JPH0728294Y2 - 表層機構 - Google Patents
表層機構Info
- Publication number
- JPH0728294Y2 JPH0728294Y2 JP15226989U JP15226989U JPH0728294Y2 JP H0728294 Y2 JPH0728294 Y2 JP H0728294Y2 JP 15226989 U JP15226989 U JP 15226989U JP 15226989 U JP15226989 U JP 15226989U JP H0728294 Y2 JPH0728294 Y2 JP H0728294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- magnet
- sheet
- wall surface
- ultra
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は室内あるいはエレベーターの壁面、扉等、内外
装に用いられる、取り替え自在な表層機構に関するもの
である。
装に用いられる、取り替え自在な表層機構に関するもの
である。
従来の技術 従来、壁面や扉面の外装は塗装又はいわゆる壁紙を貼着
することが一般に行われ、貼着手段として接着剤の用い
られことが多いが、裏面を着磁面とした壁装材の場合は
磁性体の壁面に磁力によって固定する手段が採られる。
することが一般に行われ、貼着手段として接着剤の用い
られことが多いが、裏面を着磁面とした壁装材の場合は
磁性体の壁面に磁力によって固定する手段が採られる。
考案が解決しようとする課題 上記のように壁紙等の壁装材の貼着手段に接着剤を用い
た場合は皺や中空部が無いように、全面又は縞や格子状
に接着剤層を設ける。このため、貼り替え時に剥がしに
くく、壁面に接着剤が残るため、次の壁紙を貼る前の壁
面処理が煩雑である。また、磁石により壁面に吸着させ
たものは剥がすことは簡単であるが、マグネットシート
の周縁あるいはシートとシートとの継目部分から湿気や
微細なほこり、場所によっては水滴等が侵入し、壁面や
マグネットシートを損傷することがあり、また、簡単に
剥がせるため、盗難やイタズラで剥がされることがあっ
た。
た場合は皺や中空部が無いように、全面又は縞や格子状
に接着剤層を設ける。このため、貼り替え時に剥がしに
くく、壁面に接着剤が残るため、次の壁紙を貼る前の壁
面処理が煩雑である。また、磁石により壁面に吸着させ
たものは剥がすことは簡単であるが、マグネットシート
の周縁あるいはシートとシートとの継目部分から湿気や
微細なほこり、場所によっては水滴等が侵入し、壁面や
マグネットシートを損傷することがあり、また、簡単に
剥がせるため、盗難やイタズラで剥がされることがあっ
た。
本考案は貼り替えが容易であると共に壁面とシート間へ
の湿気等の侵入を防止でき、かつ、盗難やイタズラによ
る剥離が行われにくく、シート全体としては密着性の優
れた表層機構を提供しようとするものである。
の湿気等の侵入を防止でき、かつ、盗難やイタズラによ
る剥離が行われにくく、シート全体としては密着性の優
れた表層機構を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記のような従来の欠点を解消したもので、磁
性面に貼着したマグネットシートの、周縁部および複数
枚を互いに当接して成る継目部に、粘着剤、接着剤又は
粘着若しくは接着テープから成る極薄接着層を装架して
表層機構を構成したものである。
性面に貼着したマグネットシートの、周縁部および複数
枚を互いに当接して成る継目部に、粘着剤、接着剤又は
粘着若しくは接着テープから成る極薄接着層を装架して
表層機構を構成したものである。
作用 本考案は上記のような構成を採ったので、マグネットの
周縁は粘着剤又は接着剤による接着力とマグネットの吸
着力とによって密着し、広い面積に複数のマグネットシ
ートを貼り合わせた場合も、極薄接着層によってシート
継目部の隙間を塞ぐ状態となり、周縁と同様に継目部に
おける壁面とシートとの密着性が高く、簡単には剥がれ
ない。また、継目部から湿気や水滴が侵入することを防
止できる等の作用を有する。
周縁は粘着剤又は接着剤による接着力とマグネットの吸
着力とによって密着し、広い面積に複数のマグネットシ
ートを貼り合わせた場合も、極薄接着層によってシート
継目部の隙間を塞ぐ状態となり、周縁と同様に継目部に
おける壁面とシートとの密着性が高く、簡単には剥がれ
ない。また、継目部から湿気や水滴が侵入することを防
止できる等の作用を有する。
実施例 以下、本考案の一実施例を示した図面に従って説明す
る。
る。
1は磁性体から成る壁面、2、3はマグネットシート
で、端縁を互いに突き合わせた状態で貼着したマグネッ
トシートで、プラスチックスバインダーを用い可撓性を
有するマグネット層4、5と着色又は模様を施した表装
材6、7とを密着一体化して成るものである。8はマグ
ネットシート2、3を互いに突き合わせた継目部、9、
10は粘着テープから成る極薄接着層で、マグネットシー
ト2、3の継目部8に沿ってマグネット層4,5側に貼着
されている。粘着テープ10は継目部8でマグネットシー
ト2、3の端縁部を装架するように貼着し、突き合わせ
状態の継目部に僅少な間隙があっても塞ぐように貼着さ
れている。尚、マグネットシートは可撓性を有する場合
に限らず、硬質の場合もあり、マグネットの素材は上記
実施例に限るものではない。また、極薄接着層は粘着テ
ープに限らず接着テープあるいは粘着材または接着剤を
シート端縁に薄く塗布して形成することもある。
で、端縁を互いに突き合わせた状態で貼着したマグネッ
トシートで、プラスチックスバインダーを用い可撓性を
有するマグネット層4、5と着色又は模様を施した表装
材6、7とを密着一体化して成るものである。8はマグ
ネットシート2、3を互いに突き合わせた継目部、9、
10は粘着テープから成る極薄接着層で、マグネットシー
ト2、3の継目部8に沿ってマグネット層4,5側に貼着
されている。粘着テープ10は継目部8でマグネットシー
ト2、3の端縁部を装架するように貼着し、突き合わせ
状態の継目部に僅少な間隙があっても塞ぐように貼着さ
れている。尚、マグネットシートは可撓性を有する場合
に限らず、硬質の場合もあり、マグネットの素材は上記
実施例に限るものではない。また、極薄接着層は粘着テ
ープに限らず接着テープあるいは粘着材または接着剤を
シート端縁に薄く塗布して形成することもある。
上記のように構成した場合、マグネットシート全体は壁
面1に磁石によって密着されるが、その周縁部及び複数
枚を突き合わせた継目部は極薄接着層を設けたことによ
り、粘着剤又は接着剤と磁石の吸着力とが相俟って貼着
され、より強固に固定される。
面1に磁石によって密着されるが、その周縁部及び複数
枚を突き合わせた継目部は極薄接着層を設けたことによ
り、粘着剤又は接着剤と磁石の吸着力とが相俟って貼着
され、より強固に固定される。
マグネットシートが剥がれる場合は必ず端縁部から剥が
れるので、端縁部を強固に固定したことにより剥がれを
防止できると共に複数枚を貼り合わせた場合、継目部分
の隙間を極薄接着層によって塞ぐことができ、隙間から
の湿気や水分の侵入を防止できる。
れるので、端縁部を強固に固定したことにより剥がれを
防止できると共に複数枚を貼り合わせた場合、継目部分
の隙間を極薄接着層によって塞ぐことができ、隙間から
の湿気や水分の侵入を防止できる。
考案の効果 本考案は上記のような構成及び作用を有するので、マグ
ネットシートを剥がそうとしても容易に剥がすことがで
きず、盗難やイタズラを防止でき、貼り替えの場合はマ
グネットシートの周縁部分さえ外せば、他の広い面積は
極薄接着層が設けられていないので簡単に取り外すこと
ができる。また、複数枚を貼り合わせた継目部の隙間が
塞がれ、湿気や水分の侵入を防止したため温度や湿度
等、環境の変化に対しても壁面やマグネットシートを貼
着した内面に悪影響を受けにくく、損傷するおそれがな
い等の効果を有する。
ネットシートを剥がそうとしても容易に剥がすことがで
きず、盗難やイタズラを防止でき、貼り替えの場合はマ
グネットシートの周縁部分さえ外せば、他の広い面積は
極薄接着層が設けられていないので簡単に取り外すこと
ができる。また、複数枚を貼り合わせた継目部の隙間が
塞がれ、湿気や水分の侵入を防止したため温度や湿度
等、環境の変化に対しても壁面やマグネットシートを貼
着した内面に悪影響を受けにくく、損傷するおそれがな
い等の効果を有する。
第1図は本考案による表層機構の一実施例を示した要部
平面図、第2図は同、拡大断面図である。 1…壁面、2、3…マグネットシート 8…継目部、9、10…極薄接着層
平面図、第2図は同、拡大断面図である。 1…壁面、2、3…マグネットシート 8…継目部、9、10…極薄接着層
Claims (1)
- 【請求項1】磁性面に貼着したマグネットシートの、周
縁部および複数枚を互いに当接して成る継目部に、粘着
剤、接着剤又は粘着若しくは接着テープにより極薄接着
層を装架したことを特徴とする表層機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15226989U JPH0728294Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 表層機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15226989U JPH0728294Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 表層機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0389824U JPH0389824U (ja) | 1991-09-12 |
JPH0728294Y2 true JPH0728294Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31698540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15226989U Expired - Lifetime JPH0728294Y2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 表層機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0728294Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020255434A1 (ja) * | 2019-06-19 | 2020-12-24 | 株式会社マルチスペース | 壁化粧材及び壁化粧材施工方法 |
JP7057604B1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-04-20 | ニチレイマグネット株式会社 | 磁性壁及び磁性表示機構並びにその施工方法 |
JP7056991B1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-04-19 | ニチレイマグネット株式会社 | 磁性壁及び磁性表示機構並びにその施工方法 |
JP7056992B1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-04-19 | ニチレイマグネット株式会社 | 磁性壁及び磁性表示機構並びにその施工方法 |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP15226989U patent/JPH0728294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0389824U (ja) | 1991-09-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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