JP3332480B2 - シート給送装置及び画像記録装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像記録装置Info
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- JP3332480B2 JP3332480B2 JP15362093A JP15362093A JP3332480B2 JP 3332480 B2 JP3332480 B2 JP 3332480B2 JP 15362093 A JP15362093 A JP 15362093A JP 15362093 A JP15362093 A JP 15362093A JP 3332480 B2 JP3332480 B2 JP 3332480B2
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Description
機、プリンタ等に使用され、シート積載手段からシート
の給送を行うシート給送装置に関する。
され、記録シート積載カセットからシートの給送が可能
なシート給送装置においては、特公平1−58096号
公報のように阻止部材を給送部材から離間する方向に付
勢しておき、記録シート積載カセットを装置に装着した
とき付勢力に逆らって阻止部材が移動して給送部材に圧
接され、取り外したときは付勢力によって阻止部材が給
送部材から離間することによって記録シートの装置内へ
の残留を防ぐものがある。
録シート積載カセットが装着されたときに、阻止部材の
位置が付勢力と記録シート積載カセットの当接位置によ
って一義的に決定される。
に弾性を持たせるため給送部材をベルト状にして阻止部
材の圧接力を発生させている。
記従来のシート給送装置では、ベルト状の給送部材を用
いているため、ベルトの張力が不足すると外れてしまっ
たり、ベルトのゴム硬度の変化によって圧接力(給紙
圧)が不安定になったりといった問題点を発生すること
があった。
ないものを使用した場合には、回転軸を揺動させるなど
して圧接力を発生させる必要があり、揺動させる機構が
複雑になることがあった。
た場合、シート積載カセットの装着方向側からジャム処
理をする必要があり、給送部が装置の深い位置にある場
合や、記録シート積載カセットの積載枚数が少なく、記
録シート積載カセットが薄型である場合にはジャム処理
のためのスペースが不足し、ジャム処理が困難になるこ
とがあった。
どで開示されているように、シートの反転部分に開閉可
能なカバー部材を設け、カバー部材を開けることにより
給送ローラと阻止部材とを解放してジャム処理を容易に
したものがある。
ときでもカバー部材を開けると給送ローラと阻止部材を
解放してしまうため、給送ローラと阻止部材の圧接部近
傍まで先端が送られて待機している記録シートを、給送
ローラと阻止部材の解放動作によって位置ずれさせてし
まい、カバー部材を閉じて給送開始したときに斜行等を
発生する虞があった。更に、カバー部材を閉じて給送ロ
ーラと阻止部材とを圧接させるときに記録シートの先端
にしわを作ったりする虞もあった。
ので、その目的とするところは、簡単な構成で充分な給
紙圧が確保でき、且つ、装置本体内でのシートの残り防
止とジャム処理の容易化を図ることにある。
を一枚ずつ分離して給送するシート給送装置において、
装置本体に着脱自在に設けられたシート積載手段と、前
記シート積載手段に収納されているシートを給送する給
送部材と、前記シート積載手段を前記装置本体から取り
出したときには前記給送部材との圧接が解除され、前記
シート積載手段を前記装置本体に装着したときには前記
給送部材に圧接されて、前記給送部材により給送される
シートの重送を防止する阻止部材と、前記阻止部材を前
記給送部材に圧接する方向に付勢する弾性部材と、装置
本体に移動可能に支持され前記弾性部材の付勢力の反力
を受ける受圧部材と、前記シート積載手段の前記装置本
体からの取り出し動作に応じて、前記受圧部材を移動さ
せて前記阻止部材の前記給送部材との圧接を解除させる
と共に、前記シート積載手段の前記装置本体への装着動
作に応じて、前記給送部材との圧接が解除されている前
記阻止部材を前記給送部材に押圧するように前記受圧部
材を移動させ、前記弾性部材の付勢力によって前記阻止
部材を前記給送部材に圧接させる加圧手段と、を備えた
ことを特徴とするものである。
けられたシート積載手段からシートを一枚ずつ分離して
給送するシート給送装置において、前記シート積載手段
に収納されているシートを給送する給送部材と、前記給
送部材に圧接され、前記給送部材により給送されるシー
トの重送を防止する阻止部材と、前記阻止部材を支持し
て回動可能に設けられ、回動することにより前記阻止部
材と前記給送部材との圧接を解除する支持部材と、開閉
可能に設けられ、閉じているときには前記支持部材の回
動を規制し、開くことにより前記支持部材の回動規制を
解除するカバー部材と、を備え前記シート積載手段が前
記装置本体に装着されているときは、前記カバー部材が
開いていても前記シート積載手段によって前記支持部材
の回動が規制されることを特徴とするものである。
されると、加圧手段が受圧部材を移動させて阻止部材の
給送部材との圧接を解除させ、シート積載手段が装着さ
れると、加圧手段が給送部材との圧接が解除されている
阻止部材を給送部材に押圧するように受圧部材を移動さ
せ、弾性部材の付勢力によって前記阻止部材を前記給送
部材に圧接させる。
ときにシート積載手段が装着されていなければ、阻止部
材と給送部材との圧接力が解除されているためジャム処
理や阻止部材の清掃、交換等の作業が容易に行える。シ
ート積載手段が装着された状態でカバー部材が開けられ
ると、阻止部材と給送部材は解放されない。そのため、
すでにシート積載手段から阻止部材と給送部材の圧接部
近傍まで先端部が送り出されてしまっているシートが阻
止部材の解放動作によって乱されることがない。
例としてのファクシミリ装置全体の構成を概略説明す
る。
は装置本体1の上面カバーに原稿Dを複数枚積載するこ
とができるように構成された原稿載置台、3は原稿Dの
画像情報を読取る画像読取部、4はレーザービームプリ
ンタからなる記録部、5は原稿搬送部、6は原稿押圧
部、7は密着型イメージセンサ、8は原稿排紙トレイ、
9はレーザースキャナ、10は画像形成部、11はカセ
ット給紙部、12は記録紙排紙トレイ、13はシート積
載手段であるMP(マルチ記録紙)カセット、14はカ
ートリッジカバー、15はADF(自動原稿送り装置)
カバー、16は上原稿ガイド、17は重り用軸、18は
原稿押え板、19は下原稿ガイド、20は画像読取部と
記録部の仕切部、21はファクシミリ装置の制御部、2
2はハンドセット、23は搬送ガイド、24は操作部、
25は表示部、26はファクシミリ装置の動作状態を示
すタリーランプ、27は2段目カセット部、28はカバ
ー部材であるライトカバー、29はMPカセットセン
サ、30はMP分離部である。
た原稿Dを予備搬送押圧片5aと圧接した予備搬送ロー
ラ5b及び逆転ローラ5cと圧接した分離ローラ5dで
1枚ずつ給送分離し、さらに押圧バネ5kにより押圧さ
れた給紙コロ5eと圧接した給紙ローラ5f等で密着型
イメージセンサ7に搬送し、原稿押圧部6で重り用軸1
7、原稿押え板18により原稿Dを密着型イメージセン
サ7に押圧して密着させつつ原稿Dの画像情報を読取っ
た後、原稿Dを押圧バネ5kにより押圧された排紙コロ
5gと圧接した排紙ローラ5hによって原稿排紙トレイ
8に排出するようになっている。この間、原稿Dは上原
稿ガイド16と下原稿ガイド19によりガイドされる。
方向(原稿Dの幅方向)にスライド可能なスライダ2a
が設けられていて、前記スライダ2aによって原稿載置
台2上に積載された原稿Dの両サイドを揃えることが出
来るようになっている。また、原稿Dが長尺原稿の場合
は延長原稿トレイ2bを開くことによって原稿Dの後端
部が原稿載置台2からはみ出して垂れ下がることを防止
することができる。
画像信号に基づいてレーザースキャナ9のレーザービー
ム発振器9aから変調信号を射出し、この変調ビームを
ポリゴンミラー9bによって画像形成部10の感光体ド
ラム10aに走査光を照射して、感光体ドラム10a表
面に画像情報を形成し、カセット給紙部11または2段
目カセット部27またはMPカセット部13から画像形
成部10に給送された記録紙Sに画像情報を転写して定
着した後、記録紙積載トレイ12に排紙するようになっ
ている。
現像ローラ10cとクリーニングローラ10dと共に記
録カートリッジ10e内に一体に組込まれていて、装置
本体1に対して着脱自在に構成されている。そして感光
体ドラム10aの表面は1次帯電器10bにより均一に
帯電され、表面にポリゴンミラー9bから走査光が折り
返しミラー9cで反射して照射されると潜像が形成さ
れ、潜像が現像ローラ10cから供給されるトナーによ
って顕像化されるようになっている。
部には転写帯電器10fが配置され、また感光体ドラム
10aよりも下流側の記録紙搬送経路に熱定着器10
g、排紙ローラ10hが配置されている。
ム10a表面に形成されたトナー像を転写された後、搬
送ガイド23に沿って搬送され、熱定着器10gでトナ
ー像が定着されて、排紙ローラ10hにより記録紙排紙
トレイ12に排出されるようになっている。
配設されている。MPカセット13aに積載された記録
紙Sは、圧接部材13bによりMP中板13cが上方に
回動させられることによってMP分離ローラ30aに圧
接され、MP分離パッド30bによって一枚ずつ分離さ
れ(摩擦片分離方式)、MP分離ベース30cに沿って
搬送され、さらに搬送ローラ28aと、ライトカバー2
8に配置されたカバー側Uターンガイド28bと、装置
本体1側に配置された本体側Uターンガイド28cによ
って反転される。さらに給送中の記録紙Sはレジストセ
ンサ28dにより先端位置を検知され、感光体ドラム1
0aに形成されたトナー像の先端と記録紙Sの先端が一
致するように給紙、画像出力タイミングを合わされた
後、転写帯電器10fと感光体ドラム10aとの間に搬
送される。画像はMPカセット13aに積載された記録
紙Sの下面側に記録される。
移動可能に装着されたMP規制板13dによって側端
面、後端面を規制され斜行や不送りが発生しないように
なっている。また、記録紙Sのサイズや有無はMPカセ
ットセンサ29により検知される。記録紙積載可能枚数
は100枚であり、装置本体1に向かって左側面に引き
出されるように構成されている(サイドローディング方
式)。また、積載可能な記録紙サイズはA4、レター、
リーガルの3種類であり、図9ではMP規制板13dは
A4サイズに設定されている。
下面にカセット給紙部11の天板11hが接するように
配設されており、天板11hの上面は装置本体1の底板
になっている。給紙カセット11aに積載された記録紙
Sは中板11eが中板バネ11fによって上方に付勢さ
れ、半円状の給紙ローラ11bと、一対の分離爪11d
によって1枚ずつ分離して(爪分離方式)、この分離さ
れた記録紙Sをカセット搬送ローラ対11cにより搬送
し、MP分離ベース30cと通紙ガイド28eの間を通
過して、搬送ローラ28aと、ライトカバー28に配置
されたカバー側Uターンガイド28bと、装置本体1側
に配置された本体側Uターンガイド28cによって反転
される。ここからは前述のMPカセット部13からの給
紙と同じである。紙パスは搬送ローラ28aの直前で合
流する。画像は給紙カセット11aに積載された記録紙
Sの下面側に記録される。
されているが、図示されているカセット給紙部11とほ
ぼ同等の構成であり、2段目カセット27a内部の記録
紙Sはカセット給紙部11の側方空間部11gを通して
記録部4に給紙される。
積載可能枚数は500枚であり、装置本体1に対して前
面に引き出されるように構成されている(フロントロー
ディング方式)。また、積載可能な記録紙サイズはA
4、レターの2種類である。
ト給紙部27はそれぞれオプションとして分離、結合可
能になっており、装置全体の記録紙積載可能枚数は10
0枚(カセット給紙部を設けない場合)から1100枚
(カセット給紙部11を2段設けた場合)まで可変する
ことが可能になっている。
開閉可能に設けられていて、カートリッジカバー14を
開くことによって記録カートリッジ10eを装置本体1
の外に引出して交換できるようになっている。また、カ
ートリッジカバー14にはインターロック機構が備わっ
ており、カートリッジカバー14が開いているか、記録
カートリッジ10eが装置本体1にセットされていない
場合は記録部4が動作しないようになっている。また、
記録カートリッジ10eに設けたドラム感光防止シャッ
ター10iは記録カートリッジ10eの装置本体1への
セットと連動するようになっており、カートリッジカバ
ー14を開いて記録カートリッジ10eの装置本体1へ
のセットした時シャッター10iが開き、記録カートリ
ッジ10eを装置本体1から取り出した時にシャッター
10iが閉じることで感光体ドラム10aの不必要な感
光を防止するようになっている。
トリッジカバー14、ライトカバー28、排紙カバー1
0j、ジャム解除カバー11iのいずれかを開けること
によって内部に滞留している記録紙Sを取り出すことが
できるようになっている。
イ12を取り外した後開く必要がある。
離するダクトとなっており、ここに図示しないファンに
よって空気を流すことによって記録部4から発生した熱
により画像読取部3が悪影響を受けたり、記録紙Sから
蒸散した水蒸気が結露して記録紙S上に滴下することを
防いでいる。
EDアレイから原稿Dの画像情報面に光を照射し、画像
情報面を反射した反射光をセルフォックレンズでセンサ
素子に結像して画像情報を読取るものである。
ファクシミリ装置の制御系300のブロック図である。
置全体を制御するCPUであり、MPU311、MPU
311の制御プログラム等を格納するROM312、各
種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部
として使用されるRAM313、画像の変倍、解像度変
換等を行う画像処理部314等により構成されている。
またCPU301には公知の構成からなるカレンダー、
時計機能などが備えられ、RAM313のうちワンタッ
チキー宛先情報、ソフトウェアスイッチ情報等の重要な
システム設定情報を格納する領域はバッテリーバックア
ップによって停電等の不慮の障害から保護されている。
ファクシミリ装置の制御系は上述のCPU301と以下
の各要素302〜310をインタフェースを通じて結合
した構成をとるものである。
ションキー315、ワンタッチキー316、スタートキ
ー317、ストップキー317等の各種キースイッチ等
からなる。表示部303は各種メッセージの表示を行う
LCD318、送信モード等の表示を行う各種LED3
19、通信状態や、障害発生を遠方の操作者に知らせる
タリーランプ320等からなる。読取部304は、読取
モータ等の駆動部321、画像の読取を行う読取センサ
322、読取った画像のシェーディングや2値化を行う
画像処理部323、原稿検知等を行う各種センサ324
等からなる。
5、レーザースキャナや電子写真プロセスの制御等を行
う記録ユニット326、記録する画像のスムージング等
を画像処理部327、記録紙等の検知を行う各種センサ
328からなる。発呼、着呼、画像データの符号化等を
行う通信制御部306はDSU、NCU等からなる接続
部329を持ち、接続部329には通信網307、ハン
ドセット308が接続される。
301から直接データの送受信を行うインタフェースで
あり、例えばRS232C、SCSI、LAN等によっ
て装置外部のコンピュータと接続することで装置を外部
のコンピュータのスキャナプリンタ等として使用する。
HDD310は大容量の不揮発性メモリとして画像情報
等の保存に使用される。
1を用いて説明する。
ータに対してレーザ光を点滅する半導体レーザ、401
はポリゴンモータ、402はポリゴンモータ401によ
り回転するポリゴンミラー、403は結像、倒れ補正等
を行う光学系、404はフォトディテクタ、405は折
り返しミラー、406は感光ドラム、407は現像器、
408は記録紙、409は搬送ガイド、410は定着器
である。
00から発射されたレーザ光はポリゴンミラー402に
反射することにより偏向され、光学系403、折り返し
ミラー405を介して感光ドラム406上に照射される
(主走査)。このときフォトディテクタ404により頭
出しされ、照射位置を決定する。この主走査が1ライン
分終了する間に感光ドラム406は1ライン分回転する
(副走査)。以上のようにして感光ドラム406上に結
像された画像は現像器407により現像され、記録紙4
08上に転写される。更に搬送ガイド409に沿って搬
送され、定着器410で定着され、排出される。
7、搬送ガイド409、定着器410等の副走査系の要
素は図示しない記録モータ、ギア、ベルト等によって、
同期して駆動されている。
セット部13の詳細の説明を行う。
制板、33はMP中板、34、35はカール押さえ、3
6は操作説明の刻印、37は分離軸、38は中板加圧ア
ーム、39は中板加圧レバー、40は中板加圧バネ、4
1は中板のヒンジ部、42は中板の加圧部、43は中板
の突起部、44、45、46は規制板固定穴、47は規
制板位置決め部、48、49は側圧バネ、50は後端規
制部、51は規制板外し穴、52は中板後端部、53は
規制板移動穴、54は記録紙積載面、55は規制板移動
面、56は側圧バネ移動溝、60は分離ローラ、61は
分離カム、63は軸受支持台、64は分離カムの突起
部、65は分離ローラゴム、66はアイドラコロ、67
は中板先端部、68は分離カムと中板加圧レバーとの空
間、69は分離軸の軸受である。
質:ABS樹脂)はMP規制板32、MP中板33、カ
ール押さえ34、35の順で組み立てる。MP規制板3
2は樹脂モールド(材質:ポリカーボネート)の一体成
形品であり規制板位置決め部47を規制板外し穴51よ
り差し込み、規制板移動穴53、規制板移動面55に沿
って移動させ、規制板固定穴44、45、46のいずれ
かに固定ピン部32aを差し込み固定する。規制板固定
穴44、45、46はそれぞれレター、A4、リーガル
サイズに対応する。側圧バネ48、49は樹脂の弾性に
より記録紙Sの主走査方向の位置ズレを抑制する。後端
規制部50は記録紙Sの副走査方向の位置ズレを抑制す
る。また、側圧バネ48の移動を阻害しないために側圧
バネ移動溝が設けられている。
カーボネート)の一体成形品であり、ヒンジ部41を中
心に回動可能に配設される。MP中板33は公知の2方
取り形状の軸と一部を切り欠いた穴との組み合わせによ
りMP中板33を垂直に立てて軸にセットし、水平にな
るように回動させることで組み立てられ、水平に近い状
態では取り外すことはできない。
査方向)中央部後端側には突起部43が形成され、その
先端が記録紙積載面下側にもぐり込むようになってい
る。このことで給紙時に中板加圧アーム38によりMP
中板33が加圧部42を加圧されたときMP中板33が
主走査方向に撓むことを抑制しているので板金に比較し
て強度が小さい樹脂モールド材料の採用が可能になる。
このようにMP中板33を非導電性の材料にすることに
よって連続給紙時などに記録紙同士の摺動により発生す
る静電気がMP中板33に放電して装置の動作を不安定
にすることがなく、また非導電性の材料なのでMP中板
33自体がアンテナになることもない。
位置になるように配設されており、MP中板33の回動
時に先端部が記録紙Sの搬送方向(副走査方向)に位置
変化しないようになっている。カール押さえ34、35
(材質:POM樹脂)は高温低湿環境に装置が置かれた
場合に発生する記録紙Sのカールを抑制する。このこと
で記録紙SがカールしてもMPカセット13aの上方に
はみ出すことがなくなるので装置に装着するときに記録
紙Sが装置内部に引っかかることがなくなる。また、カ
ール押さえ34、35がMP中板33の回動を規制する
ことでカール押さえ34、35が取り外されるまではM
P中板33を取り外すことができない。MP中板33の
後端部とMP規制板32の先端部である側圧バネ48と
の距離L1が、規制板位置決め部47が規制板外し穴5
1に到達するまでの距離L2よりも小さいため規制板位
置決め部47が規制板外し穴51に到達する前にMP中
板33の後端部と側圧バネ48とが接触するのでMP中
板33が取り外されるまではMP規制板32を取り外す
ことができない。このことで操作者が不用意にMPカセ
ット13aを分解してしまう危険性を減らすことができ
る。
ト全体を非導電性の材料にすることでMPカセット全体
を非導電体とすることができ、静電気の放電、アンテナ
化の問題を解決できるのでカセットからグランドレベル
までアースを取る必要が全くなくなった。
ローラ30aは軸の記録紙Sの幅方向中央部に固定され
た分離ローラ60と幅方向の紙パス外側に固定された分
離カム61、分離ローラ60の両側に軸に対して自在に
回転可能に配設されたアイドラコロ66等からなってい
る。圧接部材13bは分離軸37に幅方向中央部に中板
加圧アーム38、分離カム61に対向する位置に中板加
圧レバー39が固定されており、軸受69、軸受支持台
63を介して本体に配設されている。
軸受支持台63にかけられ圧接部材13bを図14にお
いて時計回り方向に付勢している。また、圧接部材13
bは軸受支持台63とともに中板加圧バネ40をかけた
まま、ユニットとして本体から取り出すことができる。
39は分離カムの突起部64により回動を規制されてい
る。また、中板加圧アーム38はMP中板33を加圧部
42で0.5mm程度押し上げるように構成されてい
る。このため中板加圧アーム38の先端部にはガイドと
なるスロープが設けられている。給紙時(図15)に
は、図示しない駆動系の制御によりMP分離ローラ30
aが回転を始めると圧接部材13bは分離カム61に沿
って中板加圧レバー39が回動することで回動し、MP
中板33を付勢力によって押し上げる。このとき、中板
加圧アーム38はMP中板33と既に接触しているので
離れている場合に発生する打撃音が発生しない。中板先
端部67が分離ローラゴム65に接触すると分離カム6
1と中板加圧レバー39に空間68ができ、中板加圧バ
ネ40の付勢力によって給紙圧が発生する(図16)。
さらに分離カム61が回転し、空間68が無くなると分
離カム61に沿って中板加圧レバー39が押下げられ、
これにつれてMP中板33も自重で下がる。さらに回転
し1回転が終了すると待機状態に戻る(1回転給紙、図
17〜図19)。
分離ローラゴム65に接触することで給紙圧が発生する
ので記録紙Sの残量による給紙時のMP中板33の角度
にかかわらず安定した給紙圧を得ることができる。この
ため、記録紙Sの残量による給紙時のMP中板33の角
度変化が大きくても問題なく給紙できるので、搬送方向
長さLが78mmと、給送可能な最小の記録紙であるレ
ターサイズの搬送方向長さ(約280mm)の1/3以
下にする事が可能になる。また、このためレター、リー
ガルサイズのように長さのみがことなる記録紙であって
もMP中板33にかかる部分の重量が等しくなるので給
紙圧が安定するという利点がある。また、MP中板33
の副走査長さが短いので記録紙積載面54が広くなり、
従来印刷されたシールの貼り付けによって行われていた
カセットの操作説明を印刷に比べて表現密度を高くでき
ない成形型への刻印によって行うことが可能になり、シ
ールが不要になった。また、上記刻印が記録紙積載面5
4に凹凸をつくるため、低温低湿時における記録紙Sの
記録紙積載面54への貼り付きをリブなどを使用するこ
となく防止できる。
60と分離パッド73により、給紙後の搬送中はアイド
ラコロ66と分離パッド73により行われる。
部13の分離部、ジャム解除についての説明を行う。
圧手段としてのMPカセットの先端突起部、71は本発
明の受圧部材としての分離レバー、72は弾性体である
分離バネ、73は阻止手段である分離パッド、74は分
離パッドの爪、75はMPカセットの先端突起部の凹
部、76は分離レバーの突起部、77は分離レバーの間
隔規定爪、78は分離パッドの間隔規定爪、79は分離
ローラと分離ベースとの空間、80は分離レバーと中板
加圧アームとの接触部、90は搬送ローラ、91は搬送
コロ、92は流入部の空間、93はライトカバーの通紙
リブ、94は分離ベースの通紙リブ、95は記録紙先端
とライトカバーの通紙リブとの接触部、96は記録紙先
端と分離ベースの通紙リブとの接触部、である。なお、
図1はMPカセット13aが装着され、ライトカバー2
8が閉じている状態の図、図2及び図3はMPカセット
13aが取り外され、ライトカバー28が閉じている状
態の図、図4はMPカセット13aが装着され、ライト
カバー28が開いている状態の図、図5及び図6はMP
カセット13aが取り外され、ライトカバー28が開い
ている状態の図である。
パッド73はMP分離ベース30cによって分離ローラ
60の直径方向に移動可能に支持され、かつ分離パッド
の爪74によってMP分離ベース30cから外れないよ
うになっている。分離レバー71は分離軸37に回動可
能に支持されている。分離パッド73と分離レバー71
は分離レバーの間隔規定爪77、分離パッドの間隔規定
爪78が係合することで所定の距離以上離れないように
なっている(規制手段)。さらに両者の間には圧縮バネ
である分離バネ72が配設され、両者が離れる方向に付
勢することで両者の距離を一定に保っている。MPカセ
ット13aが装着されることでMPカセットの先端突起
部70が分離レバー71を押し上げる。このとき、分離
パッド73と分離レバー71の間隔が前述の一定の距離
より小さくなるので分離バネ72の反発力により分離パ
ッド73が分離ローラ60に所定の分離圧で付勢される
(図1)。このときMPカセットの先端突起部70が受
ける反力はMPカセット13aの装着方向の法線方向に
なるのでこの反力によってMPカセット13aが装着方
向に反力を受けることがなく、位置が安定する。
と、MPカセットの先端突起部の凹部75に入っていた
分離レバーの突起部76がMPカセットの先端突起部7
0に引き出されて回転するので分離レバー71が分離パ
ッド73を分離ローラ60から引き離す方向に回転す
る。この回転で分離パッド73と分離レバー71の間隔
が前述の一定の距離より離れる方向に移動するので分離
パッド73と分離レバー71の間隔が前述の一定の距離
を保ったまま移動して分離パッド73と分離ローラ60
が離れ、分離圧が解除される。このため、給紙途中で分
離パッド73と分離ローラ60の間に記録紙が挟まって
いても分離圧が解除されているので記録紙はMPカセッ
ト13aとともに装置外部に引き出され、紙残りが発生
することがない(図2、図3)。
イトカバー28が開かれた場合を説明する。このときM
P分離ベース30cは分離レバー71によって回動が規
制される。分離レバー71はMPカセット13aで回動
が規制されているのでMP分離ベース30cは若干回動
した位置で停止する。このように構成することで流入部
の空間のジャム処理と、分離パッド73付近の目視が可
能になる(図4)。
状態で、ライトカバー28が開かれた場合、MP分離ベ
ース30cは回動を規制するものがなく、重心位置がラ
イトカバー28の側にあるので自重によって回動し、開
放され、分離レバー71と中板加圧アーム38が接触部
80で接触することで停止する。このとき分離ローラと
分離ベースとの空間79部のジャム処理が可能になる。
また、この状態で分離パッド73を引っ張ると、分離パ
ッドの爪74が撓んで外れ、このことで摩耗により劣化
し易い分離パッド73が装置本体を分解することなく交
換が可能である(図5、図6)。また、この状態で分離
パッド73の表面を清掃することもできる。
MPカセット13aを装着すると、開放されていたMP
分離ベース30cはMPカセット13aによって回動さ
せられて、図4の状態に復帰する。
部材13bを固定し、分離ベース30c、分離レバー7
1を独立して回動可能に配設することで、精度良くユニ
ット化でき、性能の安定性や組立性が向上する。
説明する。
90、搬送コロ91で構成され、搬送ローラ90より搬
送コロ91が低い位置になるように配置されている。ま
た、本体への流入部の空間92はライトカバーの通紙リ
ブ93、分離ベースの通紙リブ94で構成され、リブの
垂直部への屈曲部は分離ベースの通紙リブ94の側が低
くなるように配置されている。このため搬送される記録
紙Sはカセット搬送ローラ対11cによりいったんライ
トカバー28側に向けて搬送され、次に記録紙先端とラ
イトカバーの通紙リブとの接触部95に接触した後、ラ
イトカバーの通紙リブ93に沿って進み、分離ベースの
通紙リブ94の垂直部への屈曲部の上方にある記録紙先
端と分離ベースの通紙リブとの接触部96に接触してか
ら搬送ローラ28a方向に搬送される。このように構成
することで、記録紙搬送路の屈曲半径を大きくすること
ができる、記録紙Sと通紙リブの接触角度を大きくとる
ことができる、記録紙Sが多少カールしていても分離レ
バー71部に接触することがなく、いずれも記録紙Sの
搬送不良の低減に効果がある。
ズをA4、レター、リーガルの2種類で説明したが、A
3等を含めた3種類以上の記録紙サイズがあっても適用
可能である。
カット紙を使用するものであれば他の電子写真方式や熱
転写式やインクジェット式のシート給送装置にも適用可
能である。
の分離ローラとアイドラコロによる給送方式で説明した
が、円形の分離ローラとワンウェイクラッチによる給送
方式など別の給送方式にも適用可能である。
類、積載枚数も本発明の構成から逸脱しない限り特に制
限はない。
シート積載手段の装置本体への装着動作に応じて、阻止
部材と弾性体との間に介在されている弾性体の不勢力に
よって阻止部材を給送部材に圧接させるようにしたた
め、給送部材に固定軸のゴムローラを使用することがで
きてベルト外れ等の心配がなく、更に、給送部材と阻止
部材の圧接を独立した弾性体によって行うことができる
ので圧接力がゴム硬度に左右されず、安定したシートの
給送動作が行えるという効果がある。
止部材とが解放可能なものにおいて、シート積載手段が
装置本体に装着されている場合には、カバー部材を開け
ても給送部材と阻止部材とが解放されないようにしたも
のでは、給送部材の下流側にジャムが発生した場合であ
っても、記録シート積載カセットの装着方向側からジャ
ム処理をする必要が無くなり、給送部が装置の深い位置
にある場合や、記録シート積載カセットの積載枚数が少
なく、記録シート積載カセットが薄型である場合でも必
要なジャム処理のためのスペースを必要な部分にあわせ
て確保できるため、ジャム処理が容易に行え、更に、給
送部材と阻止部材との間のジャムでない場合などにカバ
ーを開けてもシート積載手段が装着されている場合には
給送部材と阻止部材とが解放されないので、シートの先
端を傷めたり、その後の給紙時にシートを斜行させたり
することがないという効果がある。
て、MPカセットが装着され、ライトカバーが閉じてい
る状態の図
り外され、ライトカバーが 閉じている状態の図
着され、ライトカバーが開いている状態の図
れ、ライトカバーが開いている状態の図
図
たときの平面図
図
段) 14 カートリッジカバー 15 ADFカバー 16 上原稿ガイド 17 重り用軸 18 原稿押え板 19 下原稿ガイド 20 画像読取部と記録部の仕切部 21 ファクシミリ装置の制御部 22 ハンドセット 23 搬送ガイド 24 操作部 25 表示部 26 タリーランプ 27 2段目カセット部 28 ライトカバー(カバー部材) 29 MPカセットセンサ 30 MP分離部 31 MPカセットの突出部 32 MP規制板 33 MP中板 34、35 カール押さえ 36 操作説明の刻印 37 分離軸 38 中板加圧アーム 39 中板加圧レバー 40 中板加圧バネ 41 中板のヒンジ部 42 中板の加圧部 43 中板の突起部 44、45、46 規制板固定穴 47 規制板位置決め部 48、49 側圧バネ 50 後端規制部 51 規制板外し穴 52 中板後端部 53 規制板移動穴 54 記録紙積載面 55 規制板移動面 56 側圧バネ移動溝 60 分離ローラ(給送手段) 61 分離カム 63 軸受支持台 64 分離カムの突起部 65 分離ローラゴム 66 アイドラコロ 67 中板先端部 68 分離カムと中板加圧レバーとの空間 69 分離軸の軸受 70 MPカセットの先端突起部(加圧手段) 71 分離レバー(受圧部材) 72 分離バネ(付勢手段) 73 分離パッド(阻止手段) 74 分離パッドの爪 75 MPカセットの先端突起部の凹部 76 分離レバーの突起部 77 分離レバーの間隔規定爪(規制手段) 78 分離パッドの間隔規定爪(規制手段) 79 分離ローラと分離ベースとの空間 80 分離レバーと中板加圧アームとの接触部 90 搬送ローラ 91 搬送コロ 92 流入部の空間 93 ライトカバーの通紙リブ 94 分離ベースの通紙リブ 95 記録紙先端とライトカバーの通紙リブとの接触部 96 記録紙先端と分離ベースの通紙リブとの接触部 101、102 従来のファクシミリ装置 103、104 従来のカセット 105 小さなサイズの記録シート 106 大きなサイズの記録シート 107 排紙カバー 108 排紙トレイ 109 排紙、積載された記録シート 300 ファクシミリ装置の制御系 301 ファクシミリ装置全体を制御するCPU 302 操作部 303 表示部 304 読取部 305 記録部 306 通信制御部 307 通信網 308 ハンドセット 309 CPU外部バスインタフェース 310 HDD 400 半導体レーザ 401 ポリゴンモータ 402 ポリゴンモータにより回転するポリゴンミラー 403 結像、倒れ補正等を行う光学系 404 フォトディテクタ 405 折り返しミラー 406 感光ドラム 407 現像器 408 記録紙 409 搬送ガイド 410 定着器 S 記録紙(シート)
Claims (11)
- 【請求項1】 シートを一枚ずつ分離して給送するシー
ト給送装置において、 装置本体に着脱自在に設けられたシート積載手段と、 前記シート積載手段に収納されているシートを給送する
給送部材と、前記シート積載手段を前記装置本体から取り出したとき
には前記給送部材との圧接が解除され、前記シート積載
手段を前記装置本体に装着したときには 前記給送部材に
圧接されて、前記給送部材により給送されるシートの重
送を防止する阻止部材と、 前記阻止部材を前記給送部材に圧接する方向に付勢する
弾性部材と、装置本体に移動可能に支持され 前記弾性部材の付勢力の
反力を受ける受圧部材と、前記シート積載手段の前記装置本体からの取り出し動作
に応じて、前記受圧部材を移動させて前記阻止部材の前
記給送部材との圧接を解除させると共に、 前記シート積
載手段の前記装置本体への装着動作に応じて、前記給送
部材との圧接が解除されている前記阻止部材を前記給送
部材に押圧するように前記受圧部材を移動させ、前記弾
性部材の付勢力によって前記阻止部材を前記給送部材に
圧接させる加圧手段と、 を備えたことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記シート積載手段が前記装置本体に装
着されたときには前記加圧手段が前記受圧部材を押圧し
て前記阻止部材を前記給送部材に圧接させるように構成
し、前記加圧手段が前記受圧部材から受ける反力の方向
が前記シート積載手段の装着方向に対して垂直方向であ
ることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記シート積載手段が、シートを収納す
るシート積載カセットであり、前記加圧手段が前記シー
ト積載カセットの装着方向の先端に設けられた突起部で
あることを特徴とする請求項2に記載のシート給送装
置。 - 【請求項4】 装置本体に着脱自在に設けられたシート
積載手段からシートを一枚ずつ分離して給送するシート
給送装置において、 前記シート積載手段に収納されているシートを給送する
給送部材と、 前記給送部材に圧接され、前記給送部材により給送され
るシートの重送を防止する阻止部材と、 前記阻止部材を支持して回動可能に設けられ、回動する
ことにより前記阻止部材と前記給送部材との圧接を解除
する支持部材と、 開閉可能に設けられ、閉じているときには前記支持部材
の回動を規制し、開くことにより前記支持部材の回動規
制を解除するカバー部材と、を備え 前記シート積載手段が前記装置本体に装着されていると
きは、前記カバー部材が開いていても前記シート積載手
段によって前記支持部材の回動が規制されることを特徴
とするシート給送装置。 - 【請求項5】 前記シート積載手段を前記装置本体より
取り出し、かつ前記カバー部材が開いたとき前記支持部
材が自重により回動して、前記阻止部材と前記給送部材
との圧接を解除することを特徴とする請求項4に記載の
シート給送装置。 - 【請求項6】 前記支持部材が回動したとき前記阻止部
材が前記装置本体外部より交換、清掃可能な位置へ露出
することを特徴とする請求項5に記載のシート給送装
置。 - 【請求項7】 前記阻止部材を前記給送部材に圧接する
方向に付勢する弾性部材と、装置本体に移動可能に支持され 前記弾性部材の付勢力の
反力を受ける受圧部材と、前記シート積載手段の前記装置本体からの取り出し動作
に応じて、前記受圧部材を移動させて前記阻止部材の前
記給送部材との圧接を解除させると共に、 前記シート積
載手段の前記装置本体への装着動作に応じて、前記給送
部材との圧接が解除されている前記阻止部材を前記給送
部材に押圧するように前記受圧部材を移動させ、前記弾
性部材の付勢力によって前記阻止部材を前記給送部材に
圧接させる加圧手段と、を備えたことを特徴とする請求
項4に記載のシート給送装置。 - 【請求項8】 前記支持部材を回動可能に支持する軸に
前記受圧部材を回動可能に支持させたことを特徴とする
請求項7に記載のシート給送装置。 - 【請求項9】 前記装置本体側に配設され、前記シート
積載手段内に設けられたシート積載板を押し上げること
により、シートを前記給送部材へ圧接する押し上げ部材
が前記軸に固定されていることを特徴とする請求項7に
記載のシート給送装置。 - 【請求項10】 シートを一枚ずつ分離して給送し、給
送されたシートに記録手段によって画像を記録する画像
記録装置において、 画像記録装置本体に着脱自在に設けられたシート積載手
段と、 前記シート積載手段に収納されているシートを給送する
給送部材と、前記シート積載手段を前記装置本体から取り出したとき
には前記給送部材との圧接が解除され、前記シート積載
手段を前記装置本体に装着したときには 前記給送部材に
圧接されて、前記給送部材により給送されるシートの重
送を防止する阻止部材と、を備え、 前記阻止部材を前記給送部材に圧接する方向に付勢する
弾性部材と、装置本体に移動可能に支持され 前記弾性部材の付勢力の
反力を受ける受圧部材と、前記シート積載手段の前記装置本体からの取り出し動作
に応じて、前記受圧部材を移動させて前記阻止部材の前
記給送部材との圧接を解除させると共に、 前記シート積
載手段の前記装置本体への装着動作に応じて、前記給送
部材との圧接が解除されている前記阻止部材を前記給送
部材に押圧するように前記受圧部材を移動させ、前記弾
性部材の付勢力によって前記阻止部材を前記給送部材に
圧接させる加圧手段と、を備えたことを特徴とする画像
記録装置。 - 【請求項11】 画像記録装置本体に着脱自在に設けら
れたシート積載手段からシートを一枚ずつ分離して給送
し、給送したシートに記録手段によって画像を記録する
画像記録装置において、 前記シート積載手段に収納されている前記シートを給送
する給送部材と、 前記給送部材に圧接され、前記給送部材により給送され
るシートの重送を防止する阻止部材と、 前記阻止部材を支持して回動可能に設けられ、回動する
ことにより前記阻止部材と前記給送部材との圧接を解除
する支持部材と、 開閉可能に設けられ、閉じているときには前記支持部材
の回動を規制し、開くことにより前記支持部材の回動規
制を解除するカバー部材と、を備え前記シート積載手段
が前記装置本体に装着されているときは、前記シート積
載手段が前記支持部材の回動を規制することを特徴とす
る画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15362093A JP3332480B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | シート給送装置及び画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15362093A JP3332480B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | シート給送装置及び画像記録装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0769464A JPH0769464A (ja) | 1995-03-14 |
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ID=15566476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP15362093A Expired - Fee Related JP3332480B2 (ja) | 1993-06-24 | 1993-06-24 | シート給送装置及び画像記録装置 |
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Families Citing this family (2)
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-
1993
- 1993-06-24 JP JP15362093A patent/JP3332480B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0769464A (ja) | 1995-03-14 |
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