JP2001052935A - 高周波加熱装置用昇圧変圧器 - Google Patents
高周波加熱装置用昇圧変圧器Info
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Abstract
圧線が配線され、かつ、複雑な構造を有する高周波加熱
装置の内部に容易に取り付けることができるような形状
寸法を有する昇圧変圧器を提供する。 【解決手段】 絶縁部材25と、この絶縁部材25によ
って相互に絶縁された、1次巻線20および2次巻線2
1とを備え、1次巻線20および2次巻線21のそれぞ
れの巻線幅W1,W2が、それらの重ね厚みT1,T2
より小さく形成されている。この構成によれば、昇圧変
圧器の高さを低く抑えたことにより、高周波加熱装置へ
の昇圧変圧器の取り付ける構造の設計に際して、昇圧変
圧器の内部構造において、高い電位差が生じる位置間の
絶縁距離を確保しやすくなる。
Description
用いる昇圧変圧器に関するものである。
置に用いられている昇圧変圧器は、図19に示すような
構成となっていた。この従来の変圧器においては、ま
ず、巻線は1次巻線20,2次巻線21およびフィラメ
ント巻線23により構成されている。これらの巻線を結
合する磁気回路を構成するための磁性体として、フェラ
イトコア24が2個使用されている。そして、各巻線2
0,21,23は、図19の断面図に示されるように、
昇圧変圧器の高さ方向、すなわち、図19における横方
向に配列されている。1次巻線20の昇圧変圧器高さ方
向の幅(W1)と該1次巻線の重ね厚み(T1)との関
係は、W1≧T1となっており、2次巻線21において
も同様の関係となっている。
高さが幅および奥行に対して大きくなるため、複雑且つ
高電圧線が配線されかつ複雑な内部構造を有する高周波
加熱装置への取り付け位置を決定する際のネックとなっ
ていた。
分割されていないとすると、以下のような問題が生じ
る。通常2次巻線は高電圧が印加されており、巻き初め
と巻き終りとの間には最高瞬時電圧として6kv〜10
kvの電圧が印加されている。2次巻線の組立て時に
は、図21に示すように、2次巻線21は絶縁部材25
に矢印の方向に順次巻かれ、徐々に積み重ねて行き、規
定の巻線数にて巻き終わりとなる。このような方法によ
って2次巻線21を形成する場合、2次巻線21は、加
工上必然的に、巻線を整列状態で形成できずに段落ちす
る箇所ができてしまう。
おいて、図21に示すように、まず巻線の巻き始めをV
0とし、巻線の折り返しポイントを順にVl,V2とし
て、仮に巻き終わりをV9とする。この場合に、整列状
態で2次巻線が形成されれば、V9位置の巻線が接する
のは、通常、V7位置の巻線である。しかしながら、巻
き終わりのV9位置の巻線に段落ちが生じると、段落ち
した巻線は、V5若しくはV3位置の巻き線に隣接する
ように加工されてしまう。この段落ちが発生すると、全
体が整列状態で形成された場合に印加電圧と比較して、
段落ちが生じた段数に比例して、2倍から3倍もの電圧
が印加されることになる。
に分割して形成することにより、巻き幅(W1,W2)
を短くし、大きく段落ちしないようにして、段落ちした
時に印加される電圧の軽減を図っていた。
において、各巻線および磁性体は互いに絶縁する必要が
あり、この絶縁を行なうために、図19に示すように、
絶縁部材25,26を設けている。ここで、絶縁部材2
5は、1次巻線20,2次巻線21およびフィラメント
巻線23を互いに絶縁するとともに、高圧を発生する2
次巻線を、上述のように通常2〜3ブロック(図19で
は3ブロック)に分割するように、その周面に複数の分
割壁を突設する構成を有している。このような絶縁部材
25の構造は、変圧器の高さの増加をもたらしていた。
なお、絶縁部材26は各巻線20,21,23とコア2
4との間を絶縁するものである。
回路の形成において透磁率を回路の動作状態に合わせる
ように調整するために、フェライトコア24にギャップ
22をもたせるように構成されていた。その結果、昇圧
変圧器の動作時においては、磁束の変化によりフェライ
トコア24が振動し雑音を発生するので、その雑音を抑
えるために、コア固定バンド27若しくは接着剤等にて
フェライトコア24を固定し、雑音低減の対応を施す必
要がある。そのために、作業性の低下、信頼性の低下お
よびコスト高を招くこととなっていた。
として、図20に示すように、次のステップを経てい
た。
線20、2次巻線21、フィラメント巻線23を順次巻
き付ける。
取り付ける。3番目に、絶縁部材25、26の組んだも
のにコア24を2個挿入する。
コア固定バンド27を取り付ける。5番目に、仮止めし
た端子に半田付けすることにより、昇圧変圧器を完成す
る。
圧変圧器を生産するのに、絶縁部材に各巻線を巻き付け
加工を施さなければ、磁性材を取り付けることができな
い。そのために、生産加工の順序を考慮する必要があ
り、生産効率を低下させる原因となっていた。
は、昇圧変圧器の大きさとして、その高さを、その幅お
よび奥行に対して小さくし、高電圧線が配線され、か
つ、複雑な構造を有する高周波加熱装置の内部に容易に
取り付けることができるような形状寸法を有する昇圧変
圧器を提供することを目的とする。
におけるフェライトコアの振動による雑音の発生をなく
すための対策を施すとともに、その対策による作業性,
信頼性の低下およびコスト上昇の問題を解決することで
ある。
生産加工時の工程をより簡易にし、生産効率を向上させ
ることである。
明の高周波加熱装置用昇圧変圧器は、このような従来方
式による課題を解決するためになされたもので、以下に
述べる構成および作用効果を有する。
用交流電源を整流した直流電圧をインバータ回路によっ
て高周波電圧に変換し、昇圧変圧器で昇圧してマグネト
ロンに供給するように構成した高周波加熱装置において
使用される。この昇圧変圧器は、絶縁部材と、この絶縁
部材に形成され、該絶縁部材によって相互に絶縁され
た、1次巻線および2次巻線を備える。本発明の構造上
の特徴は、1次巻線および2次巻線のそれぞれの巻線幅
(W1,W2)が、1次巻線および2次巻線のそれぞれ
の重ね厚み(T1,T2)より小さい。
変圧器の形状に対して支配的な影響を有する1次巻線お
よび2次巻線の形状が扁平になるため、高電圧線が配線
され、かつ、構造の複雑な高周波加熱装置の内部に、容
易に取り付けることができるようになる。
次巻線を分割して形成しなくても、巻線の1層当たりに
印加される電圧がより低くなる。したがって、高電圧が
印加される2次巻線を巻きつけるときに、巻線が整列せ
ずに下段に落ち込んだとしても、巻線間に生じる電位差
をより低くすることができる。その結果、巻線間の絶縁
破壊が起こりにくくなって、信頼性を向上することがで
きる。
線の巻線幅(W1,W2)を小さくし、巻線重ね厚み
(T1,T2)を大きくすることは、巻線同士が近接す
る面積を増加させ、巻線間の相互における磁気的な結合
の度合いを高くすることができる。その結果、従来は磁
気回路の透確率を調整するために磁性体のコアに設けて
いたギャップを、任意箇所に移動することが可能とな
る。したがって、巻線を絶縁分離する絶縁部材に磁性材
料を添加したり、絶縁部材に磁性体を取り付けたりし
て、磁気回路を昇圧変圧器の形状に合わせて任意に設定
することができる。
いては、2次巻線が、分割されることなく1つのブロッ
クとして形成されていることが好ましい。
縁部材が中心に貫通穴を有するボビン形状をなし、その
絶縁部材を、貫通穴の内部から外側面の一部を取り囲む
ように、磁気回路を構成するための磁性体としてのフェ
ライトコアが設けられている。
部材が、磁性材料を添加されていることにより、あるい
は、絶縁部材の外側面に磁性体が付加されていることに
より、磁気回路を構成する磁性体としての機能を兼ねて
いる。
なっていることにより、昇圧変圧器の動作時における磁
性体の振動による雑音の発生源がなくなる。その結果、
コア固定バンドや接着剤等によって磁性体を絶縁部材に
固定するなどの雑音低減のための対策を施す必要がなく
なるという利点がある。
に、絶縁部材に各巻線の巻き付け加工を施さなければ、
磁性材をとりつけることができず、生産効率を低下させ
る原因となっていた。それに対して、絶縁部材に磁性体
を付加する構成であれば、絶縁部材への磁性体の付加
が、各巻線の加工の段階を問わず可能となり、磁気回路
を昇圧変圧器の形状に合わせて任意に設定することがで
きる。その結果、昇圧変圧器の生産加工時の作業工程を
簡易にし、生産効率を向上させることができる。
の巻線幅と巻線の重ね厚み(Tl)との関係を、1.5
<Tl/Wl<9とし、2次巻線の重ね厚み(T2)と
Tlとの関係を0.6Tl≦T2≦1.5Tlとし、2
次巻線の巻線幅(W2)は線径と巻回数により定まる値
とすることが好ましい。このような寸法関係に設定する
ことにより、昇圧変圧器の高さHと直径Dとのバランス
がとれ、薄く、かつ、性能的にも経済的にも良好な高周
波加熱用昇圧変圧器を実現することができる。
絶縁部材の巻線部が施された溝の開放端への、磁性体の
腕部の回り込みをなくしている。これにより、巻線を巻
く前に磁性体を絶縁部材へ取り付けることができる。ま
た、巻緑の補修の際、磁性体を取り外すことなしに、巻
線の補修を行なうことを可能にする。
は、磁性体が絶縁部材の中に埋め込まれている。この構
成によれば、安全規格等の制約なしに本発明の利点を有
効に活用することができる。
実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
波加熱装置の回路図の一例を示す。図1に示す回路の電
源部1においては、商用電源4を整流器5にて整流し、
コイル6、コンデンサ7によって平滑化している。電力
変換部2は、電源部1より供給された電力を高周波電力
に変挨するための半導体素子9、ダイオード8、昇圧変
圧器11およびコンデンサ12からなる周波数変換回路
と、昇圧変圧器11、コンデンサ14およびダイオード
13からなる高圧整流回路と、その高圧整流された電力
を高周波に変換するマグネトロン15の高周波放射部3
と、半導体素子9をON/OFF制御するとともに、高
周波加熱装置全体の制御を行う制御部10とで構成され
ている。
圧器の構造の種々の実施の形態について説明する。
態1の昇圧変圧器の構造を示している。この昇圧変圧器
11は、図2に示すように、巻線は、1次巻線20,2
次巻線21およびフィラメント巻線23によって構成さ
れ、ボビン形状の絶縁部材25に、絶縁部材25の分割
壁により互いに絶縁された状態で、巻回しされている。
この巻線を結合させるための磁性体として、2個のU字
形のフェライトコア24が、絶縁部材の中心孔を貫くよ
うに配置されている。これらのフェライトコア24によ
り磁気回路が形成され、これらのフェライトコア24の
間には、ギャップ22が設けられている。
巻線20の巻線の幅(W1)に対して巻線の重ね厚み
(T1)の閑係を、巻線の幅(W1)を小さくして、巻
線の重ね厚み(T1)を大きくしており、巻線形状とし
ては扁平となっている。そして、構成としてW1<T1
として、T1の値がW1の値の2倍以上となるようにし
ている。2次巻線の巻線幅と巻線高さの構造において
も、1次巻線と同様の関係となっている。
短くしたことにより、従来のように2次巻線を絶縁部材
で2〜3ブロックに分割することなく、巻線を落ち込み
にくくすることができる。その結果、昇圧変圧器の巻線
形成工程における巻線の段落ちに起因する、段落ちした
巻線に高電圧が印加されることによって生じる巻線の絶
縁破壊の原因を除去することができる。
縁部材25の分割壁のうち、2次巻線21を3つに分割
する分割壁25aを省くことができ、その分だけ昇圧変
圧器の高さを低くできる。すなわち、図2の昇圧変圧器
は、巻線の総断面積を変えることなく、その高さHが低
くなっている。
より、昇圧変圧器の高さ方向に配列されている1次巻線
20および2次巻線21間の対向する面積が増加する。
その結果、巻線間を通過する磁束が多くなり、結合度合
いを高くすることができる。
を利用することにより、従来から用いられてきたフェラ
イトコアを不要にすることを可能にする、本発明の実施
の形態2の昇圧変圧器の構造を、図3を参照して説明す
る。本実施の形態の昇圧変圧器においては、各巻線を絶
縁分離するための分割壁を有するボビン形状の絶縁部材
25に磁性材が添加されている。このように、絶縁部材
25に磁性材が添加されていることにより、絶縁部材2
5が、絶縁部材および磁性材の両者の機能を併せ持つこ
とになる。
を有する絶縁部材25中を通過するとともに、矢印A
1,A2において空気中を通過し、それによって磁気回
路を構成する。この磁気回路において、巻線の重ね厚み
を大きくしたことにより、1次巻線20と2次巻線21
との互いに対向する面積が増加して、明らかに磁束の通
過量が増すため、いわゆる磁気回路としての磁気抵抗を
低くすることができる。
巻線20と2次巻線21との距離も短くなっているの
で、両巻線の間の空間をギャップとして、磁気回路の磁
気抵抗調整機能としての役割を持たせることができる。
これにより、U型のフェライトコアを要することなく、
磁気回路として1次巻線20と2次巻線21との結合係
数を約0.65〜0.8に設定可能である。
回路を構成するための磁性体と巻線間を絶縁するための
絶縁部材とが一体化されているため、昇圧変圧器の動作
時における雑音の発生源がなくなる。したがって、上記
従来の技術のように、磁束の変化により磁性体が振動す
ることによる雑音の発生がなくなり、そのような雑音を
抑えるための、コア固定バンドや接着材等による対策を
施す必要もなくなるという利点がある。
態3の昇圧変圧器を、図4を参照して説明する。本実施
の形態の昇圧変圧器においても、上記実施の形態1およ
び2と同様に、巻線は1次巻線20,2次巻線21およ
びフィラメント巻線23により構成されている。本実施
の形態が上記実施の形態1および2と異なるのは、巻線
を絶縁するためのボビン形状の絶縁部材25の上下面
に、各巻線を磁気的に結合させるためのプレート状の磁
性体24を取り付けたものである。磁性体の形状として
は、図4に示されるようなプレート状のものが用いられ
る。
側のフランジの外面に数個取付けることにより、図4に
おいて矢印B1,B2で示す方向に磁束が延びて磁気回
路を構成し、変圧器としての機能を達成することができ
る。磁性体の形状をプレート状にして絶縁部材に貼り付
ける構造にすることにより、昇圧変圧器の製造において
容易に対応可能である。
工における手順を、図5を参照して説明する。
2次巻線21およびフィラメント巻線23を順次形成す
る。
24を取り付ける。第3に、仮止めした端子に半田付け
を施すことにより、昇圧変圧器が完成する。
して作業することも可能である。以上述べたように、上
記各実施の形態の構成によれば、昇圧変圧器の高さを低
く抑えたことにより、高周波加熱装置への昇圧変圧器の
取り付ける構造の設計に際して、昇圧変圧器の内部構造
において、高い電位差が生じる位置間の絶縁距離を確保
しやすくなる。その結果、取り付け位置の制約が少なく
なり、設計が容易になる。
造によれば、昇圧変圧器の絶縁部材が磁気回路を構成す
る磁性体も兼ねる構成にしたことにより、昇圧変圧器の
構造の簡素化を図ることができる。その結果、昇圧変圧
器の生産性の向上およびコストの低減を実現することが
できる。
形態4の昇圧変圧器の構造を示す。図2に示された実施
の形態1の構造と比較して明らかなように、本実施の形
態においては、変圧器を偏平にしたことによる、図6に
示す矢印E部の磁性体24の磁気的な結合度合いの高さ
を利用して、磁性体24の腕の、絶縁部材25の外周
部、すなわち、巻線が施された溝部の開放端への回り込
みをなくしている。これにより、実施の形態1における
絶縁部材26を不要とした上に、巻線を巻く前に磁性体
24を絶縁部材25へ取り付けることができる。、ま
た、巻緑の補修の際、磁性体24を取り外すことなし
に、巻線の補修を行なうことを可能にする。
回り込みをなくした場合、後述する実施の形態12(図
15参照)に示すのように、コア固定バンド27で磁性
体24の接地を行なおうとすると、変圧器の高さH及び
直径Dが大きくなる上、巻線の補修の際に、コア固定バ
ンド27の取り外しが必要になる。それに対して、図6
に示す本実施の形態のように、絶縁部材25の内壁に設
けた板ばね28またはピンで接地することにより、その
ような問題点がなくなり、本発明の変圧器の利点を最大
限に利用できるものとなる。
施の形態4の昇圧変圧器の磁性体24の腕部分24a,
24bの形状を、巻線の中心から放射状に複数の方向に
延びるように、もしくは円盤状に変更した、本発明の実
施の形態5の昇圧変圧器の断面図である。図6と図7と
の対比からも明らかなように、本実施の形態の構造によ
れば、磁性体24の腕部の肉厚を、実施の形態4の場合
に比べて薄くできる。そのため、変圧器の高さHをより
低くできる上に、巻線を巻く前に磁性体24を取り付け
た場合に、巻線時の回転モーメントを安定きせることが
でき、その結果、巻線の巻乱れが生じにくくなるという
利点がある。
巻線20の重ね厚みT1,幅W1、2次巻線20の重ね
厚みT2,幅W2等の寸法の相対的な関係について、図
17および図18に基づいて考察する。
左側の領域[A]は、本実施の形態の図7に示したもの
と同じ寸法の構造を示している。これに対し図17およ
び図18における中心線よりも右側の領域[B][C]
はいずれも、Tl/Wlの値を9以上にした構造を示し
ている。図17における領域[A][B]の対比から明
らかなように、Tl/Wlの値をあまり大きくしすぎる
と、1次巻線20と2次巻線21との対向する面積が大
きくなりすぎ、その磁気的な結合度合いが強くなりすぎ
る。そのため、その結合度合いを0.65〜0.8倍程
度にしようとすると、1次巻線20と2次巻線21との
空間距離Sを大きくする必要がある。その結果、変圧器
の高さHがあまり低くならず、変圧器の直径Dが大きく
なるばかりとなり、不都合である。
磁気的な結合度合いを調整するため、図18における領
域[C]のように、2次巻線21の重ね厚みT2を1次
巻線20の重ね厚みTlの0.5倍以下程度にすると、
距離Sは小さくなるが、2次巻線21の巻幅W2が大き
くなる。その結果、高さHはあまり低くならない上に、
W2が大きくなるため、2次巻線21の層間電圧も高く
なり、不都合である。さらに、Tl/Wlの値を1.0
以上1.5以下にすることは可能であるが、1次巻線2
0と2次巻線21との対向面積が比較的小さいため、上
記の場合と同様に、磁気的な結合度合いを調整しようと
すると、フェライトコア24を大きくする必要があり、
コスト的に不利となる。
l)と巻線の重ね厚み(Tl)との比を1.5<Tl/
Wl<9とし、2次巻線21の重ね厚み(T2)をTl
に略等しく0.6Tl≦T2≦1.5Tlの関係にし、
2次巻線の巻線幅(W2)は線径と巻回数により定まる
値としたことにより、昇圧変圧器の高さHと直径Dとの
バランスがとれ、薄く、かつ、性能的にも経済的にも良
好な高周波加熱用昇圧変圧器となる。
た上記実施の形態5の昇圧変圧器のセンターギャップの
位置を変更した、本発明の実施の形態6の昇圧変圧器の
構造を示している。また、図9は、図7に示した上記実
施の形態5の昇圧変圧器のギャップ22の位置を変更し
た、本発明の実施の形態7の昇圧変圧器の構造を示して
いる。このような構造によれば、磁性体24を構成す
る、ギャップ22を介して対向する1対の磁性体片のう
ちの一方を板状にすることができる。その結果、磁性体
の成形をより容易にすることができるという利点があ
る。
の昇圧変圧器の磁性体24を、断面がEI字形状となる
ように変更した、本発明の実施の形態8の昇圧変圧器を
示している。図11は、図2に示した上記実施の形態1
の昇圧変圧器の磁性体24を、断面がE字形状の1対の
磁性体片が互いに対向する形状を有するように変更し
た、本発明の実施の形態9の昇圧変圧器を示している。
た上記実施の形態3の昇圧変圧器における磁性体24
を、インサート成形等により絶縁部材25の中に埋め込
んだ構造に変更した、本発明の実施の形態10の昇圧変
圧器を示している。この構造によれば、金属の磁性体2
4が絶縁されるため、安全規格等の要求に基づく接地を
行なう必要がなくなるともに、磁性体24の取り付け工
程を省略することができる。また、本実施の形態の磁性
体24は、図4に示した磁性体24より巻線の重ね厚み
方向の長さを変え、1次巻線と2次巻線との磁気的な結
合度合いを調整しており、その結果、ギャップ22の調
整を不要にするという利点がある。
の形態のインサート成形によって埋め込み形成される磁
性体24の形状を変更した、本実施の形態の変形例の昇
圧変圧器を示している。
た上記実施の形態5の昇圧変圧器において、磁性体24
の固定をコア固定バンド27で行なうように変更した、
本発明の実施の形態11の昇圧変圧器の断面図を示して
いる。また、図16に示す斜視図は、本実施の形態の昇
圧変圧器の概観を示している。本実施の形態において
は、コア固定バンド27の下側の端部27aが設置ピン
として機能している。
した単なる例示に過ぎず、本発明は,特許請求の範囲に
記載した構成に均等の範囲で変更を加えた種々の態様を
含むものである。
して支配的な影響を有する1次巻線および2次巻線の形
状が扁平になるため、高電圧線が配線され、かつ、構造
の複雑な高周波加熱装置の内部に、容易に取り付けるこ
とができるようになる。また、巻線幅を小さくすること
により、2次巻線を分割して形成しなくても、巻線の1
層当たりに印加される電圧がより低くなる。したがっ
て、高電圧が印加される2次巻線を巻きつけるときに、
巻線が整列せずに下段に落ち込んだとしても、巻線間に
生じる電位差をより低くすることができる。その結果、
巻線間の絶縁破壊が起こりにくくなって、信頼性を向上
することができる。
線の巻線幅(W1,W2)を小さくし、巻線重ね厚み
(T1,T2)を大きくすることは、巻線同士が近接す
る面積を増加させ、巻線間の相互における磁気的な結合
の度合いを高くすることができる。その結果、従来は磁
気回路の透確率を調整するために磁性体のコアに設けて
いたギャップを、任意箇所に移動することが可能とな
る。したがって、巻線を絶縁分離する絶縁部材に磁性材
料を添加したり、絶縁部材に磁性体を取り付けたりし
て、磁気回路を昇圧変圧器の形状に合わせて任意に設定
することができる。
とにより、昇圧変圧器の動作時における磁性体の振動に
よる雑音の発生源がなくなる。さらに、絶縁部材に磁性
体を付加する構成であれば、絶縁部材への磁性体の付加
が、各巻線の加工の段階を問わず可能となり、磁気回路
を昇圧変圧器の形状に合わせて任意に設定することがで
きる。その結果、昇圧変圧器の生産加工時の作業工程を
簡易にし、生産効率を向上させることができる。
装置の回路図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
るための手順を示すフローチャート図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
を示す断面図である。
を示す断面図である。
造を示す断面図である。
変形例の構造を示す断面図である。
の変形例の構造を示す断面図である。
造を示す断面図である。
観構造を示す斜視図である。
次巻線20の重ね厚みT1,幅W1、2次巻線20の重
ね厚みT2,幅W2等の寸法の相対的な関係について考
察するための、中心線の左側に図7と同様の寸法の構造
を、右側に一つの比較例の構造を示した説明図である。
次巻線20の重ね厚みT1,幅W1、2次巻線20の重
ね厚みT2,幅W2等の寸法の相対的な関係について考
察するための、中心線の左側に図7と同様の寸法の構造
を、右側に他のの比較例の構造を示した説明図である。
示すフローチャート図である。
を説明するために、模式的に描いた拡大図である。
ロン、20 1次巻線、21 2次巻線、24 フェラ
イトコア(磁性体)、25 絶縁部材、28ばね性の板
(磁性体)、T1 1次巻線の重ね厚み、T2 2次巻
線の重ね厚み、W1 1次巻線の巻線幅、W2 2次巻
線の巻線幅。
Claims (11)
- 【請求項1】 商用交流電源を整流した直流電圧をイン
バータ回路によって高周波電圧に変換し、昇圧変圧器で
昇圧してマグネトロンに供給するように構成した高周波
加熱装置において使用される、高周波加熱装置用昇圧変
圧器であって、 絶縁部材と、 前記絶縁部材に形成され、該絶縁部材によって相互に絶
縁された、1次巻線および2次巻線を備え、 前記1次巻線および前記2次巻線のそれぞれの巻線幅
が、前記1次巻線および前記2次巻線のそれぞれの重ね
厚みより小さい、高周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項2】 前記2次巻線が、分割されることなく1
つのブロックとして形成されている、請求項1記載の高
周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項3】 前記1次巻線および前記2次巻線が、前
記絶縁部材に巻回して形成されるとともに、前記絶縁部
材の分割壁により該絶縁部材に設けられた2組の空間に
それぞれ収納されている、請求項1または2記載の高周
波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項4】 前記絶縁部材が中心に貫通穴を有するボ
ビン形状をなし、前記絶縁部材を、前記貫通穴の内部か
ら外側面の一部を取り囲むように、磁気回路を構成する
ための磁性体が設けられている、請求項1〜3のいずれ
かに記載の高周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項5】 前記絶縁部材に、磁性材料が添加および
/または付加されていることにより、磁気回路を構成す
る磁性体としての機能を兼ねている、請求項4記載の高
周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項6】 前記磁性体がフェライトコアを含む、請
求項4または5記載の高周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項7】 前記1次巻線の巻線幅Wlと巻線の重ね
厚みTlとの関係を、1.5<Tl/Wl<9とし、前
記2次巻線の重ね厚みT2とTlとの関係を0.6Tl
≦T2≦1.5Tlとし、前記2次巻線の巻線幅W2は
線径と巻回数により定まる値である、請求項1〜6のい
ずれかに記載の高周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項8】 前記絶縁部材の巻線部が施された溝の開
放端への、前記磁性体の腕部の回り込みをなくしてい
る、請求項4〜7のいずれかに記載の高周波加熱装置用
昇圧変圧器。 - 【請求項9】 巻線の重ね厚み方向への磁性体の長さ
で、前記1次巻線と前記2次巻線との磁気的な結合度合
いを調整している、請求項1〜8のいずれかに記載の高
周波加熱装置用昇圧変圧器。 - 【請求項10】 前記磁性体の接地を、絶縁部材の内壁
に設けたばね性の板またはピンで接続する構成してい
る、請求項4〜9のいずれかに記載の高周波加熱装置用
昇圧変圧器。 - 【請求項11】 前記磁性体が前記絶縁部材の中に埋め
込まれている、請求項4〜10のいずれかに記載の高周
波加熱装置用昇圧変圧器。
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