定着ローラ2に伝達する
定着器駆動ベルト4と、定着ローラ2を定着器駆動ベル
ト4を介して回転させる定着器モータ5と、入力コネク
タ15より入力される印字コードや制御信号などの印字
信号23の入力開始により定着モータ5を駆動し印字動
作信号22の停止により定着モータ5の駆動を停止する
定着器駆動手段6と、感光ドラム10を感光ドラム駆動
ベルト14を介して回転させるメインモータ11と、印
字動作信号22によりメインモータ11を駆動するメイ
ンモータ駆動手段8と、印字ヘッド信号23により感光
ドラム10を感光させる印字ヘッド9と、入力コネクタ
15より入力される印字信号21より印字ヘッド信号2
3と印字動作信号22を作成する印字ヘッド信号作成手
段7より構成される。定着ローラ2は内部にハロゲンラ
ンプ等の加熱手段3が内蔵されており、加熱手段3に通
電することによりその熱で定着ローラ2を加熱する。定
着器駆動手段6は入力コネクタ15より入力される印字
信号21の開始を捕えこれを保持して定着モータ5に通
電して駆動させ定着モータの回転は定着器駆動ベルト4
によって定着ローラ2と加圧ローラ1を回転させる。印
字ヘッド信号作成手段7は入力コネクタ15より入力さ
れる印字信号21を逐次印字画像に展開して記憶し1頁
分の印字画像を展開し終わったのち、印字信号21の受
信を停止して印字動作信号22を出力すると共に感光ド
ラム10の回転に応じて記憶した印字画像を印字ヘッド
9に印字ヘッド信号23として出力する。メインモータ
駆動手段8は印字動作信号22の入力によりメインモー
タ11に通電してメインモータ11を駆動し、メインモ
ータ11の回転が感光ドラム駆動ベルト14によって感
光ドラム10を回転させて印字を開始する。なお、一頁
分の印字ヘッド信号23を出力した印字ヘッド信号作成
手段7は印字用紙12が定着ローラ2より排出されたの
ち印字動作信号22の出力を停止して感光ドラム10の
回転を停止し一頁分の印字を終了すると共に、次の頁の
印字のために印字信号21の受信を可能にする。また、
定着器駆動手段6は印字ヘッド信号作成手段7より出力
される印字動作信号22の出力終了により定着モータ5
を停止させ、定着ローラ2と加圧ローラ1の回転が停止
する。
子写真機録装置の一実施例の主要側断面図とブロック図
である。加熱手段3を内蔵した定着ローラ2と、この定
着ローラ2に接触して回転するよう配置された加圧ロー
ラ1と、定着モータ5の回転を定着ローラ2に伝達する
定着器駆動ベルト4と、定着ローラ2を定着器駆動ベル
ト4を介して回転させる定着器モータ5と、入力コネク
タ15より入力される印字コードや制御信号などの印字
信号23の入力開始により定着モータ5を駆動し印字動
作信号22の停止により定着モータ5の駆動を停止する
定着器駆動手段6と、感光ドラム10を感光ドラム駆動
ベルト14を介して回転させるメインモータ11と、印
字動作信号22によりメインモータ11を駆動するメイ
ンモータ駆動手段8と、印字ヘッド信号23により感光
ドラム10を感光させる印字ヘッド9と、入力コネクタ
15より入力される印字信号21より印字ヘッド信号2
3と印字動作信号22を作成する印字ヘッド信号作成手
段7より構成される。定着ローラ2は内部にハロゲンラ
ンプ等の加熱手段3が内蔵されており、加熱手段3に通
電することによりその熱で定着ローラ2を加熱する。定
着器駆動手段6は入力コネクタ15より入力される印字
信号21の開始を捕えこれを保持して定着モータ5に通
電して駆動させ定着モータの回転は定着器駆動ベルト4
によって定着ローラ2と加圧ローラ1を回転させる。印
字ヘッド信号作成手段7は入力コネクタ15より入力さ
れる印字信号21を逐次印字画像に展開して記憶し1頁
分の印字画像を展開し終わったのち、印字信号21の受
信を停止して印字動作信号22を出力すると共に感光ド
ラム10の回転に応じて記憶した印字画像を印字ヘッド
9に印字ヘッド信号23として出力する。メインモータ
駆動手段8は印字動作信号22の入力によりメインモー
タ11に通電してメインモータ11を駆動し、メインモ
ータ11の回転が感光ドラム駆動ベルト14によって感
光ドラム10を回転させて印字を開始する。なお、一頁
分の印字ヘッド信号23を出力した印字ヘッド信号作成
手段7は印字用紙12が定着ローラ2より排出されたの
ち印字動作信号22の出力を停止して感光ドラム10の
回転を停止し一頁分の印字を終了すると共に、次の頁の
印字のために印字信号21の受信を可能にする。また、
定着器駆動手段6は印字ヘッド信号作成手段7より出力
される印字動作信号22の出力終了により定着モータ5
を停止させ、定着ローラ2と加圧ローラ1の回転が停止
する。
【0010】本実施例における各部の動作タイミングを
第4図によって説明する。前記入力コネクタ15より印
字信号22の入力が開始されると前記記憶手段16は印
字信号21の開始エッジ24から前記トランジスタ20
をオンさせ、印字動作信号22の終了によって初期化さ
れ前記トランジスタ20をオフする。印字動作信号22
は少なくとも1頁分の印字信号21を受信し印字画像に
展開し終わったのちに出力され、印字用紙12の排出に
より出力を停止する。従って印字信号21の入力開始よ
り印字開始までの時間は1頁分の印字信号21が入力さ
れる時間と1頁分の印字画像に展開する時間を加えた時
間tsとなる。前記記憶手段16は印字開始よりts早
く印字信号21の入力開始と同時に前記定着ローラ2と
前記加圧ローラ1を回転させ、前記印字用紙12の排出
により出力を停止する。以上によって前記加圧ローラ1
の円周表面全てが印字前にまんべんなく前記定着ローラ
2により加熱され、前記定着ローラ2と前記加圧ローラ
1の温度差と前記加圧ローラ1の円周方向温度分布もわ
ずかになる。
第4図によって説明する。前記入力コネクタ15より印
字信号22の入力が開始されると前記記憶手段16は印
字信号21の開始エッジ24から前記トランジスタ20
をオンさせ、印字動作信号22の終了によって初期化さ
れ前記トランジスタ20をオフする。印字動作信号22
は少なくとも1頁分の印字信号21を受信し印字画像に
展開し終わったのちに出力され、印字用紙12の排出に
より出力を停止する。従って印字信号21の入力開始よ
り印字開始までの時間は1頁分の印字信号21が入力さ
れる時間と1頁分の印字画像に展開する時間を加えた時
間tsとなる。前記記憶手段16は印字開始よりts早
く印字信号21の入力開始と同時に前記定着ローラ2と
前記加圧ローラ1を回転させ、前記印字用紙12の排出
により出力を停止する。以上によって前記加圧ローラ1
の円周表面全てが印字前にまんべんなく前記定着ローラ
2により加熱され、前記定着ローラ2と前記加圧ローラ
1の温度差と前記加圧ローラ1の円周方向温度分布もわ
ずかになる。
【0011】このことから、実際に本発明による定着装
置により印字した印字用紙は印字開始1枚目から定着
率、紙カール、紙シワ共に良好な結果を得ることが出来
た。
置により印字した印字用紙は印字開始1枚目から定着
率、紙カール、紙シワ共に良好な結果を得ることが出来
た。
【0012】第4図は本発明による定着装置の定着器駆
動手段6の他の一実施例の論理回路である。複数の信号
線で構成された平行型のデジタル信号によって印字コー
ドや制御信号などを構成する印字信号21と、印字信号
21が出力されたことを示すストローブ信号25と、ス
トローブ信号25の入力開始を保持する記憶手段16
と、印字動作信号22の停止を捕え記憶手段16を初期
化する論理否定回路17及び記憶手段18と、記憶手段
16の出力により定着モータ5を駆動するトランジスタ
20と、記憶手段16の出力により記憶手段18を初期
化する遅延回路19により構成される。印字信号21は
平行型のデータ信号でその信号出力毎にストローブ信号
25も出力される。記憶手段16はストローブ信号25
の開始を捕えて保持しトランジスタ20をオンして定着
モータ5を駆動させる。論理否定回路17及び記憶手段
18は印字動作信号22の入力停止を捕え保持して記憶
手段16を初期化し、トランジスタ20をオフして定着
モータ5の駆動を停止させる。遅延回路19は記憶手段
16の出力の終了を遅延し記憶手段18を初期化して記
憶手段18の出力を停止して前記記憶手段16が次の頁
のストローブ信号25の開始を捕え保持できるようにす
る。かかる構成によれば印字信号21が複数の信号線を
持つ平行型の形式であっても、記憶手段16を各印字信
号毎に別個に設ける必要がなくなり、定着器駆動手段6
の単純化を計ることが出来る。
動手段6の他の一実施例の論理回路である。複数の信号
線で構成された平行型のデジタル信号によって印字コー
ドや制御信号などを構成する印字信号21と、印字信号
21が出力されたことを示すストローブ信号25と、ス
トローブ信号25の入力開始を保持する記憶手段16
と、印字動作信号22の停止を捕え記憶手段16を初期
化する論理否定回路17及び記憶手段18と、記憶手段
16の出力により定着モータ5を駆動するトランジスタ
20と、記憶手段16の出力により記憶手段18を初期
化する遅延回路19により構成される。印字信号21は
平行型のデータ信号でその信号出力毎にストローブ信号
25も出力される。記憶手段16はストローブ信号25
の開始を捕えて保持しトランジスタ20をオンして定着
モータ5を駆動させる。論理否定回路17及び記憶手段
18は印字動作信号22の入力停止を捕え保持して記憶
手段16を初期化し、トランジスタ20をオフして定着
モータ5の駆動を停止させる。遅延回路19は記憶手段
16の出力の終了を遅延し記憶手段18を初期化して記
憶手段18の出力を停止して前記記憶手段16が次の頁
のストローブ信号25の開始を捕え保持できるようにす
る。かかる構成によれば印字信号21が複数の信号線を
持つ平行型の形式であっても、記憶手段16を各印字信
号毎に別個に設ける必要がなくなり、定着器駆動手段6
の単純化を計ることが出来る。
【0013】第5図は本発明による定着装置を用いた電
子写真記録装置の他の一実施例のブロック図と主要斜視
図である。加熱手段3を内蔵した定着ローラ2と、この
定着ローラ2に接触して回転するよう配置された加圧ロ
ーラ1と、定着モータ5の回転を定着ローラ2に伝達す
る定着器駆動ベルト4と、定着ローラ2を定着器駆動ベ
ルト4を介して回転させる定着モータ5と、入力コネク
タ15より入力される印字コードや制御信号などの印字
信号23の入力開始により定着モータ5を駆動し印字動
作信号22の停止により定着モータ5の駆動を停止する
定着器駆動手段6と、定着器モータ5に圧着して回転を
伝達する電磁クラッチ26と、印字動作信号22により
電磁クラッチ26に通電して電磁クラッチ26を定着モ
ータ5に圧着させる電磁クラッチ駆動手段27と、電磁
クラッチ26の回転を感光ドラム11へ伝達する感光ド
ラム駆動ベルト14と、印字ヘッド信号23により感光
ドラム10を感光させる印字ヘッド9と、入力コネクタ
15より入力される印字信号21より印字ヘッド信号2
3と印字動作信号22を作成する印字ヘッド信号作成手
段7より構成される。定着ローラ2は内部にハロゲンラ
ンプ等の加熱手段3が内蔵されており、加熱手段3に通
電することによりその熱で定着ローラ2を加熱する。定
着器駆動手段6は入力コネクタ15より入力される印字
信号21の開始を捕えこれを保持して定着モータ5に通
電して駆動させ定着モータの回転は定着器駆動ベルト4
によって定着ローラ2と加圧ローラ1を回転させる。印
字ヘッド信号作成手段7は入力コネクタ15より入力さ
れる印字信号21を逐次印字画像に展開して記憶し1頁
分の印字画像を展開し終わったのち、印字信号21の受
信を停止して印字動作信号22を出力すると共に感光ド
ラム10の回転に応じて記憶した印字画像を印字ヘッド
9に印字ヘッド信号23として出力する。電磁クラッチ
駆動手段27は印字動作信号22の入力により電磁クラ
ッチ26に通電して電磁クラッチ26を駆動し、電磁ク
ラッチ26が定着器モータ5に圧接して回転して定着モ
ータ5の回転が感光ドラム駆動ベルト14によって感光
ドラム10を回転させて印字を開始する。なお、一頁分
の印字ヘッド信号23を出力した印字ヘッド信号作成手
段7は印字用紙12が定着ローラ2より排出されたのち
印字動作信号22の出力を停止して電磁クラッチ26と
定着モータ5の圧接を解除して感光ドラム10の回転を
停止し一頁分の印字を終了すると共に、次の頁の印字の
ために印字信号21の受信を可能にする。また、定着器
駆動手段6は印字ヘッド信号作成回路7より出力される
印字動作信号22の出力終了により定着モータ5を停止
させ、定着ローラ2と加圧ローラ1の回転が停止する。
かかる構成によれば定着モータ5は感光ドラム10の回
転駆動も行なえるため感光ドラム10を回転させるモー
ターを別個に設ける必要がなくなり、モータ類の削減を
計ることが出来る。
子写真記録装置の他の一実施例のブロック図と主要斜視
図である。加熱手段3を内蔵した定着ローラ2と、この
定着ローラ2に接触して回転するよう配置された加圧ロ
ーラ1と、定着モータ5の回転を定着ローラ2に伝達す
る定着器駆動ベルト4と、定着ローラ2を定着器駆動ベ
ルト4を介して回転させる定着モータ5と、入力コネク
タ15より入力される印字コードや制御信号などの印字
信号23の入力開始により定着モータ5を駆動し印字動
作信号22の停止により定着モータ5の駆動を停止する
定着器駆動手段6と、定着器モータ5に圧着して回転を
伝達する電磁クラッチ26と、印字動作信号22により
電磁クラッチ26に通電して電磁クラッチ26を定着モ
ータ5に圧着させる電磁クラッチ駆動手段27と、電磁
クラッチ26の回転を感光ドラム11へ伝達する感光ド
ラム駆動ベルト14と、印字ヘッド信号23により感光
ドラム10を感光させる印字ヘッド9と、入力コネクタ
15より入力される印字信号21より印字ヘッド信号2
3と印字動作信号22を作成する印字ヘッド信号作成手
段7より構成される。定着ローラ2は内部にハロゲンラ
ンプ等の加熱手段3が内蔵されており、加熱手段3に通
電することによりその熱で定着ローラ2を加熱する。定
着器駆動手段6は入力コネクタ15より入力される印字
信号21の開始を捕えこれを保持して定着モータ5に通
電して駆動させ定着モータの回転は定着器駆動ベルト4
によって定着ローラ2と加圧ローラ1を回転させる。印
字ヘッド信号作成手段7は入力コネクタ15より入力さ
れる印字信号21を逐次印字画像に展開して記憶し1頁
分の印字画像を展開し終わったのち、印字信号21の受
信を停止して印字動作信号22を出力すると共に感光ド
ラム10の回転に応じて記憶した印字画像を印字ヘッド
9に印字ヘッド信号23として出力する。電磁クラッチ
駆動手段27は印字動作信号22の入力により電磁クラ
ッチ26に通電して電磁クラッチ26を駆動し、電磁ク
ラッチ26が定着器モータ5に圧接して回転して定着モ
ータ5の回転が感光ドラム駆動ベルト14によって感光
ドラム10を回転させて印字を開始する。なお、一頁分
の印字ヘッド信号23を出力した印字ヘッド信号作成手
段7は印字用紙12が定着ローラ2より排出されたのち
印字動作信号22の出力を停止して電磁クラッチ26と
定着モータ5の圧接を解除して感光ドラム10の回転を
停止し一頁分の印字を終了すると共に、次の頁の印字の
ために印字信号21の受信を可能にする。また、定着器
駆動手段6は印字ヘッド信号作成回路7より出力される
印字動作信号22の出力終了により定着モータ5を停止
させ、定着ローラ2と加圧ローラ1の回転が停止する。
かかる構成によれば定着モータ5は感光ドラム10の回
転駆動も行なえるため感光ドラム10を回転させるモー
ターを別個に設ける必要がなくなり、モータ類の削減を
計ることが出来る。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の定着装置は
入力コネクタより入力される印字信号の入力と同時に定
着ローラと加圧ローラが回転を開始するよう構成したの
で、印字を開始する以前に加圧ローラの円周表面全てが
まんべんなく定着ローラにより加熱され、定着ローラと
加圧ローラの温度差と加圧ローラの円周方向の温度分布
もわずかにすることを可能にした。
入力コネクタより入力される印字信号の入力と同時に定
着ローラと加圧ローラが回転を開始するよう構成したの
で、印字を開始する以前に加圧ローラの円周表面全てが
まんべんなく定着ローラにより加熱され、定着ローラと
加圧ローラの温度差と加圧ローラの円周方向の温度分布
もわずかにすることを可能にした。
【0015】このことから、実際に本発明による定着装
置により印字した印字用紙は印字開始1枚目から定着
率、紙カール、紙シワ共に良好な結果を得る効果を有す
る。
置により印字した印字用紙は印字開始1枚目から定着
率、紙カール、紙シワ共に良好な結果を得る効果を有す
る。
【図1】本発明の実施例である定着装置の主要側断面図
とブロック図。
とブロック図。
【図2】本発明による定着装置の定着器駆動手段の回路
図。
図。
【図3】本発明の実施例である定着装置を用いた電子写
真機録装置のブロック図。
真機録装置のブロック図。
【図4】本発明による定着装置の動作タイミングを示す
タイミング図。
タイミング図。
【図5】本発明の他の実施例である定着装置の定着器駆
動手段の回路図。
動手段の回路図。
【図6】本発明の他の実施例である定着装置を用いた電
子写真記録装置のブロック図。
子写真記録装置のブロック図。
【図7】従来の定着装置を用いた電子写真機録装置のブ
ロック図。
ロック図。
1 加圧ローラ 2 定着ローラ 3 熱源 4 定着器駆動ベルト 5 定着器モータ 6 定着器駆動手段 7 印字ヘッド信号作成 8 メインモータ駆動手段 9 印字ヘッド 10 感光ドラム 11 メインモータ 12 印字用紙 13 トナー 14 感光ドラム駆動ベルト 15 入力コネクタ 16 記憶手段 17 論理否定回路 18 記憶手段 19 遅延回路 20 トランジスタ 21 印字信号 22 印字動作信号 23 印字ヘッド信号 24 開始エッジ 25 ストローブ信号 26 電磁クラッチ 27 電磁クラッチ駆動手段
Claims (1)
- 【請求項1】内部に熱源を設けた定着ローラと、概定着
ローラに圧接する加圧ローラと、前記2つのローラを回
転させる駆動手段よりなる定着装置において、 前記定着ローラと前記加圧ローラが入力コネクタより入
力される印字コードや制御信号などの印字信号の入力と
同時に回転を開始することを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6080667A JPH07287468A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6080667A JPH07287468A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07287468A true JPH07287468A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13724720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6080667A Pending JPH07287468A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07287468A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6191675A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Hitachi Ltd | レ−ザビ−ムプリンタ制御装置 |
JPS62187874A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真式プリンタ |
JPH03238487A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-24 | Sharp Corp | 定着装置 |
JPH05341691A (ja) * | 1992-06-10 | 1993-12-24 | Canon Inc | 電子写真記録装置 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP6080667A patent/JPH07287468A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6191675A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | Hitachi Ltd | レ−ザビ−ムプリンタ制御装置 |
JPS62187874A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | Minolta Camera Co Ltd | 電子写真式プリンタ |
JPH03238487A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-24 | Sharp Corp | 定着装置 |
JPH05341691A (ja) * | 1992-06-10 | 1993-12-24 | Canon Inc | 電子写真記録装置 |
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