JPH07283038A - トランス - Google Patents

トランス

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JPH07283038A
JPH07283038A JP6089240A JP8924094A JPH07283038A JP H07283038 A JPH07283038 A JP H07283038A JP 6089240 A JP6089240 A JP 6089240A JP 8924094 A JP8924094 A JP 8924094A JP H07283038 A JPH07283038 A JP H07283038A
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JP
Japan
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winding
bobbin
transformer
degree
coupling
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JP6089240A
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English (en)
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Yoichi Okada
洋一 岡田
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • H01F2005/025Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers wound on coaxial arrangement of two or more formers

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 共振型スイッチング電源のトランスにおい
て、一次巻線と二次巻線の結合度を容易に設定する。 【構成】 ボビン12に同軸重ね巻による一次巻線Np
及び二次巻線Nsが層間テープ14を介して施されると
ともに、一次巻線Npと二次巻線Nsが施される各層の
一端及び他端に幅の異なる絶縁バリアテープ13a、1
3bを配し、一次巻線Npと二次巻線Nsが磁心11に
対して水平方向に互い違いとなる位置に施されるように
する。また層間テープ14の厚みを変えることにより、
磁心11に対して垂直方向に所定の距離を以て施され
る。さらに、前記水平方向、及び前記垂直方向の調整を
同時に施して一次巻線Npと二次巻線Nsの結合度を設
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば共振型コンバー
タに用いられるトランスにかかわり、特に漏洩インダク
タンスを共振インダクタンスとして利用するような巻線
構造で形成されるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、複合型電流共振型コンバータ回
路の一例を示す図である。この図で1は直流電源を示
す。Q1 、Q2 はスイッチング素子を構成するトランジ
スタを示し、ドライブ回路2から供給される180゜位
相の異なる駆動パルスa、bによって駆動され、交互に
オン/オフされるようにスイッチング動作を行う。直流
電流はダンパーダイオードD1 、D2 を介して、共振コ
ンデンサC1、C2 及びインダクタンス素子L1 、L2
からトランスT1 、T2 の一次巻線Np、N2 に供給さ
れる供給される。そしてトランスT1 、T2 の二次側出
力コイルNs1 に得られる電圧は、整流部3、4、5及
び平滑コンデンサC3 、C4 、C5 によって整流平滑さ
れ負荷6に供給されるようになる。
【0003】ここで図示されているように、インダクタ
ンス素子L1 、L2 は一般的にトランスT1 、T2 とは
独立したチョークコイルによって形成されている。ま
た、トランスT1 、T2 の漏洩インダクタンスを共振イ
ンダクタンスとして利用することができる高周波におい
ては、インダクタンス素子L1 、L2 を用いずトランス
1 、T2 の漏洩インダクタンスを積極的に利用する
か、又はトランスT1 、T2 を例えば分割ボビン構造に
よって構成して、意図的に結合を疎にして漏洩インダク
タンスを形成し、この漏洩インダクタンスを共振インダ
クタンスとして用いることが知られている。
【0004】図8は図7に示されているトランスTの一
例を示す一部断面図である。この図で、21は磁心、2
2はボビン、23は絶縁バリアテープ、Npは一次巻
線、Nsは二次巻線、24は層間絶縁テープである。こ
のトランスTは一般的な同軸重ね巻構造で構成され、一
次巻線Npと二次巻線Nsは層間絶縁テープ23によっ
て絶縁されているが結合は密であり、かなりの高周波で
ないと漏洩インダクタンスを得ることができず共振イン
ダクタンスとして用いることはできない。したがって、
このときの共振インダクタンスは、図7に示したように
インダクタンス素子L(12 )と共振コンデンサC(
12 )によって決定される。
【0005】また図9は、例えば2個のスリットを有す
る分割構造とされたボビン25に一次巻線Np、二次巻
線Nsを施して構成したトランスTの一例を示す図であ
る。この図に示されるようにボビン25にスリットを設
けることにより、一次巻線Npと二次巻線Nsの結合が
疎になり、漏洩インダクタンスを容易に得ることができ
るようになる。したがって、インダクタンス素子Lを用
いなくてもある程度の周波数で共振インダクタンスを得
ることができ、共振動作を実現することができるように
なる。
【0006】ところで、上記したようなスリットを設け
たボビン25を用いてトランスTを構成した場合、ボビ
ン25の構造によって一次巻線Np、二次巻線Nsの結
合度が決定してしまうので、所望の結合度を得るために
はボビン25のスリット数を増やして、より複雑な分割
構造によって形成する必要がある。そこで、図10に示
されているように、例えば6個のスリットを有する分割
構造をなすボビン26に対して、一次、二次共に複数の
巻線を施してトランスTを形成することも考えられてい
る。この例は、3分割によって施されている一次巻線N
1 、Np2 、Np3 と二次巻線Ns1 、Ns2 、Ns
3 をボビン26に対して、図11に示されているように
直列接続することにより、巻線Np1 とNs1 、Np2
とNs2 、Np3 とNs3 の結合度を合成して所望の結
合度を得ることができるようになされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
に示したトランスTは一次巻線Np1 、Np2 、Np3
二次巻線Ns1 、Ns2 、Ns3 が互い違いに入り組ん
でいるために、巻線工程が複雑になる。例えば図11に
示したように巻線を施す場合は、まずピンP側、すなわ
ち一次巻線Np1 側から巻き始め、順次ピンP側より遠
い巻線を施すようにするので、例えば図8、図9に示し
たトランスTに対して巻線を施す場合よりも、作業時間
が少なくとも約3倍はかかることとなってしまう。ま
た、同ザイズのボビンにおいてスリット数を増やした場
合、巻線スペースが狭くなり巻線数を維持することが困
難になる。さらに、巻線数を維持して、スリット数を増
やそうとするとボビンが大型化することによって、トラ
ンス自体も大型化してしまうこととなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、分割構造を有する
ボビンを用いずに、一次巻線、二次巻線の物理的位置関
係を調整することができるようになり、所望の結合度を
容易に得ることができるようになる。
【0009】請求項1にかかるトランスとして、一個の
ボビンに同軸重ね巻による第一の巻線及び第二の巻線が
層間絶縁手段を介して施されるとともに、前記第一の巻
線と第二の巻線が施される各層の一端及び他端に幅の異
なる絶縁手段を配し、前記第一の巻線と第二の巻線が磁
心に対して水平方向に互い違いとなる位置に配するよう
にトランスを形成する。
【0010】請求項2にかかるトランスとして、一個の
ボビンに同軸重ね巻による第一の巻線及び第二の巻線が
層間絶縁手段を介して施されるとともに、前記第一の巻
線と第二の巻線は前記絶縁手段の厚みによって、磁心に
対して垂直方向に所定の距離を以て配するようにトラン
スを形成する。
【0011】請求項3にかかるトランスとして、両端部
分に形成されるフランジがそれぞれ異なる厚みを有する
第一のボビンと、該第一のボビンと同一形状とされ、前
記第一のボビンの外側に形成される第二のボビンが互い
違いに配される同軸構造を有し、前記第一のボビンに施
される第一の巻線と前記第二のボビンに施される第二の
巻線が、磁心に対して水平方向に互い違いとなる位置に
施されるとともに、前記第二のボビンの厚みにより前記
第一の巻線と前記第二の巻線が垂直方向に所定の距離を
以て配するようにトランスを形成する。
【0012】さらに、請求項4にかかるトランスとし
て、前記第一のボビン又は前記第二のボビンの一端にス
ペーサを配してトランスを形成する。
【0013】また、請求項5にかかるトランスとして、
前記第二の巻線を複数設けてトランスを形成する。
【0014】
【作用】漏洩インダクタンスを積極的に利用した従来の
トランスでは、ボビンの構造によって漏洩インダクタン
スが決定されていたが、本発明のトランスは一次巻線、
二次巻線を磁心に対して水平方向に互い違いに配する、
また垂直方向に距離を以配することにより、一次巻線、
二次巻線の結合度を自由に設定することができるように
なる。
【0015】
【実施例】以下、本発明のトランスの実施例を説明す
る。まず図1、図2にしたがい、一次巻線と二次巻線が
ボビンの軸方向、すなわち水平方向に互い違いとなる位
置で施されていトランスの一例を説明する。図1は本実
施例のトランスの一部断面、図2は図1に示されている
本実施例のトランスの等価回路を示す図である。この図
で11は磁心、12はボビン、13a、13bはボビン
12の両端に巻かれ絶縁距離を確保する絶縁バリアテー
プを示す。この絶縁バリアテープ13a、13bはそれ
ぞれ異なる幅を有している。Npは一次巻線、Nsは二
次巻線を示し、絶縁バリアテープ13a、13bに挟ま
れるようにして施されている。14は一次巻線Np、二
次巻線Ns間に介在する層間テープである。なお、ボビ
ン12は図8に示したボビン22と同一形状である。
【0016】一次巻線Npはボビン12の一端に配され
ている絶縁バリアテープ13aと、他端に配されている
絶縁バリアテープ13bの間に施される。このとき、一
次巻線Npはボビン12の中央から前記一端寄りに施さ
れるようになる。ここで層間テープ14が施され、さら
に二次巻線Nsが施される。二次巻線Nsはボビン12
の一端に配されている絶縁バリアテープ13bと、他端
に配されている絶縁バリアテープ13aの間に施され
る。このとき二次巻線Nsは一次巻線Npとは逆に、ボ
ビン12の中央から前記他端寄りに施されるようにな
る。
【0017】前記したように絶縁バリアテープ13a、
13bはそれぞれ異なる幅を有しているので、一次巻線
Npが施される位置と二次巻線Nsが施される位置が水
平方向に互い違いとなる。このように、ボビン12に配
される絶縁バリアテープ13a、13bの幅にしたがっ
て、一次巻線Np、二次巻線Nsの水平方向の重なり具
合を調整することが可能になる。つまり、このときの重
なり具合が一次巻線Npと二次巻線Nsの結合度とな
り、絶縁バリアテープ13a、13bの幅を調整するこ
とによって、所望の結合度を得ることができるようにな
る。したがって、このような結合度の設定によって任意
の漏洩インダクタンスを得ることができ、この漏洩イン
ダクタンスを共振インダクタンスとして用いることが可
能となる。
【0018】このように、ボビン12に配する絶縁バリ
アテープ13a、13bの幅を調整することにより、一
次巻線Npと二次巻線Nsの所望の結合度を得ることが
できる。これにより、図2の等価回路に示されているよ
うに、同一のボビンを用いた場合でも、一次巻線Npと
二次巻線Nsの結合度の設定を変えることで、相互イン
ダクタンスMを可変できるトランスTを設計することが
できるようになる。
【0019】次に、一次巻線Np、二次巻線Nsの間に
配される層間テープ14の厚みを変えて、磁心11に対
して垂直方向に距離を設け任意の結合度を得る例を説明
する。図3は本実施例のトランスの断面を示す図であ
る。この図で図1と同一符号は同一部分を示す。この図
に示されているトランスTの場合は、ボビン12の両端
に配される絶縁バリアテープ13の幅は均一であるが、
所定の厚みを有する層間テープ15を用いることによ
り、一次巻線Npと二次巻線Nsの間に間隙dを設ける
ようになされている。つまり層間テープ15の厚みを調
整して間隙dを狭めることにより一次巻線Npと二次巻
線Nsの結合度が高まり、逆に間隙dを広げることによ
り一次巻線Npと二次巻線Nsの結合度が低下すること
になる。したがって、層間テープ15の厚みの設定によ
り所望の漏洩インダクタンスを得ることができ、この漏
洩インダクタンスを共振インダクタンスとして用いるこ
とが可能となる。
【0020】図4は、一次巻線Npと二次巻線Nsの結
合度を磁心11に対して水平方向の重なり具合、及び垂
直方向の距離を設定することにより、所望の結合度を得
ることができるトランスの一例を示す図である。この図
で16、17は同軸の別構造とされているボビンを示
す。この実施例のボビン16、17は、一端のフランジ
1 と他端のフランジF2厚みが異なるような構造とさ
れ、フランジF1 とフランジF2 が互い違いとなるよう
に配されている。そして、このようなボビン16、17
の構造によって一次巻線Np、二次巻線Nsが、磁心1
1に対して水平方向に互い違いとなるように配される。
また、ボビン16の外側に配されるボビン17の厚みに
よって、一次巻線Npと二次巻線Ns間に間隙d1 を形
成され、この間隙d1 の幅によって垂直方向に対する一
次巻線Npと二次巻線Nsの結合度を得ることが可能で
ある。
【0021】さらに、例えば二次巻線Nsが施されるボ
ビン17のフランジF1 側にスペーサSを配することに
より間隙d2 を設け、一次巻線Np、二次巻線Nsの重
なり具合を部分的に調整して、所望の結合度を得ること
が可能である。なお、スペーサSはボビン17のフラン
ジF2 側に配してもよいし、同様にして一次巻線Npが
施されるボビン16に配するようにすることもできる。
【0022】このようにして、一次巻線Np、二次巻線
Nsの結合度を水平方向の重なり具合、及び垂直方向の
距離dにより設定することができるので、重なり具合
い、距離を個々に調整する場合よりも結合度は、より自
由に設定することができるようになり、この結合度から
得られる漏洩インダクタンスの値も自由に設定すること
ができるようになる。
【0023】さらに、2個のボビン16、17を用いる
ことにより一次巻線Npと二次巻線Nsが絶縁されるの
で、図1、図3に示した絶縁バリアテープ13、層間テ
ープ14、15等の絶縁手段を用いる必要がなく、コス
トダウンを実現することができるという利点がある。
【0024】なお、図4に示したように、2個のボビン
16、17からなる構造とせず、例えば図1に示したよ
うな1個のボビン12によって構成されるトランスに層
間テープ15を用いることにより、一次巻線Np、二次
巻線Nsに間隙dを設けるようにして、水平方向の重な
り具合、及び垂直方向の距離を調整するようにすること
もできる。
【0025】上記したようにして一次巻線Npと二次巻
線Nsの結合度を得ることができるとともに、多巻線構
造を有するトランスの等価回路を図5に示す。一次巻線
Npと複数の二次巻線Ns1 、Ns2 、Ns3 の結合度
を独立して設定することにより、複合共振モードとなり
トランジスタQ1 、Q2 の電流ピークを抑制することが
できるようになる。この複合共振モードにおけるトラン
ジスタQ1 、Q2 の電流波形は、例えば図6(a)に示
されているようになり、同図(b)に示されている単共
振モードにおける電流波形と比較して明らかなように、
尖頭電流値が抑制されので、トランジスタQ1 、Q2
スイッチング損失の低減、巻線の発熱低減を達成するこ
とができるようになる。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のトランス
は、一次巻線、二次巻線の結合度を絶縁バリアテープ、
層間テープ等によって調整することができるので、所望
の結合度を容易に設定することができるようになる。し
たがって、この結合度によって得られる漏洩インダクタ
ンスを、外部のインダクタンス素子を用いた場合と同様
の共振インダクタンスとすることができる。これによ
り、前記インダクタンス素子が不要となり大幅な低価格
化を実現することができる。また、一次巻線、二次巻線
の水平、垂直方向の重なり具合によってその結合度が決
定されるので、巻線数に関係なくその結合度を自由に設
定することが可能になる。
【0027】さらに、多出力トランスにおいて、一次巻
線、二次巻線の結合度を独立して設定することができる
ので、スイッチング素子を構成するトランジスタの電流
ピークを抑制することができるとともに、トランス自体
の発熱を抑制することができるようになる。また、多出
力トランスの場合、出力巻線毎に結合度を設定すること
ができるので、例えば複合共振コンバータの特徴を生か
して前記トランジスタの電流ピークを抑制することがで
き、トランス自体の発熱を抑制することができるように
なるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるトランスの一部断面を示
す図である。
【図2】図1に示したトランスの等価回路を示す図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例であるトランスの一部断面
を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例であるトランスの一部断面
を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例のトランスを多巻線構造と
した場合の等価回路を示す図である。
【図6】複合共振モード、及び単共振モードにおけるト
ランジスタの電流波形を示す図である。
【図7】電流共振型コンバータ回路の一例を示す図であ
る。
【図8】従来のトランスの一部断面を示す図である。
【図9】従来のトランスの一部断面を示す図である。
【図10】従来のトランスの一部断面を示す図である。
【図11】従来のトランスの一接続例を示す図である。
【符号の説明】
11 磁心 12、16、17 ボビン 13 絶縁バリアテープ 14、15 層間テープ Np 一次巻線 Ns 二次巻線 S スペーサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一個のボビンに同軸重ね巻による第一の
    巻線及び第二の巻線が層間絶縁手段を介して施されると
    ともに、前記第一の巻線と第二の巻線が施される各層の
    一端及び他端に幅の異なる絶縁手段を配し、前記第一の
    巻線と第二の巻線が磁心に対して水平方向に互い違いと
    なる位置に配されていることを特徴とするトランス。
  2. 【請求項2】 一個のボビンに同軸重ね巻による第一の
    巻線及び第二の巻線が層間絶縁手段を介して施されると
    ともに、前記第一の巻線と第二の巻線は前記層間絶縁手
    段の厚みによって、磁心に対して垂直方向に所定の漏洩
    インダクタンスを得ることができる距離を以て配されて
    いることを特徴とするトランス。
  3. 【請求項3】 両端部分に形成されるフランジがそれぞ
    れ異なる厚みを有する第一のボビンと、該第一のボビン
    と同一形状とされ、前記第一のボビンの外側に形成され
    る第二のボビンが互い違いに配される同軸構造を有し、
    前記第一のボビンに施される第一の巻線と前記第二のボ
    ビンに施される第二の巻線が、磁心に対して水平方向に
    互い違いとなる位置に施されるとともに、前記第二のボ
    ビンの厚みにより前記第一の巻線と前記第二の巻線が垂
    直方向に所定の距離を以て配されていることを特徴とす
    るトランス。
  4. 【請求項4】 前記第一のボビン又は前記第二のボビン
    の一端にスペーサが配されていることを特徴とする請求
    項1、又は請求項2、又は請求項3に記載のトランス。
  5. 【請求項5】 前記第二の巻線が複数施されていること
    を特徴とする請求項1、又は請求項2、又は請求項3、
    又は請求項4に記載のトランス。
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