JPS63175405A - 絶縁パルストランス - Google Patents

絶縁パルストランス

Info

Publication number
JPS63175405A
JPS63175405A JP723487A JP723487A JPS63175405A JP S63175405 A JPS63175405 A JP S63175405A JP 723487 A JP723487 A JP 723487A JP 723487 A JP723487 A JP 723487A JP S63175405 A JPS63175405 A JP S63175405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
divided
primary
pulse transformer
bobbin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP723487A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Matsumura
松村 知也
Yasushi Fujita
藤田 恭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP723487A priority Critical patent/JPS63175405A/ja
Publication of JPS63175405A publication Critical patent/JPS63175405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は絶縁パルストランスに関し、特にスイッチング
レギュレータのメイントランスとして好適に用いられる
絶縁パルストランスに関する。
(従来の技術) スイッチングレギュレータの一種として知られているフ
ライバックコンバータは第6図のような回路構成となっ
ている。
同図において、ACは商用交流電源であり、DBは整流
用のダイオードブリッジであり、C1は平滑用コンデン
サ、TRは1次側コイルPと2次側コイルSとを有゛す
る絶縁パルストランス、この1次側コイルPにはスイッ
チングトランジスタQが直列接続されている。2次側コ
イルSにはダイオードD1及びコンデンサC2からなる
整流平滑回路が接続されている。
次に第7図の波形図をも参照して前記回路の概略動作を
説明する。
トランジスタQのスイッチングにより、トランスTRの
1次側コイルPに供給される電流は第7図1cのように
オン、オフを繰り返す電流波形となり、1次側コイルP
に誘起される電圧EC,はIcのターンオフ時に立上る
繰り返し電圧となる。
そして、2次側コイルSには誘起電圧ECのオフ期間に
流れる波形Ioの電流が生ずる。すなわち、この種のコ
ンバータは、商用入力電圧を直流に整流し、この直流電
圧を再度高速スイッチングしてトランスの1次側に供給
することによってトランスの2次側から安定化出力を得
るものである。尚、実際には、2次側から1次側への帰
還回路並びに安定化出力を得るための制御回路が接続さ
れるが、ここでは説明の便宜上、それらを省略している
ところで、この種の回路に使用される絶縁パルストラン
スは、コアのギャップに励磁エネルギーを蓄積し、ター
ンオフ時に蓄積された励磁エネルギーを電流に変換して
出力するものである。
従って、1次側コイルと2次側コイルとの結合度が低い
と両者間の相互インダクタンスや1次側コイルから見た
2次側コイルのり一ケージ(m洩)インダクタンスによ
ってターンオフ動作時に奇生振動が生じ、第7図のEC
波形に示すようなスパイク電圧SPが発生する。この奇
生振動は2次側コイルに得られる出力波形の乱れとなり
、それが損失となって表れるのでコンバータの効率低下
を招くという大きな問題に発展する。
以上の間m点を解決するために従来は第8図及び第9図
に示すような構造のトランスを使用していた。
第8図に示すものは、いわゆる二重ボビン方式と呼ばれ
るものであり、内側ボビンB1に1次側コイルPを巻回
し、外側ボビンB2に2次側コイルSを巻回したもので
ある。
第9図に示すものは、いわゆるテープ介在方式とも言う
べきものであり、1つのボビンB3の1段目に1次側コ
イルPを巻回し、それに重ねて2段目に絶縁テープTP
を巻回し、その上に3段目として2次側コイルSを巻回
して積層状態としたものである。
(発明、が解決しようとする問題点) 前記第8図に示す二重ボビン構造にあっては、内外にボ
ビンを配置すると共に、内側のコイル巻回に際してはボ
ビンの仕切壁の高さ迄コイルを巻回することはできず、
ある程度の距離を残さざるを得ないことより、1次、2
次側コイル間の間隔Wを近接させることができないので
、充分な結合度を確保できず、従ってリーケージインダ
クタンスも大きくなり、好ましくないという問題を有し
ていた。
前記第9図に示すテープ介在方式のものについては、1
次、2次側コイル間の距離は絶縁テープTPの厚みだけ
であるため、極めて高い結合度を得ることができるとい
う利点を有している。しかしながら、柔軟性を有する絶
縁テープを用いているので、使用中にボビン壁面との接
触部近傍が変形し、2次側コイルSが1次側コイルP方
向に落ち込む(段落ち)現象が生ずることが多く、製品
安全規格で要求されている沿面距離を確保できないとい
う大きな問題を有していた。かかる安全規格の要求に答
えるためには段落ち防止用絶縁部材の設置等が必要にな
るが、こうなると工業性に適さないこととなり、また、
巻線の途中で絶縁テープを巻回しなければならないため
自動巻回作業になじまず、これらと相まって実用品とし
て製作できないこととなる。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、フライ
バックコンバータ用のトランス等の如く1次、2次コイ
ル間の結合度の高いトランスとして好適であり、かつ、
製品の安全規格を満足するものでありながら、量産性、
工業性に優れたものでおる絶縁パルストランスを提供す
ることを目的とするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 前記問題を解決するために本発明は、1次側コイルに商
用電源を高速スイッチングして得られる信号が印加され
、2次側コイルから安定化出力を得るようにされた絶縁
パルストランスにおいて、コアが挿置されるコイルボビ
ンを有し、このコイルボビンはコイル巻軸方向に沿って
設けられた仕切壁によって区画形成された複数のコイル
巻回部を有し、前記1次側コイル及び2次側コイルはそ
れぞれ複数に分割されると共に、各分割コイルは1次側
分割コイルと2次側分割コイルとが相隣接するように交
互に前記コイル巻回部に巻回するように構成した。
(作 用) 1次、2次側コイルをそれぞれ細分割し、交互に巻回し
ているので結合度が高く、また絶縁テープを用いないの
で沿面距離を確保でき、自動巻回作業が可能なので量産
性、工業性に優れたものとなる。
(実施例) 次に第1図乃至第4図を用いて本発明の一実施例を説明
する。第1図は斜視図、第2図は第1図のA−A−線断
面図、第3図は第1図のB−B−線断面図、第4図は等
価回路図である。
第1図は本発明のトランスに用いられるボビンの構造の
一例を示す斜視図である。
これは、適当な絶縁材料を用いてコイル巻軸方向に沿う
筒状部1と、この筒状部1の外周に設けられ、コイル巻
軸方向に沿って所定間隔毎に配置された複数個(図では
7個)の環状仕切壁10a〜10f、’11を一体的に
構成したものである。
最下部の仕切壁11底面には複数の端子5a。
5b、5c、5d・・・を植設した端子台14が同じく
一体的に形成されている。各仕切壁に区画された筒状部
がそれぞれのコイル巻回部となる。ここで、図示上方か
ら2番目、4番目、6番目の仕切壁10b、10d、1
0fの図示右方向端部にはそれぞれコイル端末案内用切
欠部12a、’!2C。
12eが形成され、他の仕切壁10G、10eの図示左
方向端部にはコイル端末案内用切欠部12b、12dが
形成されている。また、最下段の仕切壁11には図示左
右双方にコイル端末案内用切欠部11a、11bが形成
されている。さらに、端子台14の図示左右端部にはそ
れぞれ交互に内外に配置されるようにして端子5a〜5
G・・・が植設されている。
このようなコイルボビンを用いて各コイルを第2図及び
第3図に示すように巻回する。即ち、第2図に示すよう
に最上段のコイル巻回部101aには1次側コイルP1
の分割コイルP1tを、次の段のコイル巻回部101b
には2次側コイル31 −の分割コイルS11、次のコ
イル巻回部101Cには1次側コイルP1の分割コイル
P12、コイル巻回部101dには2次側コイルS1の
分割コイル512、コイル巻回部101eには1次側コ
イルP1の分割コイルP13、コイル巻回部101fに
は2次側コイルS1の分割コイルS13の如く巻回する
。このコイル巻回は自動巻線機を用いて容易に行えるも
のでおる。このようにして、各分割コイルは1次側分割
コイルと2次側分割コイルが相隣接するように交互に巻
回配置されることとなる。
尚、3,4はコアを示している。
そして、各分割コイルの端末は第3図の如く引き出され
る。つまり、1次側分割コイルP11゜PI3.P+3
の端末13pH,13P12.13P13は同一方向(
図示右側)に引き出され、各案内用切欠部12a、12
c、12e、11bを介して所定の端子に接続される。
他方の2次側分割コイルSr1,312,313の端末
13Stt 、 13S12 。
13S13は1次側分割コイルとは反対側の同一方向(
図示左側)に引き出され、各案内用切欠部12b、12
d、11aを介して所定の端子に接続されることとなる
この結果第4図の等価回路に示すような絶縁パルストラ
ンスを得ることができる。
以上のような構造のトランスを用いて特性の試験をした
結果を従来例との比較において第1表に示す。
同表において、工は第8図に示した二重ボビン方式の従
来例であり、■は第9図において示したテープ介在方式
の従来例である。各側において1次側コイルの巻数は4
6ターン、2次側コイルは27ターンでおる。そして、
■例における絶縁テープの厚みは0.05mXa層とし
た。更に、本発明の各分割コイル間の仕切壁の厚みを0
.88とした。
第1表 この結果から明らかなように、1例はフライバックコン
バータのトランスとして使用することは不利でおるが、
本発明のものは■例とほぼ同等の結合度を有しているこ
と虞なるので上記トランスとして十分良好なものである
と言える。
このように結合度を良好にすることができるのは、1次
側コイルと2次側コイルをそれぞれ分割すると共に、交
互に配置したため、各コイルから誘起される磁束が相互
に影響し合い、均一に分布することによる。
また、上記実施例では分割された1次側コイルと2次側
コイルのそれぞれの端末を反対方向に導いて端子に接続
するようにしているので、1次。
2次側コイル間の絶縁が極めて良好となり、短絡等の問
題を生ずることがないという利点をも有する。
本発明は前記実施例に限定されず、種々の変形実施が可
能である。例えば第5図に示すように、1次側コイルP
1及び2次側コイルS1の他に別のコイルP2.32を
有する場合は、コイル巻回部を追加して巻装するか、あ
るいは前記実施例のコイル巻回部のどれかの間に介在さ
せるようにしてもよい。
本発明はフライバックコンバータに限らずフォワード方
式の如く他の方式を用いたコンバータの絶縁パルストラ
ンスとして広く適用できる。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、1次、2次側コイルをそ
れぞれ細分割して、分割された巻回部を有するボビンに
交互配置に巻回しているので、相互の磁束が影響し合い
結合度の高い絶縁パルストランスを得ることができる。
しかも、各コイル間の距離はボビンの仕切壁の厚みで決
まるのでそれを十分薄くすることによって結合度を高く
設定できる。
また、絶縁テープを介在させないので沿面距離を安全規
格内に容易に設定でき、ざらに、自動巻線作業を適用で
きる構造であるので量産性、工業性に優れた絶縁パルス
トランスを提供することがきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いられるコイルボビンの斜視図、第
2図は第1図のA−A−断面図、第3図は第1図のB−
B−断面図、第4図は等価回路図、第5図は他の実施例
を説明するための等価回路図、第6図は本発明が適用さ
れるコンバータの回路図、第7図はその動作説明波形図
、第8図は従来の二重ボビン構造のトランスの断面図、
第9図は従来のテープ介在構造のトランスの断面図であ
る。 3.4・・・コア、5,5a乃至5d・・・端子、10
a乃至10f、11・・・仕切壁、11a、11b、1
2a乃至12 d ・・・案内用切欠部、 14・・・端子台、 101a乃至101f・・・コイル巻回部、Pl・・・
1次側コイル、Sl・・・2次側コイル、Pn 、 P
l2 、 Pe3・・・1次側分割コイル、S+t 、
 S12 、 Sta・・・2次側分割コイル。 第  1 図 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1次側コイルに商用電源を高速スイッチングして
    得られる信号が印加され、2次側コイルから安定化出力
    を得るようにされた絶縁パルストランスにおいて、コア
    が挿置されるコイルボビンを有し、このコイルボビンは
    コイル巻軸方向に沿つて設けられた仕切壁によつて区画
    形成された複数のコイル巻回部を有し、前記1次側コイ
    ル及び2次側コイルはそれぞれ複数に分割されると共に
    、各分割コイルは1次側分割コイルと2次側分割コイル
    とが相隣接するように交互に前記コイル巻回部に巻回さ
    れてなることを特徴とする絶縁パルストランス。
  2. (2)前記各分割コイルの端末は1次側と2次側がそれ
    ぞれ反対方向に引き出されている特許請求の範囲第1項
    記載の絶縁パルストランス。
  3. (3)前記ボビンの各仕切壁は交互に反対方向端面にコ
    イル端末引出し用案内部が形成されている特許請求の範
    囲第1項記載の絶縁パルストランス。
JP723487A 1987-01-14 1987-01-14 絶縁パルストランス Pending JPS63175405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP723487A JPS63175405A (ja) 1987-01-14 1987-01-14 絶縁パルストランス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP723487A JPS63175405A (ja) 1987-01-14 1987-01-14 絶縁パルストランス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63175405A true JPS63175405A (ja) 1988-07-19

Family

ID=11660303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP723487A Pending JPS63175405A (ja) 1987-01-14 1987-01-14 絶縁パルストランス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63175405A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02184203A (ja) * 1989-01-05 1990-07-18 Toshiba Corp 電気車の駆動装置
WO1998057339A1 (fr) * 1997-06-13 1998-12-17 Samwha Tecom Co., Ltd. Transformateur a fentes
JP2006108667A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Greatchip Technology Co Ltd インバータ変圧器
CN103065773A (zh) * 2011-10-24 2013-04-24 中国科学院微电子研究所 低噪声的开关电源变压器及低噪声开关电源
EP3373312A1 (en) * 2017-03-10 2018-09-12 Omron Corporation Transformer and dc-dc converter
JP2021086946A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社デンソー パルストランス

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02184203A (ja) * 1989-01-05 1990-07-18 Toshiba Corp 電気車の駆動装置
WO1998057339A1 (fr) * 1997-06-13 1998-12-17 Samwha Tecom Co., Ltd. Transformateur a fentes
JP2006108667A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Greatchip Technology Co Ltd インバータ変圧器
US7365501B2 (en) 2004-09-30 2008-04-29 Greatchip Technology Co., Ltd. Inverter transformer
CN103065773A (zh) * 2011-10-24 2013-04-24 中国科学院微电子研究所 低噪声的开关电源变压器及低噪声开关电源
EP3373312A1 (en) * 2017-03-10 2018-09-12 Omron Corporation Transformer and dc-dc converter
US10643783B2 (en) 2017-03-10 2020-05-05 Omron Corporation Transformer and DC-DC converter
JP2021086946A (ja) * 2019-11-28 2021-06-03 株式会社デンソー パルストランス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9224530B2 (en) Power supply apparatus
US5847518A (en) High voltage transformer with secondary coil windings on opposing bobbins
US9153371B2 (en) Coil device
KR20070053170A (ko) 평면 고전압 변압기장치
JPH048928B2 (ja)
KR101995737B1 (ko) 트랜스포머 및 트랜스포머의 제조방법
JPH07283038A (ja) トランス
JPS63175405A (ja) 絶縁パルストランス
EP2869317B1 (en) Transformer and high voltage power supply apparatus having the same
JPH07283037A (ja) トランス
JPH02178905A (ja) コンバータトランス
US20190371512A1 (en) Integrated magnetic assemblies and methods of assembling same
JP2674107B2 (ja) 高圧トランス
JP2000260640A (ja) 出力トランス
EP3373312B1 (en) Transformer and dc-dc converter
JPS6154607A (ja) トランス
CN220357946U (zh) 一种变压器
JP3173264B2 (ja) フライバックトランス
KR101240269B1 (ko) 키입력회로의 절연변압기
JPH10149927A (ja) 電子部品
JPH02198113A (ja) 溶接用高周波変圧器
JP2002237421A (ja) スイッチング電源用トランス
JP2737934B2 (ja) スイッチング電源装置
US5726618A (en) Planar transductor
JPH0624983Y2 (ja) 高周波加熱装置の昇圧トランス