JPH07283819A - パケット交換装置およびパケットのブロック間同期転送における位相設定方法 - Google Patents

パケット交換装置およびパケットのブロック間同期転送における位相設定方法

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JPH07283819A
JPH07283819A JP6073408A JP7340894A JPH07283819A JP H07283819 A JPH07283819 A JP H07283819A JP 6073408 A JP6073408 A JP 6073408A JP 7340894 A JP7340894 A JP 7340894A JP H07283819 A JPH07283819 A JP H07283819A
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JP6073408A
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Kenzo Imai
謙三 今井
Yoshiko Motoki
由子 本木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置内の機能ブロック間で同期転送を行なう際
の、同期転送用の位相値の最適値を設定する。 【構成】 発生/チェック部326は、各ブロック間で
固定長パケットの送出タイミングの位相を設定するため
に、あらかじめ定めたテスト用固定長パケットをブロッ
ク間に伝送する。発生/チェック部326は、伝送され
たテスト用固定長パケットを受信し、送出したテスト用
固定長パケットを正しく受信したか否かを判断する。判
断の結果、正しく受信していない場合には、位相設定部
311/318の位相を異なる値に設定し、再度、正し
く受信できるまでテスト用固定長パケットを送出する。
正しく受信したときの位相を最適な位相とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換装置の非
同期転送モードのパケット送受信方法に係り、特に、装
置内の機能ブロック間においてパケットを同期転送する
際の位相設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】固定長パケットのセルにより通信を実現
するATM(Asynchronous TransferMode)装置は、”
BーISDN入門”(オーム社)に示されるような技術
が従来知られている。ATM装置では、スイッチングの
前段でセルの同期をとるために、セルをバッファに蓄積
して読み出す方法が一般に知られている。例えば、電子
情報通信学会交換システム技術研究報告”ATM交換シ
ステムアーキテクチャの検討”(SSE89−38、3
7および38ページ)に示されるような従来技術があ
る。この従来技術では、バッファとしてFIFO(Firs
t In First Out)を用い、回線側のクロックによりセル
を書き込み、装置内のクロックで読みだすことにより、
クロックの乗せ換えを行なっている。
【0003】一方、音声などの同期データを扱う装置に
おいては、端末間のデータ遅延は、通常最大で23ms以
内であると言われている(電気通信協会”NTT通信網
を理解していただくために”265ページ参照)。AT
Mにおいて音声などの同期データを扱う場合も、この遅
延時間を守る必要がある。
【0004】ATMでは、転送されるデータは非同期で
送られることを前提にしているので、ATM通信を行う
装置間のインタフェース部では、パケット型の待時系デ
ータと同様に、同期データもバッファリングして受信す
ることが必要になる。非同期転送は、同期転送に比べて
多量のデータバッファを必要とし、システムが大きい場
合にバッファリングの回数も増加するためデータ遅延が
大きくなる。
【0005】そこで、一旦バッファリングしたセルを装
置内で処理する場合には、セルの転送を同期転送にする
ことで装置内処理に必要なバッファリング遅延を減らす
方法が考えられる。ATMでは、セルと呼ばれる固定長
のパケットのヘッダ部分に、ヘッダ部のエラー検出用に
HECと呼ばれるデータビットを有し、セルを受信した
際に、このHECデータの位置を検出してセル先頭位置
を認識することができる。この場合、バッファリングし
たセルのHECを検出することによりセルの位置を認識
した後、セルを装置内の同期信号に合わせてバッファか
ら読みだすことで、装置内においてセルを同期転送でき
る。
【0006】さらに、上記同期転送においてスイッチ部
で複数の入力を一度にスイッチングする場合、スイッチ
部での処理回路を簡単にし、処理遅延を低減するため
に、セルを多重化し、スイッチ部への入力セル位相を固
定的に決める方法がある。この方法は、電子情報通信学
会交換システム技術研究報告”共通バッファ形ATMス
イッチのLSI構成法”IN89ー103、51,52
ページに記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、交換装置で
は、収容回線数の変更、システム規模の拡大等に柔軟に
対応できるようにするため、幾つかの機能ブロックに分
かれた装置構成を持つ。上記方法によるATM交換装置
においてシステムを拡張または縮退して運用しようとす
る時、ブロック間のセル転送タイミングはスイッチ部へ
の入力タイミングを基準にする必要が有るため、新たに
ブロックを追加する場合などには、ブロック間の位相を
設定しなおさなければならなくなる。従来は、各ブロッ
ク間の遅延量を計算し、保守者が個別に各ブロックに備
える位相調整を行なうため、多くの作業時間を必要とし
ている。
【0008】また、同一のハードウェアを使用して各規
模のシステムを構築する場合にも、システム構成ごと
に、周辺の温度状況により位相が異なるので、ブロック
間のセル転送タイミングを新たに設定する必要がある。
【0009】本発明は、このような場合において、どの
ような構成に変化しても、セルの転送タイミングの最適
値を自動的に検出し、位相の設定することができるパケ
ット交換装置、および、パケットのブロック間同期転送
における位相設定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、伝送路に接続される複数のインタフェ
ース部と、前記複数のインタフェース部の各々において
入力した固定長パケットを宛先にしたがって交換するス
イッチ部とを有するパケット交換装置であって、当該パ
ケット交換装置内において固定長パケットの同期転送を
行なうべく、固定長パケットの送出タイミングの位相設
定を行なうために、あらかじめ定めたテスト用固定長パ
ケットを発生し、前記インタフェース部と前記スイッチ
部間に当該テスト用固定長パケットを伝送させ、該伝送
されたテスト用固定長パケットを受信する発生/チェッ
ク部を有し、前記複数のインタフェース部の各々は、前
記スイッチ部への固定長パケットの送出タイミングの位
相が設定される位相設定手段を備え、前記発生/チェッ
ク部は、前記発生したテスト用固定長パケットと同一の
固定長パケットを受信したか否かを判断し、判断の結果
に従って前記位相設定手段の位相を設定する。
【0011】
【作用】本発明のパケット交換機装置では、発生/チェ
ック(G/C)部において、固定長パケットの位相設定
を行なうためのあらかじめ定めたテスト用固定長パケッ
トを発生し、インタフェース部とスイッチ部間に当該テ
スト用固定長パケットを送出し、送出されたテスト用固
定長パケットを受信する。例えば、前記スイッチ部から
のテスト用固定長パケットを、当該インタフェース部の
入力に折り返すループバック手段をさらに備えておき、
発生/チェック部は、折り返されたテスト用固定長パケ
ットを、前記スイッチ部から受信するようにしてもよ
い。
【0012】発生/チェック部は、伝送させたテスト用
固定長パケットと同一の固定長パケットを受信したか否
かを判断し、判断の結果に従って前記位相設定手段の位
相を設定する。
【0013】もし、セルが正しく受信さないときは、位
相設定手段に対し、発生/チェック部(もしくは制御部
を備える場合には、制御部)より位相値を変更するよう
に指示した後、再度、テスト用固定長パケットを送出
し、伝送させたテスト用固定長パケットと同一の固定長
パケットを受信するまで上記手順を続ける。判断の結
果、一致した場合の位相を最適な位相とし、位相設定手
段に設定された位相を格納する位相設定テーブルを備え
る場合には、位相設定テーブルにこの最適な位相を記憶
する。
【0014】また、パケットが受信可能な位相の値が複
数有る場合には、これらを全て記憶し、その中の平均値
を、最適な位相として設定しても良い。
【0015】また、多重/分離部を備える場合には、多
重/分離部の位相設定手段を、インタフェース部の位相
設定手段の位相設定より前に、設定していくことによ
り、システム全体を最適なタイミングに調整することが
できる。
【0016】また、発生/チェック部を各インタフェー
ス部にそれぞれ有する場合には、それぞれの発生/チェ
ック部において、宛先を自ブロックとしたテスト用固定
長パケットを送出する。スイッチ部は、このテスト用固
定長パケットを宛先のインタフェース部に送り返すの
で、発生/チェック部ではこれを検出し、上記判断を行
なっていき、最適な位相値を検出する。
【0017】これにより、システムたち上げまたはシス
テム構成変更時の保守者の作業時間を軽減することがで
きる。さらに、保守者は位相設定を意識すること無くシ
ステムの変更ができる。
【0018】
【実施例】まず、図1、図4、図7および図8を参照し
て、本発明による位相設定用固定長パケットによる位相
設定の第1の実施例を説明する。
【0019】図1は、第1の実施例における、固定長パ
ケットの交換処理をするATM交換装置の機能ブロック
図を示している。
【0020】図1において、ATM交換装置30は、固
定長パケットとしてATMセルを用いて交換処理を行な
うとともに、電源立ち上げなどの初期動作において、テ
スト用セルを送出して装置内でループさせて受信するこ
とにより、受信したテスト用セルが読み取れるタイミン
グに各機能ブロックごとに位相を合わせてATM交換装
置内30の同期をとる。ATM交換装置30は、ヘッダ
部に示される宛先に基づきセル単位に交換を行なう一つ
または複数のSW部322/323/324と、外部回
線302を収容してSDHフレーム301を終端してA
TMセルを生成する一つまたは複数のLIF303/3
04/305(Line Interface)と、SW(Switch)部32
2に対するATMセルの送出びLIF−SW間でセルの
多重分離を行う一つまたは複数の多重部312/313
/314と、SW部に接続され、テスト用固定長パケッ
トであるテストセル(図7にフォーマットを示す)の送
出、テストセルの受信、および、受信したテストセルの
内容のチェックを行なうG/C(Generate and Check)部
326とを有する。これらの機能ブロックのそれぞれ
は、CK部327より供給される装置内基準クロックに
同期化して動作する。また、装置内には、共通な基準フ
レーム信号が基準位相生成部329より供給され、ここ
れを装置内のATMセルの転送タイミングの基準として
いる。LIF部、多重部およびSW部の各部は、一つの
回路パッケージを示し、各部はそれぞれn個(nは自然
数)のパッケージを備え、面構成をとる。本実施例にお
いては、それぞれn個(n面)のパッケージを備えてい
る場合を図1に示す。
【0021】LIF部303および多重部312内部に
は、装置内の基準クロックおよび基準位相信号に対して
SW側に出力するテストセルを含む全てのATMセルの
出力位相が任意に設定可能な位相設定部311および3
18と、テストセルを含む全てのATMセル折り返しを
行うループバック部308,309,315および31
6と、ATMセルの宛先を示すヘッダ部を任意のあて先
に書き替える為のヘッダ変換機能310,317および
325とを有する。位相設定部は、例えば、数ビット分
のFIFOやシフトレジスタにより構成することができ
る。さらに、ATM装置30内の制御をする制御部33
2は、CPバス331を介して各部およびG/C部326
に接続されており、各ブロック内の位相設定部における
位相設定、ループバック、ヘッダ部の設定、G/C部に
おけるテストセル発生、停止等を制御する。CPバス33
1の代わりに、各部ごとに個別信号線を設けるようにし
てもよい。さらに、制御部332には、テストセルの送
出指示を受け付けるための入力部31と、障害が発生し
たときにその旨を表示する表示部32とを接続させても
よい。また、制御部332には、各部の折り返しにおけ
る位相情報を格納する位相設定テーブル33を備える。
【0022】図9に、位相設定テーブル33の例を示
す。位相設定テーブルには、後述するように、実装され
ているブロックについての位相を格納している。また、
位相は、0〜2π(rad)の範囲を、位相設定可能な単位
に分け、単位ごとにあらかじめ位相値を定めておく。例
えば、π/12ごとに位相設定が可能な場合には、最小
位相値Pmin=0から、最大位相値PMAX=24として定
めておく。また、図8に示すように、受信可能な範囲は
ある程度幅があるので、位相を検出する際には、各ルー
プバック部でループさせ、テストセル送出時に位相設定
値を最小の位相値から順次位相値を大きくしていき、正
常に受信したときの位相値と、また、位相設定値を最大
の位相値から順次位相値を小さくしていき、正常に受信
したときの位相値との平均をとり、その平均値を位相設
定値している。また、ループバック部は、セルのヘッダ
検出機能を付加することにより、テスト用セルのみをル
ープさせるようにすれば、通常の交換動作時において
も、位相の設定を行なうようにできる。
【0023】まず、図1における通常の交換動作を説明
し、その後、テストセル送出時の動作を説明する。外部
より入力されたデータは、ATM装置30の内部クロッ
クとは非同期のため、まずLIF303の受信バッファ
306に外部からの入力タイミングに従って書き込まれ
る。さらに、受信バッファ306に書き込まれる際に、
ヘッダ検出によりATMセルの先頭が認識される。受信
バッファ306に書き込まれたATMセルは、CK部3
27の基準クロックと、基準位相生成部329の基準フ
レームに同期したタイミングで受信バッファより取り出
され、装置内で同期したデータとなる。このATMセル
は、ヘッダ変換部310で、ヘッダに含まれる宛先に対
応した目的の出回線のアドレスがヘッダに付加される。
ヘッダが変換されたATMセルは、位相設定部311に
おいて、後述する位相設定により設定されている位相
分、位相が調整されて多重部312に入力される。
【0024】多重部312において、ATMセルは多重
され、ヘッダ変換部317で、ヘッダに含まれる宛先に
対応した目的の出回線のアドレスがヘッダに付加され、
位相設定部318において、設定されている位相分、位
相が調整されてSW部322に送出される。SW部32
2では、先にLIF317において変換されATMセル
のヘッダ部に付加された宛先にもとづきセルの交換を行
い、対応する出回線にセルを送出する。
【0025】SW部322からのセルを受けた多重部3
12は、セルを分離し、各LIFに分配し、LIFでは
セルデータを、あらかじめ定めたフレーム上にマッピン
グして、装置外へと送出する。
【0026】次に、図4および図8を参照して位相設定
をする場合の動作について説明する。以下の動作は、シ
ステム立ち上げ時または必要に応じて任意の時間に行っ
てもよい。または、入力部31において位相設定指示の
受け付け後に、以下の動作を行なってもよい。
【0027】図4に、位相設定手順の流れ図を、図8
に、位相設定時の位相変化の様子を示す。
【0028】図4において、制御部322は、CPバス3
31を経由してLIFおよび多重部すべての実装情報を
読み取る(ステップ401)。ここで、実装情報とは、
実装されているパッケージを把握するための情報であ
り、パッケージが実装している場合には実装を示すフラ
グ(図示せず。また、フラグはCPバス331に接続され
ている)がセットされ、フラグを読み取ることにより、
前述したようにn個のパッケージが実装されていれば、
実装情報はnとなる。また、実装される装置側には固有
の実装番地(もしくは装置番号)があらかじめ定められ
ており、実装されている番地が図9に示す位相設定テー
ブルに格納される。実装されているLIFおよび多重部
内部の位相設定部全てに対して、以下の位相設定処理を
実行する。または、実装されるLIFおよび多重部の実
装番地を入力部より入力し、制御部では、入力された実
装番地のLIFおよび多重部内部の位相設定部に対して
位相設定処理を実行するようにしてもよい。
【0029】つぎに、制御部332は、SW部322に
近い多重部において、N=1の多重部312に対し(ス
テップ4011)、SW側へループバックを行なうよう
にループバック部315および316を設定し(ステッ
プ402)、ヘッダ変換部325にテスト用セルのヘッ
ダを多重部312宛を示すように設定する(ステップ4
03)。また、テスト用セルをG/C部326に折り返
すため、多重部312内のヘッダ変換部317に対し、
ヘッダ変換部を通過するテスト用セルのヘッダの内容
を、多重部312宛からG/C部326宛に変換するよ
うに指示する。テスト用セルには、図7に示すヘッダ部
1に、テスト用セル識別用に予め定義されたVPI(Vir
tual Path Identifier)、VCI(Virtual Channel Iden
tifier)のヘッダが付加される。
【0030】つぎに、多重部312内の位相設定部31
8に対して、基準クロック328および基準フレーム3
30で示される基準タイミングに対してどのタイミング
でATMセルを出力するかを決める位相値Pを設定する
(ステップ404)。この時、制御部から初期値として
設定可能な位相値の内、プラス側の最大位相値PMAX
(もしくは最小位相値Pmin)が設定される。ついで、
G/C部326では、テスト用セルを生成し、生成され
たテスト用セルがSW322で交換され、多重部312
に向けて送出される。さらに、テスト用セルは、多重部
312内のループバック部316および315により、
SW部322に向けて折り返され、さらに多重部312
内のヘッダ変換部317でG/C部326宛にヘッダを
変換され、SW322でG/C部326に交換され、G
/C部326に戻ってくる。
【0031】G/C部326は、前述したヘッダ部1に
記されたテスト用セル識別用のVPI,VCIを持った
テスト用セルのヘッダを検出する(ステップ405)。
ヘッダが正しく検出できた場合には、導通している旨を
制御部332に通知する。
【0032】また、テスト用セルを複数送出し、テスト
用セルのデータに、送出順序を示すシーケンスNo.を
付加しておき、G/C部326で受信されたテスト用セ
ルのシーケンスNo.が、送出した順番と同じ順番に受
信されているかを調べることにより、全セルが正しく折
り返されていることを確認する方法を取ってもよい。ま
た、データ内にその他のチェック用ビットパターンを設
定しておき、このチェック用ビットパターンを検出する
ようにしてもよい。
【0033】受信したテスト用セルのヘッダが正しく受
信できなかったり、シーケンス番号から判断される受信
テスト用セル数が送信テスト用セル数と食い違った場合
や、受信した順番が送信した順番と異なるときには、制
御部332に正常でないことを通知する。制御部332
では、正常でないことが通知されると、位相値Pの設定
値が最小位相値Pminより小さいか否かを判断し(もし
くは最大位相値PMAXより大きいか否かを判断し)(ス
テップ406)、位相値Pの設定値が最小位相値Pmin
より小さくない場合(もしくは最大位相値PMAXより大
きくない場合)には、位相設定部318に対して位相値
Pを1単位分減少させる(または増加させる)ように指
示する(ステップ407)。以上、ステップ405から
ステップ407までのステップを、ヘッダが正しく検出
できるまでテスト用セルを送出して繰り返す。また、ス
テップ405において、テスト用セル送出後、あらかじ
め定めた時間の間にテスト用セルを受信できない場合に
は、ステップ406に移行するようにしてもよい。
【0034】G/C部326でテスト用セルが正しく受
信できた場合には、制御部332は、その時の位相値P
の値を、図9に示すように、+側の導通可能な最大位相
P+(もしくはー側の導通可能な最大位相Pー)として
位相設定テーブル33に格納する(ステップ408)。
【0035】ついで、位相値Pの値を、設定可能な最小
値Pmin(もしくは設定可能な最大値PMAX)に設定し
(ステップ409)、上述した手順と同様に、テスト用
セルの送受を行い、ステップ410から412におい
て、テスト用セルを正常に受信できるまでPの値を1単
位分ずつ変更していく。G/C部326でテスト用セル
が正しく受信できた場合には、制御部332は、その時
のPの値を、ー側の導通可能な最大位相Pー(もしくは
+側の導通可能な最大位相P+)として位相設定テーブ
ル33に格納する(ステップ413)。
【0036】制御部332では、格納された最大位相P
+と最小位相Pーとの平均値を計算し(ステップ41
4)、求めた平均値を最適な位相設定値Pとして、位相
設定テーブル33に格納するとともに、位相設定部31
8に設定する。これにより、多重部312に対する位相
設定を完了する。以下、同様にして、全ての多重部(2
〜nまで)に対し位相設定を行う(ステップ416およ
びステップ417)。
【0037】また、ステップ406において位相値Pの
設定値が最小位相値Pminより小さい場合と、ステップ
411において位相値Pの設定値が最大位相値PMAXよ
り大きい場合には、全ての位相値において導通がとれな
かったときであるとして、導通障害である旨を制御部3
32に通知する。導通障害の通知があると制御部332
では、表示部32に、導通障害が発生したことを障害の
発生したブロックの実装番地とともに表示する。また、
制御部332は、導通障害が発生した場合には、あらか
じめ定めた警告音や警告メッセージ等を出力するように
してもよい。
【0038】さらに、LIF部に対しても同様に、位相
設定を行う。これにより、システム全体で位相値が最適
化される。
【0039】また、位相値設定後に、システムの再立ち
上げを行なうときに、位相設定テーブル33に格納され
ている位相設定値Pをそれぞれの位相設定部に再設定す
るようにしてもよい。
【0040】つぎに、図5、図6、図7および図8を参
照して第2の実施例を説明する。
【0041】図5は、第2の実施例における、固定長パ
ケットの交換処理をするATM交換装置の機能ブロック
図を示している。第2の実施例においては、G/C部を
各ブロックごとに備える場合について説明する。このた
め、第1の実施例におけるループバック部の代わりに、
各ブロックにおいて、外部から入力されたATMセル
と、G/C部から送出されたテスト用セルとを切り換え
るセレクタを設ける。さらに、各々のG/C部から送出
するテスト用セルは、異なるヘッダを付加するようにあ
らかじめ定めておく。
【0042】図5において、ATM交換装置50は、ヘ
ッダ部に示される宛先に基づきセル単位に交換を行なう
一つまたは複数のSW部519/520/521と、外
部回線502を収容してSDHフレーム501を終端し
てATMセルを生成する一つまたは複数のLIF503
/504/505(Line Interface)と、SW(Switch)部
322に対するATMセルの送出びLIF−SW間でセ
ルの多重分離を行う一つまたは複数の多重部512/5
13/514とを有する。これらの機能ブロックのそれ
ぞれは、CK部525より供給される装置内基準クロッ
クに同期化して動作する。また、装置内には、共通な基
準フレーム信号が基準位相生成部527より供給され、
ここれを装置内のATMセルの転送タイミングの基準と
している。
【0043】また、LIFおよび多重部の各ブロックに
は、装置内の基準クロックおよび基準位相信号に対して
SW側に出力するテストセルを含む全てのATMセルの
出力位相が任意に設定可能な位相設定部511/518
と、ATMセルの宛先を示すヘッダ部を任意のあて先に
書き替える為のヘッダ変換機能510,517と、テス
ト用固定長パケットであるテストセル(図7にフォーマ
ットを示す)の送出、テストセルの受信、および、受信
したテストセルの内容のチェックを行なうG/C(Gener
ate and Check)部509/516とを有する。また、通
常のATMセルとテスト用セルとを切替るためのセレク
タ508/515を有する。さらに、装置内の制御をす
る制御部529は、CPバス530を介して各ブロックに
接続されており、各ブロック内の位相設定部における位
相設定、ヘッダ部の設定、G/C部におけるテストセル
発生、停止、セレクタ508,515対するテスト用セ
ルと通常のATMセルとの切替等を制御する。さらに、
第1の実施例と同様に、制御部529には、テストセル
の送出指示を受け付けるための入力部51と、障害が発
生したときにその旨を表示する表示部52と、各部の折
り返しにおける位相情報を格納する位相設定テーブル5
3とを備えてもよい。
【0044】つぎに、図5における通常の交換動作を説
明する。外部より入力されたデータは、装置内クロック
とは非同期のため、まずLIF503の受信バッファ5
06に外部からの入力タイミングに従って書き込まれ
る。さらに、受信バッファ506に書き込まれる際に、
ヘッダ検出によりATMセルの先頭が認識される。受信
バッファ506に書き込まれたATMセルは、CK部5
25の基準クロックと、基準位相生成部527の基準フ
レームに同期したタイミングで受信バッファより取り出
され、装置内で同期したデータとなる。このATMセル
は、ヘッダ変換部510で、ヘッダに含まれる宛先に対
応した目的の出回線のアドレスがヘッダに付加される。
ヘッダが変換されたATMセルは、位相設定部511に
おいて、後述する位相設定により設定されている位相
分、位相が調整されて多重部512に入力される。
【0045】多重部512において、ATMセルは多重
され、ヘッダ変換部517で、ヘッダに含まれる宛先に
対応した目的の出回線のアドレスがヘッダに付加され、
位相設定部518において、設定されている位相分、位
相が調整されてSW部519に送出される。SW部51
9では、先にLIF503において変換されATMセル
のヘッダ部に付加された宛先にもとづきセルの交換を行
い、対応する出回線にセルを送出する。
【0046】SW部519からのセルを受けた多重部5
12は、セルを分離し、各LIFに分配し、LIFでは
セルデータを、あらかじめ定めたSDHフレーム上にマ
ッピングして、装置外へと送出する。
【0047】つぎに、図6および図8を参照して位相設
定をする場合の動作について説明する。以下の動作は、
システム立ち上げ時または必要に応じて任意の時間に行
ってもよい。図6に、位相設定手順の流れ図を、図8
に、位相設定時の位相変化の様子を示す。
【0048】図6において、制御部529は、でCPバス
530を経由して(あるいは個別信号線を用いてもよ
い)LIFおよび多重部の実装情報を読み取る(ステッ
プ601。実装されているLIFおよび多重部の実装番
地を図9に示す位相設定テーブルに格納し、実装されて
いるLIFおよび多重部内部の位相設定部全てに対して
以下の位相設定処理を実行する。
【0049】つぎに、制御部529は、SW部519に
近い多重部において、N=1の多重部512に対し(ス
テップ6011)、テスト用セルを疎通させるようセレ
クタ515を切り換える(ステップ602)。また、送
出するテスト用セルのヘッダを多重部512宛を示すよ
うに設定する(ステップ603)。またテスト用セルを
G/C部516で受信するため、多重部512内のヘッ
ダ変換部517に対し、ヘッダ変換部517を通過する
テスト用セルのヘッダの内容を、G/C部516宛(多
重部512宛であり、また、特定のG/C部516宛の
ヘッダとする)に変換するように指示する。
【0050】つぎに、多重部512内の位相設定部51
8に対して、基準クロック526および基準フレーム5
28で示される基準タイミングに対してどのタイミング
でATMセルを出力するかを決める位相値Pを設定する
(ステップ604)。この時、制御部から初期値として
設定可能な位相値の内、プラス側の最大位相値PMAX
(もしくは最小位相値Pmin)が設定される。ついで、
G/C部516では、テスト用セルを生成し、生成され
てテスト用セルがスイッチ部519に向けて送出され、
このときテスト用セルはヘッダに従ってスイッチ内で交
換され、多重部512に向けて折り返され、多重部51
2内のG/C部516に戻って来る。
【0051】G/C部516は、ヘッダ1内に記された
テスト用セル識別用の特別のVPI,VCIを持ったテ
スト用セルのヘッダを検出する(ステップ605)。
【0052】受信したテスト用セルのヘッダが正しく受
信できなかった場合、制御部529に正常でないことを
通知する。制御部529では、正常でないことが通知さ
れると、位相値Pの設定値が最小位相値Pminより小さ
いか否かを判断し(もしくは最大位相値PMAXより大き
いか否かを判断し)(ステップ606)、位相値Pの設
定値が最小位相値Pminより小さくない場合(もしくは
最大位相値PMAXより大きくない場合)には、位相設定
部518に対して位相値Pを1単位分減少させる(また
は増加させる)ように指示する(ステップ607)。以
上、605から607までのステップを、ヘッダが正し
く検出できるまでテスト用セルを送出して繰り返す。ま
た、ステップ605において、テスト用セル送出後、あ
らかじめ定めた時間の間にテスト用セルを受信できない
場合には、ステップ606に移行するようにしてもよ
い。
【0053】G/C部516でテスト用セルが正しく受
信できた場合には、制御部529は、その時の位相値P
の値を、図9に示すように、+側の導通可能な最大位相
P+(もしくはー側の導通可能な最大位相Pー)として
位相設定テーブル33に格納する(ステップ608)。
【0054】ついで、位相値Pの値を、設定可能な最小
値Pmin(もしくは設定可能な最大値PMAX)に設定し
(ステップ609)、上述した手順と同様に、テスト用
セルの送受を行い、ステップ610から612におい
て、テスト用セルを正常に受信できるまでPの値を1単
位分ずつ変更していく。G/C部516でテスト用セル
が正しく受信できた場合には、制御部529は、その時
のPの値を、ー側の導通可能な最大位相Pー(もしくは
+側の導通可能な最大位相P+)として位相設定テーブ
ル33に格納する(ステップ613)。
【0055】制御部529では、格納された最大位相P
+と最小位相Pーとの平均値を計算し(ステップ61
4)、求めた平均値を最適な位相設定値Pとして、位相
設定テーブル33に格納するとともに、位相設定部51
8に設定する。これにより、多重部512に対する位相
設定を完了する。以下同様にして全ての多重部に対し位
相設定を行う(ステップ616およびステップ61
7)。ついで、LIF部に対して同様に設定を行う。こ
れにより、システム全体で位相値が最適化される。
【0056】また、ステップ606において位相値Pの
設定値が最小位相値Pminより小さい場合と、ステップ
611において位相値Pの設定値が最大位相値PMAXよ
り大きい場合には、全ての位相値において導通がとれな
かったときであるとして、導通障害である旨を制御部5
29に通知する。導通障害の通知があると制御部529
では、表示部52に、導通障害が発生したことを障害の
発生したブロックの実装番地とともに表示する。また、
制御部529は、導通障害が発生した場合には、あらか
じめ定めた警告音や警告メッセージ等を出力するように
してもよい。
【0057】以上のように処理することで、新規立ち上
げ時におけるブロック間の位相設定を行なうことができ
る。このため、従来個別に設定していた保守の作業量を
軽減することができる。また、位相設定動作を、任意の
時間に実行させれば、システムの安定性を増すことがで
きる。さらに、位相設定を行なえない場合には、その旨
を通知するので、保守者は導通障害が発生したことを認
識できる。
【0058】また、上記第1および第2の実施例は、図
3に示すような共通バッファ形ATMスイッチの構成に
おいて位相設定を行なう場合を例にしたが、図2に示す
ような、共通バス形のスイッチ構成とる場合にも適用す
ることができる。図2に示す共通バス形スイッチにおい
ては、LIF303/304/305においてセル送信
タイミングの位相が調整され、MUX部201を介して
時分割バス202においてセル多重を行なう。あらかじ
め定めた宛先のみを受信するヘッダフィルタ203,2
04,205により、時分割バス202から自分の宛先
の付いたセルだけを取り出し、バッファ206,20
7,208のそれぞれに蓄積させる。この共通バス形ス
イッチにおいても共通バッファ形スイッチと同様に、バ
ス202におけるタイミングに合わせて、LIF303
/304/305からのセル送出タイミングを設定する
ことができる。
【0059】このように、本実施例によれば、入力した
固定長パケットを宛先にしたがって交換する、複数の機
能ブロックを備えるパケット交換装置において、ブロッ
ク間の位相を設定し、ブロック間同期転送を可能とする
ことができる。
【0060】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によれば、収容
回線数の変更、システム規模の変更等あるいはシステム
の新規立ち上げ時におけるブロック間の位相設定を行な
うことができる。このため、従来個別に設定していた保
守の作業量を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のG/C部を共通に有する固定長
パケット交換機のブロック図。
【図2】共通バス形スイッチのブロック図。
【図3】共通バッファ形スイッチのブロック図。
【図4】第1の実施例における位相設定方法のフローチ
ャート。
【図5】第2の実施例のG/C部を各ブロックごとに有
する場合の固定長パケット交換装置のブロック図。
【図6】第2の実施例における位相設定方法のフローチ
ャート。
【図7】テスト用セルのフォーマット。
【図8】位相設定時のテスト用セルの位相の変化の様子
を示した説明図。
【図9】位相設定テーブルの内容を示す説明図。
【符号の説明】
104・105・106・209・210・211…回
線、107・108・109・214・212・213
・800・801…セル、101・201…多重器、1
03…分離器、102・…共通メモリ、203・205
・205…ヘッダフィルタ、206・207・208…
バッファ、201・301・…データフレーム、303
・304・305・503・504・505…LIF、
312・313・314・512・513・514…多
重部、322・323・324、519・520・52
1・…スイッチ部、306・307・506・507…
データバッファ、310・317・325・510・5
17・…ヘッダ変換機能部、311・318・511・
518…位相設定機能部、308・309・315・3
16…ループバック機能、332・529…制御部、3
29・527…基準位相生成部、321・524…共通
メモリ、327・525…CK部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路に接続される複数のインタフェース
    部と、前記複数のインタフェース部の各々において入力
    した固定長パケットを宛先にしたがって交換するスイッ
    チ部とを有するパケット交換装置であって、 当該パケット交換装置内において固定長パケットの同期
    転送を行なうべく、固定長パケットの送出タイミングの
    位相設定を行なうために、あらかじめ定めたテスト用固
    定長パケットを発生し、前記インタフェース部と前記ス
    イッチ部間に当該テスト用固定長パケットを伝送させ、
    該伝送されたテスト用固定長パケットを受信する発生/
    チェック部を有し、 前記複数のインタフェース部の各々は、前記スイッチ部
    への固定長パケットの送出タイミングの位相が設定され
    る位相設定手段を備え、 前記発生/チェック部は、前記発生したテスト用固定長
    パケットと同一の固定長パケットを受信したか否かを判
    断し、判断の結果に従って前記位相設定手段の位相を設
    定することを特徴とするパケット交換装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記発生/チェック部
    は、前記判断の結果、発生したテスト用固定長パケット
    と同一の固定長パケットを受信できなかったときに、前
    記位相設定手段による送出タイミングの位相をずらして
    設定し、判断の結果が一致するまでテスト用固定長パケ
    ットを送出し、一致したときの位相を最適な位相として
    設定することを特徴とするパケット交換装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記発生/チェック部
    は、前記位相設定手段の位相をずらして設定するのに、
    前記位相の最小値からあらかじめ定めた移相量ずつ位相
    を大きくしていくことを特徴とするパケット交換装置。
  4. 【請求項4】請求項2において、前記発生/チェック部
    は、前記位相設定手段の位相をずらして設定するのに、
    前記位相の最大値からあらかじめ定めた移相量ずつ位相
    を小さくしていくことを特徴とするパケット交換装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記発生/チェック部
    は、前記位相の最小値からあらかじめ定めた移相量ずつ
    位相を大きくしていき、前記判断の結果が一致するまで
    テスト用固定長パケットを送出し、前記判断の結果が一
    致したときの位相と、前記位相の最大値からあらかじめ
    定めた移相量ずつ位相を小さくしていき、前記判断の結
    果が一致するまでテスト用固定長パケットを送出し、前
    記判断の結果が一致したときの位相との平均値を、最適
    な位相として設定することを特徴とするパケット交換装
    置。
  6. 【請求項6】請求項2において、前記発生/チェック部
    は、前記テスト用固定長パケットを、前記スイッチ部に
    送出し、 前記複数のインタフェース部の各々は、前記スイッチ部
    からのテスト用固定長パケットを、当該インタフェース
    部の入力に折り返すループバック手段をさらに備え、 前記発生/チェック部は、折り返されたテスト用固定長
    パケットを、前記スイッチ部から受信することを特徴と
    するパケット交換装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記発生/チェック部
    は、前記テスト用固定長パケットに送出順序番号を付加
    して、前記テスト用固定長パケットを複数送出し、受信
    後に、前記テスト用固定長パケットに付加された送出順
    序番号を参照し、送出した順番にテスト用固定長パケッ
    トを受信していないことを検出することを特徴とするパ
    ケット交換装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記発生/チェック部
    への前記テスト用固定長パケットの送出指示を受け付け
    る入力部をさらに有することを特徴とするパケット交換
    装置。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記発生/チェック部
    による判断の結果、発生したテスト用固定長パケットが
    正しく受信しなかった旨を表示出力する表示部をさらに
    有することを特徴とするパケット交換装置。
  10. 【請求項10】請求項7において、前記発生/チェック
    部により、送出した順番にテスト用固定長パケットを受
    信していない旨を表示出力する表示部をさらに有するこ
    とを特徴とするパケット交換装置。
  11. 【請求項11】請求項1において、前記インタフェース
    部で入力した固定長パケットを宛先ごとに多重し、前記
    スイッチ部で交換された多重された固定長パケットを分
    離し、前記インタフェース部に送出する多重/分離部を
    さらに有し、 前記多重/分離部は、前記スイッチ部への固定長パケッ
    トの送出タイミングの位相が設定される位相設定手段を
    備え、 前記発生/チェック部は、前記インタフェース部と前記
    スイッチ部間に前記テスト用固定長パケットを伝送する
    前に、前記多重/分離部と前記スイッチ部間にテスト用
    固定長パケットを伝送し、伝送したテスト用固定長パケ
    ットと同一の固定長パケットを受信したか否かを判断
    し、判断の結果に従って前記多重/分離部の位相設定手
    段の位相をさらに設定することを特徴とするパケット交
    換装置。
  12. 【請求項12】請求項1において、前記複数のインタフ
    ェース部の各々の位相設定手段に設定された位相を格納
    する位相設定テーブルと、当該パケット交換装置の立ち
    上げ時に、前記複数のインタフェース部の各々の位相設
    定手段に、前記位相設定テーブルに格納されている位相
    を設定する制御部とをさらに有することを特徴とするパ
    ケット交換装置。
  13. 【請求項13】請求項1において、前記発生/チェック
    部は、前記複数のインタフェース部の各々に備えること
    を特徴とするパケット交換装置。
  14. 【請求項14】入力した固定長パケットを宛先にしたが
    って交換する、複数の機能ブロックを備えるパケット交
    換装置におけるパケットのブロック間同期転送における
    位相設定方法であって、 各ブロック間で固定長パケットの送出タイミングの位相
    を設定する第1のステップと当該パケット交換装置内に
    おいて固定長パケットの同期転送を行なうべく、固定長
    パケットの送出タイミングの位相設定を行なうために、
    あらかじめ定めたテスト用固定長パケットを前記ブロッ
    ク間に伝送させる第2のステップと、 前記ブロック間に伝送させたテスト用固定長パケットを
    受信する第3のステップと、 伝送させたテスト用固定長パケットと同一の固定長パケ
    ットを受信したか否かを判断する第4のステップと、 前記判断の結果、伝送させたテスト用固定長パケットと
    同一の固定長パケットを受信できなかった場合には、前
    記位相を異なる値に設定し、前記第2のステップに戻る
    第5のステップと、 前記判断の結果、伝送させたテスト用固定長パケットと
    同一の固定長パケットを受信したときに、前記位相を最
    適な位相とすることを特徴とするパケットのブロック間
    同期転送における位相設定方法。
JP6073408A 1994-04-12 1994-04-12 パケット交換装置およびパケットのブロック間同期転送における位相設定方法 Pending JPH07283819A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1950640A1 (en) 2007-01-24 2008-07-30 Fujitsu Ltd. Phase adjusting function evaluating method, transmission margin measuring method, information processing apparatus, program and computer readable information recording medium
WO2010113213A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 富士通株式会社 位相調整回路の自己試験装置及び方法

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