JPH0728340A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0728340A
JPH0728340A JP19307693A JP19307693A JPH0728340A JP H0728340 A JPH0728340 A JP H0728340A JP 19307693 A JP19307693 A JP 19307693A JP 19307693 A JP19307693 A JP 19307693A JP H0728340 A JPH0728340 A JP H0728340A
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JP
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recording material
transfer
brush
image
image forming
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JP19307693A
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Shinichi Onodera
小野寺  真一
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写ドラムの絶縁部材に近接する記録材の先
端部及び後端部の帯電効率の低下に起因するジャムを防
止し且つ転写不良を改善する。 【構成】 連結部材50cを囲繞する絶縁部材51に近
接して導電性のブロック部材70、71を設ける。これ
により、導電ブラシ41がブロック部材70、71を通
過する際に、記録材Pの先端部及び後端部側の非画像域
近傍も帯電される。従って、記録材Pの先端部及び後端
部近傍の帯電効率の低下を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式或は静電
記録方式等の画像形成装置に関し、特に像担持体上に形
成されたトナー像の如き可視画像を、シート状の記録材
担持体上に担持した記録材に転写して画像を得る画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、フルカラー画像を形成するた
めの従来のカラー画像形成装置を示す全体構成図であ
る。同図において、カラー画像形成装置は、像担持体で
ある感光ドラム1が矢印方向に回転自在に支持され、感
光ドラム1の周りにコロナ帯電器2、光学系3、現像装
置4、転写装置5、及びクリーニング器6が配置され
る。
【0003】光学系3は、原稿走査部と色分解フィルタ
からなり、色分解された光像、又はこれに相当する光像
Eを感光ドラム1に照射する例えば図示レーザビーム露
光装置である。
【0004】コロナ帯電器2により均一に帯電された感
光ドラム1に、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を
形成する。現像装置4は回転現像器とされ、その中心軸
4bの周りに4個の現像器、即ちブラック現像器4B
k、シアン現像器4c、マゼンタ現像器4m、イエロー
現像器4yを配置し、所定の現像器を感光ドラム1に対
向した現像位置へと回転させて感光ドラム1上の潜像を
現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体としたトナーによ
り画像を形成する。
【0005】さらに、感光ドラム1上のトナー画像は、
記録材カセット7から搬送系及び転写装置5を介して、
図中点線で示す経路を通り、感光ドラム1と対向した位
置に供給された記録材に転写される。転写装置5は、転
写ドラム5a、転写コロナ帯電器5b、記録材を静電吸
着させるための吸着コロナ帯電器5cと対向する吸着ロ
ーラ5g、内側コロナ帯電器5d、及び外側コロナ帯電
器5eを有し、回転駆動されるように軸支された転写ド
ラム5aの周面開口域には誘電体からなるシート状の記
録材担持部材である転写シート5fが円筒状に一体的に
張設されている。
【0006】転写ドラム5aが回転するに従って、感光
ドラム1上のトナー像は転写コロナ帯電器5bにより転
写シート5fに担持された記録材上に転写される。
【0007】転写シート5fに吸着搬送された記録材に
は所望数の色画像が転写され、フルカラー画像が形成さ
れる。
【0008】このようにして所望数のトナー像の転写が
終了すると、記録材は転写ドラム5aから分離帯電器5
h及び分離手段8によって分離され、熱ローラ定着器9
を介してトレイ10に排紙される。
【0009】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃された後、再度画像形
成工程に供せられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の転写ドラム5a
は、図12に示すように、一対のリング部材50a、5
0bを連結部材50cによって同心状に、且つ一体的に
連結して枠体を形成し、この枠体の周面開口域に転写シ
ート5fを円筒状に巻装することにより構成されてい
る。又、図13に示すように、転写ドラム5aには連結
部材50cとその周囲とを含む、記録材Pが吸着しない
非画像域が形成されており、この連結部材50cを含む
非画像域を大略覆うように絶縁部材51が設けられ、帯
電時のリークを防止している。
【0011】ところで、上記転写装置5における転写コ
ロナ帯電器5b、内側コロナ帯電器5d及び吸着コロナ
帯電器5cは、いわゆるコロナ放電によって帯電を行う
ものであるが、帯電効率を高めるため、コロナ放電に代
えて、図14に示すような導電性ブラシで構成した転写
帯電ブラシ40a、内側帯電ブラシ40b、及び吸着帯
電ブラシ40cを用いて接触帯電を行う転写装置が提案
されている。
【0012】また、このような転写装置においては、帯
電ブラシ41が上記絶縁部材51(図13)を通過する
際のショックによって画像ブレ、色ズレ等が発生するの
を防止するために、図15に示すように、絶縁部材51
には帯電ブラシ41の相対的移動方向に対して直角に交
差するように傾斜した斜面52a、52bが形成されて
いる。
【0013】しかしながら、このように絶縁部材51に
斜面52a、52bが形成されているため、絶縁部材5
1と記録材Pの先端又は後端とが近接する。その結果、
記録材Pの先端及び後端における帯電効率が低下し、記
録材Pの吸着不良によるジャム、即ち紙づまりの発生、
及び記録材先端及び後端近傍の転写不良の発生等を招来
するという問題があった。これに対して、絶縁部材51
と記録材Pの先端及び後端との距離を確保しようとした
場合には、転写ドラム5aの径を大きくしなければなら
ず、装置の大型化を招くという問題があった。
【0014】従って、本発明の目的は、絶縁部材に近接
する記録材の先端部及び後端部の帯電効率の低下に起因
するジャム及び転写不良を、装置を大型化することな
く、且つ画像ブレや色ブレ等の発生を伴わずに防止し
て、信頼性が高く、高品位の画像を得ることのできる画
像形成装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
同心状に離間して配置された一対のリング部材を連結部
材により連結して枠体を形成し、該枠体の周面開口域に
シート状記録材担持部材を巻装してなる回転自在な記録
材担持体と、該記録材担持体内に配置された帯電手段と
を有する転写装置によって、像担持体に形成された可視
画像を記録材に転写して画像を得る画像形成装置におい
て、前記帯電手段と前記枠体とを絶縁する絶縁部材と、
前記枠体から絶縁され、且つ前記絶縁部材に近接して設
けられた導電性部材とを有することを特徴とする画像形
成装置である。
【0016】前記導電性部材は可撓性を有することが好
ましい。
【0017】また、前記導電性部材はブラシであること
が好ましい。
【0018】好ましくは、前記導電性部材にその前記帯
電手段側に絶縁シートが取り付けられ、且つ前記導電性
部材に給電手段が接続されている。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則
して更に詳しく説明する。
【0020】実施例1 図1ないし5を参照して、本発明による画像形成装置の
第1の実施例について説明する。
【0021】図1に示すカラー画像形成装置の全体構成
図において、カラー画像形成装置は、上部にデジタルカ
ラー画像リーダ部、下部にデジタルカラー画像プリント
部を備えている。
【0022】リーダ部において、原稿30を原稿台31
上に載せ、露光ランプ32により露光走査することによ
り、原稿30からの反射光像Eを、レンズ33によりフ
ルカラーセンサ34に集光し、図示しない増幅回路を経
て、図示しないビデオ処理ユニットにて処理を施され、
プリンタ部に送出される。
【0023】プリンタ部において、像担持体である感光
ドラム1は矢印方向に回転自在に支持され、感光ドラム
1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器2、レーザ
露光光学系3、電位センサ12、色の異なる4個の現像
器4y、4c、4m、4Bk、ドラム上光量検知手段1
3、転写装置5及びクリーニング器6が配置される。レ
ーザ露光光学系3において、リーダ部からの画像信号
は、図面に示さないレーザ出力部にて光信号に変換さ
れ、変換されたレーザ光がポリゴンミラー3aで反射さ
れ、レンズ3b及びミラー3cを通って、感光ドラム1
の面に投影される。
【0024】プリンタ部の画像形成時には、感光ドラム
1を矢印方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した
後の感光ドラム1を帯電器2により均一に帯電させて、
各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0025】次に、所定の現像器を動作させて、感光ド
ラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を基体
としたトナー画像を形成する。現像器は、偏心カム24
y、24c、24m、24Bkの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に接近して現像を行う。
更に、感光ドラム1上のトナー画像を、記録材カセット
7から搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対
向した位置に供給された記録材に転写する。
【0026】転写装置5は、記録材担持体である転写ド
ラム5a、転写帯電ブラシ60a、記録材を静電吸着さ
せるための吸着帯電ブラシ60bと対向する吸着ローラ
5g、内側帯電ブラシ60c、及び外側帯電器5eを有
し、回転駆動されるように軸支された転写ドラム5aの
周面開口域には誘電体からなるシート状記録材担持部材
である転写シート5fを円筒状に一体的に張設してい
る。転写シート5fはポリカーボネートフィルム等の誘
電体シートを使用している。
【0027】ドラム状とされる転写装置、即ち転写ドラ
ム5aを回転させるに従って感光ドラム1上のトナー像
は、転写帯電ブラシ50aにより転写シート5fに担持
された記録材上に転写する。
【0028】このように転写シート5fに吸着搬送され
る記録材には所望数の色画像が転写され、フルカラー画
像を形成する。
【0029】フルカラー画像形成の場合、このようにし
て4色のトナー像の転写を終了すると記録材を転写ドラ
ム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ及び分離帯電
器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介し
てトレイ10に排紙する。
【0030】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後、再度画像形成
工程に供される。
【0031】尚、記録材の両面に画像を形成する場合に
は、記録材を定着器9から排出後、すぐに搬送パス切替
ガイド19を駆動し、搬送縦パス20を経て、反転パス
21aにいったん導いた後、反転ローラ21bの逆転に
より、送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた
方向と反対向きに退出させ、中間トレイ22に収納す
る。その後再び上述した画像形成工程によって他方の面
に画像を形成する。
【0032】また、転写ドラム5aの転写シート5f上
の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止す
るために、ファーブラシ14と転写シート5fを介して
ファーブラシ14に対向するバックアップブラシ15
や、オイル除去ローラ16と転写シート5fを介してオ
イル除去ローラ16に対向するバックアップブラシ17
の作用により清掃を行う。このような清掃は画像形成前
もしくは後に行い、また、ジャム、即ち紙づまりの発生
時には随時行う。
【0033】また、本実施例におけるカラー画像形成装
置は、所望のタイミングで偏心カム25を動作させ、転
写ドラム5aと一体化しているカムフォロワ5iを作動
させることにより、転写シート5fと感光ドラム1との
ギャップを任意に設定可能な構成とされている。これに
より、例えば、スタンバイ中または電源オフ時に転写ド
ラム5aと感光ドラム1との間隔を離すことができる。
【0034】次に、本発明の特徴部分である上記の転写
ドラム5aについて詳細に説明する。転写ドラム5a
は、図2に示すように、一対のリング部材50a、50
bを薄板状の連結部材50cによって同心状に、且つ一
体的に連結して枠体を形成し、この枠体の周面開口域に
転写シート5fを円筒状に巻装することにより構成され
ている。このとき、転写ドラム5aの外周面は略凹凸の
ない状態に形成され、一方、内周面は、連結部材50c
が、図1に示すように、わずかに内方に突出して形成さ
れている。
【0035】また、連結部材50cは、図3に示すよう
に、その内周面側をその形状に沿って絶縁部材51によ
って囲繞され、これにより、帯電時の導電ブラシ41か
らのリークを防止している。絶縁部材51には、記録材
Pの先端側及び後端側にそれぞれ導電性部材、例えばア
ルミ合金、銅合金等のブロック部材70、71が近接し
て固定されている。更にこれらのブロック部材70、7
1には導電ブラシ41の相対的移動方向に直角に交差す
るように傾斜した斜面70a、70bが形成されてい
る。これにより、導電ブラシ41が連結部材50c上を
通過する際のショックを低減することができる。
【0036】尚、上記の導電ブラシ41は、図1に示
す、転写帯電ブラシ60a、吸着帯電ブラシ60b及び
内側帯電ブラシ60cである。
【0037】一方、導電ブラシ41がブロック部材7
0、71を通過する際には導電ブラシ41からブロック
部材70、71を介して、直接導電ブラシ41が接触し
ない転写シート5fの記録材Pの先端部及び後端部側の
非画像域近傍も帯電される。このブロック部材70、7
1を介しての帯電は、連結部材50cが図1の転写帯電
ブラシ60a、吸着帯電ブラシ60b及び内側帯電ブラ
シ60cをそれぞれ通過する際に行われ、記録材Pの先
端部及び後端部近傍の帯電効率の低下を防止することが
できる。従って、記録材Pの転写シート5fへの吸着不
良、及び転写不良等を改善することができる。
【0038】尚、上記のブロック部材70、71は、例
えば図4に示すように、記録材Pの先端部の1カ所及び
後端部の2カ所等、帯電効率の低下し易い位置にのみ分
割して設けてもよい。又、記録材Pの角部において吸着
不良が発生する場合等には、図5に示すように、ブロッ
ク部材70、71を記録材Pの側方に延長して設けても
よい。更に、吸着不良や転写不良が記録材の側方のみで
発生する場合にはブロック部材も記録材の側方のみに設
ければよい。
【0039】また、以上の説明は、摺擦帯電手段を採用
した画像形成装置に関して行ったが、帯電手段としてコ
ロナ帯電器を採用した画像形成装置においても、放電さ
れた電荷が導電性部材を介して記録材担持シートを帯電
することができるので、上述と同様な効果を得ることが
できる。
【0040】実施例2 次に、図6ないし9を参照して、本発明による画像形成
装置の第2の実施例について説明する。尚、本実施例
は、第1の実施例における導電性ブロック部材の代わり
に可撓性導電シートを用いた点に特徴がある。
【0041】図6に示すように、連結部材50cは、転
写ドラムの内周面側を絶縁部材51によって囲繞され、
これにより、帯電時の導電ブラシ41からのリークを防
止している。このとき、絶縁部材51の、記録材Pの先
端部側及び後端部側壁部51a、51bは、それぞれ階
段状に形成されている。そして、これらの階段状壁部5
1a、51bに、導電性PETフィルム等の可撓性導電
シート80、81が記録材Pの先端部及び後端部に向け
て傾斜するように取り付けられている。
【0042】このように、絶縁部材51に取り付けられ
た可撓性導電シート80、81は、導電ブラシ41(図
3)が通過する際に、変形し、緩衝材として機能する。
これにより、導電ブラシの通過に伴うショックをより低
減することができる。又、記録材Pの吸着時には、図7
に示すように、吸着帯電ブラシ60bの押圧によって導
電性シート80が変形すると共に記録材担持シート5f
が吸着ローラ5g側に押圧されるために、記録材Pの先
端部も吸着ローラ5gに押圧され、確実な静電吸着を行
うことができる。
【0043】また、図8に示すように、上記の可撓性導
電シートの代わりに導電性ブラシ82、83を絶縁部材
51に取り付けてもよい。これによって、可撓性導電シ
ートを絶縁部材に取り付けたと同様な効果を得ることが
できる。
【0044】更に、絶縁部材51に柔軟性を有する導電
性ブラシ82、83を取り付けたことにより、転写シー
ト5fの、記録材Pの先端・後端近傍における変形の自
由度が広がるため、即ち、転写シート5fの導電性ブラ
シ82、83との対応部分が転写ドラム5aの半径方向
に変形可能となるために、図9に示すように、記録材P
の吸着位置を吸着不良や転写不良を伴わずに連結部材5
0cに近接することができる。従って、転写ドラムの径
を小さくすることができ、装置本体の小型化を達成する
ことができる。
【0045】実施例3 次に、図10を参照して、本発明による画像形成装置の
第3の実施例について説明する。
【0046】本実施例は、第2の実施例における構成
に、図10に示すように、導電性ブラシ82、83の、
導電ブラシ41(図3)が通過する面を可撓性の絶縁シ
ート84、85でそれぞれ覆うことによって絶縁した点
に特徴がある。又、導電性ブラシ82、83には図示し
ない給電手段が接続されており、所望の電位・タイミン
グで転写シート5fを帯電することができる。
【0047】このように、絶縁シート82、83及び給
電手段を付設することにより、記録材Pの先端・後端近
傍における帯電条件を独立して制御することができる。
従って、例えば、記録材Pが厚紙の場合等、紙のコシに
よって特にその先端部が転写シート5fの外周面に沿っ
て吸着しないときなどに、局所的に帯電状態を制御する
ことにより、吸着或は転写条件を最適化することができ
る。
【0048】尚、このような絶縁シート及び給電手段の
付設は、第1及び第2の実施例に適用することも可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による画像形成装置は、記録材担持体の枠体と、記録材
担持体内に設けられた帯電手段とを絶縁する絶縁部材、
及び、枠体から絶縁され、且つ絶縁部材に近接して設け
られた導電性部材を有することにより、帯電手段が導電
性部材を通過する際には帯電手段から導電性部材を介し
て、直接帯電手段が接触しないシート状記録材担持部材
の記録材の先端部及び後端部側の非画像域近傍も帯電さ
れる。従って、絶縁部材に近接する記録材の先端部及び
後端部の帯電効率の低下に起因するジャム及び転写不良
を、装置を大型化することなく、且つ画像ブレや色ブレ
等の発生を伴わずに防止することができ、信頼性が高
く、高品位の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の第1実施例を示す
全体構成図である。
【図2】図1の転写ドラムを示す斜視図である。
【図3】図2の転写ドラムの連結部材近傍を示す説明図
である。
【図4】第1実施例の変形例を示す転写ドラムの斜視図
である。
【図5】第1実施例の他の変形例を示す転写ドラムの斜
視図である。
【図6】本発明による画像形成装置の第2実施例を示す
説明図である。
【図7】図6の導電性部材の作用状態を示す説明図であ
る。
【図8】第2実施例の変形例を示す説明図である。
【図9】第2実施例の他の変形例を示す説明図である。
【図10】本発明の画像形成装置の第3の実施例を示す
説明図である。
【図11】従来の画像形成装置を示す全体構成図であ
る。
【図12】図11の転写ドラムを示す斜視図である。
【図13】図12の連結部材近傍を示す説明図である。
【図14】転写ドラム内の複数の帯電ブラシを配設状態
を示す説明図である。
【図15】帯電ブラシの絶縁部材との接触状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 5 転写装置 5a 転写ドラム(記録材担持体) 5f 転写シート(シート状記録材担持部材) 41 帯電ブラシ 50c 絶縁部材 70、71 導電性ブロック部材 80、81 可撓性導電シート 82、83 導電性ブラシ P 記録材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状に離間して配置された一対のリン
    グ部材を連結部材により連結して枠体を形成し、該枠体
    の周面開口域にシート状記録材担持部材を巻装してなる
    回転自在な記録材担持体と、該記録材担持体内に配置さ
    れた帯電手段とを有する転写装置によって、像担持体に
    形成された可視画像を記録材に転写して画像を得る画像
    形成装置において、 前記帯電手段と前記枠体とを絶縁する絶縁部材と、前記
    枠体から絶縁され、且つ前記絶縁部材に近接して設けら
    れた導電性部材とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記導電性部材が可撓性を有することを
    特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記導電性部材がブラシであることを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記導電性部材にその前記帯電手段側に
    絶縁シートが取り付けられ、且つ前記導電性部材に給電
    手段が接続されてなることを特徴とする請求項1ないし
    3のうちいずれかひとつの画像形成装置。
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