JP3631032B2 - 画像読取記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿上の画像情報を読み取る画像読取装置と、入力された画像情報を記録シートに記録する画像記録装置と、を備えたデジタル複写機やファクシミリ装置等の画像読取記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のデジタル複写機やファクシミリ装置等の画像読取記録装置において特開平8−340414号に開示されたように画像記録部の上部に設けられた記録シート排出部に画像が記録された記録シートを排出積載するように構成し、且つその上部に原稿を静止した状態で該原稿の原稿画像を読取可能なブック読取装置を配置して装置の設置スペースを小さくするように構成したものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の従来例では、ブック読取装置の下部で画像記録部の上部に設けられた記録シート排出部に排出積載された記録シートを取り出すための空間を確保するため装置全体の高さが高くなってしまい装置を設置する際に高さ方向の自由度が制限されるという問題があった。
【0004】
また、装置本体を操作する操作部を装置の前面側に設けた場合には装置本体の奥行き寸法が大きくなり、装置本体の奥行き寸法を小さくするために操作部を小型化した場合には該操作部に必要なスペースが確保出来ないという問題があった。
【0005】
また、ブック読取装置の使用頻度が少なく、記録動作を主として使用するユーザにとっては単体の画像記録装置と比較して記録シート排出部に排出積載された記録シートを取り出すための空間が狭い分だけ作業性が悪くなるという問題がある。
【0006】
本発明は前記課題を解決するものであり、その目的とするところは、操作部に必要なスペースを確保した状態で装置本体の奥行き寸法を小さくすることが出来、記録シート排出部に排出積載された記録シートを取り出すための広い空間を確保した状態で装置本体の高さ寸法を小さくして装置本体を設置する際の高さ方向の自由度を確保し得る画像読取装置を備えた画像読取記録装置を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明に係る画像読取記録装置の代表的な構成は、画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する画像記録部と、前記画像記録部の上部に設けられ、該画像記録部で画像が記録された記録シートを排出収容する記録シート排出部と、前記記録シート排出部の上部に設けられ、原稿を載置する原稿載置台と、前記原稿載置台の下部で且つ前記記録シート排出部の上部に設けられ、該原稿載置台の画像読取範囲領域を走査して該原稿載置台上に載置された原稿の原稿画像を読み取る画像読取部と、を有する画像読取記録装置において、前記原稿載置台の下面と前記記録シート排出部の上面とに挟まれた空間は、画像読取記録装置の外部であり、前記画像読取部は、装置内部の待機位置と装置外部との間を移動可能であり、原稿画像読取動作を行わない時は、前記原稿載置台の画像読取範囲領域外または前記記録シート排出部のシート載置領域外である前記待機位置に移動することを特徴とする。
【0011】
上記構成によれば、前記原稿載置台の下面と前記記録シート排出部の上面とに挟まれた空間は、画像読取記録装置の外部であり、前記画像読取部は、装置内部の待機位置と装置外部との間を移動可能であり、画像読取部により原稿画像読取動作を行わない時は画像読取部が原稿載置台の画像読取範囲領域外または前記記録シート排出部のシート載置領域外に移動して退避することことで、記録シート排出部に排出積載された記録シートを取り出すための広い空間を確保することが出来、これにより装置本体の高さ寸法を小さく構成することが出来るので装置本体を設置する際の高さ方向の自由度を確保することが出来る。
【0012】
また、前記原稿載置台が前記画像読取部と独立して回動中心を中心に上方に回動するように構成した場合には、原稿載置台を回動させて記録シート排出部の上部から退避させることで、画像読取部による原稿画像読取の使用頻度が少なく、画像記録を主として使用するユーザであっても記録シート排出部に排出積載された記録シートを容易に取り出すことが出来、単体の画像記録装置と同程度の良好な作業性を確保することが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】
図により本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の一例としてファクシミリ装置に適用した場合の一実施形態を具体的に説明する。図1及び図2は本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第1実施形態の構成を示す斜視図、図3は本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図、図4は原稿載置台及び画像読取部を図3の右方向から見た図、図5は制御系の構成を示すブロック図である。
【0014】
図1〜図3において、画像読取記録装置本体1の上部には、該画像読取記録装置本体1の奥側上部(図1及び図2の紙面奥側)に設けられた回動中心となる図示しないヒンジ部を中心に上下方向に回動すると共に、紙や合成樹脂等で構成されるシート状原稿やブック原稿等からなる原稿Dの原稿面側に密着して該原稿Dを静止した状態で載置する透明な平板状の原稿台ガラス32を有する原稿載置台2が設けられている。
【0015】
前記原稿載置台2の下部には画像情報に基づいて紙や合成樹脂等で構成される記録シートPに画像を記録する画像記録部4を有するレーザビームプリンタからなる画像記録装置本体3が設けられており、該画像記録装置本体3の上部には画像形成部4で画像が記録された記録シートPを画像記録面が下方を向いた所謂フェイスダウンで排出して複数枚収容し得る記録シート排出部5が形成されている。
【0016】
前記記録シート排出部5の上面に連続して該記録シート排出部5に対して回動軸18aを中心に回動可能なカートリッジカバー18が設けられており、該カートリッジカバー18を開放して記録カートリッジ14を画像記録装置本体3の外部に取り出して交換出来るようになっている。
【0017】
また、カートリッジカバー18には図示しないインターロック機構が備えてあり、該カートリッジカバー18が開いているか、或いは記録カートリッジ14が画像記録装置本体3にセットされていない場合には該画像記録装置本体3が動作しないようになっている。
【0018】
また、画像記録装置本体3の画像記録動作中に記録シートPのジャムが発生した場合、カートリッジカバー18を開け、必要に応じて記録カートリッジ14を取り出すことによって画像記録装置本体3の内部に滞留している記録シートPを除去することが出来るようになっている。
【0019】
前記原稿載置台2の下部で且つ記録シート排出部5の上部には該原稿載置台2の画像読取範囲領域を図3の左右方向に走査して該原稿載置台2の原稿台ガラス32上に載置された原稿Dの原稿画像を読み取る画像読取部7を有する画像読取装置本体6が設けられている。
【0020】
8は画像読取装置本体6の上部に配置され、図5に示す表示部40や入力キー等を有する操作部であり、9は原稿載置台2の画像読取範囲領域の上方に配置され、画像読取記録装置本体1の奥側上部に設けられた回動中心となる図示しないヒンジ部を中心に該画像読取記録装置本体1に対して上下方向に回動すると共に、原稿載置台2上に載置された原稿Dの背面に当接して該原稿Dの原稿面を原稿載置台2に押圧する原稿押圧部である。
【0021】
図3に示すように、画像読取部7には画像読取センサとなる密着型イメージセンサ10が設けられており、該密着型イメージセンサ10は保持手段となる読取フレーム11により保持されている。読取フレーム11と密着型イメージセンサ10との間には密着型イメージセンサ10を原稿載置台2の原稿台ガラス32の裏面側に付勢する付勢手段となる付勢バネ12が設けられている。
【0022】
13は密着型イメージセンサ10により読み取った原稿Dの画像情報、或いは相手先のファクシミリ装置から送られた画像情報、或いはパーソナルコンピュータ等の外部機器から送られた画像情報等に応じてレーザ光を出射するレーザスキャナユニットであり、画像記録装置本体3は制御部となるCPU(中央演算装置)41から出力される画像信号に基づいて該レーザスキャナユニット13のレーザダイオードを点滅させて出射されたレーザ光は画像記録部4に配置された記録カートリッジ14の内部に設けられ、表面が一様に帯電された像担持体となる電子写真感光体ドラム15に照射されて静電潜像を形成する。
【0023】
感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像は現像ローラ16によりトナーが供給されてトナー画像が形成されて可視像化される。
【0024】
画像記録装置本体3の底部にはシートカセット19に積載して収容した記録シートPを1枚ずつ分離給送するカセット給送部17が設けられている。本実施形態ではシートカセット19内に積載収容出来る記録シートPの最大収容枚数は約250枚であり、該シートカセット19は画像記録装置本体3に対して前面方向(図1及び図2の左手前側方向)に引き出される所謂フロントローディング方式で構成されている。
【0025】
図3に示すように、シートカセット19の中板19a上に積載して収容された記録シートPは該中板19aが中板バネ19bによって上方に付勢され、分離爪19cにより記録シートPの先端角部の上面及び先端が規制されている。
【0026】
そして、シート給送手段となる横断面半円形状の給送ローラ20が図3の反時計回り方向に回転すると、記録シートPは分離爪19cの作用により1枚ずつ分離給送された後、搬送ローラ対21によりレジスト搬送部22に設けられたレジストローラ対23に搬送される。
【0027】
レジスト搬送部22では記録シートPの先端が回転停止状態のレジストローラ対23のニップ部に突き当たった状態で更に搬送ローラ対21により所定量搬送されることで記録シートPに所定の撓みループが形成され、該ループの反力により記録シートPの先端辺がレジストローラ対23のニップ部のニップ線に倣って平行になることで記録シートPの斜行が矯正される。
【0028】
その後、感光体ドラム15の回転に同期して所定のタイミングでレジストローラ対23が回転駆動され、記録シートPがレジストローラ対23に挟持搬送されて感光体ドラム15と、該感光体ドラム15に対向して配置された転写帯電器24との間に搬送される。
【0029】
この時、レジストローラ対23により搬送される記録シートPは図示しないシートセンサにより先端位置が検知され、感光体ドラム15に形成されたトナー画像の先端と記録シートPの先端が一致するように画像出力タイミングを合わせて搬送される。
【0030】
感光体ドラム15と転写帯電器24との間に搬送された記録シートPには転写帯電器24の作用により感光体ドラム15の表面上に形成されたトナー画像が記録シートPの感光体ドラム15側面に転写される。従って、シートカセット19に積載された記録シートPの下面側にトナー画像が形成される。
【0031】
トナー画像が転写された記録シートPはシート搬送部48を通って定着装置25に送られ、該定着装置25により加熱、加圧処理されて記録シートP上のトナー画像が永久定着された後、排出ローラ対26により記録シート排出口5aから記録シート排出部5上に記録面が下向きの所謂フェイスダウンで排出される。
【0032】
27は各種の記録シートPを給送し得るMP(マルチペーパー)給送部であり、画像記録装置本体3の向かって右側(図3の右側)に設けられた右カバー28を回動軸28aを中心に回動して開放し、該右カバー28の上面を給送トレイとして使用して記録シートPを載置し、給送ローラ29と分離パッド30との協働作用により記録シートPを1枚ずつ分離給送してレジストローラ対23に導き、前述と同様にして記録シートPに画像を記録して記録シート排出部5上に排出する。
【0033】
また、前記カセット給送部17と略同様に構成され、該カセット給送部17の下部に設けられた図示しない2段目のカセット給送部から給送された記録シートPは2段目のカセット給送部に通じるシートパス31を介して搬送ローラ対21により挟持搬送されてレジストローラ対23に導かれ、前述と同様にして記録シートPに画像を記録して記録シート排出部5上に排出される。
【0034】
原稿載置台2は原稿Dを載置する原稿台ガラス32を保持する原稿台フレーム33が画像読取記録装置本体1の奥側上部(図1及び図2の紙面奥側)に設けられた回動中心となる図示しないヒンジ部を中心に上下方向に回動可能に設けられており、該原稿台フレーム33には原稿載置台2の裏面側で且つ原稿載置台2の画像読取範囲領域外に設けられ、画像読取部7を図3の左右方向に移動可能に支持するガイド部材となるガイド部33aが一体的に形成されている。
【0035】
原稿載置台2の上部には原稿台ガラス32上に載置された原稿Dの背面に当接して原稿Dの原稿面を原稿台ガラス32に密着させるための原稿押圧部9が設けられており、該原稿押圧部9は下面に白色板35aを設けたスポンジ35が圧板フレーム34に保持されると共に、該圧板フレーム34が画像読取記録装置本体1の奥側上部(図1及び図2の紙面奥側)に設けられた回動中心となる図示しないヒンジ部を中心に上下方向に回動可能に設けられている。
【0036】
図4に示すように、画像読取部7は密着型イメージセンサ10と該密着型イメージセンサ10を保持する保持手段となる読取フレーム11を有しており、該密着型イメージセンサ10は規制部材36によって図4の上下方向にのみ移動可能に規制され、付勢手段となる付勢バネ12によって原稿台ガラス32の裏面側に付勢されている。
【0037】
密着型イメージセンサ10には高さ規制部材10aが該密着型イメージセンサ10の画像読取範囲領域外に取り付けられており、付勢バネ12により密着型イメージセンサ10が図4の上方向に常時付勢される状態で高さ規制部材10aが原稿台ガラス32の裏面側に当接することで密着型イメージセンサ10が原稿台ガラス32に対して一定の距離を保って移動出来るようになっている。
【0038】
また、読取フレーム11には移動手段となる図示しないモータやギア列等からなる駆動部37が組み込まれており、原稿D上の原稿画像を読み取る際にはドライブシャフト37aが回転することで原稿台ガラス32の裏面側に当接したドライブローラ37bが回転し、読取フレーム11のガイド部11aが原稿台フレーム33のガイド部33aに当接係合し、該ガイド部33aに沿って画像読取部7が図3の左右方向に移動するようになっている。
【0039】
画像読取部7の移動中に該画像読取部7の移動が強制的に停止させられた場合にはドライブローラ37bがスリップするか、若しくは駆動部37に組み込まれた図示しないトルクリミッタ等の駆動力調整手段によって画像読取部7の駆動部37に過負荷が生じないように構成されている。
【0040】
密着型イメージセンサ10は光源としてのLED(発光ダイオード)アレイから原稿Dの原稿画像面に光を照射し、原稿画像面を反射した反射光をレンズによりセンサ基板上のセンサ素子に結像して画像情報を読み取るものである。
【0041】
画像読取部7は密着型イメージセンサ10と画像読取記録装置本体1とを接続する接続手段となるケーブル38を通して電力や制御信号が供給され、画像データを出力するようになっている。尚、接続手段は有線式に限らず、無線式でも構わない。また、画像データは読取と同時に画像読取記録装置本体1に送らず、画像読取部7のメモリに一旦保存した後、所定のタイミングで転送しても構わない。
【0042】
このため、画像読取部7は画像読取装置本体6から直接駆動を受ける必要がなく、図3に示すように、画像読取部7が原稿載置台2の画像読取範囲領域外に移動して退避した待機時に原稿載置台2の下面には駆動系部材や光学部品等が記録シート排出部5の上部の記録シートPの載置領域に残らないように構成されている。
【0043】
上記構成により、画像読取部7により原稿画像読取動作を行わない時は、使用されない画像読取部7が原稿載置台2の画像読取範囲領域外及び記録シート排出部5の上部の記録シートPの載置領域外に移動して退避し、記録シート排出部5の上部空間を画像が記録された記録シートPの取り出しや、画像記録部4における記録シートPのジャム処理や、記録カートリッジ14の取り出し操作のためのスペースとして有効に利用することが出来る。
【0044】
密着型イメージセンサ10からの画像データはセンサ素子からのアナログ出力をアナログ信号のまま出力しても良いし、センサ基板上や読取フレーム11内に設けられた図示しない基板上でA/D(アナログ/デジタル)変換を行い、デジタル信号として出力しても良い。
【0045】
また、読取フレーム11内に設けられた図示しない基板上に画像メモリを搭載して原稿画像の読取走査中でなく画像読取部7が画像読取装置本体6の待機位置(図3の左側)に戻ってから転送するように構成しても良い。
【0046】
読取フレーム11の下部には画像読取部7の移動時に該画像読取部7が記録シート排出部5上に排出積載された記録シートPに接触する際の摩擦抵抗を低減する摩擦抵抗低減部材となる回転自在に支持されたガイドコロ39が設けられている。
【0047】
そして、記録シート排出部5上に排出積載された記録シートPがカールする等して画像読取部7の移動領域内に突出した場合、画像読取部7の移動に伴ってガイドコロ39が突出した記録シートPに当接回転することで該記録シートPの突出を抑制して記録シートPの積載状態の乱れを防止する。
【0048】
また、他の摩擦抵抗低減部材としては、ガイドコロ39の代わりに読取フレーム11の下部にベルト状の部材を回転可能に設けたり、POM(ポリオキシメチレン)樹脂等の低摩擦材料を船底形状等に形成して配置することでも同様の効果を得ることが出来る。
【0049】
次に図5を用いて画像読取記録装置本体1の制御系の構成について説明する。図5において、制御部となるCPU41は画像読取記録装置本体1全体を制御するものであり、MPU(マイクロプロセッサ)41a、該MPU41aの制御プログラム等を格納するROM(リードオンリメモリ)41b、各種データ処理のワークエリアや画像情報の一時的記憶部として使用されるRAM(ランダムアクセスメモリ)41c、画像の変倍や解像度変換等を行う画像処理部41dを有して構成されている。
【0050】
また、CPU41には公知の構成からなるカレンダや時計機能等が備えられており、RAM41cの内、ワンタッチキー宛て先情報、ソフトウェアスイッチ情報等の重要なシステム設定情報を格納する領域はバッテリーバックアップによって停電等の不慮の障害から保護されている。
【0051】
操作部8はテンキー8a、ファンクションキー8b、ワンタッチキー8c、スタートキー8d、ストップキー8e等の各種キースイッチ等を有しており、表示部40は各種メッセージの表示を行うLCD(液晶表示部)40a、送信モード等の表示を行う各種LED(発光ダイオード)40b、通信状態や障害発生を遠方のユーザに報知するタリーランプ40c等を有している。
【0052】
画像読取部7は読取モータ等の駆動部37、画像読取センサである密着型イメージセンサ10、読み取った画像のシェーディングや2値化を行う画像処理部7a、原稿Dの検知等を行う各種センサ7b等を有している。
【0053】
画像記録部4は記録モータ等の駆動部4a、レーザスキャナユニット13や記録カートリッジ14による電子写真プロセスの制御等を行う記録ユニット4b、記録する画像のスムージング等を行う画像処理部4c、記録シートP等の検知を行う各種センサ4d等を有している。
【0054】
発呼、着呼、画像データの符号化等を行う通信制御部42は通信モデム(MODEM)、NCU(ネットワークコントロールユニット)等からなる接続部42aを持ち、該接続部42aには通信網43、ハンドセット44が接続される。
【0055】
外部インターフェイス45はCPU41から直接データの送受信を行うインターフェイスであり、例えば、RS232C、SCSI、LAN(例えばEthernet)等のインターフェイス規格の接続方式により装置外部に設けられた外部コンピュータ46のスキャナプリンタ等として使用することが出来る。HDD47は大容量の不揮発性メモリとして画像情報等の保存に使用される。
【0056】
CPU41と操作部8、表示部40、画像読取部7、画像記録部4、通信制御部42、外部インターフェイス45及びHDD47はインターフェイスを介して結合される。
【0057】
次に図2を用いて記録カートリッジ14の交換について説明する。トナーがなくなる等して記録カートリッジ14を交換する場合には、先ず、原稿載置台2と原稿押圧部9を解除する。原稿載置台2と原稿押圧部9はいずれも図示しないヒンジ部を中心として夫々回動可能になっており、いずれも図2に示すように、画像読取記録装置本体1に対して略垂直に起立した位置で規制部材となる固定部材53によって回動が規制されて停止するようになっている。
【0058】
カートリッジカバー18は原稿載置台2を上方に回動させて図2に示すように、画像読取記録装置本体1に対して略垂直に起立した状態で該カートリッジカバー18が原稿載置台2と干渉することなく開放出来るように構成されており、カートリッジカバー18を開くことで記録カートリッジ14の交換を行うことが出来る。
【0059】
また、感光体ドラム15から定着装置25に至るシート搬送部48で記録シートPのジャムが発生した場合も前述と同様に原稿載置台2と原稿押圧部9を画像読取記録装置本体1に対して略垂直に起立させた状態でカートリッジカバー18を開き、記録カートリッジ14を取り出してジャム処理を行うことで画像読取記録装置本体1の上方から画像記録装置本体3内部を視認しながらジャム処理作業が出来るので作業性が良い。
【0060】
原稿載置台2を画像読取記録装置本体1に対して閉じる際には画像記録装置本体3の前面側上面部に突出して設けられた原稿載置台支柱49と、画像読取装置本体6の前面側側面部に突出して設けられた原稿載置台支持部50に取り付けられ、原稿載置台2を下方に押圧した際に原稿載置台2は所定の抵抗を持って下方に回動し、該下方の押圧が解除された際に原稿載置台2を閉じた正規の所定位置に復帰させるダンパー手段となるダンパー部材49a,50aによって原稿載置台2の下面を受けることで閉じた際の衝撃が吸収されるようになっている。
【0061】
また、画像読取装置本体6には原稿載置台2の状態の検知とロックを行う原稿載置台ロックユニット51が設けられており、該原稿載置台ロックユニット51はロック爪51aが図示しないモータやソレノイド等で構成される駆動手段によって図1に示すように原稿載置台2の上面側に突出することで原稿載置台2の上方への回動を規制し、図2に示すようにロック爪51aが原稿載置台2の上面から退避するように引き込まれることでロックを解除し、この状態でユーザは原稿載置台2を上方へ回動して開けることが出来る。
【0062】
本実施形態では制御部となるCPU41からの指令により画像読取部7による原稿画像読取動作時には原稿載置台ロックユニット51のロック爪51aが突出して原稿載置台2の閉じた位置からの上方への回動を規制し、画像読取部7により原稿画像読取動作を行わない時は原稿載置台ロックユニット51のロック爪51aが引き込まれて原稿載置台2の上方への回動の規制を解除する。
【0063】
また、原稿載置台ロックユニット51に内蔵され、原稿載置台2が閉じた位置にあるか否かを検知する位置検知手段となる図5に示す原稿載置台位置検知センサ52によって原稿載置台2が開いている場合や原稿載置台2をユーザが強く抑え過ぎてダンパー部材49a,50aが作動して原稿載置台2が沈み込んだ場合にこれを検知し、該原稿載置台位置検知センサ52の検知情報に基づいて制御部となるCPU41からの指令により画像読取部7の動作を停止させる。
【0064】
このように制御することで原稿載置台2の原稿台フレーム33の下面に設けたガイド部33aに画像読取部7の読取フレーム11のガイド部11aが確実に係合して該ガイド部33aに沿って画像読取部7が移動することが出来、画像読取部7が記録シート排出部5上に落下する等の事故が発生する虞がない。
【0065】
原稿載置台2及び原稿押圧部9は画像読取記録装置本体1の奥側上面部で、且つ原稿載置台2よりも手前側に設けられた規制部材となる固定部材53を回動させて図2に示すように起立させることで、原稿載置台2及び原稿押圧部9の下方への回動を規制し、該原稿載置台2及び原稿押圧部9を不用意に閉じることが出来ないようになっている。
【0066】
このように、固定部材53を起立させておくことで、原稿載置台2と原稿押圧部9を画像読取記録装置本体1に対して略垂直に起立させた状態で保持することが出来、画像読取記録装置本体1を画像記録優先状態で使用することが出来る。
【0067】
この状態では、画像読取記録装置本体1があたかも画像読取装置本体6を装備していない単体の画像記録装置本体3と同様に該画像記録装置本体3の上方が完全に開放された状態で使用することが出来、記録シート排出部5上に排出積載された画像記録済みの記録シートPの取り出し作業が容易である。
【0068】
また、原稿載置台支柱49を原稿載置台2の下面部側に取り付けるか、或いは折り畳めるように構成することで更に操作性を向上することが出来る。また、この状態で画像読取部7を取り外してハンドスキャナとして使用するように構成しても便利である。この時、ドライブローラ37bの回転速度をロータリーエンコーダ等の検知手段により検知することで所望の画像を伸縮なく得ることが出来る。
【0069】
次に図6及び図7を用いて本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第2実施形態について説明する。図6は本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第2実施形態の構成を示す斜視図、図7は本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第2実施形態の構成を示す断面説明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0070】
前記第1実施形態では原稿載置台2上に1つの原稿押圧部9を設けた場合について説明したが、本実施形態では図6及び図7に示すように、原稿載置台2上に画像読取部7の移動方向(図7の左右方向)に2つに分割された原稿押圧部9a及び補助原稿押圧部9bを設け、更に原稿載置台2及び原稿押圧部9a、補助原稿押圧部9bが一体的に画像読取記録装置本体1に対して画像読取部7の移動方向(図7の左右方向)に移動可能に構成されている。
【0071】
操作部8と画像読取部7との間には原稿載置台2の左側部及び補助原稿押圧部9bを収納する収納部61が設けられており、通常は図7に示すように、小さい幅を有する補助原稿押圧部9bが操作部8の下方に設けられた収納部61に収納されて原稿押圧部9aのみが使用され、原稿Dのサイズが大きい場合等には図8に示すように原稿載置台2及び原稿押圧部9a、補助原稿押圧部9bを一体的に画像読取記録装置本体1に対して図7の右方向にスライドさせて原稿載置台2の左側部及び補助原稿押圧部9bを収納部61から引き出し、原稿押圧部9a及び補助原稿押圧部9bの両方を使用する。
【0072】
補助原稿押圧部9bは収納部61の内部空間と略等しい大きさを有しており、原稿押圧部9a、補助原稿押圧部9b及び原稿載置台2はスライド装置62bに設けられた回動中心となる図示しないヒンジ部を中心に回動可能に構成されている。また、原稿押圧部9a及び補助原稿押圧部9bは原稿載置台2と独立して回動可能に構成されている。
【0073】
原稿載置台2、原稿押圧部9a、補助原稿押圧部9b及び原稿載置台支柱49は画像記録装置本体3の上面部に設けられたスライド装置62a,62bによって画像読取記録装置本体1に対して図7の左右方向に一体的に移動可能になっている。
【0074】
このように構成したことで、通常は補助原稿押圧部9b及び原稿載置台2の左側部を収納部61に収納した状態で原稿押圧部9aの広さと同程度のサイズまでの原稿Dの読取動作を行うことが出来、補助原稿押圧部9b及び原稿載置台2の左側部を収納部61から引き出した状態で原稿押圧部9aに補助原稿押圧部9bを加えた広さと同程度のサイズまでの原稿Dの読取動作を行うことが出来る。
【0075】
尚、上記構成において補助原稿押圧部9bを省略しても良く、この場合、収納部61の高さを低く抑えることが出来る。原稿Dの操作部8の下部に収納された部分については該原稿Dの背面に当接して該原稿Dの原稿面を原稿載置台2の原稿台ガラス32上に押圧することは出来ないものの原稿押圧部9aよりも大きな原稿Dの読取動作を行う場合に操作部8との距離が離れるので原稿Dのセットがし易いという利点がある。
【0076】
尚、本実施形態では原稿押圧部9a、補助原稿押圧部9b及び原稿載置台2を画像読取記録装置本体1に対して略垂直に起立した状態まで回動させた状態で該原稿押圧部9a、補助原稿押圧部9b及び原稿載置台2の回動を規制する規制部材となる固定部材53はスライド装置62bに設けられている。他の構成は前記第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来るものである。
【0077】
次に図8〜図10を用いて本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第3実施形態について説明する。図8及び図9は本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第3実施形態の構成を示す斜視図、図10は本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第3実施形態の構成を示す断面説明図である。尚、前記各実施形態と同様に構成したものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0078】
前記第2実施形態では原稿載置台2、原稿押圧部9a及び補助原稿押圧部9bをスライド装置62a,62bを介して画像読取記録装置本体1から引き出すことにより大きなサイズの原稿Dを読み取るように構成したが、本実施形態では、操作部8の下面側に補助原稿押圧部9bを設けたものである。
【0079】
図10に示すように、操作部8の基板71を納めたケース72の下部は位置決め部72aと原稿圧接部72bを有している。原稿圧接部72bの下面には補助白色板73aを下面に固着した補助スポンジ73が取り付けられている。
【0080】
通常の使用時は位置決め部72aに取り付けられた位置決め足72cが画像読取装置本体6の上面部に当接することで操作部8の使用時に揺れ等が発生し難いようになっている。
【0081】
上面側に操作部8を設けた補助原稿押圧部9bは画像読取記録装置本体1の奥側上部に設けられた回動中心となる図示しないヒンジ部を中心に上下方向に回動可能になっており、補助原稿押圧部9bを上方に回動させると、図示しない連結部により原稿押圧部9aも連動して上方に回動するようになっている。また、原稿押圧部9aは単独で上方に回動出来るようにもなっている。
【0082】
比較的大きなサイズの原稿Dを読み取る場合は上面側に操作部8を設けた補助原稿押圧部9bと原稿押圧部9aの両方を上方に回動させて使用する。
【0083】
操作部8の画像読取記録装置本体1の前面部には画像読取装置本体6の動作開始の指示を入力する動作指示入力手段となる補助スタートキー74が設けられており、操作部8及び補助原稿押圧部9bを上方に回動させた状態でも操作し易いようになっている。この補助スタートキー74は操作部8が上方へ回動していない正規の閉じた位置にある場合には無効になり、操作部8上の正規のスタートキー8dにより画像読取装置本体6の動作開始の指示を入力するようになっている。
【0084】
他の構成は前記各実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ることが出来るものである。
【0085】
尚、前記各実施形態では、画像読取記録装置としてファクシミリ装置に適用した場合について説明したが、デジタル複写機に適用することも出来る。また、記録シートPに対する画像の記録方式はLED(発光ダイオード)方式等の他の電子写真方式でも良いし、その他の記録方式でも良い。
【0086】
【発明の効果】
以上のように本発明では、原稿載置台の下面と記録シート排出部の上面とに挟まれた空間は、画像読取記録装置の外部であり、画像読取部は、装置内部の待機位置と装置外部との間を移動可能であり、画像読取部により原稿画像読取動作を行わない時は画像読取部が原稿載置台の画像読取範囲領域外または記録シート排出部のシート載置領域外に移動して退避するよう構成した。これにより、記録シート排出部に排出積載された記録シートを取り出すための広い空間を確保することが出来、装置本体の高さ寸法を小さく構成することが出来るので装置本体を設置する際の高さ方向の自由度を確保することが出来る。
【0090】
また、原稿載置台が画像読取部と独立して回動中心を中心に上方に回動するように構成した場合には、原稿載置台を回動させて記録シート排出部の上部から退避させることで、画像読取部による原稿画像読取の使用頻度が少なく、画像記録を主として使用するユーザであっても記録シート排出部に排出積載された記録シートを容易に取り出すことが出来、単体の画像記録装置と同程度の良好な作業性を確保することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第1実施形態の構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第1実施形態の構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。
【図4】原稿載置台及び画像読取部を図3の右方向から見た図である。
【図5】制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第2実施形態の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第2実施形態の構成を示す断面説明図である。
【図8】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第3実施形態の構成を示す斜視図である。
【図9】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第3実施形態の構成を示す斜視図である。
【図10】本発明に係る画像読取装置を備えた画像読取記録装置の第3実施形態の構成を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…画像読取記録装置本体、2…原稿載置台、3…画像記録装置本体、4…画像記録部、4a…駆動部、4b…記録ユニット、4c…画像処理部、4d…センサ、5…記録シート排出部、5a…記録シート排出口、6…画像読取装置本体、7…画像読取部、7a…画像処理部、7b…センサ、8…操作部、8a…テンキー、8b…ファンクションキー、8c…ワンタッチキー、8d…スタートキー、8e…ストップキー、9,9a…原稿押圧部、9b…補助原稿押圧部、10…密着型イメージセンサ、10a…高さ規制部材、11…読取フレーム、11a…ガイド部、12…付勢バネ、13…レーザスキャナユニット、14…記録カートリッジ、15…感光体ドラム、16…現像ローラ、17…カセット給送部、18…カートリッジカバー、18a…回動軸、19…シートカセット、19a…中板、19b…中板バネ、19c…分離爪、20…給送ローラ、21…搬送ローラ対、22…レジスト搬送部、23…レジストローラ対、24…転写帯電器、25…定着装置、26…排出ローラ対、27…MP給送部、28…右カバー、28a…回動軸、29…給送ローラ、30…分離パッド、31…シートパス、32…原稿台ガラス、33…原稿台フレーム、33a…ガイド部、34…圧板フレーム、35…スポンジ、35a…白色板、36…規制部材、37…駆動部、37a…ドライブシャフト、37b…ドライブローラ、38…ケーブル、39…ガイドコロ、40…表示部、40a…LCD、40b…LED、40c…タリーランプ、41…CPU、41a…MPU、41b…ROM、41c…RAM、41d…画像処理部、42…通信制御部、42a…接続部、43…通信網、44…ハンドセット、45…外部インターフェイス、46…外部コンピュータ、47…HDD、48…シート搬送部、49…原稿載置台支柱、49a…ダンパ部材、50…原稿載置台支持部、50a…ダンパ部材、51…原稿載置台ロックユニット、51a…ロック爪、52…原稿載置台位置検知センサ、53…固定部材、61…収納部、62a,62b…スライド装置、71…基板、72a…位置決め部、72b…原稿圧接部、72c…位置決め足、73…補助スポンジ、73a…補助白色板、74…補助スタートキー、D…原稿、P…記録シート

Claims (11)

  1. 画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する画像記録部と、
    前記画像記録部の上部に設けられ、該画像記録部で画像が記録された記録シートを排出収容する記録シート排出部と、
    前記記録シート排出部の上部に設けられ、原稿を載置する原稿載置台と、
    前記原稿載置台の下部で且つ前記記録シート排出部の上部に設けられ、該原稿載置台の画像読取範囲領域を走査して該原稿載置台上に載置された原稿の原稿画像を読み取る画像読取部と、
    を有する画像読取記録装置において、
    前記原稿載置台の下面と前記記録シート排出部の上面とに挟まれた空間は、画像読取記録装置の外部であり、
    前記画像読取部は、装置内部の待機位置と装置外部との間を移動可能であり、原稿画像読取動作を行わない時は、前記原稿載置台の画像読取範囲領域外または前記記録シート排出部のシート載置領域外である前記待機位置に移動することを特徴とする画像読取記録装置。
  2. 記画像読取部の下部に、該画像読取部の前記装置外部における移動時に該画像読取部が記録シート排出部上に排出された記録シートに接触する際の摩擦抵抗を低減する摩擦抵抗低減部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像読取記録装置。
  3. 前記画像読取部は前記原稿載置台の裏面側で且つ該原稿載置台の画像読取範囲領域外に設けられたガイド部材に沿って移動可能に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取記録装置。
  4. 前記画像読取部は密着型イメージセンサと、該密着型イメージセンサを保持する保持手段と、該密着型イメージセンサを前記原稿載置台の裏面側に付勢する付勢手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  5. 前記画像読取部は密着型イメージセンサと、該密着型イメージセンサを移動し得る移動手段と、前記密着型イメージセンサと画像読取記録装置本体とを接続する接続手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  6. 記原稿載置台は、前記画像読取部と独立して回動中心を中心に上方に回動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の画像読取記録装置。
  7. 前記画像読取部による原稿画像読取動作時は前記原稿載置台の所定の位置からの上方への回動を規制し、前記画像読取部により原稿画像読取動作を行わない時は前記回動の規制を解除するように構成したことを特徴とする請求項6に記載の画像読取記録装置。
  8. 前記原稿載置台を下方に押圧した際に該原稿載置台は所定の抵抗を持って下方に回動し、前記下方への押圧が解除された際に該原稿載置台を所定の位置に復帰させるダンパー手段を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像読取記録装置。
  9. 前記原稿載置台が所定の位置にあるか否かを検知する位置検知手段を有し、該位置検知手段による検知情報により前記原稿載置台が所定の位置にないことが検知された時、前記画像読取部の動作を停止させる制御部を有することを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  10. 前記原稿載置台を画像読取記録装置本体に対して略垂直に起立した状態まで回動させた状態で該原稿載置台の回動を規制する規制部材を有することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
  11. 前記記録シート排出部の上面に開閉可能なカバーを有し、前記原稿載置台を上方に回動させた状態で前記カバーが該原稿載置台と干渉することなく開放出来るように構成したことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の画像読取記録装置。
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