JPH0728579A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0728579A
JPH0728579A JP16941193A JP16941193A JPH0728579A JP H0728579 A JPH0728579 A JP H0728579A JP 16941193 A JP16941193 A JP 16941193A JP 16941193 A JP16941193 A JP 16941193A JP H0728579 A JPH0728579 A JP H0728579A
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豊 久松
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袈裟光 小池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインティングデバイスに対応していないア
プリケーションプログラムであっても、ポインティング
デバイスによる軽快な操作が可能な情報処理装置を提供
する。 【構成】 アプリケーション50が割り込みでキー入力
の要求をすると、Penkey58が起動し、Pen入
力タブレット2から入力されたポイントデータがあれ
ば、それに従って所定のキーコードを生成して、あたか
もキーボード32から入力されたかのように、キーコー
ド待ち行列54にそのキーコードを設定する。キー入力
処理部52ではキーコード待ち行列54から順々にキー
コードを取り出すので、設定された擬似キー入力のデー
タが、アプリケーション50に返される。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、ポインティングデバイ
ス入力に対し未対応のアプリケーションプログラムを、
ポインティングデバイスを用いて操作可能とした情報処
理装置に関する。
【従来の技術】マウス、Pen等のポインティングデバ
イスをサポートするアプリケーションプログラム(以
下:対応アプリケーション)は、マルチウィンドウOS
に対応するものを主として増えつつあるが、比較的古い
OSであるDOS等上では、いまだポインティングデバ
イスに未対応のアプリケーション(以下:未対応アプリ
ケーション)が多く存在し、しかも主流として使用され
ている。しかし、携帯性を重視した情報機器では、入力
はポインティングデバイスのみとして、キーボード等の
キー入力デバイスを持たないものもあり、このような情
報機器上においても未対応アプリケーションを動作させ
る必要性が生じている。図20は対応アプリケーション
の動作を示す図である。ポインティングデバイスを用い
てアプリケーション上でカーソル200を移動させる場
合、ポイント指示カーソル202の移動先の持ってい
き、クリック等を行えば、専用のドライバから位置情報
あるいは移動量情報としてアプリケーションに渡され、
アプリケーションがカーソル200を移動する。しかし
未対応アプリケーションは位置情報あるいは移動量情報
を受け取る手段を有しておらず、カーソル200を移動
するにはキー入力部から「右向き矢印」「下向き矢印」
等のキーコードを受け取るしか方法がない。
【発明が解決しようとする課題】ポインティングデバイ
ス入力においても、図21に示すように、ソフトウェア
キーボード204を表示し、希望のキーをクリックする
ことにより、対応するキーコードを発生させることも考
えられているが、あくまでも回避手段であり、操作の一
環性が失われたり、ソフトウェアキーボード204によ
ってカーソル200の移動先の位置P2が見えなくなる
など、操作性を極端に低下させるという問題点があっ
た。本発明は、このような問題を解決し、未対応アプリ
ケーションであっても、ポインティングデバイスによる
軽快な操作が可能な情報処理装置を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、図1に例示するように、ポインティングデバイス等
による位置情報を保持する位置指定手段M1と、前記位
置指定手段により出力された情報を、キーコード情報に
変換する変換手段M2と、前記キーコード情報を保持す
るコード処理手段M3と、前記コード処理手段からの情
報で制御される表示手段M4と、を有することを特徴と
する。また前記変換手段は、現在のカーソル等の位置表
示手段を、現在のポインティングデバイス等により指定
する位置に移動するよう、キーコード情報を出力するこ
とを特徴とする。また、前記キーコード情報は、特定の
待ち時間をおいて出力されることを特徴とする。また、
前記待ち時間は、入力モードに合わせて可変とすること
を特徴とする情報処理装置。また、ポインティングデバ
イス等による位置情報を保持する位置指定手段M1と、
前記位置指定手段により出力された情報を、キーコード
情報に変換する変換手段M2と、前記キーコード情報を
保持するコード処理手段M3と、前記コード処理手段か
らの情報で制御される表示手段M4とを有する情報処理
装置であって、前記変換手段は、現在のカーソル等の位
置表示手段を、現在のポインティングデバイス等により
指定する領域に基づいて、前記位置表示手段を移動する
よう、キーコード情報を出力することを特徴とする。ま
た、前記領域は境界線を略X字型に設けていることを特
徴とする。また、前記領域は境界線を略H字型に設けて
いることを特徴とする。また、前記変換手段は複数個で
あり、動的に切替ることを特徴とする。また、ポインテ
ィングデバイス等による位置情報を保持する位置指定手
段M1と、前記位置指定手段により出力された情報を、
キーコード情報に変換する変換手段M2と、前記キーコ
ード情報を保持するコード処理手段M3と、前記コード
処理手段からの情報で制御される表示手段M4とを有す
る情報処理装置であって、前記表示手段の特定の領域を
位置指定すると、対応して設けられたキーコードあるい
はシフトコードを出力することを特徴とする。また、前
記特定の領域は前記表示画面の最下部付近であることを
特徴とする。また、ポインティングデバイス等による位
置情報を保持する位置指定手段M1と、前記位置指定手
段により出力された情報を、キーコード情報に変換する
変換手段M2と、前記キーコード情報を保持するコード
処理手段M3と、前記コード処理手段からの情報で制御
される表示手段M4とを有する情報処理装置であって、
前記表示手段の特定の領域を位置指定する時に、特定の
時間内に複数の位置を指定し、前記複数の位置に対応し
て設けられたキーコードあるいはシフトコードを出力す
ることを特徴とする。また、前記特定の時間内に複数の
位置を指定する手段として、ポインティングデバイスの
スライド動作を使用することを特徴とする。また、前記
シフトコードが出力され、シフト状態となった場合、前
記シフト状態を示すガイダンスを、前記表示手段に1つ
または複数表示することを特徴とする。
【実施例】以下に、本願記載の情報処理装置の好適な実
施例について説明する。図2は一実施例としての情報処
理装置16の平面図(a)、及び左の側面図(b)、右
の側面図(c)である。情報処理装置16は、上面にL
CDパネルからなる表示部4を備える。その背面には電
磁誘導方式のPen入力タブレット2が備えられてお
り、Pen6を近づけることにより、その先端の情報を
情報処理装置16に入力することができる。後端にはバ
ッテリ8が配置されている。左側面(b)にはカバー1
0が設けられ、内部にはICカード、HDD等の外部記
憶装置、内蔵ファックスモデムカード等が接続可能なコ
ネクタがある。右側面(c)のカバー12、カバー14
の内部にはそれぞれICカード、外部FDDを接続する
ためのコネクタが用意されている。また、図示しない
が、情報処理装置16の底面にはキーボード接続用のコ
ネクタが設けられている。この情報処理装置16は小型
軽量で可搬性に富むように設計されており、キーボード
I/Fを備えてはいるが、通常はPen6のみですべて
の操作を行えるようになっている。図3は本発明の情報
処理装置のハードウェア構成図である。CPU20はR
OM22内の基本制御プログラム(以下BIOS)によ
り装置全体を制御している。システムバス40には他
に、主記憶を構成し、OSやアプリケーションプログラ
ム、各種制御プログラム、後述する情報保持部60を格
納するRAM24、Pen入力タブレット2が接続さ
れ、XY座標を出力するタブレットI/F26、表示部
4を制御する表示制御部28、ICカード、HDD、F
DD等の外部記憶装置36が接続される外部記憶I/F
34、タイマ38が接続されている。図4は本発明の全
体の流れを示す図である。以下に動作を説明する。 (1)アプリケーション50がINT21h、INT1
8h等の割り込みでキー入力の要求をすると、キー入力
エミュレータ(以降Penkey)58が起動し (2)Pen入力タブレット2から入力されたポイント
データがあれば、それに従って所定のキーコードを生成
して、あたかもキーボードから入力されたかのように、
キーコード待ち行列54(通常のキーバッファと同義)
にそのキーコードを設定する。制御は(1)’として、
元々のキー入力処理部52に移行する (3)キー入力処理部52ではキーコード待ち行列54
から順々にキーコードを取り出すので、(2)で設定さ
れた擬似キー入力のデータが、未対応アプリケーション
50に返される 情報保持部60は、Penkey58が参照するモード
フラグ、変数等の格納場所として使われる。また本実施
例においてPenkey58は主記憶上に常駐するプロ
グラムあるいたそれに相当する機能を有するプログラム
として提供されるので、常にアプリケーションのキー要
求を監視することができる。Penkey58の提供す
る機能は、以下の通りである。 (1)カーソル移動機能 カーソル移動機能は、Penでポイントした位置に応じ
て、カーソル移動キーのキーコードを適宜出力すること
によって実現する。これによって、Penによる操作
で、未対応アプリケーションにおいても、カーソルの移
動を行うことができる。カーソル移動モードは ・P(Pointing)モード ・X(X−devided)モード の2つがある。Pモードは図12のように、移動先P2
を直接ポイントし、その位置にカーソル移動させるモー
ドである。Xモードは図13(b)のようにタブレット
をX型に4領域に分け、それぞれに移動キーを割り当て
るモードである。両モードは、図13(a)の表示画面
のカーソル移動モードブロック72をPen6でポイン
トすることにより切り替えることができ、”P”、”
X”のモード表示がされる。また、入力状況に応じた自
動切替も可能である。 (2)ファンクションガイドエミュレーション機能 図17のように、アプリケーションは通常、表示画面の
最下行にファンクションキーガイドを表示する。このフ
ァンクションキーガイドに重なるようにキーブロック、
K1_76からKA_85を配置し、ガイド部をPen
6でポイントすると、そのファンクションキーに対応し
たキーコードを送出する。このキーコードは、通常のキ
ーボードと同様に、その時のシフト状態(CTRL、S
HIFT、GRPH等により指定)に応じて変化する。
LB(レフトブランク74またはRB(ライトブラン
ク)90をポイントするとシフト状態が通常(表示な
し)〜SHIFT(表示"S")〜SHIFT固定(表示"
SL")〜通常(表示なし)と、トグルで変化する。ま
た、ファンクションキーに限らず、[ESC]キー、
[リターン]キーを配置したり、図18、図19のよう
に、Pen6のポイントの仕方を変えることにより、よ
り多くの機能を割り当てることができる。各動作モード
をさらに詳しく説明する [Pモード詳細]このモードでは、Penでポイントし
た位置まで、自動的にカーソルが移動する。これを実現
するために、カーソルが目的の位置に最も近づいたか、
カーソルの移動が検出されなくなるまで、適切なキーコ
ードが送出され続ける。スクリーンエディタ等のよう
に、画面上でカーソルが自由に動くような状態におい
て、最も効果的に動作する。どのようなカーソル移動キ
ーコードが出力されるかは、カーソルの位置と、Pen
でポイントした位置との相対関係によって決まる。この
モードにおいては、カーソル位置を検出してその動作を
決定するが、PモードをXモード自動可変動作に設定し
ておくと、Pモードの動作に対して、カーソルの移動が
検出されなかった場合は、Pモードの動作を取り消し
て、Xモードに一時的に移行し、Penが離されるま
で、Xモードの動作を行なわせることができる。動作は
下記の通りである。 1) カーソル位置と、ポイントされた位置との画面縦
方向のずれを0にするようにカーソル移動キーコードを
送出する 2) 縦方向のずれが0になるまで、1)を繰り返す。
縦方向のずれが0になった時点で、3)に移る縦方向の
ずれが0でないのに、カーソルの移動が認められない場
合は、Pモードの動作の設定により、下記の動作に従う ・Xモード自動可変動作の場合、前回の動作を取り消
し、Penが押しつけられている間だけ、Xモードの動
作を行なう。動作終了後は、自動的にPモードに戻る
(別途図を用いて説明する) ・Pモード固定動作の場合は、総ての動作を直ちに停止
する。 3) カーソル位置と、ポイントされた位置との画面横
方向のずれを0にするようにカーソル移動キーコードを
送出する 4) 横方向のずれが最小になるまで、3)を繰り返
す。下記に該当する場合は、オーバーランと判断して、
直前の動作をキャンセルしてから停止する。(直前と逆
に移動して、1つ前に戻る) ・カーソルが目標位置の左側から右側になった場合(全
角文字の右半分に対応) ・カーソルの行位置が変化したとき(行末等での行の変
化に対応…行の改行マークより右側をポイントしたと
き、意図に反して次行にカーソルが飛ぶ場合を想定) ・距離の増加が7を越えたとき(TABコードの部分は
一度の移動キーで通常8文字分移動する。これもポイン
トした位置に反する移動となる) 上記以外で、横方向のずれが0になったら、停止する。
横方向のずれが0でないのに、カーソルの移動が認めら
れない場合は、総ての動作を直ちに停止する。上記の通
り、PモードがXモード自動可変動作に設定されている
と、カーソルがカーソル移動キーにより正常な位置に移
動できない場合は、Pモードは自動的にXモードに切り
替わる。カーソル移動キーを送出するタイミングは、キ
ー入力待ち割込みを横取りして獲得する。但し、その割
込みのたびにキーコードを送出すると、カーソル移動の
実処理が間に合わなくなり、結果としてカーソルの移動
が検出されず、Pモードの動作がすぐに停止してしまう
恐れがあるので、これを避けるために、キーコードの送
出は、キー入力待ちの割込みのタイミングを適当に間引
いて(ウェイトを入れて)行なう必要がある。Penを
押しつけ続けると、キーボードと同様のリピート機能が
働く。このときの動作も、前記の原理に基づくため、P
enを押しつけている位置までカーソルが到達すると、
カーソルの動作は停止する。しかし、カーソルの移動す
る範囲が限られているとき、その範囲の外でPenを押
しつけ続けると、リピート機能が働き続けるため、エデ
ィタ等でスクロール範囲の外(最上段のガイド部分等)
でPenを押しつけ続けることにより、連続的にスクロ
ールを行なうことができる。リピート機能の時間間隔
(繰り返し開始までの時間、繰り返す周期)は、キーボ
ードのリピート機能に近く設定するが、必要に応じて変
更できる。 [Xモード詳細]このモードでは、図13(b)のよう
に画面をX型にA、B、C、Dに4分割し、Penでポ
イントした位置に応じて、上/下/左/右のいずれかに
カーソルが移動する。例えば、画面右側中央部をポイン
トすると、右側にカーソルが移動する。カーソルでない
カーソルの移動に、効果的に使用される。Penを押し
つけ続けると、キーボードと同様のリピート機能が働
き、連続的にキーコードが送出される。リピート機能の
時間間隔(繰り返し開始までの時間、繰り返す周期)
は、キーボードのリピート機能に近く設定するが、必要
に応じて変更もできる。 [Hモード]Xモードのバリェーション図13(c)に
示すように画面の分割方法が異なるが、基本的機能はX
モードに準じている。このモードでは、画面をH型に
A、B、C、Dに4分割し、Penでポイントした位置
に応じて、上/下/左/右のいずれかにカーソルが移動
する。例えば、画面の右側をポイントすると、右側にカ
ーソルが移動する。カーソルでないカーソルの移動に、
効果的に使用される。Penを押し付け続けると、キー
ボードと同様のリピート機能が働き、連続的にキーコー
ドが送出される。リピート機能の時間間隔(繰り返し開
始までの時間、繰り返す周期)は、キーボードのリピー
ト機能に近く設定するが、必要に応じて変更できる。こ
こでPモード、Xモードの動きを具体的に示す。図14
はPモードで正常に動作しない状況を示す図である。
(a)はアプリケーションがファンクションキー等でサ
ブメニューを表示し、反転カーソルで「保存」が選択さ
れている。Pen6で移動先「新規」をポイントする
と、Pモードではカーソル70に対するポイント位置の
差分を出力するので、少なくとも2個以上の「下向き矢
印」キーコードがアプリケーションに送られ、(b)の
ように反転カーソルは意図しない「取消」に移動してし
まう。このような場合は前述のように自動またはマニュ
アルでXモードに切り替える。図15はXモードに切り
替わった場合を示す図である。(a)でPen6はXモ
ードのD領域をポイントし、これに対応して「下向き矢
印」のキーコードがアプリケーションに送られる。
(b)で「下向き矢印」を受け取ったアプリケーション
は反転カーソルを「新規」に移動し、希望の動作を実行
させることができる。図16はPモードからXモードに
自動的に切り替わる際の処理を示す図である。Pモード
でPen6が「新規」をポイントすると反転カーソルは
(1)のように「取り消し」に移動してしまう。そこで(2)
のように(1)の動作を一旦キャンセルして反転カーソル
を「保存」に戻し、この時点でXモードに一時的に移行
しPen6がD領域をポイントすると(3)のように「新
規」に移動する。 [ファンクションガイドモード詳細]未対応アプリケー
ションにおいて、画面最下行にファンクションガイドが
表示されているものとして、その部分をポインティング
デバイス(Pen/マウス等)で操作することにより、
ファンクションキー入力や、代表的なキー入力が簡単に
行なえるようにするものである。またスライドインやス
ライドアウトのように初期ポイント座標と最終ポイント
座標のずれを利用して、より多くの情報を持たせる例外
ファンクション機能もサポートする。上記スライドイン
とは目的のフィールドの外側でPenを押しつけて、そ
のままPenを離さずにスライドさせて目的のフィール
ド内に移動する動作であり、スライドインする方向に
は、意味がある場合がある。スライドアウトとはPen
を押しつけたままスライドして、特定のフィールドから
抜け出る動作であり、スライドアウトする方向には、意
味がある場合がある。以下に図17を用いて動作を説明
する。 (1) 通常のファンクションキーの入力を行ないたい
場合は、76ないし85で示すキーブロック(K1,K
2,...,KA)の中の1つをPenでポイントする(図18
(a))。Penを押しつけている間、*で示すLB
(レフトブランク)74、CB(センターブランク)8
9、RB(ライトブランク)90の位置(Penの位
置、(利き腕にかかわらず見えるようにするため、3箇
所に同じ表示を行なう;以下同様)にファンクションキ
ーの名称を表示して、入力しようとするファンクション
キーの確認ができるようにする。 (2) SHIFT+ファンクションキーの入力を行な
いたい場合は、図18(b)のように、目的のキーブロ
ックに左側からスライドインしてPenを持ち上げるこ
とによって入力できる。入力されるファンクションキー
は、確認のため、*の位置に Sf・1 のように表示さ
れる。例えば、CB89でPenを押しつけ、K6_8
1までスライドさせて、そこでPenを持ち上げると、
SHIFT+f・6が入力できる。この場合、Penを
最初に押しつける位置は、K5_80または更に左側で
もよい。 (3) CTRL+ファンクションキーの入力を行ない
たい場合は、図18(c)のように、目的のキーブロッ
クよりに右側からスライドインしてPenを持ち上げる
ことによって入力できる。入力されるファンクションキ
ーは、確認のため、*の位置に Cf・1 のように表示
される。例えば、K7_82でPenを押しつけ、K6
_81までスライドさせて、そこでPenを持ち上げる
と、CTRL+f・6が入力できる。この場合、Pen
を最初に押しつける位置は、K8_83または更に右側
でもよい。 (4) LB74あるいはRB90をポイントすると、
カーソルキーを含むキーエミュレーションのシフト状態
を変更できる。シフト状態は、間隙をポイントするたび
に、変更される*の位置に区別できるように表示され
る。(このシフト状態を「Penkeyのデフォルトの
シフト状態」と定義する。SHIFT(LB74によ
る)とCTRL(RB90による)とは、独立して変更
できる。指定されたシフト状態は、固定に設定されない
限り、何らかのキーをそのシフト状態で出力すると、通
常のシフト状態に戻る。この操作に続いて、(1)の操
作を行なうと、(2)または(3)の操作と同等の効果
がある。但し、CTRL+SHIFT+ファンクション
キーの入力は、(4)から(1)の操作以外では不可能
である。 (5) キーブロックから上方へスライドアウトしてP
enを持ち上げる動作に、よく使用するキー入力を割り
当てる。図19にこれを示す。(a)はキーブロック内
から垂直上方にスライドアウトする。すると表で示され
るように、K1には「BS」、K2には「INS」とい
うように各機能を割り当てる。また同じK1であって
も、(b)のように左からスライドインし、上方にスラ
イドアウトした場合は「SHIFT+BS」、さらに
(c)のように右からスライドインし、上方にスライド
アウトした場合は「CTRL+BS」を割り当てる。こ
の割り当ては、ユーザの指定により変更することも無論
可能である。 (6) CB89の右部分をポイントすると、カーソル
移動モードをPモードとXモードとで交互に変更して、
*にそのモードを表示する。このモードはカーソル移動
モードで動作中は常に*に表示される。 P :Pモード X :Xモード ( H :Hモー
ド) カーソル移動機能のキーリピートの間隔の変更を、例え
ば、下記の操作に割り当てることにより、Pen操作で
動的に変更できるようになる。 a) 繰り返し間隔の変更 ×2= CB89に左からスライドインしてPenを持
ち上げる ÷2= CB89に右からスライドインしてPenを持
ち上げる b) 繰り返し開始までの間隔の変更 ×2= CB89 に左からスライドインしてから上方に
スライドアウトしてPenを持ち上げる ÷2= CB89 に右からスライドインしてから上方に
スライドアウトしてPenを持ち上げる この操作を実現するには、本実施例では後述するWai
tに関する変数(InitWait、ReptWeit)を変更するだけ
で、極めて容易に実現できる。 (7) Penを押しつけてしまってから、操作を取り
消す(ファンクションガイドモード動作を途中でキャン
セルする)には、一旦最初にポイントしたキーブロック
キーブロックからスライドアウトして(方向はどちらで
もよい)、再びそのキーブロックにスライドインする。
このとき、*の表示は、---- とする。Penkey5
8の動作説明の前に、各フローで使用される主なモード
フラグ、変数の定義を挙げておく。いずれも情報保持部
60の格納され、RAM24上に配置される。 ※Penkeyモードフラグ定義 ・PKM_INSLM :1=ファンクションガイドモード ・PKM_MOUDN :1=Pen押下中 ・PKM_INPRG :1=Penkey動作中 ・PKM_WAIT :1=P、X、ファンクションカ゛イト゛モード初期動
作終了時 ・PKM_TMPX :1=一時的なXモード(Xモード自動可
変) ・PKM_CPINI :1=初期カーソル位置保存完了(Pモー
ドで使用) ・PKM_XCSR :1=ユーザー指定によるXモード指定 ※ウェイト変数 ・InitWait :初期ウェイト ・ReptWeit :繰り返し中のウェイト。 ※ウェイト定義 ・INIT_WAIT :初期ウェイト定義 ・REPT_WAIT :繰り返しウェイト定義 ・MIN_WAIT :最小ウェイト定義。 ※その他の制御変数 ・WaitCnt :ウェイトカウンタ ・PX :現在のPen位置 X座標 ・PY :現在のPen位置 Y座標 ・PX0 :初期Pen位置 X座標 ・CX :現在のカーソル位置 X座標 ・CY :現在のカーソル位置 Y座標 ・CX0 :直前のカーソル位置 X座標 ・CY0 :直前のカーソル位置 Y座標 ・DX :PX-CX ・DY :PY-CY ・PC0 :初期キーコード ・PC1 :例外キーコード ・PC :最終的に出力するキーコード ・Sh :Penkeyシフト状態 ・XS :Penkey特別シフト状態 尚、各フラグ、変数の使い方は以降のフローチャートの
中で説明する。以後フローチャートによる説明に入る
が、各フローに付けられた「S○○○」で示す符号はフ
ローを識別するためのみ使用しており、実行の順序を示
すものではない。図5は本発明のPenkey58の全
体の流れを示すフローチヤートである。アプリケーショ
ンがキー入力を要求すると(S10)、ポインティング
デバイスに対応したアプリケーションではなく、Pen
keyの停止をユーザーが指示しない限り、Penke
yが動作を開始する(S20)。まず、Penでポイン
トしている位置データであるポイントデータ(PX,P
Y)を取得し(S30)、その時点でまだPenが押下
中であるかを調べる(S40)。押下中であればPen
で初めてポイントしたかを調べ(S50)、そうであれ
ばポイントデータが最下行であるかをPYの座標データ
から判定する。最下行であればファンクションガイドモ
ードに設定し(S70)、ファンクションガイドモード
動作に入る(S160)。S60で最下行でない場合
は、カーソルキーモードに設定し(S80)、さらに移
動モードがPモードかを判定し(S100)、「Y」で
あればPモード動作に入り(S110)、「N」であれ
ばXモード動作に入る(S120)。S50で初めての
ポイントでない場合は、すでにファンクションガイドモ
ードに設定されている可能性もあるので、カーソルキー
モードかを確認し(S90)、そうであれば動作モード
の判定に入り(S100)、違う場合はファンクション
ガイドモード動作に入る(S160)。S40でPen
が押下中でないと判断されると、ファンクションガイド
モード後処理(S170)、Xモード後処理(S18
0)、Pモード動作(S110)内の後処理部分、が終
了したかを調べ、Penkeyを抜けてオリジナルのキ
ー入力処理部52に制御を戻す。この後キー入力処理部
52はキーコード待ち行列54に保持されたPCをキー
ボード32から入力されたキーコードと同様にアプリケ
ーションに渡す。S130で「N」であればカーソルキ
ーモードかを判定し(S140)、「N」でファンクシ
ョンガイドモード後処理(S170)に入り、「Y」
で、動作モードがPモードであればPモード動作(S1
00))に入って内部の後処理ルーチンと実行し、そう
でなければXモード後処理(180)を行う。Pモード
動作(S110)、Xモード動作(S120)終了後、
PCがなければS210に入り、あればキーコード出力
リピート処理(S200)を経た後S210に入る。フ
ァンクションガイドモード後処理(S170)、Xモー
ド後処理(S180)後も同様にS210に入り、PC
を出力してPenkeyを抜ける。Pモード動作(S1
10)の説明に入る前に図12を利用して、Pモードで
カーソル70を移動している際の表示画面を説明する。
P1の位置にあるカーソル70は、Pen6で移動先P
2をポイントすると(a)、カーソル移動キーで操作し
たと同等にP2に移動する(b)。この時、Pen6を
押し付け続けると、カーソル70は操作者に見易いよう
にゆっくりと移動し、すぐにPen6を放すと、放した
後高速に移動するように制御される。図6は、Pモード
動作を詳細に説明するためのフローチヤートである。S
110で動作に入り、まず現在のカーソル位置(CX,
CY)を取得する(S300)。初めてのポイントかを
確認し(S310)、「Y」であれば現在のPen位置
(PX,PY)の対する現在のカーソル位置(CX,C
Y)のずれ量(DX、DY)を求め(S390)、PC
を初期化する(S400)。次に垂直方向のずれDYを
確認して(S410)、DY>0であればPCに「下向
き矢印」に対応するキーコードを出力し(S420)、
同様にDY<0であればPCに「上向き矢印」を出力し
て(S430)、S470で現在のカーソル位置(C
X,CY)を直前のカーソル位置(CX0,CY0)と
して保存し、Pモード動作に抜ける。S410でDY=
0の場合は、水平方向のずれ量DXを確認し(S44
0)、DX>であればPCに「右向き矢印」を出力し
(S450)、DX<0であれば「左向き矢印」を出力
し、それぞれにS470に入る。またDX=0であれ
ば、なにもせずにS470に入る。以上によりPCにセ
ットしたキーコードは、S200のキーコード出力リピ
ート処理の段階でキーコード待ち行列54に出力され
る。S310で「N」の場合は、前回何等かのキーコー
ドが送出されたはずであるから、カーソルの移動があっ
たかを確認することになる。前回のキーコードをPCか
ら呼び出し、「上向き矢印」または「下向き矢印」であ
れば(S320)、カーソルが上下に動いたかを確認し
(S330)、動いていれば正常と判断してS390以
降で次のキーコードを発生する。上下に動いていなけれ
ば次に左右のカーソルの動きを確認し(S340)、左
右にも動いていなければカーソルが移動できない状態で
あると判断して、前回と逆の動作を設定し、PKM_TMPXフラ
ク゛を操作して一時的にXモードにする。「上向き矢印」
「下向き矢印」に対しカーソルが動かない場合とは、例
えば図14のようにサブメニューが出た状態等である。
この時、自動的にXモードに切り替わり、入力終了後、
再びPモードに復帰する。S340でカーソルが左右に
動いていれば、意図と違う動きをしていると判断し、P
enkeyを停止し(S380)、S470に入る。S
320で前回「上向き矢印」「下向き矢印」でなければ
S360でオーバーランを判定する。オーバーランとは
(PX,PY)に対し、カーソルが行き過ぎた場合、ま
た、[Pモード詳細]の4)で記載した3項目のよう
に、まったく意図しない場所にカーソルが飛んだ場合も
オーバーランで処理する。オーバーランと判定される
と、前回と逆の動作を行ってPenkeyを停止し、S
470に入る。S360でオーバーランでなければ左右
のカーソルの動きを確認し、移動していれば正常と判断
し、S390に入る。移動がなければ、目標に達したと
判断しS380でPenkeyを停止し、S470に入
る。以上がPモードの動作である。次に図7のフローチ
ヤートを用いてXモード動作を説明する。図5のS10
0でPモードでなければ、S120でXモードに入る。
S600でPCをクリアし、ポイント位置(PX,P
Y)が図13(b)の領域Aであれば(S610)、
「左向き矢印」に対応するキーコードをPCに出力す
る。以後同様にポイント位置が領域Bであれば「右向き
矢印」、領域Cであれば「上向き矢印」、領域Dであれ
ば「下向き矢印」のキーコードをPCに出力し、Xモー
ドを抜ける。次に図8のフローチヤートを用いて、キー
コード出力リピート処理を説明する。まず、ウェイトの
必要性であるが、[Pモード詳細]の項目でも述べたよ
うに、カーソル移動の実処理に対しPenkeyの処理
が早すぎると、カーソルの移動が検出されず、Pモード
の動作がすぐに停止してしまうことを避けるためであ
る。PモードあるいはXモードでPCがセットされてい
れば、S200のキーコード出力リピート処理に入る。
S1000でPenが押下中か判定し、「N」であれば
WaitCnt(カウントダウンを行うウェイトカウン
タ)を、初期値として経験的に設定している最小ウェイ
ト:MINWaitと比較し、WaitCntが大きけ
ればWaitCntにMINWaitの値を設定する。
これは本処理を無意味に遅くしないためである。この後
S1030に入る。S1000で「Y」の場合、S10
10で「N」の場合はそのままS1030に入る。ここ
で初めてのポイントでなければ、WaitCnt=0か
を判定し(S1040)、「N」であればWaitCn
tを1カウントダウンし(S1110)、何もせずに終
了する。S1030で「Y」であればS1040をスキ
ップして、PKShiftをセットしてPenkeyのシフト
状態(ファンクションガイドの操作により予め設定され
たシフト状態)にし(S1050)、Pモードあるいは
Xモード動作で設定されたキーコード:PCをBIOS
キーバッファであるキーコード待ち行列54に出力する
(S1060)。これが初めてのキー出力であれば(S
1070)、初期ウェイト値([Pモード詳細]等で述
べた繰り返し開始時間のこと):InitWaitをW
aitCntに設定し、シフト状態をノーマルに戻して
(S1100)処理を抜ける。S1070で「N」であ
れば繰り返し中のウェイト([Pモード詳細]等で述べ
た繰り返し開始時間のこと):ReptWaitをWa
itCntに設定し、S1100を経て、キーコード出
力リピート処理を終了する。次に図9のフローチヤート
を用いてXモード後処理を説明する。S180でXモー
ド後処理に入り、PKM_TMPXフラク゛を見て一時的なXモード
かを判定し(S1400)、「Y」であればPモードに
戻して処理を終了し、「N」であれば現在のモードのま
まXモード後処理を終了する。次に図10のフローチヤ
ートを用いて、ファンクションガイドモード動作の説明
を行う。S160でファンクションガイドモード動作に
入り、ポイント位置が最下行かを判定し(S800)、
最下行であって、図17のLB74の領域であれば(S
810)、「SHIFT」によるシフト状態を変更し
(S820)、RB90の領域であれば(S830)、
「CTRL]によるシフト状態を変更し(840)、C
B89の領域であれば(S850)、モード(PorX)
を変更し合わせて表示も変える。S820、S840、
S860が終了するとファンクションガイドモード動作
を抜ける。S850で「N」と判断されると、Penで
ポイントした点のX座標:PXから、これに対応したフ
ァンクションコード:fk(PX)を決める。これは各
キーブロックと出力するキーコードを対応させたテーブ
ルをPenkeyに持っていればよい。次にS890で
初めてのポイントかを確認し、「Y」であれば、現在の
PXおよびPCを、PX0、PC0として保存し、処理
を終了する。つまり、図18や図19で示すような、例
外ファンクション機能をサポートするため、初期値と最
終的なポイントで出力キーコードが決定されることにな
る。S890の「N」の分岐以降を述べる前に、S87
0を説明する。S800で最下行でないと判定される
と、S870で特別なキーコードの設定を行う。つま
り、PX、PX0に対応するキーコード:xk(PX、
PX0)を定めるテーブルをPenkeyに設け、決定
されたキーコードを例外キーコードとしてPC1に保存
する。例えば図19の表の「BS」、「INS」、「D
EL」等は通常ファンクションキーには割り当てられて
いないが例外キーコードとして出力可能である。またP
Yと新たにPY0を検出すればさらに多くの機能割り付
けが可能になる。またPX0とPXの組み合わせを特別
シフト状態と定義することもできる。つまりxks(P
X,PX0)=XSとしてXSフラク゛を特別シフト状態に
設定する。特別シフト状態とは、図19の表でK6ない
しKAのように、「スペース」のシフト状態が「TA
B」、「Y」のシフト状態が「N」というように、独自
のテーブルを作ることである。S870を終えると、S
940で初期キーコード:P0がキャンセルされている
かを確認し(S940)、「Y」で処理を抜け、「N」
であればS950発生した例外キーコードをPC1とP
C0にセットする。S890で「N」であれば、PC0
とPCが一致するかを確認し(S910)、一致してい
なければS940に進み、一致していればS920でP
C1を見て、例外発生かを確認する。「Y」であれば処
理を抜け、「N」であればPC0をキャンセルしてから
処理を抜ける。最後に図11のフローチヤートを用い
て、ファンクションガイドモード後処理のルーチンを説
明する。S180でファンクションガイドモード後処理
に入り、S1600で***PCが有効かを判定する。
ここでPC0はキャンセル動作があった場合、初期ポイ
ントが無効だった場合(例えばK1_76とK2_77
の隙間のようなポイントを無効とする)にNULLにな
る。無効であれば何もせずに処理を終了する。有効であ
ればPC1を見て例外有かを識別し(S1610)、例
外でなければ、S1620で、Penkeyのデフォル
ト(初期設定状態)のシフト状態に変え、S1670で
PCをキーコード待ち行列54に出力し、S1680を
通って、処理を抜ける。S1610で例外キーコードが
あれば、S1630で特別シフト指定であるかを判定
し、そうであればシフト状態をXSで指定された状態と
し(S1640)、S1680でPCを出力し、S16
80でシフト状態を通常に戻して、処理を抜ける。S1
630で特別シフト状態でないと判断すると、PXとP
X0を比較し(S1640)、PX>PX0であれば
「SHIFT」(S1650)、PX<PX0であれば
「CTRL」(S1660)にシフト状態を設定してP
Cをキーコード待ち行列に送り出し(S1670)、S
1680を経て、処理を終了する。以上、Pen入力に
よる情報処理装置を例として述べてきたが、本発明はこ
れに限定されるものではない。マウス、トラックボール
等、座標を特定する手段を有するデバイスであれば、す
べて同様に実施可能である。またファンクションモード
ガイドによる入力も、本実施例では座標を2点以上検出
して識別しているが、ポインティングデバイスの移動速
度、加速度、ポイントする時間間隔、ポイントする強さ
等、さまざまな要因で識別可能である。
【発明の効果】本発明の情報処理装置はポインティング
デバイス等による位置情報を保持する位置指定手段と、
前記位置指定手段により出力された情報を、キーコード
情報に変換する変換手段と、前記キーコード情報を保持
するコード処理手段と、前記コード処理手段からの情報
で制御される表示手段とを有するので、多種の位置情報
をキーコード情報、シフト情報等の状態設定情報に変換
して利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を例示するブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例である情報処理装置16の外
観図である。
【図3】本発明の一実施例である情報処理装置16のハ
ードウェア構成図である。
【図4】本発明の一実施例である情報処理装置16の全
体の処理の流れを示す図である。
【図5】Penkey58の全体の流れを示すフローチ
ヤートである。
【図6】Pモード動作のフローチヤートである。
【図7】Xモード動作のフローチヤートである。
【図8】キーコード出力リピート処理のフローチヤート
である。
【図9】Xモード後処理のフローチヤートである。
【図10】ファンクションガイドモード動作のフローチ
ヤートである。
【図11】ファンクションガイドモード後処理のフロー
チヤートである。
【図12】Pモードでカーソル70を移動している際の
表示画面を説明する図である。
【図13】XモードおよびHモードの操作画面を説明す
る図である。
【図14】Pモードで正常に動作しない状況の表示画面
を示す図である。
【図15】Pモードで正常に動作しない状況において、
Xモードに切り替わった場合の表示画面を示す図であ
る。
【図16】PモードからXモードに自動的に切り替わる
際の反転カーソルの処理を示す図である。
【図17】ファンクションガイドモード動作の際の表示
画面を示す図である。
【図18】スライドイン、スライドアウトによりキーブ
ロックに「SHIFT+F・?」、「CTRL+F・
?」の意味を持たせることを説明する図である。
【図19】Penの操作によりキーブロックに多くの機
能を割り付けることを示す図である。
【図20】本発明の従来例であり、ポインティングデバ
イスに対応したアプリケーションプログラムのカーソル
200の移動動作を示す図である。
【図21】本発明の従来例であり、ポインティングデバ
イスに未対応のアプリケーションプログラムに対し、ソ
フトウェアキーボード204を表示して、カーソル20
0の移動を行っていることを示す図である。
【符号の説明】
2:Pen入力タブレット 4:表示部 6:Pen 8:バッテリ 10:カバー 12:カバー 14:カバー 16:情報処理装置 20:CPU 22:ROM 24:RAM 26:タブレットI/F 28:表示制御部 30:キーボード 32:キーボード 34:外部記憶I/F 36:外部記憶装置 38:タイマ 40:システムバス 50:未対応アプリケーション 52:キー入力処理部 54:キーコード待ち行列 56:Pen入力処理部 58:Penkey 60:情報保持部 70:カーソル 72:カーソル移動モードブロック 74:LB(レフトブランク) 76:K1 77:K2 78:K3 79:K4 80:K5 81:K6 82:K7 83:K8 84:K9 85:KA 89:CB(センターブランク) 90:RB(ライトブランク) 200:カーソル200 202:ポイント指示カーソル 204:ソフトウェアキーボード M1:位置指定手段 M2:変換手段 M3:コード処理手段 M4:表示手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイス等による位置情
    報を保持する位置指定手段と、 前記位置指定手段により出力された情報を、キーコード
    情報に変換する変換手段と、 前記キーコード情報を保持するコード処理手段と、 前記コード処理手段からの情報で制御される表示手段
    と、 を有する情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記変換手段は、現在のカーソル等の位置表示手段を、
    現在のポインティングデバイス等により指定する位置に
    移動するよう、キーコード情報を出力することを特徴と
    する情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報処理装置であって、
    前記キーコード情報は、特定の待ち時間をおいて出力さ
    れることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の情報処理装置であって、
    前記待ち時間は、入力モードに合わせて可変とすること
    を特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 ポインティングデバイス等による位置情
    報を保持する位置指定手段と、 前記位置指定手段により出力された情報を、キーコード
    情報に変換する変換手段と、 前記キーコード情報を保持するコード処理手段と、 前記コード処理手段からの情報で制御される表示手段
    と、 を有する情報処理装置であって、 前記変換手段は、現在のカーソル等の位置表示手段を、
    現在のポインティングデバイス等により指定する領域に
    基づいて、前記位置表示手段を移動するよう、キーコー
    ド情報を出力することを特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の情報処理装置であって、
    前記領域は境界線を略X字型に設けていることを特徴と
    する情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項3記載の情報処理装置であって、
    前記領域は境界線を略H字型に設けていることを特徴と
    する情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の情報処理装置であって前
    記変換手段は複数個であり、動的に切替ることを特徴と
    する情報処理装置。
  9. 【請求項9】 ポインティングデバイス等による位置情
    報を保持する位置指定手段と、 前記位置指定手段により出力された情報を、キーコード
    情報に変換する変換手段と、 前記キーコード情報を保持するコード処理手段と、 前記コード処理手段からの情報で制御される表示手段
    と、 を有する情報処理装置であって、 前記表示手段の特定の領域を位置指定すると、対応して
    設けられたキーコードあるいはシフトコードを出力する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の情報処理装置であっ
    て、前記特定の領域は前記表示画面の最下部付近である
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. 【請求項11】 ポインティングデバイス等による位置
    情報を保持する位置指定手段と、 前記位置指定手段により出力された情報を、キーコード
    情報に変換する変換手段と、 前記キーコード情報を保持するコード処理手段と、 前記コード処理手段からの情報で制御される表示手段
    と、 を有する情報処理装置であって、 前記表示手段の特定の領域を位置指定する時に、特定の
    時間内に複数の位置を指定し、前記複数の位置に対応し
    て設けられたキーコードあるいはシフトコードを出力す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の情報処理装置であっ
    て、前記特定の時間内に複数の位置を指定する手段とし
    て、ポインティングデバイスのスライド動作を使用する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項9記載または請求項11記載の
    情報処理装置であって、前記シフトコードが出力され、
    シフト状態となった場合、前記シフト状態を示すガイダ
    ンスを前記表示手段に1つまたは複数表示することを特
    徴とする情報処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002079966A1 (fr) * 2001-03-28 2002-10-10 Fujitsu Limited Dispositif et procédé de présentation de contenus interactifs
JP2007000235A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Shimadzu Corp 超音波診断装置
JP2015056009A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 株式会社リコー 画像投影装置及び画像投影方法
KR20160105592A (ko) 2015-02-27 2016-09-07 김성구 티 트레이너

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