JPH07285692A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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JPH07285692A
JPH07285692A JP6226425A JP22642594A JPH07285692A JP H07285692 A JPH07285692 A JP H07285692A JP 6226425 A JP6226425 A JP 6226425A JP 22642594 A JP22642594 A JP 22642594A JP H07285692 A JPH07285692 A JP H07285692A
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JP
Japan
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sheet
feeding
blocking means
feeding device
separation
Prior art date
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Application number
JP6226425A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Ishizuka
石塚  晴男
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH07285692A publication Critical patent/JPH07285692A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5207Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
    • B65H3/5215Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5223Retainers of the pad-type, e.g. friction pads

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で且つ分離性能を低下させることなく異
音の発生を確実に抑えることのできる分離パッドを提供
する。 【構成】 分離パッド30bにおける分離ローラ30a
の軸方向の中央部を両端側よりも低くなるように設定す
る。これにより、分離ローラ30aと分離パッド30b
との圧接力が中央部分が低くなり、この中央部分におい
て記録紙Sに加わる張力が小さくなるため、記録紙の移
動により記録紙Sと分離パッド30bとの間に生じる振
動を小さく抑えることができて異音の発生を抑えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置、複写
機、プリンタ等の画像形成装置において記録紙や原稿等
のシートの給送に使用されるシート給送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等で記録紙の給
送等に使用されるシート給送装置においては給紙ローラ
と給紙ローラに対して付勢されシートの重送を防止する
阻止部材(分離パッド)によってシートを一枚ずつ分離
するものがある。
【0003】この分離方式においては給送するシートの
種類によっては給紙ローラと分離パッドの間で振動とと
もに異音が発生することがあり、この異音発生を防止す
るために例えば実公平3−12755号公報に開示され
ているように分離パッドのゴム部を2層にしたものが提
案されている。
【0004】この装置は、ウレタンゴムより成る摩擦層
と該ウレタンゴムよりも柔軟性の高い弾性材からなる緩
衝層との2層からなる積層体構造のフリクションパッド
を備えたものである。そして、摩擦層によりシートを分
離し、緩衝層により振動をおさえて異音の発生を防止す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては、二種類のゴム材料を接着等により結合
して2層のフリクションパッドを構成しているためコス
トの増加の要因となっている。
【0006】また、緩衝層は柔軟性の高い、発泡ゴム、
発泡ポリウレタン、ポリウレタンフォーム等の材料から
構成しているため、長期の使用に応じて緩衝層の弾性力
が低下して塑性変形が生じてしまうと、給紙ローラと摩
擦層との間の圧力(分離圧)が低下したり、給紙ローラ
と摩擦層の接触部分の形状が初期状態とは異なってしま
い、これらが原因となって分離性能を悪化させる虞があ
る。
【0007】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
もので、安価で且つ長期の使用においても分離性能を低
下させることなく異音の発生を確実に防止することので
きるシート給送装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを積載
支持するシート積載台と、前記シート積載台に積載され
ているシートを送り出す給送回転体と、前記給送回転体
に対して付勢されシートの重送を防止する阻止手段と、
を有し前記阻止手段を前記給送回転体の軸方向で中央部
を低く端部を高く構成したことを特徴とする。
【0009】本発明は、前記阻止手段が前記給送回転体
に接する方向に移動可能に装置本体に取り付けられてお
り、前記阻止手段と前記装置本体との間に阻止手段がシ
ートの送り方向へ移動するのを規制する規制手段を設け
たことを特徴とする。
【0010】本発明は、前記規制手段が、前記阻止手段
または前記装置本体のいずれかに一方に設けられ、前記
阻止手段における前記給送回転体の軸方向の両端近傍に
対応する位置に配置されたリブ状の突起を有することを
特徴とする。
【0011】本発明は、前記給送回転体が、前記阻止手
段の中央部に関して軸方向左右に所定の距離をおいて1
対配置されていることを特徴とする。
【0012】本発明は、前記阻止手段を前記給送回転体
に向けて付勢するための弾性手段を有し、該弾性手段は
前記阻止手段の中央部を付勢することを特徴とする。
【0013】本発明は、シートを積載支持するシート積
載台と、前記シート積載台に積載されているシートを送
り出す給送回転体と、前記給送回転体に対して付勢され
シートの重送を防止する阻止手段と、を有し前記阻止手
段におけるシートの移動を阻止する阻止面を前記給送回
転体の軸方向で中央部を低く端部を高くなる曲面形状と
したことを特徴とする。
【0014】本発明は、前記阻止手段が、平板状の摩擦
部材をホルダ部材に取り付けて形成され、前記ホルダ部
材は前記摩擦部材の取り付け面が前記給送回転体の軸方
向で中央部が低く端部が高くなる曲面形状に形成するこ
とにより前記摩擦部材の中央部を低く設定してなること
を特徴とする。
【0015】本発明は、前記阻止手段における前記給送
回転体の軸方向の長さを該給送回転体の軸方向の長さよ
りも長く設定したことを特徴とする。
【0016】本発明は、シートを積載支持するシート積
載台と、前記シート積載台に積載されているシートを送
り出す給送回転体と、前記給送回転体に対して付勢され
シートの重送を防止する阻止手段と、を有し前記阻止手
段におけるシートの移動を阻止する阻止面を前記給送回
転体の軸方向で前記給送回転体よりも外側に延設させ、
その外側の延設部分を前記阻止面よりも前記給送回転体
に向けて高くなるように構成したことを特徴とする。
【0017】本発明は、前記阻止手段が、平板状の摩擦
部材をホルダ部材に取り付けて構成され、前記ホルダ部
材を前記給送回転体の軸方向に延設させて前記延設部分
を形成することを特徴とする。
【0018】本発明は、前記阻止手段が、平板状の摩擦
部材をホルダ部材に取り付けて構成され、前記摩擦部材
を前記給送回転体の軸方向に延設させ、その延設部分の
板厚を阻止面の板厚を厚くすることにより前記延設部分
を形成することを特徴とする。
【0019】本発明は、前記阻止手段が、平板状の摩擦
部材をホルダ部材に取り付けて構成され、前記ホルダ部
材の前記摩擦部材の取り付け面に前記給送回転体よりも
外側の位置に給送回転体に向けて高くなる屈曲部を設
け、該屈曲部により前記摩擦部材を屈曲させて前記延設
部分を形成することを特徴とする。
【0020】本発明は、前記延設部分が、端部に近付く
につれて高くなるような傾斜面形状に形成されているこ
とを特徴とする。
【0021】本発明は、前記阻止手段が、平板状の摩擦
部材をホルダ部材に取り付けて構成され、前記給送回転
体よりも外側の位置に所定の厚さの板状部材を取り付け
ることにより前記延設部分を形成することを特徴とす
る。
【0022】
【作用】上記構成によれば、阻止手段の中央部を低く設
定したため、給送回転体との圧接力が中央部分が低くな
り、シートの中央部分に加わる張力が小さくなる。これ
により、シートの移動によりシートと阻止手段との間に
生じる振動を小さく抑えることができて異音の発生を抑
えることができる。
【0023】中央部分を低くするために阻止面を曲面形
状としたり、給送回転体の外側の延設部分を給送回転体
に向けて高くしたりしても同じ作用を奏する。
【0024】阻止手段とシートとの間に生じる振動は、
シートの送り方向に生じる場合が多く、阻止手段のシー
ト送り方向への移動を規制する規制手段を設けることに
より、阻止手段が規制手段によりシート送り方向の移動
が規制され振動の発生をより確実に防止することがで
き、分離性能を低下させることなく確実に異音の発生を
抑えることができる。
【0025】規制手段を阻止手段におけ記給送回転体の
軸方向の両端近傍に対応する位置に配置することによ
り、阻止手段の給紙方向に対する傾き等の位置精度を高
めることができ、安定した分離性能を維持することがで
きる。
【0026】阻止手段における給送回転体の軸方向の長
さを給送回転体の軸方向の長さよりも長くしたことによ
り、シートが必ず阻止手段に向けて凸状に撓まされるた
め、阻止手段の軸方向の両端側が摩耗することが少な
く、長期使用にあたっても常に阻止手段は中央部が低い
形状を維持することができて、長期にわたって異音の発
生を確実に抑えることができる。
【0027】給送回転体を、阻止手段の中央部に関して
軸方向左右に所定の距離をおいて1対設けることによ
り、シートの中央部分が自由な状態となって阻止手段の
中央部に加わる圧力がより小さくなる。これにより、よ
り確実に異音の発生を抑えることができる。
【0028】阻止手段を板状の摩擦部材とホルダ部材と
で構成したものでは、摩擦部材をホルダ部材に取り付け
るだけで容易に形成される。
【0029】延設部分において端部に近付くにつれて高
くする傾斜面形状に形成されたものでは、シートが傾斜
面に沿って湾曲するため折れたりすることが防止でき
る。
【0030】延設部分に所定の厚さの板状部材を取り付
けるものでは、厚さの異なる板状部材を選択的に交換し
て取り付けることにより、分離するシートに最適な形状
の阻止手段を提供することができる。
【0031】
【実施例】まず、図5および図6を参照して本発明に従
って構成した第1の実施例としてシート給送装置を使用
したファクシミリ装置全体の概略を説明する。
【0032】1は装置本体、2は装置本体1の上面カバ
ーに原稿Dを複数枚積載することができるように構成さ
れた原稿載置台、3は原稿Dの画像情報を読取る画像読
取部、4はレーザービームプリンタからなる記録部、5
は原稿搬送部、6は原稿押圧部、7は密着型イメージセ
ンサ、8は原稿排紙トレイ、9はレーザースキャナ、1
0は画像形成部、11はカセット給紙部、12は記録紙
排紙トレイ、13はMP(マルチ記録紙)カセット、1
4はカートリッジカバー、15はADF(自動原稿送り
装置)カバー、16は上原稿ガイド、17は重り用軸、
18は原稿押え板、19は下原稿ガイド、20は画像読
取部と記録部の仕切部、21はファクシミリ装置の制御
部、22はハンドセット、23は搬送ガイド、24は操
作部、25は表示部、26はファクシミリ装置の動作状
態を示すタリーランプ、27は2段目カセット部、28
はライトカバー、29はMPカセットセンサ、30はM
P分離部である。
【0033】画像読取部3は、原稿載置台2上に積載し
た原稿Dを予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ロー
ラ5b及び逆転ローラ5cと圧接した分離ローラ5dで
1枚ずつ給送、分離し、さらに押圧バネ5kにより押圧
された給紙コロ5eと圧接した給紙ローラ5f等で密着
型イメージセンサ7に搬送し、原稿押圧部6で重り用軸
17、原稿押え板18により原稿Dを密着型イメージセ
ンサ7に押圧して密着させつつ原稿Dの画像情報を読取
った後、原稿Dを押圧バネ5kにより押圧された排紙コ
ロ5gと圧接した排紙ローラ5hによって原稿排紙トレ
イ8に排出するようになっている。この間、原稿Dは上
原稿ガイド16と下原稿ガイド19によりガイドされ
る。
【0034】原稿載置台2には原稿Dの搬送方向と直角
方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ2a
が設けられていて、前記スライダ2aによって原稿載置
台2上に積載された原稿Dの両サイドを揃えることが出
来るようになっている。また、原稿Dが長尺原稿の場合
は延長原稿トレイ2bを開くことによって原稿Dの後端
部が原稿載置台2からはみ出して垂れ下がることを防止
することができる。
【0035】記録部4は、制御部21から出力されるの
画像信号に基づいてレーザースキャナ9のレーザービー
ム発振器9aから変調信号を射出し、この変調ビームを
ポリゴンミラー9bによって画像形成部10の感光体ド
ラム10aに走査光を照射して、感光体ドラム10a表
面に画像情報を形成し、カセット給紙部11または2段
目カセット部27またはMPカセット部13から画像形
成部10に給送された記録紙Sに画像情報を転写して定
着した後、記録紙積載トレイ12に排紙するようになっ
ている。
【0036】感光体ドラム10aは1次帯電器10bと
現像ローラ10cとクリーニングローラ10dと共に記
録カートリッジ10e内に一体に組込まれていて、装置
本体1に対して着脱自在に構成されている。そして感光
体ドラム10aの表面は1次帯電器10bにより均一に
帯電され、表面にポリゴンミラー9bから走査光が折り
返しミラー9cで反射して照射されると潜像が形成さ
れ、潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによ
って顕像化されるようになっている。
【0037】画像形成部10の感光体ドラム10a周辺
部には転写帯電器10fが配置され、また感光体ドラム
10aよりも下流側の記録紙搬送経路に熱定着器10
g、排紙ローラ10hが配置されている。
【0038】記録紙Sは転写帯電器10fで感光体ドラ
ム10a表面に形成されたトナー像を転写された後、搬
送ガイド23に沿って搬送され、熱定着器10gでトナ
ー像を定着されて、排紙ローラ10hにより記録紙排紙
トレイ12に排出されるようになっている。
【0039】MPカセット部13は装置本体1の底部に
配設されている。MPカセット13aに積載された記録
紙Sは、中板加圧アーム13bによりMP中板13cが
上方に回動させられることによってMP分離ローラ30
aに圧接され、MP分離パッド30bによって一枚ずつ
分離され(摩擦片分離方式)、MP分離ベース30cに
沿って搬送され、さらに搬送ローラ28aと、ライトカ
バー28に配置されたカバー側Uターンガイド28b
と、装置本体1側に配置された本体側Uターンガイド2
8cによって反転される。
【0040】さらに、給送中の記録紙Sはレジストセン
サ28dにより先端位置を検知され、感光体ドラム10
aに形成されたトナー像の先端と記録紙Sの先端が一致
するように給紙、画像出力タイミングを合わされた後、
転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの間に搬送さ
れる。画像はMPカセット13aに積載された記録紙S
の下面側に記録される。
【0041】また、記録紙Sは記録紙サイズに合わせて
移動可能に装着されたMP規制板13dによって側端
面、後端面を規制され斜行や不送りが発生しないように
なっている。また、記録紙Sのサイズや有無はMPカセ
ットセンサ29により検知される。記録紙積載可能枚数
は100枚であり、装置本体1に向かって左側面に引き
出されるように構成されている(サイドローディング方
式)。また、積載可能な記録紙サイズはA4、レター、
リーガルの3種類であり、図6ではMP規制板13dは
A4サイズに設定されている。
【0042】カセット給紙部11は、装置本体1の底部
下面にカセット給紙部11の天板11hが接するように
配設されており、天板11hの上面は装置本体1の底板
になっている。給紙カセット11aに積載された記録紙
Sは中板11eが中板バネ11fによって上方に付勢さ
れ、半円状の給紙ローラ11bと、一対の分離爪11d
によって1枚ずつ分離して(爪分離方式)、この分離さ
れた記録紙Sをカセット搬送ローラ対11cにより搬送
し、MP分離ベース30cと通紙ガイド28eの間を通
過して、搬送ローラ28aと、ライトカバー28に配置
されたカバー側Uターンガイド28bと、装置本体1側
に配置された本体側Uターンガイド28cによって反転
される。
【0043】ここからは前述のMPカセット部13から
の給紙と同じである。紙パスは搬送ローラ28aの直前
で合流する。画像は給紙カセット11aに積載された記
録紙Sの下面側に記録される。
【0044】2段目カセット給紙部27は図6では省略
されているが、図示されているカセット給紙部11とほ
ぼ同等の構成であり、2段目カセット27a内部の記録
紙Sはカセット給紙部11の側方空間部11gを通して
記録部4に給紙される。
【0045】カセット11a、27aはいずれも記録紙
積載可能枚数は500枚であり、装置本体1に対して前
面に引き出されるように構成されている(フロントロー
ディング方式)。また、積載可能な記録紙サイズはA
4、レターの2種類である。
【0046】また、カセット給紙部11と2段目カセッ
ト給紙部27はそれぞれオプションとして分離、結合可
能になっており、装置全体の記録紙積載可能枚数は10
0枚から1100枚まで可変することが可能になってい
る。
【0047】装置本体1にはカートリッジカバー14が
開閉可能に設けられていて、カートリッジカバー14を
開くことによって記録カートリッジ10eを装置本体1
の外に引出して交換できるようになっている。また、カ
ートリッジカバー14にはインターロック機構が備わっ
ており、カートリッジカバー14が開いているか、記録
カートリッジ10eが装置本体1にセットされていない
場合は記録部4が動作しないようになっている。また、
記録カートリッジ10eに設けたドラム感光防止シャッ
ター10iは記録カートリッジ10eの装置本体1への
セットと連動するようになっており、カートリッジカバ
ー14を開いて記録カートリッジ10eの装置本体1へ
のセットした時シャッター10iが開き、記録カートリ
ッジ10eを装置本体1から取り出した時にシャッター
10iが閉じることで感光体ドラム10aの不必要な感
光を防止するようになっている。
【0048】また記録中にジャムが発生した場合、カー
トリッジカバー14、ライトカバー28、排紙カバー1
0j、ジャム解除カバー11iのいずれかを開けること
によって内部に滞留している記録紙Sを取り出すことが
できるようになっている。また、排紙カバー10jは記
録紙排紙トレイ12を取り外した後開く必要がある。
【0049】仕切部20は画像読取部3と記録部4を分
離するダクトとなっており、ここに図示しないファンに
よって空気を流すことによって記録部4から発生した熱
により画像読取部3が悪影響を受けたり、記録紙Sから
蒸散した水蒸気が結露して記録紙S上に滴下することを
防いでいる。
【0050】密着型イメージセンサ7は光源としてのL
EDアレイから原稿Dの画像情報面に光を照射し、画像
情報面を反射した反射光をセルフォックレンズでセンサ
素子に結像して画像情報を読取るものである。
【0051】次に図1乃至図4を参照してMP分離部の
詳細の説明を行う。図1は分離パッド30bの単体図、
図2はMP分離ローラ30aと分離パッド30bを通紙
上流方向からみた説明図、図3は分離ベース30c部を
上方からみた説明図、図4はMP分離部30付近の拡大
図である。図1乃至図4において、37は分離軸、13
bは中板加圧アーム、39は中板加圧レバー、30aは
MP分離ローラ、61はワンウェイクラッチユニット、
63は軸受支持台、64は分離カム、65は分離ローラ
ゴム、66は軸受、67は摩擦部材である分離パッドゴ
ム、68は分離パッドホルダ、69は分離軸の軸受37
である。
【0052】次に給紙機構について説明する。MP分離
ローラユニットは、駆動軸60の記録紙の幅方向中央部
に固定されたMP分離ローラ30a、幅方向の紙パス外
側に固定された分離カム64を含むワンウェイクラッチ
ユニット61、駆動軸60を本体に固定するための軸受
66等からなっている。分離パッド30bは分離パッド
ゴム67を分離パッドホルダ68に両面テープ等の接着
手段または接着剤で接着したものである。
【0053】分離軸37に幅方向中央部に中板加圧アー
ム13b、分離カム64に対向する位置に中板加圧レバ
ー39が固定されており、軸受69、軸受支持台63を
介して本体に配設されている。図示しない中板加圧バネ
は中板加圧レバー39と軸受支持台63にかけられ中板
加圧アーム13bを図4において時計回り方向に付勢し
ている。
【0054】待機時において分離カム64が中板加圧レ
バー39を押下げた位置でワンウェイクラッチユニット
61が空転し、分離カム64が停止するように位相角度
が調整されている。給紙時、図示しないソレノイド等の
駆動系の制御によりワンウェイクラッチユニット61が
駆動伝達を行い、MP分離ローラ30aが回転を始める
と中板加圧アーム13bは分離カム64に沿って中板加
圧レバー39が回動することで回動し、MP中板13c
を付勢力によって押し上げる、中板加圧バネの付勢力に
よって給紙圧が発生する。さらに分離カム64が回転
し、分離カム64に沿って中板加圧レバー39が押下げ
られ、これにつれてMP中板13cも自重で下がる。さ
らに回転し1回転が終了すると待機状態に戻る(1回転
給紙)。
【0055】分離パッド30bはMPカセット13aの
先端突起部70が分離レバー71を所定の位置に固定
し、分離バネ72が圧縮されることでMP分離ローラ3
0a方向に付勢され、分離圧が発生する。分離バネ72
は分離パッドホルダ68に設けられている分離バネ取付
ボス68c(図7に図示)に取り付けられている。
【0056】記録紙の重送の防止はMP分離ローラ30
aと分離パッド30bにより行われる。また、MP分離
ローラ30aは駆動終了後はMP分離ローラ30aに組
み込まれたニードル式ワンウェイクラッチ60aによっ
て連れ廻りし、抵抗にならないようになっている。
【0057】次に分離パッド30bについて説明する。
図1(a)は分離パッド30bの平面図、図1(b)は
正面図、図1(c)は側面図である。分離パッドホルダ
68はボス68aによって回転を規制され分離ベース3
0cの図示しない穴に沿ってMP分離ローラ30aの法
線方向に移動可能になっている。
【0058】さらにボス68aは成形時の抜き勾配を0
度とし、穴は抜き勾配を分離パッド30b側が広くなる
ようにし、かつ分離パッドホルダ68の下流側の突起6
8bが分離ベース30cの2箇所のパッド規制リブ73
と摺動面74で摺動するようにしてボス68aと突起6
8bで通紙下流方向への移動を規制する。2箇所のパッ
ド規制リブ73の間隔は分離ローラゴム65の外側の幅
よりわずかに長く設定されている。
【0059】分離パッドゴム67は例えば住友ゴム製N
M−751(ナイロン繊維入りNBR、ゴム硬度75
度)、厚さ2mmを打ち抜きで作成する。分離パッドホ
ルダ68はフッ素入りポリカーボネートによる一体成形
で、分離パッドゴム67の張り付け面が成形後の反りを
矯正せずに中央部が低くなるようにしたことで分離パッ
ドゴム67を張り付けた後、分離パッドゴム67の表面
も中央部が低くなるようになっている。
【0060】分離パッドホルダ68は形状のバランスに
より成形時に分離パッドゴム67の張り付け面の中央部
が高い方向に反りが発生しやすいので成形型の分離パッ
ドゴム67の張り付け面の形状を成形後に反りが発生し
ても中央部が低くなるよう曲面形状にしている。
【0061】この反りの量は中央部が両端部よりも0.
1〜0.4mm程度低くなるように設定すると良好な結
果が得られる。
【0062】突起68bとパッド規制リブ73でMP分
離ローラ30aの接線方向下流側近傍で通紙下流方向へ
の移動を規制したことでMP分離ローラ30aの給紙回
転時や連れ廻り時に分離パッド30bが振動することを
抑制できる。さらに分離パッドゴム67の表面の中央部
が低くなるようにしたことでMP分離ローラ30aの給
紙回転時や連れ廻り時に分離パッド30bがMP分離ロ
ーラ30aの接線方向にたわんで振動することを抑制で
きる。
【0063】分離パッドゴム67の表面の中央部が高く
なると分離パッド30bの面圧が上昇し、中央部が強く
接線方向の圧力を受ける。中央部には突起68bとパッ
ド規制リブ73がないのでたわみを規制できず、振動が
発生する可能性がある。また、パッド規制リブ73は2
箇所でないと寸法公差等でガタつきが生じる場合があ
る。突起68bとパッド規制リブ73のいずれかを平面
形状としても同様の効果が得られる。
【0064】分離パッド30bの軸方向の長さを分離ロ
ーラゴム65の外側の幅より長くすることで記録紙Sは
図2のようにMP分離ローラ30a側にたわみながらニ
ップ内を通過する。このため記録紙Sによって分離パッ
ドゴム67の表面の分離ローラゴム65の外側に位置す
る部分はほとんど摩耗せず中央部が低い状態が長時間の
使用後も保たれる。
【0065】上記実施例において分離パッド30bの材
質としては、例えば、BIE(ブタジェン・イソプレン
・EPDM)ゴムで硬度約80°のもの、コルク入りウ
レタンゴムで硬度約60°のもの、天然ゴムで硬度約7
0°のものなどが最適に使用される。
【0066】また、分離ローラゴムの材質としては、例
えば、シリコンゴムで硬度約24°のもの、EPDMゴ
ムで硬度約25°のものなどが最適に使用される。
【0067】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の構成から逸脱しない限りどのよう
な構成であってもよい。例えば、分離パッド30bの分
離パッドゴム68の表面は、中央部が低くなっていれば
良く、滑らかな曲面形状であっても、複数の平面を連続
的につなぎ合わせた形状であってもよい。
【0068】また、上記実施例では、分離パッドホルダ
68は装置本体にボス68aによって摺動自在に支持さ
れて分離バネ72により分離ローラ30aに圧接するよ
うに構成されているが、分離ローラ30aの軸に平行な
軸を中心として揺動自在に分離パッドホルダを設けて、
分離パッドホルダの揺動先端に分離パッドを取り付け分
離バネにより分離ローラに圧接させるような構成として
もよい。
【0069】以下に分離パッド30bの他の構成の実施
例を説明する。
【0070】図7は第2の実施例の分離パッド30bで
あり、図7(a)はその平面図、図7(b)は正面図、
図7(c)は側面図、図7(d)は図7(a)のA−A
線断面図をそれぞれ示す。
【0071】分離パッド30bは、分離パッドゴム67
の軸方向の長さが分離ローラゴム65の外側の幅より長
くなっており、かつその外側に分離パッド両端滑り部6
8dが設けられている。分離パッド両端滑り部68dは
分離ローラ60との接触線上(A−A断面の切断線上)
において分離パッドゴム67の表面よりいずれも0.3
±0.1mm高くなるようになっている。分離パッド両
端滑り部68dと分離パッドゴム67の間には各0.5
mmの隙間があり、分離パッドゴム67の切断誤差を吸
収するようになっている。
【0072】また、分離パッド両端滑り部68dの角部
にはRの面取りがされており、記録紙Sに折れ線がつか
ないようになっている。
【0073】このようにすることで記録紙Sは図2のよ
うに分離ローラ60側にたわみながらニップ内を通過す
る。このため記録紙Sによって分離パッド30bの表面
は分離ローラゴム65の外側が樹脂部となるのでほとん
ど摩耗せず中央部が低い状態が長時間の使用後も保たれ
る。
【0074】次に分離パッド30bの第3の実施例を図
8を参照して説明する。図8(a)は第3の実施例の分
離パッド30bの平面図、図8(b)は正面図、図8
(c)は側面図、図8(d)は図8(a)のB−B線断
面図である。
【0075】図8は第2の実施例の図7に対応する図で
あり、その他の部分は対応する第2の実施例と同様であ
る。
【0076】分離パッドゴム67の軸方向の長さが分離
ローラゴム65の外側の幅より長くなっており、かつそ
の外側に分離パッド両端滑り部68dが設けられてい
る。分離パッド両端滑り部68dの分離パッドゴム67
に近い側は分離パッドゴム67の表面よりいずれも0.
2±0.1mm低くなるようになっており、分離パッド
両端滑り部68dの分離パッドゴム67から遠い側(両
端部)は分離パッドゴム67の表面よりいずれも0.7
±0.1mm高くなるようになっており、その間は平面
でつながれ斜面が形成されている。このようにしたこと
で記録紙Sが分離パッド両端滑り部68dの内側の角部
に接触することがなくなる。
【0077】次に分離パッド30bの第4の実施例を図
9を参照して説明する。図9(a)は第4の実施例の分
離パッド30bの平面図、図9(b)は正面図、図9
(c)は側面図、図9(d)は図9(a)のC−C線断
面図である。
【0078】図9は第2の実施例の図7に対応する図で
あり、その他の部分は対応する第2の実施例と同様であ
る。
【0079】分離パッドホルダ68の分離パッドゴム5
7貼り付け部が分離ローラゴム65の外側の幅より外側
で傾斜面となって両端が0.7±0.1mm高くなるよ
うになっている。このため接着された分離パッドゴム6
7も傾斜に沿って屈折し、両端が高くなる。
【0080】また、分離パッドホルダ68の入口側及び
出口側も前述の傾斜と平行して高くなっており、記録紙
Sの通過時に分離パッドゴム67の端面に記録紙Sの端
面が引っかかってジャム等が発生しないようになってい
る。
【0081】次に分離パッド30bの第5の実施例を図
10を参照して説明する。図10(a)は第5の実施例
の分離パッド30bの平面図、図10(b)は正面図、
図10(c)は側面図、図10(d)は図10(a)の
d−d線断面図である。
【0082】図10は第2の実施例の図7に対応する図
であり、その他の部分は対応する第2の実施例と同様で
ある。
【0083】分離パッドゴム67の軸方向の長さが分離
ローラゴム65の外側の幅より長くなっており、かつそ
の上面に分離パッド両端滑りシート67bが設けられて
いる。分離パッド両端滑りシート67bは厚さ0.3m
mのSUS板であり、分離パッドホルダ68の入口側を
挟み込むことで記録紙Sの通過時に分離パッド両端滑り
シート67bの端面に記録紙Sの端面が引っかかってジ
ャム等が発生しないようになっている。また、分離パッ
ド両端滑りシート67bは外れ防止のため裏側を分離パ
ッドホルダ68に接着してある。
【0084】分離パッド両端滑りシート57bはPET
シート等他の樹脂、金属の薄板で形成しても構わない。
【0085】なお、上記実施例において、分離パッド3
0bの反り量は0.5〜0.6mm程度まで大きくなっ
てもよい。
【0086】また、上記実施例では、分離パッドホルダ
68は装置本体にボス68aによって摺動自在に支持さ
れて、分離パネ取付ボス68cに取付けられた分離バネ
72により分離ローラ30aに圧接するように構成され
ているが、分離ローラ30aの軸に平行な軸を中心とし
て揺動自在に分離パッドホルダを設けて、分離パッドホ
ルダの揺動先端に分離パッドを取り付け分離バネにより
分離ローラに圧接させるような構成としてもよい。
【0087】なお、本実施例では、本発明のシート給送
装置を適用した画像形成装置としてファクシミリ装置に
ついて説明したが、複写機、プリンタ等他の画像形成装
置に適用してもよい。また、画像形成装置の印字方式と
しても、電子写真方式の他に熱転写方式、インクジェッ
ト方式等他の印字方式であってもよい。
【0088】また、本実施例では画像形成装置に画像を
形成するためのシートを供給するためのシート給送装置
に本発明を適用した例について説明したが、原稿等を読
み取るための読み取り部に原稿等を供給するため原稿供
給部に本発明を適用してもよい。
【0089】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
阻止手段の中央部を両端側よりも低くなるように設定し
たため、給送回転体との圧接力が中央部分が低くなり、
シートの移動によりシートと阻止手段との間で発生する
振動を小さく抑えることができて異音の発生を抑えるこ
とができる。しかも、単に阻止手段の中央部を低くする
だけであるから、部品点数や製造の工程数が増加するこ
とがないため安価に製造することができる。
【0090】特に、ホルダ部材に板状の摩擦部材を取り
付けるものでは、ホルダ部材の取り付け面を中央部が高
くなるように適宜形成するだけでであるため、一般的な
摩擦分離部材(分離パッド)と同じように製造すること
ができる。すなわち、安価な板状の摩擦部材をホルダ部
材に取り付けるだけで阻止手段が形成されるため製造が
簡単でコストも低いものとなる。
【0091】阻止手段をシートの送り方向に移動するの
を規制する規制手段を設けることにより、シートと阻止
手段との間に生じるシートの送り方向の振動をより確実
に抑えることができる。さらに、規制手段を阻止手段の
両端部に設けることにより、阻止手段の位置精度を良好
にすることができて分離性能を向上させることができ
る。
【0092】阻止手段の長さを給送回転体の長さよりも
長くしたことにより、シートが必ず阻止手段に向けて凸
状に撓まされるため、阻止手段の軸方向の両端側が摩耗
することが少なく、長期使用しても常に阻止手段の中央
部が低い形状を維持することができて、長期にわたって
異音の発生を確実に抑えることができる。
【0093】延設部分が端部に近付くにつれて高くする
傾斜面形状に形成されたものでは、より確実にシートを
凸状に撓ませることができる。
【0094】また延設部分に板状部材を設けるもので
は、阻止するシートに合わせて撓ませる量を調整するこ
とができるため、より確実に異音の発生を抑えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したファクシミリ装置の分離パッ
ドの単体図
【図2】分離ローラと分離パッドを通紙上流方向からみ
た説明図
【図3】分離ベース部を上方からみた説明図
【図4】MP分離部付近の拡大図
【図5】本発明を実施したファクシミリ装置の外観図
【図6】本発明を実施したファクシミリ装置の全体の透
視図
【図7】第2の実施例の分離パッドを示す図
【図8】第3の実施例の分離パッドを示す図
【図9】第4の実施例の分離パッドを示す図
【図10】第5の実施例の分離パッドを示す図
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿載置台 3 原稿Sの画像情報を読取る画像読取部 4 レーザービームプリンタからなる記録部 5 原稿搬送部 6 原稿押圧部 7 密着型イメージセンサ 8 原稿排紙トレイ 9 レーザースキャナ 10 画像形成部 11 カセット給紙部 12 記録紙排紙トレイ 13 MP(マルチ記録紙)カセット部(シート積載
台) 14 カートリッジカバー 15 ADFカバー 16 上原稿ガイド 17 重り用軸 18 原稿押え板 19 下原稿ガイド 20 画像読取部と記録部の仕切部 21 ファクシミリ装置の制御部 22 ハンドセット 23 搬送ガイド 24 操作部 25 表示部 26 タリーランプ 27 2段目カセット部 28 ライトカバー 29 MPカセットセンサ 30 MP分離部 30a MP分離ローラ(給送回転体) 30b 分離パッド(阻止手段) 37 分離軸 39 中板加圧レバー 61 ワンウェイクラッチユニット 63 軸受支持台 64 分離カム 65 分離ローラゴム 66 軸受 67 分離パッドゴム(摩擦部材) 68 分離パッドホルダ(ホルダ部材) 69 分離軸の軸受 70 MPカセットの先端突起部 71 分離レバー 72 分離バネ 73 パッド規制リブ(規制手段)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを積載支持するシート積載台と、 前記シート積載台に積載されているシートを送り出す給
    送回転体と、 前記給送回転体に対して付勢されシートの重送を防止す
    る阻止手段と、を有し前記阻止手段を前記給送回転体の
    軸方向で中央部を低く端部を高く構成したことを特徴と
    するシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記阻止手段は前記給送回転体に接する
    方向に移動可能に装置本体に取り付けられており、前記
    阻止手段と前記装置本体との間に阻止手段がシートの送
    り方向へ移動するのを規制する規制手段を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記規制手段は、前記阻止手段または前
    記装置本体のいずれかに一方に設けられ、前記阻止手段
    における前記給送回転体の軸方向の両端近傍に対応する
    位置に配置されたリブ状の突起を有することを特徴とす
    る請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記給送回転体は、前記阻止手段の中央
    部に関して軸方向左右に所定の距離をおいて1対配置さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3に記載のシー
    ト給送装置。
  5. 【請求項5】 前記阻止手段を前記給送回転体に向けて
    付勢するための弾性手段を有し、該弾性手段は前記阻止
    手段の中央部を付勢することを特徴とする請求項4に記
    載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 シートを積載支持するシート積載台と、 前記シート積載台に積載されているシートを送り出す給
    送回転体と、 前記給送回転体に対して付勢されシートの重送を防止す
    る阻止手段と、を有し前記阻止手段におけるシートの移
    動を阻止する阻止面を前記給送回転体の軸方向で中央部
    を低く端部を高くなる曲面形状としたことを特徴とする
    シート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記阻止手段は、平板状の摩擦部材をホ
    ルダ部材に取り付けて形成され、前記ホルダ部材は前記
    摩擦部材の取り付け面が前記給送回転体の軸方向で中央
    部が低く端部が高くなる曲面形状に形成することにより
    前記摩擦部材の中央部を低く設定してなることを特徴と
    する請求項6に記載のシート給送装置。
  8. 【請求項8】 前記阻止手段における前記給送回転体の
    軸方向の長さを該給送回転体の軸方向の長さよりも長く
    設定したことを特徴とする請求項6または7に記載のシ
    ート給送装置。
  9. 【請求項9】 シートを積載支持するシート積載台と、 前記シート積載台に積載されているシートを送り出す給
    送回転体と、 前記給送回転体に対して付勢されシートの重送を防止す
    る阻止手段と、を有し前記阻止手段におけるシートの移
    動を阻止する阻止面を前記給送回転体の軸方向で前記給
    送回転体よりも外側に延設させ、その外側の延設部分を
    前記阻止面よりも前記給送回転体に向けて高くなるよう
    に構成したことを特徴とするシート給送装置。
  10. 【請求項10】 前記阻止手段は、平板状の摩擦部材を
    ホルダ部材に取り付けて構成され、前記ホルダ部材を前
    記給送回転体の軸方向に延設させて前記延設部分を形成
    することを特徴とする請求項9に記載のシート給送装
    置。
  11. 【請求項11】 前記阻止手段は、平板状の摩擦部材を
    ホルダ部材に取り付けて構成され、前記摩擦部材を前記
    給送回転体の軸方向に延設させ、その延設部分の板厚を
    阻止面の板厚を厚くすることにより前記延設部分を形成
    することを特徴とする請求項9に記載のシート給送装
    置。
  12. 【請求項12】 前記阻止手段は、平板状の摩擦部材を
    ホルダ部材に取り付けて構成され、前記ホルダ部材の前
    記摩擦部材の取り付け面に前記給送回転体よりも外側の
    位置に給送回転体に向けて高くなる屈曲部を設け、該屈
    曲部により前記摩擦部材を屈曲させて前記延設部分を形
    成することを特徴とする請求項9に記載のシート給送装
    置。
  13. 【請求項13】 前記延設部分は、端部に近付くにつれ
    て高くなるような傾斜面形状に形成されていることを特
    徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のシー
    ト給送装置。
  14. 【請求項14】 前記阻止手段は、平板状の摩擦部材を
    ホルダ部材に取り付けて構成され、前記給送回転体より
    も外側の位置に所定の厚さの板状部材を取り付けること
    により前記延設部分を形成することを特徴とする請求項
    9に記載のシート給送装置。
  15. 【請求項15】 前記板状部材はSUS板で形成されて
    いることを特徴とする請求項14に記載のシート給送装
    置。
  16. 【請求項16】 前記板状部材はPETシートで形成さ
    れていることを特徴とする請求項14に記載のシート給
    送装置。
  17. 【請求項17】 シートを積載支持するシート積載台
    と、 前記シート積載台に積載されているシートを送り出す給
    送回転体と、 前記給送回転体に対して付勢されシートの重送を防止す
    る阻止手段と、を有し前記阻止手段と前記給送回転体と
    の間でシートを阻止手段側に凸の形状に撓ませることを
    特徴とするシート給送装置。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17のいずれか1項に記
    載のシート給送装置と、 前記シート給送装置から送り出されたシートに画像を形
    成する画像形成手段と、を備えたことを特徴とする画像
    形成装置。
JP6226425A 1994-02-23 1994-09-21 シート給送装置及び画像形成装置 Pending JPH07285692A (ja)

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