JPH01149338A - マグネトロン駆動装置 - Google Patents

マグネトロン駆動装置

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JPH01149338A
JPH01149338A JP62306927A JP30692787A JPH01149338A JP H01149338 A JPH01149338 A JP H01149338A JP 62306927 A JP62306927 A JP 62306927A JP 30692787 A JP30692787 A JP 30692787A JP H01149338 A JPH01149338 A JP H01149338A
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JP
Japan
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winding
heater
magnetron
transformer
voltage
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JP62306927A
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Takayasu Narita
成田 隆保
Hidenori Kako
英徳 加古
Fumihiro Imamura
今村 文広
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03BGENERATION OF OSCILLATIONS, DIRECTLY OR BY FREQUENCY-CHANGING, BY CIRCUITS EMPLOYING ACTIVE ELEMENTS WHICH OPERATE IN A NON-SWITCHING MANNER; GENERATION OF NOISE BY SUCH CIRCUITS
    • H03B9/00Generation of oscillations using transit-time effects
    • H03B9/01Generation of oscillations using transit-time effects using discharge tubes
    • H03B9/10Generation of oscillations using transit-time effects using discharge tubes using a magnetron
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F2038/003High frequency transformer for microwave oven

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Microwave Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、マグネトロン駆動装置に関し、特にマグネト
ロンの電力供給用のトランスの改良に関するものである
(従来の技術) 従来、例えば家庭用電子レンジ等の高周波加熱装置の高
周波発振部分には通常マグネトロンが使用されている。
マグネトロンは周知の如くアノード部には直流高圧(3
800〜4000V)の電圧が印加され、そして7ノー
ドに対して電子を放出するフィラメントには、ヒータ電
圧として一定の電圧(約4V)が印加されている。
以上のように直流高電圧を生成するために、商用電源電
圧をけい素鋼板等を積層してコアにした変圧器にて昇圧
し整流器で整流するようにすると、変圧器8發の増大と
共に変圧器の外形および重量も増大し、更に絶縁性を保
つために変圧器に絶縁加工を施す必要があった。
そのため現在のマグネトロン駆動用の変圧器には、けい
素鋼の他事型で絶縁性に優れ、高周波電流によろうず電
流損が少ない圧粉磁心(例えばフェライト)をコアに使
用している。更に、この変圧器の一次巻線には、商用電
源を整流して得た直流電圧をインバータ装置にて高周波
電力に変換されたものが入力され、数千Vに昇圧された
後、整流器にて整流されマグネトロンのアノードに印加
される。
第11図は係る直流高電圧回路を用いた従来のマグネト
ロンの駆動装置の回路構成図であるが、同図では商用電
源1を整流する整流スタック2の正負極間にはチョーク
コイル3と平滑コンデンサ4からなる平滑回路4Aが並
列接続され、上記平滑コンデンサ4とチョークコイル3
との接続点には昇圧トランス5の一次巻線5aの一方が
、そしてこの一次巻線5aの使方は共振コンデンサ6を
介して負極ラインへ接続され、この共振コンデン量す6
の両端にはフリーホイリングダイオード7とトランジス
タ8のコレクタとエミッタが並列接続されると共に、ト
ランジスタ8のベースにはトランジスタON・OFF制
御用の制御回路9が接続されており、これら一次巻線5
a、共振コンデンサ6、フリーホイリングダイオード7
、及びトランジスタ8で準E級インバータが形成されて
いる。
一方、上記昇圧トランス5の二次巻線5bには充放電制
御用のダイオード10、コンデンサ11との直列体から
なる倍電圧整流回路11Aが並列接続され、ダイオード
10の両端から整流出力がマグネトロン12のアノード
A1フィラメントF間に印加され、又フィラメントFに
はヒータトランス13によって商用M源側1からヒータ
電圧としての交流電圧が供給される。
次に上記構成に基づき従来のマグネトロン駆動装置の動
作について説明する。先ず、整流スタック2に交流電圧
が印加されると、交流電圧は全波整流された後にチョー
クコイル3と平滑コンデンサ4でなる平滑回路4Aで平
滑され、昇圧トランス5の一次巻線5aと共振コンデン
サ6からなるインバータの直流共振回路へ入力される。
この整流入力は、トランジスタ8が制御回路9によりO
FF動作されると一次巻線52aを介して共振コンデン
サ6に充電され、ON動作を行なうと放電を開始するこ
とで、一次巻線5aの電圧は変化し、この状態を繰り返
すことで高周波磁界が発生する。
この磁界の変化による高周波電力は昇圧トランス5の巻
線比に応じて2000V程度に上昇した後、ダイオード
10とコンデンサ11からなる倍電1[整流回路11A
によって約3800〜4000V程度の整流出力となっ
てマグネトロン12のアノードAへ印加される。一方の
マグネトロン12のフィラメントFのヒータには、昇圧
トランス5とは別のヒータ用トランス13によって電圧
が供給され、電子がアノードAに放出されることで図示
しない外部の共振回路が撮動し高周波電圧が生じる。
しかし、上記従来装置の場合、昇圧トランス5とは別個
にヒータ用トランス13を使用しているが、ヒータ用ト
ランス13は商用周波数用のものであるため、材質的に
比較的重量のあるものになる。従ってフェライトコア等
の圧粉磁心を昇圧トランス5に使用し、高電圧直流電源
回路をインバータ化したメリットの1つである装置の小
型軽■化の特徴が半減すると共に、空間面でデザイン上
の制約を受ける他、トランスが2個必要となることから
装置全体がコスト高になる等の問題点があった。
上記のような問題点を解消する方法として、従来装置に
第12図に示すような装置が考案されている。この装置
はマグネトロン12のヒータを、昇圧トランス51の第
2の二次巻線51bから出力される高周波電力によって
加熱する。この場合の昇圧トランス51の構成例を第1
3図に示す。
この昇圧トランス51は一次巻線51aと二次巻線51
bをコア51eを介して同心円状に巻いており、高圧側
となる二次巻線51bを一次巻線51aのボビン51f
によって容易に絶縁することができるといった利点があ
る。
しかしながら、この昇圧トランス51の場合には一次と
二次の巻線間の結合係数が大きくなり、その為昇圧トラ
ンス51の入力インダクタンスが小さくなって、インバ
ータの発振周波数が高くなりすぎ所望の出力を得られな
い。そこで、解決策としてコイル51dを倍電圧整流器
を構成するコンデンサ9に直列接続して補償するように
していた。しかしだが、結果的にはトランスは単体であ
るが別コイルが必要となり、2個のトランスを協えた従
来装置と同様の問題を依然として有している。
尚、上記従来例の説明ではフィラメント「へ電力を供給
する二次巻線について述べたが、マグネトロンの持つ特
性としてマグネトロンを安定に動作させるためには、フ
ィラメントFへ供給する電力の変動を極力小さくするこ
とが必要とされる。
これは、フィラメントFに供給された電力が小さい時は
、フィラメントFからの電子の放出量、すなわちエミッ
ションが不足し、そのためマグネトロンの発振が不安定
になるモーディングを起こし、また供給電力が過剰の時
は過大電流がフィラメントFに流れ焼損を起こしてマグ
ネトロンが破壊される等、マグネトロンの寿命を著しく
縮める。−般に、高周波加熱装置において、電力需要が
大幅に変動し、マグネトロン駆動装置の入ツノ電源電圧
が定格の±10%変動しても動作可能であることが必要
とされる。この入力電源電圧の変動に対しても安定した
高周波電圧をマグネトロンより出力するため、入力型i
[電圧の変動に依存したフィラメントFに供給する電力
の変動を押えなければならない。また、マグネトロンの
特性として、連続的に動作させたとき、マグネトロン自
身の温度上昇によって、マグネトロンの発振電圧が低下
する。
このように負荷の変動時においても、フイラメン1〜に
供給する電力の変動が小さくなるように保噴する必要が
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のマグネトロンの駆動装置は以上のように構成され
ているため、マグネトロンのアノードへ電力を供給する
昇圧トランスの他、マグネトロンのフィラメントへ電力
を供給する別トランスが必要であったり、また昇任トラ
ンスとヒータ電圧供給用のトランスを一体化したとして
も、入力インダクタンス保慣用のコイルをトランスの二
次巻線側に接続する必要があるため、装置全体のコスト
が嵩むと共に、インバータ電源装置の使用によってマグ
ネトロンの駆動装置が小型軽量化されるといったメリッ
トも失われる。また電源電圧の±10%程度の変動に対
してもフィラメントに供給される電力の変動を抑制する
手段を講じる必要があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、マグネトロンのアノードへ電力を供給する電
圧昇圧用巻線と、ヒータミノJ供給用巻線を同一コアに
巻回すると共に、入力電源電圧変動に対するヒータ電力
の変動を抑止し得る構造の昇圧トランスを備えたマグネ
トロンの駆動装置を得ることを目的とする。
[発明の効果] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は周波数変換器によ
り変換出力された高周波電力を変圧器の一次巻線に入力
し、この変圧器の二次巻線から出力される高圧電力を整
流してマグネトロンのアノードへ供給すると共に、前記
変圧器のヒータ巻線から出力される電力をマグネトロン
のヒータへ供給するようにしたマグネトロン駆動装置に
、前記変換器の一次巻線と二次巻線によって形成され漏
磁手段を配設するとともに、この漏磁手段を挾み、一次
巻線に対向する位置に二次巻線とヒータ巻線を巻回して
構成した。
(作用) 本発明におけるマグネトロン駆動装置においては、磁路
中に形成される漏磁手段によって、この漏磁手段を挾む
一次巻線と二次巻線の結合係数が低下する。
従って、二次巻線と同じ側に巻回されるヒータ巻線は一
次巻線の入力電源電圧の変動の影響を殆んど受けること
がないので、マグネトロンのヒータへは安定した電力が
供給でき、更にマグネトロンからは安定した高周波電圧
が得られる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図を参照して説明する。第
1図は本実施例によるマグネ]・ロン駆動装置の全体回
路図である。図中第11図と同一符号は同一、又は相当
部分を示し詳細な説明は省略する。図中52は本実施例
における昇圧トランスであり、詳細な構成は第2図の昇
圧トランス断面図に示す。
昇圧トランス52は2個1組のE型コア52eを対向さ
せて、且つ適宜量の間隙(ギャップ)を設けて組み合わ
すことによって構成される。また、このギャップAGは
、例えばスペーサによって一定の間隔が保持される。
コア52eの下側に独立に巻いであるのが一次巻線52
aで、ギャップAGを挾んでヒータ巻線52C1二次巻
線52bが巻かれている。二次巻線52bとヒータ巻線
52Cは隣り合わせて巻いてあり、両巻線52b、52
0間の結合係数は大きく、一次巻線52aとは弱く結合
している。
以上のように各巻線52a 、52b 、52cを巻く
ことにより、入力電源電圧vinの変動に対してヒータ
巻1i152cの両端に発生するフィラメント電圧V「
の変化を小さく押えることができる。
この様子は第6図の入力電圧特性に見られる如くヒータ
巻線52cを一次巻線52aあるいは二次巻線52bで
結合を大きくした場合(図中Aによって示す)では、そ
の差異は顕著なものである。
このことから、フィラメントFはほとんど抵抗負荷であ
るのでフィラメントFに供給される電圧はVfで決まり
、Vfが安定していればフィラメン1− Fに供給され
る電圧変動も少ない(図中B)。
これは次のような説明が考えられる。この説明を第3図
のマグネトロンの特性曲線に従って行なう。特性図中、
VBはアノード・カソード間電圧、1[]はマグネトロ
ンを流れる電流で、マグネトロンにある電圧値以上で急
激に電流IBが流れるツェナーダイオードのような曲線
を示す。ここで特性曲線に示すように、定格入力電圧V
ANに対し、入力電圧が±10%変化したとき、VIN
はA点から0点に変動してisの変化は大きいが、それ
に対してVBの変化は非常に小さく略一定である。
従って、二次巻線52bに生じる電圧はマグネトロンの
電極間電圧VBは支配され、入力電圧V+Nが変動して
も発生電圧VBは略一定である。よって、コアにギャッ
プを設け、一次巻線52aと二次巻線52bとの結合を
弱くし、ヒータ巻線52Cと二次巻線52bとの結合を
密に大きくなるようにヒータ巻線520を二次巻線52
bに近接して巻けば、ヒータ巻線に誘起される電圧変動
は小さく、入力電圧変動に対して略一定のヒータ電力を
供給することができる。
以上のことから、例えば商用電源100V±10%の変
動幅に対して、フィラメント電圧Vfはフィラメント電
圧4■の場合、ヒータ巻線52cを二次巻線52bに結
合して±0.12Vすなわち3%の変動であり、一次巻
線52aに結合して±0.4Vすなわち±10%の変動
である。これらの結果から、電m電圧の変動に対してフ
ィラメント電圧■fの変動が大幅に改善され、マグネト
ロンの発振動作が安定することが明確である。
次に上記制御回路9の内部詳細図を第4図に示し、各要
部の信号波形を第5図に示す。
第5図において、aはコンパレータICIの出力電圧、
bはトランジスQ1のベース電圧、CはコンパレータI
C2のマイナス側入力電圧、dはコンパレータIG2.
IC,3の出力電圧、eはコンパレータIC3,IC4
のマイナス側入力電圧、rはコンパレータIC3のプラ
ス側入力電圧、fはコンパレータIC3のプラス側入力
電圧、9はコンパレータIC4のプラス側及びマイナス
側入力電圧、hはコンパレータIC4の出力電圧、iは
コンパレータIC2のプラス側入力電圧、jはトランジ
スタ8のベース・エミッタ間電位VBE。
にはトランジスタ8のコレクタ・エミッタ間電位VCE
11はトランジスタ8のコレクタよりダイオード7へ流
れるコレクタ電流ICを示す。
また、第7図(A)〜(D)は本発明に係る昇圧トラン
スの他の実施例を示すものであって、同図(A)は一次
巻線52aとヒータ巻線52Cの間に二次巻線52bを
設けたものである。この場合第2図に示す昇圧トランス
に比較してヒータ巻線52Gと一次巻線52aとの結合
が更に弱くなり、入力電圧変動に対するフィラメント加
熱電力の安定度は増すことになる。しかし、反面、ヒー
タ巻線52cに発生する起電力が第2図の場合より小さ
くなるので、その分巻線を増やす必要がある。このとき
、高周波電流による表皮効果を加味した巻線の発熱によ
る電力消費は第2図の場合よりも大きくなる。尚、コア
形状に関していえば、第2図と第7図(A)のものはE
型コアにて構成したが、第7図(B)、(C)に示すよ
うにU型コアでも良い。
更に第2図及び第7図(A)において一次巻線ボビン5
2fと二次巻線ボビン521Jとの間に空気層を構成し
た例を示したが、空気層を無くし、一次、巻1!52a
とヒータ巻線52C1又は一次巻線52aと二次巻線5
2bとの結合度をこの例よりも高くしても良く、このた
め二次巻線ボビン52[の一部がコアに形成されるギャ
ップAGよりも一次巻線52a側に配置されても問題は
ない。
要は二次巻1152bとヒータ巻線52cが密に結合す
るように、二次巻線52bとヒータ巻線52Cを近接し
て巻く事であり、従って第7図(D)のような構成の昇
圧トランスであってもよい。
尚、上記実施例では、ヒータ巻線520を一次巻1i1
52aが二次巻線52bの何れか一方に近接してコア5
2eに巻いたが第8図に示す如く、ヒータ巻線52cを
520t 、52C2と分割して設け、一方を一次巻線
52aと近接して、もう−方は二次巻@52bと近接し
て設けると共に、この分割したヒータ巻線52c 1.
52c 2を直列に接続づることによってマグネトロン
のフィラメントを加熱するような昇圧トランスを構成し
ても良い。第8図に示す昇圧トランスは磁路をE型コア
52e、52eを組み合わすことによって構成し、下側
からヒータ巻線52(j+、一次巻線52a1ギヤツプ
AGをはさんで、分割して巻いであるもう一方のヒータ
巻線52C2,二次巻線52bを示す。この分割して巻
いたヒータ巻線は52C1,52C2は各々一次巻線5
2a、52bと結合のよい巻方となっている。
このように、先ず一次巻線52aと二次巻線52b間に
ギャップAGを設け、結合状態が悪くなっているので、
入力インピーダンスが高くなり、第3図に示す如く回路
に必要であったコイル51dを省略できる。更に、第、
3図のマグネトロンの動特性曲線で明らかな如く、二次
巻線52bにヒータ巻線52C2を密に結合するように
巻けば変動を抑えることができる。
また、連続運転した時、マグネトロンの動作特性は第9
図のように温度上昇によってA線からB線に変化する。
しかし、入力側一次巻線52aの変化は生じていないの
でこれにヒータ巻線5201を密に巻けばこのような場
合においてもフィラメントFに供給する電力の変動を第
3図に示す如く小さくすることができる。従って第8図
のような構成の昇圧トランスではヒータ巻線が分割して
、一次、二次巻線52a、52bと密に巻いであるので
入力電源電圧の変動においても、連続動作においてマグ
ネトロンの動作特性の変動があっても、フィラメントに
供給する電力の変動を小さく抑えることができる。
第8図において、一次巻線用ボビン52fと二次巻線用
ボビン52(+との間に、空気層を構成した例を示した
が、この空気層を無くし一次巻線52aと二次巻線52
b、一次巻線52aとヒータ巻線52C1又は二次巻1
152bとヒータ巻線52Cとの結合度をこの例J−り
高くしてもかまわない。又、このために、二次巻線用ボ
ビン52fの一部がコアギャップよりも一次巻線側に配
置されてもかまわない。重要なのは各々のと−分巻線5
2G+ 、5202が一次、二次巻線52a、52bと
、各々密に結合するようにヒータ巻線を分解して各々を
、一次、二次巻線52a、52b各々と近接して巻くこ
とである。従って第10図(A)、第10図(C)のよ
うな構成であってもかまわない。
又本実施例では、コアの材質としてフェライトを使用し
たが、これに限定されずアモルファスコア等高周波での
発振損失の少ないコアなら何でも良い。
更に、コア形状は第8図ではE型コアにて構成したが、
同一番号を付けた第10図に示すU型コア等でもかまわ
ない。更に又、第10図(A)ど同様に二次巻線と結合
がよくなるよう近接して設けた分割ヒータ巻1152C
2をギャップAGとは反対側に近接して設けてもよい。
あるいは、実施例ではボビン構成は一次巻線52aとヒ
ータ巻線52C+用1つ、二次巻線とヒータ巻線525
2C2用で1つと別々に構成したが、3つの巻線を1体
のボビンに巻いても、1つ1つ別々に4つのボビンで構
成しても、二次巻線用に1つ、分割して巻くヒータ巻I
!52c+ 、52C2と一次巻線用に1つのボビン構
成でもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば変圧器の一次巻線と二次
巻線の間に漏磁手段を設けて磁束が漏洩するようにする
と共に、マグネトロンのヒータに電力を供給するための
ヒータ巻線を二次巻線と結合が大きくなるよう隣り合わ
せて設けるような構成にしたため、ヒータ電圧は一次巻
線側の入力電源電圧変動の影響を受けることなく安定し
た状態で電子を放出できマグネトロンから安定した高周
波電圧出力が得られると共に、ヒータ巻線を変圧器に一
体化したため小型軽量化した低コスi−のマグネトロン
駆動装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例によるマグネトロン駆動装置
の全体回路図、第2図は本実施例に用いられる昇圧トラ
ンスの断面図、第3図はマグネトロン動作特性図、第4
図は本実施例に用いられる制御回路の回路図、第5図は
制御回路の各基部の波形図、第6図は昇圧トランスの入
力電圧特性図、第7図、第8図、第10図は他の実施例
による昇任トランスの断面図、第9図は温度上昇時のマ
グネトロン動作特性図、第11図は従来のマグネトロン
駆動装置の全体回路図、第12図は他の金 従来装置の廊体回路図、第13図は従来の昇圧トランス
の断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周波数変換器により変換出力された高周波電力を
    変圧器の一次巻線に入力し、この変圧器の二次巻線から
    出力される高圧電力を整流してマグネトロンのアノード
    へ供給すると共に、前記変圧器のヒータ巻線から出力さ
    れる電力をマグネトロンのヒータへ供給するようにした
    マグネトロン駆動装置において、 前記変換器の一次巻線と二次巻線によつて形成される磁
    路中に、当該磁路の漏れ磁束を増大せしめる漏磁手段を
    配設するとともに、この漏磁手段を挾み、一次巻線に対
    向する位置に二次巻線とヒータ巻線を巻回したことを特
    徴とするマグネトロン駆動装置。
  2. (2)前記漏磁手段は、一次巻線を巻回するコアと、二
    次巻線およびヒータ巻線を巻回するコアとの間に形成さ
    れる間隙であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のマグネトロン駆動装置。
  3. (3)前記ヒータ巻線は間隙を介して設けられた各コア
    に分割して巻回し、各巻線を直列接続したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項および第2項記載のマグネト
    ロン駆動装置。
JP62306927A 1987-12-04 1987-12-04 マグネトロン駆動装置 Pending JPH01149338A (ja)

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US07/259,707 US4858095A (en) 1987-12-04 1988-10-19 Magnetron drive apparatus
EP88117592A EP0318695B1 (en) 1987-12-04 1988-10-21 Magnetron drive apparatus
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