JPH0787291A - 電子写真プリンタの記録方法 - Google Patents

電子写真プリンタの記録方法

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JPH0787291A
JPH0787291A JP5229184A JP22918493A JPH0787291A JP H0787291 A JPH0787291 A JP H0787291A JP 5229184 A JP5229184 A JP 5229184A JP 22918493 A JP22918493 A JP 22918493A JP H0787291 A JPH0787291 A JP H0787291A
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JP5229184A
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Shuzo Masuda
修三 増田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J19/00Character- or line-spacing mechanisms
    • B41J19/18Character-spacing or back-spacing mechanisms; Carriage return or release devices therefor
    • B41J19/20Positive-feed character-spacing mechanisms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes
    • G03G13/32Relief printing plates
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00953Electrographic recording members
    • G03G2215/00962Electrographic apparatus defined by the electrographic recording member
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は記録紙に記録ドラムによりトナー像
を潜像させて印字を行う電子写真プリンタの記録方法に
関し、小型化及び印字の高速化、高品質化を図ることを
目的とする。 【構成】 記録紙40に対してキャリッジを主走査方向
に移動させて印字を一ライン領域ごとに同一方向から行
い、印字開始可能位置まで復帰させるもので、プロセス
部33が動作していないときに転送される一ライン領域
ごとの印字データを格納し、その中から印字を行うデー
タを選択して印字を行う。これを一ライン領域行い、さ
らに記録紙の全ライン領域で行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙に記録ドラムに
よりトナー像を潜像させて印字を行う電子写真プリンタ
の記録方法に関する。
【0002】近年、記録紙に印字、記録を行う記録装置
では電子写真方式のものが普及されてきている。この電
子写真方式は、記録ドラムにトナー像を潜像させて、こ
れを記録紙に転写、定着を行うものであり、この方式を
用いた個人向等のものが望まれている。このため、安
価、小型化を図る必要があると共に、印字の高速化、高
品質化を図る必要がある。
【0003】
【従来の技術】図9に、従来の電子写真式記録装置の構
成図を示す。図9の電子写真式記録装置10は、感光ド
ラム(記録ドラム)11の周囲に、帯電部12,光走査
部13,現像部14,転写部15,除電部16,クリー
ナ17,定着部18,及び用紙搬送部19a,19bが
配設される。また、装置10の一方端に記録を行う用紙
20が収納された用紙供給部21a,21bが所定数配
設され、他方端には排出される用紙20を溜めるスタッ
カ22が配設される。
【0004】感光ドラム11は少なくとも用紙20の幅
であり、用紙搬送方向に垂直な回転軸11aを有する。
現像部14は、トナー14aが充填され、現像ローラ1
4bが感光ドラム11に当接されてトナー像を形成させ
る。また、定着部18は2つの定着ローラ18a,18
bで構成され、定着ローラ18b内に熱源23が設けら
れる。
【0005】このような電子写真式記録装置10は、感
光ドラム11が帯電部12によって均一に帯電され、光
走査部13のLED13aによってレーザ光が照射され
画像情報が電位として潜像が記録される。記録された感
光ドラム11上に現像部14によってトナー14aが付
着されてトナー像として可視像化される。
【0006】一方、搬送ローラ19a,19bによって
用紙20が感光ドラム11と転写部15との間に搬送さ
れ、該感光ドラム11の表面上と当接する。そこで、感
光ドラム11上のトナー像が転写部15により搬送され
た用紙20に転写され、定着部18の定着ローラ18a
及び熱源23により所定温度に加熱された定着ローラ1
8bにより挟まれることにより加熱定着されるものであ
る。
【0007】ここで、図10に、図9の記録方式の説明
図を示す。図10は、用紙20に対する感光ドラム11
の記録方式を示したもので、搬送される用紙20に対し
て幅方向に、nドット(a1 〜an )で、縦方向にmラ
イン(a11〜a1m)の記録画素で記録される。
【0008】すなわち、外部機器より用紙20(1ペー
ジ分)のデータが転送され、用紙20の1ライン目(a
11〜an1),2ライン目(a12〜an2),…mライン目
(a 1m〜anm)と順次感光ドラム11より印字される。
【0009】この場合、感光ドラム11上の電位が僅か
な時間で消滅することから、印字中では上記プロセスを
停止できず、1ページ分のデータを一括して蓄え、各ラ
インのデータごとに光走査部13にデータ伝送を行って
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のように
印字中に感光ドラム11を停止することができずに用紙
20の1ページ分のデータの総てを一旦メモリに蓄積し
なければならず、メモリが大型化すると共に、印字速度
の高速化を図ることができないという問題がある。
【0011】また、印字の際、LED13aへのデータ
伝送が少なくとも用紙幅分以上であることから一ライン
毎のデータ伝送に時間を要し、これにより一ラインの印
字時間にしめるデータ伝送の時間が長くなり露光時間の
選択幅が狭くなり、濃度調整が厳しく印字品質が劣化す
るという問題がある。
【0012】さらに、光走査部13による光走査方向
が、用紙20の送り方向と垂直な方向のみであることか
ら、感光ドラム11等が用紙20の幅以上必要となって
装置の小型化、安価を図ることが困難であるという問題
がある。
【0013】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、安価、小型化を図り、印字の高速化、高品質化
を図る電子写真プリンタの記録方法を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理フ
ローチャートを示す。図1において、本発明は、搬送さ
れる記録紙の搬送方向と平行な回転軸を有して回転され
る像担持体に帯電による潜像を形成して印字部材により
現像を行うプロセス手段を少なくとも備えるキャリッジ
を、該記録紙の搬送方向と垂直な主走査方向に該像担持
体の幅の一ライン領域ごとに順次移動させ、転写手段と
の間で該像担持体上の現像像を該記録紙に転写させ、転
写後に加熱定着を行う電子写真プリンタの記録方法であ
って、まず、前記キャリッジの前記記録紙における印字
開始可能位置での待機時又は印字後の該印字開始可能位
置への復帰時に、外部から伝送される前記一ライン領域
ごとの印字データを格納する(ステップ(ST)1)。
【0015】次に、該キャリッジの該記録紙への印字時
に、該格納された該一ライン領域ごとの印字データより
印字を行うデータを選択する(ST2)。
【0016】次に、該選択されたデータに基づいて前記
像担持体に帯電による潜像を形成して前記現像、転写、
加熱定着を行う(ST3)。
【0017】そして、該像担持体への潜像の形成から該
加熱定着までを該一ライン領域において該選択されたデ
ータごとに繰り返す(ST4)。
【0018】また、該一ライン領域分で順次繰り返され
る該像担持体への潜像形成から該加熱定着までを、前記
一ライン領域ごとに全ライン領域で繰り返す(ST
5)。
【0019】
【作用】上述のように、記録紙に対してキャリッジを主
走査方向に移動させて印字を一ライン領域ごとに同一方
向から行い、印字開始可能位置まで復帰させるもので、
プロセス部が印字動作していないときに転送される一ラ
イン領域ごとの印字データを格納し、その中から印字を
行うデータを選択して印字を行う。これを一ライン領域
行い、さらに記録紙の全ライン領域で行う。
【0020】これにより、記録紙全部についての印字デ
ータを格納する場合に比較してメモリ等の格納領域が小
容量で十分であると共に、像担持体の幅を記録紙の幅よ
り狭くすることが可能であり、装置の小型化を図ること
が可能となる。また、一ラインごとに印字データの伝送
でよいことから、データ転送の高速化、印字速度の高速
化が図られると共に、一ラインごとの像担持体への帯電
させる時間の調整幅が広くとれ、印字濃度の調整が容易
となって高品質化を図ることが可能となる。
【0021】
【実施例】図2に、本発明の一実施例の概略全体図を示
す。図2の電子写真プリンタ31において、キャリッジ
32(後述する)は、プロセス部33及び定着手段の定
着器34が印字、定着のための開口部分を上向きにして
保持体35上に設けられる。この保持体35にはガイド
部36が設けられており、このガイド部36とシャフト
36が係合してガイドされる。なお、保持体35上に
は、後述するプロセス部33内の記録ドラムと定着器3
4内の定着ローラを回転させるためのプロセスモータ3
8が設けられる。
【0022】キャリッジ32は、移動手段であるキャリ
アモータ39によりベルト39aを介して記録紙40の
搬送方向と垂直な主走査方向(矢印方向)に移動され
る。
【0023】また、キャリッジ32の上方で対峙する転
写器41(印字プラテン)が転写手段として配置され
る。この転写器41は、アルミニウム等で形成される基
板上であって、キャリッジ32側に耐熱導電部材、例え
ば導電材が混入されたシリコンゴムが形成されたもので
ある。
【0024】一方、転写器41,キャリッジ32の両側
には、主走査方向と同じ軸方向の二組の搬送ローラ42
1 ,42b1 (42a1 ,42a2 ,42b1 ,42
2)が配置され、搬送ローラ42a1 ,42b1 が搬
送モータ43によりベルト43aを介して回転駆動され
る。これら搬送ローラ42a,42b,搬送モータ4
3,ベルト43aにより搬送手段を構成する。すなわ
ち、記録紙40を搬送ローラ42a,42bが挟んで回
転力により搬送するもので、該記録紙40は転写器41
とキャリッジ32との間に位置される。
【0025】また、キャリッジ32の移動方向の両端に
は、フォトセンサ等の第1及び第2のセンサ44a,4
4bが配置されており、保持体35を検出することでキ
ャリッジ32の移動範囲を規制する。なお、45は記録
紙40の先端及び後端を検出するための用紙センサであ
る。
【0026】ここで、図3に、図2のキャリッジの構成
図を示す。図3(A)は概略斜視図、図3(B)は概略
構成図である。図3(A),(B)において、上述のよ
うにキャリッジ32はプロセス部33と定着部34とに
より構成されており、プロセス部33は記録紙40の送
り方向と平行な回転軸51aを有する像担持体である記
録ドラム51が接地されて設けられ、キャリッジ32の
移動に同調する周速により転写器41上の記録紙40上
で回転する。
【0027】この記録ドラム51の表面には、負の電圧
が印加される帯電器52にて均一に帯電され露光器53
により静電潜像が形成される。露光器53は、図示しな
いが例えばレーザ光を照射するLED53a及びLED
ドライバ53b(図5参照)を備える。静電潜像は、現
像器54内に充填されたトナー55を現像ローラ56に
よりトナー像として可視像化される。なお、現像器54
内には、現像ローラ56に当接するブレード54a及び
補助ローラ56aが設けられると共に、トナー55を攪
拌するパドル54aが設けられる。また、現像ローラ5
6及び補助ローラ56aはスイッチ57を介して電源5
1aに接続されて、キャリッジ56aはスイッチ57を
介して電源51aに接続されることにより、キャリッジ
32の停止中にスイッチ57よりバイアス印加を停止さ
せて記録ドラム51に不要のトナー55が付着するのを
防止する。
【0028】接地されている記録ドラム51上に形成さ
れたトナー像は、記録紙40を挟んで記録ドラム51と
対峙する正のバイアス電源が印加されている転写器41
との間に所定の電圧を印加されることにより記録紙40
上に記録画として転写される。転写後には記録ドラム5
1上に残留したトナー55が正の電圧が印加されている
クリーナ58によりかき落とされるものである。
【0029】一方、定着部34は、例えば磁性部材の円
筒にテフロンコーティングされた定着ローラ59が定着
体として搭載される。この定着ローラ59及び上述の記
録ドラム51,現像ローラ56は、プロセスモータ38
によりキャリッジ32の移動に同調して回転される。そ
して、定着ローラ59の近傍には、該定着ローラ59を
加熱する加熱部60が設けられる。
【0030】ここで、図4に、キャリッジの記録動作の
説明図を示し、上述の電子写真プリンタ51の動作を説
明する。図4に示すように、搬送ローラ42a,42b
により搬送される記録紙40に対して、キャリッジ32
は記録紙40の搬送方向と垂直な主走査方向(矢印方
向)に移動する。この場合、記録ドラム51の幅が記録
紙40に対して一ラインとなり、キャリッジ32は記録
紙40の第1ライン領域より第mライン領域までm回の
往復移動する。
【0031】いま、キャリッジ32内の記録ドラム51
は、記録紙40の第1ラインの左端の印字開始可能位置
に位置され、第1のセンサ44aにより位置検出されて
いる。搬送ローラ42a,42bにより記録紙40が搬
送され、用紙センサ45で先端を検出した後、キャリッ
ジ32の記録ドラム51及び定着ローラ59がプロセス
モータ38により主走査方向の往路方向に、当該キャリ
ッジ32の移動に同調する周速で回転され、該記録ドラ
ム51及び定着ローラ59が記録紙40上を回転により
移動する。
【0032】このとき、プロセス部38では、上述のプ
ロセス過程で記録ドラム51上にデータに基づいて(後
述する)静電潜像が形成され、現像ローラ56によりト
ナー像(可視像)に現像され、転写器51とにより記録
紙40に記録画が形成される。そして、共に移動する定
着器34内の加熱部60で所定温度に加熱された定着ロ
ーラ59により定着が行われる。
【0033】そして、キャリッジ32が記録紙40の第
1ラインの右端(印字限度位置)で第2のセンサ44b
で検出され、又は途中の印字終了位置より上述の印字開
始可能位置に復帰する。第1ラインの印字が終了すると
搬送ローラ42a,42bで一ライン分搬送され、第2
ラインの印字開始可能位置上に記録ドラム51が位置さ
れる。同様にして、第2ラインから第nラインまで順次
繰り返される。なお、印字データの受信及び記録方法は
図5以降で説明する。
【0034】そこで、図5に、図2の記録方法の制御ブ
ロック図を示す。図5において、電子写真プリンタ31
は、図2に示すような印字機構の他に制御系等を備えて
いるもので、主なものとして主制御部61,メモリ6
2,データ選択回路63,カウンタ64を備える。
【0035】主制御部61は、キャリッジ32を移動さ
せるキャリアモータ39,記録紙40を搬送する搬送モ
ータ43,記録ドラム51及び定着ローラ59を回転さ
せるプロセスモータ38,定着ローラ59の温度制御を
行う加熱部60の駆動制御を各種センサ44a,44
b,45等に基づいて行う。また、主制御部61は外部
機器と接続されており、外部機器から転送される印字デ
ータをメモリ62に格納し、データ選択回路63で選択
したデータを露光器53のLEDドライバ53bに送出
することにより、データに応じてLED53aよりレー
ザ光が記録ドラム51に照射される(後述する)。
【0036】ここで、図6に本発明の記録方法の説明図
を示し、図7に図6のデータ処理の説明図を示す。図6
に示すように、キャリッジ32は記録紙40に対して、
主走査方向にnドット、搬送方向に第1ライン領域から
第mライン領域までのmライン領域で印字を行う。この
場合、各ライン領域ではLライン(記録ドラム51の幅
内で印字可能なライン数)で印字を行う。すなわち、第
1ライン領域では一ライン目(a111 〜a11n )からL
ライン目(a1L1 〜a1Ln )までの印字を行い、以降第
mライン領域まで行う。
【0037】そこで、キャリッジ32が記録紙40の印
字開始可能位置であって、印字開始前に、図7に示すよ
うに、外部機器からまず第1ライン領域の印字データ
(a11 1 〜a11n …a1L1 〜a1Ln )が主制御部61に
転送され、メモリ62内に格納される。メモリ62内に
格納された印字データよりデータ選択回路63が記録ド
ラム51の幅方向(記録紙40の搬送方向)のデータを
1列目からn列目まで順次抽出し、まず1列目のデータ
(a111 〜a1L1 )を露光器53のLEDドライバ53
bに転送する。LEDドライバ53bはLED53aを
当該1列目のデータに基づいて駆動して、記録ドラム5
1に潜像を形成させる。これをキャリッジ32の動きに
同調させてn列目(a11n 〜a1Ln )までのデータを順
次露光器53に転送する。
【0038】そして、上述のようにキャリッジ32によ
り第1ライン領域の現像、転写、加熱定着の印字を行
い、印字が終了するとキャリッジ32が記録紙40の左
端の印字開始可能位置に復帰すると共に、搬送ローラ4
2a,42bにより記録紙40を一ライン領域分搬送す
る。このキャリッジ32の復帰中に外部機器より主制御
部61に第2ライン領域の印字データが転送されてメモ
リ62内に格納される。以降同様に第2ライン領域の印
字を行い、これら第mライン領域まで繰り返して行われ
るものである。
【0039】ここで、図8に、図7のデータ選択回路の
説明図を示す。図8(A)は、例えばA4サイズ(幅2
10mm)の記録紙40に、8ドット/mmの記録密度で一
ライン領域(第1ライン領域)に256行(32m幅で
あり、8ドット×32=256ドット)で印字を行う場
合の印字データを示したものである。すなわち、1行が
210×8=1680ドットのデータ(a0
1680-1)で256行(32mm幅)の印字を行うもの
としている。
【0040】また、図8(B)は、データ選択回路63
の構成ブロック図を示しており、メモリ62からのK個
のパルスが乗算回路71(1680×K)及び分周回路
72(K/256=N)に入力される。また、乗算回路
71にはスタート信号(リセット信号)が入力される。
そして、乗算回路71の乗算結果(1680×K)と分
周回路72の分周結果(K/256=N)が加算回路7
3で加算(1680×K+N)される。この加算された
データが各列のデータ(例えばa0 ,a1680,…a
1680・256)としてLEDドライバ53bに転送されるも
のである。
【0041】このように、格納する印字データが一ライ
ン領域分のみで十分であり、且つ当該印字データはキャ
リッジが印字プロセス処理を行っていない期間、すなわ
ち印字開始可能位置での待機中又は復帰中に行われるこ
とから、データ転送が格段に高速化されると共に、印字
速度を高速化される。
【0042】また、印字データの格納を一ライン領域分
であるから、記録ドラム51の幅を従来の記録紙40の
幅以上にする必要がなく、一ライン領域分で必要にして
十分なライン数を確保できる幅とすることができ、装置
の小型化が図られる。
【0043】さらに、露光器53へのデータ転送が高速
となることから、一ライン領域における1列分の印字の
ためのLED点灯時間の調整幅を広くすることができ、
これにより印字濃度の調整を容易にし、高品質な記録画
を得ることができるものである。
【0044】なお、上記実施例において、メモリ62の
メモリ容量に余裕があれば、例えば二ライン領域分の印
字データ(又はそれ以上)をまとめて外部機器より転送
させてもよい。また、外部機器からの印字データがフォ
ントデータで与えられる場合には、プロセス部33の動
作停止中に当該フォントデータをイメージデータに展開
させてもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、記録紙に
対してキャリッジを主走査方向に移動させて印字を一ラ
イン領域ごとに同一方向から行い、印字開始可能位置ま
で復帰させるもので、プロセス手段が動作していないと
きに転送される一ライン領域ごとの印字データを格納
し、その中から印字を行うデータを選択して印字を行
い、これを一ライン領域行い、さらに記録紙の全ライン
領域で行うことにより、小型化及び印字の高速化、高品
質化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理フローチャートである。
【図2】本発明の一実施例の概略全体図である。
【図3】図2のキャリッジの構成図である。
【図4】キャリッジの記録動作の説明図である。
【図5】図2の制御ブロック図である。
【図6】本発明の記録方法の説明図である。
【図7】図6のデータ処理の説明図である。
【図8】図7のデータ選択回路の説明図である。
【図9】従来の電子写真式記録装置の構成図である。
【図10】図9の記録方式の説明図である。
【符号の説明】
31 電子写真プリンタ 32 キャリッジ 33 プロセス部 34 定着器 38 プロセスモータ 39 キャリアモータ 40 記録紙 41 転写器 43 搬送モータ 51 記録ドラム 52 帯電器 53 露光器 54 現像器 55 トナー 56 現像ローラ 58 クリーナ 59 定着ローラ 60 加熱部 61 主制御部 62 メモリ 63 データ選択回路 71 乗算回路 72 分周回路 73 加算回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される記録紙(40)の搬送方向と
    平行な回転軸(51a)を有して回転される像担持体
    (51)に帯電による潜像を形成して印字部材(55)
    により現像を行うプロセス手段(33)を少なくとも備
    えるキャリッジ(32)を、該記録紙(40)の搬送方
    向と垂直な主走査方向に該像担持体(51)の幅の一ラ
    イン領域ごとに順次移動させ、転写手段(41)との間
    で該像担持体(51)上の現像像を該記録紙(40)に
    転写させ、転写後に加熱定着を行う電子写真プリンタの
    記録方法であって、 前記キャリッジ(32)の前記記録紙(40)における
    印字開始可能位置での待機時又は印字後の該印字開始可
    能位置への復帰時に、外部から伝送される前記一ライン
    領域ごとの印字データを格納するステップと、 該キャリッジ(32)の該記録紙(40)への印字時
    に、該格納された該一ライン領域ごとの印字データより
    印字を行うデータを選択するステップと、 該選択されたデータに基づいて前記像担持体(51)に
    帯電による潜像を形成して前記現像、転写、加熱定着を
    行うステップと、 該像担持体(51)への潜像の形成から該加熱定着まで
    を該一ライン領域において該選択されたデータごとに繰
    り返すステップと、 該一ライン領域分で順次繰り返される該像担持体(5
    1)への潜像形成から該加熱定着までを、前記一ライン
    領域ごとに全ライン領域で繰り返すステップと、 を含むことを特徴とする電子写真プリンタの記録方法。
  2. 【請求項2】 前記外部から伝送される前記印字データ
    を複数ライン領域ごとに格納することを特徴とする請求
    項1記載の電子写真プリンタの記録方法。
  3. 【請求項3】 前記格納される印字データがフォントデ
    ータで与えられる場合に、該フォントデータをイメージ
    データに展開させることを特徴とする請求項1又は2記
    載の電子写真プリンタの記録方法。
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